JPH11127484A - 無線通信チャネル切替方法および移動通信システム - Google Patents

無線通信チャネル切替方法および移動通信システム

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JPH11127484A
JPH11127484A JP9292929A JP29292997A JPH11127484A JP H11127484 A JPH11127484 A JP H11127484A JP 9292929 A JP9292929 A JP 9292929A JP 29292997 A JP29292997 A JP 29292997A JP H11127484 A JPH11127484 A JP H11127484A
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JP
Japan
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communication channel
wireless communication
mobile station
wireless
base station
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JP9292929A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Ono
友義 大野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHS携帯電話では干渉回避のための通信中
の無線通信チャネルの変更は、ハードウェア条件による
制約を受けるために自由度が低い。 【解決手段】 ハードウェア条件の制約を受け、干渉回
避のための無線通信チャネルが見つからないときには、
通信中の無線通信チャネルをいったん解放し、再接続を
行う。これにより、干渉回避のための無線通信チャネル
の選択の自由度が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPHS(Personal H
andy-phone System)携帯電話に利用する。本発明は複数
の無線ゾーンでサービスエリアを構成する移動通信シス
テムに利用する。特に、無線通信チャネルの干渉回避技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の無線ゾーンでサービスエリアを覆
う移動通信システムとしてPHS携帯電話が普及してい
る。図9は従来のPHS携帯電話による移動通信システ
ムの全体構成を示す図である。無線基地局4は無線ゾー
ン1を形成し、無線基地局6は無線ゾーン2を形成し、
無線ゾーン1および2によりサービスエリア3が形成さ
れる。移動局5、7と無線基地局4、6とは無線通信チ
ャネルにより接続される。図10は本発明の対象とする
移動通信システムの無線通信チャネルの物理スロット構
成を示したものであり、各無線通信チャネルは、時分割
多重(TDMA)されている。
【0003】以後、多重数が“4”の場合の例で説明す
る。いま、無線基地局と移動局との間は、二つの無線通
信チャネルで通信しているとする。図11は無線通信チ
ャネルの構成を示す図である。無線通信チャネルは、図
10に示したタイムスロットが異なる周波数により複数
設けられて構成される。使用している無線通信チャネル
は、図11に示すように(スロット、周波数)がそれぞ
れ、(第1スロット、周波数fn)、(第3スロット、
周波数fm)であるとする。また、他の移動局により、
(第4スロット、周波数fn)は使用されているものと
する。
【0004】ここで、(第3スロット、周波数fm)の
無線通信チャネルが他無線ゾーンの無線基地局または移
動局が発する電波により干渉を受け、あらかじめ設定し
てある所要の無線通信チャネルの品質を満足できなくな
った場合には、干渉を回避するため、無線通信チャネル
の切替動作を起動する。
【0005】一般に、通信中の無線通信チャネルの通信
品質は、フレームエラー率を測定することにより監視し
ている。フレームエラー率が大きければ、通信品質が悪
く、フレームエラー率が小さければ、通信品質が良いと
判断している。フレームエラー率は、ある一定時間の間
に受信されるフレーム数nに対する誤りフレーム数mの
比率(m/n)×100により計算される。例えば、一
