JPH11128591A - ドライクリーニング装置 - Google Patents

ドライクリーニング装置

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JPH11128591A
JPH11128591A JP9295264A JP29526497A JPH11128591A JP H11128591 A JPH11128591 A JP H11128591A JP 9295264 A JP9295264 A JP 9295264A JP 29526497 A JP29526497 A JP 29526497A JP H11128591 A JPH11128591 A JP H11128591A
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JP
Japan
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solvent
ozone
tank
heat exchange
section
Prior art date
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JP9295264A
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English (en)
Inventor
Yukio Taki
幸雄 瀧
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NTM JAPAN KK
Original Assignee
NTM JAPAN KK
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Publication date
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾンの注入による溶剤の浄化機能を十分
に高めることができるようにし、また冷却手段を小型に
して装置全体の小型化且つ軽量化を図ることができると
共に、溶剤を単に冷却するのみならず、低温の溶剤を所
要温度に加熱できるようにしたドライクリーニング装置
を提供すること。 【解決手段】 洗濯槽2と溶剤タンク3とポンプ4とペ
ルチェ素子利用の可逆性熱交換部5と濾過部6とを溶剤
循環経路9により接続して、ポンプ4で汲み上げた前記
タンク3の溶剤を可逆性熱交換部5から濾過部6を経て
洗濯槽2に供給するように構成すると共に、可逆性熱交
換部5の出口側端部にオゾン注入部10を設け、このオ
ゾン注入部10で可逆性熱交換部5を通過して所定温度
になった溶剤にオゾン発生装置7から供給されるオゾン
を注入するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣服等の洗濯を行
うドライクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているドライクリーニ
ング装置は、例えば石油系溶剤(クリーニング液)を貯
めた洗濯槽の溶剤をポンプで汲み上げ、フィルター及び
吸着剤からなる濾過部を通して洗濯槽に供給し、回転ド
ラム内に注いで洗濯物をドラムと共に掻き混ぜて洗濯を
行い、汚れた溶剤を溶剤タンクに戻して循環させ、洗濯
物から溶出した汚れ物質を上記濾過部によって捕集・吸
着し、清浄化するようにしたものであるが、タンクの溶
剤中には徐々に汚れ成分が蓄積されてゆくため、濾過機
能が低下し、溶剤の汚れが急激に進行することから、上
記濾過部に加え、溶剤タンク内にオゾンの注入部を設
け、このオゾンの注入により溶剤の浄化機能を高めるよ
うにし、更にまた溶剤循環経路中に冷却装置を設けるこ
とによって、溶剤の温度を15〜20℃の沸点以下に抑
えて気化を防止すると共に、洗浄効果を高めるようにし
たドライクリーニング装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにオゾンに
よる浄化手段を設けたドライクリーニング装置では、オ
ゾンが溶剤中に注入されることにより、溶剤中の汚れ成
分が酸化・分解・凝集して、その酸化物、分解物、凝集
物が濾過部のフィルター及び吸着剤で除去し、溶剤の浄
化機能を高めるようにしているが、このようなオゾンに
よる汚染物の酸化・分解・凝集作用は溶剤の温度によっ
て左右され易く、20〜25℃程度が有効とされ、それ
よりも低過ぎたり、また高過ぎると、十分に作用しなく
なる。然るに、従来のドライクリーニング装置では、溶
剤タンク内にオゾンの注入部を設けてタンク内の溶剤に
