JPH11132536A - 小屋裏収納装置 - Google Patents

小屋裏収納装置

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Publication number
JPH11132536A
JPH11132536A JP9298972A JP29897297A JPH11132536A JP H11132536 A JPH11132536 A JP H11132536A JP 9298972 A JP9298972 A JP 9298972A JP 29897297 A JP29897297 A JP 29897297A JP H11132536 A JPH11132536 A JP H11132536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attic
space
air
temperature
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9298972A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kumagai
浩治 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9298972A priority Critical patent/JPH11132536A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小屋裏空間を物品の収納に適した収納空間と
して積極的に利用することができる小屋裏収納装置を開
発する。 【解決手段】 家屋2の小屋裏空間1にその小屋裏空間
1に換気口7が開口し、断熱構造で物品の出し入れ可能
な小屋裏収納部4を設け、この小屋裏収納部4内に当該
家屋2の床下空間13の空気を送風機10を含む搬送通
路によって導入するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の小屋裏空間
を収納空間として有効に利用するための小屋裏収納装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家屋の小屋裏空間を物品等の保管収納空
間としてそのまま利用することは古くから行なわれてき
たことであるが、単なる小屋裏空間は、温度等の状態量
の変動が大きく物品の保管に適した機能的な収納空間で
はない。小屋裏空間は夏期においては50℃〜60℃に
もなり、そのままでは収納空間として積極的に利用する
ことは無理である。小屋裏空間についての管理技術は、
例えば特開昭63―217045号公報に示されている
ように、小屋裏空間の換気を推進して居住空間の快適性
を向上させようとするものが大半を占めている。こうし
た技術は、小屋裏空間の積極的な換気を図ることによっ
て、小屋裏空間の熱気を排除して小屋裏空間の熱気で室
内雰囲気が悪化しないようにするものであり、上記公報
に示されたものは、小屋裏空間に家屋の床下空間の空気
を直接導入することにより、小屋裏空間の換気及び熱気
の排除を行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の小
屋裏空間に関する管理技術では、居住空間の快適性は改
善されるものの、小屋裏空間そのものを物品の収納に適
した有効なスペースとして利用することはできない。即
ち、換気だけでは、夏期等にあっては屋根裏面からの輻
射熱を解消できず、小屋裏空間を、物品の変質や損傷を
招かない収納空間にすることはできない。
【0004】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、小屋
裏空間を物品の収納に適した収納空間として積極的に利
用することができる小屋裏収納装置を開発することであ
り、その小屋裏収納装置の維持管理のし易さや、運転の
自動化を推進することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、家屋の小屋裏空間にその小屋裏空
間に換気口が開口し、断熱構造で物品の出し入れ可能な
小屋裏収納部を設け、この小屋裏収納部内に当該家屋の
床下空間の空気を送風機を含む搬送通路によって導入す
るようにする手段を採用する。
【0006】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における送風機を、小屋裏
収納部内や当該家屋の室内側から点検できる位置に配置
する手段を採用する。
【0007】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける送風機を、小屋裏収納部内の温度を検知する温度
センサーにより小屋裏収納部内の温度が所定温度以上に
なったら運転させ、その所定温度より5℃〜10℃低い
温度になったら停止させるようにする手段を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図3に示すこの実施の形態1の小
屋裏収納装置は、小屋裏空間1を有する家屋2に対して
設けられるものであり、断熱壁3で囲まれた断熱構造の
小屋裏収納部4と、送風部5とから構成されている。小
屋裏収納部4は断熱構造の小部屋として小屋裏空間1に
設置できる適当な容積を備えている。小屋裏収納部4に
は給気口6と換気口7と開閉可能な出し入れ口8が設け
られている。出し入れ口8は、家屋2の天井面側か側壁
のいずれかに対して設けられ、給気口6と換気口7は側
壁上部の対向する位置に設けられている。給気口6の内
側には着脱可能で、塵埃除去機能と脱臭機能を備えたエ
アーフィルター9が装着されている。送風部5は遠心式
の多翼ファンによる送風機10と、この送風機10の吸
込口に一端が接続された吸気ダクト11と、送風機10
の吹出口に一端が接続された給気ダクト12とから構成
され、吸気ダクト11の他端は家屋2の床下空間13に
臨んで配置され、給気ダクト12の他端は小屋裏収納部
4の給気口6に外側から接続されている。送風機10は
図3に示すように点検用のカバー付の点検口14を有
し、図1や図2に示すように小屋裏収納部4内や家屋の
室内側にメンテナンスし易いように点検口14を臨ませ
て配置される。
【0009】この小屋裏収納装置は、小屋裏収納部4を
居室や廊下の天井側から出し入れ口8を使って物品を出
し入れできるように小屋裏空間1に設置する。吸気ダク
ト11や給気ダクト12及び送風機10については家屋
の北側に配置する方が温度面で好都合である。このよう
に設置した小屋裏収納装置の送風機10を運転させる
と、吸気ダクト11から床下空間13の空気が吸込ま
れ、床下空間13の換気と併行して床下空間13の冷涼
な空気が給気ダクト12を経て給気口6から小屋裏収納
部4内に吹出される。小屋裏収納部4内に吹出される床
下空間13の空気はエアーフィルター9により塵埃や臭
気が除去された清浄な空気であり、この空気により小屋
裏収納部4内が冷却される。小屋裏収納部4内の空気は
換気口7から小屋裏空間1に排出され、小屋裏収納部4
内は逐次換気される。小屋裏収納部4から排気された空
気は小屋裏空間1を換気し、冷却しながら家屋2の妻面
等に設けられた換気口から屋外へ排気される。
【0010】小屋裏空間1は、夏期にあっては50℃〜
60℃程にもなるが、断熱された小屋裏収納部4内は屋
