JPH11132133A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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- JPH11132133A JPH11132133A JP29383297A JP29383297A JPH11132133A JP H11132133 A JPH11132133 A JP H11132133A JP 29383297 A JP29383297 A JP 29383297A JP 29383297 A JP29383297 A JP 29383297A JP H11132133 A JPH11132133 A JP H11132133A
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- Japan
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- valve
- buffer
- fuel injection
- needle
- cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料噴射弁の高速作動時の弁体の不整作動を
防止して噴射量計量精度を向上させる。 【解決手段】ニードル弁10の作動方向に沿って移動可
能に緩衝体16を設け、この緩衝体16は、ニードル弁
10が最大作動量に達する以前にニードル弁10に当接
し、かつニードル弁10が最大作動量に達した後も移動
可能となるように支持する。緩衝体16を弁体に当接す
る方向に付勢するスプリング17と、緩衝体16の運動
を減衰させる絞り通路21を設ける。開弁作動時のニー
ドル弁10の運動エネルギを緩衝体16に移行させてニ
ードル弁を10減速させると共に緩衝体16の運動を減
衰させてニードル弁10への振動等の伝達を防止する。
防止して噴射量計量精度を向上させる。 【解決手段】ニードル弁10の作動方向に沿って移動可
能に緩衝体16を設け、この緩衝体16は、ニードル弁
10が最大作動量に達する以前にニードル弁10に当接
し、かつニードル弁10が最大作動量に達した後も移動
可能となるように支持する。緩衝体16を弁体に当接す
る方向に付勢するスプリング17と、緩衝体16の運動
を減衰させる絞り通路21を設ける。開弁作動時のニー
ドル弁10の運動エネルギを緩衝体16に移行させてニ
ードル弁を10減速させると共に緩衝体16の運動を減
衰させてニードル弁10への振動等の伝達を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の燃料噴射
弁に関する。
弁に関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】近年、自動車用エンジ
ンへの燃料供給装置においては、自動車の運転状態に応
じたきめ細かな燃料制御を行う必要性から、噴射量に高
い調量精度が求められている。特にエンジンの気筒内に
燃料を噴射する筒内直接噴射式エンジンではその要求精
度は一段と高い上、要求される噴射量のダイナミックレ
ンジも高く、ソレノイド等の駆動手段を極力高速に駆動
させる必要が生じている。しかしながらソレノイドを高
速に駆動するとそれだけ可動部の運動エネルギが大きく
なり、結果として開弁直後のニードル弁のはね返り振動
が大きくなってしまうことになる。そのため、特にはね
返り振動が収束する時間以下の短いバルスでの駆動領域
においては噴射量の精度や直線性が悪化してしまう。
ンへの燃料供給装置においては、自動車の運転状態に応
じたきめ細かな燃料制御を行う必要性から、噴射量に高
い調量精度が求められている。特にエンジンの気筒内に
燃料を噴射する筒内直接噴射式エンジンではその要求精
度は一段と高い上、要求される噴射量のダイナミックレ
ンジも高く、ソレノイド等の駆動手段を極力高速に駆動
させる必要が生じている。しかしながらソレノイドを高
速に駆動するとそれだけ可動部の運動エネルギが大きく
なり、結果として開弁直後のニードル弁のはね返り振動
が大きくなってしまうことになる。そのため、特にはね
返り振動が収束する時間以下の短いバルスでの駆動領域
においては噴射量の精度や直線性が悪化してしまう。
【0003】このような問題を解決するものとして、例
えば特開平5−215038号公報に開示されているよ
うな技術が公知である。これは、ニードル弁開弁時には
ニードル弁の頂面と衝突した後にニードル弁の開弁方向
に移動するストッパ部材を設け、このストッパ部材によ
る緩衝作用によりニードル弁の跳ね返り振動を抑制しよ
うとするものである。
