JPH11128800A - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

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JPH11128800A
JPH11128800A JP29375797A JP29375797A JPH11128800A JP H11128800 A JPH11128800 A JP H11128800A JP 29375797 A JP29375797 A JP 29375797A JP 29375797 A JP29375797 A JP 29375797A JP H11128800 A JPH11128800 A JP H11128800A
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JP
Japan
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adhesive
unit
bed
curing
attached
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Application number
JP29375797A
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English (en)
Inventor
Hisao Nakakita
尚夫 中北
Yoshitaka Kaneda
喜隆 金田
Kazuo Kotani
一雄 小谷
Akira Inoue
明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/303Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
    • H05K3/305Affixing by adhesive

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク96の所定箇所Aに接着剤93aを正
確に塗布し、同一光量の紫外線を照射して接着剤93a
を確実に硬化させ、接着剤93aの硬化程度を正確に確
認することがいずれも難しく、品質の向上を図ることが
困難であった。また作業者がワーク96の運搬や、装置
の位置決め調整を行っており、作業時間の短縮やコスト
削減を図ることが困難であった。 【解決手段】 ベッド11のY軸方向にワーク96を取
り付けたテーブル12が駆動され、テーブル12の上方
にX軸方向へ駆動されるベース14が配設され、ベース
14に塗布手段16の接着剤吐出部17と、紫外線照射
手段19の照射部20と、硬化検出手段22とが取り付
けられる一方、ベッド11上に照度測定手段23が取り
付けられている接着剤塗布装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接着剤塗布装置に関
し、より詳細には例えばオーデイオ製品等に組み込まれ
る小形部品どうしを接着する際に使用する接着剤塗布装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のこの種接着剤塗布装置に
おける塗布手段を概略的に示した正面図であり、図中9
1aはシリンジを示している。略注射器形状のシリンジ
91a内には紫外線硬化タイプの接着剤93が充填さ
れ、接着剤93の上方にはパッド91bがシリンジ91
a内摺動可能に配設されている。またシリンジ91a下
端部には中空針91cが取り付けられる一方、シリンジ
91a上端部にはキャップ91dが取り付けられてい
る。これらシリンジ91a、パッド91b、中空針91
c等を含んで接着剤吐出具91が構成されている。キャ
ップ91dにはエアー94が通るホース92の一端部が
接続され、ホース92の他端部は塗布制御部(図示せ
ず)に接続されており、この塗布制御部においてエアー
94の圧力、供給時間等が制御されるようになってい
る。これら接着剤吐出具91、塗布制御部等を含んで塗
布手段90が構成されている。
【0003】このように構成された塗布手段90を用い
る場合、まず治具ベース95aと位置決めブロック95
bとからなる治具95を用意し、この治具95にワーク
96a、96bをそれぞれ取り付ける。次に接着剤吐出
具91の中空針91c先端部をワーク96a、96bの
所定箇所A近傍に位置決め移動する。次に塗布制御部を
作動させて所定圧力のエアー94をシリンジ91a内に
所定時間供給すると、パッド91bが下方に押され、所
定量(例えば0.2 〜0.4mg )の接着剤93aが中空針9
4下端部から押し出されて所定箇所Aに付着する。次に
治具95と共にワーク96a、96bを紫外線照射手段
の照射部(共に図示せず)下方に運搬して位置決めした
後、付着した接着剤93aに紫外線を所定時間照射して
塗布部Aを硬化させる。次に先端部が尖った略針形状の
測定治具(図示せず)を塗布部Aの表面に当接させた
り、または目視観察を行い、塗布部Aの硬化程度を確認
する。そしてこの硬化が不十分の場合はさらに紫外線を
照射する一方、硬化が終了している場合は治具95から
ワーク96a、96bを取り外す。するとワーク96a
とワーク96bとが接着剤93aを介して結合され、一
体的なワーク96を形成し得ることとなる。また定期的
に照度測定手段(図示せず)を照射部の下方に設置して
紫外線照射手段の照度を測定し、照度が所定値以下とな
った場合には紫外線ランプ(図示せず)を新しいものと
交換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した接着剤塗布装
置においては、作業者が接着剤吐出具91を位置決め調
整しており、接着剤93aを所定箇所Aに正確に塗布す
ることが難しい。また作業者が前記照射部を位置決め調
整しており、この照射部とワーク96a、96bとの距
離をその都度所定長さに設定することが難しく、硬化に
ばらつきが生じ易い。また作業者の勘に基づいて接着剤
93aが硬化したか否かを判定しており、接着剤93a
の硬化程度を常時一定に維持することが難しい。また作
業者が照射部に接近し易く、紫外線を浴びるおそれがあ
る。このため品質、安全及び作業効率の一層の向上を図
ることが困難であるという課題があった。また作業者が
ワーク96a、96b、治具95を塗布手段90や紫外
線照射手段に運搬したり、あるいは照射部の下方に照度
測定手段を定期的に運搬・設置しており、作業者の労力
を多く必要とし、作業時間の短縮が難しい。また装置が
分散しており、比較的広い作業スペースを必要とすると
いう課題があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、ワークの所定箇所に接着剤を正確に塗布し、その都
度同一光量の紫外線を照射して接着剤を確実に硬化さ
せ、接着剤の硬化程度を正確に測定して接着工程の品質
を維持・向上させることができると共に、装置全体がコ
ンパクト化され、ワークの運搬や装置の位置決め調整が
自動化され、作業者の安全性や作業面積当りの生産性を
高めると共に、労力や作業時間を削減することができ、
コストの削減を図ることができる接着剤塗布装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る接着剤塗布装置は、ベッド