定時間の間に受信されるフレーム数が“100”であ
り、そのうちの誤りフレーム数が“5”であれば、フレ
ームエラー率は、(5/100)×100=5%と算出
できる。
【0006】無線基地局および移動局は、フレームエラ
ー率を常時測定しており、この値があらかじめ設定して
いる値を上回ったときに、無線基地局または移動局は、
無線通信チャネルの品質が劣化したと認識する。無線通
信チャネルの品質の劣化検出は、無線基地局または移動
局のどちらか、または、無線基地局および移動局の両方
で検出され、無線チャネル切替動作が起動される。
【0007】図12は移動局側で無線通信チャネルの品
質劣化を検出したときのシーケンスを示す図である。図
13は無線基地局側で無線通信チャネルの品質劣化を検
出したときのシーケンスを示す図である。干渉回避先の
無線通信チャネルの割当を行うにあたり、無線基地局
は、空き無線通信チャネルの検索を行う。ここでいう空
き無線通信チャネルとは、無線基地局で無線通信チャネ
ルとして使用されておらず、通信チャネルを移動局に割
り当てた場合に、予め設定してある所要の無線通信チャ
ネルの品質を満足できる無線通信チャネルである。
【0008】一般に、空き無線通信チャネルの検索は、
無線通信チャネルの干渉波レベル測定により調査し、あ
らかじめ設定してある干渉波レベル以下の受信レベルが
測定されたときに、無線通信チャネルは空きであると判
断する。
【0009】このようにして、無線通信チャネル切替動
作が起動され、無線基地局が空き無線通信チャネルの検
索を行い、検索された空き無線通信チャネルを干渉回避
先無線通信チャネルとして、移動局に割当てることによ
り、無線通信チャネルの切替えを行っている。
【0010】いま、使用している無線通信チャネルは図
11のようになっていて、無線基地局の受信機が1台で
あった場合に、空きのスロットである第2スロットし
か、空き無線通信チャネルの検索ができない。このスロ
ットで空き無線通信チャネルの検索ができたとき、干渉
により無線回線品質が劣化して無線通信チャネルをこの
無線通信チャネルへ切替えることで干渉回避動作は完了
する。
【0011】この干渉回避動作を図14および図15を
参照してさらに具体的に説明する。図14は従来の干渉
回避動作を示すシーケンス図である。図15は従来例の
干渉回避後の無線通信チャネルの状態を示す図である。
【0012】移動局と無線基地局との間には、(第1ス
ロット、周波数fn)、(第3スロット、周波数fm)
による無線通信チャネルが設定されている。ここで無線
基地局が(第1スロット、周波数fn)の無線通信チャ
ネルの通信品質劣化を検出すると、干渉回避先の無線通
信チャネルを検索する。干渉回避先の無線通信チャネル
として(第2スロット、周波数fm)の空き無線通信チ
ャネルが検索されると、その旨を移動局に通知する。図
15に示すように、移動局が同一周波数mで隣接する第
2スロットに無線通信チャネルを変更する。
【0013】しかしながら、このスロットで空き無線通
信チャネルの検索ができないとき、干渉を受けて品質劣
化している(第1スロット、周波数fn)の無線通信チ
ャネルは、干渉回避できないことになり、ユーザは、品
質が劣化したまま、通信を継続することになる。さら
に、干渉波が強くなり、通信中の無線通信チャネルの品
質がさらに劣化した場合は、無線通信チャネルの継続が
できず、強制的に無線通信チャネルが切断されてしまう
ことも起こり得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、無線
基地局に1台の受信機しかない場合、図11の例では、
第2スロットしか、干渉回避先無線通信チャネルの検索
ができない。しかも、一般に、移動局は、コストダウン
のために、送受信機およびこの送受信機の搬送波周波数
を決定するシンセサイザを1台しか持っていないため、
TDMAシステムでは、複数の無線通信チャネルで通信
を行う場合に、隣接スロットは、同一の無線周波数を持
った無線通信チャネルしか使えない問題点がある。その
理由は、隣接スロットで異周波数であった場合には、隣
接スロットに移行する瞬間に周波数の切替えが必要とな
るからである。
【0015】すなわち、現在のハードウェアの回路技術
では、高速な周波数切替えのシンセサイザの実現が不可
能であり、複数の無線通信チャネルで通信を行うとき、
隣接スロットにおいては、周波数の切替えが必要でない
同一周波数の無線通信チャネルの割当てしかできない。
【0016】図16は隣接スロットが同一周波数である
