JPH11129972A - 補助動力自転車 - Google Patents

補助動力自転車

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JPH11129972A
JPH11129972A JP29723697A JP29723697A JPH11129972A JP H11129972 A JPH11129972 A JP H11129972A JP 29723697 A JP29723697 A JP 29723697A JP 29723697 A JP29723697 A JP 29723697A JP H11129972 A JPH11129972 A JP H11129972A
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JP
Japan
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auxiliary power
engine
rear wheel
shaft
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP29723697A
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English (en)
Inventor
Izumi Yamashita
泉 山下
Yoshiharu Yokoyama
義治 横山
Takeshi Nagase
猛 長瀬
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインスタンドを立てない後輪接地状態のま
までエンジンを始動させることができる補助動力自転車
を提供すること。 【構成】 エンジンを含む補助動力ユニットを備え、ペ
ダル軸に入力される踏力と補助動力ユニットで発生する
補助動力とを合力軸で合力して後輪に伝達することによ
って走行する補助動力自転車において、エンジンの始動
時にはペダル軸に入力される踏力の後輪への伝達を解除
する解除手段(ペダル軸からの踏力を後輪に伝達しない
ニュートラルポジションを備える後輪内装変速機90)
を設ける。本発明によれば、エンジンの始動時には解除
手段(後輪内装変速機90)によってペダル軸に入力さ
れる踏力の後輪への伝達が解除されるため、エンジンの
始動に際して乗員がペダルを漕いでも後輪は回転せず、
乗員は自転車のメインスタンドを立てない後輪接地状態
のままエンジンを始動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員の踏力とエン
ジンによる補助動力とを駆動力として走行する補助動力
自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】補助動力を発生するエンジンを含んで構
成される補助動力ユニットを備え、ペダル軸に入力され
る踏力と補助動力ユニットのエンジンで発生する補助動
力とを合力軸で合力して後輪に伝達することによって走
行する補助動力自転車が公知である。
【0003】ところで、斯かる補助動力自転車における
エンジンの始動方法としては乗員がペダルを漕いでその
踏力でエンジンを駆動する方法が採用されているが、こ
の方法には次の2方法がある。
【0004】即ち、第1の方法は自転車を停止させてス
タンドを立てた状態で乗員がペダルを漕ぐ方法であり、
第2の方法は自転車を走行させた後にエンジン駆動状態
に切り換えて乗員がペダルを漕ぐ方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
補助動力自転車においては、乗員がペダルを漕ぐと後輪
が必ず回転する構成が採用されていたため、前記第1の
方法では自転車のメインスタンドを必ず立ててエンジン
を始動させる必要があり、メインスタンドを立てない状
態(後輪を接地させて自転車を停止させた状態)でエン
ジンを始動させたいというユーザーの要望を満たすこと
ができなかった。
【0006】従って、本発明の目的とする処は、停止時
メインスタンドを立てないでエンジンを始動させること
ができる補助動力自転車を提供することにある。
【0007】又、前記第2の方法では、自転車走行後に
おいても乗員はペダルを漕いでエンジンを始動しなけれ
ばならず、自転車走行後はペダルを漕がないでもエンジ
ンを始動させたいというユーザーの要望を満たすことが
できなかった。
【0008】従って、本発明の目的とする処は、走行後
はペダルを漕がないでもエンジンを始動させることがで
きる補助動力自転車を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、エンジンを含む補助動力ユ
