JPH09234425A - 振動篩機の篩網の目詰まり防止装置 - Google Patents

振動篩機の篩網の目詰まり防止装置

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JPH09234425A
JPH09234425A JP7088896A JP7088896A JPH09234425A JP H09234425 A JPH09234425 A JP H09234425A JP 7088896 A JP7088896 A JP 7088896A JP 7088896 A JP7088896 A JP 7088896A JP H09234425 A JPH09234425 A JP H09234425A
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JP
Japan
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screen
wire rope
powder particles
vibrating
elastic bodies
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Withdrawn
Application number
JP7088896A
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English (en)
Inventor
Kenichi Koshiro
健一 小代
Tetsuo Noguchi
哲男 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH09234425A publication Critical patent/JPH09234425A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 篩網に悪影響を与えることなく、簡単な設備
で効率的に目詰まりを防止する。 【解決手段】 上下運動をしつつ旋回運動して粉粒体を
篩分ける振動篩機において、該振動篩機の篩網の中心ま
たはその近傍を挟む左右2点の位置に1本のワイヤーロ
ープを弛みを就けて設け、該ワイヤーロープに複数の耐
磨耗性の弾性体を移動可能に設けた振動篩機の篩網の目
詰まり防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の鉱石、土
砂、硫安等の粉粒体を篩分ける振動篩機の篩網の目詰ま
り防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉱石、土砂、硫安等の粉粒体を効率的に
篩分けるため一般的に上下運動をしつつ旋回運動する篩
網を有する振動篩機を使用している。しかし、この篩網
の篩目に篩分を行っている粉粒体が詰まる、いわゆる目
詰まりが発生すると篩効率が低下するばかりでなく、製
品粒度の悪化を引き起すことから、目詰まりした粉粒体
を篩網の網目から除去しなければならない。
【0003】この除去作業には多大な労力と時間を要す
るため、この篩網の目詰まりを防止する技術が従来より
種々提案されている。例えば、実公昭56−4454号
公報および実公昭58−4614号公報がある。これ
は、多数の弾性体を固着したワイヤーロープを篩網上の
粉粒体流れ方向に平行に複数本張設し、篩網の上下方向
の振動に伴って前記各ワイヤーロープを上下方向に揺ら
して、ワイヤーロープに設けた弾性体で篩網の上面を打
撃して、篩網の目詰まりを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記実公昭5
6−4454号公報、実公昭58−4614号公報で提
案の技術は、ワイヤーロープに弛みが少なく、さらに、
弾性体がワイヤーロープに固着されているため、該弾性
体の移動範囲が小さく、該弾性体が篩網上面の同一箇所
を飛び跳ねて打撃することから篩網の破れ、網目の変形
等の発生原因となると共に、篩網の寿命が短くなり、頻
繁に篩網の取替えを行う必要があり、設備コスト、整備
コストが高価になる問題があった。本発明は篩網に悪影
響を与えることなく、簡単な設備で効率的に目詰まりを
防止することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、その手段は、上下運
動をしつつ旋回運動して粉粒体を篩分ける振動篩機にお
いて、該振動篩機の篩網の中心またはその近傍を挟む左
右2点の位置に1本のワイヤーロープを弛みを就けて設
け、該ワイヤーロープに複数の耐磨耗性の弾性体を移動
可能に設けた振動篩機の篩網の目詰まり防止装置であ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、篩網の中心またはその
近傍を挟む左右2点間の位置にワイヤーロープを弛みを
就けて張設し、該ワイヤーロープに耐磨耗性弾性体を貫