オゾンの注入するようにしているが、タンク内では場所
によって溶剤の温度差が大きく、温度管理も難しいこと
から、オゾンを有効に作用させることができず、溶剤の
浄化機能を高めるには不十分であった。そしてまた、従
来のドライクリーニング装置では、溶剤を冷却して適温
に保つ冷却手段が、コンプレッサーを使用するものから
なるため、広い設置スペースが必要となって、装置が大
型化且つ重量化するという難点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、オゾンの
注入による溶剤の浄化機能を十分に高めることができる
ようにし、また冷却手段を小型にして装置全体の小型化
且つ軽量化を図ることができると共に、溶剤を単に冷却
するのみならず、低温の溶剤を所要温度に加熱できるよ
うにしたドライクリーニング装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のド
ライクリーニング装置は、洗濯槽2と溶剤タンク3とポ
ンプ4とペルチェ素子利用の可逆性熱交換部5と濾過部
6とを溶剤循環経路9により接続して、ポンプ4で汲み
上げた前記タンク3の溶剤を可逆性熱交換部5から濾過
部6を経て洗濯槽2に供給するように構成すると共に、
可逆性熱交換部5の出口側端部にオゾン注入部10を設
け、このオゾン注入部10で可逆性熱交換部5を通過し
て所定温度になった溶剤にオゾン発生装置7から供給さ
れるオゾンを注入するようにしたものである。
【0006】請求項2は、請求項1に記載のドライクリ
ーニング装置において、ポンプ4で汲み上げた溶剤タン
ク3の溶剤を濾過部6から可逆性熱交換部5を経て洗濯
槽2に供給するように構成したものである。
【0007】請求項3は、請求項1又は2に記載のドラ
イクリーニング装置において、洗濯槽2、溶剤タンク
3、ポンプ4、濾過部6、可逆性熱交換部5、オゾン注
入部10及びオゾン発生装置7を本体ケーシング1内に
一体的に配備してなるものである。
【0008】請求項4に係る発明のドライクリーニング
装置は、洗濯槽2と溶剤タンク3と第1ポンプ4Aと第
1濾過部6Aとを第1溶剤循環経路9Aにより接続し
て、第1ポンプ4Aで汲み上げた前記タンク3の溶剤を
第1濾過部6Aから洗濯槽2に供給するように構成し、
前記タンク3と第2ポンプ4Bとペルチェ素子利用の可
逆性熱交換部5と第2濾過部6Bとを第2溶剤循環経路
9Bで接続して、第2ポンプ4Bで汲み上げた前記タン
ク3の溶剤を可逆性熱交換部5から第2濾過部6Bを経
て前記タンク3に戻すように構成すると共に、可逆性熱
交換部5の出口側端部にオゾン注入部10を設け、この
オゾン注入部10で可逆性熱交換部5を通過して所定温
度になった溶剤にオゾン発生装置7から供給されるオゾ
ンを注入するようにしたものである。
【0009】請求項5は、請求項4に記載のドライクリ
ーニング装置において、第2ポンプ4Bで汲み上げた溶
剤タンク3の溶剤を第2濾過部6Bから可逆性熱交換部
5を経て前記タンク3に戻すように構成したものであ
る。
【0010】請求項6は、請求項4又は5に記載のドラ
イクリーニング装置において、洗濯槽2、溶剤タンク
3、第1ポンプ4A及び第1濾過部6Aを主ケーシング
1A内に配備し、第2ポンプ4B、可逆性熱交換部5、
オゾン注入部10、オゾン発生装置7及び第2濾過部6
Bを副ケーシング1B内に配備したものである。
【0011】請求項7は、請求項1〜6のいずれかに記
載のドライクリーニング装置において、前記オゾン注入
部10は、溶剤循環経路9,9Bの所定箇所でその外周
に周方向一定ピッチで設けられた多数の噴射孔16から
溶剤に対しオゾンガスを噴射注入するエゼクター17か
らなるものである。
【0012】請求項8に係る発明のドライクリーニング
装置は、洗濯槽2、溶剤タンク3、ボーリング、濾過部
6及びペルチェ素子利用の可逆性熱交換部5を溶剤循環
経路9により接続し、溶剤タンク3の底部にオゾン注入
部10を設け、このオゾン注入部10でオゾン発生装置
7から供給されるオゾンをタンク3内の溶剤に注入する
ようにしたドライクリーニング装置であって、前記オゾ
ン注入部10は、支持部材21によってタンク3底面か
ら所要高さ位置に水平に支持されていて、多数の噴射孔
22からオゾンガスをタンク3内の溶剤に噴射注入する
散気管23からなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
石油系溶剤を使用するドライクリーニング装置を示す。
このドライクリーニング装置は、本体ケーシング1内
に、洗濯槽2、溶剤タンク3、ポンプ4、ペルチェ素子
利用の可逆性熱交換部5、濾過部6、オゾン発生装置7
