JPH11127366A - 輝度信号処理回路 - Google Patents

輝度信号処理回路

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Publication number
JPH11127366A
JPH11127366A JP9292699A JP29269997A JPH11127366A JP H11127366 A JPH11127366 A JP H11127366A JP 9292699 A JP9292699 A JP 9292699A JP 29269997 A JP29269997 A JP 29269997A JP H11127366 A JPH11127366 A JP H11127366A
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JP
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signal
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clamp
level
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JP9292699A
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Inventor
Hideyuki Hagino
秀幸 萩野
Shuichi Ito
修一 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度信号の絵柄期間と1H遅延した輝度信号
の絵柄期間の間でレベルのずれを生じさせない。 【解決手段】 同期信号比較回路21は、同期信号期間
動作し、ペデスタル比較回路9は、ペデスタル期間動作
する。輝度信号(a)と輝度信号(b)の同期信号先端
のDCレベルが同じ場合、同期信号比較回路21は、な
にも出力しない。輝度信号(a)と1H遅延された輝度
信号(b)のペデスタル電位が同じ場合、ペデスタル比
較回路9は、なにも出力しない。例えば、輝度信号
(a)の同期信号の先端のDCレベルが輝度信号(b)
の同期信号の先端のDCレベルを超える場合、同期信号
比較回路21は、その差に応じたマイナスの電流を出力
し、係数器23を介して、コンデンサCを放電する。輝
度信号(a)のペデスタル電位が輝度信号(b)のペデ
スタル電位を超える場合、ペデスタル比較回路9は、そ
の差に応じたプラスの電流を出力し、前記放電されたコ
ンデンサCに充電され、前記放充電された結果、コンデ
ンサCに現れる電圧が、ビデオAGC回路3に供給され
て、このビデオAGC回路3の利得を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輝度信号処理回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の輝度信号処理回路の構成
を示す。クランプ回路1に、同期信号を含む輝度信号が
入力される。クランプ回路1は、入力輝度信号の同期信
号の先端を所定のDCレベルにそろえる。クランプ回路
1からの輝度信号は、ビデオAGC回路3に供給され、
振幅が制御される。これは、次段のCCD5で、輝度信
号の振幅が変化するのを補償するためである。
【0003】ビデオAGC回路3からの輝度信号は、遅
延素子であるCCD5に供給される。CCD5は、輝度
信号を1H遅延して、クランプ回路7に供給する。クラ
ンプ回路7は、CCD5で遅延された輝度信号の変動を
修正するため、輝度信号の同期信号の先端を所定のDC
レベルにそろえる。
【0004】クランプ回路7からの輝度信号(b)は、
ペデスタル比較回路9に入力される。ペデスタル比較回
路9には、クランプ回路1からの輝度信号(a)も入力
される。ペデスタル比較回路9には、さらにペデスタル
ゲートパルスが供給され、このパルスが入力されている
間(ペデスタルの間)、動作する。
【0005】ペデスタル比較回路9は、次のように動作
する。輝度信号(a)のペデスタル電位と輝度信号
(b)のペデスタル電位が同じ場合、ペデスタル比較回
路9は、なにも出力しない。
【0006】輝度信号(a)のペデスタル電位が輝度信
号(b)のペデスタル電位を超える場合、例えばその差
に応じたプラスの電流を出力する。この出力電流は、コ
ンデンサCに充電され、充電電圧が、ビデオAGC回路
3に供給されて、このビデオAGC回路3の利得を変化
させる。
【0007】輝度信号(a)のペデスタル電位が輝度信
号(b)のペデスタル電位未満場合、今度はその差に応
じたマイナスの電流を出力する。この出力電流のため、
コンデンサCは放電し、放電後の電圧が、ビデオAGC
回路3に供給されて、このビデオAGC回路3の利得を
変化させる。
【0008】なお、ペデスタル比較回路9の出力電流の
極性は、ビデオAGC回路3の構成による。
