JPH11133141A - ミリ波画像形成装置 - Google Patents
ミリ波画像形成装置Info
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- JPH11133141A JPH11133141A JP9300175A JP30017597A JPH11133141A JP H11133141 A JPH11133141 A JP H11133141A JP 9300175 A JP9300175 A JP 9300175A JP 30017597 A JP30017597 A JP 30017597A JP H11133141 A JPH11133141 A JP H11133141A
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- G01S13/00—Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
- G01S13/88—Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
- G01S13/887—Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for detection of concealed objects, e.g. contraband or weapons
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- G01S13/06—Systems determining position data of a target
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- G01S13/34—Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated using transmission of continuous, frequency-modulated waves while heterodyning the received signal, or a signal derived therefrom, with a locally-generated signal related to the contemporaneously transmitted signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミリ波画像形成装置において、例えば人間が
所持する金属物の検知を目的とした場合、人間の後方に
壁や金属板等の存在等周囲の状況により、生成した画像
から目的とする金属物の存在の有無を確認することが困
難であった。 【解決手段】 ＦＭ−ＣＷレーダを用い、ミリ波画像と
して生成する対象物の距離情報も入手し、検知対象の範
囲内であるか対象外であるかの判断機能を付加した。
所持する金属物の検知を目的とした場合、人間の後方に
壁や金属板等の存在等周囲の状況により、生成した画像
から目的とする金属物の存在の有無を確認することが困
難であった。 【解決手段】 ＦＭ−ＣＷレーダを用い、ミリ波画像と
して生成する対象物の距離情報も入手し、検知対象の範
囲内であるか対象外であるかの判断機能を付加した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、物体が放射また
は反射するミリ波帯の電波を受信して画像化するミリ波
画像形成装置に関するもので、その特徴とするところ
は、ミリ波帯の電波の放射率、反射率が異なる物質の検
出が容易にできるようにした点である。
は反射するミリ波帯の電波を受信して画像化するミリ波
画像形成装置に関するもので、その特徴とするところ
は、ミリ波帯の電波の放射率、反射率が異なる物質の検
出が容易にできるようにした点である。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来のミリ波画像形成装置を示す
もので、１はミリ波画像の対象となる人間で建物内に位
置しており、２はその建物内の壁、３はミリ波を受信す
るためのミリ波用アンテナ、４はミリ波用アンテナ３の
人間１に対する相対位置を変えるアンテナ駆動装置、５
は画像生成用の演算とアンテナ駆動装置４の制御を行う
制御装置、６は制御装置５によって演算処理された画像
情報の表示を行う表示装置、７はミリ波用アンテナ３と
制御装置５の間のデータの送受信を行う接続ケーブル、
