JPH1112975A - シュープレス用ベルト - Google Patents

シュープレス用ベルト

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JPH1112975A
JPH1112975A JP9180451A JP18045197A JPH1112975A JP H1112975 A JPH1112975 A JP H1112975A JP 9180451 A JP9180451 A JP 9180451A JP 18045197 A JP18045197 A JP 18045197A JP H1112975 A JPH1112975 A JP H1112975A
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JP
Japan
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groove
width
depth
shoe
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JP9180451A
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Inventor
Yasuhiro Tsutsumi
康裕 堤
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Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
Original Assignee
Ichikawa Woolen Textile Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • D21F3/0227Belts or sleeves therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シューエッジ部付近の耐クラック性を改善さ
せた溝付きのシュープレス用ベルトを提供する。 【解決手段】 ベルト本体のフェルト側表面の樹脂層に
凹溝を設けてなるシュープレス用ベルトにおいて、前記
ベルト本体の抄幅外域の凹溝の深さを、抄幅内域の凹溝
より浅くし、シューエッジ部付近の凹溝の強度を増大さ
せて耐クラック性を改善できるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抄紙機のプレス部におい
て湿紙およびフエルトからの搾水性を高めるためにベル
ト本体のフェルト側表面の樹脂層に凹溝を設けてなるシ
ュープレス用ベルトに関するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】一般に使用されているシュー
プレス用ベルトには、基布とその内面、又は両面に樹
脂層を形成してなる平滑ベルトと、基布の両面に樹脂
層を持つベルトでそのフェルト側樹脂層に搾水のための
凹溝(連続溝又は単独溝=凹穴)を形成してなる溝付き
ベルトの2つのタイプがある。
【0003】このうち、後者のベルト本体1は、図5の
如く、基布2の両面に、樹脂層3及び4を含浸又は塗布
形成し、そのフェルト側樹脂層3に搾水のための凹溝
(連続溝又は凹穴)5を形成してなる。
【0004】前記溝付きベルトは、フェルト側樹脂層に
形成した凹溝5の働きで搾水に大きな効果があり、近
年、使用の割合が大きくなって来ている。そして、その
凹溝5の溝幅(穴径)a、溝深さ(穴深さ)b、溝のピ
ッチ(穴のピッチ)cの具体的な寸法は、ユーザーでの
抄物タイプやマシン条件に合わせ決められるが、一つの
ベルト内ではベルトの全幅にわたって総て一定で、全体
に均一に形成されているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
如く、抄紙機のプレス部6において使用される際、ベル
ト1にかかる歪みや負荷は全幅均一ではなく、シューエ
ッジ部6a、6bに対応する部分には負荷がかかりやす
いために、湿紙7、フェルト8が均一に搾られる湿紙エ
ッジ7a、7bの内側、即ち、抄幅内域Uに比して抄幅
外域(シューエッジを含む)Sでは、湿紙7の段差やフ
ェルト8の段差による加圧の斑、シューエッジ部6a、
6bでの変形やしごきの負荷が大きいものとなる。
【0006】特に、クローズドタイプのシュープレスマ
シンでは、ベルトの耳部がサイドリング9、9に固定さ
れるため、この部分に掛かるせん断力や歪みが大きく、
ダメージを受けやすいことから、使用中、ベルト本体の
シューエッジに対応する部位に設けた凹溝5からクラッ