と、ワークに接着剤を塗布する塗布手段と、塗布した前
記接着剤に紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記紫
外線が照射された前記接着剤の硬化程度を検出する硬化
検出手段と、照射する前記紫外線の照度を測定する照度
測定手段とを備えた接着剤塗布装置において、前記ベッ
ドのY軸方向に前記ワークを取り付けたテーブルが駆動
され、該テーブルの上方に前記Y軸方向と略直交するX
軸方向へ駆動されるベースが配設され、該ベースに前記
塗布手段の接着剤吐出部と、前記紫外線照射手段の照射
部と、前記硬化検出手段とが取り付けられる一方、前記
ベッド上に前記照度測定手段が取り付けられていること
を特徴としている(1)。
【0007】上記した接着剤塗布装置(1)によれば、
前記ワークが取り付けられた前記テーブルがY軸方向に
駆動制御されると共に、前記ベースがX軸方向に駆動制
御され、かつ該ベースに前記接着剤吐出部、前記照射
部、前記硬化検出手段がそれぞれ上下方向駆動・制御可
能に取り付けられている。このため、予めプログラムを
設定しておけば該プログラムにしたがって前記接着剤吐
出部を前記ワークの所定箇所に正確に接近させることが
でき、前記接着剤吐出部より所定量の接着剤を吐出さ
せ、前記所定箇所に確実に塗布することができる。ま
た、前記照射部を所定位置まで駆動し、該照射部を介し
て塗布部に紫外線を確実に照射することができると共
に、前記硬化検出手段において前記塗布部の硬化程度を
容易に検出・確認することができ、この結果、接着工程
における品質を維持・向上させることができる。また前
記塗布手段、前記紫外線照射手段、前記硬化検出手段、
前記照度測定手段が前記ベッド上にコンパクトに配設さ
れると共に、前記ワークの運搬等が自動化されるので、
作業面積当りの生産性を高めると共に、労力や作業時間
を減少させることができ、この結果、コストの削減を図
ることができる。
【0008】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(1)において、前記ベースに昇降手段を介
し、前記接着剤吐出部と前記照射部と前記硬化検出手段
とが一体的に取り付けられていることを特徴としている
(2)。
【0009】上記した接着剤塗布装置(2)によれば、
前記昇降手段をステッピングモータとボールねじとを含
んで構成すれば、前記昇降手段の停止位置を自由に設定
することができるので、前記接着剤吐出部、前記照射
部、前記硬化検出手段と前記ワークとの距離が正確とな
り、接着工程における品質を一層向上させることができ
る。また前記昇降手段に前記接着剤吐出部、前記照射
部、前記硬化検出手段が一体的に取り付けられており、
これらの相互距離が比較的短く設定されるので、前記ベ
ースの移動時間を短縮することができると共に、前記ベ
ッド上のスペースが相対的に拡がってワーク取り替え等
の作業を容易にすることができる。
【0010】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(1)または(2)において、前記ベッド上
に略水平方向へ駆動する駆動手段を介し、前記照度測定
手段が取り付けられていることを特徴としている
(3)。
【0011】上記した接着剤塗布装置(3)によれば、
前記照度測定手段が前記駆動手段を介して前記照射部下
方に押し出されるので、前記紫外線照射手段の照度を確
実に測定することができる。また通常は前記照度測定手
段が前記ベッドの一側壁部側に格納されるので、前記ベ
ッド上面が広くなり、ワーク取り替え等の作業を容易に
行うことができ、作業時間の短縮や安全性の確保を図る
ことができる。
【0012】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(1)または(2)において、前記テーブル
上の所定箇所に、前記照度測定手段が着脱可能に取り付
けられていることを特徴としている(4)。
【0013】上記した接着剤塗布装置(4)によれば、
前記テーブル上の所定箇所に前記照度測定手段が簡単に
取り付けられると共に、該照度測定手段が前記テーブル
の駆動により前記照射部下方に簡単に移動させられるの
で、特別の駆動手段を設ける必要がなくなり、装置の製
造コストを削減することができる。
【0014】また本発明に係る接着剤塗布装置は、ベッ
ドと、ワークに接着剤を塗布する塗布手段と、塗布した
前記接着剤に紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記
紫外線が照射された前記接着剤の硬化程度を検出する硬
化検出手段と、照射する前記紫外線の照度を測定する照
度測定手段とを備えた接着剤塗布装置において、前記ベ
ッドのY軸方向に前記ワークを取り付けたテーブルが駆
動され、該テーブルの上方に前記Y軸方向と略直交する
X軸方向へ駆動されるベースが配設され、該ベースに前
記塗布手段の接着剤吐出部と前記硬化検出手段とが取り
付けられる一方、前記ベッドの上方に前記紫外線照射手
段の照射部が配設され、前記ベッドに略水平方向へ駆動
する駆動手段を介し、前記照度測定手段が取り付けられ
ていることを特徴としている(5)。
【0015】上記した接着剤塗布装置(5)によれば、
紫外線は前記照射部から拡がり放射されており、該照射
部の位置が接着剤塗布部の直上に設定されていなくて
も、比較的長時間照射すると前記接着剤塗布部を硬化さ
せることができる。また前記照射部がX軸方向、Y軸方
向に移動しないので、該照射部と前記紫外線照射手段の
本体部とを接続するケーブルに損傷が生じ難く、該ケー
ブルの使用期間が延び、ランニングコストを削減するこ
とができる。また前記照度測定手段が前記駆動手段を介
して前記照射部下方に引き出されるので、前記紫外線照
射手段の照度を確実に測定することができる。
【0016】また本発明に係る接着剤塗布装置は、ベッ
ドと、ワークに接着剤を塗布する塗布手段と、塗布した
前記接着剤に紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記
紫外線が照射された前記接着剤の硬化程度を検出する硬
化検出手段と、照射する前記紫外線の照度を測定する照
度測定手段とを備えた接着剤塗布装置において、前記ベ
ッド上の所定箇所に前記ワークと前記照度測定手段とが
取り付けられ、前記ワーク及び前記照度測定手段の上方
に前記ベッドのY軸方向と略直交するX軸方向へ駆動さ
れるベースが配設され、該ベースに前記塗布手段の接着
剤吐出部と、前記紫外線照射手段の照射部と、前記硬化
検出手段とが取り付けられていることを特徴としている
(6)。
【0017】上記した接着剤塗布装置(6)によれば、
前記ワークが量産品であり、かつ接着箇所が1箇所か、
あるいはX軸方向に並んでいる場合、前記ワークの所定
箇所に接着剤を塗布し、この塗布部に紫外線を照射して
硬化させ、該塗布部の硬化程度を確認することができ
る。またY軸方向に駆動されるテーブルが省略されるの
で、装置の製造コストを削減することができる。
【0018】また本発明に係る接着剤塗布装置は、ベッ
ドと、ワークに接着剤を塗布する塗布手段と、塗布した
前記接着剤に紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記
紫外線が照射された前記接着剤の硬化程度を検出する硬
化検出手段と、照射する前記紫外線の照度を測定する照