えば特開平5−215038号公報に開示されているよ
うな技術が公知である。これは、ニードル弁開弁時には
ニードル弁の頂面と衝突した後にニードル弁の開弁方向
に移動するストッパ部材を設け、このストッパ部材によ
る緩衝作用によりニードル弁の跳ね返り振動を抑制しよ
うとするものである。
【0004】しかしながらこのような従来の燃料噴射弁
にあっては、ニードル弁が衝突しストッパ部材がニード
ル弁の開弁方向に移動した後も、ニードル弁には開弁方
向の力が作用しているため、ニードル弁は一旦は停止す
るもののその後また開弁方向へ移動を開始することにな
る。一方で、ニードル弁の衝突により移動したストッパ
部材は、ストッパ部材を閉弁方向に付勢しているばねの
作用により、ある時間の後にニードル弁の閉弁方向へ移
動の向きを変えることになる。その結果、ニードル弁と
ストッパ部材は所定の位置よりも開弁方向側の位置で再
度衝突することになる。通常はこれらの動作を数回繰り
返したのち、ニードル弁はストッパを付勢しているばね
の作用により、所定の位置に停止することになる。この
ため、それまでの期間、即ちニードル弁が所定の位置に
定常的に静止するまでの間に噴射弁の閉弁動作が行われ
たときにはニードル弁の運動状態や位置が変化している
最中であり、閉弁時の挙動が不安定で、噴射量の精度が
損なわれるという問題が生じる。
にあっては、ニードル弁が衝突しストッパ部材がニード
ル弁の開弁方向に移動した後も、ニードル弁には開弁方
向の力が作用しているため、ニードル弁は一旦は停止す
るもののその後また開弁方向へ移動を開始することにな
る。一方で、ニードル弁の衝突により移動したストッパ
部材は、ストッパ部材を閉弁方向に付勢しているばねの
作用により、ある時間の後にニードル弁の閉弁方向へ移
動の向きを変えることになる。その結果、ニードル弁と
ストッパ部材は所定の位置よりも開弁方向側の位置で再
度衝突することになる。通常はこれらの動作を数回繰り
返したのち、ニードル弁はストッパを付勢しているばね
の作用により、所定の位置に停止することになる。この
ため、それまでの期間、即ちニードル弁が所定の位置に
定常的に静止するまでの間に噴射弁の閉弁動作が行われ
たときにはニードル弁の運動状態や位置が変化している
最中であり、閉弁時の挙動が不安定で、噴射量の精度が
損なわれるという問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1の発明では、弁体を往復させてノズル部を
開閉するようにした燃料噴射弁において、弁体の作動方
向に沿って移動可能に緩衝体を設け、この緩衝体は、弁
体が最大作動量に達する以前に弁体に当接し、かつ弁体
が最大作動量に達した後も移動可能となるように支持す
ると共に、緩衝体を弁体に当接する方向に付勢する付勢
手段と、緩衝体の運動を減衰させる減衰手段とを設け
た。
に、請求項1の発明では、弁体を往復させてノズル部を
開閉するようにした燃料噴射弁において、弁体の作動方
向に沿って移動可能に緩衝体を設け、この緩衝体は、弁
体が最大作動量に達する以前に弁体に当接し、かつ弁体
が最大作動量に達した後も移動可能となるように支持す
ると共に、緩衝体を弁体に当接する方向に付勢する付勢
手段と、緩衝体の運動を減衰させる減衰手段とを設け
た。
【0006】請求項2の発明は、上記減衰手段として、
緩衝体を往復摺動可能に収装するシリンダ部と、このシ
リンダ部に導入される燃料と、シリンダ部での緩衝体の
往復運動に伴う燃料の移動を規制する絞り通路とを設け
た。
緩衝体を往復摺動可能に収装するシリンダ部と、このシ
リンダ部に導入される燃料と、シリンダ部での緩衝体の
往復運動に伴う燃料の移動を規制する絞り通路とを設け
た。
【0007】請求項3の発明は、上記絞り通路を、緩衝
体とシリンダ部との間の摺動間隙部に形成した。
体とシリンダ部との間の摺動間隙部に形成した。
【0008】請求項4の発明は、上記シリンダ部に摺接
する緩衝体の外周面に環状溝を形成した。
する緩衝体の外周面に環状溝を形成した。
【0009】請求項5の発明は、上記緩衝体の質量を、
弁体の質量以下に設定した。
弁体の質量以下に設定した。
【0010】請求項6の発明は、上記弁体が緩衝体に当
接してから最大作動量に達するまでの作動量を、該最大
作動量の20%以下に設定した。
接してから最大作動量に達するまでの作動量を、該最大
作動量の20%以下に設定した。
【0011】
【作用・効果】上記各発明において、ノズル開閉のため
に弁体が作動する過程で、弁体はその最大作動量に達す
る以前に緩衝体と当接する。この緩衝体との当接により
弁体の運動エネルギの一部が緩衝体に移動して弁体の作
動速度が減じられると共に、緩衝体での減衰作用により