８はアンテナ駆動装置４と制御装置５の間のデータの送
受信を行う接続ケーブル、９は制御装置５から画像表示
装置６へ画像信号を送信するための接続ケーブルを示
す。また、図５は上記ミリ波画像形成装置において作成
したミリ波画像を示すものであり、１０はミリ波画像を
作成したときの状況を示す可視画像、１１はミリ波画像
を生成する対象の一つである人間であり建物内に位置し
ており、１２も対象の一つである金属板、１３は人間１
１の後方に位置する建物の壁、１４は上記ミリ波画像形
成装置においてミリ波画像を作成する際に対象とした領
域、１５は領域１４を対象に上記ミリ波画像形成装置に
おいて作成したミリ波画像を示す。図５を例にとると、
従来のミリ波画像形成装置で室内におけるミリ波画像を
生成する場合、金属板１２の反射率が極めて高く、周囲
から放射されるミリ波帯の電波をほぼそのまま反射し、
壁１３から受信するミリ波帯の電波の受信レベルと金属
板１２から受信するミリ波帯の電波の受信レベルは非常
に近い値となる。結果として図５のミリ波画像１５に示
すように、金属板１２と壁１５の違いは形状のみで判断
しなければならなくなる。電子情報通信学会誌のＶｏ
ｌ．７９ Ｎｏ．２ ｐｐ．１７６−１８１（１９９６
年２月）にミリ波帯イメージングアレーが掲載されてお
り、ミリ波帯の電波の受信レベルを画像化したものが紹
介されている。
もので、１はミリ波画像の対象となる人間で建物内に位
置しており、２はその建物内の壁、３はミリ波を受信す
るためのミリ波用アンテナ、４はミリ波用アンテナ３の
人間１に対する相対位置を変えるアンテナ駆動装置、５
は画像生成用の演算とアンテナ駆動装置４の制御を行う
制御装置、６は制御装置５によって演算処理された画像
情報の表示を行う表示装置、７はミリ波用アンテナ３と
制御装置５の間のデータの送受信を行う接続ケーブル、
８はアンテナ駆動装置４と制御装置５の間のデータの送
受信を行う接続ケーブル、９は制御装置５から画像表示
装置６へ画像信号を送信するための接続ケーブルを示
す。また、図５は上記ミリ波画像形成装置において作成
したミリ波画像を示すものであり、１０はミリ波画像を
作成したときの状況を示す可視画像、１１はミリ波画像
を生成する対象の一つである人間であり建物内に位置し
ており、１２も対象の一つである金属板、１３は人間１
１の後方に位置する建物の壁、１４は上記ミリ波画像形
成装置においてミリ波画像を作成する際に対象とした領
域、１５は領域１４を対象に上記ミリ波画像形成装置に
おいて作成したミリ波画像を示す。図５を例にとると、
従来のミリ波画像形成装置で室内におけるミリ波画像を
生成する場合、金属板１２の反射率が極めて高く、周囲
から放射されるミリ波帯の電波をほぼそのまま反射し、
壁１３から受信するミリ波帯の電波の受信レベルと金属
板１２から受信するミリ波帯の電波の受信レベルは非常
に近い値となる。結果として図５のミリ波画像１５に示
すように、金属板１２と壁１５の違いは形状のみで判断
しなければならなくなる。電子情報通信学会誌のＶｏ
ｌ．７９ Ｎｏ．２ ｐｐ．１７６−１８１（１９９６
年２月）にミリ波帯イメージングアレーが掲載されてお
り、ミリ波帯の電波の受信レベルを画像化したものが紹
介されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記に示すとおり、室
内で人間がある金属物を所持していることを検知するた
めに従来のミリ波画像形成装置を使用した場合、この金
属物の形状が予め分かっており、その形状通りのミリ波
画像が得られれば、その人物が目的の金属物を所持して
いると判断できる。しかし目的の対象物は金属物である
ことしかわからない場合とか、ミリ波画像形成装置から
見た対象物の向きにより形状が変化するといったものが
目的の対象物であった場合、生成したミリ波画像の中に
目的とする対象物が存在するかどうかを判断することが
困難となる。
内で人間がある金属物を所持していることを検知するた
めに従来のミリ波画像形成装置を使用した場合、この金
属物の形状が予め分かっており、その形状通りのミリ波
画像が得られれば、その人物が目的の金属物を所持して
いると判断できる。しかし目的の対象物は金属物である
ことしかわからない場合とか、ミリ波画像形成装置から
見た対象物の向きにより形状が変化するといったものが
目的の対象物であった場合、生成したミリ波画像の中に
目的とする対象物が存在するかどうかを判断することが
困難となる。
【０００４】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、ミリ波画像を生成する際に、複数の