度測定手段とを備えた接着剤塗布装置において、前記ワ
ークを取り付けたテーブルが前記ベッドのY軸方向に駆
動され、前記ベッドの所定箇所にブラケットが取り付け
られ、該ブラケットに前記塗布手段の接着剤吐出部と、
前記紫外線照射手段の照射部と、前記硬化検出手段とが
それぞれ取り付けられると共に、前記ベッドに略水平方
向へ駆動する駆動手段を介して前記照度測定手段が取り
付けられていることを特徴としている(7)。
【0019】上記した接着剤塗布装置(7)によれば、
前記ワークが量産品であり、かつ接着箇所が1箇所か、
あるいはY軸上に並んでいる場合、前記ワークの所定箇
所に接着剤を塗布し、この塗布部に紫外線を照射して硬
化させ、該塗布部の硬化程度を確認することができる。
またX軸方向に駆動されるベースが省略されるので、装
置の製造コストを削減することができる。また前記照射
部が前記ブラケットを介して前記ベッドに固定されてい
るので、前記照射部と前記紫外線照射手段の照射制御部
とを接続するケーブルに損傷が生じ難く、該ケーブルの
使用期間が延び、ランニングコストを削減することがで
きる。
【0020】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(7)において、前記接着剤吐出部と、前記
照射部と、前記硬化検出手段とが前記ブラケットを介
し、前記Y軸方向に沿う態様で前記ベッド上に取り付け
られていることを特徴としている(8)。
【0021】上記した接着剤塗布装置(8)によれば、
前記ワークを手前側から奥側に、あるいは奥側から手前
側に向かって順次移動させてゆくことができる。
【0022】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(7)において、前記接着剤吐出部と、前記
硬化検出手段と、前記照射部とが前記ブラケットを介
し、前記ベッドにおける前記Y軸方向の一端部と、他端
部、及び前記Y軸と平行な一端部とに略コの字形状に取
り付けられていることを特徴としている(9)。
【0023】上記した接着剤塗布装置(9)によれば、
スペースの奥行きが短い場合においても、容易に装置を
設置することができる。
【0024】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(7)において、前記接着剤吐出部と、前記
照射部と、前記硬化検出手段とが前記ブラケットを介
し、前記ベッドにおける前記Y軸と平行な一端部と、前
記Y軸方向の一端部とに略L字形状に取り付けられてい
ることを特徴としている(10)。
【0025】上記した接着剤塗布装置(10)によれ
ば、前記ワークを手前側から奥側に、あるいは奥側から
手前側に向かって順次移動させることができると共に、
スペースの奥行きが比較的短い場合においても、容易に
装置を設置することができる。
【0026】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(7)〜(10)において、前記Y軸方向に
駆動される前記テーブル上に、前記Y軸方向と略直交す
るX軸方向へ駆動する駆動手段を介し、前記ワークが取
り付けられていることを特徴としている(11)。
【0027】上記した接着剤塗布装置(11)によれ
ば、前記ワークがX軸方向にも移動させられるので、該
ワーク上のいずれの箇所であっても接着剤を容易に塗布
することができる。
【0028】また本発明に係る接着剤塗布装置は、ベッ
ドと、ワークに接着剤を塗布する塗布手段と、塗布した
前記接着剤に紫外線を照射する紫外線紫外線照射手段
と、前記紫外線が照射された前記接着剤の硬化程度を検
出する硬化検出手段と、照射する前記紫外線の照度を測
定する照度測定手段とを備えた接着剤塗布装置におい
て、前記ベッド上の所定箇所に前記ワークと前記照度測
定手段とが取り付けられ、前記ベッドの周囲にブラケッ
トが取り付けられ、該ブラケットに前記ベッドの中心方
向へ駆動する駆動手段を介し、前記塗布手段の接着剤吐
出部と、前記紫外線照射手段の照射部と、前記硬化検出
手段とが取り付けられていることを特徴としている(1
2)。
【0029】上記した接着剤塗布装置(12)によれ
ば、前記ベッドに前記塗布手段、前記紫外線照射手段、
前記硬化検出手段、前記照度測定手段を一層コンパクト
に配置することができる。
【0030】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(1)〜(12)において、前記硬化検出手
段が、光電センサ部を含んで構成されていることを特徴
としている(13)。
【0031】上記した接着剤塗布装置(13)によれ
ば、前記接着剤が液体から固体に変化してゆくと反射率
が次第に低下し、この反射率の低下が前記光電センサ部
において検知されるので、塗布部の硬化程度を容易に確
認することができる。
【0032】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(1)〜(12)において、前記硬化検出手
段が、常時下方に付勢された検知棒と該検知棒が遮った
か否かを検出する検出部とを含んで構成されていること
を特徴としている(14)。
【0033】上記した接着剤塗布装置(14)によれ
ば、前記塗布部に前記検知棒の下端部が突き刺さる場
合、該検知棒の上端部が前記検出部を遮らないので、塗
布部の硬化程度が不十分であることが検出できる。一
方、前記塗布部に前記検知棒の下端部が突き刺さらない
場合、該検知棒の上端部が前記検出部を遮るので、前記
塗布部の硬化程度が十分であることが確実に検出でき
る。
【0034】また本発明に係る接着剤塗布装置は、接着
剤塗布装置(1)〜(14)において、前記照射部の先
端部近傍に、少なくとも該先端部を囲むカバーが配設さ
れていることを特徴としている(15)。
【0035】上記した接着剤塗布装置(15)によれ
ば、前記照射部の先端部近傍に、少なくとも該先端部を
囲むカバーが配設されているので、作業者が前記照射部
に接近しても、紫外線が直接的に目に入るのを阻止する
ことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る接着剤塗布装
置の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、従来
例と同一機能を有する構成部品には同一の符号を付すこ
ととする。図1は実施の形態(1)に係る接着剤塗布装
置を概略的に示した斜視図であり、図中11はベッドを
示している。略箱形状のベッド11上にはY軸方向に駆
動制御されるテーブル12が配設され、テーブル12上
の所定箇所には図12に示したものと同様の治具95を
介し、ワーク96が着脱可能に取り付けられている。ま
たベッド11には略門形状の架台13が立設され、架台
13上部にはX軸方向に駆動制御されるベース14が配
設され、ベース14には上下方向に駆動制御される駆動
部15が3個取り付けられており、駆動部15は例えば
エアシリンダ15a、ピストン15b、取り付け具15
cを含んで構成されている。駆動部15には図12に示
したものと略同様の接着剤吐出具91が取り付けられて
おり、これら駆動部15、接着剤吐出具91を含んで接
着剤吐出部17が構成されている。また別の駆動部15
には照射具20aが取り付けられており、これら駆動部
15、照射具20aを含んで照射部20が構成されてい