ニットを備え、ペダル軸に入力される踏力と補助動力ユ
ニットで発生する補助動力とを合力軸で合力して後輪に
伝達することによって走行する補助動力自転車におい
て、前記エンジンの始動時にはペダル軸に入力される踏
力の後輪への伝達を解除する解除手段を設けたことを特
徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記解除手段を前記ペダル軸からの踏力を
後輪に伝達しないニュートラルポジションを備える後輪
内装変速機で構成したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記解除手段を前記合力軸と該合力軸上に
回転可能に支承されたスプロケットとの間に介設された
クラッチ機構で構成したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、エンジンを含む補
助動力ユニットを備え、ペダル軸に入力される踏力と補
助動力ユニットで発生する補助動力とを合力軸で合力し
て後輪に伝達することによって走行する補助動力自転車
において、前記エンジンの始動時にエンジンと後輪とを
直結して後輪からの逆駆動力をエンジンに伝達する直結
手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記直結手段を入力部材に入力される回転
を変速機構を介して後輪に伝達する変速機であって、後
輪の回転を前記変速機構をバイパスして前記入力部材に
直結する直結ポジションを備える後輪内装変速機で構成
したことを特徴とする。
【0014】従って、請求項1,2又は3記載の発明に
よれば、エンジンの始動時には解除手段によってペダル
軸に入力される踏力の後輪への伝達が解除されるため、
エンジンの始動に際して乗員がペダルを漕いでも後輪は
回転せず、乗員は自転車のメインスタンドを立てない後
輪接地状態のままエンジンを始動させることができる。
【0015】又、請求項4又は5記載の発明によれば、
自転車走行後において直結手段によってエンジンと後輪
とを直結すれば、走行中の自転車の慣性に伴う後輪から
の逆駆動力がエンジンに伝達されてよって該エンジンが
始動されるため、自転車走行後は乗員はペダルを漕ぐこ
となくエンジンを始動させることができ、これによって
乗員の肉体的負担が軽減される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明に係る補助動力自転車の側面
図、図2は同補助動力自転車の駆動伝達系の構成を示す
断面図、図3は同補助動力自転車の合力ユニット部の平
断面図、図4は図1のA−A線断面図である。
【0018】図1に示す補助動力自転車1は車体前方上
部にヘッドパイプ2を有し、該ヘッドパイプ2にはステ
アリング軸3が回動自在に挿通している。そして、この
ステアリング軸3の上端にはハンドル4が結着され、同
ステアリング軸3の下端部にはフロントフォーク5が取
り付けられており、該フロントフェーク5の下端部には
前輪6が前車軸7によって回転自在に支承されている。
【0019】又、上記ヘッドパイプ2からはダウンチュ
ーブ8が車体後方(図1の右方)に向かって斜め下方に
延び、該ダウンチューブ8は途中で円弧状に曲げられた
後に車体後方に向かって略水平に延設されており、その
後端部には車体後方に向かって斜め上方に立設されたシ
ートチューブ9が結着されている。
【0020】上記シートチューブ9の下端部には後述す
る合力ユニット17のハウジング34と一体に形成され
た円筒状のハウジング10がボルト結合されており、こ
のハウジング10内にはペダル軸11が回転自在に左右
方向に挿通支持されている。そして、このペダル軸11
の左右にはクランク12が取り付けられており、各クラ
ンク12の端部にはペダル13が回転可能に軸支されて
いる。又、シートチューブ9の上端部内にはシートポス
ト14が位置調整可能に嵌合保持されており、このシー
トポスト14の上端部にはシート15が支持されてい
る。
【0021】而して、本実施の形態に係る補助動力自転
車1は補助動力ユニット16と合力ユニット17を備え
ており、補助動力ユニット16に含まれるエンジン18
によって発生する補助動力とペダル軸11に入力される
乗員の踏力は合力ユニット17の合力軸19で合力され
て後輪20に伝達される。尚、図1において、130は
メインスタンドである。
【0022】ここで、図1に示すように、合力ユニット
17の合力軸19はペダル軸11よりも下方であって、
且つ、ペダル軸11の斜め後方に配されており、前記補
助動力ユニット16は合力軸19の前方において前記ダ
ウンチューブ8に吊り下げ支持されている。
