JPH11128240A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

内視鏡用処置具

Info

Publication number
JPH11128240A
JPH11128240A JP9300950A JP30095097A JPH11128240A JP H11128240 A JPH11128240 A JP H11128240A JP 9300950 A JP9300950 A JP 9300950A JP 30095097 A JP30095097 A JP 30095097A JP H11128240 A JPH11128240 A JP H11128240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
section
insulating sheath
wire
conductive wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9300950A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Nagamatsu
龍司 永松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9300950A priority Critical patent/JPH11128240A/ja
Publication of JPH11128240A publication Critical patent/JPH11128240A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ESTのような複雑な手技を行う場
合でもその処置を簡便化してその処置を能率向上させ、
術者、患者の苦痛を軽減できる内視鏡用処置具を提供す
ることを最も主要な特徴とする。 【解決手段】パピロトミーナイフ13とプリカッティン
グナイフ14とを備えた一体的なナイフユニット17を
処置部4に設け、パピロトミーナイフ13を操作する第
1のナイフ操作部18と、プリカッティングナイフを操
作する第2のナイフ操作部19とを操作部3にそれぞれ
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡に形成され
た鉗子チャンネル内を通して患者の体腔内に挿入して、
例えば十二指腸乳頭部狭窄などの病変部の処置を行う内
視鏡用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡に形成された鉗子チャン
ネル内に挿入され、この鉗子チャンネルを通して体内に
挿入される内視鏡用処置具には図6(A)に示すように
体内に挿入される細長い挿入部aの基端部に手元側の操
作部bが連結されている。さらに、挿入部aの先端部に
は病変部の処置を行う処置部cが配設されている。そし
て、操作部bの操作によって処置部cが駆動される構成
になっている。
【0003】また、この種の内視鏡用処置具として例え
ば、特開平9−206309号公報には図6(B)に示
す構成の高周波切開具であるパピロトミーナイフが示さ
れている。ここでは、挿入部aに絶縁シースdが配設さ
れている。この絶縁シースdの先端部にはワイヤ導出口
eが前後2か所に形成されている。そして、絶縁シース
d内に挿通された導電性ワイヤfの先端部をこれらのワ
イヤ導出口eから絶縁シースdの外部に導出させ、絶縁
シースdの外部に露出させた導電性ワイヤfの露出部分
によって処置部cの高周波切開用のナイフ部gを形成さ
せるようになっている。
【0004】さらに、手元側の操作部bには直線状のガ
イド部材hと、このガイド部材hに沿ってスライドする
スライダiとが設けられている。このスライダiには導
電性ワイヤfの基端部が連結されている。そして、スラ
イダiのスライド操作にともない導電性ワイヤfが進退
駆動され、この導電性ワイヤfの進退動作にともない導
電性ワイヤfにおける先端側の露出部分のナイフ部gを
押し引き操作するようになっている。
【0005】ここで、スライダiを手元側に引っ張り操
作することにより、絶縁シースdの先端部が弓状に湾曲
され、弓の弦形状のナイフ部gが形成される。さらに、
スライダiを先端側に押出し操作することにより、円弧
状のナイフ部gが形成される。そして、弦形状、または
円弧状のナイフ部gが形成された状態で、導電性ワイヤ
fに高周波通電させたのち、ナイフ部gを生体組織に押
し当てることにより、生体組織を切開するようになって
いる。
【0006】また、実公平2−34885号公報には図
6(C)に示す構成の高周波切開具であるプリカッティ
ングナイフが示されている。ここでは、先端が針状(ま
たはへら状)のナイフ部jが処置部cに配設されてい
る。このナイフ部jは挿入部aの絶縁シースd内に配設
された導電性ワイヤfの先端部に大径な連結管kを介し
て連結固定されている。
【0007】さらに、絶縁シースdの先端部内周面には
ナイフ部jの抜けを防止するストッパmが配設されてい
