JPH11134192A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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Publication number
JPH11134192A
JPH11134192A JP30057097A JP30057097A JPH11134192A JP H11134192 A JPH11134192 A JP H11134192A JP 30057097 A JP30057097 A JP 30057097A JP 30057097 A JP30057097 A JP 30057097A JP H11134192 A JPH11134192 A JP H11134192A
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JP
Japan
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register
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Pending
Application number
JP30057097A
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English (en)
Inventor
Takashi Ichikawa
敬 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH11134192A publication Critical patent/JPH11134192A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一レジスタに対する読み出し命令及び書き
込み命令を同時処理できるマイクロコンピュータを提供
する。 【解決手段】 第1レジスタ6−1〜6−nに対する読
み出し命令及び書き込み命令を同時処理する場合、第1
レジスタ6−1〜6−nに1対1に対応する第2レジス
タ8−1〜8−nから書き込み済のデータAを読み出
し、第1レジスタ6−1〜6−nに新規のデータBを書
き込むと共に転送回路9にもデータBを転送する。第2
レジスタ8−1〜8−nからのデータAの読み出しが終
了すると、転送回路9が保持しているデータBを第2レ
ジスタ8−1〜8−nに書き込む。これより、第1レジ
スタ6−1〜6−nに対する書き込み命令及び読み出し
命令の同時処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数命令を同時処
理できるアーキテクチャを採用したマイクロコンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数命令を同時処理するマイク
ロコンピュータ(マイクロプロセッサとも言う)の場
合、演算処理部は複数命令を常に同時処理しなければな
らない為に複数命令と同じ数だけ設けられ、その他の構
成(RAM、デコーダ、レジスタ等)は常に使用すると
は限らない点とチップ面積の増大を防ぐ点とを考えて単
一のままとし複数の演算処理部に共用される形態となっ
ている場合が多い。
【0003】例えば、ROMのプログラム形態によって
は、同一レジスタに対する読み出し命令と書き込み命令
とを、この順序で連続する2つのアドレスに格納する場
合が考えられる。この場合、同一レジスタに対する読み
出し命令及び書き込み命令の同時処理は期待する読み出
しデータを保証できない為に不可能であった。そこで、
ROMから同一レジスタに対する読み出し命令及び書き
込み命令が同時出力された場合は、読み出し命令を書き
込み命令より優先させ、即ち、同一レジスタから前デー
タを読み出した後に同一レジスタに後データを書き込
み、読み出しデータを保証できる様にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ROMから同
一レジスタに対する読み出し命令及び書き込み命令が同
時出力された場合は、レジスタのアクセスが競合しない
様に、読み出し命令及び書き込み命令をシリアル処理す
る為、処理速度が遅くなる問題があった。また、パイプ
ライン処理、複数命令の同時処理等のアーキテクチャを
採用するマイクロコンピュータの場合、レジスタのアク
セスの競合が起こらない様に、コンパイラを用いてプロ
グラム配列の最適化を図る。しかし、コンパイラを用い
たプログラム配列の最適化にも限界があり、レジスタの
アクセスの競合を完全に排除することは不可能であっ
た。
【0005】そこで、本発明は、同一レジスタに対する
読み出し命令及び書き込み命令を同時処理できるマイク
ロコンピュータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、プログラムメモリに
格納された複数の命令を同時処理する演算処理部を備え
たマイクロコンピュータにおいて、前記演算処理部の論
理値出力の書き込みが行われる第1レジスタ手段と、前
記第1レジスタ手段に対する書き込み命令及び読み出し
命令を同時処理する時に使用し、前記第1レジスタ手段