【0023】ここで、補助動力ユニット16の支持構造
を図4に基づいて説明する。
【0024】即ち、ダウンチューブ8には左右一対の懸
架ブラケット21が溶着されており、これらの懸架ブラ
ケット21には左右の支持ブラケット22の上端部がボ
ルト23によってそれぞれ取り付けられている。
【0025】一方、補助動力ユニット16の伝動ケース
24の左右にはくの字状を成すブラケット25がボルト
26によって取り付けられており、これらのブラケット
25をマウントラバー27を介して前記左右の支持ブラ
ケット22に取り付けることによって、補助動力ユニッ
ト16は支持ブラケット22を介してダウンチューブ8
に吊り下げ支持されている。
【0026】ところで、図1に示すように、補助動力ユ
ニット16の前記エンジン18の吸気系にはエアークリ
ーナ28及びキャブレタ29が接続されており、同エン
ジン18の排気系から下方に向かって延出する排気管3
0は補助動力ユニット16の下方に配設された排気マフ
ラー31の前端上部に接続されており、排気マフラー3
1の後端面からはテールパイプ32が水平に延出して大
気中に開口している。
【0027】又、図1及び図3に示すように、ペダル軸
11を回転自在に支承する前記ハウジング10からはリ
ブプレート33が後方に向かって斜め下方に一体に延出
しており、このリブプレート33の後端部には前記合力
ユニット17のハウジング34が一体成形されている。
そして、図1に示すように、合力ユニット17のハウジ
ング34の後端部には、後方に向かって斜め上方に幾分
傾斜して配された左右一対のチェーンステー35の各前
端部が結着されており、該チェーンステー35の後端部
に結着された左右一対のブラケット36には前記後輪2
0が後車軸37によって回転自在に支承されている。そ
して、後輪20に結着されたホイールスプロケット38
と前記合力軸19に結着されたスプロケット39には無
端状のチェーン40が巻装されている。
【0028】他方、前記シートチューブ9の中間高さ位
置からは左右一対のシートステー41が後方に向かって
斜め下方に延設されており、これらのシートステー41
の後端部は前記チェーンステー35の後端部に結着され
た前記ブラケット36に結着されている。
【0029】又、シートチューブ9には、前記シートス
テー41の上方に配された燃料タンク42が取り付けら
れており、該燃料タンク42の下部に取り付けられた燃
料コック43から導出する燃料パイプ44は補助動力ユ
ニット16のエンジン18に接続された前記キャブレタ
29に接続されている。
【0030】次に、駆動伝達系の構成を図2及び図3に
基づいて説明する。
【0031】図2に示すように、補助動力ユニット16
のエンジン18のクランク軸45は車体前後方向に配さ
れ、このクランク軸45の後方には伝動軸46がクラン
グ軸45と同軸に前後方向に配されている。そして、ク
ランク軸45の後端部にはドラム47がナット48によ
って結着されており、該ドラム47には遠心クラッチ4
9のシュー50が取り付けられている。
【0032】一方、前記伝動軸46の前端部には連結軸
51が結着がされており、該連結軸51と前記ドラム4
7との間にはワンウェイクラッチ52が介設されてい
る。尚、ワンウェイクラッチ52は伝動軸46からクラ
ンク軸45側への回転伝達のみを許容するするものであ
って、エンジン18の始動時に乗員の踏力によるペダル
軸11の回転を伝動軸46を経てクランク軸45に伝達
してエンジン18を始動させるためのものである。
【0033】又、上記伝動軸46の前端部にはスリーブ
53が回転可能に嵌装されており、該スリーブ53の前
端外周には前記遠心クラッチ49のドラム54が結着さ
れ、同スリーブ53の後端部外周にはサンギヤ55が一
体に形成されている。そして、サンギヤ55には複数の
遊星ギヤ56が噛合しており、各遊星ギヤ56は伝動ケ
ース24に固定されたリングギヤ57に噛合している。
【0034】而して、上記サンギヤ55と遊星ギヤ56
及びリングギヤ57は遊星減速ギヤ機構58を構成して
おり、遊星ギヤ56を支持するキャリア59は前記伝動
軸46上に回転自在に支承されており、該キャリア59
と伝動軸46との間にはワンウェイクラッチ60が介設
されている。尚、ワンウェイクラッチ60はキャリア5
9から伝動軸46への回転伝達のみを許容するものであ
る。
【0035】一方、前記合力ユニット17は補助動力ユ
ニット16の後方に配され、そのケーシング34の前端
部は弾性リング61を介して補助動力ユニット17の伝
動ケース24の後端部に連結され、その内部には伝動軸
46と同軸の入力軸62が回転自在に支持されており、
この入力軸62と伝動軸46とはカップリング63によ
って連結されている。尚、カップリング63は、後述の