及びボタントラップ8を装備してなるもので、洗濯槽2
と溶剤タンク3とポンプ4と可逆性熱交換部5と濾過部
6とを溶剤循環経路9によって接続し、ポンプ4で汲み
上げた溶剤タンク3の溶剤を可逆性熱交換部5から濾過
部6を経て洗濯槽2に供給し、洗濯槽2から溶剤タンク
3に循環させるようになっている。濾過部6は、紙フィ
ルターを内蔵したカートリッジフィルタータンク6a
と、活性炭の入ったカーボンタンク6bとからなる。そ
して、可逆性熱交換部5の出口側端部にオゾン注入部1
0を設け、このオゾン注入部10で可逆性熱交換部5を
通過して所定温度になった溶剤にオゾン発生装置7から
供給されるオゾンを注入するようにしている。
【0014】可逆性熱交換部5は、図5の(A)に拡大
して示すように、溶剤循環経路9の所要管路部15をコ
イル管状に形成し、このコイル管15をステンレス製の
密閉箱状熱交換器本体11に挿入して、コイル管15の
両端部分を突出させ、この密閉箱状熱交換器本体11の
外周側面に、所要枚数の熱伝導性金属板(例えば銅板)
12を固着し、各熱伝導性金属板12の外側面に、熱伝
導性を有する電気絶縁層を介してペルチェ素子(熱電子
冷却素子)12を取り付けると共に、ペルチェ素子13
相互を直列に接続し、各ペルチェ素子13の外側面に前
記電気絶縁層を介して放熱フィン14を固着してなるも
ので、密閉箱状熱交換器本体11の内部には水を充填し
ている。尚、熱伝導性を有する電気絶縁層としては、熱
伝導性と電気絶縁性を有する両面接着テープ(サームア
タッチテープ)を使用する。
【0015】図示は省略するが、上記直列に接続した複
数のペルチェ素子13は、冷却・加熱切換用スイッチ及
び制御装置を介して直流電源に接続されている。しかし
て、このスイッチが冷却側又は加熱側に閉成して、直流
電源によりペルチェ素子13に所要極性の直流電圧を印
加することにより、熱伝導性金属板12を介して密閉箱
状熱交換器本体11を冷却又は加熱し、それにより熱交
換器本体11内部の水を熱媒体としてコイル管15を冷
却又は加熱する。この結果、コイル管15を流通する溶
剤が冷却又は加熱されるようになっている。また、この
可逆性熱交換部5は、熱交換器本体11内に温度センサ
ー(図示省略)を設け、この温度センサーの検出信号に
基づき熱交換器本体11内の水を所定温度に維持して、
コイル管15を流通する溶剤の温度を所望の設定温度に
冷却又は加熱するように自動制御されるようになってい
る。
【0016】可逆性熱交換部5の出口側端部に設けられ
るオゾン注入部10は、図5の(B)に示すように、コ
イル管15の溶剤出口側端部でその外周に周方向一定ピ
ッチで設けられた多数の噴射孔16から溶剤に対しオゾ
ンを噴射注入するエゼクター17からなるものである。
このエゼクター17は、溶剤循環経路9の管路中に介装
され且つその外周に周方向一定ピッチで多数の噴射孔1
6を設けた管体18と、噴射孔16の外周に沿って環状
通路19aを形成するように管体18に水密に螺着され
たナット部材19とからなり、このナット部材19の環
状通路19aにオゾン発生装置7から延びたオゾン供給
パイプ20が連通連結されている。尚、図5では、エゼ
クター17を熱交換器本体11の外に突出させた状態で
図示しているが、このエゼクター17は、図1〜図4に
示すように熱交換器本体11内に収納した状態で設ける
のが好ましい。
【0017】上記のように構成される図1のドライクリ
ーニング装置において、ポンプ4によって溶剤タンク3
から吸い上げられた溶剤は、可逆性熱交換部5のコイル
管15を通過することによって設定温度、例えば25℃
に冷却又は加熱され、この溶剤は濾過部6を経て洗濯槽
2に送られ、そこで洗濯操作を行って汚れた溶剤が溶剤
タンク3に戻され、タンク3の溶剤は、再び吸い上げら
れて、可逆性熱交換部5から濾過部6を経て洗濯槽2に
供給される。この場合、洗濯槽2には常に25℃の溶剤
が供給されるため、洗濯効果が非常に良くなる。また、
溶剤タンク3の溶剤温度も25℃程度に保たれることに
なる。尚、洗濯槽2から溶剤タンク3に戻される溶剤に
含まれるボタン等の大きな異物は、ボタントラップ8に
より捕獲除去される。
【0018】しかして、溶剤タンク3から吸い上げら
れ、可逆性熱交換部5を通過して25℃に冷却された溶
剤に、オゾン注入部10のエゼクター17によってオゾ
ンが注入されると、この溶剤中の汚れ成分は、オゾンと
反応して酸化・分解・凝集され、同時に脱色・脱臭・脱
菌され、そしてその酸化物、分解物、凝集物は、濾過部
6におけるカートリッジフィルタータンク6aの紙フィ
ルター及びカーボンタンク6bの活性炭により捕集、吸
