JPH11129137A - 回転モーター - Google Patents

回転モーター

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JPH11129137A
JPH11129137A JP29741197A JP29741197A JPH11129137A JP H11129137 A JPH11129137 A JP H11129137A JP 29741197 A JP29741197 A JP 29741197A JP 29741197 A JP29741197 A JP 29741197A JP H11129137 A JPH11129137 A JP H11129137A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
semiconductor wafer
stator
rotor shaft
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP29741197A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Arai
聡 新居
Takenori Wakabayashi
武徳 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな構成であって、ローターシャフト
を迅速に所定の上下方向位置とすることができ、安定し
たプレス圧力に設定することができる。 【解決手段】ステーターケーシング11の軸心部を挿通
するローターシャフト14には、プレス用モーター部1
2と回転用モーター部13とが軸方向に並んで設けられ
ている。プレス用モーター部12は、ローターシャフト
14の上部のボールネジ部14aにネジ結合されたボー
ルネジナット12cがローター12bの内面に取り付け
られており、ローター12bがステーターケーシング1
1に取り付けられたステーター12aによって回転され
るようになっている。回転モーター部13は、ローター
シャフト14の下部にスプライン結合されたローター1
3bが、ステーターケーシング11に取り付けられたス
テーター13aによって回転されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハの研
磨加工、CMP(化学的研磨)等のような研磨装置に好
適に使用される回転モーターに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハの表面を研磨するために使
用される研磨装置の一例を図2に示す。この研磨装置で
は、回転テーブル21上に載置された半導体ウエハ22
を研磨する円板状の研磨具41が、回転モーター30に
よって回転されるようになっている。回転モーター30
は、ステーターケーシング31の内周面にステーター3
2が取り付けられており、そのステーター32内にロー
ター33が回転可能に配置されている。ローター33
は、ステーターケーシング31の軸心部を挿通するロー
ターシャフト34に、上下方向へのスライド可能に取り
付けられている。ローターシャフト34は、ステーター
ケーシング31内を挿通して、上端部および下端部が、
ステーターケーシング31の上端面および下端面から突
出した状態になっている。ローターシャフト34の下端
部には、半導体ウエハ22の研磨に使用される研磨具1
5が取り付けられている。
【0003】ステーターケーシング31の上端面から上
方に突出したローターシャフト34の上端部には、エア
ーシリンダによって構成されたプレス機構41が、ロー
タリージョイント42を介して接続されている。ロータ
ーシャフト34は、プレス機構41によって下方に押し
下げられた状態で回転し得るようになっている。プレス
機構41には、ローターシャフト34の下方への押し下
げ力を検出するロードセル43が設けられている。
【0004】このような構成の研磨装置では、研磨具1
5が、プレス機構41によって、半導体ウエハ22の表
面に所定の押圧力によって押し付けられた状態で、回転
モーター30のローター33が強制的に回転されること
によって、半導体ウエハ22の表面が研磨される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような研磨装置で
は、研磨具15を回転させる回転モーター30のロータ
ーシャフト34に、ローターシャフト34を下方に押し
付けるプレス機構41が接続されて構成されており、し
かも、ローターシャフト34は、プレス機構41に対し
て回転可能になるように、ロータリージョイント42に
よってプレス機構41に接続されているために、装置が
上下方向に長くなり、大型化するという問題がある。ま
た、研磨具15による半導体ウエハ22への押圧力は、
プレス機構41に設けられたロードセル43によって検
出値に基づいて調整しなければならず、その調整が容易
でないという問題もある。さらに、エアーシリンダを利
用したプレス機構41は、応答性が悪く、研磨具15に
よる半導体ウエハ22の押圧力を迅速に調整することが
できないおそれもある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、コンパクトな構成であって、しか
も、ローターシャフトを迅速に所定の位置にまでスライ
ドさせることができる回転モーターを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回転モーター
は、ステーターケーシングの軸心部を挿通する1本のロ
ーターシャフトに、軸方向に沿って設けられた一対のロ
ーターと、各ローターをそれぞれ回転させるようにステ
ーターケーシング内に取り付けられた一対のステーター