物質から受信したミリ波帯の電波のレベルが同程度のレ
ベルで形状から判断するのが難しい場合でも、ミリ波画
像形成装置と対象物との距離情報を付加することで目的
とする対象物であるかどうかを容易に判断できるように
することを目的とする。
されたものであり、ミリ波画像を生成する際に、複数の
物質から受信したミリ波帯の電波のレベルが同程度のレ
ベルで形状から判断するのが難しい場合でも、ミリ波画
像形成装置と対象物との距離情報を付加することで目的
とする対象物であるかどうかを容易に判断できるように
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】第１の発明によるミリ波
画像形成装置は、視野にある対象物から放射、あるいは
対象物により反射されるミリ波帯の電波を、対象物の特
定の部分からのミリ波帯の電波を収束させる検出素子か
ら構成されるアンテナにより検出すると共に、このアン
テナで受信できる帯域とは異なる帯域の電波を送信する
ＦＭ−ＣＷレーダにより対象物との距離を計測し、その
距離により対象外と判断した場合には上記アンテナによ
り検出されたミリ波帯の電波のレベルとは無関係に、あ
る特定の表示、例えばある色を対象外の場合に割り当て
ておき、その色を表示させるということで目的とした対
象物であるかどうかを明確に判断できるようにしたもの
である。ＦＭ−ＣＷレーダが送信する電波を上記アンテ
ナが受信できない帯域とすることで、主に自然界に存在
するミリ波帯の電波を受信して画像化を行うパッシブ型
のミリ波画像形成装置として使用できる。
画像形成装置は、視野にある対象物から放射、あるいは
対象物により反射されるミリ波帯の電波を、対象物の特
定の部分からのミリ波帯の電波を収束させる検出素子か
ら構成されるアンテナにより検出すると共に、このアン
テナで受信できる帯域とは異なる帯域の電波を送信する
ＦＭ−ＣＷレーダにより対象物との距離を計測し、その
距離により対象外と判断した場合には上記アンテナによ
り検出されたミリ波帯の電波のレベルとは無関係に、あ
る特定の表示、例えばある色を対象外の場合に割り当て
ておき、その色を表示させるということで目的とした対
象物であるかどうかを明確に判断できるようにしたもの
である。ＦＭ−ＣＷレーダが送信する電波を上記アンテ
ナが受信できない帯域とすることで、主に自然界に存在
するミリ波帯の電波を受信して画像化を行うパッシブ型
のミリ波画像形成装置として使用できる。
【０００６】また、第２の発明によるミリ波画像形成装
置は、視野にある対象物から放射、あるいは対象物によ
って反射されるミリ波帯の電波を、対象物の特定の部分
からのミリ波帯の電波を収束させる検出素子から構成さ
れるアンテナにより検出すると共に、このアンテナで受
信できる帯域に含まれる帯域の電波を送信するＦＭ−Ｃ
Ｗレーダによりその対象物との距離を計測し、その距離
により対象外と判断した場合にはアンテナにより検出さ
れたミリ波帯の電波のレベルとは無関係に、ある特定の
表示、例えばある色を対象外の場合に割り当てておき、
その色を表示させるということで本来目的とした対象物
であるかどうかを明確に判断できるようにしたものであ
る。ＦＭ−ＣＷレーダが送信する電波を上記アンテナが
受信できる帯域とすることで、主に送信電波の反射波を
受信して画像化を行うアクティブ型のミリ波画像形成装
置として使用できる。
置は、視野にある対象物から放射、あるいは対象物によ
って反射されるミリ波帯の電波を、対象物の特定の部分
からのミリ波帯の電波を収束させる検出素子から構成さ
れるアンテナにより検出すると共に、このアンテナで受
信できる帯域に含まれる帯域の電波を送信するＦＭ−Ｃ
Ｗレーダによりその対象物との距離を計測し、その距離
により対象外と判断した場合にはアンテナにより検出さ
れたミリ波帯の電波のレベルとは無関係に、ある特定の
表示、例えばある色を対象外の場合に割り当てておき、
その色を表示させるということで本来目的とした対象物
であるかどうかを明確に判断できるようにしたものであ
る。ＦＭ−ＣＷレーダが送信する電波を上記アンテナが
受信できる帯域とすることで、主に送信電波の反射波を
受信して画像化を行うアクティブ型のミリ波画像形成装
置として使用できる。
【０００７】また、第３の発明によるミリ波画像形成装
置は、視野にある対象物から放射、あるいは対象物によ
り反射されるミリ波帯の電波を、対象物の特定の部分か
らのミリ波帯の電波を収束させる検出素子から構成され
るアンテナにより検出すると共に、このアンテナで受信
できる帯域に含まれる帯域の電波を送信するＦＭ−ＣＷ