着されて除去される。
【0019】この場合、オゾンの注入は、可逆性熱交換
部5の出口側端部に設けたオゾン注入部10にて、溶剤
が可逆性熱交換部5を通過することにより設定温度(例
えば25℃)に冷却又は加熱された時点で行われるか
ら、オゾンを溶剤に効率良く注入できると共に、オゾン
の働きが非常に活発となって上記酸化・分解・凝集作用
をきわめて有効に行わせることができ、特に極微細な汚
れ物質、脂肪酸、タンパク質等をも分解し、それらを濾
過部6において完全に吸着除去することができるように
なる。従って、溶剤の浄化機能を十分に高めることがで
きる。また、オゾン注入部10は、可逆性熱交換部5の
溶剤出口側端部でその外周に周方向一定ピッチで設けら
れた多数の噴射孔16から溶剤に対しオゾンを噴射注入
するエゼクター17からなるため、溶剤に対するオゾン
の接触面積が大きくなって、オゾンを溶剤にきわめて効
率良く注入することができる。
【0020】この図1に示すドライクリーニング装置で
は、上述のように溶剤タンク3から汲み上げた溶剤を可
逆性熱交換部5に通してオゾン注入部10でオゾンの注
入を行った後、この溶剤を濾過部6で捕集・吸着し、洗
濯槽2に送るようにしているため、溶剤の浄化効率が非
常に良く、その浄化機能を十分に高めることができる。
図2に示す他の実施形態によるドライクリーニング装置
は、図1の装置とは配置が異なり、ポンプ4で汲み上げ
た溶剤タンク3の溶剤を濾過部6から可逆性熱交換部5
を経て洗濯槽2に供給するように構成したもので、この
場合、タンク3から汲み上げられた溶剤は、濾過部6の
カートリッジフィルタータンク6a及びカーボンタンク
6bを通ることによって溶剤中の汚れ物質を捕集・吸着
された後、可逆性熱交換部5のコイル管15を通過する
ことによって設定温度に冷却又は加熱されると共に、オ
ゾン注入部10でオゾンが注入されて脱色・脱臭・脱菌
され、そして洗濯槽2に送られることになる。
【0021】また、図1及び図2に示すドライクリーニ
ング装置は、洗濯槽2、溶剤タンク3、ポンプ4、濾過
部6、可逆性熱交換部5及びオゾン発生装置7を本体ケ
ーシング1内に一体的に配備したものであるから、装置
を設置するのに場所をとらず、その設置が容易となる。
【0022】図3は本発明の更に他の実施形態による石
油系溶剤を使用するドライクリーニング装置を示す。こ
のドライクリーニング装置は、洗濯槽2と溶剤タンク3
と第1ポンプ4Aと第1濾過部6Aとを第1溶剤循環経
路9Aにより接続して、第1ポンプ4Aで汲み上げた溶
剤タンク3の溶剤を第1濾過部6Aから洗濯槽2に供給
するように構成し、これら洗濯槽2、溶剤タンク3、第
1ポンプ4A及び第1濾過部6Aを主ケーシング1A内
に配備している。そして、溶剤タンク3と第2ポンプ4
Bとペルチェ素子利用の可逆性熱交換部5と第2濾過部
6Bとを第2溶剤循環経路9Bにより接続して、第2ポ
ンプ4Bで汲み上げた溶剤タンク3の溶剤を可逆性熱交
換部5から第2濾過部6Bを経て溶剤タンク3に戻すよ
うに構成すると共に、可逆性熱交換部5の出口側端部に
オゾン注入部10を設け、このオゾン注入部10で可逆
性熱交換部5を通過して所定温度になった溶剤にオゾン
発生装置7から供給されるオゾンを注入するようにし、
これら第2ポンプ4B、可逆性熱交換部5、オゾン発生
装置7、オゾン注入部10、及び第2濾過部6Bを副ケ
ーシング1B内に配備している。
【0023】第1濾過部6Aは、直列につないだ2つの
カートリッジフィルタータンク6a 1 ,6a2 とカーボ
ンタンク6a3 とからなり、カートリッジフィルタータ
ンク6a1 は紙フィルターを内蔵したものであり、カー
ボンタンク6a3 は活性炭を内蔵したものである。第2
濾過部6Bは、ステンレス製の網体6b1 、浄化ストー
ン層6b2 及び活性炭層6b3 から構成される。可逆性
熱交換部5、オゾン発生装置7及びオゾン注入部10の
構成については、図1及び図1に示すドライクリーニン
グ装置のものと全く同じである。
【0024】この図3に示すドライクリーニング装置に
おいて、第1ポンプ4Aによって溶剤タンク3から吸い
上げられた溶剤は、第1濾過部6Aを通って洗濯槽2に
送られ、そこで洗濯操作を行って汚れた溶剤は溶剤タン
ク3に戻され、循環することになり、また第2ポンプ4
Bによってタンク3から吸い上げられた溶剤は、可逆性
熱交換部5のコイル管15を通過することによって設定
温度、例えば25℃に冷却又は加熱され、この溶剤は第
2濾過部6Bを経て溶剤タンク3に戻され、循環するこ
とになる。この場合、溶剤タンク3には、上記のように
可逆性熱交換部5で25℃に冷却又は加熱された溶剤が