クが生じ易いものであった。
【0007】このように、一部にクラックが生じたベル
トは、他の部位には磨耗やクラックがなかったとしても
取り外されることから不経済であり、近年、耐クラック
性を向上させる技術が模索されている。
【0008】例えば、ベルトの耐クラック性を樹脂硬度
を下げることで改善しようとする考え方がある。この考
え方はシュープレス用ベルトにおいて重要な特性である
耐磨耗性、耐加圧変形性を維持することができないばか
りでなく、加圧下の溝形状を維持することが難しいとい
う問題がある。
【0009】また、ベルトの基布や樹脂構成を変更する
ことで耐クラック性を改善しようとする考え方もある
が、現在の技術、設備に改善が必要となり、多くの時間
とコストを費やすことになる。
【0010】本発明は、ベルトの機能を損なうことな
く、現状の技術、設備の中でシューエッジ部付近の耐ク
ラック性を改善させた溝付きのシュープレス用ベルトを
提供することを目的とするものである。
【0011】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ため、本発明は、ベルト本体のフェルト側表面の樹脂層
に凹溝を設けてなるシュープレス用ベルトにおいて、前
記ベルト本体の抄幅外域の凹溝の深さを、抄幅内域の凹
溝より浅くし、シューエッジ部付近の凹溝の強度を増大
させて耐クラック性を改善できるように構成した。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、前記抄幅
外域の凹溝の深さを、抄幅内域の凹溝の深さのほぼ半分
にし、シューエッジ部付近の凹溝の強度を搾水性を維持
しつつ弱めないように構成した。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明は、前記抄
幅外域の凹溝の深さを、湿紙エッジから外方に向かって
徐々に浅くし、搾水性の要求の少ないベルトエッジ側の
ベルト強度を弱めないように構成した。
【0014】さらにまた、請求項4に記載の発明は、ベ
ルト本体のフェルト側表面の樹脂層に凹溝を設けてなる
シュープレス用ベルトにおいて、前記ベルト本体の抄幅
外域の凹溝のピッチを、抄幅内域の凹溝のピッチより広
くし、シューエッジ部付近においてクラックの入りやす
い凹溝の数を少なくするように構成した。
【0015】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。ベルト本体1は基布2の両面に樹
脂層3、4を含浸又は塗布形成し、そのフェルト側樹脂
層3に搾水のための凹溝5を刻設してなる。
【0016】前記凹溝5は連続溝条であっても、単独溝
(凹穴)を面状に配置したものでもよい。本願ベルトで
は、図1の如く、ベルト本体1の湿紙エッジ7a(7
b)を境にしてその外側、即ち、抄幅外域Sの凹溝5s
の深さb′を、抄幅内域Uの凹溝5uの溝深さbより浅
く形成している。具体的には、凹溝5sの深さb′を、
凹溝5uの溝深さbのほぼ半分にしている。これはシュ
ーエッジ部6a(6b)付近の凹溝5sの強度を弱めな
いようにしたものである。
【0017】また、本願ベルトは、図2の如く、ベルト
本体1の湿紙エッジ7a(7b)を境にしてその外側、
即ち、抄幅外域Sの凹溝5sの深さb′を、湿紙エッジ
から外方に向かって徐々に(段階的に)浅く形成し、ベ
ルトエッジ部付近では凹溝がなくなるように形成してい
る。この場合は湿紙エッジ7a(7b)を境に極端に凹
溝の深さが変化することを避けるとともに、ベルトエッ
ジ側のベルト強度を弱めないように考慮している。
【0018】さらに、本願ベルトは、図3の如く、ベル
ト本体1の湿紙エッジ7a(7b)を境にしてその外
側、即ち、抄幅外域Sの凹溝5sの溝ピッチc′を、抄
幅内域Uの凹溝5uのピッチcより広く形成している。
この場合において凹溝5sの溝深さb′は凹溝5uと共
通でもよいが、図4の如く、凹溝5sの溝深さb′を湿
紙エッジ7a(7b)から外方に向かって徐々に(段階
的に)浅く形成しても良いことは勿論である。
【0019】前記凹溝5は湿紙およびフェルトから搾ら
れた水を保持、排水するため十分なボイドボリュームが
必要であるが、これは抄幅内域Uの凹溝5uにおいて求
められ、抄幅外域Sの凹溝5sでは大きな問題とならな
い。
【0020】尤も、抄幅外域Sの凹溝5sの深さb′又
はピッチc′を、抄紙エッジから外方に向かって徐々に
変化させることは、搾水性とベルト強度の双方を考慮す
る上で有効である。
【0021】また、前記凹溝5のつぶれや変形、溝の底
部の応力集中、溝の下の樹脂層厚みなどは耐クラック性
に影響する。従って、同じ構成、同じ厚みのベルトにお
