JPH11128844A - 粉・粒状物の篩分け方法及び装置 - Google Patents
粉・粒状物の篩分け方法及び装置Info
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- JPH11128844A JPH11128844A JP29228797A JP29228797A JPH11128844A JP H11128844 A JPH11128844 A JP H11128844A JP 29228797 A JP29228797 A JP 29228797A JP 29228797 A JP29228797 A JP 29228797A JP H11128844 A JPH11128844 A JP H11128844A
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Abstract
た粉・粒状物が滞留することを抑制あるいは防止し、ま
た、タッピングボール受け上の粉・粒状物の破損を防止
することができる粉・粒状物の篩分け方法及び装置を提
供する。 【解決の手段】スクリーンをタッピングボール受け上の
タッピングボールで下よりたたきながら、粉・粒状物を
該スクリーンの目開きの間を通過させて篩分ける方法に
おいて、スクリーンを通過した粉・粒状物と該タッピン
グボールとを接触しにくくすることを特徴とする篩分け
方法及び装置を用いる。
Description
粉・粒状物を粒度により選別するための篩分け方法及び
装置に関する。
篩分け装置としては、粉・粒状物をスクリーン上で主に
垂直方向に運動させ篩分ける形式のトップマウントやユ
ニバーサルなどのアンバランスウェイト駆動式、ビンダ
ーなどの共振式、スエコなどの円型振動式、振動モータ
ー式、電磁式などの振動篩や粉・粒状物をスクリーン上
で主に水平方向に運動させ篩分ける形式のスクエアやジ
ャイロなどの水平円運動式、ローテックスなどの水平円
−直線運動式、アルガイヤなどの三次元円運動式などの
面内運動篩などいろいろな形式の篩分け装置が幅広く使
用されている。
易さなどから、小量ないし中量規模の篩分けを行う分野
や業種で多用されている。図1に円型振動篩の装置全体
図と図2にスクリーン取付け部の詳細図を示す。円型振
動篩は、竪型振動モーター10を取り付けたベースフレ
ーム18の上に、網下品を排出する下枠16とスクリー
ン5を張り付けた上枠15を1〜3段積み重ね、締め付
けバンド14でそれぞれ固定し、モーター10を回転さ
せることで、モーター10の両軸の上下にセットされた
アンバランスウェイト9、11が回転し、上部ウェイト
9の回転がスクリーン5に水平運動を発生させ、スクリ
ーン5の中央部にホッパー1から供給された粉・粒状物
を回転方向に移動させ、下部ウェイト11の回転がスク
リーン5に垂直運動を発生させ、粉・粒状物を外周回転
方向に移動させる役目をし、これらの振動が合成され、
スクリーン5に特殊な三次元運動を起こさせ、粉・粒状
物を篩分ける装置で、竪型振動モーター10の代わりに
汎用モーターと連結した振動体を取り付けた形式のもの
やモーターを正転−逆転させながら篩分けるリバース形
式のものもある。
分け装置においては、篩分け中に粉・粒状物がスクリー
ン5への四点接触や複数はまり込みなどによる目詰まり
を起こすと粉・粒状物のスクリーン5の通過確率が悪く
なり、スクリーン5上で粉・粒状物が滞留したり凝集す
るため篩分け精度が悪くなるという問題があった。
球状あるいは角状のゴム質のタッピングボ−ル4が装入
された開孔部のあるパンチング鋼などからなるタッピン
グボール受け6を装着し、装置の動きにつれタッピング
ボール受け6上でタッピングボール4が弾むことでスク
リーン5を下からたたき、粉・粒状物の滞留やスクリー
ン5の目詰まりを防ぎながら篩分けを行っていた。
粉・粒状物の強度が造粒物のように弱い場合にタッピン
グボール受け6上にスクリーン5を通過した粉・粒状物
が滞留すると、目詰まり防止用のタッピングボール4に
よりたたかれ、粉・粒状物が割れたりタッピングボール
受け6の上に層状に付着することがある。このような現
象が起こると下枠16の排出口17から、篩分けられた
粉・粒状物と一緒に破損した粉・粒状物や層状に付着し
た粉・粒状物が剥離した異形物が排出されることにな
り、篩分け精度が低下するという問題が生じていた。
に鑑みなされたものであり、その目的は、タッピングボ