る。このストッパmの中心部にはナイフ部jを挿通する
挿通孔nが形成されている。この挿通孔nの内径は連結
管kの外径よりも小さくなるように設定されている。
【0008】そして、導電性ワイヤfに高周波通電させ
た状態で、スライダiを先端側に押出し操作することに
より、ナイフ部jを絶縁シースdの外側に押出し操作
し、このナイフ部jを生体組織に押し当てることによ
り、生体組織を切開するようになっている。さらに、ス
ライダiを手元側に引っ張り操作することにより、ナイ
フ部jを絶縁シースd内に引き込み操作するようになっ
ている。
【0009】また、十二指腸乳頭部狭窄や、乳頭結石嵌
頓などの症例の場合には、従来から次のような手順の処
置、いわゆる乳頭括約筋切開術(EST)が行なわれて
いる。すなわち、まず、図6(C)に示す構成のプリカ
ッティングナイフの針状(またはへら状)のナイフ部j
を用いて括約筋を一部切開する。その後、図6(B)に
示す構成のパピロトミーナイフのナイフ部gを用いて括
約筋を比較的広い範囲に亙り切開するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものにあってはESTの処置を行なう場合には
最初にプリカッティングナイフを体内に挿入して使用し
た後、このプリカッティングナイフを体外に引き抜いた
状態で、パピロトミーナイフを体内に挿入して使用する
処置具の差し替え作業が必要になるので、手技が複雑
で、かつその処置時間が長時間に及ぶ問題がある。その
ため、術者、患者の苦痛が大きくなるおそれがある。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、ESTのような複雑な手技を行う場合
でもその処置を簡便化してその処置の能率向上を図るこ
とができ、術者、患者の苦痛を軽減することができる内
視鏡用処置具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は体内に挿入され
る細長い挿入部の基端部に手元側の操作部が連結され、
前記挿入部の先端部に配設された処置部が前記操作部の
操作によって駆動される内視鏡用処置具において、先端
部に前後2か所のワイヤ導出口が形成された絶縁シース
を前記挿入部に配設し、この絶縁シース内に少なくとも
2本の導電性ワイヤを互いに絶縁状態で挿入するととも
に、前記絶縁シース内に挿通された一方の第1の導電性
ワイヤの先端部を前記前後2か所のワイヤ導出口から前
記絶縁シースの外部に導出させ、前記絶縁シースの外部
に露出させた導電性ワイヤの露出部分によって形成され
た高周波切開用の第1のナイフ部と、前記絶縁シース内
に挿通された他方の第2の導電性ワイヤの先端部に連結
され、前記絶縁シースの先端開口部から外部側に突没可
能に突設される高周波切開用の第2のナイフ部とを備え
た一体的なナイフユニットを前記処置部に設け、かつ前
記第1の導電性ワイヤの基端部に連結され、前記第1の
ナイフ部を操作する第1のナイフ部操作手段と、前記第
2の導電性ワイヤの基端部に連結され、前記第2のナイ
フ部を操作する第2のナイフ部操作手段とを前記操作部
にそれぞれ設けたことを特徴とする内視鏡用処置具であ
る。そして、ESTの処置を行なう場合には最初に第2
のナイフ部操作手段を操作して処置部のナイフユニット
から第2のナイフ部を引き出して使用した後、続いてこ
の第2のナイフ部をナイフユニット内に戻した状態で、
第1のナイフ部操作手段を操作してナイフユニットの第
1のナイフ部を使用して生体組織を切開するようにした
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図4(A)〜(C)を参照して説明する。図
1は本実施の形態の内視鏡用処置具1全体の概略構成を
示すものである。この内視鏡用処置具1には体内に挿入
される細長い挿入部2が設けられている。この挿入部2
の基端部には手元側の操作部3が連結されている。さら
に、挿入部2の先端部には病変部の処置を行う処置部4
が配設されている。
【0014】また、挿入部2には例えばプラスチック材
料等の電気絶縁材料によって形成された絶縁シース5が
配設されている。この絶縁シース5は図2(B)に示す
ようにシース本体内に内径寸法の大きさが異なる2つの
ワイヤ挿通孔(ルーメン)6,7が形成された2ルーメ
ンチューブによって形成されている。
【0015】さらに、絶縁シース5の2つのワイヤ挿通
孔6,7のうちの内径寸法が小さい第1のワイヤ挿通孔
6内には第1の導電性ワイヤ8が挿入され、内径寸法が
大きい第2のワイヤ挿通孔7内には第2の導電性ワイヤ
9が挿入されている。これにより、2本の導電性ワイヤ
8,9は互いに絶縁状態で絶縁シース5内に挿入されて
いる。
【0016】また、絶縁シース5の先端部には前後2か
所のワイヤ導出口10,11が形成されている。これら
のワイヤ導出口10,11は内径寸法の小さい第1のワ
イヤ挿通孔6に連通されている。ここで、絶縁シース5
の第1のワイヤ挿通孔6内に挿通された第1の導電性ワ
イヤ8の先端部は後部側のワイヤ導出口11から絶縁シ