る。さらに別の駆動部15には光電センサ部22aが取
り付けられており、これら駆動部15、光電センサ部2
2aを含んで硬化検出手段22が構成されている。一
方、ベッド11上の所定箇所には塗布制御部18が配設
され、塗布制御部18と接着剤吐出部17とはホース1
8a等を介して接続されており、これら接着剤吐出部1
7、塗布制御部18等を含んで塗布手段16が構成され
ている。またベッド11上の所定箇所には照射制御部2
1が配設され、照射制御部21と照射部20とはケーブ
ル21a等を介して接続されており、これら照射制御部
21、照射部20等を含んで紫外線照射手段19が構成
されている。またベース14下方のベッド11端部上に
は照度測定手段23が取り付けられる一方、ベッド11
の手前側には複数個の操作キー24aが配設されてい
る。またベッド11内部には制御手段24が装備され、
この制御手段24はテーブル12、ベース14、駆動部
15、塗布制御部18、照射制御部21、操作キー24
等と電気的に接続されている。これらベッド11、テー
ブル12、ベース14、塗布手段16、紫外線照射手段
19、硬化検出手段22、照度測定手段23等を含んで
接着剤塗布装置10が構成されている。
【0037】このように構成された装置10の場合、ワ
ーク96a、96bが取り付けられた治具95をテーブ
ル12上の所定箇所にセットした後、操作スイッチ24
aをオンすると、予め設定しておいたプログラムにした
がい、テーブル12が所定位置までY軸方向に移動させ
られると共に、ベース14が所定位置までX軸方向に移
動させられる。同時に駆動部15が駆動し、接着剤吐出
部17がワーク96a、96bの所定箇所Aに接近させ
られる。すると塗布制御部18が作動し、エアーが接着
剤吐出部17に所定時間供給され、所定量の接着剤93
aが吐出させられ、これがワーク96a、96bの所定
箇所Aに付着・塗布される。次にベース14が所定位置
まで移動させられると共に、駆動部15が駆動して照射
部20が塗布部A上方の所定高さまで移動させられる。
すると照射制御部21が作動し、紫外線がケーブル21
a、照射部20を介して塗布部Aに所定時間照射され
る。次にベース14が所定位置まで移動させられると共
に、駆動部15が駆動して光電センサ部22aが塗布部
A上方の所定高さまで移動させられ、塗布部Aからの反
射率に基づき、硬化検出手段22においてこの硬化程度
が検出・確認される。そして硬化が不十分の際は、ベー
ス14を前工程の位置に戻し、紫外線をさらに照射する
一方、硬化が十分である際は治具95からワーク96
a、96bを取り出し、接着工程を終了する。また定期
的に照度測定手段23の上方に照射部20を移動して紫
外線照射手段19の照度を測定し、照度が所定値以下と
なった場合に紫外線ランプ(図示せず)を新しいものと
交換する。
【0038】上記説明から明らかなように、実施の形態
(1)に係る接着剤塗布装置10では、予めプログラム
を設定しておけばこのプログラムにしたがって接着剤吐
出部17をワーク96a、96bの所定箇所Aに正確に
接近させることができ、接着剤吐出部17より所定量の
接着剤93aを吐出させ、所定箇所Aに確実に塗布する
ことができる。また、この照射部20を所定位置まで駆
動し、照射部20を介して塗布部Aに紫外線を確実に照
射することができると共に、硬化検出手段22において
塗布部Aの硬化程度を容易に検出・確認することができ
る。この結果、接着工程における品質を維持・向上させ
ることができる。またテーブル12、塗布手段16、紫
外線照射手段19、硬化検出手段22、照度測定手段2
3がベッド11上にコンパクトに配設されると共に、ワ
ーク96a、96bの運搬等が自動化されるので、作業
面積当りの生産性を高めると共に、労力や作業時間を減
少させることができ、この結果、コストの削減を図るこ
とができる。
【0039】また、接着剤93aが液体から固体に変化
してゆくと反射率が次第に低下し、この反射率の低下が
光電センサ部22aにおいて検知されるので、塗布部A
の硬化程度を容易に確認することができる。
【0040】図2は実施の形態(2)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した部分拡大斜視図であり、図中14
はベースを示している。図1に示したものと同様のベー
ス14にはステッピングモータ26aが取り付けられ、
ステッピングモータ26aにはボールねじ部26bが連
結されている。またボールねじ部26bには取り付け部
26cが螺合され、取り付け部26cには図1に示した
ものと同様の接着剤吐出部17、照射部20、硬化検出
手段22が一体的に取り付けられている。そして取り付
け部26cはステッピングモータ26aの回転に基づい
て昇降し、このステッピングモータ26aの回転は、図
1に示した制御手段24において制御されるようになっ
ている。これらステッピングモータ26a、ボールねじ
部26b、取り付け部26cを含んで昇降手段26が構
成されている。その他の構成は図1に示したものと略同
様であるので、ここではその構成の詳細な説明は省略す
ることとする。これらベース14、接着剤吐出部17、
照射部20、硬化検出手段22、昇降手段26等を含ん
で接着剤塗布装置25が構成されている。
【0041】上記説明から明らかなように、実施の形態
(2)に係る接着剤塗布装置25では、昇降手段26が
ステッピングモータ26aとボールねじ部26bとを含
んで構成すれば、昇降手段26の停止位置を自由に設定
することができるので、接着剤吐出部17、照射部2
0、硬化検出手段22とワーク96a、96bとの距離
が正確となり、接着工程における品質を一層向上させる
ことができる。また昇降手段26に接着剤吐出部17、
照射部20、硬化検出手段22が一体的に取り付けられ
ており、これらの相互距離を比較的短く設定し得るの
で、ベース14の移動時間を短縮することができると共
に、前記ベッド上のスペースが相対的に拡がり、ワーク
取り替え等の作業を容易にすることができる。
【0042】なお、接着剤塗布装置25では昇降手段2
6にステッピングモータ26aを用いた場合について説
明したが、別の実施の形態のものでは、ステッピングモ
ータ26aの代わりにサーボモータ等を用いてもよい。
【0043】図3は実施の形態(3)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した部分拡大斜視図であり、図中11
はベッドを示している。図1に示したものと同様のベッ
ド11端部の所定箇所には、ブラケット34が取り付け
られ、ブラケット34上には支持部29が固定されてい
る。支持部29には、図中Y軸と略直交するX軸の水平
方向にガイド軸33が摺動可能に配設され、ガイド軸3
3の一端部には取り付け部32が取り付けられ、取り付
け部32上には図1に示したものと同様の照度測定手段
23が取り付けられている。また支持部29には所定ス
トロークのエアシリンダ30が取り付けられ、エアシリ
ンダ30内にはピストン31の一端部が摺動可能に配設
され、ピストン31の他端部は取り付け部32に固定さ
れている。そしてホース30aにエアを供給すると、ピ
ストン31を介して照度測定手段23が照射部(図示せ
ず)の下方に押し出される一方、ホース30bにエアを
供給すると、照度測定手段23がブラケット34上に格
納されるようになっている。これら支持部29、エアシ