場合および隣接スロットが異なる周波数である場合の例
を示す図である。図16(a)に示すように、隣接スロ
ットが同一周波数であれば、シンセサイザを1台しか持
たない移動局にそのタイムスロットを割当てることがで
きる。しかし、図16(b)に示すように、隣接スロッ
トが異なる周波数であれば、シンサセイザを1台しか持
たない移動局にそのタイムスロットを割当てることは不
可能である。
【0017】そのため、送受信機およびこの送受信機の
搬送波周波数を決定するシンセサイザを1台しか持って
いない移動局では、複数の無線通信チャネルで通信を行
っているときに、他の移動局または他の無線基地局が発
する電波による干渉により、当該移動局が通信中の無線
通信チャネルの通信品質が劣化し、干渉回避を行う場合
において、隣接スロットで同一周波数の空き無線通信チ
ャネル数の検索ができなかった場合には、干渉回避でき
ないことになり、ユーザは品質が劣化したまま、通信を
継続することになる。さらに、干渉波が強くなり、通信
中の無線通信チャネルの品質がさらに劣化した場合は、
無線通信チャネルの継続ができず、強制的に無線通信チ
ャネルが切断されてしまう問題がある。
【0018】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、ハードウェアの制限事項がある場合でも干渉
回避を行い無線通信チャネルの品質を維持しユーザの利
便性を向上させることができる無線通信チャネル切替方
法および移動通信システムを提供することを目的とす
る。本発明は、干渉回避のための無線通信チャネル選択
の自由度が高い無線通信チャネル切替方法および移動通
信システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線基地局と
移動局との間で複数の無線通信チャネルを介して通信を
行い、前記移動局が移動中に、前記移動局以外の移動局
または、前記移動局との間で無線回線を介して通信を行
っている当該無線基地局以外の無線基地局が発する電波
により発生する干渉波により、あらかじめ設定してある
所要通信品質を満足できなくなったとき、干渉を受けて
いる無線通信チャネルを、当該無線基地局において無線
通信チャネルとして使用されていない別の所要通信品質
を満足する無線通信チャネルへ切替える制御を行うとき
に、前記移動局が無線通信チャネルとして通信可能であ
り、かつ、所要品質を満足する無線通信チャネルが当該
無線基地局において検索できなかった場合には、前記移
動局に対して、無線通信チャネルの再接続指示を行い、
前記移動局との間で使用していた当該無線通信チャネル
を解放し、当該無線基地局において、空き無線通信チャ
ネルの検索を行い、当該無線基地局が、前記移動局から
発せられる無線通信チャネル割当要求信号を契機とし
て、検索された当該空き無線通信チャネルを新しい無線
通信チャネルとして、前記移動局に割当てることによ
り、無線通信チャネルの切替え動作を行うことを特徴と
する。
【0020】従来では、空き無線通信チャネルの検索が
ハードウェアに起因する制約を受け、空き無線通信チャ
ネルが検索できなかった場合には、無線通信チャネルの
干渉回避ができなかったものを、本発明は、一度、通信
中の無線通信チャネルを解放することにより、ハードウ
ェアに起因する制約の影響を受けることなく、検索でき
る空き無線通信チャネルの対象スロットを拡大すること
ができる。
【0021】これにより、移動局のハードウェア条件を
満足し、かつ所要品質を満足する空き無線通信チャネル
を検索できる確率を高くすることができるため、当該検
索された空き無線通信チャネルを新しい無線通信チャネ
ルとして使用することにより、干渉回避することがで
き、ユーザに対するサービス品質を向上することができ
る。
【0022】なお、移動局に対して、無線通信チャネル
の再接続指示を行い、この移動局との間で使用していた
当該無線通信チャネルを解放し、当該無線基地局におい
て、空き無線通信チャネルの検索を行い、当該無線基地
局が、前記移動局から発せられる無線通信チャネル割当
要求信号を契機とし、検索された当該空き無線通信チャ
ネルを新しい無線通信チャネルとして前記移動局に割当
てるシーケンスは、移動局が当初通信を行っていた無線
ゾーンから隣接する無線ゾーンに移動するときに従来か
ら行われているシーケンスであり、本発明は、このシー
ケンスを同一無線ゾーン内の干渉回避に利用するもので
ある。したがって、ユーザのPHS携帯電話装置に対す