【0009】輝度電流(a)と輝度信号(b)は、Y
(輝度)コムフィルタ11に供給される。Yコムフィル
タ11は、1Hのライン相関を利用して、ノイズリダク
ションを行う。Yコムフィルタ11の出力は、エンファ
シス回路または他のノイズキャンセル回路に供給され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輝度信号処理回路では、クランプ回路1、7を構成する
素子ペアのバラツキ等による輝度信号(a)と輝度信号
(b)間の同期信号の先端電位のずれの発生、また、C
CDによる輝度信号の同期信号の振幅変動のバラツキの
発生のため、輝度信号(a)と輝度信号(b)のペデス
タル電位を等しくした場合、逆に輝度信号(a)の絵柄
期間と輝度信号(b)の絵柄期間でレベルのずれが発生
してしまう。
【0011】従って、Yコムフィルタ11でドロップア
ウト補償を行った場合、ドロップアウト補償を行ってい
る期間、補償された輝度信号のレベルが徐々に大きくな
ったり小さくなったりしてしまう欠点があった。またY
コムフィルタ11が正常に動作しなくなる問題が発生し
た。
【0012】そこで本発明は、輝度信号の絵柄期間と1
H遅延した輝度信号の絵柄期間の間でレベルのずれを生
じさせない輝度信号処理回路を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(第1の構成例)入力輝度信号の同期信号の先端を所定
のDCレベルにそろえる第1のクランプ手段と、前記第
1のクランプ手段からの輝度信号の振幅を制御する自動
利得制御手段と、前記自動利得制御手段からの輝度信号
を1水平走査期間遅延する遅延手段と、前記遅延手段か
らの輝度信号の同期信号の先端を所定のDCレベルにそ
ろえる第2のクランプ手段と、前記第1のクランプ手段
の輝度信号出力の同期信号の先端のDCレベルと前記第
2のクランプ手段の輝度信号出力の同期信号の先端のD
Cレベルを比較し、そのレベル差に応じた信号を出力す
る同期信号比較手段と、前記同期信号比較手段の出力信
号をk倍する係数手段と、前記第1のクランプ手段の輝
度信号出力のペデスタル電位と前記第2のクランプ手段
の輝度信号出力のペデスタル電位を比較し、その電位差
に応じた信号を出力するペデスタル比較手段と、前記第
1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2のクランプ
手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査期間の相関
を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理手段とを具
備し、前記係数手段からの出力信号と前記ペデスタル比
較手段の出力信号とにより、前記自動利得制御手段の利
得を制御することを特徴とする。
【0014】(第2の構成例)入力輝度信号の同期信号
の先端を所定のDCレベルにそろえる第1のクランプ手
段と、前記第1のクランプ手段からの輝度信号を1水平
走査期間遅延する遅延手段と、前記遅延手段からの輝度
信号の振幅を制御する自動利得制御手段と、前記自動利
得制御手段からの輝度信号の同期信号の先端を所定のD
Cレベルにそろえる第2のクランプ手段と、前記第1の
クランプ手段の輝度信号出力の同期信号の先端のDCレ
ベルと前記第2のクランプ手段の輝度信号出力の同期信
号の先端のDCレベルを比較し、そのレベル差に応じた
信号を出力する同期信号比較手段と、前記同期信号比較
手段の出力信号をk倍する係数手段と、前記第1のクラ
ンプ手段の輝度信号出力のペデスタル電位と前記第2の
クランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電位を比較
し、その電位差に応じた信号を出力するペデスタル比較
手段と、前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記
第2のクランプ手段の輝度信号出力が入力され、1水平
走査期間の相関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号
処理手段とを具備し、前記係数手段からの出力信号と前
記ペデスタル比較手段の出力信号とにより、前記自動利
得制御手段の利得を制御することを特徴とする。
【0015】(第3の構成例)入力輝度信号の同期信号
の先端を所定のDCレベルにそろえる第1のクランプ手
段と、前記第1のクランプ手段からの輝度信号の振幅を
制御する自動利得制御手段と、前記自動利得制御手段か
らの輝度信号を1水平走査期間遅延する遅延手段と、前
記遅延手段からの輝度信号の同期信号の先端を所定のD
Cレベルにそろえる第2のクランプ手段と、前記第1の
クランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電位と前記第
2のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電位を比
