JPH11129448A - 帯状体へのマーキング方法及びマーキング装置 - Google Patents

帯状体へのマーキング方法及びマーキング装置

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JPH11129448A
JPH11129448A JP29452797A JP29452797A JPH11129448A JP H11129448 A JPH11129448 A JP H11129448A JP 29452797 A JP29452797 A JP 29452797A JP 29452797 A JP29452797 A JP 29452797A JP H11129448 A JPH11129448 A JP H11129448A
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隆史 塚田
Katsuto Kawamura
勝人 河村
Hiroyuki Yokota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鋼帯、金属帯、紙帯などの帯状体
端部に高精度の欠陥位置マーキングを施すことを目的と
する。 【解決手段】 帯状体の端部を切り揃える手段の直後に
マーキングを施すこと、もしくは帯状体の端部を切り揃
える手段の下流近傍にてマーキングを施すことにより上
記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼帯、金属帯、紙
帯などの帯状体側端部に高精度の欠陥位置マーキングを
施す技術に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯、金属帯、紙帯などの帯状体を生産
し処理する連続ラインにおいては品質管理を目的として
オンラインで表面欠陥などを検出し、欠陥の位置にマー
キングを附すことが行われる。このマーキングは欠陥位
置に直接行う場合もあるが、通常は、欠陥位置の幅方向
側端部位置に附されることが多く、欠陥検出装置での欠
陥信号をトラッキングして後工程のマーキング装置で欠
陥位置へのマーキングを行う。そして、別の下工程ある
いは客先ラインにおいてこのマーキング部を検出し欠陥
部を除外することが行われる。これにより欠陥によって
発生する恐れのある穴あきや割れなどの品質トラブルを
未然に防止している。この場合、下工程あるいは客先ラ
インにおいてこのマーキング部を容易に検出可能なよう
に帯状体の幅方向マーキング位置はある一定位置として
おく必要がある。ところが帯状体はオンラインでの搬送
において横ぶれなどをおこすため、その側端部は常に変
動している。この変動に追随してマーキングを行うた
め、通常マーキング装置には側端部追従装置が備えられ
ている。この側端部追従装置では、例えば光学式のライ
ンセンサを用いて側端部での遮光位置を検出する方法に
より側端部が検出され、マーキング装置の側端部への追
従が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマー
キング方法では、帯状体の蛇行や幅変動などが大きく、
前述の側端部追従装置の追従限界を超えてしまうことが
多い。また、側端部の振れに対する追従のタイムラグや
装置の機械的がたのため、微小な変動に追従しきれない
場合も多い。さらに、客先からのマーキング位置精度の
高精度化の要求も年々厳しくなってきている。
【0004】従来、客先では欠陥マーキング部を除外し
て(つまり、マーキングのある部分の幅方向すべての部
分を除外して)製品のためのサンプリング(製品用素材
の採取)を行ってきた。しかし、素材歩留まりを向上さ
せ、素材の無駄を最小限に抑えたいとの要求から、近年
では、欠陥マーキング部においても実際の欠陥部分のみ
を排除して残りの部分からもサンプリングを行おうとす
る傾向にある。そのために、たとえばオンラインで除去
したマーキング部分の素材をオフラインで手動によりサ
ンプリングすることや、オンラインにおいて欠陥マーキ
ング部では操業を手動にきりかえてサンプリングするな
どのことも行われるようになってきており、可能な限り
の歩留まり向上が図られている。
【0005】このとき、サンプリングされた素材にマー
キング部分が混入してしまうことは許されず、サンプリ
ングはマーキング部分にかからないように実施する必要
がある。そのため、マーキングは、帯状体の側端部にき
わめて高精度の位置合わせをして行う必要があり、特に
幅方向の位置をより厳密に管理することが要求される。
具体的には、サンプリングにはかからない幅方向側端部
のごく狭い領域に精度よくマーキングすることが必要と
されているのである。
【0006】しかし、本発明者等の調査によれば、従来
の側端部追従をマーキング装置に適用するだけではこの
要請に応えるには不十分であることが明らかとなった。
つまり、幅方向側端部の狭い領域に精度よくマーキング
するためには、マーキングの精度は標準偏差σにて0.5m
m 以下の高精度が要求されることとなる。一方、従来の
側端部追従装置では検出感度や移動機構の機械がたやず
れなどの要因から最小設定単位がせいぜい0.5mm までで
あり、その精度は総合的に評価すると標準偏差σにて1
〜2mm程度となり、本課題を解決するには不十分であ
る。
【0007】また、ガイド機構に帯状体側端部を沿わせ
てマーキングすることも考えられるが、ガイドと帯状体
側端部には遊び(空間的余裕)をとることが必要であ
り、むしろ側端部追従装置での追従よりも精度的に悪く
なってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、以上の詳
細な検討に基づき下記のようにすることで上記課題を解
決したのである。つまり、帯状体の側端部を切り揃える
手段の直後にマーキングを施す手段を配置し、側端部剪
断位置に応じて決定される幅方向位置にマーキングを施
すことを特徴とする帯状体へのマーキング方法を採用す
ることにより、上記課題を解決したのである。
【0009】また、帯状体の側端部を切り揃える手段の
下流(帯状体の処理において後工程に位置することを指
す。)近傍にて帯状体の側端部位置を検出し、検出した
側端部位置に応じて決定される幅方向位置にマーキング
を施すことを特徴とする帯状体へのマーキング方法によ