る改造は行う必要がなく、通信業者が管理する無線基地
局に対して若干の改造を加えるだけで実現することがで
きることも本発明の特徴である。
【0023】すなわち、本発明の第一の観点は無線通信
チャネル切替方法であって、その特徴とするところは、
無線基地局と移動局との間で複数の無線通信チャネルを
介して通信中に、前記移動局が干渉波により前記無線通
信チャネルの所定の品質を満足できなくなり、前記無線
基地局が前記移動局が使用できる干渉回避先無線通信チ
ャネルを検索できない場合には、前記移動局は、前記無
線基地局の指示により前記無線通信チャネルをいったん
解放し、前記無線基地局は、所定の品質を満足する無線
通信チャネルを検索し、前記移動局に新しい無線通信チ
ャネルとして割当てるところにある。
【0024】本発明の第二の観点は移動通信システムで
あって、本発明は、移動局と、この移動局と無線通信チ
ャネルを介して接続される無線基地局とを備え、この無
線通信チャネルは複数の周波数についてそれぞれ複数の
タイムスロットから選択設定される構成であり、前記移
動局およびまたは前記無線基地局は、通信中の無線通信
チャネルの通信品質を検出する手段と、この検出する手
段が通信品質の劣化を検出したとき所定の通信品質を満
たす利用可能な他の無線通信チャネルを検索する手段と
を備えた移動通信システムである。
【0025】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記検索する手段は、同一周波数の利用可能な他のタイム
スロットについて検索を行い所定の通信品質を満たす無
線通信チャネルを発見できないときその通信中の無線通
信チャネルを解放する手段と、この解放後に利用可能な
周波数の異なる無線通信チャネルについて所定の通信品
質を満たす無線通信チャネルを検索する手段とを含むと
ころにある。
【0026】前記検索する手段は、通信中の無線通信チ
ャネルを解放後もその通信中の無線通信チャネルのタイ
ムスロット番号および周波数を記憶する手段と、所定時
間内に所定の通信品質を満たす無線通信チャネルを発見
できないときには前記記憶する手段に記憶されたタイム
スロット番号および周波数を読出し無線通信チャネルを
接続する手段とを含むことが望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1を参照し
て説明する。図1は本発明実施例の無線基地局のブロッ
ク構成図である。本発明実施例の全体構成は図9と共通
である。本発明実施例の無線通信チャネル構成は図11
と共通である。
【0028】本発明は、図9に示すように、移動局5、
7と、この移動局5、7と無線通信チャネルを介して接
続される無線基地局4、6とを備え、この無線通信チャ
ネルは、図11に示すように、複数の周波数についてそ
れぞれ複数のタイムスロットから選択設定される構成で
あり、図1に示すように、無線基地局4、6は、通信中
の無線通信チャネルの通信品質を検出する手段である受
信レベル測定部23と、この受信レベル測定部23が通
信品質の劣化を検出したとき所定の通信品質を満たす利
用可能な他の無線通信チャネルを検索する手段である処
理部24とを備えた移動通信システムである。
【0029】ここで、本発明の特徴とするところは、処
理部24は、同一周波数の利用可能な他のタイムスロッ
トについて検索を行い所定の通信品質を満たす無線通信
チャネルを発見できないときその通信中の無線通信チャ
ネルを解放し、この解放後に利用可能な周波数の異なる
無線通信チャネルについて所定の通信品質を満たす無線
通信チャネルを検索するところにある。この検索には通
常1〜2秒を要する。
【0030】また、処理部24は、通信中の無線通信チ
ャネルを解放後もその通信中の無線通信チャネルのタイ
ムスロット番号および周波数を記憶する手段である記憶
部25を備え、所定時間内に所定の通信品質を満たす無
線通信チャネルを発見できないときには記憶部25に記
憶されたタイムスロット番号および周波数を読出し無線
通信チャネルを接続する。
【0031】
【実施例】本発明実施例を説明する。ここでは移動局5
および無線基地局4について説明する。図1に示す無線
基地局4は、アンテナ20と、変復調機能を含む送受信
部21と、送信信号の生成、受信信号の検出、処理など
を行うベースバンド信号処理部22と、無線通信チャネ
ルおよび無線チャネルの受信信号の受信レベルを測定す
る受信レベル測定部23と、回路全体の動作を制御し、
