JPH1113454A - 自動車排気ガス浄化器 - Google Patents

自動車排気ガス浄化器

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JPH1113454A
JPH1113454A JP9208261A JP20826197A JPH1113454A JP H1113454 A JPH1113454 A JP H1113454A JP 9208261 A JP9208261 A JP 9208261A JP 20826197 A JP20826197 A JP 20826197A JP H1113454 A JPH1113454 A JP H1113454A
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JP
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gas
exhaust gas
gasoline
tank
sox
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JP9208261A
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Hideaki Tanaka
秀明 田中
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Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】自動車排気ガス中のNOx、SOx、フリーカ
ーボン、ハロゲンガスを除去し、更に炭酸ガスを除去し
て浄化する浄化器を得る。 【解決手段】排気ガス管2aからの排気ガスをガス溜タ
ンク4aに導き、多数の穿孔5aを通じて外側タンク7
a内の吸収触媒液6aにて洗滌し、脱カーボン、脱NO
x、脱SOx、脱COを行う。浄化されたガスは吸収
触媒液面に上昇し、フィルタ8aで更に濾別して大気に
放出する。一方洗浄液は水槽15a等のタンク、洗滌フ
ィルターで濾別して水槽13aに溜め、ポンプ18aで
外側タンクに循環する。また吸収触媒水を発電バッテリ
で電解して水素ガスと酸素ガスを発生せしめ、これらの
ガスを燃料−空気混合ガス中に導入して燃焼せしめる。
更にガスリンタンク19a及び気化室20aはラヂェー
ション性物質の入った塗料で塗布されており、ガソリン
ガスを活性化せしめると共に燃費効率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車並びに工場排煙
ガス中のカーボンダスト、Nox、Sox、Co2ガス
を触媒塩水で除去して大気汚染を浄化すると共に、燃費
効率を高める事を特徴としたものであるから、地球環境
を改善し、石油燃料を節減するものである。
【従来の技術】従来自動車の排気ガスの浄化法として
は、マンガン、ニッケル、コバルト、白金触媒による燃
料の完全燃焼法や、セラミックスによる吸着と脱カーボ
ン化を行って来たが脱Nox、脱Soxは充分に除去さ
れず、大都会では総量規制によって交通量を制限し、工
場の排煙による大気汚染は地球の温暖化をもたらし、公
害ガスによる人体への障害が問題となってその浄化の改
善が要求されていた。
【課題を解決するための手段】白金触媒で自動車の排気
ガスを再燃せしめる方法で、残留炭化水素ガスや副生有
機物を燃焼せしめ、白金触媒の粉塵によって肺癌になる
要因をつくる事が最近発見されて、他のマンガン、ニッ
ケル等の触媒も大なり小なり有害性である事が判った。
最近では炭酸ガスの地球温暖化の影響からこのガスの除
去が問題となり、本願はこの排気ガスの浄化器として触
媒液を接触通過せしめ、溜タンクと外側タンクを接合し
て排気ガスを洗滌して脱カーボンを脱Nox、脱Sox
を行うと同時に、Co2ガスを触媒塩アルカリ液で処理
して吸収せしめると共に、石油燃料をラヂエーション性
ジルコニウム、ハフニウム焼結セラミックや塗料で燃料
タンクや気化筐内を塗布して石油燃料を活性した燃焼効
