JPH1113484A - ガスタービンエンジン - Google Patents

ガスタービンエンジン

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JPH1113484A
JPH1113484A JP2442498A JP2442498A JPH1113484A JP H1113484 A JPH1113484 A JP H1113484A JP 2442498 A JP2442498 A JP 2442498A JP 2442498 A JP2442498 A JP 2442498A JP H1113484 A JPH1113484 A JP H1113484A
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JP
Japan
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gas turbine
turbine engine
central axis
engine
section
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Application number
JP2442498A
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English (en)
Inventor
David W Dewis
ダブリュー デウィス ディヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solar Turbines Inc
Original Assignee
Solar Turbines Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/08Heating air supply before combustion, e.g. by exhaust gases

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスタービンエンジンを提供する。 【解決手段】 本発明のガスタービンエンジンは、エン
ジン効率を高める構造を利用する。例えば、中心軸線に
対する流体の流れが、第1の軸線方向の流れ、第1の半
径方向外方の流れ、逆軸線方向の流れ、半径方向内方の
流れ、第2の軸線方向の流れと第2の半径方向外方の流
れとにより形成される。従って、本発明のガスタービン
エンジンは、渦、ベクトルの変化、およびエネルギーを
吸収するような向き変換を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にガスタービン
エンジンに関する。より詳細には、本発明は改善された
流体流れ通路を有する復熱式ガスタービンエンジンの構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】効率をより高め、形状をより小型化する
ことに対する高まりつつある要求が、ガスタービンエン
ジン製造の原動力となっている。ガスタービンエンジン
の効率を改善するために多くの試みがなされてきた。こ
のような試みの1つには既存のガスタービン構造にレキ
ュペレータを加えることがあった。このようなエンジン
構造の1例を、米国特許第3、507、115号に見る
ことができる。この特許に開示されたエンジン構造は、
入口端部の中心となっており、該入口端部を有する中心
軸線、該中心軸線のまわりに配置された軸流型圧縮器、
前記中心軸線から半径方向に離れたレキュペレータ、圧
縮器をレキュペレータと相互に接続するポートを含む一
般的な従来の構造を含む。レキュペレータの半径方向内
方で中心軸線の半径方向外方に配置されているのが燃焼
室であり、該燃焼室の半径方向内方で、中心軸線を中心
として配置されているのがタービンである。米国特許第
3、507、115号において、流体の流れは入口で始
まり、エンジンの前方部から圧縮器を通りエンジンの後
部に向けて軸線方向に流れ、ポートにより中心軸線から
離れて半径方向外方に向きを換え、軸線方向に再び向き
を換えてレキュペレータを通りエンジンの後部の方に流
れ、第2のダクトにより中心軸線に向けて半径方向内方
に向きを換え、燃焼室を通りエンジンの前方部に戻るよ
うに軸線方向に再び向きを換え、ダクトにより中心軸線
に向かって半径方向内方に再び向きを換えて、エンジン
の後部に向けて軸線方向に向きを換えてタービン内に流
れる。消費流体がタービンから流れ、ダクトによって半