レーダによりその対象物との距離を計測し、その距離に
より対象物外と判断した場合にはアンテナにより検出さ
れたミリ波帯の電波のレベルとは無関係に、ある特定の
表示、例えばある色を対象外の場合に割り当てておき、
その色を表示させるということで本来目的とした対象物
であるかどうかを明確に判断できるようにしたものであ
る。ＦＭ−ＣＷレーダが送信する電波を上記アンテナが
受信できる帯域とし、さらにこのＦＭ−ＣＷレーダの電
波の送信をＯＮ／ＯＦＦ制御できるスイッチを備えるこ
とにより、パッシブ型およびアクティブ型両用のミリ波
画像形成装置として使用できる。
置は、視野にある対象物から放射、あるいは対象物によ
り反射されるミリ波帯の電波を、対象物の特定の部分か
らのミリ波帯の電波を収束させる検出素子から構成され
るアンテナにより検出すると共に、このアンテナで受信
できる帯域に含まれる帯域の電波を送信するＦＭ−ＣＷ
レーダによりその対象物との距離を計測し、その距離に
より対象物外と判断した場合にはアンテナにより検出さ
れたミリ波帯の電波のレベルとは無関係に、ある特定の
表示、例えばある色を対象外の場合に割り当てておき、
その色を表示させるということで本来目的とした対象物
であるかどうかを明確に判断できるようにしたものであ
る。ＦＭ−ＣＷレーダが送信する電波を上記アンテナが
受信できる帯域とし、さらにこのＦＭ−ＣＷレーダの電
波の送信をＯＮ／ＯＦＦ制御できるスイッチを備えるこ
とにより、パッシブ型およびアクティブ型両用のミリ波
画像形成装置として使用できる。
【０００８】
実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１を示すミ
リ波画像形成装置の構成および運用図で、図において１
から９は従来の方法と同じであり、１６はＦＭ−ＣＷレ
ーダ、１７はＦＭ−ＣＷレーダ１６と制御装置５の間の
データの送受信を行う接続ケーブルである。また図２は
この発明の実施の形態１における、ＦＭ−ＣＷレーダ１
６を示す構成図であり、１８は周波数変調を行うＦＭ変
調器、１９は発振周波数がミリ波用アンテナ３で受信で
きる帯域に含まれない発振器、２０は信号を２分配する
分配器、２１は電波の送信を行う送信機、２２は電波の
受信を行う受信機、２３は信号の周波数混合を行うミク
サ、２４は信号の利得を調整するアンプ、２５はアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器を示す。
リ波画像形成装置の構成および運用図で、図において１
から９は従来の方法と同じであり、１６はＦＭ−ＣＷレ
ーダ、１７はＦＭ−ＣＷレーダ１６と制御装置５の間の
データの送受信を行う接続ケーブルである。また図２は
この発明の実施の形態１における、ＦＭ−ＣＷレーダ１
６を示す構成図であり、１８は周波数変調を行うＦＭ変
調器、１９は発振周波数がミリ波用アンテナ３で受信で
きる帯域に含まれない発振器、２０は信号を２分配する
分配器、２１は電波の送信を行う送信機、２２は電波の
受信を行う受信機、２３は信号の周波数混合を行うミク
サ、２４は信号の利得を調整するアンプ、２５はアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器を示す。
【０００９】まず、ミリ波用アンテナ３により対象物の
特定部分から受信したミリ波帯の電波のレベルを制御装
置５に記録し、続いてＦＭ−ＣＷレーダ１６により計測
した対象物との距離を上記ミリ波帯の電波のレベルに対
応させて制御装置５に記録する。この一連の動作を、画
像を構成するための全ての部分に対して行う。
特定部分から受信したミリ波帯の電波のレベルを制御装
置５に記録し、続いてＦＭ−ＣＷレーダ１６により計測
した対象物との距離を上記ミリ波帯の電波のレベルに対
応させて制御装置５に記録する。この一連の動作を、画
像を構成するための全ての部分に対して行う。
【００１０】ここで目的とする対象物、例えば図１にお
いては人間１までの距離が分かっている場合には予めそ
の距離を設定しておき、また対象物までの距離が分から
ない場合は計測した全ての距離のなかから最も小さい値
に対して予め設定した値、例えば図１のように対象物が
人間であるなら、その幅を考慮した数十センチメートル
程度の値を加算し、その距離以内に対応したミリ波用ア
ンテナ３により対象物のある特定部分から受信したミリ
波帯の電波のレベルを有効とする。有効と認められなか
った残りの部分に関しては、図１の場合では壁２から受
信したミリ波帯の電波のレベルであると判断し、これら
に対しては一様に何らかの色とか模様、例えば赤にする