ドグクラッチ67の一部を構成するクラッチ部材64と
入力軸62の前端に結着されたカップリング部材65と
を弾性部材66で連結して構成されており、クラッチ部
材64は伝動軸46に自由回転可能に支承されている。
【0036】ところで、伝動軸46の後部上にはドグク
ラッチ67が配されており、このドグクラッチ67は前
記クラッチ部材64と伝動軸46上に軸方向に摺動自在
にスプライン嵌合されたスライダ68で構成されてお
り、これはレバー69を回動操作してスライダ68を伝
動軸46上で摺動させてクラッチ部材64に対して係脱
させることによってON/OFFされる。
【0037】ここで、合力ユニット17の内部構成を図
3に基づいて説明する。
【0038】合力ユニット17のケーシング34内には
中空状の前記合力軸19と踏力伝達軸70とが同軸的に
回転自在に支承されており、踏力伝達軸70のケーシン
グ34外に延出する一端には小径のスプロケット71が
結着されており、このスプロケット71と前記ペダル軸
11に結着された大径のスプロケット72には無端状の
チェーン73が巻装されている。
【0039】又、踏力伝達軸70上にはスリーブ74が
自由回転可能に支承されており、このスリーブ74の外
端部外周には後述の出力制御手段を構成するアクチュエ
ータ75が結着され、同スリーブ74の内端部外周には
サンギヤ76が一体に形成されている。そして、サンギ
ヤ76には複数の遊星ギヤ77が噛合しており、これら
の遊星ギヤ77を支持するキャリア78は踏力伝達軸7
0の内端部外周に結着されている。
【0040】他方、合力軸19のケーシング34外に延
出する端部には前記スプロケット39が結着されてお
り、このスプロケット39と図1に示す後輪20と一体
に回転する前記ホイールスプロケット38には前述のよ
うにチェーン40が巻装されている。
【0041】又、上記合力軸19のケーシング34内に
臨む部分には大径のベベルギヤ79とリングギヤ80が
一体に形成されており、ベベルギヤ79には図2に示す
前記入力軸62の後端部に一体に形成された小径のベベ
ルギヤ81が噛合している。
【0042】而して、上記リングギヤ80には前記遊星
ギヤ77が噛合しており、これらのリングギヤ80と遊
星ギヤ77及び前記サンギヤ76によって遊星増速ギヤ
機構82が構成されている。
【0043】ところで、出力制御手段は図2に示すよう
に構成されている。
【0044】即ち、前記遊星増速ギヤ機構82の一部を
構成するサンギヤ76が一体に形成されたスリーブ74
には前記アクチュエータ75が結着されており、このア
クチュエータ75には2つのレバー部75a,75bが
突設されており、一方のレバー部75aにはスロットル
ワイヤー83の一端が接続されている。尚、スロットル
ワイヤー83の他端は前記キャブレタ29(図1参照)
の不図示のスロットル弁の開閉機構に接続されている。
【0045】又、アクチュエータ75の他方のレバー部
75bの端部にはローラ84が回転可能に軸支されてお
り、このローラ84の上下にはスプリング85によって
下方に付勢されたスプリングシート86と油圧ダンパー
87のピストンロッド87aが当接している。
【0046】次に、本実施の形態に係る補助動力自転車
1の作用について説明する。
【0047】補助動力ユニット16のエンジン18が駆
動され、そのクランク軸45の回転速度が所定値以上に
達するとクランク軸45と一体に回転する遠心クラッチ
49のシュー50が遠心力によって拡開してドラム54
に密着するため、遠心クラッチ49がONされてクラン
ク軸45の回転がスリーブ53を経て遊星減速ギヤ機構
58に伝達される。遊星減速ギヤ機構58においては、
リングギヤ57が固定されているため、スリーブ53に
一体に形成されたサンギヤ55が回転すると遊星ギヤ5
6が自転しながらサンギヤ55の周りを公転し、遊星ギ
ヤ56を支持するキャリア59が減速されて伝動軸46
上を回転し、このキャリア59の回転はワンウェイクラ
ッチ60を経て伝動軸46に伝達される。
【0048】ここで、ドグクラッチ67はONされてい
るため、伝動軸46の回転はカップリング63を介して
合力ユニット17の入力軸62に伝達され、入力軸62
の回転はベベルギヤ81,79を経てその方向が直角に
変えられると同時に減速されて合力軸19に伝達され
る。尚、ドグクラッチ67は、エンジン18を停止して
補助動力自転車1を乗員の踏力のみで走行する場合にレ
バー69の操作によってOFFされる。
【0049】他方、乗員がペダル13を交互に漕いでペ
ダル軸11を回転駆動すれば、ペダル軸11の回転はス
プロケット72、チェーン73及びスプロケット71に
よって増速されて合力ユニット17の踏力伝達軸70に
