JPH11132619A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11132619A
JPH11132619A JP29868797A JP29868797A JPH11132619A JP H11132619 A JPH11132619 A JP H11132619A JP 29868797 A JP29868797 A JP 29868797A JP 29868797 A JP29868797 A JP 29868797A JP H11132619 A JPH11132619 A JP H11132619A
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真二 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機18の運転率に応じて温度設定値を変
更する冷蔵庫の制御装置を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫は冷蔵室の温度を設定する温度設
定手段で設定された設定温度に基づいて所定の温度幅で
圧縮機を運転させる運転開始温度及び圧縮機を停止させ
る運転停止温度を定める第1直列回路25と、この第1
直列回路で設定された前記運転開始温度及び運転停止温
度並びに冷蔵室の温度を検出する温度センサで検出され
た冷蔵室温度に基づいて圧縮機の運転を制御する制御装
置20とを備えている。制御装置20は、圧縮機18の
運転時間及び停止時間を測り圧縮機の運転率を算出し、
この算出された運転率に基づいて運転開始温度及び運転
停止温度の温度幅帯を変更させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機の運転率及
びオンオフサイクル時間に基づいて冷蔵室の温度制御に
おける制御温度幅を変更するようにした冷蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する(i)特開平2−115
674号公報に開示された冷却装置の制御装置は、検出
した空間の温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機の運転
を制御するものである。さらにこの制御装置は、圧縮機
の運転期間とこの運転期間と停止期間の和との比で決ま
る圧縮機の運転率が、予め定めた所定の運転率よりも小
さいときに、前記所定の温度幅を拡大するように構成さ
れている。
【0003】また、本発明に先行する(ii)特開昭56−
130573号公報には、外気温を検出するセンサーを
設け、外気温が低いときには所定の温度幅を拡大して圧
縮機の停止期間が長くなるように構成した制御装置が開
示されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(i)の公報にあっ
ては、所定の温度幅を調節するにあたり、圧縮機の運転
率を測定し測定した運転率が所定の運転率よりも小さく
なった場合に所定の温度幅を拡大するため、この拡大操
作により制御ディファレンシャルが拡大され(この温度
幅の変更後の圧縮機の運転率が所定の運転率より大きく
なりやすいが)、次回の運転率の確認によって所定の運
転率より大きくなったとすれば、制御ディファレンシャ
ルは縮小される。このため、運転率を所定の運転率と比
較して小さいときに所定の温度幅を拡大するという制御
操作では、温度幅が圧縮機のオンオフサイクル毎に増減
する可能性があり、このサイクル毎の増減操作で冷凍室
の温度が安定しにくく、しかも他の貯蔵室への温度影響
も無視できなくなる等の問題があった。
【0005】一方前記(ii)の公報の制御装置にあって
は、外気温センサが増えるだけでなく外気温度が低いと
きに大きな熱負荷(例えば暖かい食品等)を庫内に収納
した場合等早期冷却が必要であるにもかかわらず、外気
温が低いため制御の温度幅が大きく冷却運転に復帰する
のが遅れやすいため、周囲の温度が上昇し周囲の食品や
他の貯蔵室に収納された食品の品質低下を招くなどの問
題があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するもので、圧
縮機の運転を制御する制御手段における温度幅帯を、圧
縮機の運転率に基づいて変更するようにした冷蔵庫を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、冷
蔵室の温度を設定する温度設定手段で設定された設定温
度に基づいて所定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開
始温度及び圧縮機を停止させる運転停止温度を定める制
