JPH11136652A - テレビカメラの遠隔操作装置 - Google Patents

テレビカメラの遠隔操作装置

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JPH11136652A
JPH11136652A JP9300748A JP30074897A JPH11136652A JP H11136652 A JPH11136652 A JP H11136652A JP 9300748 A JP9300748 A JP 9300748A JP 30074897 A JP30074897 A JP 30074897A JP H11136652 A JPH11136652 A JP H11136652A
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JP
Japan
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television camera
camera
dial
terminal
tone signal
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JP9300748A
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English (en)
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Hideo Nakazawa
秀夫 中澤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作側にはテレビ電話の端末装置以外に別途
リモコン装置を必要とせず、テレビ電話の端末装置で被
操作側端末のテレビカメラを遠隔操作することができる
テレビカメラの遠隔操作装置を提供すること。 【解決手段】 本発明のテレビカメラの遠隔操作装置1
0は、テレビカメラ3と、テレビカメラ3を支持しモー
タで指向させる電動雲台4と、入力されたプッシュホン
のダイヤルトーン信号を識別してダイヤルトーン信号に
対応する操作コマンドを発生させ、電動雲台4を駆動し
てテレビカメラ3を指向させたり、テレビカメラ3のズ
ーミングをさせたりするカメラ操作装置とを有する。操
作側端末であるテレビ電話機6のプッシュホン機能によ
るダイヤルトーン信号で、電動雲台4およびテレビカメ
ラ3の操作が一通りできるので、操作側端末に特別なリ
モコン装置が必要にならないので、操作側端末を安価に
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電話の技術
分野に属し、より詳しくはテレビカメラを遠隔操作する
ことができるテレビ電話の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ電話において、被操作側の
端末に遠隔操作可能なテレビカメラを有する場合には、
操作側の端末から電話回線を通じて操作信号を送る際
に、専用のリモコン装置を必要としていた。すなわち、
操作側のテレビ電話の端末そのものだけでは、被操作側
のテレビカメラを操作することができず、テレビカメラ
を遠隔操作するための専用のリモコン装置を必要として
いた。
【0003】従来技術によるテレビカメラのリモコン装
置としては、テレビ電話用のものではないが、例えば特
開平6−121215号公報や特開平5−130482
号公報に開示されているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、被操
作側のテレビカメラを操作する上で、操作側にはテレビ
電話の端末装置以外に別途リモコン装置を必要とせず、
テレビ電話の端末装置でテレビカメラを遠隔操作するこ
とができるテレビカメラの遠隔操作装置を提供すること
を解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するために、発明者は以下の手段を発明し
た。 (第1手段)本発明の第1手段は、請求項1記載のテレ
ビカメラの遠隔操作装置である。本手段では、本手段に
接続されているテレビ電話の端末装置に電話回線がつな
がると、本手段のカメラ操作装置にも電話回線からの音
声信号が入力される。カメラ操作装置の内部では、先ず
レシーバ部が、入力された音声信号に含まれるプッシュ
ホンのダイヤルトーン信号を識別し、どのダイヤルキー
に対応するダイヤルトーン信号であるかを判別する。次
に信号デコード部は、レシーバ部で識別されたダイヤル
トーン信号に対応する操作コマンドを発生させ、モータ
駆動部に入力する。最後にモータ駆動部は、入力された