伝達され、遊星増速ギヤ機構82によって更に増速され
て合力軸19に伝達される。即ち、踏力伝達軸70が回
転すると、これに結着されたキャリア78が一体に回転
し、このキャリア78が支持された遊星ギヤ77がサン
ギヤ76の周りを自転しながら公転する。ここで、サン
ギヤ76はアクチュエータ75のレバー部75bが出力
制御手段のスプリング85によってその回転が規制され
ているため、遊星ギヤ77の回転によってリングギヤ7
9(合力軸19)が増速されて回転駆動され、以上の経
路を経てペダル軸11の回転が合力軸19に伝達され
る。
【0050】以上の結果、ペダル軸11に入力される乗
員の踏力と補助動力ユニット16のエンジン18におい
て発生した補助動力は合力軸19において合力され、合
力軸19の回転はスプロケット39、チェーン40及び
ホイールスプロケット38を経て後輪20に伝達され、
後輪20が乗員の踏力と補助動力によって回転駆動され
て補助動力自転車1が走行せしめられる。このように、
補助動力自転車1は駆動力の一部が補助動力によって負
担されるため、乗員の肉体的負担が軽減される。
【0051】ところで、遊星増速ギヤ機構82を構成す
るサンギヤ76が受けるトルク反力はペダル軸11に入
力される乗員の踏力に比例するため、踏力が増大するに
従って出力制御手段を構成するアクチュエータ75が図
2の反時計方向に回動してスロットルワイヤー83を引
く。すると、キャブレタ29のスロットル弁が開いてエ
ンジン18の出力が増大するため、乗員の踏力の大きさ
に応じた補助動力が得られる。
【0052】そして、乗員の踏力が減少するとアクチュ
エータ75が元の状態に戻ってスロットル弁が絞られる
ためにエンジン18の出力(補助動力)が低下するが、
アクチュエータ75が直ちに元の状態に戻ると補助動力
が急激に低下して走行がギクシャクして安定感が得られ
ないため、アクチュエータ75の戻り速度は油圧ダンパ
ー87によって緩慢に低下せしめられる。
【0053】ここで、本発明の要旨であるエンジン18
の始動方式についての実施例を図5乃至図8に基づいて
説明する。
【0054】<実施例1>本実施例はエンジン18の始
動時にはペダル軸11に入力される踏力の後輪20への
伝達を解除する解除手段を設けたことを特徴とし、具体
的には図5に示すように解除手段をペダル軸11からの
踏力を後輪20に伝達しないニュートラルポジションを
備える後輪内装変速機90で構成したことを特徴とす
る。
【0055】図5は後輪内装変速機90の半裁断面図で
あり、この後輪内装変速機90は後輪20のハブ20a
に内装された遊星増速ギヤ機構91を有している。
【0056】図5において、36は左右一対の前記ブラ
ケット、37は左右のブラケット36間に水平に支持さ
れた前記後車軸、20aは後車軸37に回転自在に支承
された後輪20の前記ハブであり、該ハブ20aの外周
には左右2枚のハブプレート20bが結着され、各ハブ
プレート20bの外周部に穿設された円孔20b−1に
不図示のスポークの一端が挿通されて固定されている。
【0057】ここで、前記後輪内装変速機90に設けら
れた遊星増速ギヤ機構91はホイールスプロケット38
に伝達された回転を3段階に変速(増速)するものであ
って、この遊星増速ギヤ機構91は、後車軸37上に外
嵌された第1、第2及び第3制御爪92a,92b,9
2cによって支持された互いに径の異なる第1、第2及
び第3サンギヤ93a,93b,93cと、これらのサ
ンギヤ93a〜93cにそれぞれ噛合する異径の第1、
第2及び第3段ギヤ部94a,94b,94cを一体に
形成して成る複数の遊星ギヤ94と、各遊星ギヤ94を
支軸95によって回転自在に支持して成るキャリア96
と、各遊星ギヤ94の段ギヤ部94bが噛合するリング
ギヤ97とで構成されており、リングギヤ97とハブ2
0aとの間にはリングギヤ97からハブ20aへの回転
伝達のみを許容するワンウェイクラッチ98が介装され
ている。又、前記キャリア96の一端外周にはホイール
スプロケット38が嵌着されている。
【0058】ところで、前記第1、第2及び第3制御爪
92a〜92cは、操作部材99の操作によって前記第
1、第2及び第3サンギヤ93a〜93cをそれぞれ回
転可能又は回転不能状態に切り換えるものであって、こ
の切り換えによって所要の変速作用がなされる。
【0059】即ち、前記合力軸19の回転がスプロケッ
ト39、チェーン40及びホイールスプロケット38を
経てキャリア96に伝達されると、該キャリア96に支
持された遊星ギヤ94も一体に回転するが、例えば第1
制御爪92aによって第1サンギヤ93aを固定して他
の第2及び第3サンギヤ93b,93cを回転可能状態
とすれば、遊星ギヤ94は第1サンギヤ93aの周りを