移動局5から送られた無線通信チャネル割当要求信号に
対する空き無線通信チャネルの検索動作、無線通信チャ
ネル干渉回避のための動作および通信中の無線通信チャ
ネルのフレームエラー率の測定を行う処理部24と、無
線通信チャネルの所要品質値である許容フレームエラー
率および空きチャネルの判定として用いる許容干渉波レ
ベル値を記憶する記憶部25を備えている。
【0032】いま、無線基地局4は、1つの送受信部し
か持っておらず、TDMAの多重数は“4”とし、図1
1に示すように、無線基地局4と移動局5とが(第1ス
ロット、周波数fn)と(第3スロット、周波数fm)
の2つの無線通信チャネルを用いて通信しているとす
る。また、他の移動局7に(第4スロット、周波数f
n)が使用されているとする。すなわち、無線通信チャ
ネルが設定されていないスロットは、第2スロットしか
なく、無線基地局4は、1つの送受信部しか持っていな
いため、無線基地局4は、あと1つの無線通信チャネル
しか割当てができないことになる。
【0033】無線基地局4の受信レベル測定部23は、
ある一定間隔で通信中の無線通信チャネルの品質をフレ
ームエラー率の測定により観測している。無線通信チャ
ネルの所要品質は、記憶部25に許容フレームエラー率
の値として記憶されている。ここで、他の無線基地局6
または移動局7が発する電波により、(第1スロット、
周波数fn)が干渉波を受け、無線基地局4が一定間隔
で測定しているフレームエラー率が許容フレームエラー
率の値を上回った場合、無線基地局4は、当該無線通信
チャネルの品質が劣化したと認識し、無線通信チャネル
の切替え制御を起動する。無線基地局4は、無線通信チ
ャネルとして使用していないスロットが、第2スロット
のみであるので、第2スロットにおいて、空き無線通信
チャネルの検索を行う。
【0034】無線基地局4における空き無線通信チャネ
ルの検索は、各無線通信チャネルにおける干渉波レベル
を測定し、測定した干渉波レベルが、記憶部25に記憶
されている許容干渉波レベル値以下であった場合に、空
き無線通信チャネルと判断する。無線基地局4は、検索
された空き無線通信チャネルが、移動局5に割当てが可
能と判断したとき、当該無線通信チャネルを移動局5に
割り当てる。
【0035】一般に、移動局5はコストダウンのため
に、送受信機およびこの送受信機の搬送波周波数を決定
するシンセサイザを1台しかもっておらず、その場合、
TDMAシステムでは、隣接スロットは、同一の無線周
波数を持った無線通信チャネルしか使えない。移動局5
のハードウェアに制約条件がある場合に、移動局5は、
無線基地局4に対して、複数の無線通信チャネルの割当
てを要求するときに、複数無線通信チャネルの割当条件
を明示することで、ハードウェアの制約条件を満たす複
数無線通信チャネルの割当てを無線基地局4に要求す
る。
【0036】図2は無線通信チャネル割当要求および無
線通信チャネル割当と制御チャネルおよび通信チャネル
との関係を示す図である。図3は無線通信チャネル割当
要求信号の構成を示す図である。例えば、図2に示すよ
うに、複数無線通信チャネルの割当条件の明示は、通信
を開始する前に、あらかじめ移動局5から無線基地局4
に、制御チャネル上で無線通信チャネル割当要求信号に
情報を付随して通知を行う。無線通信チャネル割当要求
信号は図3に示すとおりの構成であり、表1に示すメッ
セージ種別、表2に示す割当無線通信チャネル数、表3
に示す複数無線通信チャネル割当条件、移動局番号が含
まれる。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】表1に示すメッセージ種別は、その信号が
無線通信チャネル割当要求であるか、無線通信チャネル
割当の通知であるか、無線通信チャネル割当不可の通知
であるかを最初に表示するためのものである。表2に示
す割当無線通信チャネル数は、当該通信に用いる無線通
信チャネルの個数を表示するためのものである。表3に
示す複数無線通信チャネル割当条件は、移動局のハード
ウェアの回路構成によって決まる無線通信チャネル割当
条件を表示するためのものである。“同一キャリア、隣
接スロット割当可/不可”および“任意キャリア、1つ
以上離れたスロット割当可/不可”は、最もハードウェ
アの回路構成が簡単な送受信機およびこの送受信機の搬
送波周波数を決めるシンセサイザが1台の移動局につい
ても“可”となる条件である。また、“任意キャリア、
任意スロット割当可/不可”は、シンセサイザが1台の