ース5の外部に導出されたのち、前部側のワイヤ導出口
10から再び絶縁シース5の内部に挿入され、ワイヤ導
出口10よりも前部側のワイヤ挿通孔6内に例えばプラ
チナなどの材質のX線不透過パイプ12を介して固定さ
れている。そして、前後2か所のワイヤ導出口10,1
1から絶縁シース5の外部に導出されている導電性ワイ
ヤ8の露出部分によって高周波切開用のパピロトミーナ
イフ(第1のナイフ部)13が形成されている。
【0017】また、第2の導電性ワイヤ9の前端部には
棒状のプリカッティングナイフ(第2のナイフ部)14
が管状の連結部材15を介して固定されている。ここ
で、絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7の前端部には
プリカッティングナイフ14を着脱可能に保持するナイ
フホルダ16が固定されている。
【0018】このナイフホルダ16の軸心部にはプリカ
ッティングナイフ14を挿通するナイフ挿通孔16aが
形成されている。そして、プリカッティングナイフ14
はこのナイフ挿通孔16aを通り、絶縁シース5の第2
のワイヤ挿通孔7の先端開口部7aから外部側に突没可
能に突設されている。なお、このナイフ挿通孔16aの
内径寸法はプリカッティングナイフ14の連結部材15
の外径寸法よりも小径に設定されている。そのため、第
2の導電性ワイヤ9を先端側に向けて押し出し操作した
場合にはプリカッティングナイフ14の連結部材15は
このナイフ挿通孔16a内を通ることができないので、
プリカッティングナイフ14のみがナイフ挿通孔16a
を通り、絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7の先端開
口部7aから外部側に突出されるようになっている。こ
のとき、プリカッティングナイフ14の連結部材15は
ナイフホルダ16に当接した状態で、係脱可能に係止さ
れてプリカッティングナイフ14が第2のワイヤ挿通孔
7の先端開口部7aから外部側に抜け出ることが規制さ
れている。
【0019】そして、挿入部2の先端部の処置部4には
上述したようにパピロトミーナイフ13とプリカッティ
ングナイフ14とを備えた一体的なナイフユニット17
が形成されている。
【0020】また、手元側の操作部3にはパピロトミー
ナイフ13を操作する第1のナイフ操作部(第1のナイ
フ部操作手段)18と、プリカッティングナイフ14を
操作する第2のナイフ操作部(第2のナイフ部操作手
段)19とを備えた略Y字状の操作部本体20が設けら
れている。この操作部本体20には前端側に絶縁シース
5の後端部に連結される共通連結部20a、後端側に二
股状に分岐された2つの分岐連結部20b,20cがそ
れぞれ突設されている。そして、共通連結部20aの管
腔内に絶縁シース5の後端部が挿入された状態で連結さ
れている。
【0021】また、操作部本体20の一方の分岐連結部
20bの後端部には第1のナイフ操作部18が連結され
ている。この第1のナイフ操作部18には略直線状に延
設されたスライダガイド部材21と、このスライダガイ
ド部材21に沿ってスライド自在に装着された第1のス
ライダ22とが設けられている。
【0022】ここで、スライダガイド部材21の前端部
は分岐連結部20bの後端部に固定されている。さら
に、このスライダガイド部材21の後端部には使用者の
手指を挿入する手指挿入リング23が設けられている。
【0023】また、第1のスライダ22の外周面には導
電性のプラグ24の外端部が突設されている。このプラ
グ24には高周波電流を供給する図示しない高周波発生
装置の接続コードが着脱可能に接続されるようになって
いる。さらに、このプラグ24の内端部には導電性の操
作パイプ25の一端部が接続固定されている。
【0024】なお、操作部本体20の分岐連結部20b
およびスライダガイド部材21には操作パイプ25を進
退自在に挿通するパイプ挿通孔が形成されている。そし
て、絶縁シース5の第1のワイヤ挿通孔6内に挿通され
た第1の導電性ワイヤ8の基端部側は分岐連結部20b
のパイプ挿通孔内を経て操作パイプ25の他端部に接続
固定されている。
【0025】また、第1のナイフ操作部18は常時は第
1のスライダ22がスライダガイド部材21の略中央位
置に移動された待機位置で保持される。この状態では挿
入部2の先端部は図2(A)に示すように略真っ直ぐに
直線状に伸ばされた状態で保持される。そして、第1の
スライダ22がスライダガイド部材21の後端側に移動
される操作にともない第1の導電性ワイヤ8が図2
(A)中で右方向に引っ張り操作され、この第1の導電
性ワイヤ8を介して絶縁シース5の先端部が弓状に湾曲
されて図4(B)に示すように弓の弦形状のパピロトミ
ーナイフ13が形成される。さらに、第1のスライダ2
2を先端側に押出し操作することにより、図4(C)に
示すように円弧状のパピロトミーナイフ13が形成され
るようになっている。
【0026】さらに、操作部本体20の他方の分岐連結
部20cの後端部にはルア係合部26が設けられてい
る。そして、このルア係合部26に第2のナイフ操作部