ール受け上にスクリーンを通過した粉・粒状物が滞留す
ることを抑制あるいは防止し、また、タッピングボール
受け上の粉・粒状物の破損を防止することができる粉・
粒状物の篩分け方法及び装置を提供することにある。
リーンを下よりたたきながら粉・粒状物をスクリーンの
目開きの間を通過させて篩分ける方法において、タッピ
ングボールがのるタッピングボール受けの上部を凹凸形
状とすることでスクリーンを通過した粉・粒状物がタッ
ピングボール受けに滞留し難くなること、さらに、スク
リーンの目詰まり防止のためにタッピングボールがスク
リーンを下からたたいても、タッピングボール受けの底
部上の粉・粒状物がタッピングボールと接触しにくくな
るため破損しにくくなることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
及び装置が充足すべき要件について、図1、図2、図3
及び図4を参照しつつ、詳細に説明する。
となる粉・粒状物は、本発明の目的を達成できるもので
あれば、その材質、形態、製法、形状、大きさなど特に
限定されるものではないが、篩分けの際に主に物理的な
力を受けて破損しやすいような造粒された粉・粒状物に
対しはその破損を抑制することができるため好ましく用
いられる。ここで、セラミックスの造粒方法としては、
球状あるいは球状に近いものであれば、液中造粒法、撹
拌造粒法、転動造粒法、あるいは噴霧造粒法などが一般
的であり、例えば、噴霧造粒法の場合は、調整したスラ
リーを回転ディスク方式などのスプレードライヤーを用
いて顆粒状に造粒し、スプレードライヤーの下部に取付
けられた篩分け装置を用いて、得られた顆粒物を任意の
粒度に篩分けることができる。
すことで篩上の粉・粒状物を運動させ、篩のスクリーン
5を粉・粒状物が通過して篩分けできることとなるが、
その際に用いられる装置としては、少なくともスクリー
ン5が運動するものであればよく、すなわち篩全体に運
動性を与えるものであってもスクリーン5に対して運動
性を与えるものであってもいずれでもよい。また、運動
の実際の形態としても、振動を与える方式、スクリーン
部を偏心運動させる方式、スクリーン部に傾斜を与えて
粉・粒状物を動かす方式、さらにこれらの方式を複合し
た運動方式のいずれも採用することができるが、スクリ
ーン5の粉・粒状物により目詰まりを起こすのを防ぐた
めのタッピングボールが装入されたタッピングボール受
けを備えられていることが必須である。
ば、例えば、スクリーン5を電磁振動体や振動モーター
などの振動体により共振させ、篩上で粉・粒状物を主に
垂直運動させる円型振動式などの振動篩、篩を偏心運動
させて篩上で粉・粒状物を主に水平円運動させる面内運
動式のジャイロ篩、この面内運動式のスクリーン5に傾
斜角度を持たせ、直線運動を加えたローテックス篩など
を挙げることができる。
上枠(篩枠)15への固定方法については特に限定され
るものではなく、外リング式やカセット式、あるいは図
2に示す内リング式などいずれでもよいが、網などの篩
目を取り付け際にスクリーン5の目開きが変形しやすく
なりそのために分級精度が悪くなる場合や、上枠と網の
隙間へ入った微小な粉・粒状物の除去が容易ではない場
合には、カセット式が好ましい。
分け装置においては、粉・粒状物がスクリーン5で四点
接触や複数はまり込みなどによる目詰まりを起こすと粉
・粒状物のスクリーン5の通過確率が悪くなり、スクリ
ーン5上で粉・粒状物が滞留したり凝集するため、篩分
け精度が悪くなる。そこで、この目詰まり防止のため、
スクリーン5の下部に、タッピングボ−ル4が装入され
ている。タッピングボ−ル4の大きさや装入個数として
は、スクリーン5の面積により異なり一定しないが、通
常、角状のタッピングボールを使用する場合には50〜
60mm(長さ)×35〜40mm(幅)×20〜25
mm(厚み)程度の大きさのものが8〜80個用いら
れ、球状の場合には20〜35mmφ程度の大きさのも
のが24〜360個用いられる。タッピングボ−ル4の
材質及び形状としては、スクリーンとその補強網からな
る二重張りの網を下からたたいて目詰まりを防止できる
ものであれば特に限定されるものではないが、材質とし
て天然ゴムやシリコンゴムなどゴム質のものが、形状と
して球状及び/又は角状のものが好ましく用いられ、さ
らに造粒物のような壊れやすいものを篩分ける場合には
球状のものが好ましく用いられる。