御温度設定部と、この制御温度設定部で設定された前記
運転開始温度及び運転停止温度並びに冷蔵室の温度を検
出する温度検出手段で検出された冷蔵室温度に基づいて
圧縮機の運転を制御する制御手段とを備え、この制御手
段で前記圧縮機の運転時間及び停止時間を測り圧縮機の
運転率を算出し、この算出された運転率に基づいて運転
開始温度及び運転停止温度の温度幅帯を変更させ、圧縮
機の運転率を適正に設定することができるとともに、冷
蔵室の温度制御を行うことで冷凍室が冷えなくなるのを
防止できるようにしている。
【0008】本発明の請求項2は、 冷蔵室の温度を設
定する温度設定手段で設定された設定温度に基づいて所
定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開始温度及び圧縮
機を停止させる運転停止温度を定める制御温度設定部
と、この制御温度設定部で設定された前記運転開始温度
及び運転停止温度並びに冷蔵室の温度を検出する温度検
出手段で検出された冷蔵室温度に基づいて圧縮機の運転
を制御する制御手段とを備え、この制御手段を、前記圧
縮機の運転時間及び停止時間を測り圧縮機の運転率を算
出し、この算出された運転率に基づいて運転開始温度及
び運転停止温度の温度幅帯を変更させ、かつ、前記圧縮
機の電源投入時及び圧縮機の停止が一定時間以上続いた
場合にこの圧縮機を強制的に運転させ、外気温が設定温
度以下の場合にも圧縮機を運転できるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の冷蔵庫の側面断面
図、図2は本発明の制御回路図、図3は本発明の温度設
定幅の変更の流れを示す切換フロー図、図4は本発明の
冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャート、図
5は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフロー
チャート、図6は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説
明するフローチャート、図7は本発明の冷蔵庫の制御装
置の動作を説明するフローチャート、図8は本発明の冷
蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0010】1は冷蔵庫で、この冷蔵庫は前面を開口し
た鋼板製の外箱2と、この外箱の内側に間隔を設けてA
BSなどの硬質樹脂製の内箱3と、この内箱と外箱との
間に現場発泡方式にて充填される発泡ウレタンの断熱材
4とで本体5を構成し、この本体の開口を扉6、7で閉
塞している。
【0011】8は本体5の内部を上下に仕切る横仕切壁
で、この横仕切壁の上方を凍結温度に冷却される冷凍室
9、下方を食品が凍結しない温度に冷却される冷蔵室1
0としている。冷凍室9の奥部は仕切板11にて前後に
区画され、この仕切板の後方に冷却室12が区画形成さ
れ、この冷却室内に冷却器13が縦設されている。この
冷却器の中央上方には送風機14が設けられ、冷却器1
3の下方には除霜ヒータ15が設けられている。
【0012】仕切板11には上方に冷凍室9内へ冷気を
吹き出す吹出口16が、下方に冷凍室9に吹き出された
冷気を冷却器13の下側に戻す戻り口17が設けられて
いる。
【0013】冷却器13には本体5の下方背面に設けら
れた圧縮機18で圧縮された冷媒が供給されて庫内空気
と熱交換を行って庫内を冷却するようにしている。
【0014】19は冷蔵室10内の温度を検出する温度
センサで、この温度センサは冷蔵室10内の温度が温度
設定幅の運転開始温度あるいは運転停止温度を越えたと
きに圧縮機18をオンオフ制御させる温度制御装置20
の検出手段を形成している。
【0015】温度制御装置20は図2に示すように、マ
イクロコンピュータ21と、このマイクロコンピュータ
に接続されて運転開始温度及び運転停止温度を設定する
た第1の抵抗22と第2の抵抗23と可変抵抗器24と
の第1直列回路25と、冷蔵室10の温度を検出する第
3の抵抗26と温度センサ19との第2直列回路27
と、圧縮機18と電源28との閉回路29に接点(図示
せず)を有するリレー30とトランジスタ31との第3
直列回路32とで構成されている。マイクロコンピュー
タ21は温度設定用の第1直列回路25と冷蔵室10内
の温度検出用の第2直列回路27からの入力信号によっ
て第3直列回路32のトランジスタ31に出力してリレ
ー30を作動させて接点をオンオフさせて圧縮機18の
運転停止を行うとともに、この圧縮機の運転停止による
オン時間及びオフ時間を検出し、かつ、オン時間とオフ
時間とによる運転率を算出している。
【0016】また、マイクロコンピュータ21は電源2