というような情報に全て置き換える。このようにするこ
とで、もし人間１が金属物等を所持していた場合、表示
装置６上に生成されたミリ波画像において壁２を表す部
分と人間１が所持していた金属物を表す部分との区別が
明確となる。
いては人間１までの距離が分かっている場合には予めそ
の距離を設定しておき、また対象物までの距離が分から
ない場合は計測した全ての距離のなかから最も小さい値
に対して予め設定した値、例えば図１のように対象物が
人間であるなら、その幅を考慮した数十センチメートル
程度の値を加算し、その距離以内に対応したミリ波用ア
ンテナ３により対象物のある特定部分から受信したミリ
波帯の電波のレベルを有効とする。有効と認められなか
った残りの部分に関しては、図１の場合では壁２から受
信したミリ波帯の電波のレベルであると判断し、これら
に対しては一様に何らかの色とか模様、例えば赤にする
というような情報に全て置き換える。このようにするこ
とで、もし人間１が金属物等を所持していた場合、表示
装置６上に生成されたミリ波画像において壁２を表す部
分と人間１が所持していた金属物を表す部分との区別が
明確となる。
【００１１】ここで使用しているＦＭ−ＣＷレーダ１６
は、送信する電波の帯域をミリ波用アンテナ３が受信可
能な帯域とは異なる帯域とすることで、このＦＭ−ＣＷ
レーダ１６が送信した電波の反射波に影響されることの
ない、パッシブ型のミリ波画像形成装置として使用する
ことができる。
は、送信する電波の帯域をミリ波用アンテナ３が受信可
能な帯域とは異なる帯域とすることで、このＦＭ−ＣＷ
レーダ１６が送信した電波の反射波に影響されることの
ない、パッシブ型のミリ波画像形成装置として使用する
ことができる。
【００１２】以上のように、対象物の特定部分からのミ
リ波帯の電波の受信レベルを取得すると同時に、ＦＭ−
ＣＷレーダ１６において距離を測定し、目的の対象物で
あるかどうかの判断を行うことにより、生成したミリ波
画像の中に目的とする対象物が存在するかどうかを判断
することが容易になる。
リ波帯の電波の受信レベルを取得すると同時に、ＦＭ−
ＣＷレーダ１６において距離を測定し、目的の対象物で
あるかどうかの判断を行うことにより、生成したミリ波
画像の中に目的とする対象物が存在するかどうかを判断
することが容易になる。
【００１３】実施の形態２．図３はこの発明の実施の形
態２における、ＦＭ−ＣＷレーダ１６を示す構成図で、
図において１８から２５は実施の形態１と同じであり、
２６は発信周波数がミリ波用アンテナ３で受信できる帯
域に含まれる発振器を示す。
態２における、ＦＭ−ＣＷレーダ１６を示す構成図で、
図において１８から２５は実施の形態１と同じであり、
２６は発信周波数がミリ波用アンテナ３で受信できる帯
域に含まれる発振器を示す。
【００１４】実現方法は上記実施の形態１と同様であ
り、主にＦＭ−ＣＷレーダ１６が送信した電波の反射波
をミリ波用アンテナ３により受信し、その受信レベルに
比例した画像を生成するという、アクティブ型のミリ波
画像形成装置として使用することができる。
り、主にＦＭ−ＣＷレーダ１６が送信した電波の反射波
をミリ波用アンテナ３により受信し、その受信レベルに
比例した画像を生成するという、アクティブ型のミリ波
画像形成装置として使用することができる。
【００１５】アクティブ型のミリ波画像形成装置におい
て、例えば人間が所持する金属物を検知したいが、その
人間の後方に鉄板や鉄柱が存在した場合、ＦＭ−ＣＷレ
ーダ１６の送信した電波が人間の所持する金属物に反射
してミリ波用アンテナ３で受信したレベルと、人間の後
方に存在する鉄板や鉄柱に反射してミリ波用アンテナ３
で受信したレベルとの間にはあまり差が無い場合があ
る。
て、例えば人間が所持する金属物を検知したいが、その
人間の後方に鉄板や鉄柱が存在した場合、ＦＭ−ＣＷレ
ーダ１６の送信した電波が人間の所持する金属物に反射
してミリ波用アンテナ３で受信したレベルと、人間の後
方に存在する鉄板や鉄柱に反射してミリ波用アンテナ３
で受信したレベルとの間にはあまり差が無い場合があ
る。
【００１６】したがって、上記実施の形態１と同様に対
象物の特定部分からのミリ波帯の電波の受信レベルを取
得すると共にＦＭ−ＣＷレーダ１６において距離を測定
し、目的の対象物であるかどうかの判断を行うことによ
り、生成したミリ波画像の中に目的とする対象物が存在
するかどうかを判断することが容易になる。
象物の特定部分からのミリ波帯の電波の受信レベルを取
得すると共にＦＭ−ＣＷレーダ１６において距離を測定
し、目的の対象物であるかどうかの判断を行うことによ