率を10〜18%を高めると共に、更に燃費効率と排気
ガスの浄化を行う為にこの触媒液水を電気分解して発生
した酸素ガスを空気に混合し、別々に水素ガスをガソリ
ン気化ガスと混合して混合ガス燃料を作り、自動車エン
ヂンに圧入して燃焼せしめる事によって水素ガス燃料に
よりガソリン燃費を低下せしめ、空気中に酸素ガスを混
合して空気中の酸素濃度を高める様にした浄化器を架設
する事によって排気ガスの浄化を行わんとするもので、
併せて自動車の衝突の緩衝材として自動車の外周に水タ
ンクを架設して、交通上の身の安全性を高める事を課題
とした。そして、工場排煙の脱Nox、脱Sox、脱C
o2にこの方法を採用した。即ち、この排気ガスの脱N
ox、脱Sox、脱Co2の浄化法として触媒水を使用
して、前記排気ガス中の公害物を吸収除去し、この吸収
した触媒水中の反応物、沈殿物をカーボン等をフィルタ
ーで除去して循環使用せしめ、循環触媒吸収水として使
用すると共に、この水を電解液で浄水して循環して使用
し、電解液によって発生する酸素ガス、水素ガスを別々
にガス吸蔵触媒で吸収せしめて分離したガスを一つは空
気に混合し、他の水素ガスは燃料ガスに混合してガス濃
度を調整して気化せしめたものをガソリンとラヂエーシ
ョン性触媒で接触分解して燃費効率を高める様にした排
気ガスを浄化せしめる事を特徴とした。
【作用】脱Nox、脱Soxはタングステン酸アルカリ
やモリブデン酸アルカリ液とバリウム液で処理し、錯塩
として脱Nox、脱Soxを行い、トリエタノールアミ
ン、消カルシウム塩、苛性アルカリ水で炭酸ガスを吸収
せしめてカルシウム塩として分離し、アルカリ水液と炭
酸塩として分離せしめて瀘別し、循環利用せしめる事を
特徴としたもので、苛性アルカリ液は隔膜電解で作り、
これを利用する。そして、ガソリン燃料をガソリンタン
ク及び気化管中にラヂエーション性ジルコニウム、ハフ
ニウム粉の混合したポリエステル樹脂を塗布する事によ
ってガソリン成分を分解し連結炭素鎖を分断して活性化
し、着火性を高め不完全燃焼を10〜18%改善せしめ
る。この燃費効率は、全て長距離運転に際しての効率ア
ップであるが、都市内の如き信号が多く停車回数の多い
処ではその効果は3%アップに過ぎないから、電解分解
による酸水素ガスを使用する時は、酸素ガスを空気に3
〜5%混合すると燃焼温度は300〜500℃上昇し、
水素ガス燃料はガソリンの4倍のカロリーを有するの
で、これを水素ボンベの水素ガスと併用すると添加量に
応じて変化し、3〜5%の燃費効率を20%以上高める
事が出来る。そして、この酸水素ガスを混合したものは
排気ガス中のNox、Soxを減少せしめ、排気ガス1
中3gあったものを1m中0.1g以下に浄化す
る。フリーカーボンは殆んど水中に入りフィルターで回
収分離される。この浄化器による炭酸ガス吸収性は電解
アルカリ液の陰極水で吸収せしめると、水酸化カルシウ
ムと炭酸カルシウムを作り沈殿する。これを瀘別すると
他の水酸化カルシウムと反応して炭酸ガスは引き続き反
応して沈殿物を作り炭酸ガスは除去される。エタノール
アミンの存在は炭酸ガスを良く吸収する作用があり、こ
れに消石灰を反応せしめる事によって分離される。苛性
アルカリ水では炭酸ソーダーとして吸収され飽和すると
沈殿するから、これらのアルカリ水で脱炭酸を行う。
【本発明の実施例】本発明を図面で説明すると次ぎの如
くである。
【図1】は自動車排気ガス浄化器と電解装置を組み合わ
せた機能工程図である。自動車エンヂン(1a)からガ
ソリン燃焼による発生排気ガスを排気管(2a)から排
気して、排気ガスを連結する排気管(3a)で浄化器
(A)の溜ガスタンク(4a)に排気ガスを送り、溜ガ
スタンク(4a)中でガス拡散を行ったガスを溜ガスタ
ンク(4a)の下部側面に穿設した多数の穿孔(5a)
(5’a)を通じて、予め外側タンク中に投入した吸収
触媒液(6a)(6’a)中に吹込んだ液で洗滌せしめ
た排気ガスは外側タンク(7a)(7’a)でカーボン
を液中に分散せしめ、更にガス中のNox、Sox、C
o2ガスを洗滌水によって分離吸収せしめ、上面のガラ