緩衝作用が行われる。
に弁体が作動する過程で、弁体はその最大作動量に達す
る以前に緩衝体と当接する。この緩衝体との当接により
弁体の運動エネルギの一部が緩衝体に移動して弁体の作
動速度が減じられると共に、緩衝体での減衰作用により
緩衝作用が行われる。
【0012】緩衝体は弁体が最大作動量に達した以降も
付勢手段に対抗して移動可能であり、その間も減衰を受
け続けるので、弁体に緩衝体の振動が伝達されるような
こともない。したがって、弁体を駆動時間が短い領域で
高速作動させても不規則な運動をするようなことがな
く、よって高い噴射量計量精度が得られる。
付勢手段に対抗して移動可能であり、その間も減衰を受
け続けるので、弁体に緩衝体の振動が伝達されるような
こともない。したがって、弁体を駆動時間が短い領域で
高速作動させても不規則な運動をするようなことがな
く、よって高い噴射量計量精度が得られる。
【0013】請求項2の発明では、緩衝体が移動する際
に、シリンダ部に導入された燃料が絞り通路を通過する
ときの絞り抵抗により減衰作用が得られる。燃料を減衰
媒体として利用しているため減衰手段を容易に構成する
ことができる。
に、シリンダ部に導入された燃料が絞り通路を通過する
ときの絞り抵抗により減衰作用が得られる。燃料を減衰
媒体として利用しているため減衰手段を容易に構成する
ことができる。
【0014】請求項3の発明では、緩衝体とシリンダ部
との間に絞り通路を形成しているので、絞り通路を別途
形成する必要がなく、絞り通路の構成が簡潔になる。
との間に絞り通路を形成しているので、絞り通路を別途
形成する必要がなく、絞り通路の構成が簡潔になる。
【0015】請求項4の発明では、緩衝体の外周面に形
成した環状溝に燃料が保持されてシリンダ部との間の摺
動を円滑にするので、シリンダ部内での緩衝体の固着を
防止して、その作動性をより良好にすることができる。
成した環状溝に燃料が保持されてシリンダ部との間の摺
動を円滑にするので、シリンダ部内での緩衝体の固着を
防止して、その作動性をより良好にすることができる。
【0016】請求項5または請求項6の発明のように緩
衝体の質量または移動量を設定することにより、弁体の
作動性を損なうことなくその緩衝を効果的に行うことが
できる。
衝体の質量または移動量を設定することにより、弁体の
作動性を損なうことなくその緩衝を効果的に行うことが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0018】図1及び図3において、1は磁性体からな
る噴射弁のハウジング、2はハウジング1に固定され、
中央に円筒状のコア部3を有する磁性体である。ハウジ
ング1とコア部3によって形成される空間にはコイル4
が設置されており、コイル4の銅線はコイルポピン5に
巻回されている。さらにコイル4およびコイルボピン5
が、図示しない燃料供給通路を介して噴射弁内部に導入
される燃料に直接触れないよう、コイル4周辺の空間に
は樹脂6が充填されている。
る噴射弁のハウジング、2はハウジング1に固定され、
中央に円筒状のコア部3を有する磁性体である。ハウジ
ング1とコア部3によって形成される空間にはコイル4
が設置されており、コイル4の銅線はコイルポピン5に
巻回されている。さらにコイル4およびコイルボピン5
が、図示しない燃料供給通路を介して噴射弁内部に導入
される燃料に直接触れないよう、コイル4周辺の空間に
は樹脂6が充填されている。
【0019】コア部3の中心部の筒内には円筒状のばね
シート7が固定されており、このばねシート7には第一
のばね8が一端を固定され、第一のばね8のもう一方の
端部はプランジャ9に接触している。プランジャ9は磁
性体からなり、コア部3に対して適当な空隙を隔てて設
置されている。
シート7が固定されており、このばねシート7には第一
のばね8が一端を固定され、第一のばね8のもう一方の
端部はプランジャ9に接触している。プランジャ9は磁
性体からなり、コア部3に対して適当な空隙を隔てて設
置されている。
【0020】プランジャ9には、弁体としてニードル弁
10及びボール弁体11が取り付けられている。噴射弁
が駆動されていない状態、即ちコイル4に電流が流れて
いない場合にはボール弁体11は第一のばね8の付勢力
によってプランジャ9、ニードル弁10を介して、ノズ
ルホルダ12の先端部に設けられた噴孔13の内側に押
しつけられており、閉弁状態を維持している。
10及びボール弁体11が取り付けられている。噴射弁
が駆動されていない状態、即ちコイル4に電流が流れて
いない場合にはボール弁体11は第一のばね8の付勢力
によってプランジャ9、ニードル弁10を介して、ノズ