根裏面からの輻射熱も遮られ、しかも、夏期でも27℃
〜28℃程度の冷涼な床下空間13の空気の導入により
換気され冷却されるので、物品の変質や損傷を招くこと
がほとんどない保管収納空間となる。また、給気ダクト
12や吸気ダクト11が冷房されている部屋に臨んで配
設されていれば、給気ダクト12や吸気ダクト11を通
過する床下空間13からの空気が冷却されるため、小屋
裏収納部4内を一層冷却雰囲気にすることができる。た
だし、室内側からの熱影響を排除したい場合には、給気
ダクト12や吸気ダクト11に断熱処理を施すこともあ
る。即ち、この小屋裏収納装置によれば、簡単に小屋裏
空間1を物品の収納に適した倉庫として積極的に利用で
きるようになる。
【0011】実施の形態2.図4〜図6に示すこの実施
の形態2の小屋裏収納装置は、実施の形態1で示した小
屋裏収納装置に自動運転できる機能を付与したものであ
り、自動運転に係る構成以外は実施の形態1のものと同
じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分は実
施の形態1と同じ符号を使い、それらについての説明は
省略する。
【0012】この実施の形態2の小屋裏収納装置には、
図4に示すようなコントローラ15が設けられている。
コントローラ15は小屋裏収納部4内に設置され、送風
機10の運転停止を制御する。コントローラ15には図
5に示すようにマイコン16と温度検知手段17と温度
設定手段18が組込まれ、小屋裏収納部4内の温度を検
知する温度検知手段17により、小屋裏収納部4内の温
度が所定温度以上になったら送風機10を運転させ、そ
の所定温度より5℃〜10℃低い温度になったら送風機
10を停止させる。これ以外の機能は実施の形態1のも
のと同じである。
【0013】コントローラ15におけるマイコン16
は、図6に示すようなプログラムに従って送風機10を
制御する。即ち、図6の#1において温度検知手段17
の出力信号を取り込み、その検知温度Tが温度設定手段
18により設定された設定温度t1(通常は35℃〜4
0℃の範囲である)以上かどうかを判定する。設定温度
t1以上であれば、#2で送風機10をONする処理を
行ない#1に戻る。そうでなければ#3の処理を行な
う。#3では検知温度Tが設定温度t1より5℃〜10
℃程低い温度t2より低いかどうかを判定する。検知温
度Tが温度t2より低ければ#4の処理により送風機1
0をオフし、#1に戻る。検知温度Tが温度t2より高
ければ#1に戻る。このように設定温度t1より低い温
度t2において送風機10を停止させるのは、温度検知
手段17が内蔵されているため、小屋裏収納部4内の温
度低下に対し検知遅れがおきるための対応と、設定温度
t1と小屋裏収納部4内の温度とに差が小さい場合に送
風機10が頻繁に運転停止を繰り返さないようにするた
めである。なお、温度検知手段17を24時間タイマー
に置き換え、小屋裏空間1及び小屋裏収納部4内の温度
が著しく上昇する時間帯、例えば、午前10時から午後
5時の間について送風機10を運転させるようにするこ
ともできる。
【発明の効果】以上説明したとおり請求項1の発明によ
れば、小屋裏空間を物品の収納に適した収納空間として
積極的に利用することができる小屋裏収納装置が得られ
る。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともに維持管理がし易くなる。
【0015】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに自動運転が可
能の小屋裏収納装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の小屋裏収納装置を示す構成図
である。
【図2】 実施の形態1の小屋裏収納装置の他の構成例
を示す構成図である。
【図3】 実施の形態1の小屋裏収納装置の送風機の構
成図である。
【図4】 実施の形態2の小屋裏収納装置のコントロー
ラを示す斜視図である。
【図5】 実施の形態2の小屋裏収納装置のコントロー
ラの構成図である。
【図6】 実施の形態2の小屋裏収納装置のコントロー
ラの制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 小屋裏空間、 2 家屋、 3 断熱壁、 4 小
屋裏収納部、 7 換気口、 8 出し入れ口、 10
送風機、 13 床下空間、 14 点検口、 16
マイコン、 17 温度検知手段、 18 温度設定
手段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 7/10 F24F 7/10 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋の小屋裏空間にその小屋裏空間に換
    気口が開口し、断熱構造で物品の出し入れ可能な小屋裏
    収納部を設け、この小屋裏収納部内に当該家屋の床下空
    間の空気を送風機を含む搬送通路によって導入するよう
    にした小屋裏収納装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の小屋裏収納装置であっ
    て、送風機を小屋裏収納部内や当該家屋の室内側から点
    検できる位置に配置した小屋裏収納装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の小屋裏収納装置であって、送風機を小屋裏収納部内の
    温度を検知する温度センサーにより小屋裏収納部内の温
    度が所定温度以上になったら運転させ、その所定温度よ
    り5℃〜10℃低い温度になったら停止させるようにし
    た小屋裏収納装置。
JP9298972A 1997-10-30 1997-10-30 小屋裏収納装置 Pending JPH11132536A (ja)

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JP9298972A JPH11132536A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 小屋裏収納装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013213665A (ja) * 2012-03-06 2013-10-17 Sekisui Chem Co Ltd 空調システム及び建物
JP2015055123A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 ミサワホーム株式会社 ユニット式建物の設計方法および建物ユニットの製造方法
JP2017058073A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 トヨタホーム株式会社 建物の空調システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015055123A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 ミサワホーム株式会社 ユニット式建物の設計方法および建物ユニットの製造方法
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