JPH1113656A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH1113656A
JPH1113656A JP16381497A JP16381497A JPH1113656A JP H1113656 A JPH1113656 A JP H1113656A JP 16381497 A JP16381497 A JP 16381497A JP 16381497 A JP16381497 A JP 16381497A JP H1113656 A JPH1113656 A JP H1113656A
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JP
Japan
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rotation
scroll
shaped key
rotation preventing
hole
Prior art date
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Application number
JP16381497A
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English (en)
Inventor
Makoto Araki
誠 荒木
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スクロール圧縮機に係り、詳しく
は自転防止装置に関し、本体のコンパクト化、軽量化し
たスクロール圧縮機を提供する。 【解決手段】 旋回スクロール5の中心を通って直交す
る軸線上の側面に、旋回半径の2倍より大きい長さで自
転防止孔5bを形成し、同自転防止孔5bに対応する凸
状部24aと、同凸状部24aと略中央で繋がる支持部
24bとからなる略T字状キー24を設け、同略T字状
キー24の支持部24bの幅に対応する横幅で旋回半径
の2倍と前記支持部の長さの和より大きい長さで前記自
転防止孔5bを形成した二点より略旋回半径だけ外側に
離れた二点を中心として前記固定スクロール4の鏡板4
aに前記自転防止孔5bと直交する軸方向に自転防止溝
4bを形成し、前記自転防止孔5bに、前記略T字状キ
ー24の凸状部24aを、同略T字状キー24の支持部
24bの一端を、前記自転防止溝4bに、摺動自在に嵌
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール圧縮機に
係り、詳しくは旋回スクロールの自転防止装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来例のスクロール圧縮機の構
成を示す縦断面図、図8は、従来例の自転防止機構をも
つスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)と旋回スクロ
ールの鏡板の背面(B)を示す平面図である。スクロー
ル圧縮機には、密封容器1内に圧縮部2と電動機3が内
蔵されている。圧縮部2は固定スクロール4、旋回スク
ロール5、自転防止ピン6aと自転防止溝6bによる自
転防止装置、旋回駆動軸7、クランク軸8、主軸受9、
メタル軸受10及びシャフト11により主に構成されて
いる。
【0003】この構成において、電動機3の回転によっ
てシャフト11が回転すると、旋回スクロール5は自転
防止溝6bと自転防止ピン6によって自転することなく
固定スクロール4に対して旋回運動を行い、固定スクロ
ール4と旋回スクロール5の噛み合いによって形成され
る圧縮室12は順次外周部から中心部へ移動し、吸気管
13から吸気室14に取り込まれた冷媒ガスの容積が減
少して圧縮作用が生ずる。冷媒の圧縮ガスは固定スクロ
ール4の中心部に設けられた吐出口15から連通路16
を通じて電動機室17に入り、吐出管18より外部へ導
かれる。
【0004】旋回スクロール5の鏡板5aには、複数の
圧縮室12のガス圧により吸気室14の吸気圧力から吐
出圧力までのそれぞれの圧力がかかり、一方、電動機室
17内の高圧ガスが密封容器1の底部の潤滑油をシャフ
ト11の偏心縦孔11aを介して上昇させ、主軸受9を
介して旋回スクロール5の下面に吐出圧力がかかり、旋
回スクロール5をスラスト方向に押し上げ圧縮室12の
気密を保持している。旋回スクロール5の半径方向に、
外周部から中心に向けて大きくなる圧力がかかるため、
鏡板5aに変形が起こり易くなる。これに対して鏡板5
aの背面と主軸受9で囲まれ、環状溝20に嵌入したチ
ップシール21で区画された内側に背圧室19と、吸気
室14から連通溝22を介して吸気圧と等しい低圧室2
3を形成している。これにより鏡板5aにかかる圧力差
を低減するように、高圧になる中心部の圧縮室12に高
圧の背圧室19を対応し、外周部の低圧の圧縮室12に
は吸気室14と連通した低圧室23を対応してスラスト
方向の圧力バランスをとっている。
【0005】しかしながら、スクロール圧縮機の運転開
始時、密封容器1内の圧力が上がり、旋回スクロール5
の鏡板5aの背面、即ち背圧室19の圧力が上がるまで
の段階で、鏡板5aにかかる圧力差が大きくなる。
【0006】このため、図8に示すように、旋回スクロ
ール5の鏡板5aの背面の中心を通って直交する軸上