送り込まれるから、タンク3の溶剤は25℃程度にに保
たれ、また洗濯槽2にはこの25℃程度の溶剤が供給さ
れるから効果的に洗濯を行うことができる。
【0025】また、溶剤タンク3から第2ポンプ4Bで
吸い上げられ、可逆性熱交換部5を通過して25℃に冷
却または加熱された溶剤に、オゾン注入部10のエゼク
ター17によってオゾンが注入されると、この溶剤中の
汚れ成分は、オゾンと反応して酸化・分解・凝集され、
同時に脱色・脱臭・脱菌される。可逆性熱交換部5及び
オゾン注入部10を通過した溶剤は、第2濾過部6Bの
網体6b1 で大きめの浮遊物が除去され、浄化ストーン
層6b2 及び活性炭層6b3 により当該溶剤中の酸化
物、分解物、凝集物が捕集・吸着されて除去される。こ
の場合も、オゾンの注入は、可逆性熱交換部5の出口側
端部にあるオゾン注入部10にて、溶剤が可逆性熱交換
部5を通過することによりオゾンの作用に好適な設定温
度(例えば25℃)に冷却又は加熱された時点で行われ
るから、オゾンを溶剤に効率良く注入できると共に、オ
ゾンの働きが非常に活発となって酸化・分解・凝集作用
をきわめて有効に行うことができ、特に極微細な汚れ物
質、脂肪酸やタンパク質等をも分解し、それらを濾過部
6において完全に吸着除去することができるようにな
る。
【0026】特に、この図3のドライクリーニング装置
は、溶剤タンク3の溶剤を第2ポンプ4Bにより第2溶
剤循環経路9Bを循環させてオゾン注入部10及び第2
濾過部6Bで浄化処理し、こうして浄化される溶剤タン
ク3の溶剤を第1ポンプ4Aにより第1溶剤循環経路9
Aを循環させて第1濾過部6Aにより浄化処理するよう
にしたものであるから、洗濯槽2には常に十分に浄化さ
れた清浄で衛生的な溶剤を供給することができると共
に、タンクの溶剤を有効な溶剤として長期間使用するこ
とができる。
【0027】図4に示すドライクリーニング装置は、図
3の装置と殆ど同じであるが、第2溶剤循環経路9Bに
おける溶剤の循環方向を逆にし、第2ポンプ4Bで汲み
上げた溶剤タンク3の溶剤を先に第2濾過部6Bに通
し、その後可逆性熱交換部5及びオゾン注入部10を経
て溶剤タンク3へ戻すように構成したものである。この
場合、第2ポンプ4Bでタンク3から吸い上げられた溶
剤は、第2濾過部6Bの網体6b1 で大きめの浮遊物が
除去され、浄化ストーン層6b2 及び活性炭層6b3
よって溶剤中の汚れ成分が捕集・吸着されて除去され、
この第2濾過部6Bを経た溶剤は、可逆性熱交換部5の
コイル管15を通過することによって設定温度に冷却又
は加熱されると共に、オゾン注入部10でオゾンが注入
されて脱色・脱臭・脱菌され、そして溶剤タンク3に戻
される。
【0028】また、図3及び図4に示すドライクリーニ
ング装置では、洗濯槽2、溶剤タンク3、第1ポンプ4
A及び第1濾過部6Aを主ケーシング1A内に配備し、
第2ポンプ4B、可逆性熱交換部5、オゾン発生装置
7、オゾン注入部10、及び第2濾過部6Bを副ケーシ
ング1B内に配備しているから、装置全体が比較的大掛
かりなものとなっても、当該装置を主ケーシング1A側
と副ケーシング1B側とに分割できるから、据付け及び
メンテナンスが容易となる。
【0029】図6に示す実施形態のドライクリーニング
装置は、洗濯槽2と溶剤タンク3とポンプ4と濾過部6
とペルチェ素子13利用の可逆性熱交換部5とを溶剤循
環経路9によって接続し、溶剤タンク3の底部にオゾン
注入部10を設け、溶剤タンク3から汲み上げた溶剤を
濾過部6から可逆性熱交換部5を経て洗濯槽2に供給
し、洗濯槽2から排出される溶剤を溶剤タンク3に戻す
ように構成する一方、オゾン注入部10においてオゾン
発生装置7から供給されるオゾンをタンク3内の溶剤に
注入するようにしたドライクリーニング装置であり、洗
濯槽2、溶剤タンク3、ポンプ4、濾過部6、可逆性熱
交換部5、オゾン注入部10は本体ケーシング1内に装
備されている。濾過部6は、紙フィルターを内蔵したカ
ートリッジフィルタータンク6aと、活性炭の入ったカ
ーボンタンク6bとからなる。
【0030】上記オゾン注入部10は、図7の(A)及
び(B)にも示すように、管両端部を長方形の支持部材
21,21によって溶剤タンク3の底面から所要高さ位
置に水平に支持されていて、多数の噴射孔22からオゾ
ンガスをタンク内の溶剤に噴射注入する円筒状の散気管
23からなるものである。散気管23には、周方向及び
長手方向にそれぞれ所要間隔をおいて多数の噴射孔22
が設けてあり、この散気管23の先端部は閉塞され、基
端部にはオゾン発生装置7から延出されたオゾン供給パ
イプ24が接続される。各支持部材21は、長方形のス
テンレス製板体からなるもので、中央部に散気管挿通孔