っても同様の効果が得られることを見出したのである。
【0010】さらに、マーキング装置を帯状体の側端部
を切り揃える装置の直後に一体として設置し、マーキン
グの帯状体幅方向の位置を側端部剪断位置と連動させる
手段を有したことにより上記課題を解決する帯状体への
マーキング装置を実現した。そして、帯状体の側端部を
切り揃える装置の下流近傍に、マーキング装置と帯状体
の側端部位置検出装置と該検出装置により検出した側端
部位置に応じて前記マーキング装置の側端部への位置あ
わせを行うマーキング位置補正装置とを一体として設置
して構成した帯状体へのマーキング装置においても同様
の効果が得られることを見出したのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
そって説明する。図1は、本発明のトリマ一体型マーキ
ング装置を示す模式図である。本実施の形態では、帯状
体1の側端部を切り揃える手段であるトリマ3とマーキ
ング装置4が一体となって形成されており、トリマ3の
トリミング位置に合わせてマーキング装置4が連動して
動くように物理的に連結されて設置されている。これに
より、帯状体側端部からのマーキング位置を正確に合わ
せることが可能となる。帯状体1はトリマ3によりトリ
ミングされてトリマ屑5が排出され所要の幅に切り揃え
られてロール2を介して後工程に搬送されていく。この
トリマ3は、帯状体側端部を正確に切り揃えられる手段
であれば何でも良く、スリッタとかシャー等を適用する
こともできることは言うまでもない。ここで、マーキン
グ装置によるマーキング位置の側端部からの距離は、マ
イクロメータ等を用いた図示しない精密な位置あわせ機
構により精度よく調整することが可能なように構成して
いる。図1では、トリマ一体型マーキング装置を例示し
たが、マーキング装置は必ずしもトリマと一体である必
要はなく、トリマと同調してその幅方向位置が追従して
移動するマーキング装置をトリマの直後(少なくとも1
m以内、好ましくは0.5m以内)に設置しても良い。
【0012】次に、別の実施の形態である図2について
説明する。図2においては、側端部位置検出装置6を備
えたマーキング装置4はトリマでのトリミングの後工程
として、ロール2の後に設置されており、トリマの下流
近傍に配置されている。トリマの下流側ではあるがトリ
マに近い位置に配置しているため、側端部のトリミング
後の横ぶれは十分に小さい(精度目標値以内)範囲に抑
えられており、本配置においても精度からみて実用上問
題はない。
【0013】したがって、側端部追従装置は、従来のご
とく鋼帯の蛇行を補正しようとするものではなく、帯状
体の板幅が変更されるなどの理由でトリム位置が変更さ
れた際に、その変更分を自動補正するものである。すな
わち、上記変更時に1回動作する程度なので、従来と同
じ型のたとえば光学式を用いても累積的誤差なく使用可
能なのである。図2では、マーキング装置4を3台配置
しているが、これは欠陥種別等によりマーキングする表
示パターンを切り替える必要から配置したものである。
【0014】ここで、帯状体が、幅400mm から1200mm
程度の鋼帯の場合においては、トリマとマーキング装置
との距離を5m以下とすることがマーキング位置精度か
ら見て好適である。5m以上の距離がある場合は、トリ
マの下流においても鋼帯のぶれ(蛇行)が大きくなるた
め、0.5 mm以下の幅精度のマーキングが不可能となる。
【0015】
【実施例】表1は、従来の側端部追従式マーキング装置
と、本発明のトリマ一体型マーキング装置、トリマの下
流近傍に配置した側端部追従式マーキング装置(本例で
は、トリマ位置より下流側5mに配置)のそれぞれにお
けるマーキング位置精度の比較例を実験によって得られ
たデータに基づき示している。ここで、トリマの下流近
傍に配置したマーキング装置に用いた側端部追従装置は
光学センサを用いるタイプとした。
【0016】ここで、マーキングの目標位置は、側端部
より2.0mm である。又、マーキングのサンプル数はそれ
ぞれ50である。表1から、従来では1.53mmもあった標準
偏差が、本発明では、トリマ一体型マーキング装置では
0.05mmとなり、トリマの下流近傍に配置した側端部追従
式マーキング装置でも0.35mmであり十分に厳しい要求仕
様に合致していることが分かる。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明により、マーキングの幅方向位置
精度を格段に向上させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトリマ一体型マーキング装置を示す模
式図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2 ロール 3 トリマ 4 マーキング装置 5 トリマ屑 6 側端部位置検出装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体の側端部を切り揃える手段の直後
    にマーキングを施す手段を配置し、側端部剪断位置に応
    じて決定される幅方向位置にマーキングを施すことを特
    徴とする帯状体へのマーキング方法。
  2. 【請求項2】 帯状体の側端部を切り揃える手段の下流
    近傍にて帯状体の側端部位置を検出し、検出した側端部
    位置に応じて決定される幅方向位置にマーキングを施す
    ことを特徴とする帯状体へのマーキング方法。
  3. 【請求項3】 マーキング装置が帯状体の側端部を切り
    揃える装置の直後に一体として設置され、マーキングの
    帯状体幅方向の位置を側端部剪断位置と連動させる手段
    を有することを特徴とする帯状体へのマーキング装置。
  4. 【請求項4】 帯状体の側端部を切り揃える装置の下流
    近傍に、マーキング装置と帯状体の側端部位置検出装置
    と該検出装置により検出した側端部位置に応じて前記マ
    ーキング装置の側端部への位置合わせを行うマーキング
    位置補正装置とを一体として設置したことを特徴とする
    帯状体へのマーキング装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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