で、所定の半径で交差する四点に円柱状の自転防止ピン
6aを嵌設する。旋回スクロール5を支承する主軸受9
の上面に、旋回運動をする旋回スクロールの四本の自転
防止ピン6aの動作の軌跡に対向してピン6aの直径を
溝巾とし、旋回半径を半径とする円形の自転防止溝6b
を設ける。これにより旋回スクロール5の鏡板5aに圧
接する主軸受9のスラスト面は外周部の内側まで広が
り、鏡板5aの背面全てに接する。
【0007】あるいは、図には示さないが、前記自転防
止装置としては、オルダムリングを用いる機構がほとん
どである。
【0008】しかしながら、同オルダムリングの設置ス
ペースあるいは、前記自転防止装置である自転防止ピン
6aと自転防止溝6bのスペースが大きいため、前記主
軸受9にそのためのスペースを必要とすることになり、
本体の高さを高くするおそれがある問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題点を
解決するために、本発明は、自転防止装置のスペースを
削減し、本体のコンパクト化、及び軽量化したスクロー
ル圧縮機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、密封容器内に
圧縮部と電動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲状のラッ
プを有する固定スクロールと、同固定スクロ−ルと互い
に噛み合わせて渦捲状のラップを有し複数の圧縮室を形
成する旋回スクロ−ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動
軸を支承し上端にクランク軸を形成して旋回運動する前
記電動機と接続されるシャフトと、前記クランク軸を軸
支する主軸受とで構成されるスクロール圧縮機におい
て、前記旋回スクロールの中心を通って直交する軸線上
の側面に、旋回半径の2倍より大きい長さで自転防止孔
を形成し、同自転防止孔に対応する凸状部と、同凸状部
と略中央で繋がる支持部とからなる略T字状キーを設
け、同略T字状キーの支持部の幅に対応する横幅で、旋
回半径の2倍と前記支持部の長さの和より大きい長さ
で、前記自転防止孔を形成した二点より略旋回半径だけ
外側に離れた二点を中心として前記固定スクロールの鏡
板、または、前記主軸受に、前記自転防止孔と直交する
軸方向に自転防止溝を形成し、前記自転防止孔に前記略
T字状キーの凸状部を摺動自在に嵌入し、同略T字状キ
ーの支持部の一端を前記自転防止溝に摺動自在に嵌入
し、前記旋回スクロールの自転を防止してなるようにす
る。
【0011】そして、前記自転防止溝を、旋回中心方向
に向けて形成してなるようにする。
【0012】または、前記自転防止溝を、旋回中心方向
と直交する方向に向けて形成してなるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】密封容器内に圧縮部と電動機を配
置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する固定スク
ロールと、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせて渦捲
状のラップを有し複数の圧縮室を形成する旋回スクロ−
ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承し上端にク
ランク軸を形成して旋回運動する前記電動機と接続され
るシャフトと、前記クランク軸を軸支する主軸受とで構
成されるスクロール圧縮機において、前記旋回スクロー
ルの中心を通って直交する軸線上の側面に、旋回半径の
2倍より大きい長さで自転防止孔を形成し、同自転防止
孔に対応する凸状部と、同凸状部と略中央で繋がる支持
部とからなる略T字状キーを設け、同略T字状キーの支
持部の幅に対応する横幅で、旋回半径の2倍と前記支持
部の長さの和より大きい長さで、前記自転防止孔を形成
した二点より略旋回半径だけ外側に離れた二点を中心と
して前記固定スクロールの鏡板、または、前記主軸受
に、前記自転防止孔と直交する軸方向に自転防止溝を形
成し、前記自転防止孔に前記略T字状キーの凸状部を摺
動自在に嵌入し、同略T字状キーの支持部の一端を前記
自転防止溝に摺動自在に嵌入し、前記旋回スクロールの
自転を防止してなるようにする。そして、自転防止装置
のスペースを削減する。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。本
実施例は旋回スクロールの鏡板の背面に対向する主軸受
の上面と自転防止装置の他は図7に示した従来例と同じ
であるので、全体構成の説明は省略する。なお、構成品
の番号は同じものについては同一の番号を使用する。
【0015】図1は、本発明のスクロール圧縮機の構成
を示す縦断面図、図2は、本発明の第一の実施例のスク
ロール圧縮機の固定スクロールの鏡板(A)と旋回スク
ロールの鏡板(B)を示す平面図である。
【0016】密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機3
を配置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する固定