径方向外方に向きを換えて、レキュペレータを通りエン
ジンの前方部に向けて軸線方向に向きを再び換えて、ダ
クトにより半径方向に再び向きを換えて大気中に流れ
る。
【0003】このようなエンジン構造の別の例を、米国
特許第3、831、374号に見ることができる。この
特許で開示されたエンジン構造では、図示していないが
入口端部を有する中心軸線と、該中心軸線を中心として
配置された遠心圧縮機とを含む。レキュペレータは、中
心軸線から半径方向に離れており、ポートが圧縮器をレ
キュペレータと相互に接続する。レキュペレータの半径
方向内方で、中心軸線の延長線上に配置されているのが
燃焼室である。中心軸線の延長線上に配置されているの
は、燃焼室と圧縮器の間に配置されたタービンである。
米国特許第3、831、374号において流体の流れは
入口で始まり、ラジアル圧縮器を通りエンジンの後部に
向けて軸線方向に流れて、中心軸線から半径方向外方の
流れとなり、エンジンの後方部に向けて軸線方向に向き
を換え、ほぼ「S」字形状にレキュペレータ内で向きを
換えるようになっている。このS字形状は、中心軸線に
向けて半径方向内方と、中心軸線から半径方向外方と中
心軸線に向かう半径方向内方とを含む。レキュペレータ
から、流れがエンジン後部に向かって軸線方向に再び向
きを換える。流れは最終的に(壁または燃料スプレーの
いずれかにより)再び軸線方向に向きを換えて燃焼室を
通りエンジンの前方部に向かい、軸線方向に流れてター
ビン内に入る。消費された流体がタービンから流れ、ダ
クトにより半径方向外方に向きを換え、レキュペレータ
を通りエンジンの後部に向けて軸線方向に再び向きを換
えて、大気中に排出される。
【0004】既存のガスタービンエンジンでは、エンジ
ンを構成する精密な部品を有効に効率良く位置決めして
配置し、関連する圧力の損失を少なくすることにより、
エンジンの効率をさらに有効に改善できない。このよう
な既存の構造のために、多くの場合において、流体の流
れが極めて複雑なものになり、不要な渦、ベクトルの変
化およびエネルギーを吸収する向き変換を作り出すよう
な不要な逆方向の流れとなり、圧力の損失が大きくなっ
てしまう。さらに、重要な部品の位置と配置が整備時間
と費用に影響を与える。例えば、多くの既存のガスター
ビンエンジンにおいて、燃焼器と第1段ノズルおよびタ
ービンのような、整備を必要とする主要な部品が好まし
くない場所に配置されている。このために、現場での整
備および部品の交換中の分解に費用がかかることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、エンジンの構
造、その部品の位置と配置がエンジン効率に影響を与え
ることになる。さらに、エンジン構造とこれに関連する
部品を通る流体の流れがエンジン効率に影響を及ぼす。
本発明は、上述の問題の1つか2つ以上を解決するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様におい
て、ガスタービンエンジンは、中心軸線、前部および後
部とを有し、以下の部品から構成される。圧縮器セクシ
ョンがガスタービンエンジンの後部近くで中心軸線に沿
って配置されており、該中心軸線を中心とする。圧縮器
セクションは、ガスタービンエンジンの前部に向けて軸
線方向に配置された入口端部と、ガスタービンエンジン
の後部に向けて軸線方向に配置された出口端部を有す
る。タービンセクションが、圧縮器セクションとガスタ
ービンエンジンの前部との中間で中心軸線に沿って軸線
方向に配置され、該中心軸線を中心とする。タービンセ
クションは圧縮器セクションを作動的に駆動し、ガスタ
ービンエンジンの前部に向けて軸線方向に配置された入
口端部と、ガスタービンエンジンの後部に向けて軸線方
向に配置された出口端部を有する。燃焼室がタービンセ
クションとガスタービンエンジンの前部との間で中心軸
線に沿って軸線方向に配置されており、ガスタービンエ
ンジンの前部に向けて配置された入口端部とガスタービ
ンエンジンの後部に向けて配置された出口端部とを有す
る。この入口端部は、圧縮器セクションの出口端部に作
動的に結合されており、該出口端部がタービンセクショ
ンの入口端部に作動的に結合されている。主表面レキュ
ペレータが圧縮器セクションの出口端部と燃焼室の入口
端部との間に作動的に配置されている。
【0007】本発明の別の目的において、ガスタービン
エンジンは、中心軸線、前部および後部とを有する。ガ
スタービンエンジンは、さらに以下の部品からなる。圧
縮器セクションが、ガスタービンエンジンの後部近くで