25が貫設してある。
【0031】散気管23を溶剤タンク3内に設置する際
は、図7の(A)に示すように散気管23を両支持部材
21,21の散気管挿通孔25,25に挿通し、両支持
部材21,21を散気管23の両端部に位置させてタン
ク3の床面に載置する。この場合、各支持部材21を同
図実線図示のような縦向きにすれば、散気管23の設置
高さを高くでき、また各支持部材21を同図仮想線図示
のような横向きにすることによって、散気管23の設置
高さ低くできる。
【0032】図6に示すドライクリーニング装置におい
ては、ポンプ4によって溶剤タンク3から吸い上げられ
た溶剤は、濾過部6及び可逆性熱交換部5を経て洗濯槽
2に送られ、そこで洗濯操作を行って汚れた溶剤が溶剤
タンク3に戻され、循環される。そして、溶剤タンク3
内に設けたオゾン注入部10でオゾン発生装置7から加
圧供給されるオゾンが、散気管23によって溶剤に注入
される。この場合、散気管23が支持部材21,21に
よってタンク3の床面から所要高さ位置に設置されてい
るから、オゾンが散気管23から放射方向に散出して、
溶剤タンク3内の溶剤に効果的く注入することができ
る。
【0033】溶剤タンク3の溶剤が溶剤循環経路9を循
環する過程で、溶剤は、濾過部6のカートリッジフィル
タータンク6a及びカーボンタンク6bを通ることによ
り溶剤中の汚れ物質を捕集・吸着された後、可逆性熱交
換部5のコイル管15を通過することによって設定温度
に冷却又は加熱され、洗濯槽2に送られ、それで洗濯操
作を行って溶剤タンク3に戻され、溶剤に含まれるボタ
ン等の大きい異物はボタントラップ8で除去される。溶
剤タンク3では、溶剤中の汚れ成分や臭いが、オゾン注
入部10でオゾンが注入されるオゾンと反応して、酸化
・分解・凝集され、同時に脱色・脱臭・脱菌される。
【0034】溶剤タンク3の溶剤がポンプ4で汲み上げ
られて濾過部6を通過する際に、上記オゾンと反応して
酸化、分解、凝集された溶剤中の汚れ物質は、カートリ
ッジフィルタータンク6a及びカーボンタンク6bによ
って捕集・吸着されて除去される。また、溶剤が溶剤循
環経路9を循環中に可逆性熱交換部5によって設定温度
に冷却又は加熱されるから、洗濯槽2に洗濯に適した温
度の溶剤を供給できると共に、溶剤タンク3の溶剤を所
要温度に保つことができる。
【0035】以上説明した種々の実施形態のドライクリ
ーニング装置において、溶剤を所要温度に冷却又は加熱
するのに可逆性熱交換部5を使用しており、この可逆性
熱交換部5は、前述のように、溶剤循環経路9の所要管
路部をコイル管状に形成し、このコイル管15を密閉箱
状熱交換器本体11に挿入し、この密閉箱状熱交換器本
体11の外周側面に、所要枚数の熱伝導性金属板12を
固着し、各熱伝導性金属板12の外側面に、電気絶縁層
を介してペルチェ素子12を取り付けると共に、ペルチ
ェ素子13相互を直列に接続し、各ペルチェ素子13の
外側面に放熱フィン14を固着してなるものであるか
ら、構造を小型且つコンパクトにできて、設置するのに
場所をとらず、ドライクリーニング装置全体の小型化及
び軽量化を図ることができる。
【0036】また、この可逆性熱交換部5は、溶剤を冷
却又は加熱するものであって、ドライクリーニング装置
を温暖な地域や夏期に使用する時のように溶剤タンク3
の溶剤が外気の温度で30℃以上となるような場合は、
その溶剤を20〜25℃の適温まで冷却することにな
り、また寒冷地や冬季に使用する時のように溶剤タンク
3の溶剤が外気の温度で例えば2〜5℃となるような場
合には、その溶剤を上記20〜25℃の適温まで加熱す
ることになる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に係る発明のドライクリーニン
グ装置によれば、溶剤を所定温度に冷却する冷却手段と
して、ペルチェ素子を利用した可逆性熱交換部を採用し
ているから、その構造を小型且つコンパクトにできて、
設置するのに場所をとらず、ドライクリーニング装置全
体の小型化及び軽量化を図ることができる。また、この
可逆性熱交換部は、溶剤を冷却又は加熱するものである
から、温暖な地域や夏期での使用時には、この可逆性熱
交換部によって溶剤を適温まで冷却でき、また寒冷地や
冬季での使用時には溶剤を適温まで加熱できる。
【0038】また、この発明のドライクリーニング装置
によれば、オゾンの注入は、可逆性熱交換部の出口側端
部に設けたオゾン注入部にて、溶剤が可逆性熱交換部5
を通過することによりオゾンの作用に好適な設定温度に
冷却又は加熱された時点で行われるから、オゾンを溶剤
に効率良く注入できると共に、オゾンの働きが非常に活