スクロール4と、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせ
て渦捲状のラップを有し複数の圧縮室12を形成する旋
回スクロ−ル5と、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸7を
支承し上端にクランク軸8を形成して旋回運動するシャ
フト11と、前記クランク軸を軸支する主軸受9とによ
りスクロール圧縮機を構成する。
【0017】ここで、前記旋回スクロール5の中心を通
って直交する軸線上の側面に、旋回半径の2倍より大き
い長さで自転防止孔5bを形成する。
【0018】そして、同自転防止孔5bに対応する凸状
部24aと、同凸状部24aと略中央で繋がる支持部2
4bとからなる略T字状キー24を設ける。同略T字状
キー24の支持部24bの幅に対応する横幅で、旋回半
径の2倍と前記支持部の長さの和より大きい長さで、前
記自転防止孔5bを形成した二点より略旋回半径だけ外
側に離れた二点を中心として前記固定スクロール4の鏡
板4aに、前記自転防止孔5bと直交する軸方向に自転
防止溝4bを形成する。
【0019】しかる後、前記自転防止孔5bに前記略T
字状キー24の凸状部24aを摺動自在に嵌入し、同略
T字状キー24の支持部24bの一端を前記自転防止溝
4bに摺動自在に嵌入し、前記旋回スクロール5の自転
を防止してなるようにする。そして、前記自転防止溝4
bを、旋回中心方向と直交する方向に向けて形成してな
るようにする。
【0020】次いで、本発明の作用、効果について説明
する。前記自転防止孔5bに前記略T字状キー24の凸
状部24aを摺動自在に嵌入し、同略T字状キー24の
支持部24bの一端を前記自転防止溝4bに摺動自在に
嵌入し、前記自転防止孔5bと直交する軸方向に自転防
止溝4bを形成しているので、前記旋回スクロール5の
自転を防止することができる。一方、本発明の自転防止
装置は、前記略T字状キー24と前記自転防止孔5bと
前記自転防止溝4bによりなるので、スペースを削減す
ることができ、本体のコンパクト化、及び軽量化したス
クロール圧縮機を実現できる。
【0021】図3は、本発明の第二の実施例のスクロー
ル圧縮機の固定スクロールの鏡板(A)と旋回スクロー
ルの鏡板(B)を示す平面図である。この場合、前記自
転防止溝4bを、旋回中心方向に向けて形成してなるよ
うにする。なお、作用、効果は、上述の第一の実施例と
同様である。
【0022】図4は、本発明の第三の実施例のスクロー
ル圧縮機の主軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板
(B)を示す平面図である。この場合、前記旋回スクロ
ール5の中心を通って直交する軸線上の側面に、旋回半
径の2倍より大きい長さで自転防止孔5bを形成する。
そして、同自転防止孔5bに対応する凸状部24aと、
同凸状部24aと略中央で繋がる支持部24bとからな
る略T字状キー24を設ける。
【0023】また、同略T字状キー24の支持部24b
の幅に対応する横幅で、旋回半径の2倍と前記支持部の
長さの和より大きい長さで、前記自転防止孔5bを形成
した二点より略旋回半径だけ外側に離れた二点を中心と
して前記主軸受9の上面に、前記自転防止孔5bと直交
する軸方向に自転防止溝9bを形成する。
【0024】しかる後、前記自転防止孔5bに前記略T
字状キー24の凸状部24aを摺動自在に嵌入し、同略
T字状キー24の支持部24bの一端を前記自転防止溝
9bに摺動自在に嵌入し、前記旋回スクロール5の自転
を防止してなるようにする。そして、前記自転防止溝9
bを、旋回中心方向と直交する方向に向けて形成してな
るようにする。なお、作用、効果は、上述の第一の実施
例と同様である。
【0025】図5は、本発明の第四の実施例のスクロー
ル圧縮機の主軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板
(B)を示す平面図である。この場合、前記自転防止溝
9bを、旋回中心方向に向けて形成してなるようにす
る。なお、作用、効果は、上述の第一の実施例と同様で
ある。図6は、本発明の第五の実施例のスクロール圧縮
機の構成を示す縦断面図である。この場合、前記自転防
止孔5bを、上下に開口し、前記略T字状キー24の凸
状部24aを摺動自在に前記主軸受9の上面に配設して
いるので、前記主軸受9の上面に、前記自転防止溝9b
を形成する必要はない。なお、作用、効果は、上述の第
一の実施例と同様である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、密封容器内に圧縮部と
電動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有す
る固定スクロールと、同固定スクロ−ルと互いに噛み合
わせて渦捲状のラップを有し複数の圧縮室を形成する旋
回スクロ−ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承
し上端にクランク軸を形成して旋回運動する前記電動機
と接続されるシャフトと、前記クランク軸を軸支する主
軸受とで構成されるスクロール圧縮機において、前記旋
回スクロールの中心を通って直交する軸線上の側面に、
旋回半径の2倍より大きい長さで自転防止孔を形成し、
同自転防止孔に対応する凸状部と、同凸状部と略中央で