とによって、一対のモーター部がそれぞれ構成されてお
り、前記ローターシャフトが一方のモーター部のロータ
ーに対してスライド可能に取り付けられるとともに、他
方のモーター部のローターの回転によって軸方向に移動
されるようになっていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の回転モーターが使用され
た研磨装置の実施の形態の一例を示す概略構成図であ
る。この研磨装置は、回転テーブル21上に載置された
半導体ウエハ22の表面を研磨加工する円板状の研磨具
15が、本発明の回転モーター10によって、半導体ウ
エハ22の表面に押し当てられた状態で回転するように
なっている。回転モーター10は、回転テーブル21の
上方に固定的に配置されたステーターケーシング11を
有しており、このステーターケーシング11内に、プレ
ス用モーター部12および回転用モーター部13が、上
下方向に並んで配置されている。そして、各モーター部
12および13の軸心部を1本のローターシャフト14
が挿通している。ローターシャフト14の下端部には、
円板状をした研磨具15が同心状態で取り付けられてい
る。研磨具15の下面には、半導体ウエハ22の表面を
研磨する研磨材が設けられている。
【0010】上側に配置されたプレス用モーター部12
は、ステーターケーシング11の上部内周面に取り付け
られたステーター12aと、このステーター12a内に
回転可能に配置されたローター12bとを有しており、
ローター12bの軸心部をローターシャフト14の上部
が挿通している。ローター12bの軸心部を挿通するロ
ーターシャフト14の上部は、外周面にネジ溝が設けら
れてネジ溝内に複数のボールが挿入されたボールネジ部
14aになっている。ローター12bの内部には、ロー
ターシャフト14の上部に設けられたボールネジ部14
aにネジ結合されたボールネジナット12cが一体的に
取り付けられている。このボールネジナット12cは、
ステーターケーシング11の内周面に組み込まれた軸受
を介して固定されており、上下方向にスライドしない状
態で回転し得るように配置されている。
【0011】このような構成により、プレス用モーター
部12は、ローター12bが正転または逆転されると、
ボールネジナット12cがローター12bと一体的に回
転し、ボールネジナット12cにボールを介してネジ結
合されたローターシャフト14の上部のボールネジ部1
4aが、上下方向にそれぞれネジ送りされるようになっ
ている。
【0012】ステーターケーシング11内の下部に配置
された回転用モーター部13は、ステーターケーシング
11の下部内周面に取り付けられたステーター13a
と、このステーター13a内に回転可能に配置されたロ
ーター13bとを有しており、ローター13bの軸心部
を、ローターシャフト14の下部が挿通している。ロー
ター13bの軸心部を挿通するローターシャフト14の
下部は、ローター13bとスプライン結合されており、
ローター13bに対して上下方向にスライドし得る状態
でローター13bと一体となって回転するようになって
いる。
【0013】このような構成の本発明の回転モーター1
0を有する研磨装置では、回転テーブル21上に載せら
れた半導体ウエハ22が、研磨具15の下方に配置され
た状態になると、ステーターケーシング11内の上部に
設けられたプレス用モーター部12および回転用モータ
ー部13がそれぞれ駆動されて、プレス用モーター部1
2のローター12bが所定方向に回転されるとともに、
回転用モーター部13のローター13bが所定方向に回
転される。プレス用モーター部12のローター12bが
回転されることにより、ローター12bと一体となった
ボールネジナット12cが、ローター12bと同方向に
回転されて、ボールネジナット12cにネジ結合された
ローターシャフト14上部のボールネジ14aが、下方
にネジ送りされる。これにより、ローターシャフト14
の下端部に取り付けられた研磨具15が、回転テーブル
21上に載置された半導体ウエハ22の表面に押し付け
られる。
【0014】このとき、回転用モーター部13のロータ
ー13bが回転されていることによって、ローター13
bとスプライン結合によって結合されたローターシャフ
ト14が、ローター13bと一体的に高速で回転し、半
導体ウエハ22の表面に押し付けられた研磨具15が高
速で回転され、半導体ウエハ22の表面が、高速回転さ
れる研磨具15が半導体ウエハ22に押し付けられるこ
とによって研磨される。
【0015】その後、半導体ウエハ22の研磨が終了す
ると、回転用モーター部13のローター13bの回転が
停止されて、プレス用モーター部12のローター12b
が、逆転される。これにより、研磨具15は、半導体ウ
エハ22の表面から離れた状態になる。そして、回転テ
ーブル21が回転されることにより、新たな半導体ウエ
ハ22が研磨具15の下方に配置され、同様の動作が繰
り返されることによって、半導体ウエハ22が研磨され
る。また、研磨具15が回転して半導体ウエハ22の上
面を保持した状態で研磨している間に、回転テーブル2
1が回転されることによって、半導体ウエハ22の下面
が研磨される場合もある。
【0016】半導体ウエハ22の表面に対する研磨具1
5の位置は、ローターシャフト14の上部にボールネジ
ナット12cを介して嵌合されたローター12bを、所
定の回転数だけ回転させることによって設定される。従
って、ローター12bの回転を制御することにより、半
導体ウエハ22に対する研磨具15の位置を、精度よく
しかも迅速に設定することができる。従って、研磨具1
5による半導体ウエハ22の押圧力も容易に設定するこ
とができる。
【0017】また、必要に応じて、研磨具15を、半導
体ウエハ22に押し付けることなく回転させる場合に