中心軸線に沿って軸線方向に配置されており、該中心軸
線を中心とする。圧縮器セクションは、入口端部と該圧
縮器セクションから排出される受容流体を有する出口端
部とを有する。タービンセクションが、圧縮器セクショ
ンとガスタービンエンジンの前部との間で中心軸線に沿
って軸線方向に配置され、該中心軸線を中心とする。タ
ービンセクションが圧縮器セクションを作動的に駆動
し、相互に軸線方向に間隔があいた入口端部と出口端部
とを有する。出口端部は、該出口端部から排出されるド
ナー流体を有する。燃焼室が、タービンセクションとガ
スタービンエンジンの前部との中間で中心軸線に沿って
軸線方向に配置され、相互に軸線方向に離れた入口端部
と出口端部とを有する。入口端部は、圧縮器セクション
の出口端部に作動的に接続されており、出口端部はター
ビンセクションの入口端部に作動的に接続される。主表
面レキュペレータは、ほぼ長方形の形状であり、中心軸
線から半径方向に距離があいた内側部分と、該内側部分
と中央軸線との間の半径方向の距離よりも大きい半径方
向の距離だけ中心軸線から離れた外側部分とを備える。
レキュペレータは、受容流体出口と流体連通する受容流
体入口と、ドナー流体出口と流体連通するドナー流体入
口と、受容流体入口と出口との間に配置された複数の熱
受容通路と、ドナー流体入口と出口との間に配置された
複数の熱ドナー通路とを備える。受容流体入口は圧縮器
セクションの出口端部と作動的に結合されている。ドナ
ー流体入口は、タービンセクションの出口端部と作動的
に接続されている。受容流体出口が燃焼室の入口端部と
作動的に接続されており、ドナー流体出口は大気中に出
る。流体流れは、圧縮器セクションの出口端部から中心
軸線に対して半径方向外方に向きが換えられて、主表面
レキュペレータの受容流体入口に送られ、レキュペレー
タの外側部分内で中心軸線に対し軸線方向に向きが換え
られ、中心軸線に向けて半径方向内方に向きが換えられ
て複数の熱受容通路を通り、燃焼室の入口端部に向きが
換えられて燃焼室を通り、中心軸線に沿って軸線方向に
出口端部を通って排出され、中心軸線に沿ってタービン
セクションの入口端部に向けて軸線方向に向きが換えら
れ、かつ中心軸線に沿ってほぼ軸線方向にタービンセク
ションに流れて、ドナー流体として出口端部から出る。
このドナー流体は、中心軸線から半径方向外方に向きを
換えて主表面レキュペレータのドナー流体入口に送ら
れ、複数の熱ドナー通路を通って中心軸線から半径方向
外方に向きを換えてドナー流体出口から出る。
【0008】本発明の別の実施例において、ガスタービ
ンエンジンは、中心軸線と、排出される受容流体流れを
形成する圧縮器セクションと、該圧縮器セクションに駆
動的に接続されており、ドナー流体流れが排出されて中
心軸線に沿って軸線方向に進行するようになっているタ
ービンセクションと、受容流体流れと熱伝導する複数の
熱受容通路と、ドナー流体流れと熱伝導する複数の熱ド
ナー通路とを形成する主表面レキュペレータと、受容流
体流れと連通し、タービンセクションを通る前に中心軸
線に沿って軸線方向に通過するドナー流体流れを形成す
る燃焼室、および中心軸線に関し、圧縮器セクションを
通る第1の軸線方向の流れと、主表面レキュペレータと
連通している第1の半径方向外方の流れと、主表面レキ
ュペレータ内の逆軸線方向の流れと、複数の受容通路を
通る半径方向内方の流れと、燃焼室とタービンセクショ
ンとを通る第2の軸線方向の流れと、複数のドナー通路
を通る第2の半径方向外方の流れとを有する流体流れ通
路と、を備える。
【0009】
【実施例】図1と図2を参照すると、ガスタービンエン
ジン10が図示されている。ガスタービンエンジンは、
中心軸線12、前方部14および後方部16を備える。
エンジン10の前方部14において中心軸線12のまわ
りに対称的に配置されているのは第1ハウジング18で
あり、該第1ハウジング18は、中心軸線12のまわり
に半径方向に配置された複数の燃料噴射器20を有す
る。複数の燃料噴射器20のそれぞれには、従来の手段
で、図示していないが可燃性燃料が供給されるようにな
っている。通路24は第1のハウジング18内に配置さ
れている。燃焼室28が、第1のハウジング18に対し
エンジン10の後部16に向いて第1のハウジング18
の内側に配置されている。本明細書において、燃焼室2
8は、環状構造であり、中心軸線12のまわりで半径方
向に間隔があけられており、エンジン10の前方部分1
4に向いて中心軸線12に沿って軸線方向に配置され、
複数の噴射器20と連通している入口端部30を含む。