移動局については“不可”となる。その理由は、もし、
隣接スロットで異なる周波数が割当られた場合には、こ
れに対応できないからである。
【0041】このようにすることで、無線基地局4は、
複数無線通信チャネルの割当時、および無線通信チャネ
ルの切替時において、移動局5のハードウェアの制約条
件を満たした無線通信チャネルの割当てを行うことが可
能となる。
【0042】本発明実施例では、移動局5が、送受信機
およびこの送受信機の搬送波周波数を決定するシンセサ
イザを1台しか持っていない場合について説明する。こ
の場合には、複数無線通信チャネル割当条件は、上述し
たように同一周波数の隣接スロットあるいは任意周波数
の1つ以上離れたスロットが割当て可能となる。
【0043】無線基地局4は、受信した無線通信チャネ
ル割当要求信号に付随した複数無線通信チャネル割当条
件と移動局5に固有に付与された移動局番号を対応付け
て記憶することで、通信中に移動局5の無線通信チャネ
ルの切替えを行うとき、移動局5の複数無線通信チャネ
ル割当条件を考慮した干渉回避するための新しい無線通
信チャネルの割当てを行うことが可能となる。
【0044】ここで、図11のように、無線基地局4と
移動局5とが2つの無線通信チャネルを用いて通信をし
ているとする。通信中の無線通信チャネルは、(第1ス
ロット、周波数fn)と(第3スロット、周波数fm)
の2つである。また、他の移動局7に(第4スロット、
周波数fn)が使用されているとする。すなわち、無線
通信チャネルが設定されていないスロットは、第2スロ
ットしかない。ここで、他の無線基地局6または他の移
動局が発する電波により、(第1スロット、周波数f
n)が干渉波を受け、(第1スロット、周波数fn)の
無線通信チャネルの切替えを行う場合に、移動局5が、
送受信機およびこの送受信機の搬送波周波数を決定する
シンセサイザを1台しか持っていない場合には、干渉回
避先の無線通信チャネルは、図15に示したように、
(第2スロット、周波数fm)しか通信可能な無線通信
チャネルとして選択できない。
【0045】先に述べたように、無線基地局4は、移動
局5に対して割当て可能な無線通信チャネルは、呼が発
生したときに、移動局5から受信した無線通信チャネル
割当要求信号に付随した複数無線通信チャネル割当条件
により、移動局5に対しての割当可能な無線通信チャネ
ルの組合せは既知である。
【0046】干渉回避動作において、図15に示すよう
に、無線基地局4が(第2スロット、周波数fm)の無
線通信チャネルを空き無線通信チャネルとして検索でき
た場合は、この無線通信チャネルを干渉回避先無線通信
チャネルとして、移動局5に割り当てる。そのときのシ
ーケンスは従来例において図14に示した。
【0047】しかしながら、干渉回避動作において、無
線基地局4が(第2スロット、周波数fm)の無線通信
チャネルを空き無線通信チャネルとして検索できなかっ
た場合、移動局5に対して割り当てる複数無線通信チャ
ネル割当条件を満足する無線通信チャネルが存在しない
ため、無線基地局4は、移動局5に対して再接続要求を
通知する。
【0048】もちろん、無線基地局4のタイムスロット
に空きがなく、全てのタイムスロットが移動局との間で
無線通信チャネルを確立して使用されている場合は、空
きチャネル検索ができないため、干渉波により通信品質
が劣化し、干渉回避動作が起動された時点で、無線基地
局4は、移動局5に対して再接続要求を通知する。
【0049】図4は本発明実施例の干渉回避動作のシー
ケンスを示す図である。図5ないし図7は本発明実施例
の干渉回避動作を示すフローチャートである。無線基地
局4は、移動局5に対して再接続指示を通知した後に
(S4)、移動局5との間で使用していた無線通信チャ
ネル(第1スロット、周波数fn)および(第3スロッ
ト、周波数fm)を解放する(S5)。そうすること
で、無線基地局4は、第1、2および3スロットにおい
て、空き無線通信チャネルの検索を行うことができるよ
うになる。無線基地局4は、検索された空き無線通信チ
ャネルを記憶部25に記憶するとともに、この移動局5
以外の移動局7に対して、記憶部25に記憶した空き無
線通信チャネルを割当てないように、当該空き無線通信
チャネルを保留する(S7)。さらに、チャネル切替え
に失敗した場合に、元の無線通信チャネルへ復帰できる
ように、元の無線通信チャネルが使用していたスロット
を他の移動局7に割当てないように保留する(S8)。