較し、その電位差に応じた信号を出力するペデスタル比
較手段と、前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前
記遅延手段または前記第2のクランプ手段の輝度信号出
力に相関性がなければ動作せず、前記相関性があれば前
記第1のクランプ手段の輝度信号出力のレベルと前記第
2のクランプ手段の輝度信号出力のレベルを比較し、そ
のレベル差に応じた信号を出力する信号比較手段と、前
記信号比較手段の出力信号をk倍する係数手段と、前記
第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2のクラン
プ手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査期間の相
関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理手段とを
具備し、前記係数手段からの出力信号と前記ペデスタル
比較手段の出力信号とにより、前記自動利得制御手段の
利得を制御することを特徴とする。
【0016】(第4の構成例)入力輝度信号の同期信号
の先端を所定のDCレベルにそろえる第1のクランプ手
段と、前記第1のクランプ手段からの輝度信号を1水平
走査期間遅延する遅延手段と、前記第1の遅延手段から
の輝度信号の振幅を制御する自動利得制御手段と、前記
自動利得制御手段からの輝度信号の同期信号の先端を所
定のDCレベルにそろえる第2のクランプ手段と、前記
第1のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電位と
前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電
位を比較し、その電位差に応じた信号を出力するペデス
タル比較手段と、前記第1のクランプ手段の輝度信号出
力と前記遅延手段または前記第2のクランプ手段の輝度
信号出力に相関性がなければ動作せず、前記相関性があ
れば前記第1のクランプ手段の輝度信号出力のレベルと
前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のレベルを比較
し、そのレベル差に応じた信号を出力する信号比較手段
と、前記信号比較手段の出力信号をk倍する係数手段
と、前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2
のクランプ手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査
期間の相関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理
手段とを具備し、前記係数手段からの出力信号と前記ペ
デスタル比較手段の出力信号とにより、前記自動利得制
御手段の利得を制御することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の輝度信号処理回
路の第1の実施の形態の構成を示す。クランプ回路1
に、同期信号を含む輝度信号が入力される。この輝度信
号は、記録時は、Y/C分離された後のものであり、再
生時は、再生されたものである。
【0018】クランプ回路1は、入力輝度信号の同期信
号の先端を所定のDCレベルにそろえる。クランプ回路
1からの輝度信号は、ビデオAGC回路3に供給され、
振幅が制御される。これは、次段のCCD5で、輝度信
号の振幅が変化するのを補償するためである。
【0019】ビデオAGC回路3からの輝度信号は、遅
延素子であるCCD5に供給される。CCD5は、輝度
信号を1H遅延して、クランプ回路7に供給する。クラ
ンプ回路7は、CCD5で遅延された輝度信号の変動を
修正するため、輝度信号の同期信号の先端を所定のDC
レベルにそろえる。
【0020】クランプ回路7からの輝度信号(b)は、
ペデスタル比較回路9と同期信号比較回路21にそれぞ
れ供給される。ペデスタル比較回路9と同期信号比較回
路21それぞれには、クランプ回路1からの輝度信号
(a)も入力される。
【0021】ペデスタル比較回路9には、さらにペデス
タルゲートパルスが供給され、このパルスが入力されて
いる間(ペデスタルの間)、動作する。同期信号比較回
路21には、さらに同期信号ゲートパルスが供給され、
同期信号期間動作する。
【0022】輝度信号(a)のペデスタル電位と輝度信
号(b)のペデスタル電位が同じ場合、ペデスタル比較
回路9は、なにも出力しない。輝度信号(a)の同期信
号の先端のDCレベルと輝度信号(b)の同期信号の先
端のDCレベルが同じ場合、同期信号比較回路9は、な
にも出力しない。
【0023】例えば、輝度信号(a)の同期信号の先端
のDCレベルが輝度信号(b)の同期信号の先端のDC
レベルを超える場合、同期信号比較回路21は、その差
に応じたマイナスの電流を出力する。また、このマイナ