ス金属上蓋フィルター(8a)(8’a)で瀘別せしめ
る。ラヂエーションの様な発生カーボンの多い大型エン
ヂンでは、予め(9a)のフィルターしてカーボネート
のNox、Sox、Co2を取った後の排気ガスを浄化
器(A)に導入するのがよい。このフィルター(9a)
【図2】で説明する。上蓋フィルター(8a)(8’
a)は繊維の毛管作用によって常に湿潤せしめて、飛散
した残余のカーボン、Nox、Sox、Co2は吸収さ
れる為に苛性アルカリ固形錠を繊維内に内臓せしめ、余
分の炭酸ガスの吸収を行わしめる。そして、その上面に
篏着した上蓋(10a)(10’a)の多数穿孔(11
a)(11’a)から排気せしめる。この内臓する吸収
触媒液(6a)(6’a)は約1lの液を導入し、排気
ガスの洗滌を行う為にカーボンが沈積して目詰りを起こ
す為に、外側タンク(7a)(7,a)に小管(12
a)(12’a)をその側面に接合して、クッション材
の水槽(13a)とパイプ(14a)(14’a)で連
結して水槽(15a)(16a)(17a)をパイプで
接続連結し、ポンプ(18a)で液を循環せしめる。こ
の循環に於いて、フィルター(18a)でカーボン固形
物を分離して、吸収触媒液(6a)(6’a)を常に精
製して循環せしめる。大都会で自動車を運転する時は、
交通信号によって自動車は常に信号停止を余儀なくされ
る事が多いので、この間のエンヂンは排気ガス中の燃焼
からくる不純物の発生が多いので、
【図3】に示す触媒塗料で予めガソリンタンク(19
a)と気化筐(20a)を塗布して接触したガソリン分
子を分断せしめて燃焼着火速度を高めると同時に酸素ガ
スボンベ(22a)と水素ガスボンベ(21a)と電解
槽(B)をパイプ(23a)(24a)で連結し、電解
液(25a)(25’a)を陰極(26’a)と陽極
(26a)に直流電力(27a)を接続して電力を印加
して隔膜(28a)(28’a)を直立せしめて接続し
たものに、電解作用を行わしめて発生する水素ガスは蓄
ガス触媒(29’a)で吸収せしめた後に、パイプ(2
4’a)で気化室に送る。そして、水素ガスを一定にす
る為に水素ボンベ(21a)とパイプ(30a)で連結
し、気化筐(20a)cに導入する。酸素ガスも陽極
(26a)室で発生したものを触媒(29a)に吸収せ
しめた後に、酸素ガスを調整酸素ボンベ(22)と混合
してガス量を調整して、二次気化筐(20’a)に送り
込み、気化室(20”a)で完全混合気化させたガス
を、エンヂン(1a)に送り込む。そして、燃焼した排
気ガスを排気管(2a)を通じて排気し、触媒管(9
a)に連結して浄化器(A)に導入せしめる。空気ガ
ス、酸素ガスを5%混合すると燃焼温度はガソリンや重
油燃料と混合すると300〜500℃上昇し、1%では
80〜100℃の温度上昇がある。酸素ガス量が増大す
るとNoxが増大するが、水素ガスが入るとNoxは減
少する。これは、酸化還元作用を呈するからである。こ
の酸素ガスと水素ガスを直接混合した混合ガスは、爆発
の危険があるので安全性の為に(20a)の気化室に銅
の触媒を入れてあると共に、酸素ガスは先ず空気と良く
混合した空気を使用し、水素ガスはガソリン気化ガスと
良く混合したものを混合気化筐中に導入して混合してエ
ンヂンの燃料混合ガスとして使用する。*印はエンヂン
排気管(2a)と浄化気(A)に連結する排気管(9’
a)とを接続せしめてある。この電解槽の電解液は、苛
性ソーダーや苛性カリー液に水酸化バリウム、水酸化カ
ルシウム、トリエタノールアミン、タングステン酸ソー
ダー、モリブデン酸ソーダー、アンモニア見ずが添加さ
れて水溶液の5〜20%のものが使用され、バリウムと
タングステン、モリブデンは沈殿を作るので注意して行
う。又、水素ガスは重油燃料の4倍の力を有するのでガ
ソリンの節減となりアンモニアガスを水素ガスと混合す
るとアンモニアガスは気化しやすくなると共に、このア
ンモニアガスはが気化されて混合ガス中に入るとNox
の発生量を減少し、空気ガスが増えるので脱Nox用と
して有効である。又、タングステン酸アルカリやモリブ