リンダ30、ピストン31、ガイド軸33、ブラケット
34等を含んで駆動手段28が構成されている。その他
の構成は接着剤塗布装置10、25と略同様であるの
で、ここではその構成の詳細な説明は省略することとす
る。これら、ベッド11、テーブル12、照度測定手段
23、駆動手段28等を含んで接着剤塗布装置27が構
成されている。
【0044】上記説明から明らかなように、実施の形態
(3)に係る接着剤塗布装置27では、照度測定手段2
3が駆動手段28を介して照射部下方に押し出されるの
で、紫外線照射手段の照度を確実に測定することができ
る。また通常は照度測定手段23がベッド11の一側壁
部側に格納されるので、ベッド11上面が広くなり、ワ
ーク取り替え等の作業を容易に行うことができ、作業時
間の短縮や安全性の確保を図ることができる。
【0045】図4は実施の形態(4)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した部分拡大斜視図であり、図中12
はテーブルを示している。図1に示したものと略同様の
テーブル12上の所定箇所には、少なくとも2個のピン
38が立設されている。またテーブル12上には取り付
け台37が配設されており、取り付け台37中央部には
照度測定手段23が取り付けられ、取り付け台37端部
には少なくとも2個の孔部37aが形成されている。そ
してピン38に孔部37aを挿脱すると、照度測定手段
23が取り付け台37を介してテーブル12上に着脱可
能に取り付けられるようになっている。これら取り付け
台37、孔部37a、ピン38を含んで取り付け手段3
6が構成されている。その他の構成は接着剤塗布装置1
0、25、27と略同様であるので、ここではその構成
の詳細な説明は省略することとする。これらベッド1
1、テーブル12、照度測定手段23、取り付け手段3
6等を含んで、接着剤塗布装置35が構成されている。
【0046】上記説明から明らかなように、実施の形態
(4)に係る接着剤塗布装置35では、テーブル12上
の所定箇所に照度測定手段23が簡単に取り付けられる
と共に、照度測定手段23がテーブル12の駆動により
照射部下方に簡単に移動させられるので、特別の駆動手
段を設ける必要がなくなり、装置の製造コストを削減す
ることができる。
【0047】図5は実施の形態(5)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した斜視図であり、図中14はベース
を示している。図1に示したものと同様のベース14に
は、接着剤吐出部17、硬化検出手段22が取り付けら
れている。一方、ベッド11には照射制御部21が配設
されており、またベッド11の所定箇所にはブラケット
41が立設され、このブラケット41上部には照射部2
0が取り付けられている。この照射部20と照射制御部
21とはケーブル41aを介して接続されており、これ
ら照射部20、照射制御部21を含んで紫外線照射手段
19が構成されている。またベッド11端部の所定箇所
には、図3に示したものと同様、駆動手段28を介して
照度測定手段23が取り付けられており、駆動手段28
を駆動させると、照度測定手段23が照射部20の下方
に押し出されるようになっている。その他の構成は図1
に示した接着剤塗布装置10と略同様であるので、ここ
ではその構成の詳細な説明は省略することとする。これ
らベッド11、テーブル12、ベース14、接着剤吐出
部17、紫外線照射手段19、硬化検出手段22、照度
測定手段23、駆動手段28、ブラケット41等を含ん
で接着剤塗布装置39が構成されている。
【0048】上記説明から明らかなように、実施の形態
(5)に係る接着剤塗布装置39では、紫外線は照射部
20から拡がり放射されており、照射部20の位置が接
着剤塗布部Aの直上に設定されていなくても、比較的長
時間照射すると接着剤塗布部Aを硬化させることができ
る。また照射部20がX軸方向、Y軸方向には移動しな
いので、照射部20と照射制御部21とを接続するケー
ブル41aに損傷が生じ難く、ケーブル41aの使用期
間が延び、ランニングコストを削減することができる。
また照度測定手段23が駆動手段28を介して照射部2
0の下方に引き出されるので、紫外線照射手段19の照
度を確実に測定することができる。
【0049】図6は実施の形態(6)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した斜視図であり、図中14はベース
を示している。図1に示したものと同様、ベース14に
は接着剤吐出部17、硬化検出手段22、照射部20が
取り付けられている。一方、ベース14下方のベッド1
1中央部には治具95を介してワーク96a、96bが
固定的に取り付けられ、ベース14下方のベッド11端
部には照度測定手段23が取り付けられている。その他
の構成は図1に示したものと同様であるので、ここでは
その構成の詳細な説明は省略することとする。これらベ
ッド11、ベース14、塗布手段16、紫外線照射手段
19、硬化検出手段22、照度測定手段23等を含んで
接着剤塗布装置42が構成されている。
【0050】上記説明から明らかなように、実施の形態
(6)に係る接着剤塗布装置42では、ワーク96が量
産品で、かつ接着箇所Aが1箇所か、あるいはX軸方向
に並んでいる場合、ワーク96a、96bの所定箇所A
に接着剤93aを塗布し、この塗布部Aに紫外線を照射
して硬化させ、塗布部Aの硬化程度を確認することがで
きる。またY軸方向に駆動されるテーブル12が省略さ
れるので、装置の製造コストを削減することができる。
【0051】図7は実施の形態(7)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した斜視図であり、図中11、12は
それぞれベッド、テーブルを示している。テーブル12
上におけるX軸方向の両端部には連結部48a、48b
がそれぞれ取り付けられ、連結部48a、48bどうし
は略チューブ形状のガイドロッド49と、略パイプ形状
のロッドレスシリンダ50とを介して構造的に結合され
ると共に、このロッドレスシリンダ50とガイドロッド
49とは連結部48bを介して接続され、エアー通路
(図示せず)が構成されるようになっている。また連結
部48a、48b間にはワーク取り付け台51が配設さ
れており、このワーク取り付け台51上には治具95を
介してワーク96a、96bが取り付けられている。ま
たワーク取り付け台51にはガイドロッド49、ロッド
レスシリンダ50が摺動可能に挿入されている。このロ
ッドレスシリンダ50内部にはマグネットタイプのピス
トン(図示せず)が摺動可能に配設される一方、ワーク
取り付け台51内部にはマグネット(図示せず)が埋設
されている。そしてロッドレスシリンダ50の孔部50
aよりエアーを供給し、ブラケット44方向にピストン
を移動させると、磁力によりワーク取り付け台51が引
っ張られ、ワーク96a、96bがブラケット44方向
に移動させられる。他方、ガイドロッド49の孔部49
aよりエアーを供給し、ブラケット44の反対方向にピ
ストンを移動させると、磁力によりワーク取り付け台5
1が引っ張られ、ワーク96a、96bがブラケット4
4の反対方向に移動させられるようになっている。これ
ら連結部48a、48b、ガイドロッド49、ロッドレ
スシリンダ50、ワーク取り付け台51等を含んでワー
ク駆動手段47が構成されている。
