JP2014201621A - 二酸化炭素消滅燃料費節約方法 - Google Patents
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Abstract
Description
日本は京都議定書以来6%増加し、今後6.4%の削減義務があり、合計12.4%削減せねばならない。そして8%の排出権を買っている。火力電力が30%、炭素全体で29%もCO2を排出している。
このように考えると、エネルギの効率的利用や省エネルギの努力だけではなく、世界の二酸化炭素放出量を回収して処理する抜本的解決法が必要である。
増え続ける二酸化炭素は回収して処理しなければならないが、二酸化炭素を出しながら発電した電気を使って二酸化炭素を処理するのでは、発電した以上に電気を使ってしまうし、二酸化炭素を減らすことは出来ない。そこで二酸化炭素をなくし、且つエネルギを得る本発明が必須になってくるのである。
図1は公知の車でエンジン1にガソリン2、空気3を気化器4を経てエンジンからCO25や微小粒子状物質やNOXを発生する。これは、石油の中のCが空気中のO2と燃料により結合し、CO2になるのである。ディーゼルエンジンでは微小粒子状物質やNOXを多く排出する。
CO2+4H2→CH4+2H2O
水素発生装置15の中核である固体高分子電解質膜フィルム16は本発明者が出願した米国特許No.5,156,927
FILM ELECTRIC
GENERATION SYSTEM
にて提案したSOLID
POLYELECTROLYTIC FILM
で、この化学式は図3に示す通りである。
図2の15から排出されたH28は前記の如くCH4になり燃料となるが、
15から排出されたO218はCH4排出管19に結管して送られるか又はキャブレタからの管42に結管してエンジンに送られる。
いずれにしてもH2がCO2と結合してCH4になり燃料になるので本発明によりCO2を消滅させ、かつ、燃料の使用量が減じ、燃料費を下げ、かつ、燃費を良くすることが出来る。
46、水素分離タンク47、酸素分離タンク48、除湿器49,50、純水タンク51、ファイナルフィルター52、非再生ポリシャー53、熱交換器54および直流電源55から構成される。
図7も本発明実施例で、反応チャンバ26の温度を上げるためエンジンの熱hを集める集熱体28を反応チャンバ26の下に設けたものである。
尚、前記純水装置はイオン交換樹脂膜と+−電極を使用し通電するものなどがある。
H2Oは排出されるか純水装置14で純水化されH2O29として再使用される。
図10も本発明実施例で、一般大気にあるなどのCO237を吸込管38で吸込み本発明CO2・H2装置39に送り込み、CH4とH2Oを生み、CH4は燃料装置13に送り込んでエネルギ化する。そのエネルギの一部h40で本発明
CO2・H2装置39を加熱圧縮してCO2・H2の反応を促進する。
水素化触媒を使用して二酸化炭素を接触水素化する方法がある。例えば、主として鉄、コバルト、ニッケル等の遷移金属化合物を酸化物担体に担持してなる水素化触媒を使用する方法が知られている。
これらの水素化触媒は、一般に、高速反応条件下では、反応率が低く、また、
長時間高活性を維持することが困難であるという問題点がある。
Si4−xAlxM2+ yO8−x/2+y−z/2(OH)2・nH2O(I)(式中xは、
0≦x≦0.8、yは2.2≦y≦3.0、zは、2.0≦z.4.5、
nは、不定比の関係を満たし、M2+は、Ni2+あるいはNi2+およびMg2+のいずれかの2価金属イオンを表す)で示される含水酸化物に、カオチン性有機化合物を添加し、100〜250℃で水熱処理し、空気中において100〜1000℃で焼成して得られる触媒、およびこの3−八面体型スメクタイト様合成多孔体を200〜600℃で水素還元処理した触媒は有効である。
LaNi5は、200℃という比較的温和な条件でも触媒作用を示すことが確認されている。
LaNi5(60〜200メッシュ)1gを内径1cmのステンレス製反応管に充填しH2とCO2を200℃、3000ml/g−cat・hで供給し圧力を1〜5気圧に変化させた場合のメタン収率を図13に示す。この図13は、二酸化炭素のメタン化反応における加圧効果を示す図である。
1気圧でもメタン化反応は進行するが、圧力を高めることにより、メタンの反応収率が向上する。
希土類金属は、一般に希土類元素と総称される金属であり、具体的には、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム、プロメチウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウムの17元素それぞれに相当する金属である。これらの希土類金属の単体を、他の金属と比較すると、一般に、二酸化炭素に対する親和性は高いが、水素に対する親和性は低い傾向がある。触媒としては、前記希土類金属の中でもセリウム族に属する5元素、即ち、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジウム又はサマリウムを含むものが好ましく、中でもランタンが好ましい。