8の投入時や圧縮機18が一定時間以上運転されていな
い場合に圧縮機18を強制的に運転させるように制御し
ている。
【0017】第1直列回路25によって設定される温度
設定値は高温幅域(運転開始温度10.0℃、運転停止
温度7.0℃、デファレンシャル3℃)、中温幅域(運
転開始温度8.0℃、運転停止温度6.0℃、デファレ
ンシャル2℃)、中低温幅域(運転開始温度7.0℃、
運転停止温度5.0℃、デファレンシャル2℃)、低温
幅域(運転開始温度5.0℃、運転停止温度4.0℃、
デファレンシャル1.0℃)の4段階に設定されてい
る。
【0018】圧縮機18は図3に示すように、温度設定
値が高温幅域で運転されている場合には運転率が32%
以上ではその温度設定値で運転を継続され、運転率が3
2%以下では温度設定値が中温幅域に変更される。
【0019】温度設定値が中温幅域で運転されている場
合には運転率が21%から50%の間ではその温度設定
値で運転を継続され、運転率が50%以上では温度設定
値が高温幅域に変更され、運転率が21%以下では温度
設定値が中低温幅域に変更される。
【0020】温度設定値が中低温幅域で運転されている
場合には運転率が10%から38%の間ではその温度設
定値で運転が継続され、運転率が38%以上では温度設
定値が中温幅域に変更され、運転率が10%以下では温
度設定値が低温幅域に変更される。
【0021】温度設定値が低温幅域で運転されている場
合には運転率が25%以下ではその温度設定値で運転が
継続され、運転率が25%以上では温度設定値が中低温
幅域に変更される。
【0022】以上の構成に基づき図3乃至図8のフロー
チャートを参照しながら冷蔵室10の温度制御装置20
の動作の流れを説明する。まず、ステップS1で圧縮機
18の運転の有無を検出する。そして、運転中の場合に
はステップS6へ移行し、強制運転のカウンタがアップ
してステップS7で5分経過したか否かを判別し、5分
経過していない場合にステップS9へ移行し、5分経過
している場合にステップS8で強制運転フラグをリセッ
トさせてステップS9へ移行する。
【0023】ステップS9で連続運転フラグがセットさ
れているとステップS16へ移行し、ステップS9で連
続運転フラグがリセットされているとステップS10で
連続運転カウンタがアップしてステップS11で圧縮機
18の連続運転が1時間経過しない場合にステップS1
6へ移行し、ステップS11で1時間経過している場合
に圧縮機18が停止しており、ステップS12で連続運
転のフラグをセットし、ステップS13で制御方式2へ
変更する。
【0024】ステップS14で制御方式変更用データを
クリアーし、ステップS15で変更データ取得開始フラ
グをリセットしてステップS16へ移行する。また、ス
テップS1で運転されていない場合に停止時間のカウン
タがアップしてステップS3で1時間経過したか否か判
別し、1時間経過していない場合にステップS16へ移
行し、1時間経過している場合にステップS4で強制運
転フラグをセットし、ステップS5で強制運転のカウン
タをクリアーしてステップS16へ移行する。
【0025】ステップS16で制御変更遅延カウンタが
アップし、ステップS17で遅延カウンタが1時間経過
したか否か判別し、1時間経過していない場合にステッ
プS19へ移行し、1時間経過している場合にステップ
S18で制御変更遅延フラグをリセットしてステップS
19へ移行する。ステップS19で圧縮機18の運転の
有無を判別し、運転中の場合にステップS20で運転時
間第一カウンタがアップし、ステップS21で通常時間
第一カウンタがアップしてステップS22へ移行し、停
止している場合にステップS21を介してステップS2
2へ移行する。
【0026】ステップS22で1時間経過したか否かを
判別し、1時間経過している場合にステップS23で第
二カウンタの開始フラグをセットし、ステップS24へ
移行し、1時間経過していない場合にステップS24へ
移行する。
【0027】ステップS24で第二カウンタの開始フラ
グがセットされてから2時間経過したか否かを判別し、
2時間経過していない場合にステップS28へ移行し、
2時間経過している場合にステップS25で制御変更開
始フラグをセットし、ステップD26で運転時間第一カ
ウンタを確認用RAMへコピーし、ステップS27で運
転時間第一カウンタをクリアーし、ステップS28へ移
行する。
【0028】ステップS28で第二カウンタの開始フラ
グの有無を判別し、この開始フラグがセットされている
場合にステップS29で圧縮機18の運転の有無を判別
し、運転されている場合にステップS30で運転時間第
二カウンタがアップし、ステップS31で通常時間第二
カウンタがアップしてステップS32へ移行し、ステッ
プS29で圧縮機18が運転されていない場合にステッ