19が着脱可能に連結されている。
【0027】この第2のナイフ操作部19には略直線状
に延設されたスライダガイド部材27と、このスライダ
ガイド部材27に沿ってスライド自在に装着された第2
のスライダ28とが設けられている。
【0028】ここで、スライダガイド部材27の前端部
は分岐連結部20cのルア係合部26に係脱可能に係合
されている。さらに、このスライダガイド部材27の後
端部には使用者の手指を挿入する手指挿入リング29が
設けられている。
【0029】また、第2のスライダ28の外周面には導
電性のプラグ29の外端部が突設されている。このプラ
グ29には高周波電流を供給する図示しない高周波発生
装置の接続コードが着脱可能に接続されるようになって
いる。さらに、このプラグ29の内端部には導電性の操
作パイプ30の一端部が接続固定されている。
【0030】また、操作部本体20の分岐連結部20c
には絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7に連通する分
岐ワイヤルーメン31が形成されている。なお、スライ
ダガイド部材27には操作パイプ30を進退自在に挿通
するパイプ挿通溝32が形成されている。このパイプ挿
通溝32の前端部は分岐連結部20cの分岐ワイヤルー
メン31に連通されている。そして、絶縁シース5の第
2のワイヤ挿通孔7内に挿通された第2の導電性ワイヤ
9の基端部側は分岐連結部20cの分岐ワイヤルーメン
31およびスライダガイド部材27のパイプ挿通溝32
内を経て操作パイプ30の他端部に接続固定されてい
る。
【0031】また、第2のナイフ操作部19は常時は第
2のスライダ28がスライダガイド部材27の後端側に
移動された待機位置で保持される。この状態では第2の
導電性ワイヤ9が図2(A)中で右方向に移動され、こ
の第2の導電性ワイヤ9を介してプリカッティングナイ
フ14が絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7の先端開
口部7a内に引き込まれた状態で保持される。そして、
第2のスライダ28がスライダガイド部材27の前端側
に移動される操作にともない第2の導電性ワイヤ9が図
2(A)中で左方向に移動され、この第2の導電性ワイ
ヤ9を介してプリカッティングナイフ14が絶縁シース
5の第2のワイヤ挿通孔7の先端開口部7aから外部側
に突出されるようになっている。
【0032】なお、挿入部2の先端部外周面には長さの
指標となる複数のマーキング部33が設けられている。
さらに、絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7内には第
2の導電性ワイヤ9に代えて図示しないガイドワイヤが
挿通されたり、或いは液体が注入される送液路が形成さ
れるようになっており、多目的に使用可能になってい
る。
【0033】また、本実施の形態の内視鏡用処置具1は
図4(A)に示すように内視鏡34と組み合わせて使用
される。この内視鏡34には体内に挿入される細長い挿
入部35の先端側に湾曲部36を介して先端構成部37
が配設されている。この先端構成部37の外周面には図
示しない処置具挿通チャンネルの先端開口部が形成さ
れ、この先端開口部の近傍位置に鉗子起上装置38が配
設されている。
【0034】次に、上記構成の作用について説明する。
ここでは、本実施の形態の内視鏡用処置具1を内視鏡3
4の処置具挿通チャンネルを通して経内視鏡的に体腔内
に挿入し、生体組織、特に図4(A)に示すように十二
指腸乳頭部H1 のような管腔部出口を本実施の形態の内
視鏡用処置具1のナイフユニット17によって高周波処
置して切開する乳頭括約筋切開術(EST)に適用した
例について説明する。なお、図4(A)中で、H2 は十
二指腸、H3 は胆管、H4 は乳頭狭窄部である。
【0035】そして、本実施の形態の内視鏡用処置具1
の使用時には予め図4(A)に示すように、内視鏡34
の挿入部35が十二指腸H2 内に挿入され、内視鏡34
の湾曲部36の湾曲操作により内視鏡34の視野内に乳
頭部H1 が捕らえられる。
【0036】続いて、内視鏡34の挿入部35内の処置
具挿通チャンネルに本実施の形態の内視鏡用処置具1の
挿入部2が挿入される。このとき、内視鏡用処置具1は
手元側操作部3の第1のスライダ22がスライダガイド
部材21の略中央位置に移動された待機位置で保持され
るとともに、第2のスライダ28がスライダガイド部材
27の後端側に移動された待機位置で保持される。
【0037】この状態で、図4(A)に示すように、内
視鏡挿入部35の先端構成部37に設けられた処置具挿
通チャンネルの先端開口部から内視鏡用処置具1の挿入
部2を外部側に突出させる。そして、内視鏡34の鉗子
起上装置38の操作や、湾曲部36の湾曲操作により、
内視鏡用処置具1の挿入部2の先端の処置部4を乳頭狭
窄部H4 に接近させる。
【0038】その後、内視鏡用処置具1の手元側操作部
3の第2のスライダ28をスライダガイド部材27の前
端側に移動させる。この第2のスライダ28の操作にと