ッピングボール受け6は、スクリーンを下からたたいて
目詰まりを防止できるように、タッピングボール4とス
クリーン5の隙間の高さを例えば5mm程度に調整し、
開孔率20〜60%程度のパンチング鋼(抜打金網)を
使用し、装置の動きにつれタッピングボール受け6上で
タッピングボール4が弾むことでスクリーン5を下から
たたき、粉・粒状物の滞留やスクリーン5の目詰まりを
防ぎながら篩分けを行えばよい。ここで、タッピングボ
ール4がスクリーン5を下からたたく際の強さとして
は、篩分け処理中に篩に与える運動性の強さ、スクリー
ン5とその補強網との間の隙間、タッピングボール4の
形状やその材質などにより異なるが、スクリーン5の目
詰まりを防げる程度であればよい。
特に限定する必要はない。一般には、図1のようにホッ
パー1を用いて行うことが多く、ダンパー3を任意の角
度に開け、装置へ連続的あるいはバッチ的に供給する
が、供給を精度よく実施するには、ホッパー1とダンパ
ー3の間に供給装置を設けるとよい。供給する粉・粒状
物が造粒物の場合は、強度が弱く供給操作により粉・粒
状物が壊れないように、供給速度、供給量などを考慮し
て実施することが望ましい。
ール受け6としても、開孔率が20〜60%のパンチン
グ鋼(抜打金網)が使用されることが多いが、図3に示
されるタッピングボール受け6の上に凹凸形状を設けた
ものであることが必須であり、さらにこの凹凸形状の大
きさとして、タッピングボール4の大きさより小さい幅
であることが好ましい。すなわち、タッピングボール4
の形状が球状であれば、その直径より小さくタッピング
ボール4の外周部が直接タッピングボール受け6の凹部
に接触しないように、凸部の高さ調整をした構造である
ことが好ましい。さらに凸部の高さ(図3、図4におけ
るH)としては特に制限はないが、1〜10mmの範囲
にあることが好ましく、特に2〜5mmが好ましくい。
また、凸部の形状についても粉・粒状物が滞留しにくい
形状であれば特に制限はないが、その断面において、円
形状あるいは、上部が半円状のものが好ましく用いられ
る。既設のパンチング鋼で作られたタッピングボール受
け6を加工するのであれば、図4に示すように、タッピ
ングボール受け6上に1〜10mmφのパイプか棒を所
定のピッチ(図3、図4におけるP)で、直線状又はリ
ング状に溶接することが、施工費用が安く好ましい。タ
ッピングボール4の断面形状が角状の場合も同様で、タ
ッピングボールの最小長さより小さい幅の凹凸形状を設
けたものが好ましく用いられ、例えば断面形状において
その上部が丸みを帯びた三角状のものが挙げられる。こ
の凹凸形状については、タッピングボール受け6に凹凸
形状を直接つけることもできる。
ングボール4が篩分け中に一部の範囲に集まるのを避け
るため、分割されていてもよく、これにより目詰まりを
起こしやすい部分にはタッピングボール4を入れる個数
を増減させて目詰まりを極力減らすことができる。
ングボール受け6に設けることで、スクリーン5を通過
した粉・粒状物が、タッピングボール受け6上で滞留し
にくくなる。また、タッピングボール受け6上におい
て、その底部、すなわち凹部にスクリーンを通過した粉
・粒状物があってもタッピングボール4はタッピングボ
ール受け6の凸部によりタッピングボール受け6の底部
まで達するのをさえぎられるため粉・粒状物と接触する
ことがほとんどなく、従って粉・粒状物がタッピングボ
ール4によりたたかれ割れたり、さらに破損した粉・粒
状物がタッピングボール受け6上で層状に付着すること
もなく篩分けることができる。
ール受け6とスクリーン5との空間を自由に動けるよう
にして目詰まりを防止するために、タッピングボール4
の上部とスクリーン5との距離を隙間調整座金22によ
り一定の距離に保つとよい。
説明するが、本発明はこれらの例によりなんら限定され
るものでない。
粒状、粒度分布は、<45μm未満:22%、45〜5
3μm:8%、53〜90μm:51%、90〜125
μm:19%(以上、重量基準))を用いて、円型振動
篩(興和工業所(株)製:KFCR−500)の篩枠の
上段に、短長比率1:3の矩形状SUS金網(目開き:
77×231μm)下段に短長比率1:1.5の矩形状
SUS金網(目開き:44×67μm)をスクリーンと
してセットした。さらに、各段のスクリーンの下にタッ
ピングボール受けとして、孔の直径11.5mmφ、ピ