プS31を介してステップS32へ移行し、このステッ
プS32で2時間経過したか否か判別し、2時間経過し
ていない場合にステップS36へ移行し、2時間経過し
ている場合にステップS33で制御変更開始フラグをセ
ットし、ステップS34で運転時間第二カウンタを確認
用RAMへコピーし、ステップS35で運転時間第二カ
ウンタをクリアーし、ステップS36へ移行する。ま
た、ステップS28で第二カウンタの開始フラグがリセ
ットされているとステップS36へ移行する。
【0029】ステップS36で変更データ取得開始フラ
グの有無を判別し、この開始フラグがリセットされてい
る場合にステップS38へ移行し、開始フラグがセット
されている場合にステップS37で制御変更遅延フラグ
の有無を判別し、この遅延フラグがセットされている場
合にステップS38へ移行する。また、制御変更遅延フ
ラグがリセットされている場合にステップS39へ移行
し、ステップS38で制御方式変更用データをクリアー
してステップS39へ移行する。
【0030】ステップS39で制御変更開始フラグの有
無を判別し、この開始フラグがリセットされている場合
にステップS58へ移行し、制御変更開始フラグがセッ
トされている場合にステップS40で圧縮機18の運転
の有無を判別し、ステップS40で圧縮機18が停止し
ているときにステップS58へ移行し、圧縮機18が運
転されている場合にステップS41へ移行する。
【0031】このステップS41で制御方式1か否かを
判別し、現在の運転が制御方式1で運転されている場合
にステップS42へ移行し、ステップS26とステップ
S34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS
42でT1(39分)と比較してこのT1より運転時間
が短いときにステップS43へ移行して制御方式2へ変
更し、ステップS56へ移行する。ステップS42でT
1より運転時間が長いときに制御方式の変更を行わずに
ステップS57へ移行する。
【0032】また、ステップS41で現在の運転が制御
方式1で運転されていない場合にステップS44へ移行
し、このステップS44で圧縮機18の運転が制御方式
2か否かを判断し、現在の運転が制御方式2で運転され
ている場合にステップS45へ移行し、ステップS26
とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とを
ステップS45でT2S(26分)と比較してこのT2
Sより運転時間が短いときにステップS46へ移行して
制御方式3へ変更し、ステップS56へ移行する。ステ
ップS45でT2Sより運転時間が長いときにステップ
S47へ移行し、このステップS47でステップS26
とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とを
ステップS47でT2L(60分)と比較してこのT2
Lより運転時間が長いときにステップS48へ移行して
制御方式1へ変更し、ステップS56へ移行する。ステ
ップS47でT2Lより運転時間が短いときに制御方式
の変更を行わずにステップS57へ移行する。
【0033】ステップS44で現在の運転が制御方式2
で運転されていない場合にステップS49へ移行し、こ
のステップS49で圧縮機18の運転が制御方式3か否
かを判断し、現在の運転が制御方式3で運転されている
場合にステップS50へ移行し、ステップS26とステ
ップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステッ
プS50でT3S(13分)と比較してこのT3Sより
運転時間が短いときにステップS51へ移行して制御方
式4へ変更し、ステップS56へ移行する。
【0034】ステップS50でT3Sより運転時間が長
いときにステップS52へ移行し、ステップS26とス
テップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステ
ップS52でT3L(45分)と比較してこのT3Lよ
り運転時間が長いときにステップS53へ移行して制御
方式2へ変更し、ステップS56へ移行する。ステップ
S52でT3Lより運転時間が短いときに制御方式の変
更を行わずにステップS57へ移行する。
【0035】ステップS49で現在の運転が制御方式3
で運転されていない場合にステップS54へ移行し、ス
テップS26とステップS34とでRAMに記憶された
運転時間とをステップS54でT4(30分)と比較し
てこのT4より運転時間が長いときにステップS55へ
移行して制御方式3へ変更し、ステップS56へ移行し
て制御変更遅延フラグをセットするとともに、制御変更
遅延カウンタをクリアーし、ステップS57で制御変更