もない第2の導電性ワイヤ9が図2(A)中で左方向に
移動され、この第2の導電性ワイヤ9を介してプリカッ
ティングナイフ14が絶縁シース5の第2のワイヤ挿通
孔7の先端開口部7aから外部側に突出される。そし
て、導電性ワイヤ9に高周波通電させた状態で、プリカ
ッティングナイフ14を乳頭狭窄部H4 に押し当てるこ
とにより、乳頭部H1 の括約筋をこのプリカッティング
ナイフ14によって一部切開(予備切開)する。
【0039】さらに、この乳頭部H1 の予備切開の終了
後、図4(B)に示すように、ここで切開された予備切
開部H5 から胆管H3 内に内視鏡用処置具1の挿入部2
の先端の処置部4を内視鏡34の鉗子起上装置38の操
作や、湾曲部36の湾曲操作により挿入する。この状態
で、内視鏡用処置具1の手元側操作部3の第1のスライ
ダ22をスライダガイド部材21の後端側に移動させ
る。この第1のスライダ22の操作にともない第1の導
電性ワイヤ8が図2(A)中で右方向に引っ張り操作さ
れ、この第1の導電性ワイヤ8を介して絶縁シース5の
先端部が弓状に湾曲されて図4(B)に示すように弓の
弦形状のパピロトミーナイフ13が形成される。さら
に、この状態で、第1の導電性ワイヤ8に高周波通電さ
せたのち、パピロトミーナイフ13を乳頭部H1 の括約
筋に押し当てて高周波電流により比較的広い範囲に亙り
括約筋の切開が行われる。
【0040】なお、乳頭部H1 の予備切開の終了後、こ
こで切開された予備切開部H5 から胆管H3 内に内視鏡
用処置具1の挿入部2の先端の処置部4を挿入した状態
で、内視鏡用処置具1の手元側操作部3の第1のスライ
ダ22をスライダガイド部材21の前端側に移動させる
ことにより、図4(C)に示すように円弧状のパピロト
ミーナイフ13を形成してもよい。そして、この場合も
同様に、第1の導電性ワイヤ8に高周波通電させたの
ち、円弧状のパピロトミーナイフ13を乳頭部H1 の括
約筋に押し当てて高周波電流により比較的広い範囲に亙
り括約筋の切開が行われる。
【0041】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡用処置具
1では挿入部2の先端部の処置部4にパピロトミーナイ
フ13とプリカッティングナイフ14とを一体的に組み
合わせたナイフユニット17を設けたので、十二指腸乳
頭部狭窄や、乳頭結石嵌頓などの症例の際に乳頭括約筋
切開術(EST)のような複雑な手技を行う場合に従来
必要であったプリカッティングナイフ14とパピロトミ
ーナイフ13との差し替えの手間をなくすことができ
る。そのため、ESTのような複雑な手技を行う場合で
もその処置を簡便化してその処置の能率向上を図ること
ができ、術者、患者の苦痛を軽減することができる。
【0042】さらに、本実施の形態の内視鏡用処置具1
ではプリカッティングナイフ14と、第2の導電性ワイ
ヤ9と、第2のナイフ操作部19とを一体化した組立て
ユニットが絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7に着脱
自在に装着されるため、プリカッティングナイフ14の
使用後、このプリカッティングナイフ14の組立てユニ
ットを絶縁シース5の第2のワイヤ挿通孔7から取り外
すことにより、ガイドワイヤを絶縁シース5の第2のワ
イヤ挿通孔7内に挿入させて併用することも可能とな
る。なお、水密コックを用いることで絶縁シース5の第
2のワイヤ挿通孔7内を通して例えば造影剤などの送液
を行うこともできる。
【0043】なお、上記第1の実施の形態では図2
(B)に示すように絶縁シース5のシース本体内に内径
寸法の大きさが異なる2つのワイヤ挿通孔6,7が形成
された2ルーメンチューブを使用した構成を示したが、
図2(C)に示す変形例のように第1の実施の形態の挿
入部2の絶縁シース5のシース本体内に小径な第1のワ
イヤ挿通孔6の両側に補強ワイヤ41が挿入される補強
ワイヤ挿通孔42をそれぞれ形成してもよい。そして、
本変形例では、挿入部2の絶縁シース5が4ルーメンの
マルチルーメンチューブによって形成されている。ま
た、補強ワイヤ挿通孔42内には、補強ワイヤ41が絶
縁シース5の基端部から絶縁シース5の先端部のナイフ
ユニット17の後端位置程度まで挿通されて、固定され
ている。
【0044】このように絶縁シース5内に補強ワイヤ挿
通孔42を設け、この補強ワイヤ挿通孔42内に補強ワ
イヤ41を挿通することにより、絶縁シース5を適度の
柔らかさとなるように任意に調整することができる。
【0045】また、図5(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態の内視鏡用処置具1の絶縁シース5としてシ
ングルルーメンチューブ51を用いたものである。
【0046】すなわち、本実施の形態のシングルルーメ
ンチューブ51の内部には図5(B)に示すように2本
の導電性ワイヤ52,53が挿入されている。これらの
導電性ワイヤ52,53の外周面には例えばプラスチッ
ク材料等の電気絶縁材料によって形成された絶縁コート
部54がそれぞれ設けられている。これにより、2本の