ッチ14mm、60°千鳥型で打ち抜いたパンチング鋼
(開孔率61.5%)の上に、直径3mmφのSUS棒
をピッチ10mmの間隔で全面に溶接したものを設け、
各段ごとに24個ずつ、直径32mmφのシリコンゴム
製ボールをタッピングボールとして装入した。次に、供
給量0.5kg/回、分級30秒、排出60秒の条件
で、4回篩分けを繰り返した。篩分け後、上下段のスク
リーンの目詰まりは、ほとんどなかった。
00g、下段篩上が1010g、上段篩上が390gと
なり、各段の回収品200個を光学顕微鏡より観察し、
その画像を画像解析処理装置((株)ニレコ製:ルーゼ
ックスFS)に取り込んで画像処理し、1個の粒子の最
小径と最大径との比(最小径/最大径)が0.8以下の
ものを異形物と判断することで、破損品などの異形物混
入率を確認した。その結果、篩下品:0.5〜1%(割
れ数:1〜2個、異形物:0個)、下段篩上品:<0.
5%(割れ数:0〜1個、異形物:0個)、上段篩上
品:0%(割れ数:0個、異形物:0個)となった。
φ、ピッチ14mm、60°千鳥型で打ち抜いたパンチ
ング鋼(開孔率61.5%)を使用する以外は、全て実
施例1と同じ粉末、設備、条件で4回篩分けを繰り返し
た。
00g、下段篩上が1010g、上段篩上が390gと
なり、各段の回収品200個を光学顕微鏡より観察し、
その画像を画像解析処理装置((株)ニレコ製:ルーゼ
ックスFS)に取り込み、破損品などの異形物混入率を
確認した。その結果、篩下品:5〜8%(割れ数:6〜
10個、異形物:4〜6個)、下段篩上品:5〜7%
(割れ数:6〜8個、異形物:4〜6個)、上段篩上
品:0%(割れ数:0個、異形物:0個)となり、篩下
品及び下段篩上品中に、供給物がタッピングボール受け
上で潰され、層状に付着し剥離したと思われるスクリー
ンの目開きより大きい異形物が存在した。
しながら、pH調整液として1容量%のアンモニア水を
添加して、pHを10に調整した。次に、実施例1の分
級操作と同じ条件で得られた下段の篩上のジルコニア粉
末(粒度分布:53〜90μm)を分散濃度が55重量
%になるように核として投入した。該分散スラリーのp
Hを保ちながら、別に前述のジルコニア粉末TZ−3Y
をスラリー濃度50重量%に調整し、核重量に対して固
形分で3倍重量のスラリーを定量ポンプを用いて連続的
に添加し、核表面に着肉成長し、球状造粒体(粒度分
布:63〜125μm)を得た。得られた球状造粒体を
乾燥させ、粗粒をカットした後、再び、分散濃度が55
重量%になるように核として投入し、前述のスラリーを
用いて、核重量に対して固形分で3倍重量になるように
核表面に着肉成長し、球状造粒体(粒度分布:106〜
180μm)を得た。更に、得られた球状造粒体を核と
して、この操作を2回繰り返し、球状造粒体(粒度分布
は、<200μm:1%、200〜250μm:8%、
250〜300μm:20%、300〜355μm:6
5%、>355μm:6%(以上、重量基準))を得
た。得られた造粒体を円形振動篩((株)ダルトン製、
型式:403)の篩枠の上段に、短長比率1:3の矩形
状SUS金網(目開き:300×900μm)下段に短
長比率1:3の矩形状SUS金網(目開き:250×7
50μm)をスクリーンとしてセットした。さらに、各
段のスクリーンの下にタッピングボール受けとして、孔
の直径8mmφ、ピッチ10mm、60°千鳥型で打ち
抜いたパンチング鋼(開孔率58.2%)の上に、直径
2mmφのSUS棒をピッチ8mmの間隔でパンチング
鋼の全面に溶接したものを設け、各段ごとに30個ず
つ、直径20mmφのシリコンゴム製ボールをタッピン
グボールとして装入した。次に、供給量1.0kg/時
間の条件で5時間連続分級した。上下段の篩目の目詰ま
りは、ほとんど確認されなかった。
480g、下段篩上が3220g、上段篩上が300g
となっり、各段の回収品200個を光学顕微鏡より観察
し、その画像を画像解析処理装置((株)ニレコ製:ル
ーゼックスFS)に取り込み、破損品などの異形物混入
率を確認した。その結果、篩下品:0.5〜1%(割れ
数:1〜2個、異形物:0個)、下段篩上品:<0.5
%(割れ数:0〜1個、異形物:0個)、上段篩上品:
0%(割れ数:0個、異形物:0個)となった。
チ10mm、60°千鳥型で打ち抜いたパンチング鋼
(開孔率58.2%)を使用する以外は、全て実施例2
と同じ粉末、設備、条件で5時間連続分級を行った。