り、生成したミリ波画像の中に目的とする対象物が存在
するかどうかを判断することが容易になる。
【００１７】実施の形態３．図４はこの発明の実施の形
態３における、ＦＭ−ＣＷレーダ１６を示す構成図で、
図において１８から２６は実施の形態２と同じであり、
２７は送信機２１が電波の送信をするかしないかの制御
を行うスイッチである。
態３における、ＦＭ−ＣＷレーダ１６を示す構成図で、
図において１８から２６は実施の形態２と同じであり、
２７は送信機２１が電波の送信をするかしないかの制御
を行うスイッチである。
【００１８】実現方法は上記実施の形態１、２とほぼ同
様であるが、パッシブ型のミリ波画像形成装置として使
用する場合、ミリ波用アンテナ３で電波を受信するとき
にはスイッチ２７を切って電波の送信を行わず、距離の
計測を行うときにはスイッチ２７を入れ電波の送信を行
って測定するという制御を制御装置５により行う。
様であるが、パッシブ型のミリ波画像形成装置として使
用する場合、ミリ波用アンテナ３で電波を受信するとき
にはスイッチ２７を切って電波の送信を行わず、距離の
計測を行うときにはスイッチ２７を入れ電波の送信を行
って測定するという制御を制御装置５により行う。
【００１９】また、アクティブ型のミリ波画像形成装置
として使用する場合には、スイッチ２７を入れたまま
で、ミリ波用アンテナ３によりミリ波帯の電波の受信
と、距離の計測を行うことで実現できる。
として使用する場合には、スイッチ２７を入れたまま
で、ミリ波用アンテナ３によりミリ波帯の電波の受信
と、距離の計測を行うことで実現できる。
【００２０】したがって、上記のように必要に応じてス
イッチ２７を制御してパッシブ型にもアクティブ型にも
変更でき、各々の場合において、対象物の特定部分から
のミリ波帯の電波の受信レベルを取得すると共にＦＭ−
ＣＷレーダ１６で距離を測定し、目的の対象物であるか
どうかの判断を行うことにより、生成したミリ波画像の
中に目的とする対象物が存在するかどうかを判断するこ
とが容易になる。
イッチ２７を制御してパッシブ型にもアクティブ型にも
変更でき、各々の場合において、対象物の特定部分から
のミリ波帯の電波の受信レベルを取得すると共にＦＭ−
ＣＷレーダ１６で距離を測定し、目的の対象物であるか
どうかの判断を行うことにより、生成したミリ波画像の
中に目的とする対象物が存在するかどうかを判断するこ
とが容易になる。
【００２１】
【発明の効果】第１から第３の発明によれば、ミリ波用
アンテナにおいて対象物の特定部分からのミリ波帯の電
波の受信レベルを取得すると共に、ＦＭ−ＣＷレーダに
おいてその対象物との距離を測定し、その距離から目的
の対象物に含まれるかどうかの判断を行い、ミリ波画像
を生成するときに目的の対象物に含まれないと判断した
部分にはそれが解るような処理を施すことにより、人間
の着衣の下や樹脂製のケース内等に入っているミリ波帯
の電波に対する反射係数が大きい物質の検出を容易にす
るという効果がある。
アンテナにおいて対象物の特定部分からのミリ波帯の電
波の受信レベルを取得すると共に、ＦＭ−ＣＷレーダに
おいてその対象物との距離を測定し、その距離から目的
の対象物に含まれるかどうかの判断を行い、ミリ波画像
を生成するときに目的の対象物に含まれないと判断した
部分にはそれが解るような処理を施すことにより、人間
の着衣の下や樹脂製のケース内等に入っているミリ波帯
の電波に対する反射係数が大きい物質の検出を容易にす
るという効果がある。
【図１】 この発明によるミリ波画像形成装置の実施の
形態１を示す図である。
形態１を示す図である。
【図２】 この発明によるミリ波画像形成装置の実施の
形態１におけるＦＭ−ＣＷレーダの構成を示す図であ
る。
形態１におけるＦＭ−ＣＷレーダの構成を示す図であ
る。
【図３】 この発明によるミリ波画像形成装置の実施の
形態２におけるＦＭ−ＣＷレーダの構成を示す図であ
る。
形態２におけるＦＭ−ＣＷレーダの構成を示す図であ
る。
【図４】 この発明によるミリ波画像形成装置の実施の
形態３におけるＦＭ−ＣＷレーダの構成を示す図であ
る。
形態３におけるＦＭ−ＣＷレーダの構成を示す図であ
る。
【図５】 従来のミリ波画像形成装置において作成した
ミリ波画像、その時の可視画像を示す図である。
ミリ波画像、その時の可視画像を示す図である。
【図６】 従来のミリ波画像形成装置を示す図である。
１ 人間、２ 壁、３ ミリ波用アンテナ、４ アンテ
ナ駆動装置、５ 制御装置、６ 表示装置、７ 接続ケ
ーブル、８ 接続ケーブル、９ 接続ケーブル、１０
可視画像、１１ 人間、１２ 金属板、１３ 壁、１４