通して移動可能に設けたので、該篩網の上下、旋回振動
に伴って耐磨耗性弾性体は飛び跳ねながら移動しようと
する作用力が働く、この作用力により弛みをもたせて張
設したワイヤーロープが篩網上を屈曲変形しながら篩網
上面を移動する。さらに、耐磨耗性弾性体も該ワイヤー
ロープを伝って移動する事から、該耐磨耗性弾性体は該
篩網上面の同一箇所ではなく、ワイヤーロープの移動範
囲内で飛び跳ねながら篩網全面を周期的に移動するた
め、篩網に損傷を与えることなく、網目に詰まった粉粒
体を除去することが可能となり、篩網の寿命が長くな
る。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図1〜3を参照しつ
つ説明する。図中、1は直径5mm、長さ1800mm
のステンレス性の屈曲自在なワイヤーロープであり、篩
網6(網目としては一部のみ示した)の中心点Oの左右
対象位置に弛みを持たせて張設している。2は外径45
mm、内径23mm、長さ100mmの耐磨耗性、高弾
性を有する硬質ゴム性の弾性体であり、ワイヤーロープ
1に貫通して該ワイヤーロープ1に沿って移動可能に設
けている。そして、このワイヤーロープ1に設ける弾性
体2の数は篩網6の大きさにもよるが5〜10個程度が
好ましい。これは、弾性体2の数が5個以下になると目
詰まり防止効果が減少し、10個以上になるとワイヤー
ロープ1を伝っての移動が円滑でなくなり、これも目詰
まり防止効果が減少する。
【0008】3はワイヤーロープ1の両端を直径800
mmの篩網6の側縁に設けた篩網取付枠4に固定する固
定具である。5は円形振動篩装置であり、内部中間部に
は円形で、上下および旋回運動(振動)をしている篩網
6、上部には被篩分対象物であり粉粒体を供給する供給
シュート7、該篩網6上面レベルに篩上粉粒体を排出す
る篩上粉粒体排出シュート9、該篩網6の下方には篩下
粉粒体を排出する篩下粉粒体排出シュート8を有してい
る。
【0009】次に動作について説明する。円形振動篩装
置5の篩網6を振動している状態で、供給シュート7か
ら所定量の粉粒体を篩網6上に供給し、篩下粉粒体を篩
下粉粒体排出シュート8から排出させ、篩上粉粒体を篩
上粉粒体排出シュート9から排出させる。この際、ワイ
ヤーロープ1と弾性体2からなる目詰防具は篩網6の振
動に伴って弾性体2は図1のワイヤーロープ1の右側へ
移動する。これにより該ワイヤーロープ1は(イ)
(ロ)に示すように変動しつつ移動する。さらに、弾性
体2は篩上粉粒体排出シュート9と反対側を起点として
左側へ移動し、ワイヤーロープ1も図1の(ハ)(ニ)
に示すように変動しつつ移動して、さらに、(イ)の状
態になる。これを繰り返しながら篩網6の目詰まりを防
止する。
【0010】
【発明の効果】本発明においては、篩網上を弾性体が周
期的に旋回しながら飛び跳ねて篩網を打撃するので篩網
を損傷することなく、粉粒体による目詰まりを防止する
ことが可能となり、長期に安定して稼動することがで
き、しかも、設備コスト、整備コストを低減することが
可能となり、この分野に於ける効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の1例を示す篩網の平面図
【図2】本実施例の1例を示す目詰防具の斜視図
【図3】本実施例の1例を示す円形振動篩装置の側面図
【符号の説明】
1 ワイヤーロープ 2 弾性体 3 ワイヤーロープ固定具 4 篩網収付枠 5 円形振動篩装置 6 篩網 7 供給シュート 8 篩下粉粒体排出シュート 9 篩上粉粒体排出シュート O 篩網中心点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下運動をしつつ旋回運動して粉粒体を
    篩分ける振動篩機において、該振動篩機の篩網の中心ま
    たはその近傍を挟む左右2点の位置に1本のワイヤーロ
    ープを弛みを就けて設け、該ワイヤーロープに複数の耐
    磨耗性の弾性体を移動可能に設けたことを特徴とする振
    動篩機の篩網の目詰まり防止装置。
JP7088896A 1996-03-04 1996-03-04 振動篩機の篩網の目詰まり防止装置 Withdrawn JPH09234425A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003211446A (ja) * 2002-01-17 2003-07-29 Mitsubishi Rayon Co Ltd アクリル樹脂フィルムの製造方法
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CN114455682A (zh) * 2022-02-11 2022-05-10 江苏信泰化工装备有限公司 一种化工污水处理设备

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Effective date: 20030506