と同一数だけ設けられると共に前記第1レジスタ手段と
1対1に対応する第2レジスタ手段と、を備え、前記第
2レジスタ手段を、データを一括又は部分的に電気消去
でき且つデータを繰り返し書き込み及び読み出しできる
不揮発性メモリで構成したことを特徴とする。
【0007】詳しくは、前記第1レジスタ手段に対する
書き込み命令及び読み出し命令を同時処理する時、前記
第2レジスタ手段から前記第1レジスタ手段と同一の前
データを読み出すと共に前記第1レジスタ手段に後デー
タを書き込み、前記第2レジスタ手段から前データの読
み出しを完了した後、前記第2レジスタ手段に前データ
に代えて後データを書き込む様にしたことを特徴とす
る。
【0008】また、前記不揮発性メモリはフラッシュメ
モリであることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。図1は本発明のマイクロコンピュータを
示すブロック図である。図1において、(1)はマスク
ROMであり、マイクロコンピュータの演算処理等の各
種動作を制御する為のプログラムデータが格納されたも
のである。マスクROM(1)は1マシンサイクル毎に
1回ずつアドレス指定されプログラムデータを読み出す
ものである。(2)はインストラクションレジスタであ
り、マスクROM(1)の読み出しデータを保持するも
のである。(3)はインストラクションデコーダであ
り、インストラクショレジスタ(2)の保持データを解
読し、演算処理等の各種動作を実行させる為の制御信号
を出力するものである。詳しくは、インストラクション
デコーダ(3)は、1マシンサイクル期間内で、マスク
ROM(1)の連続する2つのアドレスから読み出され
たプログラム命令を順次解読し、2つのプログラム命令
に相当する制御信号を同時出力するものである。(4)
(5)は演算処理回路であり、インストラクションデコ
ーダ(3)の解読結果に従って、各種演算処理を実行す
るものである。詳しくは、演算処理回路(4)は、イン
ストラクションデコーダ(3)による一方のプログラム
命令の解読結果に従って演算処理を行い、演算処理回路
(5)はインストラクションデコーダ(3)による他方
のプログラム命令の解読結果に従って演算処理を行う。
即ち、演算処理回路(4)(5)は、インストラクショ
ンデコーダ(3)の解読結果に従って同時に演算処理を
行う。(6−1)〜(6−n)は第1レジスタであり、
演算処理回路(4)(5)の演算結果が内部バス(7)
を介してセットされるものである。(8−1)〜(8−
n)は第2レジスタであり、第1レジスタ(6−1)〜
(6−n)と同じ値がセットされるものである。尚、第
1レジスタの数と第2レジスタの数とは等しく、第1レ
ジスタ及び第2レジスタの各々は1対1に対応してい
る。また、第2レジスタの構造自体は、データを一括又
は部分的に電気消去でき且つデータを繰り返し書き込み
及び読み出しできる特性を有するフラッシュメモリを用
いる。また、第1レジスタに対する読み出し命令及び書
き込み命令を同時処理する場合、第1レジスタ及び第2
レジスタを同じ数ずつ使用するが、第1レジスタ及び第
2レジスタの使用数はプログラム内容に応じて1〜nの
範囲で使用可能である。(9)は転送回路であり、演算
処理回路(4)(5)の演算結果を第1レジスタ(6−
1)〜(6−n)及び第2レジスタ(8−1)〜(8−
n)に転送したり、第1レジスタ(6−1)〜(6−
n)と第2レジスタ(8−1)〜(8−n)との間のデ
ータ転送を制御したりするものである。
【0010】以下、図1の動作を図2のフローチャート
を用いて説明する。先ず、ROM(1)の連続する2つ
の所定アドレスから2つのプログラム命令が順次読み出
され、インストラクションレジスタ(2)を介してイン
ストラクションデコーダ(3)で同時解読される(ステ
ップ1)。ここで、2つのプログラム命令のうち、先の
プログラム命令が第1レジスタ(6−1)〜(6−n)
の読み出し命令であり、且つ、後のプログラム命令が第
1レジスタ(6−1)〜(6−n)の書き込み命令であ
る場合(ステップ2YES)、先のプログラム命令の解
読結果に従って第1レジスタ(6−1)〜(6−n)に
1対1に対応する第2レジスタ(8−1)〜(8−n)
から書き込み済のデータAを読み出し、後のプログラム
命令の解読結果に従って第1レジスタ(6−1)〜(6
−n)に新規のデータBを書き込むと共に転送回路
(9)にもデータBを転送する(ステップ3)。尚、後
述するが、第1レジスタ(6−1)〜(6−n)及び第
2レジスタ(8−1)〜(8−n)は最終的に同一デー
タを保持する為、第2レジスタ(8−1)〜(8−n)
からデータAを読み出す行為は第1レジスタ(6−1)
〜(6−n)からデータAを読み出す行為と等価であ
る。第2レジスタ(8−1)〜(8−n)からのデータ
Aの読み出しが終了した場合(ステップ4YES)、転
送回路(9)が保持するデータBを第2レジスタ(8−
1)〜(8−n)に書き込む(ステップ5)。これよ
り、第1レジスタ(6−1)〜(6−n)及び第2レジ
スタ(8−1)〜(8−n)は最終的にデータBを保持
することになる。一方、インストラクションデコーダ
(3)に供給される2つのプログラム命令のうち、先の
プログラム命令が第1レジスタ(6−1)〜(6−n)