ルホルダ12の先端部に設けられた噴孔13の内側に押
しつけられており、閉弁状態を維持している。
【0021】ニードル弁10の中間部には大径部14が
設けられており、大径部14と所定の間隙を隔てて対向
する位置にはストッパ15がノズルホルダ12に固定さ
れて設置されている。ニードル弁の大径部14とストッ
パ15との間隙はプランジャ9とコア部3との間隙より
も小さくなっているため、コイル4に電流が流れたとき
のプランジャ9、ニードル弁10、ボール弁体11の変
位量はニードル大径部14とストッパ15が接触するこ
とによって規制されることになる。
設けられており、大径部14と所定の間隙を隔てて対向
する位置にはストッパ15がノズルホルダ12に固定さ
れて設置されている。ニードル弁の大径部14とストッ
パ15との間隙はプランジャ9とコア部3との間隙より
も小さくなっているため、コイル4に電流が流れたとき
のプランジャ9、ニードル弁10、ボール弁体11の変
位量はニードル大径部14とストッパ15が接触するこ
とによって規制されることになる。
【0022】16は緩衝体であり、付勢手段としての第
二のばね17により閉弁方向へ付勢されているため、噴
射弁の閉弁状態では緩衝体16はストッパ15に接して
静止している。第二のばね17のもう一方の端部はハウ
ジング1に固定されたばねシート18に接している。緩
衝体16は図2のようにストッパ15よりも閉弁方向へ
僅かに突出している突部19を有しているため、噴射弁
駆動時にはニードル大径部14がストッパ15に接触す
る直前に、緩衝体16の突部19に接触することにな
る。
二のばね17により閉弁方向へ付勢されているため、噴
射弁の閉弁状態では緩衝体16はストッパ15に接して
静止している。第二のばね17のもう一方の端部はハウ
ジング1に固定されたばねシート18に接している。緩
衝体16は図2のようにストッパ15よりも閉弁方向へ
僅かに突出している突部19を有しているため、噴射弁
駆動時にはニードル大径部14がストッパ15に接触す
る直前に、緩衝体16の突部19に接触することにな
る。
【0023】緩衝体16の突部19がストッパ15の下
面よりも突出している長さは、プランジャ9、ニードル
弁10およびボール弁体11からなる可動部が変位する
距離に比較して充分小さくすることが望ましい。例え
ば、ニードル弁10の最大作動量を100μm程度とす
ると、突部19がストッパ15の下面より突出する長さ
は10μm〜20μm程度以下に設定する。なお、この点
に関して、本実施形態においてはストッパ15と緩衝体
16との相対的な寸法のみで突部19の突出量を決定で
きるので製造上好都合である。
面よりも突出している長さは、プランジャ9、ニードル
弁10およびボール弁体11からなる可動部が変位する
距離に比較して充分小さくすることが望ましい。例え
ば、ニードル弁10の最大作動量を100μm程度とす
ると、突部19がストッパ15の下面より突出する長さ
は10μm〜20μm程度以下に設定する。なお、この点
に関して、本実施形態においてはストッパ15と緩衝体
16との相対的な寸法のみで突部19の突出量を決定で
きるので製造上好都合である。
【0024】緩衝体16は、ノズルホルダ12の内側に
形成されたシリンダ部20内に摺動可能に収装されてい
る。緩衝体20とストッパ15との間のシリンダ部20
の体積は、緩衝体16がストッパ15に当接していると
きに最も小さく、緩衝体が上方へ移動するほど大きくな
る(図3参照)。シリンダ部20へは燃料の絞り通路と
して、緩衝体16の外周面とノズルホルダ12の内周面
との隙間21と、緩衝体の突部19の外周面とストッパ
15の内周面との隙間22が連通している。
形成されたシリンダ部20内に摺動可能に収装されてい
る。緩衝体20とストッパ15との間のシリンダ部20
の体積は、緩衝体16がストッパ15に当接していると
きに最も小さく、緩衝体が上方へ移動するほど大きくな
る(図3参照)。シリンダ部20へは燃料の絞り通路と
して、緩衝体16の外周面とノズルホルダ12の内周面
との隙間21と、緩衝体の突部19の外周面とストッパ
15の内周面との隙間22が連通している。
【0025】次に作用について説明する。
【0026】まず、噴射弁閉弁時、すなわちコイル4に
電流が流れていない場合においては、ボール弁体11は
ニードル弁10、プランジャ9を介してばね8によって
閉弁方向へ付勢されているため、噴射弁の噴孔13は内
部から塞がれ、閉弁状態を保っている。
電流が流れていない場合においては、ボール弁体11は
ニードル弁10、プランジャ9を介してばね8によって
閉弁方向へ付勢されているため、噴射弁の噴孔13は内
部から塞がれ、閉弁状態を保っている。