領域、１５ミリ波画像、１６ ＦＭ−ＣＷレーダ、１
７ 接続ケーブル、１８ ＦＭ変調器、１９ 発振器、
２０ 分配器、２１ 送信機、２２ 受信機、２３ ミ
クサ、２４ アンプ、２５ Ａ／Ｄ変換器、２６ 発振
器、２７ スイッチ。
ナ駆動装置、５ 制御装置、６ 表示装置、７ 接続ケ
ーブル、８ 接続ケーブル、９ 接続ケーブル、１０
可視画像、１１ 人間、１２ 金属板、１３ 壁、１４
領域、１５ミリ波画像、１６ ＦＭ−ＣＷレーダ、１
７ 接続ケーブル、１８ ＦＭ変調器、１９ 発振器、
２０ 分配器、２１ 送信機、２２ 受信機、２３ ミ
クサ、２４ アンプ、２５ Ａ／Ｄ変換器、２６ 発振
器、２７ スイッチ。
Claims (3)
- 【請求項１】 視野内にある対象物が放射するか、ある
いは対象物によって反射される特定のミリ波帯の電波の
中で、上記対象物からの電波を収束させる検出素子で構
成されるミリ波用アンテナと、このミリ波用アンテナの
上記対象物に対する相対位置を変えるためのアンテナ駆
動装置と、上記ミリ波用アンテナで受信した信号を画像
信号に変換すると共に上記アンテナ駆動装置の動作を制
御する制御装置と、この制御装置によって変換された画
像信号を表示する画像表示装置と、発信周波数が上記ア
ンテナで受信できる帯域に含まれない発振器を備えたＦ
Ｍ−ＣＷレーダとで構成したミリ波画像形成装置。 - 【請求項２】 視野内にある対象物が放射するか、ある
いは対象物によって反射される特定のミリ波帯の電波の
中で、上記対象物からの電波を収束させる検出素子で構
成されるミリ波用アンテナと、このミリ波用アンテナの
上記対象物に対する相対位置を変えるためのアンテナ駆
動装置と、上記ミリ波用アンテナで受信した信号を画像
信号に変換すると共に上記アンテナ駆動装置の動作を制
御する制御装置と、この制御装置によって変換された画
像信号を表示する画像表示装置と、発信周波数が上記ア
ンテナで受信できる帯域に含まれる発振器を備えたＦＭ
−ＣＷレーダとで構成したミリ波画像形成装置。 - 【請求項３】 視野内にある対象物が放射するか、ある
いは対象物によって反射される特定のミリ波帯の電波の
中で、上記対象物からの電波を収束させる検出素子で構
成されるミリ波用アンテナと、このミリ波用アンテナの
上記対象物に対する相対位置を変えるためのアンテナ駆
動装置と、上記ミリ波用アンテナで受信した信号を画像
信号に変換すると共に上記アンテナ駆動装置の動作を制
御する制御装置と、この制御装置によって変換された画
像信号を表示する画像表示装置と、発信周波数が上記ア
ンテナで受信できる帯域に含まれない発振器を備えたＦ
Ｍ−ＣＷレーダと、このＦＭ−ＣＷレーダの電波の送信
をＯＮ−ＯＦＦ制御するスイッチとで構成したミリ波画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9300175A JPH11133141A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ミリ波画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9300175A JPH11133141A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ミリ波画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11133141A true JPH11133141A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17881656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9300175A Pending JPH11133141A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ミリ波画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11133141A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6762709B2 (en) | 2001-12-11 | 2004-07-13 | Nec Corporation | Radar system, method of obtaining image, control method based on image data and monitoring method using milliwaves |