導電性ワイヤ52,53は互いに絶縁状態で絶縁シース
5のシングルルーメンチューブ51内に挿入されてい
る。なお、本実施の形態では2本の導電性ワイヤ52,
53に絶縁コート部54を設けたが、一方のワイヤのみ
に絶縁コート部54を設けてもよい。
【0047】また、本実施の形態のシングルルーメンチ
ューブ51の先端部には前後2か所のワイヤ導出口5
5,56が形成されている。ここで、第1の導電性ワイ
ヤ52の先端部は後部側のワイヤ導出口56からシング
ルルーメンチューブ51の外部に導出されたのち、前部
側のワイヤ導出口55から再びシングルルーメンチュー
ブ51の内部に挿入されている。
【0048】さらに、シングルルーメンチューブ51の
内部にはワイヤ導出口55よりも前部側に例えばプラチ
ナなどの材質のX線不透過性の固定部材57が固定され
ている。この固定部材57には第1の導電性ワイヤ52
の先端部が挿入されるワイヤ挿入孔58が形成されてい
る。そして、第1の導電性ワイヤ52の先端部はワイヤ
挿入孔58内に挿入された状態で固定されている。な
お、この固定部材57の外周面は絶縁コートされてい
る。そして、前後2か所のワイヤ導出口55,56から
シングルルーメンチューブ51の外部に導出されている
導電性ワイヤ52の露出部分によって高周波切開用のパ
ピロトミーナイフ(第1のナイフ部)59が形成されて
いる。
【0049】また、第2の導電性ワイヤ53の前端部に
は棒状のプリカッティングナイフ(第2のナイフ部)6
0が管状の連結部材61を介して固定されている。ここ
で、固定部材57にはプリカッティングナイフ60を挿
通するナイフ挿通孔62が形成されている。そして、プ
リカッティングナイフ60はこのナイフ挿通孔62を通
り、シングルルーメンチューブ51の先端開口部51a
から外部側に突没可能に突設されている。なお、このナ
イフ挿通孔62の内径寸法はプリカッティングナイフ6
0の連結部材61の外径寸法よりも小径に設定されてい
る。そのため、第2の導電性ワイヤ53を先端側に向け
て押し出し操作した場合にはプリカッティングナイフ6
0の連結部材61はこのナイフ挿通孔62内を通ること
ができないので、プリカッティングナイフ60のみがナ
イフ挿通孔62を通り、シングルルーメンチューブ51
の先端開口部51aから外部側に突出されるようになっ
ている。このとき、プリカッティングナイフ60の連結
部材61は固定部材57に当接した状態で、係脱可能に
係止されてプリカッティングナイフ60がシングルルー
メンチューブ51の先端開口部51aから外部側に抜け
出ることが規制されている。
【0050】そして、挿入部2の先端部の処置部4には
上述したようにパピロトミーナイフ59とプリカッティ
ングナイフ60とを備えた一体的なナイフユニット63
が形成されている。なお、これ以外の部分は第1の実施
の形態と同一構成になっており、ここではその説明を省
略する。
【0051】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では挿入部2の先
端部の処置部4にパピロトミーナイフ59とプリカッテ
ィングナイフ60とを一体的に組み合わせたナイフユニ
ット63を設けたので、十二指腸乳頭部狭窄や、乳頭結
石嵌頓などの症例の際に乳頭括約筋切開術(EST)の
ような複雑な手技を行う場合に従来必要であったプリカ
ッティングナイフ60とパピロトミーナイフ59との差
し替えの手間をなくすことができる。そのため、第1の
実施の形態と同様にESTのような複雑な手技を行う場
合でもその処置を簡便化してその処置の能率向上を図る
ことができ、術者、患者の苦痛を軽減することができ
る。
【0052】さらに、本実施の形態では特に、内視鏡用
処置具1の絶縁シース5としてシングルルーメンチュー
ブ51を用いているので、第1の実施の形態に比べて構
造が単純になり、小径化およびコスト低下が図れる効果
がある。
【0053】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) パピロトミーナイフとプリカッティング
ナイフとを一体化した内視鏡用処置具。
【0054】(付記項1が解決しようとする課題) 従
来から、十二指腸乳頭部狭窄や、乳頭結石嵌頓などの症
例の場合に、まず先端が針状(またはへら状)のプリカ
ッティングナイフを用いて括約筋を一部切開した後に、
通常のパピロトミーナイフを用いてEST(乳頭括約筋
切開術)を行うことがある。この際、各々の処置具を差
し替える必要があり、手技が複雑で、かつ長時間に及ぶ
ため、術者、患者の苦痛が大きかった。
【0055】(付記項1の目的) 内視鏡的処置の簡便
化。 (付記項2) シース内にパピロトミーナイフワイヤル
ーメンとプリカッティングナイフワイヤルーメンとをそ
れぞれ独立して設けた内視鏡用処置具。
【0056】(付記項3) 同一ルーメン内にパピロト
ミーナイフとプリカッティングナイフの導電性ワイヤを
設け、少なくとも一方の導電性ワイヤの先端部(切開
部)以外を高周波絶縁コートした内視鏡用処置具。
【0057】(付記項4) パピロトミーナイフに対し