いて凹溝の割合(深さ、幅、ピッチに依る)が小さいほ
ど強度が増すが、搾水性能は減少する。このことから、
特に、集中荷重を受けるシューエッジ部付近では強度を
重視し、抄幅内域Uでは搾水性を重視している。
【0022】従って、プレス領域で抄幅外域Sにあたる
ベルト両端部域において、以下の構造をとることで、溝
の変形とこれに伴う応力集中を減少し、この部分の耐ク
ラック性を改善できる。 1.抄幅内域に対し溝深さをほぼ半分にする。 2.湿紙エッジ付近から外に向かって溝深さを徐々に浅
くする。 3.抄幅内域に対して凹溝のピッチを広くとる。 このような対策のうちの1つ又は2つ以上を採用するこ
とによりシューエッジ部付近における樹脂疲労からのク
ラック発生が減少、あるいは遅延され、溝付きベルトの
長期間の使用が可能となる。
【0023】
【実施例1】 ポリエステル繊維からなる基布2の内側
の面にシューサイドにあたる樹脂層4(熱硬化性ポリウ
レタン)を形成し、所定の厚み、粗さに研磨した後、基
布の外側の面にフェルトサイドとなる樹脂層3(同一の
熱硬化性ポリウレタン使用)を形成し、所定の厚み、粗
さに研磨、仕上げた。
【0024】得られたベルト本体1のフェルト側表面の
樹脂層3の円周方向に、溝切り加工を行い、凹溝5を形
成した。この場合、凹溝5の溝幅a=0.8mm、深さ
b=1.0mm、ピッチc=2.5mmにした(従来型
=図5参照)。
【0025】また、抄幅内域Uの凹溝5uは溝幅a=
0.8mm、深さb=1.0mm、ピッチc=2.5m
mとし、抄幅外域Sの凹溝5sは溝幅a′及びピッチ
c′を凹溝5uと共通にする一方、溝深さb′を凹溝5
uの深さbの半分の0.5mmとした(本発明型=図
1参照)。
【0026】さらに、抄幅内域Uの凹溝5uの溝深さb
=1.0mmに対して抄幅外域Sの凹溝5sの溝深さ
b′を外に向けて段階的に浅くするとともに、ベルトエ
ッジ側(30cm程度)の凹溝はなくした(本発明型
=図2参照)。
【0027】さらにまた、抄幅外域Sの凹溝5sのピッ
チc′を、内側の凹溝5sのピッチc=2.5mmに対
して5.0mmと広くとった。即ち、単位巾における溝
本数が10本/inchから5本/inchとした。こ
の場合の溝深さbは1.0mmで総て共通にした(本発
明型=図3参照)。
【0028】さらにまた、前記本発明型と抄幅外域S
の凹溝5sのピッチc′を共通にして、溝深さb′を外
に向けて段階的に浅くした(本発明型=図4参照)。
【0029】今、前記従来型と、本発明型〜につい
てシューエッジ付近にあたるベルト両端部の耐クラック
性のテストを自社製屈曲試験機を用いてクラックが発生
するまでの時間を測定し、その結果を表1に挙げた。
【0030】表1 本発明型 350時間でクラック発生 本発明型 350時間でクラック発生 本発明型 380時間でクラック発生 本発明型 380時間でクラック発生 従来型 250時間でクラック発生
【0031】従来型では試験開始後250時間に入った
時点でシューエッジ部付近の凹溝の溝底に微小クラック
が発生し、これが凹溝に沿ってたちまち成長し、基布ま
で達した。
【0032】これに対して、本発明型ではシューエッ
ジ部の凹溝に、本発明型ではシューエッジ部からやや
内側に入った凹溝で溝底にクラックが発生した。クラッ
クは従来例と同等だが発生時間が大きく遅れた。
【0033】また、本発明型ではシューエッジ部の凹
溝に、本発明型ではシューエッジ部2からやや内側に
入った凹溝で溝底にクラックが見られた。本発明型に
発生したクラックは従来型に比して数が少なく深さも浅
かったし、本発明型では微小なクラックが生じただけ
であった。
【0034】
【実施例2】 ポリエステル繊維からなる基布の内側の
面にシューサイドにあたる樹脂層(熱硬化性ポリウレタ
ン)を形成し、所定の厚み、粗さに研磨した後、基布の
外側の面にフェルトサイドとなる樹脂層(同一の熱硬化
性ポリウレタン使用)を形成し、所定の厚み、粗さに研
磨、仕上げた。
【0035】得られたベルト本体のフェルト側表面の樹
脂層の円周方向に、溝切り加工を行い凹穴を形成した。
この場合、凹穴の穴径=2.0mm、深さ=2.0m
m、ピッチ(隣接する穴同士の間隔)=4.6mmを総
て共通にした(従来型)。
【0036】また、抄幅内域の凹穴は穴径=2.0m
m、深さ=2.0mm、ピッチ=4.6mmとし、抄幅
外域の凹穴は穴径及びピッチを共通とする一方、溝深さ
を半分の1.0mmとした(本発明型)。
【0037】そして、前記従来型と、本発明型について
シューエッジ付近にあたるベルト両端部の耐クラック性
のテストを自社製屈曲試験機を用いてクラックが発生す
るまでの時間を測定したところ、従来型では220時間