デン酸アルカリとNoxガスが接触するとNox錯塩を
形成して沈殿するが、これを瀘別して焼成すればタング
ステン酸やモリブデン酸は回収されるが、アルカリ性が
強いとアルカリ塩となり炭酸ガスと炭酸アルカリを形成
してアミンやアンモニア水の存在下では炭酸アルカリと
して沈殿するから瀘別によって炭酸アルカリは回収され
る。又、アルカリの不足分は電解によって副生せしめ
る。炭酸ガス吸着としては、水酸化カルシウムのアンモ
ニア飽和水に食塩を入れて、これに炭酸ガスを吹き込む
と食塩は塩化カルシウムと炭酸ソーダーとアンモニア水
とが形成されて、炭酸ソーダーの沈殿物が回収し炭酸ガ
スは吸収除去されるが、この水液にNox、Sox、ガ
スを導入するとこのアンモニア液中で反応して吸収から
脱Nox、脱Soxが行われる。しかし上記の如く、炭
酸ガスを吸収して反応した炭酸塩は沈殿物として存在す
るので瀘別分離して吸収剤の調整が常に必要となる。
【図2】は、排気ガスを浄化する一次浄化器の側面図を
示し、
【図2】のエンヂン(1a)から接続された排気管(2
a)は排気管(9’a)に接続され、浄化筐(9a)に
排気ガスを導入し高圧静電気電源(K)によって電極
(1b)(1’b)に連結されて7000ボルトに印加
され、排気ガスはこの電極で正負に荷電されて、セラミ
ックスや金属ガラス繊維多孔管(2’b)の多数穿孔
(3b)(3’b)と接触して吸着し吸着触媒水を含浸
させたガラスマット(4b)を通じてカーボンを除去
し、脱Nox、脱Soxを行って多孔管(2b)を通過
して排気管(3b)も通過して一次浄化された排気ガス
は浄化器(A)に入る。このガラスマット(4b)を含
浸する吸引触媒液はタンク(5b)によってパイプ(6
b)から毛管滴下されて湿潤せしめる。このガラスマッ
ト(4b)は常に排煙中に存在するカーボン、Nox、
Soxと接触してカーボンは繊維マットで瀘別されて、
一次脱カーボンとNox、Soxの活性化が行われ、一
部は吸着除去されて二次的浄化器(A)中で更に浄化さ
れるから、浄化器(A)中の外側タンク(7b)(7’
b)内のカーボン沈殿量は減少するから循環が容易とな
り目詰まりが起こらないが、一次浄化筐で沈殿繊維は開
口扉(10a)を開閉して繊維を交換してカーボンによ
る目詰まりを防ぐ。この繊維をガスバーナーで熱すると
カーボンは燃焼して目詰まりとなるのを防ぐ。 この繊
維は硅酸ジルコニウム、アルミナジルコニウム繊維より
成り、耐熱性である。又、セラミック繊維の多孔筒は練
炭の様に円筒に多数個の穿孔が穿設されたもので、その
外側に直立した電極板(1b)(1’b)に7000ボ
ルトの静電圧をインダクションリレーコイルで増大して
印加する。この静電着によってカーボンの80%は除去
されるから二次浄化器(A)の吸引触媒液のカーボン量
は沈積量が少なくないので、その液のフィルターの目詰
まりを防ぐ事が出来る。次ぎに、電解槽は酸素ガス、水
素ガスの発生装置であるが、一般にガスコントロールの
為には2個の電解槽架設すると自動車の燃料として使用
する時には純度の高い酸水素ガスが得られる。
【図3】は、吸収触媒液を作る電解槽の側面図を示し、
酸水素ガス発生隔膜電解(1c)でセラミック又はステ
ンレス、チタン、ジルコニウム金属の多孔質焼結板の隔
膜(3c)を電解槽(1c)の中央に嵌着して枠体(2
c)で硬質ゴム等で挟着してある。この電解槽は苛性ソ
ーダー液を電解液としてトリエタノールアミンを少々添
加したものである。この隔膜(3c)に分割して電解液
を入れて電源(K)を銅線(5c)(5’c)で電極
(6c)(6’c)に接続して、直立電圧又は、脈流電
圧を印加する。この電解に於いて、水素ボンベ(7’
c)から陰極室に水素ガスを送り、酸素ボンベ(7C)
から陽極室に酸素ガスを送る時に両ガスが混合しない様
に隔膜の上面は無孔質金属板(3’c)として中下部を
多孔質金属面とする。この電解に於いて電解効率を高め
る為に、酸素ボンベ(7c)水素ボンベ(7’c)の圧
力を高め、10気圧にすると電解効率は上昇して増大す
る程消費電力は小さくなる。そして、各酸水素ガスの圧