操作コマンドに対応して電動雲台を駆動し、もってテレ
ビカメラを所望の方向に指向させる。
【0006】それゆえ、操作側のテレビ電話の端末装置
で、所望の操作に対応するダイヤルキーを押して所定の
ダイヤルトーン信号を送信すれば、被操作側のテレビ電
話の端末機に接続されている本手段に上記ダイヤルトー
ン信号が入力される。その結果、前述のように本手段の
テレビカメラの遠隔操作装置が作用して、テレビカメラ
を所望の方向に指向させる遠隔操作が可能になる。
【0007】したがって本手段によれば、操作側にはプ
ッシュホン機能付きのテレビ電話の端末装置があれば別
途リモコン装置を必要とせず、テレビ電話の端末装置で
テレビカメラを遠隔操作することができるようになると
いう効果がある。また、万一操作側の電話機がパルス発
信式であった場合にも、トーンダイヤラ等のようにダイ
ヤルトーン信号を発生させる装置があれば、やはり操作
側の電話機からテレビカメラを遠隔操作することが可能
である。
【0008】(第2手段)本発明の第2手段は、請求項
2記載のテレビカメラの遠隔操作装置である。本手段で
は、ダイヤル番号4に対応するダイヤルキーを押す操作
がテレビカメラを左右の一方に振る操作に対応してお
り、ダイヤル番号6に対応するダイヤルキーを押す操作
がテレビカメラを左右の他方に振る操作に対応してい
る。同様に、ダイヤル番号2に対応するダイヤルキーを
押す操作がテレビカメラを上下の一方に振る操作に対応
しており、ダイヤル番号8に対応するダイヤルキーを押
す操作がテレビカメラを上下の他方に振る操作に対応し
ている。すなわち、番号4,6のダイヤルキー操作でテ
レビカメラを左右にパンする遠隔操作ができ、番号2,
8のダイヤルキー操作でテレビカメラを上下にチルトす
る遠隔操作ができるように、ダイヤルトーン信号と操作
コマンドとの対応付けがなされている。
【0009】ここで、番号2,4,6,8のダイヤルキ
ーは、番号5のダイヤルキーを中心としてそれぞれ上、
左、右、下に位置しているので、プッシュホンのダイヤ
ルキー操作とテレビカメラの指向操作とが直覚的に関連
づけられている。それゆえ、テレビカメラの操作者は、
プッシュホンのダイヤルキーによるパン操作およびチル
ト操作を抵抗感なく容易に覚えることができる。
【0010】したがって本手段によれば、前述の第1手
段の効果に加えて、テレビカメラの操作者がプッシュホ
ンのダイヤルキーによるパン操作およびチルト操作を容
易に覚えることができるという効果がある。 (第3手段)本発明の第3手段は、請求項3記載のテレ
ビカメラの遠隔操作装置である。
【0011】本手段では、カメラ操作装置のモータ駆動
部により、操作コマンドに対応してズーミングを含むテ
レビカメラの操作が行われる。すなわち、プッシュホン
のダイヤルキー操作で、パン操作およびチルト操作以外
にもズーミングを含む各種のテレビカメラの操作を行う
ことが可能である。それゆえ、プッシュホンのダイヤル
キー操作により発生する各ダイヤルトーン信号と、テレ
ビカメラの各種の操作とをそれぞれ対応付けることによ
り、少なくともダイヤルキーの数(12個)に対応する
種類のテレビカメラの操作が可能になる。
【0012】したがって本手段によれば、前述の第2手
段の効果に加えて、テレビカメラの操作が少なくとも1
2種類も可能になるという効果がある。なお、所定のダ
イヤルキー操作でカメラ操作装置の操作モードを切替え
るようにすれば、さらにたくさんの種類の操作ができる
ばかりではなく、テレビカメラの操作以外の各種の遠隔
操作を行うことも可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態および実施例】本発明のテレビカメ
ラの遠隔操作装置の実施の形態については、当業者に実
施可能な理解が得られるよう、以下の実施例で明確かつ
十分に説明する。 [実施例1] (実施例1のシステム構成)本発明の実施例1としての
テレビカメラの遠隔操作装置10は、図1に示すよう
に、操作側端末であるテレビ電話機6と、被操作側端末
1と、両端末を高速電話回線でつないでいるISDN網
7とからなるテレビ電話システム内に設置されている。
【0014】操作側端末であるテレビ電話機6は、市販
のテレビ電話機であって、固定式の内蔵テレビカメラ6
aと、液晶画面のディスプレイ6bと、ハンドセット
(送受話器)6cと、ダイヤルキー6dとを有してい
る。テレビ電話機6は、被操作側端末1のテレビ電話機
2と音声信号および画像信号での通信ができる機能と、
ダイヤルキー6dの操作によりダイヤルトーン信号を発
生させることができる機能とを有しているものであれば
十分である。
【0015】ここで、ダイヤルトーン信号を発生させる
機能とは、ダイヤルトーン信号式の交換機に接続される