開始フラグをリセットし、ステップS58へ移行する。
【0036】ステップS39あるいはステップS57で
いずれかの制御方式に変更するための制御変更開始フラ
グがリセットされており、ステップS58で制御変更開
始フラグが制御方式1か否か判別し、制御方式1の場合
にステップS59で運転停止温度を設定値プラス1℃に
設定し、ステップS60でデファレンシャル温度を3℃
に設定してステップS69へ移行する。
【0037】ステップS58で制御変更開始フラグが制
御方式1でない場合にステップS61へ移行し、このス
テップS61で制御変更開始フラグが制御方式2か否か
判別し、制御方式2の場合にステップS62で運転停止
温度を設定値に設定し、ステップS63でデファレンシ
ャル温度を2℃に設定してステップS69へ移行する。
【0038】ステップS61で制御変更開始フラグが制
御方式2でない場合にステップS64へ移行し、このス
テップS64で制御変更開始フラグが制御方式3か否か
判別し、制御方式3の場合にステップS65で運転停止
温度を設定値マイナス1℃に設定し、ステップS66で
デファレンシャル温度を2℃に設定してステップS69
へ移行する。
【0039】ステップS64で制御変更開始フラグが制
御方式3出ない場合にステップS67へ移行し、このス
テップS67で運転停止温度を設定値マイナス2℃に設
定し、ステップS68でデファレンシャル温度を1℃に
設定し、ステップS69へ移行する。
【0040】ステップS69で強制運転フラグの有無を
判別し、このステップS69で強制運転フラグがセット
されている場合にステップS77へ移行し、強制運転フ
ラグがリセットされている場合にステップS70へ移行
して圧縮機18の運転の有無を判別し、圧縮機18が運
転されている場合にステップs71へ移行し、このステ
ップS71で温度センサ19と運転停止温度とを比較
し、温度センサ19で検出される温度が運転停止温度以
下の場合にステップS72へ移行して圧縮機18の運転
を停止させ、ステップS73で変更データ取得開始フラ
グをセットし、ステップS74で連続運転フラグをセッ
トして、ステップS1へ移行する。また、ステップS7
1で温度センサ19で検出される温度が運転停止温度以
上の場合にステップS1へ移行する。
【0041】ステップS70で圧縮機18が運転されて
いない場合にステップS75へ移行し、このステップS
75で運転開始温度を設定し、ステップS76で温度セ
ンサ19と運転開始温度とを比較し、温度センサ19で
検出される温度が運転開始温度以上の場合にステップS
77へ移行して圧縮機18の運転を開始し、ステップS
78で停止カウンタをクリアーしてステップS1へ移行
し、サイクルを繰り返す。
【0042】以上のように温度設定幅域での運転率の変
動に基づいて温度制御部20により冷蔵室の温度設定幅
を変更させるようにしたことから、圧縮機18の運転率
に応じて最適な温度設定値にすることがきで、外気温度
によって冷凍室9が冷えなくなるのを防止できるととも
に、外気温度が設定温度より低いときに電源28を投入
したり、一定時間以上圧縮機18が運転されていない場
合に強制的に圧縮機18を運転させられ、冬季等の低外
気温に圧縮機の運転が行われず冷凍室9が温度上昇した
り、冷蔵庫1の設置時に圧縮機が運転されずに不良品扱
いされるのを防止できるようにしている。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、冷蔵室の温
度を設定する温度設定手段で設定された設定温度に基づ
いて所定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開始温度及
び圧縮機を停止させる運転停止温度を定める制御温度設
定部と、この制御温度設定部で設定された前記運転開始
温度及び運転停止温度並びに冷蔵室の温度を検出する温
度検出手段で検出された冷蔵室温度に基づいて圧縮機の
運転を制御する制御手段とを備え、この制御手段で前記
圧縮機の運転時間及び停止時間を測り圧縮機の運転率を
算出し、この算出された運転率に基づいて運転開始温度
及び運転停止温度の温度幅帯を変更させるので、圧縮機
の運転率を適正に設定することができるとともに、冷蔵
室の温度制御を行うことで冷凍室が冷えなくなるのを防
止できる。
【0044】本発明の請求項2によれば、冷蔵室の温度
を設定する温度設定手段で設定された設定温度に基づい
て所定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開始温度及び
圧縮機を停止させる運転停止温度を定める制御温度設定
部と、この制御温度設定部で設定された前記運転開始温
度及び運転停止温度並びに冷蔵室の温度を検出する温度
検出手段で検出された冷蔵室温度に基づいて圧縮機の運