力を均等に保持し、0.8気圧に保持したガスを減圧弁
で減圧して気化混合室に送る時は、一定した各ガス量が
供給される。そして、電解によって発生したガスは触媒
室、例えば、水素ガスではニッケル、マンガン、鉄、コ
バルト合金に吸収させた後排気管(8’c)から排出
し、又、酸素ガスは銅、ニッケル、コバルト錯塩金属の
多孔質体で吸収されて排出管(8c)から排出される。
各ボンベガスが無くなつた時は、電熱線又は排気ガスを
導入せしめて温度を40℃以上に高めると吸蔵した各ガ
スが排出され、又、電解圧力を高めればガス圧力も増大
する。従って、浄化吸収触媒液を作る電解槽(B)とは
区別して使用するのがよい。これらの電解槽は自動車の
バッテリーで操作し電磁弁でガスコントロールされて集
中操作が可能となる。特に、自動車の安全操作とは区別
した方がより安全性が高く、ガソリン燃料の使用もプロ
パンガスに切り換えても同様の操作で混合気化が行わ
れ、又クリーンガスを排気するには大都市ではガソリン
や石油燃料を出来るだけ少なく使用して、酸水素ガスに
切り換える事が有用である。これらは燃焼する時Co2
ガス発生も少なくNox、Soxの発生も少ない事は言
うまでもない。
【図3】の酸素ガスは吸引器(9c)で空気ガスを吸引
し、混合器(10c)で空気と酸素ガスと混合せしめた
後に混合器(20’a)に入る。又、水素ガスはガソリ
ンやプロパンガスの混合器(20a)に入り、混合器
(10’c)を経て混合気化器(20”a)で混合され
て触媒槽(11c)を経てエンヂン(1a)に入り着火
燃焼される。そして、各酸素ガスは調節器(12c)に
於いて水素ガスは調節器(12’c)によって調節され
たガスを気化混合室に入り込む。この脱Nox、脱So
x、脱Co2吸収触媒液の配合例を示すと、次ぎの如く
である。
【例1】 水 1000部 消石灰 200部 アンモニア水 350部 食塩 100部
【例2】 水 1000部 苛性ソーダー 70部 トリエタノールアミン 100部
【例3】 水 1000部 モリブデン酸タングステン酸ソーダー 100部 苛性ソーダー 20部
【例4】 水 1000部 モリブデン酸タングステン酸ソーダー 100部 アンモニア 1部 苛性ソーダー 10部 消石灰 10部
【例1】の吸収触媒液は炭酸ガスを有効に活用し、炭酸
ソーダーとして回収し、塩化カルシウムを濃縮回収する
から一週間に一度吸収触媒液タンクを回収して、副生物
を瀘別濃縮すると共に新しい触媒液とタンク内の溶液を
交換すれば良い。これは工場の排煙ガス処理にも応用さ
れる。
【例2】は、炭酸ガスをガス吸収せしめ炭酸ソーダーと
して沈殿し瀘別して、苛性ソーダーを添加して液の調節
を計るが、この苛性ソーダーは隔膜電解によって補給精
製する。
【例3】
【例4】は、脱Nox、脱Sox用の吸収触媒として効
果がある。この様に、この排煙浄化に於いて吸収触媒液
を使用すると、脱Nox、脱Soxの他に脱Co2を同
時に行う事が出来、アンモニアガスの気化器への導入は
H2ガス導入と共にNoxの発生量を抑制する効果があ
る。
【本発明の効果】従来使用の排気ガス対策としては、自
動車エンヂン排気ガスの一部を混合ガス燃料と混合して
内燃せしめる方法を採用したり、白金触媒を使用した
り、多孔セラミックを吸着脱カーボンに使用して来た
が、Nox、Sox、Co2及びカーボンの同時除去は
困難であった。そこで本発明はガソリン燃料をラヂエー
ション性ジルコニウム、ハフニウム触媒塗料塗布使用に
よって10〜12%の燃費効率を高めた。そしてガソリ
ン分子の分列化によって燃焼性を高める事によってNo
x、Sox、Co2、カーボン量を同時に発生量を少な
くした。次ぎに、Co2ガスを吸収せしめるには水の媒
体に吸収せしめる方法が安価で最良である理由で、液体
の吸収媒体としてアルカリ性溶液とした。このアルカリ
液中では、Noxは水溶液中に溶解し、タングステン
酸、モリブデン酸があれば錯塩を作って沈積するので分
離が容易であつた。この排気ガスの除去には、一次浄化
器と二次浄化器によって99%は除去され、脱Nox、