電話機に普通に備わっている機能である。ダイヤルトー
ン信号は、DTMF信号( Dual Tone Multiple Freque
ncies )と呼ばれる信号で、4通りの高い音声周波数
(高群周波数)と4通りの低い音声周波数(低群周波
数)との組み合わせ信号である。
【0016】一方、被操作側端末1は、同じく図1に示
すように、ISDN網7と接続されているテレビ電話機
2と、本実施例としてのテレビカメラの遠隔操作装置1
0とから構成されている。テレビ電話機2は、前述のテ
レビ電話機6と同様に内蔵テレビカメラ2a、ディスプ
レイ2b、ハンドセット2cおよびダイヤルキー2dを
有し、さらに映像信号入力端子21および音声信号出力
端子22を有している。ただし、音声信号出力端子22
は、通常のハンドセット2cとの接続ケーブルの端子で
あっても良い。その場合には、図1中に破線で示すよう
に、テレビカメラの遠隔操作装置10のカメラ操作装置
5からハンドセット2cへ接続ケーブルをつないでも良
い。あるいは、音声信号出力端子22は、ハンドセット
2cへの接続ケーブルを枝分かれさせた二股の接続ケー
ブルであっても良い。
【0017】本実施例としてのテレビカメラの遠隔操作
装置10は、テレビカメラ3と電動雲台4とカメラ操作
装置5とからなり、前述のテレビ電話機2の映像信号入
力端子21および音声信号出力端子22に接続されてい
る。すなわち、テレビカメラ3は、モータ駆動でパン操
作およびチルト操作が可能な電動雲台4の上に支持され
ており、カメラ操作装置5により操作されるようになっ
ている。テレビカメラ3の画像出力信号は、ビデオ信号
ケーブルによってテレビ電話機2の映像信号入力端子2
1に入力される。また、テレビカメラ3および電動雲台
4を駆動操作するカメラ操作装置5は、テレビ電話機2
の音声信号出力端子22に接続されており、カメラ操作
装置5にはテレビ電話機2から音声信号が入力される。
【0018】カメラ操作装置5は、図2に示すように、
入力された音声信号中のダイヤルトーン信号を識別する
レシーバ部51と、そのダイヤルトーン信号に対応する
操作コマンドを発生させる信号デコード部52と、その
操作コマンドに対応して電動雲台4を駆動してテレビカ
メラ3を指向させるモータ駆動部53とをもつ。モータ
駆動部53はまた、操作コマンドに対応してズーミング
を含むテレビカメラ3自体の操作を行う機能などをも有
する。
【0019】(実施例2の外観)被操作側端末1は、図
3に示すように、テレビカメラ3、電動雲台4およびカ
メラ操作装置5からなる本実施例のテレビカメラの遠隔
操作装置10と、カメラ操作装置5の筐体に載せて設置
されているテレビ電話機2とからなる。カメラ操作装置
5は、その直方体状の筐体で被操作側端末1の台座をも
兼ねており、信号ケーブル等を収容している支柱によっ
て、電動雲台4と電動雲台4に支持されているテレビカ
メラ3とを支持している。それゆえ、テレビカメラ3は
比較的高い位置を占めており、カメラ操作装置5の上に
設置されている市販のテレビ電話機2の上から見下ろす
ようにして広い視野を得ている。なお、テレビ電話機2
は、ハンドセット2cとは別に、図示しないマイクおよ
びスピーカを内蔵しており、ハンドセット2cを手に取
らないでも(ハンズフリーで)通話できる機能を有す
る。
【0020】(実施例1の作用)本実施例のテレビカメ
ラの遠隔操作装置は、以上のように構成されているの
で、以下のように作用する。再び図1に示すように、被
操作側端末1のテレビ電話機2に電話回線がつながる
と、本実施例のテレビカメラの遠隔操作装置10のカメ
ラ操作装置5にも、電話回線からの音声信号が入力され
る。
【0021】カメラ操作装置5の内部では、再び図2に
示すように、先ずレシーバ部が、入力された音声信号に
含まれるプッシュホン(テレビ電話機6)のダイヤルト
ーン信号を識別し、どのダイヤルキー6dに対応するダ
イヤルトーン信号であるかを判別する。次に信号デコー
ド部52は、レシーバ部51で識別されたダイヤルトー
ン信号に対応する操作コマンドを発生させ、モータ駆動
部53に入力する。最後にモータ駆動部53は、入力さ
れた操作コマンドに対応して電動雲台4を駆動し、もっ
てテレビカメラを所望の方向に指向させる。モータ駆動
部53はまた、操作コマンドの種類によっては、テレビ
カメラ3のズーミング操作などを行いテレビカメラ3自
体を駆動したり、専用の照明灯(図略)を点灯させたり
する作用をも有する。
【0022】それゆえ、操作側端末であるテレビ電話機
6で、所望の操作に対応するダイヤルキー6dを押して
所定のダイヤルトーン信号を送信すれば、ISDN網7
を介して被操作側端末1のテレビ電話機2によりダイヤ
ルトーン信号が受信される。そして、ダイヤルトーン信