【0027】ここで図示しない駆動回路によってコイル
4に駆動電流を供給すると、コイル4周辺の磁性体、即
ちハウジング1、磁性体2、コア部3、プランジャ9と
空隙を通る磁気回路が構成され、この作用により、プラ
ンジャ9にはコア部3との空隙を縮めるべく、噴射弁の
開弁方向への力が作用する。コイル4の電気的なインダ
クタンス及び抵抗により、コイル4に流れる電流は次第
に上昇する。それに連れてプランジャ9に作用する開弁
方向の力も上昇し、第一のばね8がプランジャ9を閉弁
方向に付勢しているセット荷重を上回ったとき、プラン
ジャ9は開弁方向へ移動を開始する。プランジャ9が移
動を開始すると、プランジャ9に固定されているニード
ル弁10やボール弁体11も共に移動を開始し、これに
よりボール弁体11が噴孔13から離れて燃料噴射が開
始される。
4に駆動電流を供給すると、コイル4周辺の磁性体、即
ちハウジング1、磁性体2、コア部3、プランジャ9と
空隙を通る磁気回路が構成され、この作用により、プラ
ンジャ9にはコア部3との空隙を縮めるべく、噴射弁の
開弁方向への力が作用する。コイル4の電気的なインダ
クタンス及び抵抗により、コイル4に流れる電流は次第
に上昇する。それに連れてプランジャ9に作用する開弁
方向の力も上昇し、第一のばね8がプランジャ9を閉弁
方向に付勢しているセット荷重を上回ったとき、プラン
ジャ9は開弁方向へ移動を開始する。プランジャ9が移
動を開始すると、プランジャ9に固定されているニード
ル弁10やボール弁体11も共に移動を開始し、これに
よりボール弁体11が噴孔13から離れて燃料噴射が開
始される。
【0028】プランジャ9がコア部3に吸引される過程
で、ニードル大径部14が緩衝体16の突部19に衝突
する。ニードル大径部14が緩衝体突部19に衝突する
と緩衝体16には上向きの力が作用し、上方へ移動を開
始する。即ち、プランジャ9、ニードル弁10およびボ
ール弁体11からなる可動部の持つ運動エネルギの一部
が緩衝体16の運動エネルギに変換される。すなわちプ
ランジャ9、ニードル弁10およびボール弁体11から
なる可動部は、ニードル大径部14が緩衝体の突部19
に衝突した位置で運動エネルギの一部を失うことにな
る。理論的には、可動部の質量と緩衝体16の質量が等
しいときに可動部の運動エネルギが完全に緩衝体16の
エネルギに変換され、可動部は一旦停止することにな
る。しかしながら本発明では可動部の運動エネルギを減
少せしめることが目的であるので、必ずしも可動部の質
量と緩衝体16の質量を等しくする必要はなく、緩衝体
16の質量が可動部の質量よりも幾分小さくても目的は
達せられる。逆に緩衝体16の質量の方が可動部よりも
大きいのは、可動部が跳ね返りを起こしてしまうため望
ましくない。
で、ニードル大径部14が緩衝体16の突部19に衝突
する。ニードル大径部14が緩衝体突部19に衝突する
と緩衝体16には上向きの力が作用し、上方へ移動を開
始する。即ち、プランジャ9、ニードル弁10およびボ
ール弁体11からなる可動部の持つ運動エネルギの一部
が緩衝体16の運動エネルギに変換される。すなわちプ
ランジャ9、ニードル弁10およびボール弁体11から
なる可動部は、ニードル大径部14が緩衝体の突部19
に衝突した位置で運動エネルギの一部を失うことにな
る。理論的には、可動部の質量と緩衝体16の質量が等
しいときに可動部の運動エネルギが完全に緩衝体16の
エネルギに変換され、可動部は一旦停止することにな
る。しかしながら本発明では可動部の運動エネルギを減
少せしめることが目的であるので、必ずしも可動部の質
量と緩衝体16の質量を等しくする必要はなく、緩衝体
16の質量が可動部の質量よりも幾分小さくても目的は
達せられる。逆に緩衝体16の質量の方が可動部よりも
大きいのは、可動部が跳ね返りを起こしてしまうため望
ましくない。
【0029】その後、プランジャ9、ニードル弁10お
よびボール弁体11からなる可動部は一旦は運動エネル
ギを失い、停止または減速するものの、プランジャ9に
はコイル4に流れている電流が及ほす電磁力により、依
然開弁方向の吸引力が作用しているため、可動部はまた
移動を開始することになる。このとき、プランジャ9、
ニードル弁10およびボール弁体11からなる可動部が
実際に変位する距離は、ニードル大径部14が緩衝体の
突部19に衝突した位置から、ストッパ15に当接する
位置までの極く短い区間である。そのため、可動部の速
度が大きくなるより前、すなわち可動部の運動エネルギ
が極めて小さい状態でニードルの大径部14がストッパ
15に衝突する。この場合、厳密には可動部が閉弁方向
へはね返ることになるが、前述のようにこの段階で可動