燃焼室28の出口端部32は、燃焼室28の入口端部3
0に対しエンジン10の後部16の方に向いて中心軸線
12に沿って軸線方向に配置されている。別の例とし
て、燃焼室28は、本発明の原理を変更することなく、
中心軸線12に沿って軸線方向に配置された単一の筒形
燃焼器また複数の筒形燃焼器を用いることができる。中
心軸線12のまわりに作動的に配置され、エンジン10
の後部16に向いて燃焼室28の出口端部32の内側に
配置されているのは、タービンセクション34であり、
該タービンセクション34は、第1のハウジング18と
相互接続された第2のハウジング36により支持されて
いる。第2のハウジング36は、環状通路38を中に含
んでいる。タービンセクション34は、エンジン10の
前部14に向いて、燃焼室28の出口端部32に近接し
て軸線方向に配置された入口端部40と、ドナー流体が
該端部から排出され、タービンセクション34の入口端
部40に対しエンジン10の後部16に向いて中心軸線
12に沿って軸線方向に配置された出口端部42と、を
備える。本出願において、タービンセクション34は、
複数のタービンディスク45を含むが、変形例として、
単一のディスクまたは半径方向のタービンを本発明の原
理を変更することなく用いることができる。タービンセ
クション34に対し作動的に駆動し該タービンセクショ
ンに接続されており、エンジン10の後部16近くで中
心軸線12を中心とするのは、圧縮器セクション46で
あり、本明細書においては、圧縮器セクションは軸流圧
縮器であるが、別の例として遠心圧縮器を用いることも
できる。圧縮器セクション46は、エンジン10の前部
14に向いて軸線方向に配置された入口端部48と、エ
ンジン10の後部16に向いて軸線方向に配置され、受
容流体が出るようになっている出口端部50と、を含
む。
【0010】レキュペレータ60は、ほぼ長方形であ
り、中心軸線12から半径方向に離れており、エンジン
10の前部14の近くに位置する前端部62を備える。
後端部64は、エンジン10の後部16近くに配置され
ており、内側部分66は、中心軸線12から半径方向に
離れており、外側部分68は、内側部分66と中心軸線
との半径方向の距離よりも大きい半径方向の距離だけ中
心軸線12から離れている。受容流体入口70がレキュ
ペレータ60の後端部64内に配置されており、ドナー
流体入口72が、レキュペレータ60の前端部62と後
端部64との間で内側部分66内に配置されている。受
容流体出口74は、前端部62とドナー流体入口72と
の間で、レキュペレータ60の内側部分66内に配置さ
れており、ドナー流体出口76は、前端部62と後端部
64との間でレキュペレータ60の外側部分68に配置
されている。レキュペレータ60は、受容流体入口70
と受容流体出口74との間に配置された複数の熱受容通
路77と、ドナー流体入口62とドナー流体出口66と
の間に配置された複数の熱ドナー通路78とを含む。各
複数の熱受容通路77と複数の熱ドナー通路78が、中
心軸線12にほぼ半径方向になった、あるいは斜めにな
った軸線79を有するように配置されている。本出願に
おいて、レキュペレータ60は、主表面式のものであ
る。熱ドナー通路78を通るドナー流体44の流れに対
する熱受容通路77を通る受容流体52の流れは、逆流
作用を有することになる。
【0011】圧縮セクション46の出口端部50が環状
プレニューム80と連通し、第1の膨張可能ダクトシス
テム82により受容流体入口70に取り付けられてい
る。レキュペレータ60の受容流体出口74が、第2の
膨張可能なダクトシステム84と第1のハウジング18
内に配置された通路24とによって燃焼室28の入口端
部30と連通する。レキュペレータ60のドナー流体入
口72は、第3の膨張可能なダクトシステム90と、第
2のハウジング36内に配置された環状通路38とによ
り、タービンセクション34の出口端部42と連通す
る。出力軸92が、タービンセクション34と作動的に
取り付けられており、エンジン10の後部16から延び
る。別の例として、第2の軸94がタービンセクション
34に作動的に接続されており、エンジン10の前部1
4から延びている。
【0012】エンジン10の部品と確立された構造との
組み合わせにより、長さ、幅および高さにおいて比較的
最小となる大きさの、ほぼ長方形の形状となった小型化
された復熱式ガスタービンエンジン10を形成する。さ
らに、部品の位置と配置が、エンジン10を通るドナー
流体44と受容流体52の各々の流体流れ通路96を形
成し、力学的に効率良く、全体的なエンジンの効率を高