発となって酸化・分解・凝集作用をきわめて有効に行わ
せることができ、特に極微細な汚れ物質、脂肪酸やタン
パク質等をも分解し、それらを濾過部において完全に吸
着除去できるようになる。従って、溶剤の浄化機能を十
分に高めることができる。また、このドライクリーニン
グ装置では、溶剤タンクから汲み上げた溶剤を可逆性熱
交換部に通してオゾン注入部でオゾンの注入を行った
後、この溶剤を濾過部で捕集・吸着し、洗濯槽に送るよ
うにするから、溶剤の浄化効率が非常に良く、その浄化
機能を十分に高めることができる。
【0039】請求項2に記載のように、ポンプで汲み上
げた溶剤タンクの溶剤を濾過部から可逆性熱交換部を経
て洗濯槽に供給するようにしてもよい。この場合には、
タンクから汲み上げられた溶剤は、濾過部を通った後、
可逆性熱交換部を通過することによって所定温度に冷却
又は加熱されると共に、オゾン注入部でオゾンが注入さ
れ、そして洗濯槽に送られることになる。
【0040】請求項3に記載のように、洗濯槽、溶剤タ
ンク、ポンプ、濾過部、可逆性熱交換部、オゾン注入部
及びオゾン発生装置を本体ケーシング内に一体的に配備
すれば、装置を設置するのに場所をとらず、その設置が
容易となる。
【0041】請求項4に係る発明のドライクリーニング
装置によれば、溶剤タンクの溶剤を第2ポンプにより第
2溶剤循環経路を循環させてオゾン注入部及び第2濾過
部で浄化処理し、こうして浄化される溶剤タンクの溶剤
を第1ポンプにより第1溶剤循環経路を循環させて第1
濾過部により浄化処理するようにしたものであるから、
洗濯槽2には常に十分に浄化された清浄で衛生的な溶剤
を供給することができると共に、タンクの溶剤を有効な
溶剤として長期間使用することができる。可逆性熱交換
部については、請求項1に係る発明のドライクリーニン
グ装置の場合と同様である。また、請求項5に記載のよ
うに、第2ポンプで汲み上げた溶剤タンクの溶剤を第2
濾過部から可逆性熱交換部を経て溶剤タンクに戻すよう
にしてもよい。
【0042】請求項6に記載のように、洗濯槽、溶剤タ
ンク、第1ポンプ及び第1濾過部を主ケーシング内に配
備し、第2ポンプ、可逆性熱交換部、オゾン注入部、オ
ゾン発生装置及び第2濾過部を副ケーシング内に配備す
れば、装置全体が比較的大掛かりなものとなっても、当
該装置を主ケーシング側と副ケーシング側とに分割でき
るから、据付け及びメンテナンスが容易となる。
【0043】請求項7に記載のように、オゾン注入部
が、溶剤循環経路の所定箇所でその外周に周方向一定ピ
ッチで設けられた多数の噴射孔から溶剤に対しオゾンガ
スを噴射注入するエゼクターからなる場合には、溶剤に
対するオゾンの接触面積が大きくなって、オゾンを溶剤
にきわめて効率良く注入することができる。
【0044】請求項8に係る発明のドライクリーニング
装置によれば、ポンプによって溶剤タンクから吸い上げ
られた溶剤は、濾過部及び可逆性熱交換部を経て洗濯槽
に送られ、そこで洗濯操作を行って汚れた溶剤が溶剤タ
ンクに戻され、そして溶剤タンク内に設けたオゾン注入
部でオゾン発生装置から加圧供給されるオゾンが散気管
によって溶剤に注入されるが、この場合に散気管が支持
部材によってタンクの底面から所要高さ位置に設置され
ているから、オゾンが散気管からその下方へも散出し
て、溶剤タンク内の溶剤に効果的く注入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるドライクリーニン
グ装置を示す概略図である。
【図2】 本発明の他の実施形態によるドライクリーニ
ング装置を示す概略図である。
【図3】 本発明の更に他の実施形態によるドライクリ
ーニング装置を示す概略図である。
【図4】 本発明の更に他の実施形態によるドライクリ
ーニング装置を示す概略図である。
【図5】 (A)は可逆性熱交換部を示す斜視図、
(B)はオゾン注入部を示す断面図である。
【図6】 本発明の更に他の実施形態によるドライクリ
ーニング装置を示す概略図である。
【図7】 (A)は散気管及びこれを支持する支持部材
の斜視図、(B)は散気管の横断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 1A 主ケーシング 1B 副ケーシング 2 洗濯槽 3 溶剤タンク 4 ポンプ 4A 第1ポンプ 4B 第2ポンプ 5 可逆性熱交換部 6 濾過部 7 オゾン発生装置 9 溶剤循環経路 9A 第1溶剤循環経路 9B 第2溶剤循環経路 10 オゾン注入部 17 エゼクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧 幸雄 兵庫県尼崎市神崎町38番16号 有限会社エ ヌ・ティ・エム・ジャパン内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽と溶剤タンクとポンプとペルチェ