部が持っている運助エネルギは極く減殺されているた
め、はね返りは極微量であり、そのことが噴射量へ及ば
す影響は実質上無視できる程度である。
よびボール弁体11からなる可動部は一旦は運動エネル
ギを失い、停止または減速するものの、プランジャ9に
はコイル4に流れている電流が及ほす電磁力により、依
然開弁方向の吸引力が作用しているため、可動部はまた
移動を開始することになる。このとき、プランジャ9、
ニードル弁10およびボール弁体11からなる可動部が
実際に変位する距離は、ニードル大径部14が緩衝体の
突部19に衝突した位置から、ストッパ15に当接する
位置までの極く短い区間である。そのため、可動部の速
度が大きくなるより前、すなわち可動部の運動エネルギ
が極めて小さい状態でニードルの大径部14がストッパ
15に衝突する。この場合、厳密には可動部が閉弁方向
へはね返ることになるが、前述のようにこの段階で可動
部が持っている運助エネルギは極く減殺されているた
め、はね返りは極微量であり、そのことが噴射量へ及ば
す影響は実質上無視できる程度である。
【0030】一方、緩衝体16はニードル大径部14の
衝突力により、上方へ移動するが、しばらくすると第二
のばね17の作用によりそれまでとは逆の方向、即ち下
方へその移動の方向を変えることになる。このとき、噴
射弁が依然開弁状態、即ちニードル大径部14がストッ
パ15に接した状態であった場合には、緩衝体16がス
トッパ15に接する前に緩衝体の突部19がニードル大
径部14に衝突することになる。そのためプランジャ
9、ニードル弁10およびボール弁体11からなる可動
部は僅かではあるが下降しようとする。この様子を図4
(a)のA部に示す。このタイミングにおいて仮に噴射
を完了させるためにコイル4の電流が断たれ、プランジ
ャ9に作用する吸引力が零になると、可動部が運動エネ
ルギを持ったまま閉弁動作を行うことになるため噴射量
に誤差が生じることになる。
衝突力により、上方へ移動するが、しばらくすると第二
のばね17の作用によりそれまでとは逆の方向、即ち下
方へその移動の方向を変えることになる。このとき、噴
射弁が依然開弁状態、即ちニードル大径部14がストッ
パ15に接した状態であった場合には、緩衝体16がス
トッパ15に接する前に緩衝体の突部19がニードル大
径部14に衝突することになる。そのためプランジャ
9、ニードル弁10およびボール弁体11からなる可動
部は僅かではあるが下降しようとする。この様子を図4
(a)のA部に示す。このタイミングにおいて仮に噴射
を完了させるためにコイル4の電流が断たれ、プランジ
ャ9に作用する吸引力が零になると、可動部が運動エネ
ルギを持ったまま閉弁動作を行うことになるため噴射量
に誤差が生じることになる。
【0031】ここで本実施形態における、ニードル大径
部14が緩衝体の突部19に衝突し、可動ウエイト16
に上向きの力が働いた場合を検討すると、緩衝体16は
上方へ移動しようとするが、シリンダ部20の体積が大
きくなるとシリンダ部20内の燃料の圧力が低下するた
め、ただちには移動しない。緩衝体16が上方に移動す
るためには絞り通路21、22を通って燃料がシリンダ
部20内に流入するのを待つ必要があり、これは可動ウ
エイト16が移動しようとする方向とは逆向きに、移動
を妨げようとする減衰作用として働くことになる。この
減衰機構の減衰係数は、緩衝体16の外周面とノズルホ
ルダ12の内周面との隙間21と、緩衝体の突部19の
外周面とストッパ15の内周面との隙間22の大きさに
より決定することができるため、これらを適当に設定す
ることにより、一旦上方へ移動した緩衝体16が再び戻
ってきたときには、ニードル大径部14に接触しても殆
ど噴射量に影響を与えないようにすることが可能であ
る。またこのときに、コイル4に流れる電流が発生する
電磁力、即ちプランジャが上方へ移動しようとする力
を、第一のばね8と第二のばね17が、プランジャ9、
ニードル弁10およびボール弁体11からなる可動部を
下方へ押し下げようとする力の和よりも大きくしておく
ことにより、緩衝体16が戻ってきて再びニードルの大
径部14に当接しても可動部を閉弁方向へ押し下げるこ
と防止できる。これらの効果を図4(b)に示す。
部14が緩衝体の突部19に衝突し、可動ウエイト16
に上向きの力が働いた場合を検討すると、緩衝体16は
上方へ移動しようとするが、シリンダ部20の体積が大
きくなるとシリンダ部20内の燃料の圧力が低下するた
め、ただちには移動しない。緩衝体16が上方に移動す
るためには絞り通路21、22を通って燃料がシリンダ
部20内に流入するのを待つ必要があり、これは可動ウ
エイト16が移動しようとする方向とは逆向きに、移動