号は、テレビ電話機2から、その音声信号出力端子22
に接続されている本実施例のテレビカメラの遠隔操作装
置10のカメラ操作装置5に入力される。その結果、本
実施例のテレビカメラの遠隔操作装置10が前述のよう
に作用して、テレビカメラ3を所望の方向に指向させる
などの遠隔操作が可能になる。
【0023】したがって本実施例のテレビカメラの遠隔
操作装置10によれば、別途リモコン装置などは必要と
されず、操作側端末としてのテレビ電話機6だけで、被
操作側端末1のテレビカメラ3を遠隔操作することがで
きるという効果がある。 (実施例1の操作方法)本実施例のテレビカメラの遠隔
操作装置10においては、カメラ操作装置5は、テレビ
電話機2の音声信号出力端子22からの信号の中から、
ダイヤルトーン信号を識別して同ダイヤルトーン信号の
ダイヤル番号に対応する操作を行う。
【0024】たとえば、ダイヤル番号4に対応するダイ
ヤルトーン信号を識別すると、カメラ操作装置5は、電
動雲台4を駆動してテレビカメラ3を左方に振り向ける
操作を行う。逆に、ダイヤル番号6に対応するダイヤル
トーン信号を識別すると、カメラ操作装置5は電動雲台
4を駆動して、テレビカメラ3を右方に振り向ける操作
を行う。同様に、カメラ操作装置5は、ダイヤル番号2
に対応するダイヤルトーン信号を識別すると、テレビカ
メラ3を上方に振り向ける操作を行い、ダイヤル番号8
に対応するダイヤルトーン信号を識別すると、テレビカ
メラ3を下方に振り向ける操作を行う。
【0025】ここで、番号2,4,6,8のダイヤルキ
ーは、番号5のダイヤルキーを中心としてそれぞれ上、
左、右、下に位置しているので、プッシュホンのダイヤ
ルキー2dの操作とテレビカメラ3の指向操作とが直覚
的に関連づけられている。それゆえ、テレビカメラ3の
操作者は、プッシュホン機能を持ったテレビ電話機6の
ダイヤルキー6dによるパン操作およびチルト操作を、
抵抗感なく容易に覚えることができる。
【0026】また、カメラ操作装置5は、ダイヤル番号
*,#に対応するダイヤルトーン信号を識別すると、テ
レビカメラ3のズーミング(望遠側および広角側)操作
をも行う。同様に、ダイヤル番号1,3,5,7,9,
0が識別されると、それぞれ、カメラ3の電源のオン/
オフ、内蔵テレビカメラ2aとテレビカメラ3との切替
え、照明ランプ(図略)のオン/オフ、テレビカメラ3
の接写モードと通常モードとの切替え、テレビカメラ3
の位置プリセットおよび原点復帰の操作がなされる。
【0027】以上の各ダイヤル番号とそのダイヤルトー
ン信号と各操作との対応を、次の表1にまとめて示す。
【0028】
【表1】 なお、上記表1の操作内容は、テレビカメラの遠隔操作
装置10の機能の違いに合わせたり、より操作しやすく
するためにある程度入れ替えても良い。たとえば、カメ
ラ位置の原点への復帰操作は、電動雲台4の駆動を行う
キーの中央にあるダイヤル番号5に対応するようにして
も良い。なお、カメラ位置の原点への復帰操作とは、カ
メラ位置の上下左右の中立位置への復帰操作を指す。ま
た、カメラ位置のプリセット操作とは、予め設定されて
いる方向へテレビカメラ3を指向させる操作を指す。
【0029】ところで、高群周波数には4種類あると前
述したが、上記表1の三種に加えて1633Hzの高群
周波数もあり、同周波数は、カメラ位置のプリセットの
予備用にとっておかれている。なお、被操作側端末1の
テレビ電話機2のダイヤルキー2dの操作によっても、
テレビ電話機6と同様にダイヤルトーン信号を発生させ
ることができるので、テレビカメラ3の操作が可能であ
る。
【0030】(実施例1の効果)以上をまとめて波及効
果まで考慮すると、本実施例のテレビカメラの遠隔操作
装置10によれば、次の六つの効果がある。第1に、操
作側端末としてプッシュホン機能付きのテレビ電話機6
があれば、別途リモコン装置を必要とせず、テレビ電話
機2のダイヤルキー2dの操作で、被操作側端末1のテ
レビカメラ3を遠隔操作することができるという効果が
ある。
【0031】第2に、上記第1の理由により特別の設備
がないテレビ電話6から被操作側端末1のテレビカメラ
3の遠隔操作が可能になり、テレビ電話機6さえあれば
どこからでも操作ができるので、操作側端末の選択自由
度が増すという効果がある。第3に、操作側端末として
プッシュホン機能付きのテレビ電話機6があれば、特別
なリモコン装置は必要でないので、コストダウンになる
という効果がある。
【0032】第4に、ダイヤル番号2,4,6,8で
上、左、右、下の各方向へのテレビカメラ3の指向操作
を行うので、ダイヤルキー6dによるテレビカメラ3の
パン操作およびチルト操作を容易に覚えることができる
という効果がある。第5に、ダイヤルキー6dの操作