以降、元の無線通信チャネルへ復帰することを無線通信
チャネルの再同期という。
【0050】さらに、当該空き無線通信チャネルを保留
しているタイマTを開始する(S9)。当該タイマTが
タイムアウトする前に、移動局5から無線通信チャネル
割当要求を無線基地局4が受信した場合は(S20)、
図6に示すフローのとおり、無線基地局の記憶部25に
記憶していた移動局に対して割当てようとしていた空き
無線通信チャネルを無線通信チャネル割当信号を用い
て、移動局に対して無線通信チャネルの割当てを行う
(S21〜S25)。
【0051】移動局5から無線通信チャネル割当要求信
号であるかどうかの判断は、無線基地局が記憶部25に
記憶した無線通信チャネル割当要求信号に付随した移動
局番号により識別が可能である。移動局番号は、移動局
ごとに異なった番号が付与されており、同じ番号を付与
された移動局は皆無である。そのため、無線基地局4の
記憶部25に記憶されている移動局番号と受信した無線
通信チャネル割当要求信号に付随した移動局番号が一致
したとき、先の無線通信チャネルの切替制御を行った移
動局5であることを無線基地局4は知ることができる。
【0052】また、タイマTがタイムアウトする前に、
移動局5からの無線通信チャネル割当要求を無線基地局
4が受信せず、タイマTがタイムアウトした場合は(S
30)、図7に示すフローのとおり、移動局5に対して
割当てようとしていた記憶部25に記憶されている空き
無線通信チャネルを記憶部25から削除するとともに、
無線通信チャネルの保留も解除し(S31)、移動局5
との間で確立していた元の無線通信チャネルへの再同期
処理を開始する(S32)。図8は本発明実施例の干渉
回避後の無線通信チャネルの状態を示す図である。図4
に示した例では、図8に示すように、(第1スロット、
周波数fm)、(第3スロット、周波数fm)が干渉回
避先チャネルとして検索されて新しく割当てられた。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハードウェアの制限事項がある場合でも干渉回避を行い
無線通信チャネルの品質を維持しユーザの利便性を向上
させることができる。すなわち、干渉回避のための無線
通信チャネル選択の自由度が高い無線通信チャネル切替
方法および移動通信システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の無線基地局のブロック構成図。
【図2】無線通信チャネル割当要求および無線通信チャ
ネル割当と制御チャネルおよび通信チャネルとの関係を
示す図。
【図3】本発明実施例の干渉回避動作のシーケンスを示
す図。
【図5】本発明実施例の干渉回避動作を示すフローチャ
ート。
【図6】本発明実施例の干渉回避動作を示すフローチャ
ート。
【図7】本発明実施例の干渉回避動作を示すフローチャ
ート。
【図8】本発明実施例の干渉回避後の無線通信チャネル
の状態を示す図。
【図9】従来のPHS携帯電話による移動通信システム
の全体構成を示す図。
【図10】物理スロット構成を示す図。
【図11】無線通信チャネルの構成を示す図。
【図12】移動局側で無線通信チャネルの品質劣化を検
出したときのシーケンスを示す図。
【図13】無線基地局側で無線通信チャネルの品質劣化
を検出したときのシーケンスを示す図。
【図14】従来の干渉回避動作を示すシーケンス図。
【図15】従来例の干渉回避後の無線通信チャネルの状
態を示す図。
【図16】隣接スロットが同一周波数である場合および
隣接スロットが異なる周波数である場合の例を示す図。
【符号の説明】 1、2 無線ゾーン 3 サービスエリア 4、6 無線基地局 5、7 移動局 20 アンテナ 21 送受信部 22 ベースバンド信号処理部 23 受信レベル測定部 24 処理部 25 記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の無線基地局のブロック構成図。
【図2】無線通信チャネル割当要求および無線通信チャ
ネル割当と制御チャネルおよび通信チャネルとの関係を
示す図。
【図3】無線通信チャネル割当要求信号の構成を示す
図。
【図4】本発明実施例の干渉回避動作のシーケンスを示
す図。
【図5】本発明実施例の干渉回避動作を示すフローチャ
ート。
【図6】本発明実施例の干渉回避動作を示すフローチャ
ート。
【図7】本発明実施例の干渉回避動作を示すフローチャ
ート。
【図8】本発明実施例の干渉回避後の無線通信チャネル
の状態を示す図。