てプリカッティングナイフを着脱自在にした内視鏡用処
置具。 (付記項5) 体内に挿入される細長い挿入部の基端部
に手元側の操作部が連結され、前記挿入部の先端部に配
設された処置部が前記操作部の操作によって駆動される
内視鏡用処置具において、パピロトミーナイフとプリカ
ッティングナイフとを備えた一体的なナイフユニットを
前記処置部に設け、前記パピロトミーナイフの操作手段
と、プリカッティングナイフの操作手段とを前記操作部
にそれぞれ設けたことを特徴とする内視鏡用処置具。
【0058】(付記項6) 体内に挿入される細長い挿
入部の基端部に手元側の操作部が連結され、前記挿入部
の先端部に配設された処置部が前記操作部の操作によっ
て駆動される内視鏡用処置具において、パピロトミーナ
イフを備えたナイフユニットを前記処置部に設け、前記
パピロトミーナイフの操作手段を前記操作部に設けると
ともに、前記処置部にプリカッティングナイフを着脱可
能に保持するプリカッティングナイフの保持手段を設け
たことを特徴とする内視鏡用処置具。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば前後2か所のワイヤ導出
口から絶縁シースの外部に導出させ、絶縁シースの外部
に露出させた導電性ワイヤの露出部分によって形成され
た高周波切開用の第1のナイフ部と絶縁シースの先端開
口部から外部側に突没可能に突設される高周波切開用の
第2のナイフ部とを備えた一体的なナイフユニットを処
置部に設け、第1の導電性ワイヤの基端部に連結され、
第1のナイフ部を操作する第1のナイフ部操作手段と、
第2の導電性ワイヤの基端部に連結され、第2のナイフ
部を操作する第2のナイフ部操作手段とを操作部にそれ
ぞれ設けたので、ESTのような複雑な手技を行う場合
でもその処置を簡便化してその処置の能率向上を図るこ
とができ、術者、患者の苦痛を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の内視鏡用処置具
全体の概略構成図。
【図2】 (A)は第1の実施の形態の内視鏡用処置具
における挿入部の先端部分の要部構成を示す縦断面図、
(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は第1の実施
の形態の内視鏡用処置具の変形例を示す要部の縦断面
図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具の手元側
端部の要部構成を示す縦断面図。
【図4】 第1の実施の形態の内視鏡用処置具の使用状
態を示すもので、(A)は乳頭狭窄部をプリカッティン
グナイフで切除する状態を示す縦断面図、(B)はパピ
ロトミーナイフをプル方式で使用して乳頭の予備切開部
を切除する状態を示す縦断面図、(C)はパピロトミー
ナイフをプッシュ方式で使用して乳頭の予備切開部を切
除する状態を示す縦断面図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)は内視鏡用処置具における挿入部の先端部を示す
縦断面図、(B)は(A)のB−B線断面図。
【図6】 (A)は従来の内視鏡用処置具全体の概略構
成図、(B)はパピロトミーナイフを示す縦断面図、
(C)はプリカッティングナイフを示す縦断面図。
【符号の説明】
2 挿入部 3 操作部 4 処置部 8、52 第1の導電性ワイヤ 9、53 第2の導電性ワイヤ 10,11、55,56 ワイヤ導出口 13、59 パピロトミーナイフ(第1のナイフ部) 14、60 プリカッティングナイフ(第2のナイフ
部) 17、63 ナイフユニット 18 第1のナイフ操作部(第1のナイフ部操作手
段) 19 第2のナイフ操作部(第2のナイフ部操作手
段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される細長い挿入部の基端部
    に手元側の操作部が連結され、前記挿入部の先端部に配
    設された処置部が前記操作部の操作によって駆動される
    内視鏡用処置具において、 先端部に前後2か所のワイヤ導出口が形成された絶縁シ
    ースを前記挿入部に配設し、この絶縁シース内に少なく
    とも2本の導電性ワイヤを互いに絶縁状態で挿入すると
    ともに、 前記絶縁シース内に挿通された一方の第1の導電性ワイ
    ヤの先端部を前記前後2か所のワイヤ導出口から前記絶
    縁シースの外部に導出させ、前記絶縁シースの外部に露
    出させた導電性ワイヤの露出部分によって形成された高
    周波切開用の第1のナイフ部と、前記絶縁シース内に挿
    通された他方の第2の導電性ワイヤの先端部に連結さ
    れ、前記絶縁シースの先端開口部から外部側に突没可能
    に突設される高周波切開用の第2のナイフ部とを備えた
    一体的なナイフユニットを前記処置部に設け、 かつ前記第1の導電性ワイヤの基端部に連結され、前記
    第1のナイフ部を操作する第1のナイフ部操作手段と、
    前記第2の導電性ワイヤの基端部に連結され、前記第2