【0052】ベッド11上の所定箇所にはブラケット4
4〜46がY軸方向に沿う態様で取り付けられ、ブラケ
ット44〜46上部には図1に示したものと同様の接着
剤吐出部17、照射部20、硬化検出手段22がそれぞ
れ取り付けられている。またベッド11上の所定箇所に
は図1に示したものと同様の塗布制御部18が配設され
ており、この塗布制御部18と接着剤吐出部17とはホ
ース44aを介して接続されている。またベッド11上
の所定箇所には図1に示したものと同様の照射制御部2
1が配設されており、この照射制御部21と照射部20
とはケーブル45aを介して接続されている。またベッ
ド11端部の所定箇所には、図3に示したものと同様、
駆動手段28を介して照度測定手段23が取り付けられ
ており、駆動手段28を駆動させると、照度測定手段2
3が照射部20の下方に押し出されるようになってい
る。架台13、ベース14が除かれた以外に、その他の
構成は図1に示した接着剤塗布手段10と略同様である
ので、ここではその構成の詳細な説明は省略することと
する。これらベッド11、テーブル12、塗布手段1
6、紫外線照射手段19、硬化検出手段22、照度測定
手段23、駆動手段28、ブラケット44〜46、ワー
ク駆動手段47等を含んで接着剤塗布装置43が構成さ
れている。
【0053】上記説明から明らかなように、実施の形態
(7)に係る接着剤塗布装置43では、ワーク駆動手段
47が装備されていないときでも、ワーク96が量産品
であり、かつ接着箇所Aが1箇所か、あるいはY軸上に
並んでいる場合、ワーク96a、96bの所定箇所Aに
接着剤93aを塗布し、この塗布部Aに紫外線を照射し
て硬化させ、塗布部Aの硬化程度を確認することができ
る。またX軸方向に駆動されるベースが省略されるの
で、装置の製造コストを削減することができる。また照
射部20がブラケット45を介してベッド11上に固定
されているので、照射部20と照射制御部21とを接続
するケーブル45aに損傷が生じ難く、ケーブル45a
の使用期間が延び、ランニングコストを削減することが
できる。
【0054】また、ワーク96a、96bを手前側から
奥側に向かって、順次移動させてゆくことができる。
【0055】また、ワーク駆動手段47が装備されてい
ると、ワーク96a、96bがX軸方向にも移動させら
れるので、ワーク96a、96b上のいずれの箇所にも
接着剤93aを容易に塗布することができる。
【0056】なお、図7に示した装置43ではブラケッ
ト44〜46がベッド11の手前側から順に取り付けら
れている場合について説明したが、別の実施の形態のも
のではブラケット44〜46がベッド11の奥側から順
に取り付けられてもよく、この場合ワーク96a、96
bを奥側から手前側に向かって、順次移動させてゆくこ
とができる。
【0057】図8は実施の形態(8)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した平面図であり、図中11はベッド
を示している。ベッド11にはY軸方向に駆動制御され
るテーブル12が配設されている。またベッド11にお
けるY軸方向の一端部(手前側)と、Y軸方向の他端部
(奥側)と、Y軸方向と平行な一端部とにはそれぞれブ
ラケット53、55、54が略コの字形状に取り付けら
れている。このブラケット53にはテーブル12側に向
いて接着剤吐出部17が取り付けられ、この接着剤吐出
部17はホース53aを介して塗布制御部18に接続さ
れている。またブラケット54にはテーブル12側に向
いて照射部20が取り付けられ、この照射部20はケー
ブル54aを介して照射制御部21に接続されている。
またブラケット55にはテーブル12側に向いて硬化検
出手段22が取り付けられている。そして少なくとも接
着剤吐出部17、硬化検出手段22の中心位置は同一Y
軸上にそれぞれ設定されている。また照射部20と対向
するベッド11端部には、図3に示したものと同様の駆
動手段28を介して照度測定手段23が取り付けられて
おり、この照度測定手段23は駆動手段28により照射
部20の下方に駆動させられるようになっている。その
他の構成は図7に示した装置43と略同様であるので、
ここではその構成の詳細な説明は省略することとする。
これらベッド11、テーブル12、接着剤吐出部17、
照射部20、硬化検出手段22、駆動手段28、ブラケ
ット53〜55等を含んで接着剤塗布装置52が構成さ
れている。
【0058】上記説明から明らかなように、実施の形態
(8)に係る接着剤塗布装置52では、スペースの奥行
きが短い場合においても、容易に装置52を設置するこ
とができる。
【0059】図9は実施の形態(9)に係る接着剤塗布
装置を概略的に示した平面図であり、図中11はベッド
を示している。ベッド11にはY軸方向に駆動制御され
るテーブル12が配設されている。またベッド11にお
けるY軸方向と平行な一端部にはブラケット56、57
が取り付けられ、ベッド11の一端部(例えば奥側)に
はブラケット58が取り付けられており、ブラケット5
6〜58の配置は略L字形状になっている。これらのブ
ラケット56〜58には、図8に示したものと略同様に
接着剤吐出部17、照射部20、硬化検出手段22がそ
れぞれ取り付けられている。そして少なくとも接着剤吐
出部17、硬化検出手段22の中心位置は同一Y軸上に
それぞれ設定されている。その他の構成は図8に示した
装置52と略同様であるので、ここではその構成の詳細
な説明は省略することとする。これらベッド11、テー
ブル12、接着剤吐出部17、照射部20、硬化検出手
段22、駆動手段28、ブラケット56〜58等を含ん
で接着剤塗布装置55が構成されている。
【0060】上記説明から明らかなように、実施の形態
(9)に係る接着剤塗布装置55では、ワークを手前側
から奥側に向かって順次移動させることができると共
に、スペースの奥行きが比較的短い場合においても、容
易に装置55を設置することができる。
【0061】なお、図9に示した装置55では、ベッド
11の一端部にブラケット58を介して硬化検出手段2
2が取り付けられている場合について説明したが、別の
実施の形態のものでは、ブラケット58及び硬化検出手
段22と、ブラケット56及び接着剤吐出部17とを交
換してもよく、この場合、ワークを奥側から手前側に向
かって順次移動させることができる。
【0062】また、図8、図9に示した接着剤塗布装置
52、55では、いずれもテーブル12上にワーク駆動
手段47が装備されていない場合について説明したが、
別の実施の形態のものでは、テーブル12上にワーク駆
動手段47が装備されてもよく、この場合ワークのいず
れの箇所にも接着剤を容易に塗布することができる。
【0063】図10は実施の形態(10)に係る接着剤
塗布装置を概略的に示した斜視図であり、図中11はベ
ッドを示している。ベッド11の略中央部には治具95
を介してワーク96a、96bが取り付けられ、また治
具95の近傍には照度測定手段23が取り付けられてい
る。またベッド11の周囲にはブラケット60〜62が
取り付けられ、このブラケット60〜62上には、図3
に示したものと略同様の駆動手段28を介して接着剤吐
出部17、照射部20、硬化検出手段22がそれぞれ取
り付けられている。そして駆動手段28により、接着剤
吐出部17、硬化検出手段22がワーク96a、96b
の上方にそれぞれ駆動させられると共に、照射部20が