【図9】従来のPHS携帯電話による移動通信システム
の全体構成を示す図。
【図10】物理スロット構成を示す図。
【図11】無線通信チャネルの構成を示す図。
【図12】移動局側で無線通信チャネルの品質劣化を検
出したときのシーケンスを示す図。
【図13】無線基地局側で無線通信チャネルの品質劣化
を検出したときのシーケンスを示す図。
【図14】従来の干渉回避動作を示すシーケンス図。
【図15】従来例の干渉回避後の無線通信チャネルの状
態を示す図。
【図16】隣接スロットが同一周波数である場合および
隣接スロットが異なる周波数である場合の例を示す図。
【符号の説明】 1、2 無線ゾーン 3 サービスエリア 4、6 無線基地局 5、7 移動局 20 アンテナ 21 送受信部 22 ベースバンド信号処理部 23 受信レベル測定部 24 処理部 25 記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と移動局との間で複数の無線
    通信チャネルを介して通信中に、前記移動局が干渉波に
    より前記無線通信チャネルの所定の品質を満足できなく
    なり、前記無線基地局が前記移動局が使用できる干渉回
    避先無線通信チャネルを検索できない場合には、 前記移動局は、前記無線基地局の指示により前記無線通
    信チャネルをいったん解放し、前記無線基地局は、所定
    の品質を満足する無線通信チャネルを検索し、前記移動
    局に新しい無線通信チャネルとして割当てることを特徴
    とする無線通信チャネル切替方法。
  2. 【請求項2】 移動局と、この移動局と無線通信チャネ
    ルを介して接続される無線基地局とを備え、この無線通
    信チャネルは複数の周波数についてそれぞれ複数のタイ
    ムスロットから選択設定される構成であり、 前記移動局およびまたは前記無線基地局は、通信中の無
    線通信チャネルの通信品質を検出する手段と、この検出
    する手段が通信品質の劣化を検出したとき所定の通信品
    質を満たす利用可能な他の無線通信チャネルを検索する
    手段とを備えた移動通信システムであって、 前記検索する手段は、同一周波数の利用可能な他のタイ
    ムスロットについて検索を行い所定の通信品質を満たす
    無線通信チャネルを発見できないときその通信中の無線
    通信チャネルを解放する手段と、この解放後に利用可能
    な周波数の異なる無線通信チャネルについて所定の通信
    品質を満たす無線通信チャネルを検索する手段とを含む
    ことを特徴とする移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記検索する手段は、通信中の無線通信
    チャネルを解放後もその通信中の無線通信チャネルのタ
    イムスロット番号および周波数を記憶する手段と、所定
    時間内に所定の通信品質を満たす無線通信チャネルを発
    見できないときには前記記憶する手段に記憶されたタイ
    ムスロット番号および周波数を読出し無線通信チャネル
    を再接続する手段とを含む請求項2記載の移動通信シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7277676B2 (en) 2003-04-04 2007-10-02 Nec Corporation Portable telephone device and external adapter connected by a short-range wireless link
JP2007274549A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地局、無線通信端末及び通信方法
JP2009010721A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Kyocera Corp 通信方法および通信システム

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US8509793B2 (en) 2007-06-28 2013-08-13 Kyocera Corporation Communication method and communication system

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