でクラックが発生したが、本発明型では350時間まで
クラック発生がみられなかった。
【0038】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は、ベルト本
体のフェルト側表面の樹脂層に凹溝を設けてなるシュー
プレス用ベルトにおいて、前記ベルト本体の抄幅外域の
凹溝の深さを、抄幅内域の凹溝より浅くしたことを特徴
としているから、シューエッジ部付近の凹溝の強度が増
大し、耐クラック性を改善できる。即ち、従来型のベル
トに比して樹脂の変形とこれに伴う応力集中が減少し、
この部分でのクラックの発生を減少または遅延し、ベル
トの寿命を延長出来るという優れた効果を奏するもので
ある。
【0039】また、請求項2に記載の発明は、前記抄幅
外域の凹溝の深さを、抄幅内域の凹溝の深さのほぼ半分
にしたことを特徴としているから、シューエッジ部付近
の凹溝の強度を搾水性を維持しつつ弱めないように構成
され、この部分でのクラックの発生を減少または遅延さ
せ、ベルトの寿命を延長出来るという優れた効果を奏す
るものである。
【0040】さらに、請求項3に記載の発明は、前記抄
幅外域の凹溝の深さを、湿紙エッジから外方に向かって
徐々に浅くしたことを特徴としているから、搾水性の要
求の少ないベルトエッジ側のベルト強度を弱めないよう
に構成され、耐クラック性と搾水性との双方を同時に満
足させ得るという優れた効果を奏するものである。
【0041】さらにまた、請求項4に記載の発明は、ベ
ルト本体のフェルト側表面の樹脂層に凹溝を設けてなる
シュープレス用ベルトにおいて、前記ベルト本体の抄幅
外域の凹溝のピッチを、抄幅内域の凹溝のピッチより広
くしたことを特徴としているから、シューエッジ部付近
においてクラックの入りやすい凹溝の数を少なくするよ
うに構成され、従って、クラックの発生を減少または遅
延させ、ベルトの寿命を延長出来るという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願ベルトの要部を示す幅方向断面図で、抄幅
外に対応する部位の凹溝の深さを、抄幅内に対応する部
位の凹溝のほぼ半分にした場合である。
【図2】本願ベルトの要部を示す幅方向断面図で、抄幅
外に対応する部位の凹溝の深さを、抄幅エッジから外方
に向かって徐々に浅くした場合である。
【図3】本願ベルトの要部を示す幅方向断面図で、抄幅
外に対応する部位の凹溝のピッチを、抄幅内に対応する
部位の凹溝のピッチより広くした場合である。
【図4】本願ベルトの要部を示す幅方向断面図で、抄幅
外に対応する部位の凹溝のピッチを、抄幅内に対応する
部位の凹溝のピッチより広くするとともに、凹溝の深さ
を抄幅エッジから外方に向かって徐々に浅くした場合で
ある。
【図5】従来型ベルトの要部を示す幅方向断面図であ
る。
【図6】抄紙機のプレス部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ベルト本体 2 基布 3、4 樹脂層 5 凹溝(連続溝又は単独溝=凹穴) 5s 抄幅外域の凹溝 5u 抄幅内域の凹溝 6 抄紙機のプレス部 6a、6b シューエッジ部 7 湿紙 7a、7b 湿紙エッジ 8 フェルト 9 サイドリング a、a′ 溝幅(穴径) b、b′ 溝深さ(穴深さ) c、c′ 溝のピッチ(穴のピッチ) S 抄幅外域 U 抄幅内域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト本体のフェルト側表面の樹脂層に
    凹溝を設けてなるシュープレス用ベルトにおいて、前記
    ベルト本体の抄幅外域の凹溝の深さを、抄幅内域の凹溝
    より浅くしたことを特徴とするシュープレス用ベルト。
  2. 【請求項2】 前記抄幅外域の凹溝の深さを、抄幅内域
    の凹溝の深さのほぼ半分にしたことを特徴とする請求項
    1に記載のシュープレス用ベルト。
  3. 【請求項3】 前記抄幅外域の凹溝の深さを、湿紙エッ
    ジから外方に向かって徐々に浅くしたことを特徴とする
    請求項1に記載のシュープレス用ベルト。
  4. 【請求項4】 ベルト本体のフェルト側表面の樹脂層に
    凹溝を設けてなるシュープレス用ベルトにおいて、前記
    ベルト本体の抄幅外域の凹溝のピッチを、抄幅内域の凹
    溝のピッチより広くしたことを特徴とするシュープレス
    用ベルト。
JP9180451A 1997-06-21 1997-06-21 シュープレス用ベルト Pending JPH1112975A (ja)

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