一般に、鉄族元素は、水素に対する親和性が高く、接触水素化反応の触媒の活性成分として広く使用されている。触媒として使用する二成分系の金属間化合物としては、例えばLaNi5、CeNi5、ThNi5、LaNi2、La3Ni, La7Ni3、La2Ni7、LaNi3を挙げることができ、中でも、LaNi5が優れている。
反応温度250〜350℃、反応圧力5〜30気圧でも、有効な収率でメタンを製造できる。
二酸化炭素と水素の使用割合は、特に限定はないが、二酸化炭素1モルに対して水素2〜8モル好ましくは3〜6モル特に好ましくは約4モルとするのがよい。
希土類金属を含む金属間化合物、たとえばランタン−ニッケル系の金属間化合物である。そして、ランタン−ニッケル系の金属間化合物は高い水素吸蔵能を有することが知られているが、二酸化炭素の水素化に高い活性を有することは知られていない。
金属間化合物は組成が安定しているため長時間活性を維持できるものと考えられる。高活性触媒を用いて二酸化炭素と水素から高速且つ選択的にメタンを製造する。
Ni粉末と比較してランタン−ニッケル系の金属間化合物では、メタン収率が著しく向上していることが明らかである。なお、LaNi5は、200℃という比較的温和な条件でも触媒作用を示すことが確認されている。
加熱溶解により調整したLaNi5(60〜200メッシュ)1gを内径1cmのステンレス製反応管に充填し、原料ガス(H2/CO2=4)を50気圧、SV=3000ml/g−cat・hで供給した場合のメタン収率を実験した。生成物の分析はオンラインガスクロマトグラフにより行った。
また、前記実施例以外の変形実施も本発明に含まれるものである。
2 ガソリン
3 空気
4 気化器
6 ピストン
7 ジョイント
8 水素
10 エンジンシリンダ
14 純水化装置
15 水素発生装置
16 固体高分子電解質膜フィルム
17 電極板
19 コンプレッサ
20 タービングレード
21 壁
22 電源
24 電極触媒層
25 コンプレッサ
26 反応チャンバ
26’ ガソリン,エタノール等の燃料
27 キャブレタ
30 煙突
31 反応チューブ
32 吸熱部
33 熱源
34 熱伝導管
35 加熱管
36 搬送管
37 ドレイン管
38 吸込管
46 電解セル
47 水素分離タンク
48 酸素分離タンク
9、50 除湿器
51 純水タンク
52 フィルター
53 非再生ポリシャー
54 熱交換器
55 直流電源
Claims (1)
- 二酸化炭素と水分解等で得た水素を混入し前記二酸化炭素発生源からの熱と圧力により加熱加圧する事により得るメタンガスを前記二酸化炭素発生源の燃料として使用する事により二酸化炭素を消滅させ、燃料費を節約し得ることを特徴とする二酸化炭素消滅燃料費節約方法。
Priority Applications (1)
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JP2013076788A JP2014201621A (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 二酸化炭素消滅燃料費節約方法 |
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Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016076041A1 (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-19 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関のco2回収装置 |
US11466613B2 (en) * | 2018-03-20 | 2022-10-11 | Fuelsave Gmbh | Ship drive system and retrofitting method for a ship drive system |
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JP2009269983A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Yoshiro Nakamatsu | 二酸化炭素消滅燃料費節約装置 |
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2013
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