脱Sox量も85〜90%が除去され、Co2も除去率
は60〜80%であつた。この脱Nox、脱Sox量を
持続するためには吸収触媒液の液量を増大する必要があ
る。その為には、この水液をクッション容器に入れて自
動車の前面、側面、背面に小容器に分割して自動車の衝
突時にクッション水によって衝撃圧を緩和せしめ、人体
救助に利用すると共に水の電気分解によって生ずる水素
ガスと酸素ガスと燃料に利用して脱Nox、脱Sox、
脱Co2の量を減少せしめると共に、ガソリン等の石油
燃料の使用を減量する為に酸素ガス、水素ガスのボンベ
によって、水素ガソリン、水素プロパンガスとして利用
し、空気の燃焼温度を高めるには酸素ガスを空気に混合
して燃焼せしめる事によつてNox、Sox、Co2の
発生量を減少せしめるから、二一世紀の自動車燃料とし
て有用であり、大気汚染を減少せしめるので環境衛生的
に有用である。又、この二次浄化器は工場の排煙ガス、
脱Nox、脱Sox、脱Co2にも応用され、回収炭酸
ガスをアンモニアや消石灰、食塩水の吸収剤で吸収せし
めると、炭酸ソーダーと塩化カルシウムの副生物を得る
ので処理コストが低下する。又、太陽光発電器との組合
せによって電力量を補助せしめる事が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車排気ガス浄化器と電解装置を組み合
わせた機能工程図
【図2】 一次浄化器の側面図
【図3】 吸収触媒液を作る電解槽の側面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 53/60 F01N 3/24 C 53/74 F02M 25/12 C 53/87 27/02 D 53/86 F 53/94 B01D 53/34 C F01N 3/10 132A 3/20 53/36 B 3/24 D F02M 25/12 101B 27/02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後文記載の如く、排気ガス出口管に接続管で螺合した排
    気ガス管を延長して排気ガス溜タンク中に噴出せしめた
    排気ガスと溜タンク下部の周辺の多数個の穿孔を通じて
    外側タンク中に予め篏挿した吸収触媒液中にて洗滌し、
    脱カーボンNox脱Sox、脱Co2した排気ガスをそ
    の液面に上昇せしめて湿潤したフィルターで瀘別して排
    気せしめる様にし、その洗滌液を自動車の衝突に際して
    クッション材となる水槽タンク中にポンプで導入して、
    洗滌フィルターで瀘別して沈澱カーボンを瀘別し、その
    他吸収によって出来た固形粉等を瀘別した触媒液を自動
    車の周辺に設置したクッション性水槽と連結した後に、
    ポンプで浄化器の外側タンク中に導入して循環せしめる
    と共に、吸収触媒水を発電機バッテリーで電解して水素
    ガスと酸素ガスを発生せしめ、このガスを触媒に吸蔵し
    た後に自動車内燃機に通じる燃料空気混合ガス中に導入
    して、ガソリン燃費を水素燃料と空気中の酸素濃度を上
    昇せしめて高温系で燃焼せしめる。又、ガソリンタンク
    及び気化室にはラヂエーション性のジルコニウム、ハフ
    ニウム砂粉の入った塗料で塗布した状態中でその組成を
    分断せしめたガソリンガスを活性化せしめたものを気化
    室で更に活性化せしめて燃費効率を高める様にする事を
    特徴とした自動車排気ガス及び工場排気ガスの浄化器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103459791A (zh) * 2011-03-30 2013-12-18 日立造船株式会社 废气净化方法及其设备
KR20180055665A (ko) * 2016-11-17 2018-05-25 김건하 브라운가스를 이용한 자동차엔진 성능복원 및 카본제거 시스템

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