    素子利用の可逆性熱交換部と濾過部とを溶剤循環経路に
    より接続して、ポンプで汲み上げた前記タンクの溶剤を
    可逆性熱交換部から濾過部を経て洗濯槽に供給するよう
    に構成すると共に、可逆性熱交換部の出口側端部にオゾ
    ン注入部を設け、このオゾン注入部で可逆性熱交換部を
    通過して所定温度になった溶剤にオゾン発生装置から供
    給されるオゾンを注入するようにしたドライクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 ポンプで汲み上げた溶剤タンクの溶剤を
    濾過部から可逆性熱交換部を経て洗濯槽に供給するよう
    に構成した請求項1に記載のドライクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 洗濯槽、溶剤タンク、ポンプ、濾過部、
    可逆性熱交換部、オゾン注入部及びオゾン発生装置を本
    体ケーシング内に一体的に配備した請求項1又は2に記
    載のドライクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 洗濯槽と溶剤タンクと第1ポンプと第1
    濾過部とを第1溶剤循環経路により接続して、第1ポン
    プで汲み上げた前記タンクの溶剤を第1濾過部から洗濯
    槽に供給するように構成し、前記タンクと第2ポンプと
    ペルチェ素子利用の可逆性熱交換部と第2濾過部とを第
    2溶剤循環経路で接続して、第2ポンプで汲み上げた前
    記タンクの溶剤を可逆性熱交換部から第2濾過部を経て
    前記タンクに戻すように構成すると共に、可逆性熱交換
    部の出口側端部にオゾン注入部を設け、このオゾン注入
    部で可逆性熱交換部を通過して所定温度になった溶剤に
    オゾン発生装置から供給されるオゾンを注入するように
    したドライクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 第2ポンプで汲み上げた溶剤タンクの溶
    剤を第2濾過部から可逆性熱交換部を経て前記タンクに
    戻すように構成した請求項4に記載のドライクリーニン
    グ装置。
  6. 【請求項6】 洗濯槽、溶剤タンク、第1ポンプ及び第
    1濾過部を主ケーシング内に配備し、第2ポンプ、可逆
    性熱交換部、オゾン注入部、オゾン発生装置及び第2濾
    過部を副ケーシング内に配備してなる請求項4又は5に
    記載のドライクリーニング装置。
  7. 【請求項7】 前記オゾン注入部は、溶剤循環経路の所
    定箇所でその外周に周方向一定ピッチで設けられた多数
    の噴射孔から溶剤に対しオゾンガスを噴射注入するエゼ
    クターからなる請求項1〜6のいずれかに記載のドライ
    クリーニング装置。
  8. 【請求項8】 洗濯槽、溶剤タンク、ポンプ、濾過部及
    びペルチェ素子利用の可逆性熱交換部を溶剤循環経路に
    より接続し、溶剤タンクの底部にオゾン注入部を設け、
    このオゾン注入部でオゾン発生装置から供給されるオゾ
    ンをタンク内の溶剤に注入するようにしたドライクリー
    ニング装置であって、前記オゾン注入部は、支持部材に
    よってタンク底面から所要高さ位置に水平に支持されて
    いて、多数の噴射孔からオゾンガスをタンク内の溶剤に
    噴射注入する散気管からなるドライクリーニング装置。
JP9295264A 1997-10-28 1997-10-28 ドライクリーニング装置 Withdrawn JPH11128591A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273095A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Toray Ind Inc 洗濯機および洗濯方法

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JP2002273095A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Toray Ind Inc 洗濯機および洗濯方法

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