照度測定手段23の上方に駆動させられるようになって
いる。また接着剤吐出部17、照射部20近傍には塗布
制御部18、照射制御部21がそれぞれ配設され、これ
らはホース60a、ケーブル61aを介してそれぞれ接
続されており、これら接着剤吐出部17、塗布制御部1
8等を含んで塗布手段16が構成され、これら照射部2
0、照射制御部21等を含んで紫外線照射手段19が構
成されている。またベッド11の手前側には操作キー2
4aが配設され、またベッド11内部には制御手段24
が配設されており、この制御手段24は駆動部15、塗
布制御部18、照射制御部21、駆動手段28、操作キ
ー24aと電気的に接続されている。また照射部20の
先端部近傍には、この先端部の周囲を囲む態様で略四角
筒形形状のカバー63が取り付けられている。これらベ
ッド11、接着剤吐出部17、照射部20、硬化検出手
段22、照度測定手段23、駆動手段28、ブラケット
60〜62、カバー63等を含んで接着剤塗布装置59
が構成されている。
【0064】上記説明から明らかなように、実施の形態
(10)に係る接着剤塗布装置59では、ベッド11に
塗布手段16、紫外線照射手段19、硬化検出手段2
2、照度測定手段23を一層コンパクトに配置すること
ができる。
【0065】また、照射部20の先端部近傍に、この先
端部を囲むカバー63が配設されているので、作業者が
照射部20に接近しても、紫外線が直接的に目に入るの
を阻止することができる。
【0066】なお、接着剤塗布装置59ではカバー63
が四角筒形形状のものを用いた場合について説明した
が、カバー63の形状は何らこれに限定されるものでは
なく、別の実施の形態のものでは、円筒形、多角等形の
ものであってもよい。
【0067】また、実施の形態(1)〜(9)、(1
1)に係る接着剤塗布装置では、いずれもカバー63が
配設されていない場合について説明したが、別の実施の
形態のものでは、照射部20先端部にカバー63が配設
されてもよい。
【0068】図11は実施の形態(11)に係る接着剤
塗布装置を概略的に示した部分拡大正面図であり、図中
は15bはピストンを示している。図1に示したものと
同様のピストン15b下部には取り付け具15cの一端
部がボルト15dを用いて固定されており、これらエア
シリンダ(図示せず)、ピストン15b、取り付け具1
5c等を含んで駆動部15が構成されている。一方、取
り付け具15cの他端部には略中空円柱形状の筐体66
が取り付けられ、筐体66には検知棒67が上下方向摺
動可能に配設されている。この検知棒67にはスプリン
グ67aが巻装されており、スプリング67aの弾性力
に基づき、検知棒67が常時下方に付勢されるようにな
っている。また筐体66上部には検知棒67を挟み、光
源68aとフォトセンサ68bとが対向して配設されて
おり、これら光源68a、フォトセンサ68bを含んで
検出部68が構成されている。そしてスプリング67a
の弾性力に比べて大きい上方向の押し上げ力が検知棒6
7下端部に作用すると、検知棒67が押し上げられて検
知棒67上部が光源68aを遮り、これがフォトセンサ
68bにおいて検出される。一方、スプリング67aの
弾性力に比べて上方向の押し上げ力が小さい場合は、検
知棒67上部が光源68aを遮らず、これがフォトセン
サ68bにおいて検出されるようになっている。これら
検知棒67、検出部68、駆動部15等を含んで硬化検
出手段65が構成されている。その他の構成は図1に示
したものと同様であるので、ここではその構成の詳細な
説明は省略することとする。
【0069】上記説明から明らかなように、実施の形態
(11)に係る接着剤塗布装置では、塗布部Aの接着剤
93aに検知棒67の下端部が突き刺さる場合、検知棒
67の上端部が検出部68を遮らないので、接着剤93
aの硬化程度が不十分であることが検出できる。一方、
塗布部Aの接着剤93aに検知棒67の下端部が突き刺
さらない場合、検知棒67の上端部が検出部68を遮る
ので、接着剤93aの硬化程度が十分であることが確実
に検出できる。
【0070】なお、実施の形態(1)〜(10)に係る
接着剤塗布装置では、いずれも硬化検出手段22が装備
されている場合について説明したが、別の実施の形態の
ものでは、硬化検出手段22の代わりに硬化検出手段6
5が装備されてもよい。
【0071】また、実施の形態(1)〜(11)に係る
接着剤塗布装置では、いずれもエアシリンダ15a、ピ
ストン15b等を含んで構成された駆動部15を用いた
場合について説明したが、駆動部は何らこれに限定され
るものではなく、油圧タイプあるいはモータとピニオン
・ラックとを組み合わせたタイプの駆動部であってもよ
い。
【0072】また、実施の形態(3)、(5)、(7)
〜(10)に係る接着剤塗布装置では、いずれもエアシ
リンダ30、ピストン31等を含んで構成された駆動手
段28を用いた場合について説明したが、駆動手段は何
らこれに限定されるものではなく、油圧タイプあるいは
モータとピニオン・ラックとを組み合わせたタイプの駆
動手段であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接着剤塗布装置の実施の形態
(1)を概略的に示した斜視図である。
【図2】実施の形態(2)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した部分拡大斜視図である。
【図3】実施の形態(3)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した部分拡大斜視図である。
【図4】実施の形態(4)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した部分拡大斜視図である。
【図5】実施の形態(5)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した斜視図である。
【図6】実施の形態(6)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した斜視図である。
【図7】実施の形態(7)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した斜視図である。
【図8】実施の形態(8)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した平面図である。
【図9】実施の形態(9)に係る接着剤塗布装置を概略
的に示した平面図である。
【図10】実施の形態(10)に係る接着剤塗布装置を
概略的に示した斜視図である。
【図11】実施の形態(11)に係る接着剤塗布装置を
概略的に示した部分拡大正面図である。
【図12】従来の接着剤塗布装置における塗布手段を概
略的に示した正面図である。
【符号の説明】
10 接着剤塗布装置 11 ベッド 12 テーブル 14 ベース 16 塗布手段 17 接着剤吐出部 19 紫外線照射手段 20 照射部 22 硬化検出手段 23 照度測定手段 93a 接着剤 96、96a、96b ワーク
フロントページの続き (72)発明者 井上 明 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、ワークに接着剤を塗布する塗
    布手段と、塗布した前記接着剤に紫外線を照射する紫外