転を制御する制御手段とを備え、この制御手段を、前記
圧縮機の運転時間及び停止時間を測り圧縮機の運転率を
算出し、この算出された運転率に基づいて運転開始温度
及び運転停止温度の温度幅帯を変更させ、かつ、前記圧
縮機の電源投入時及び圧縮機の停止が一定時間以上続い
た場合にこの圧縮機を強制的に運転させるので、圧縮機
の運転率を最適に設定できるとともに、外気温が設定温
度以下の場合にも圧縮機を強制的に運転できる。サイク
ル時間測定部で測定した圧縮機の運転サイクル時間及び
運転率測定部で測定した運転率に基づいて、温度幅制御
部により冷凍室の温度制御の制御ディファレンシャル
(即ち所定の温度幅)を変化させるようにしたことか
ら、運転サイクル時間及び運転率の変動に基づいて制御
ディファレンシャルを適宜設定することができ、冷凍室
の温度制御が従来よりも極細かく行えるようになるとと
もに、冷蔵室や氷温室への温度影響を小さくでき、冷蔵
庫全体の極細かい温度制御に適した制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の側面断面図である。
【図2】本発明の制御回路図である。
【図3】本発明の温度設定幅の変更の流れを示す切換フ
ロー図である。
【図4】本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図5】本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図7】本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図8】本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 10 冷蔵室 18 圧縮機 19 温度センサ 20 温度制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵室の温度を設定する温度設定手段で
    設定された設定温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機を
    運転させる運転開始温度及び圧縮機を停止させる運転停
    止温度を定める制御温度設定部と、この制御温度設定部
    で設定された前記運転開始温度及び運転停止温度並びに
    冷蔵室の温度を検出する温度検出手段で検出された冷蔵
    室温度に基づいて圧縮機の運転を制御する制御手段とを
    備えた冷蔵庫において、この制御手段は、前記圧縮機の
    運転時間及び停止時間を測り圧縮機の運転率を算出し、
    この算出された運転率に基づいて運転開始温度及び運転
    停止温度の温度幅帯を変更させることを特徴とする冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵室の温度を設定する温度設定手段で
    設定された設定温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機を
    運転させる運転開始温度及び圧縮機を停止させる運転停
    止温度を定める制御温度設定部と、この制御温度設定部
    で設定された前記運転開始温度及び運転停止温度並びに
    冷蔵室の温度を検出する温度検出手段で検出された冷蔵
    室温度に基づいて圧縮機の運転を制御する制御手段とを
    備えた冷蔵庫において、この制御手段は、前記圧縮機の
    運転時間及び停止時間を測り圧縮機の運転率を算出し、
    この算出された運転率に基づいて運転開始温度及び運転
    停止温度の温度幅帯を変更させ、かつ、前記圧縮機の電
    源投入時及び圧縮機の停止が一定時間以上続いた場合に
    この圧縮機を強制的に運転させることを特徴とする冷蔵
    庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100573770B1 (ko) * 2004-04-24 2006-04-25 삼성전자주식회사 냉장고 및 그 제어방법
KR100606846B1 (ko) 2004-10-12 2006-08-01 엘지전자 주식회사 냉장고의 운전 제어 방법
JP2007187417A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Kawasaki Heavy Ind Ltd 吸収式冷凍装置の制御装置および制御方法
JP2008256259A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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