で、テレビカメラ3の操作が12種類も可能になるとい
う効果がある。
【0033】第6に、被操作側端末1のテレビ電話機2
のダイヤルキー2dの操作によっても、テレビ電話機6
と同様にテレビカメラ3の操作が可能であるという効果
がある。 (実施例1の変形態様1)本実施例の変形態様1とし
て、万が一、テレビ電話機6がダイヤルトーン発信式で
はなく、ダイヤルパルス発信式であった場合にも、テレ
ビカメラ3を遠隔操作する代替手段がある。すなわち、
たとえばトーンダイヤラ7のようにダイヤルトーン信号
を発生させる装置があれば、やはり操作側の電話機6か
らテレビカメラ3を遠隔操作することが可能である。
【0034】トーンダイヤラ7は、図5に示すように、
表面にダイヤルキー71を有し、裏面等にダイヤルトー
ン信号を音響出力するスピーカ74を有する。トーンダ
イヤラ7は、図6に示すように、プッシュホンと同様の
ダイヤルキー71と、各キーに対応したダイヤルトーン
信号を生成する信号変換部72と、アンプ73およびス
ピーカ74とを備えている。
【0035】それゆえ、操作側端末6にダイヤルトーン
信号を発信する電話機がない場合であっても、操作側端
末6の送話器にトーンダイヤラ7のスピーカ74を近づ
けてダイヤルキー71を操作すれば、ダイヤルトーン信
号が被操作側端末1に送信され、前述の実施例1と同様
にテレビカメラ3を操作することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のテレビ電話システム全体の構成を
示すブロック図
【図2】 実施例1としてのテレビカメラの遠隔操作装
置のシステム構成を示すブロック図
【図3】 実施例1の被操作側端末の外観を示す斜視図
【図4】 実施例1のテレビ電話機のダイヤルキーの配
列を示す平面図
【図5】 変形態様1のトーンダイヤラの外観を示す斜
視図
【図6】 変形態様1のトーンダイヤラの構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1:被操作側端末 2:テレビ電話の端末装置(テレビ電話機) 2a:内蔵テレビカメラ 2b:ディスプレイ(液晶
画面) 2c:ハンドセット(送受話器) 2d:ダイヤルキ
ー(12個) 21:映像信号入力端子 22:音声信号出力端子 10:テレビカメラの遠隔操作装置 3:テレビカメラ 4:電動雲台 5:カメラ操作装置 51:レシーバ部(ダイヤルトーン信号を識別) 52:信号デコード部(操作コマンドを発生) 53:モータ駆動部(電動雲台およびテレビカメラを駆
動) 6:操作側端末(テレビ電話機) 6a:内蔵テレビカメラ 6b:ディスプレイ(液晶
画面) 6c:ハンドセット(送受話器) 6d:ダイヤルキ
ー(12個) 7:トーンダイヤラ 71:ダイヤルキー 72:信号変換部 73:アンプ 74:スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビカメラと、 該テレビカメラを支持しモータで指向させる電動雲台
    と、 入力されたプッシュホンのダイヤルトーン信号を識別す
    るレシーバ部、該ダイヤルトーン信号に対応する操作コ
    マンドを発生させる信号デコード部、および該操作コマ
    ンドに対応して該電動雲台を駆動し該テレビカメラを指
    向させるモータ駆動部をもつカメラ操作装置と、を有す
    ることを特徴とするテレビカメラの遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】前記カメラ操作装置は、前記電動雲台を駆
    動して、 ダイヤル番号4に対応する前記ダイヤルトーン信号を識
    別すると前記テレビカメラを左方および右方のうち一方
    に振り向ける操作を行い、 ダイヤル番号6に対応する該ダイヤルトーン信号を識別
    すると該テレビカメラを左方および右方のうち他方に振
    り向ける操作を行い、 ダイヤル番号2に対応する該ダイヤルトーン信号を識別
    すると該テレビカメラを下方および上方のうち一方に振
    り向ける操作を行い、 ダイヤル番号8に対応する該ダイヤルトーン信号を識別
    すると該テレビカメラを下方および上方のうち他方に振
    り向ける操作を行う、 請求項1記載のテレビカメラの遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】前記カメラ操作装置の前記モータ駆動部
    は、前記操作コマンドに対応してズーミングを含む前記
    テレビカメラの操作をも行う、 請求項2記載のテレビカメラの遠隔操作装置。
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