    線照射手段と、前記紫外線が照射された前記接着剤の硬
    化程度を検出する硬化検出手段と、照射する前記紫外線
    の照度を測定する照度測定手段とを備えた接着剤塗布装
    置において、前記ベッドのY軸方向に前記ワークを取り
    付けたテーブルが駆動され、該テーブルの上方に前記Y
    軸方向と略直交するX軸方向へ駆動されるベースが配設
    され、該ベースに前記塗布手段の接着剤吐出部と、前記
    紫外線照射手段の照射部と、前記硬化検出手段とが取り
    付けられる一方、前記ベッド上に前記照度測定手段が取
    り付けられていることを特徴とする接着剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースに昇降手段を介し、前記接着
    剤吐出部と前記照射部と前記硬化検出手段とが一体的に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の接
    着剤塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記ベッド上に略水平方向へ駆動する駆
    動手段を介し、前記照度測定手段が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の接着剤
    塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記テーブル上の所定箇所に、前記照度
    測定手段が着脱可能に取り付けられていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の接着剤塗布装置。
  5. 【請求項5】 ベッドと、ワークに接着剤を塗布する塗
    布手段と、塗布した前記接着剤に紫外線を照射する紫外
    線照射手段と、前記紫外線が照射された前記接着剤の硬
    化程度を検出する硬化検出手段と、照射する前記紫外線
    の照度を測定する照度測定手段とを備えた接着剤塗布装
    置において、前記ベッドのY軸方向に前記ワークを取り
    付けたテーブルが駆動され、該テーブルの上方に前記Y
    軸方向と略直交するX軸方向へ駆動されるベースが配設
    され、該ベースに前記塗布手段の接着剤吐出部と前記硬
    化検出手段とが取り付けられる一方、前記ベッドの上方
    に前記紫外線照射手段の照射部が配設され、前記ベッド
    に略水平方向へ駆動する駆動手段を介し、前記照度測定
    手段が取り付けられていることを特徴とする接着剤塗布
    装置。
  6. 【請求項6】 ベッドと、ワークに接着剤を塗布する塗
    布手段と、塗布した前記接着剤に紫外線を照射する紫外
    線照射手段と、前記紫外線が照射された前記接着剤の硬
    化程度を検出する硬化検出手段と、照射する前記紫外線
    の照度を測定する照度測定手段とを備えた接着剤塗布装
    置において、前記ベッド上の所定箇所に前記ワークと前
    記照度測定手段とが取り付けられ、前記ワーク及び前記
    照度測定手段の上方に前記ベッドのY軸方向と略直交す
    るX軸方向へ駆動されるベースが配設され、該ベースに
    前記塗布手段の接着剤吐出部と、前記紫外線照射手段の
    照射部と、前記硬化検出手段とが取り付けられているこ
    とを特徴とする接着剤塗布装置。
  7. 【請求項7】 ベッドと、ワークに接着剤を塗布する塗
    布手段と、塗布した前記接着剤に紫外線を照射する紫外
    線照射手段と、前記紫外線が照射された前記接着剤の硬
    化程度を検出する硬化検出手段と、照射する前記紫外線
    の照度を測定する照度測定手段とを備えた接着剤塗布装
    置において、前記ワークを取り付けたテーブルが前記ベ
    ッドのY軸方向に駆動され、前記ベッドの所定箇所にブ
    ラケットが取り付けられ、該ブラケットに前記塗布手段
    の接着剤吐出部と、前記紫外線照射手段の照射部と、前
    記硬化検出手段とがそれぞれ取り付けられると共に、前
    記ベッドに略水平方向へ駆動する駆動手段を介して前記
    照度測定手段が取り付けられていることを特徴とする接
    着剤塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記接着剤吐出部と、前記照射部と、前
    記硬化検出手段とが前記ブラケットを介し、前記Y軸方
    向に沿う態様で前記ベッド上に取り付けられていること
    を特徴とする請求項7記載の接着剤塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記接着剤吐出部と、前記硬化検出手段
    と、前記照射部とが前記ブラケットを介し、前記ベッド
    における前記Y軸方向の一端部と、他端部、及び前記Y
    軸と平行な一端部とに略コの字形状に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項7記載の接着剤塗布装置。
  10. 【請求項10】 前記接着剤吐出部と、前記照射部と、
    前記硬化検出手段とが前記ブラケットを介し、前記ベッ
    ドにおける前記Y軸と平行な一端部と、前記Y軸方向の
    一端部とに略L字形状に取り付けられていることを特徴
    とする請求項7記載の接着剤塗布装置。
  11. 【請求項11】 前記Y軸方向に駆動される前記テーブ
    ル上に、前記Y軸方向と略直交するX軸方向へ駆動する
    駆動手段を介し、前記ワークが取り付けられていること
    を特徴とする請求項7〜10のいずれかの項に記載の接
    着剤塗布装置。
  12. 【請求項12】 ベッドと、ワークに接着剤を塗布する
    塗布手段と、塗布した前記接着剤に紫外線を照射する紫
    外線照射手段と、前記紫外線が照射された前記接着剤の
    硬化程度を検出する硬化検出手段と、照射する前記紫外
    線の照度を測定する照度測定手段とを備えた接着剤塗布
    装置において、前記ベッド上の所定箇所に前記ワークと
    前記照度測定手段とが取り付けられ、前記ベッドの周囲
    にブラケットが取り付けられ、該ブラケットに前記ベッ
    ドの中心方向へ駆動する駆動手段を介し、前記塗布手段
    の接着剤吐出部と、前記紫外線照射手段の照射部と、前
    記硬化検出手段とが取り付けられていることを特徴とす
    る接着剤塗布装置。
  13. 【請求項13】 前記硬化検出手段が、光電センサ部を
    含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜12
    のいずれかの項に記載の接着剤塗布装置。
  14. 【請求項14】 前記硬化検出手段が、常時下方に付勢
    された検知棒と該検知棒が遮ったか否かを検出する検出
    部とを含んで構成されていることを特徴とする請求項1
    〜12のいずれかの項に記載の接着剤塗布装置。
  15. 【請求項15】 前記照射部の先端部近傍に、少なくと
    も該先端部を囲むカバーが配設されていることを特徴と
    する請求項1〜14のいずれかの項に記載の接着剤塗布
    装置。
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