繋がる支持部とからなる略T字状キーを設け、同略T字
状キーの支持部の幅に対応する横幅で、旋回半径の2倍
と前記支持部の長さの和より大きい長さで、前記自転防
止孔を形成した二点より略旋回半径だけ外側に離れた二
点を中心として前記固定スクロールの鏡板、または、前
記主軸受に、前記自転防止孔と直交する軸方向に自転防
止溝を形成し、前記自転防止孔に前記略T字状キーの凸
状部を摺動自在に嵌入し、同略T字状キーの支持部の一
端を前記自転防止溝に摺動自在に嵌入し、前記旋回スク
ロールの自転を防止してなるようにした。この結果、自
転防止装置のスペースを削減し、本体のコンパクト化、
及び軽量化したスクロール圧縮機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール圧縮機の構成を示す縦断面
図である。
【図2】本発明の第一の実施例のスクロール圧縮機の固
定スクロールの鏡板(A)と旋回スクロールの鏡板
(B)を示す平面図である。
【図3】本発明の第二の実施例のスクロール圧縮機の固
定スクロールの鏡板(A)と旋回スクロールの鏡板
(B)を示す平面図である。
【図4】本発明の第三の実施例のスクロール圧縮機の主
軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板(B)を示す
平面図である。
【図5】本発明の第四の実施例のスクロール圧縮機の主
軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板(B)を示す
平面図である。
【図6】本発明の第五の実施例のスクロール圧縮機の構
成を示す縦断面図である。
【図7】従来例のスクロール圧縮機の構成を示す縦断面
図である。
【図8】従来例の自転防止機構をもつスクロール圧縮機
の主軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板の背面
(B)を示す平面図である。
【符号の説明】
1 密封容器 2 圧縮部 3 電動機 4 固定スクロール 4a 鏡板 4b 自転防止溝 5 旋回スクロール 5a 鏡板 5b 自転防止孔 7 旋回駆動軸 8 クランク軸 9 主軸受 9b 自転防止溝 10 メタル軸受 11 シャフト 11a 偏心縦孔 12 圧縮室 13 吸気管 14 吸気室 15 吐出口 16 連通路 17 電動機室 18 吐出管 24 略T字状キー 24a 凸状部 24b 支持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封容器内に圧縮部と電動機を配置し、
    前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する固定スクロール
    と、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせて渦捲状のラ
    ップを有し複数の圧縮室を形成する旋回スクロ−ルと、
    同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承し上端にクランク
    軸を形成して旋回運動する前記電動機と接続されるシャ
    フトと、前記クランク軸を軸支する主軸受とで構成され
    るスクロール圧縮機において、 前記旋回スクロールの中心を通って直交する軸線上の側
    面に、旋回半径の2倍より大きい長さで自転防止孔を形
    成し、 同自転防止孔に対応する凸状部と、同凸状部と略中央で
    繋がる支持部とからなる略T字状キーを設け、 同略T字状キーの支持部の幅に対応する横幅で、旋回半
    径の2倍と前記支持部の長さの和より大きい長さで、前
    記自転防止孔を形成した二点より略旋回半径だけ外側に
    離れた二点を中心として前記固定スクロールの鏡板、ま
    たは、前記主軸受に、前記自転防止孔と直交する軸方向
    に自転防止溝を形成し、 前記自転防止孔に前記略T字状キーの凸状部を摺動自在
    に嵌入し、同略T字状キーの支持部の一端を前記自転防
    止溝に摺動自在に嵌入し、前記旋回スクロールの自転を
    防止してなることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記自転防止溝を、旋回中心方向に向け
    て形成してなることを特徴とする請求項1記載のスクロ
    ール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記自転防止溝を、旋回中心方向と直交
    する方向に向けて形成してなることを特徴とする請求項
    1記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記自転防止孔を、上下に開口し、前記
    略T字状キーの凸状部を摺動自在に前記主軸受の上面に
    配設してなることを特徴とする請求項1記載のスクロー
    ル圧縮機。
JP16381497A 1997-06-20 1997-06-20 スクロール圧縮機 Pending JPH1113656A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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