| JP2007256171A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Nec Corp | ミリ波画像処理装置及びミリ波画像処理方法 |
| JP2007532903A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 強化された監視被写体撮像 |
| JP2007532907A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 強化された監視被写体撮像 |
| JP2007532904A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 強化された監視被写体撮像 |
| JP2007536506A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-12-13 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 複数の情報源を有する監視ポータル |
| JP2009036626A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Nissan Motor Co Ltd | 物体識別装置および物体識別方法、ならびに物体識別装置を備えた車両 |
| JP2010101829A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Stanley Electric Co Ltd | 人体検知装置 |
| US8350747B2 (en) | 2004-04-14 | 2013-01-08 | L-3 Communications Security And Detection Systems, Inc. | Surveillance with subject screening |
| JP2013097480A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | 車両用衝突危険予測装置及び車両用衝突危険予測システム |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9300175A patent/JPH11133141A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6762709B2 (en) | 2001-12-11 | 2004-07-13 | Nec Corporation | Radar system, method of obtaining image, control method based on image data and monitoring method using milliwaves |
| JP2007532903A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 強化された監視被写体撮像 |
| JP2007532907A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 強化された監視被写体撮像 |
| JP2007532904A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-11-15 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 強化された監視被写体撮像 |
| JP2007536506A (ja) * | 2004-04-14 | 2007-12-13 | セイフビュー・インコーポレーテッド | 複数の情報源を有する監視ポータル |
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| JP2010101829A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Stanley Electric Co Ltd | 人体検知装置 |
| JP2013097480A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | 車両用衝突危険予測装置及び車両用衝突危険予測システム |
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