めるようになる。ガスタービンエンジン10は、ほぼギ
リシア文字の第21番目の文字Φを反転することにより
形成された流体流れ通路96を形成する。例えば、中心
軸線12に対し矢印により指定したような流体流れ通路
96は、第1の軸線方向の流れ98、第1の半径方向外
方の流れ100、逆軸線方向流れ102、半径方向内方
流れ104、第2の軸線方向の流れ106および第2の
半径方向外方の流れ108とを含む。
【0013】本発明の別の態様、目的および利点を、本
発明の図面、発明の開示および請求の範囲から得ること
ができる。作動中において、図1と2に最もよく見られ
るように、復熱式ガスタービンエンジン10は、比較的
独特な構造を含み、ほぼΦが反転した形状を有する独特
な流体流れ通路96を形成する。受容流体52が入口端
部48に入り、軸流圧縮器46に沿って、エンジン10
の後部に向けて軸線方向に進み、途中で加熱され圧縮さ
れる。圧縮後、受容流体52が環状プレニューム80内
に出て、中心軸線12から半径方向外向に向きを換え、
第1の膨張可能なダクトシステム82を通る。該第1の
膨張可能ダクトシステム82が受容流体52の向きを軸
線方向に換えてレキュペレータ60を通るようにし、複
数の熱受容通路77内の受容流体52が、複数の熱ドナ
ー通路78において、近接するドナー流体44からの付
加的な熱を吸収するようになっている。レキュペレータ
60内で、受容流体52が複数の熱受容通路77を通っ
て中心軸線12に向けて半径方向内方に向きが換えられ
て第2の膨張可能なダクトシステム84に送られ、第1
のハウジング18内の通路22に入る。通路22から受
容流体52が向きを換えられて燃焼室28の入口端部3
0を通り、該燃焼室28を軸線方向に通って流れる。複
数の燃料噴射器20からの燃料が軸線方向に流れている
間、受容流体52と混合される。燃焼室で混合された可
燃性混合物が燃焼室28内で燃焼され、ドナー流体44
を形成し、中心軸線12に沿って出口端部32からエン
ジン10の後部16に向けて、タービンセクション34
の入口端部40に出る。ドナー流体44がタービンセク
ション34内でタービンディスク45と接触し、中心軸
線12に沿って軸方向にタービンセクションを通過し、
エンジン10の後部16に向かって進行し、複数のター
ビンディスク45と出力軸92を駆動する。消費ドナー
流体44がタービンセクション34の出口端部42を出
て環状通路38に入るように向きが換えられ、中心軸線
12から半径方向外側に離れるように向きが換えられ、
第3の膨張可能なダクトシステム90を通ってドナー流
体入口72内に入り、複数の熱ドナー通路78を通って
半径方向外側に流れて、ドナー流体出口76を出て、大
気中に分散される。ドナー流体44が中心軸線12から
半径方向外方に進行すると、受容流体52が中心軸線1
2に向かって半径方向内方に進む。従って、ドナー流体
44がドナー流体出口76に近づくと、最高熱が引き出
され、ドナー流体44は最低温度になる。逆に、レキュ
ペレータ60を通る受容流体52の逆流に関し、容流体
52は最低温度であり、ドナー流体44から受容流体5
2への熱伝導が絶えず発生する。
【0014】ガスタービンエンジン10を構成する部品
の位置と配置の組み合わせにより、エンジンを構成する
部品を効率良くかつ有効に位置決めし、配置することに
よって、効率を高め、エンジンの流体流れ通路96をよ
り有効に改善する。本発明の位置決めのために、流体の
流れが単純になり、不要な渦、ベクトルの変化、エネル
ギーを吸収する向きの変換および圧力の損失を作り出す
ような不要な逆方向の流れを少なくすることになる。例
えば、環状燃焼器28内で作られる高温のドナー流体4
4が中心軸線12に沿って軸線方向に直線状態で進行
し、中心軸線12に沿って軸線方向に直線状態で進行し
ながら、タービンセクション34のタービンディスク4
5に作用し、多量の熱エネルギーと動力を使用して、レ
キュペレータ60に入るように向きを換える前にタービ
ンセクション34を駆動する。
【0015】従って、エンジン10の形状、部品の配置
と位置がエンジンの効率を有効に高めることになった。
さらに、エンジン構造とこれに関連する部品を通る流体
流れ通路、すなわち逆転した「Φ」形状の通路のため
に、エンジン10をより効率的に改善することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するガスタービンエンジンの側面
図である。
【図2】本発明を実施するガスタービンエンジンの前面
図である。
【図3】本発明を実施するガスタービンエンジンの一部