を妨げようとする減衰作用として働くことになる。この
減衰機構の減衰係数は、緩衝体16の外周面とノズルホ
ルダ12の内周面との隙間21と、緩衝体の突部19の
外周面とストッパ15の内周面との隙間22の大きさに
より決定することができるため、これらを適当に設定す
ることにより、一旦上方へ移動した緩衝体16が再び戻
ってきたときには、ニードル大径部14に接触しても殆
ど噴射量に影響を与えないようにすることが可能であ
る。またこのときに、コイル4に流れる電流が発生する
電磁力、即ちプランジャが上方へ移動しようとする力
を、第一のばね8と第二のばね17が、プランジャ9、
ニードル弁10およびボール弁体11からなる可動部を
下方へ押し下げようとする力の和よりも大きくしておく
ことにより、緩衝体16が戻ってきて再びニードルの大
径部14に当接しても可動部を閉弁方向へ押し下げるこ
と防止できる。これらの効果を図4(b)に示す。
【0032】また、以上説明してきたような作用を考慮
し、緩衝体16が上方へ変位する距離よりもストッパ1
5の厚さを大きく設定しておけぱ、緩衝体の突部19が
ストッパ15よりも上方へ移動することがなくなり、作
動期間中常に絞り通路22が形成され続けることにな
る。
し、緩衝体16が上方へ変位する距離よりもストッパ1
5の厚さを大きく設定しておけぱ、緩衝体の突部19が
ストッパ15よりも上方へ移動することがなくなり、作
動期間中常に絞り通路22が形成され続けることにな
る。
【0033】図5に本発明の他の実施形態を示す。本実
施形態においては、緩衝体16の外周面、即ち緩衝体1
6のシリンダ部20との摺接面を大きく確保し、この外
周面に複数本の環状溝23を設けている。環状溝23に
は燃料が保持されてシリンダ部20との間の摺動作用を
円滑にするので、緩衝体16が移動軸に対して傾いた
り、あるいはシリンダ部20の内壁の一点に押しつけら
れたりして固着してしまうような不具合を避けて、良好
な作動性を確保することができる。さらには絞り通路2
1は、通路長を大きくしたことにより、燃料の移動には
殆ど寄与しなくなるため、緩衝体の突部19の外周面と
ストッパ15の内周面との隙間、即ち絞り通路22の大
きさだけで、緩衝体16が移動するときの減衰係数を設
定することが可能になる。
施形態においては、緩衝体16の外周面、即ち緩衝体1
6のシリンダ部20との摺接面を大きく確保し、この外
周面に複数本の環状溝23を設けている。環状溝23に
は燃料が保持されてシリンダ部20との間の摺動作用を
円滑にするので、緩衝体16が移動軸に対して傾いた
り、あるいはシリンダ部20の内壁の一点に押しつけら
れたりして固着してしまうような不具合を避けて、良好
な作動性を確保することができる。さらには絞り通路2
1は、通路長を大きくしたことにより、燃料の移動には
殆ど寄与しなくなるため、緩衝体の突部19の外周面と
ストッパ15の内周面との隙間、即ち絞り通路22の大
きさだけで、緩衝体16が移動するときの減衰係数を設
定することが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態の燃料噴射弁の縦断面図。
【図2】図1の緩衝体付近の詳細を、ニードル弁が最大
作動量に達する以前の状態について示した断面図。
作動量に達する以前の状態について示した断面図。
【図3】同じく、ニードル弁が最大作動量に達した後の
状態について示した断面図。
状態について示した断面図。
【図4】減衰手段による減衰係数と弁体及び緩衝体の変
位との関係を示す特性図。
位との関係を示す特性図。
【図5】本発明の他の実施形態の燃料噴射弁の縦断面
図。
図。
1 燃料噴射弁のハウジング 4 コイル 7 ばねシート 8 ばね 9 プランジャ 10 ニードル弁 11 ボール弁体 12 ノズルホルダ 13 噴孔 14 ニードル大径部 15 ストッパ 16 緩衝体 17 ばね 18 ばねシート 19 突部 20 シリンダ部 21,22 隙間(絞り通路)
Claims (6)
- 【請求項1】弁体を往復させてノズル部を開閉するよう
にした燃料噴射弁において、 弁体の作動方向に沿って移動可能に緩衝体を設け、この
緩衝体は、弁体が最大作動量に達する以前に弁体に当接
し、かつ弁体が最大作動量に達した後も移動可能となる
ように支持すると共に、 緩衝体を弁体に当接する方向に付勢する付勢手段と、 緩衝体の運動を減衰させる減衰手段とを設けた燃料噴射
弁。 - 【請求項2】減衰手段は、緩衝体を往復摺動可能に収装
するシリンダ部と、このシリンダ部に導入される燃料
と、シリンダ部での緩衝体の往復運動に伴う燃料の移動
を規制する絞り通路とからなることを特徴とする請求項