は、回転モーター部13のローター13bのみを強制的
に回転させて、プレス用モーター部12のローター12
bは、ローターシャフト14と一体となって回転させる
ようにすればよい。さらに、研磨具15を半導体ウエハ
22に、低回転で押し付ける場合には、回転モーター部
13のローター13bをローターシャフト14と一体的
に回転される状態で、プレス用モーター部12のロータ
ー12bを強制的に回転させればよい。
【0018】なお、上記実施の形態では、ローターシャ
フトの下端部に研磨具15を取り付けて、半導体ウエハ
22の研磨装置として本発明の回転モーター10を使用
する構成であったが、このような研磨装置として使用す
る構成に限らず、他の装置としても本発明の回転モータ
ーは使用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の回転モーターは、このように、
ステーターケーシング内に配置された一対のモーター部
によって、ローターシャフトを上下方向にスライドさせ
つつ回転させることができるために、コンパクトな構成
になっており、しかも、一方のモーター部におけるロー
ターを回転させることによってローターシャフトを上下
方向にスライドさせることができるために、ローターシ
ャフトの上下方向位置を、迅速に設定することができ
る。また、モーターの出力トルクを一定に制御すること
により、ローターシャフトを一定のプレス圧力に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転モーターによって構成された半導
体ウエハの研磨装置の実施の形態の一例を示す縦断面図
である。
【図2】従来の半導体ウエハの研磨装置の一例を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
10 回転モーター 11 ステーターケーシング 11a ストッパー 12 プレス用モーター部 12a ステーター 12b ローター 12c ボールネジナット 13 回転用モーター部 13a ステーター 13b ローター 14 ローターシャフト 14a ボールネジ部 15 研磨具 22 半導体ウエハ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステーターケーシングの軸心部を挿通す
    る1本のローターシャフトに、軸方向に沿って設けられ
    た一対のローターと、各ローターをそれぞれ回転させる
    ようにステーターケーシング内に取り付けられた一対の
    ステーターとによって、一対のモーター部がそれぞれ構
    成されており、前記ローターシャフトが一方のモーター
    部のローターに対してスライド可能に取り付けられると
    ともに、他方のモーター部のローターの回転によって軸
    方向に移動されるようになっていることを特徴とする回
    転モーター。
JP29741197A 1997-10-29 1997-10-29 回転モーター Pending JPH11129137A (ja)

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JP29741197A JPH11129137A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 回転モーター

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JP29741197A JPH11129137A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 回転モーター

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JPH11129137A true JPH11129137A (ja) 1999-05-18

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ID=17846165

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JP29741197A Pending JPH11129137A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 回転モーター

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2472448A (en) * 2009-08-07 2011-02-09 Univ Sheffield Compact Machine Tool with Secure Mount to Workpiece

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2472448A (en) * 2009-08-07 2011-02-09 Univ Sheffield Compact Machine Tool with Secure Mount to Workpiece
US8267188B2 (en) 2009-08-07 2012-09-18 The University Of Sheffield Remote confined-space machining, and positioning and securing arrangement

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Effective date: 20041102

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Effective date: 20050308