公転しながら支軸95を中心として自転し、該遊星ギヤ
94の第1段ギヤ94aと第1サンギヤ93aの歯数比
によって決まる増速比でキャリア96の回転を増速して
リングギヤ97に伝達するために該リングギヤ97が回
転駆動され、このリングギヤ97の回転はワンウェイク
ラッチ98を経てハブ20aに伝達されるために後輪2
0が所定の速度で回転駆動される。
【0060】又、第2制御爪92bによって第2サンギ
ヤ93bを固定して他の第1及び第3サンギヤ93a,
93cを回転可能状態とすれば、遊星ギヤ94は第2サ
ンギヤ93bの周りを公転しながら支軸95を中心とし
て自転し、第3制御爪92cによって第3サンギヤ93
cを固定して他の第1及び第2サンギヤ93a,93b
を回転可能状態とすれば、遊星ギヤ94は第3サンギヤ
93cの周りを公転しながら支軸95を中心として自転
するため、それぞれ遊星ギヤ94の第2段ギヤ部94b
と第2サンギヤ93bの歯数比、第3段ギヤ部94cと
第3サンギヤ93cの歯数比によって決まる増速比でキ
ャリア96の回転が増速されてリングギヤ97に伝達さ
れる。そして、リングギヤ97の回転はワンウェイクラ
ッチ98を経てハブ20aに伝達されるために後輪20
が所定の速度で回転駆動される。
【0061】以上のように、後輪内装変速機90におい
てはホイールスプロケット38の回転は3段に変速(増
速)されて後輪20に伝達されるが、その増速比は第
1、第2、第3制御爪92a,92b,92cを固定す
るに従って順次大きくなっていく。
【0062】而して、メインスタンド13を立てないで
補助動力自転車1を停止させた状態でエンジン18を始
動する場合には、操作部材99をニュートラルポジショ
ンに設定して第1、第2及び第3制御爪92a〜92c
によって第1、第2及び第3サンギヤ93a〜93cの
全てを回転可能状態とすれば、キャリア96の回転がリ
ングギヤ97に伝達されないニュートラル状態となるた
め、ペダル軸11に入力される踏力の後輪20への伝達
が解除され、エンジン18の始動に際して乗員がペダル
13を漕いでも後輪20は回転せず、乗員は自転車1の
メインスタンド130を立てない後輪接地状態のままエ
ンジン18を始動させることができる。
【0063】<実施例2>本実施例も前記実施例1と同
様の解除手段を設けたものであって、具体的には図6及
び図7に示すように解除手段を合力軸19と該合力軸1
9上に回転可能に支承されたスプロケット39との間に
介設されたクラッチ機構100で構成したことを特徴と
する。尚、図6は合力ユニット部の破断平面図、図7は
図6の矢視B方向の図であり、これらの図においては図
3に示したと同一要素には同一符号を付しており、以
下、それらについての説明は省略する。
【0064】図6に示すように、合力軸19の端部には
中空軸101が回転可能に支持されており、この中空軸
101にはスプロケット39が結着され、同中空軸10
1の内端部外周にはクラッチ機構100の一部を構成す
るクラッチプレート102が軸方向に摺動可能にスプラ
イン嵌合されている。そして、このクラッチプレート1
02はスプリング103によって図6の左方に付勢され
ている。
【0065】又、合力軸19にはクラッチ機構100の
一部を構成する別のクラッチプレート104がスプライ
ン嵌合されており、このクラッチプレート104にはカ
ムプレート105が回転自在に支持されている。尚、こ
のカムプレート105の一部には図7に示すようにレバ
ー106が突設されており、このレバー106の端部に
はワイヤー107の一端が取り付けられている。
【0066】更に、上記カムプレート105の近傍には
別のカムプレート108が3つのガイドピン109に沿
って移動自在に配されており、該カムプレート108は
スプリング110によって他方のカムプレート105側
(図6の左方)に付勢されている。
【0067】そして、図7に示すように、上記カムプレ
ート105,108の相対向する面の同一円周上には3
つのカム溝111が等角度ピッチ(120°ピッチ)で
形成されており、両カム溝111の間にはボール112
がそれぞれ介設されている。
【0068】而して、図6の上半部は補助動力自転車1
が通常走行しているときの状態を示すが、この状態では
ボール112は両カムプレート105,108のカム溝
111に係合しているためにカムプレート108はクラ
ッチプレート102から離間しており、従って、一方の
クラッチプレート102はスプリング103の付勢力に
よって他方のクラッチプレート104に当接する。この
結果、クラッチ機構100はON状態となって合力軸1
9に伝達される踏力はクラッチ機構100を経てスプロ
ケット39に伝達され、最終的に後輪20に伝達されて
該後輪20が踏力と補助動力の合力によって回転駆動さ