1に記載の燃料噴射弁。 - 【請求項3】絞り通路を、緩衝体とシリンダ部との間の
摺動間隙部に形成したことを特徴とする請求項2に記載
の燃料噴射弁。 - 【請求項4】シリンダ部に摺接する緩衝体の外周面に環
状溝を形成したことを特徴とする請求項2に記載の燃料
噴射弁。 - 【請求項5】緩衝体の質量を、弁体の質量以下に設定し
たことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。 - 【請求項6】弁体が緩衝体に当接してから最大作動量に
達するまでの作動量を、該最大作動量の20%以下に設
定したことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29383297A JPH11132133A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29383297A JPH11132133A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11132133A true JPH11132133A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17799744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29383297A Pending JPH11132133A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11132133A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003515049A (ja) * | 1999-11-27 | 2003-04-22 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料噴射弁 |
KR20120012817A (ko) * | 2009-04-20 | 2012-02-10 | 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 | 인젝션 밸브 및 인젝션 밸브용 밸브 조립체 |
KR101412481B1 (ko) * | 2013-10-15 | 2014-07-01 | 주식회사 현대케피코 | 내연기관용 고압 펌프 |
KR101469671B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2014-12-05 | 주식회사 현대케피코 | 소음저감형 유로 제어 밸브 |
JP2015063901A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電磁式燃料噴射弁 |
KR20150065089A (ko) * | 2013-12-04 | 2015-06-12 | 주식회사 현대케피코 | 유로 제어 밸브 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29383297A patent/JPH11132133A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003515049A (ja) * | 1999-11-27 | 2003-04-22 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料噴射弁 |
KR20120012817A (ko) * | 2009-04-20 | 2012-02-10 | 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 | 인젝션 밸브 및 인젝션 밸브용 밸브 조립체 |
KR101469671B1 (ko) * | 2013-09-23 | 2014-12-05 | 주식회사 현대케피코 | 소음저감형 유로 제어 밸브 |
JP2015063901A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電磁式燃料噴射弁 |
KR101412481B1 (ko) * | 2013-10-15 | 2014-07-01 | 주식회사 현대케피코 | 내연기관용 고압 펌프 |
KR20150065089A (ko) * | 2013-12-04 | 2015-06-12 | 주식회사 현대케피코 | 유로 제어 밸브 |
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