    のナイフ部を操作する第2のナイフ部操作手段とを前記
    操作部にそれぞれ設けたことを特徴とする内視鏡用処置
    具。
JP9300950A 1997-10-31 1997-10-31 内視鏡用処置具 Withdrawn JPH11128240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9300950A JPH11128240A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 内視鏡用処置具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9300950A JPH11128240A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 内視鏡用処置具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11128240A true JPH11128240A (ja) 1999-05-18

Family

ID=17891046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9300950A Withdrawn JPH11128240A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 内視鏡用処置具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11128240A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005503863A (ja) * 2001-09-27 2005-02-10 ボストン サイエンティフィック リミテッド 内視鏡カテーテルにおいて組織切断装置の刃の深さを測定及び制御するための方法及び装置
US7967819B2 (en) 2006-04-17 2011-06-28 Olympus Medical Systems Corp. Soft bipolar forceps

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005503863A (ja) * 2001-09-27 2005-02-10 ボストン サイエンティフィック リミテッド 内視鏡カテーテルにおいて組織切断装置の刃の深さを測定及び制御するための方法及び装置
US7967819B2 (en) 2006-04-17 2011-06-28 Olympus Medical Systems Corp. Soft bipolar forceps

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3730757B2 (ja) 内視鏡用処置具
US5323768A (en) Diathermic dissector with a bifurcation having substantially the same cross-sectional area as a lumen for guiding a wire
US6193717B1 (en) Treating instrument for endoscope
JP4794564B2 (ja) 内視鏡用処置具
JP2002301088A (ja) 内視鏡用治療装置
US20120184954A1 (en) Endoscopic treatment instrument and tissue incision method
JP2000237202A (ja) 内視鏡用処置具
US6134467A (en) Drainage tube introducer for endoscope
JP3171628B2 (ja) 内視鏡用高周波ナイフ
JP3802698B2 (ja) レゼクトスコープ装置
JPWO2016151935A1 (ja) 処置具
JP4589731B2 (ja) 内視鏡用高周波処置具
JP2528223B2 (ja) 内視鏡用高周波切開具
US7967819B2 (en) Soft bipolar forceps
JPH11128240A (ja) 内視鏡用処置具
JPH03195547A (ja) 内視鏡用高周波切除具
JP3730796B2 (ja) レゼクトスコープ装置
JPH07299078A (ja) 内視鏡用電気切開装置
JP3347358B2 (ja) 内視鏡用高周波切開具
JP4488258B2 (ja) 内視鏡用高周波処置具
CN111904591B (zh) 消化内镜ercp手术多功能手术刀
JP2004057794A (ja) 留置チューブガイド装置
JPH1133033A (ja) 高周波切開装置
JPH07148171A (ja) 管状挿入具
JPH11318926A (ja) 高周波治療用処置具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104