れる。
【0069】一方、エンジン18の始動時には、前記レ
バー106を操作して一方のカムプレート105を回せ
ば、図6の下半部に示すように、ボール112はこのカ
ムプレート105のカム溝111から脱して他方のカム
プレート108をスプリング110の付勢力に抗して右
方へ移動させる。すると、カムプレート108は一方の
クラッチプレート102に当接してこれをスプリング1
03の付勢力に抗して同方向に移動させるため、該クラ
ッチプレート102は他方のクラッチプレート104か
ら離れてクラッチ機構100がOFF状態となり、合力
軸19に伝達された踏力はスプロケット39に伝達され
ず、結局は後輪20には伝達されない。この結果、踏力
は補助動力の伝達経路を経てエンジン18のクランク軸
45に伝達されてエンジン18の始動に供される。
【0070】従って、実施例1と同様に、エンジン18
の始動に際してはペダル軸11に入力される踏力の後輪
20への伝達がクラッチ機構100によって解除され、
エンジン18の始動に際して乗員がペダル13を漕いで
も後輪20は回転せず、乗員は自転車1のメインスタン
ド130を立てない後輪接地状態のままエンジン18を
始動させることができる。
【0071】<実施例3>本実施例はエンジン18の始
動時に該エンジン18と後輪20とを直結して後輪20
からの逆駆動力をエンジン18に伝達する直結手段12
0を設けたことを特徴とし、具体的には後輪20の回転
を遊星増速ギヤ機構91をバイパスしてホイールスプロ
ケット38に直結する直結ポジションを備える図8に示
す後輪内装変速機90によって直結手段120を構成し
た特徴とする。尚、図8は後輪内装変速機90の半裁断
面図であり、本図においては図5において示したと同一
要素には同一符号を付しており、以下、それらについて
の説明は省略する。
【0072】後輪内装変速機90に内装された直結手段
120は、後車軸37上に摺動自在に嵌装されたスリー
ブ121とスライダ122を有しており、スライダ12
2の外周にはボールベアリング123によってクラッチ
プレート124が回転自在に支持されている。
【0073】そして、上記スリーブ121のハブ20a
外へ臨む外端部外周には駆動切換レバー125が結着さ
れており、同スリーブ121の内端部には、前記スライ
ダー122に形成されたカム面122aに係合するカム
面121aが形成されている。
【0074】又、前記クラッチプレート124の外周は
ハブ20aの内周部に係合しており、該クラッチプレー
ト124のキャリア96の内端面に対向する面には爪1
24aが形成されている。このクラッチプレート124
に形成された爪124aはキャリア96の内端面に形成
された爪96aに選択的に係合するものであって、クラ
ッチプレート124はスプリング126によってその爪
124aがキャリア96の爪96aから離脱する方向
(図8の左方)に付勢されている。
【0075】而して、補助動力自転車1の通常走行にお
いては、直結手段120はOFF状態に保たれ、図8に
示すようにクラッチプレート124の爪124aはキャ
リア96の爪96aから外れているため、ホイールスプ
ロケット38に入力された合力(踏力と補助動力)は遊
星増速ギヤ機構91及びワンウェイクラッチ98を経て
ハブ20aに伝達され、これによって後輪20が回転駆
動される。
【0076】これに対して、エンジン18の始動に際し
ては補助動力自転車1の走行後に駆動切換レバー125
を操作してスリーブ121を後車軸37上で回動せしめ
る。すると、スリーブ121のカム面121aとスライ
ダ122のカム面122aとの相対回転に伴うカム作用
によってスライダ122が後車軸37上を図8の右方へ
移動するため、クラッチプレート124もスプリング1
26の付勢力に抗して同方向に一体に移動し、これに形
成された爪124aがキャリア96の爪96aに係合す
るために直結手段120がONとなり、後輪20とエン
ジン18が直結される。
【0077】即ち、後輪20のハブ20aの回転は直結
手段120のクラッチプレート124を経て遊星増速ギ
ヤ機構91のキャリア96に伝達され、キャリア96か
らホイールスプロケット38及び補助動力伝達経路をエ
ンジン18に伝達されて該エンジン18が後輪20から
の逆駆動力によって始動される。
【0078】以上のように、本実施例では補助動力自転
車1の走行後において駆動切換レバー125を操作して
直結手段120によって後輪20とエンジン18とを直
結すれば、 走行中の自転車1の慣性に伴う後輪20か
らの逆駆動力がエンジン18に伝達されて該エンジン1
8が始動されるため、自転車1の走行後において乗員は
ペダル13を漕ぐことなくエンジン18を始動させるこ