の読み出し命令であり且つ後のプログラム命令が第1レ
ジスタ(6−1)〜(6−n)の書き込み命令である以
外の命令である場合(ステップ2NO)、演算処理回路
(4)(5)の演算処理結果を同時処理する通常処理を
実行する(ステップ6)。尚、ステップ1〜ステップ6
の動作説明では、第1レジスタ及び第2レジスタの全て
が読み出し及び書き込みの対象となっている様に説明し
たが、1〜nの範囲であれば如何なる数であっても良
い。
【0011】以上より、 第2レジスタを設けた為、第1レジスタに対する読み
出し命令及び書き込み命令の同時処理が可能となる。 第2レジスタを第1レジスタと同一数(1対1対応)
だけ設けた為、コンパイラによるプログラムの最適化の
限界に関わらず、第1レジスタに対する読み出し命令及
び書き込み命令の同時処理が常に可能となる。
【0012】第2レジスタをフラッシュメモリで構成
する為、電源が瞬断しても、論理動作の継続実行が可能
となる。といった作用効果を奏する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、第2レジスタを設けた
為、第1レジスタに対する読み出し命令及び書き込み命
令の同時処理が可能となり、また、第2レジスタを第1
レジスタと同一数(1対1対応)だけ設けた為、コンパ
イラによるプログラムの最適化の限界に関わらず、第1
レジスタに対する読み出し命令及び書き込み命令の同時
処理が常に可能となり、また、第2レジスタをフラッシ
ュメモリで構成する為、電源が瞬断しても、論理動作の
継続実行が可能となる等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロコンピュータを示すブロック
図である。
【図2】図1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 (1) マスクROM (4)(5) 演算処理回路 (6−1)〜(6−n) 第1レジスタ (8−1)〜(8−n) 第2レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムメモリに格納された複数の命
    令を同時処理する演算処理部を備えたマイクロコンピュ
    ータにおいて、 前記演算処理部の論理値出力の書き込みが行われる第1
    レジスタ手段と、 前記第1レジスタ手段に対する書き込み命令及び読み出
    し命令を同時処理する時に使用し、前記第1レジスタ手
    段と同一数だけ設けられると共に前記第1レジスタ手段
    と1対1に対応する第2レジスタ手段と、を備え、 前記第2レジスタ手段を、データを一括又は部分的に電
    気消去でき且つデータを繰り返し書き込み及び読み出し
    できる不揮発性メモリで構成したことを特徴とするマイ
    クロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記第1レジスタ手段に対する書き込み
    命令及び読み出し命令を同時処理する時、前記第2レジ
    スタ手段から前記第1レジスタ手段と同一の前データを
    読み出すと共に前記第1レジスタ手段に後データを書き
    込み、前記第2レジスタ手段から前データの読み出しを
    完了した後、前記第2レジスタ手段に前データに代えて
    後データを書き込む様にしたことを特徴とする請求項1
    記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記不揮発性メモリはフラッシュメモリ
    であることを特徴とする請求項1記載のマイクロコンピ
    ュータ。
JP30057097A 1997-10-31 1997-10-31 マイクロコンピュータ Pending JPH11134192A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30057097A JPH11134192A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 マイクロコンピュータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30057097A JPH11134192A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 マイクロコンピュータ

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JPH11134192A true JPH11134192A (ja) 1999-05-21

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ID=17886439

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30057097A Pending JPH11134192A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 マイクロコンピュータ

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