460g、下段篩上が3230g、上段篩上が310g
となり、各段の回収品200個を光学顕微鏡より観察
し、その画像を画像解析処理装置((株)ニレコ製:ル
ーゼックスFS)に取り込み、破損品などの異形物混入
率を確認した。その結果、篩下6〜12%(割れ数:1
0〜20個、異形物:2〜4個)、下段篩上5〜9%
(割れ数:8〜14個、異形物:2〜4個)、上段篩上
0%(割れ数:0個、異形物:0個)となり、篩下品及
び下段篩上品中に、供給物がタッピングボール受け上で
潰され、層状に付着し剥離したと思われるスクリーンの
目開きより大きい異形物が存在した。
る。
ル受けの側面図である。
の上面図である。
固定された篩枠とその篩枠下部にスクリーンの目詰まり
防止用としてタッピングボールが装入されたタッピング
ボール受けを備えた篩分け装置に、ホッパーより粉・粒
状物が供給されると、タッピングボールで該スクリーン
を下からたたきながらスクリーンの目開きを介して篩分
けられるが、本発明によれば、タッピングボールの大き
さより小さい孔の開いたパンチング鋼などからなるタッ
ピングボール受けに凹凸形状を設け、特にタッピングボ
ールの大きさより小さい幅の凹凸形状を設けることで、
スクリーンを通過した粉・粒状物がタッピングボール受
け上で滞留しにくく、また、タッピングボール受け上で
粉・粒状物がタッピングボールによりたたかれ割れるこ
とがなく、破損した粉・粒状物が層状に付着することも
ないため、粉・粒状物の分級精度が高められ、また異形
物の混入も極めて少ないという利点を有している。
Claims (5)
- 【請求項1】スクリーンをタッピングボール受け上のタ
ッピングボールで下方よりたたきながら、粉・粒状物を
該スクリーンの目開きの間を通過させて篩分ける方法に
おいて、スクリーンを通過した粉・粒状物と該タッピン
グボールとを接触しにくくすることを特徴とする篩分け
方法。 - 【請求項2】粉・粒状物がセラミックスであることを特
徴とする請求項1に記載の篩分け方法。 - 【請求項3】粉・粒状物を通過させるための目開きを有
するスクリーン、該スクリーンを下方よりたたくタッピ
ングボール及び該タッピングボールを保持するタッピン
グボール受けを備える篩分け装置において、該タッピン
グボール受けの上面に凹凸形状を設けたことを特徴とす
る篩分け装置。 - 【請求項4】タッピングボール受けの上面にタッピング
ボールの大きさより小さい幅の凹凸形状を設けたことを
特徴とする請求項3に記載の篩分け装置。 - 【請求項5】粉・粒状物がセラミックスであることを特
徴とする請求項3又は請求項4に記載の篩分け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29228797A JPH11128844A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 粉・粒状物の篩分け方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29228797A JPH11128844A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 粉・粒状物の篩分け方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11128844A true JPH11128844A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17779810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29228797A Pending JPH11128844A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 粉・粒状物の篩分け方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11128844A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-10-24 JP JP29228797A patent/JPH11128844A/ja active Pending
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