の別の側面図である。
【符号】
10 ガスタービンエンジン 12 中心軸線 14 ガスタービンエンジンの前部 16 ガスタービンエンジンの後部 18 第1ハウジング 20 燃料噴射器 28 燃焼室 30 燃焼室の入口端部 32 燃焼室の出口端部 34 タービンセクション 36 第2ハウジング 40 タービンセクションの入口端部 42 タービンセクションの出口端部 44 ドナー流体 46 圧縮器セクション 48 圧縮器セクションの入口端部 50 圧縮器セクションの出口端部 52 受容流体 60 レキュペレータ 62 レキュペレータの前部 64 レキュペレータの後部 70 受容流体入口 72 ドナー流体入口 74 受容流体出口 76 ドナー流体出口 77 熱受容通路 78 熱ドナー通路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸線を有し、前部と後部を備えるガ
    スタービンエンジンであって、 ガスタービンエンジンの後部近くで中心軸線に沿って軸
    線方向に該中心軸線を中心として配置され、前記ガスー
    タービンエンジンの前部に向けて軸線方向に配置された
    入口端部と、前記ガスタービンエンジンの前記後部に向
    けて軸線方向に配置された出口端部とを有する圧縮器セ
    クションと、 該圧縮器セクションと前記ガスタービンエンジンの前記
    前部との間で前記中心軸線に沿って軸線方向に該中心軸
    線を中心として配置されており、前記圧縮器セクション
    を作動的に駆動し、前記ガスタービンエンジンの前記前
    部に向けて軸線方向に配置された入口端部と、前記ガス
    タービンエンジンの前記後部に向けて軸線方向に配置さ
    れた出口端部と、を有するタービンセクションと、 該タービンセクションと前記ガスタービンエンジンの前
    記前部との間で、前記中心軸線に沿って軸線方向に配置
    され、前記ガスタービンエンジンの前記前部に向けて配
    置された前記入口端部と、前記ガスタービンエンジンの
    前記後部に向けて配置された出口端部とを有する燃焼室
    と、 を備え、前記入口端部は、前記圧縮器セクションの前記
    出口端部に作動的に接続されており、前記出口端部は、
    前記タービンセクションの前記入口端部に作動的に接続
    されるようになっており、 前記圧縮器セクションの前記出口端部と前記燃焼室の前
    記入口端部との間に作動的に配置されている主表面レキ
    ュペレータが設けられているガスタービンエンジン。
  2. 【請求項2】 前記圧縮器セクションは、軸流圧縮器を
    含むことを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエ
    ンジン。
  3. 【請求項3】 前記圧縮器セクションは、遠心圧縮器を
    含むことを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエ
    ンジン。
  4. 【請求項4】 前記タービンセクションは、複数のター
    ビンディスクを含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ガスタービンエンジン。
  5. 【請求項5】 前記燃焼室は環状燃焼器を含むことを特
    徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  6. 【請求項6】 前記燃焼室は、筒形燃焼器を含むことを
    特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  7. 【請求項7】 前記筒形燃焼器は、複数の筒形燃焼器を
    含むことを特徴とする請求項6に記載のガスタービンエ
    ンジン。
  8. 【請求項8】 前記主表面レキュペレータは、作動中に
    受容流体が流れる複数の受容通路と、作動中にドナー流
    体が流れる複数の熱ドナー通路とを含み、前記受容流体
    の流れと前記ドナー流体の流れとは、逆流れ方向である
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジ
    ン。
JP2442498A 1997-06-11 1998-02-05 ガスタービンエンジン Pending JPH1113484A (ja)

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