とができ、これによって乗員の肉体的負担が軽減され
る。
【0079】尚、本発明はエンジン動力のみで自走する
自走式の補助動力自転車もその適用対象に含む。
【0080】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項
1,2又は3記載の発明によれば、エンジンの始動時に
は解除手段によってペダル軸に入力される踏力の後輪へ
の伝達が解除されるため、エンジンの始動に際して乗員
がペダルを漕いでも後輪は回転せず、乗員は自転車のメ
インスタンドを立てない後輪接地状態のままエンジンを
始動させることができるという効果が得られる。
【0081】又、請求項4又は5記載の発明によれば、
自転車走行後において直結手段によってエンジンと後輪
とを直結すれば、走行中の自転車の慣性に伴う後輪から
の逆駆動力がエンジンに伝達されて該エンジンが始動さ
れるため、自転車走行後は乗員はペダルを漕がなくても
エンジンを始動させることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補助動力自転車の側面図である。
【図2】本発明に係る補助動力自転車の駆動伝達系の構
成を示す断面図である。
【図3】本発明に係る補助動力自転車の合力ユニットの
平断面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】本発明の実施例1に係る後輪内装変速機の半裁
断面図である。
【図6】本発明の実施例2に係る合力ユニット部の破断
平面図である。
【図7】図6の矢視B方向の図である。
【図8】本発明の実施例3に係る後輪内装変速機の半裁
断面図である。
【符号の説明】
1 補助動力自転車 11 ペダル軸 16 補助動力ユニット 18 エンジン 19 合力軸 20 後輪 38 ホイールスプロケット(入力部材) 39 スプロケット 90 後輪内装変速機(解除手段) 91 遊星増速ギヤ機構 100 クラッチ機構(解除手段) 120 直結手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを含む補助動力ユニットを備
    え、ペダル軸に入力される踏力と補助動力ユニットで発
    生する補助動力とを合力軸で合力して後輪に伝達するこ
    とによって走行する補助動力自転車において、 前記エンジンの始動時にはペダル軸に入力される踏力の
    後輪への伝達を解除する解除手段を設けたことを特徴と
    する補助動力自転車。
  2. 【請求項2】 前記解除手段は、前記ペダル軸からの踏
    力を後輪に伝達しないニュートラルポジションを備える
    後輪内装変速機で構成されることを特徴とする請求項1
    記載の補助動力自転車。
  3. 【請求項3】 前記解除手段は、前記合力軸と該合力軸
    上に回転可能に支承されたスプロケットとの間に介設さ
    れたクラッチ機構で構成されることを特徴とする請求項
    1記載の補助動力自転車。
  4. 【請求項4】 エンジンを含む補助動力ユニットを備
    え、ペダル軸に入力される踏力と補助動力ユニットで発
    生する補助動力とを合力軸で合力して後輪に伝達するこ
    とによって走行する補助動力自転車において、 前記エンジンの始動時にエンジンと後輪とを直結して後
    輪からの逆駆動力をエンジンに伝達する直結手段を設け
    たことを特徴とする補助動力自転車。
  5. 【請求項5】 前記直結手段は、入力部材に入力される
    回転を変速機構を介して後輪に伝達する変速機であっ
    て、後輪の回転を前記変速機構をバイパスして前記入力
    部材に直結する直結ポジションを備える後輪内装変速機
    で構成されることを特徴とする請求項4記載の補助動力
    自転車。
JP29723697A 1997-10-29 1997-10-29 補助動力自転車 Pending JPH11129972A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004249995A (ja) * 2000-03-10 2004-09-09 Shimano Inc 変速ハブ用シフト制御装置
WO2006107152A1 (en) * 2005-03-15 2006-10-12 Zast Co., Ltd Speed change hub for bicycle
JP2007298166A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Shimano Inc 自転車用内装変速ハブの動力伝達機構

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