スの電流は、係数器23でk倍され(重みづけされ)、
そのk倍されたマイナス電流のため、コンデンサCは放
電する。さらに輝度信号(a)のペデスタル電位が輝度
信号(b)のペデスタル電位を超える場合、ペデスタル
比較回路9は、その差に応じたプラスの電流を出力す
る。このプラスの電流は、前記放電されたコンデンサC
に充電される。前記放充電された結果、コンデンサCに
現れる電圧が、ビデオAGC回路3に供給されて、この
ビデオAGC回路3の利得を変化させる。
【0024】例えば、輝度信号(a)の同期信号の先端
のDCレベルが輝度信号(b)の同期信号の先端のDC
レベル未満の場合、同期信号比較回路21は、その差に
応じたプラスの電流を出力する。このプラスの電流は、
係数器23でk倍され(重みづけされ)、コンデンサC
に充電される。さらに輝度信号(a)のペデスタル電位
が輝度信号(b)のペデスタル電位未満の場合、ペデス
タル比較回路9は、その差に応じたマイナスの電流を出
力する。このマイナスの電流により、前記充電されたコ
ンデンサCは放電する。前記充放電された結果、コンデ
ンサCに現れる電圧が、ビデオAGC回路3に供給され
て、このビデオAGC回路3の利得を変化させる。
【0025】なお、ペデスタル比較回路9および同期信
号比較回路21の出力電流の極性は、ビデオAGC回路
3の構成による。
【0026】輝度電流(a)と輝度信号(b)は、Y
(輝度)コムフィルタ11に供給される。Yコムフィル
タ11は、1Hのライン相関を利用して、ノイズリダク
ションを行う。Yコムフィルタ11の出力は、エンファ
シス回路(記録時)または他のノイズキャンセル回路
(再生時)に供給される。
【0027】以上により、輝度信号(a)の同期信号の
先端のDCレベルと輝度信号(b)の同期信号の先端の
DCレベルにずれを生じても、ビデオAGC回路3は、
正常に制御され、またCCD5による輝度信号による同
期信号の振幅変動が発生しても、輝度信号(a)の絵柄
期間と輝度信号(b)の絵柄期間の間でレベルのずれを
十分改善できる。
【0028】従って、Yコムフィルタ11でドロップア
ウト補償を行う場合、ドロップアウト補償を行っている
期間、補償された輝度信号のレベルがほぼ等しくなる。
【0029】図2に、本発明の輝度信号処理回路の第2
の実施の形態の構成を示す。図1と同一構成要素には同
一参照番号を付し詳細な説明は省力する。
【0030】本実施の形態は、第1の実施の形態の同期
信号比較回路21の代わりに、信号比較回路31を設け
る。信号比較回路31には、クランプ回路7からの輝度
信号(b)とクランプ回路1からの輝度信号(b)が供
給される。信号比較回路31には、さらにライン間に相
関性がある時相関パルスが、またはライン間に相関性が
無い時非相関パルスが、例えばYコムフィルタ11から
供給される。
【0031】信号比較回路31は、非相関パルスが供給
された場合、動作しない。そして、相関パルスが供給さ
れた場合、動作し、輝度信号(a)のレベルと輝度信号
(b)のレベルを比較する。
【0032】輝度信号(a)のペデスタル電位と輝度信
号(b)のペデスタル電位が同じ場合、ペデスタル比較
回路9は、なにも出力しない。輝度信号(a)のレベル
と輝度信号(b)のレベルが同じ場合、信号比較回路3
1は、なにも出力しない。
【0033】例えば、輝度信号(a)のペデスタル電位
が輝度信号(b)のペデスタル電位を超える場合、ペデ
スタル比較回路9は、その差に応じたプラスの電流を出
力する。このプラスの電流は、コンデンサCに充電され
る。さらに輝度信号(a)のレベルが輝度信号(b)の
レベルを超える場合、信号比較回路31は、その差に応
じたマイナスの電流を出力する。このマイナスの電流
は、係数器23でk倍され(重みづけされ)、このk倍
されたマイナスの電流のため、前記充電されたコンデン
サCは放電する。前記充放電された結果、コンデンサC
に現れる電圧が、ビデオAGC回路3に供給されて、こ
のビデオAGC回路3の利得を変化させる。
【0034】例えば、輝度信号(a)のペデスタル電位
が輝度信号(b)のペデスタル電位未満の場合、ペデス
タル比較回路9は、その差に応じたマイナスの電流を出
力する。このマイナスの電流のため、コンデンサCは放
電する。さらに輝度信号(a)のレベルが輝度信号
(b)のレベル未満の場合、信号比較回路31は、その
差に応じたプラスの電流を出力する。このプラスの電流
は、係数器23でk倍され(重みづけされ)、前記放電
されたコンデンサCに充電される。前記放充電された結
果、コンデンサCに現れる電圧が、ビデオAGC回路3
に供給されて、このビデオAGC回路3の利得を変化さ
せる。
【0035】なお、ペデスタル比較回路9および信号比
較回路21の出力電流の極性は、ビデオAGC回路3の
構成による。
【0036】以上により、輝度信号(a)の同期信号の
先端のDCレベルと輝度信号(b)の同期信号の先端の
DCレベルにずれを生じても、ビデオAGC回路3は、
正常に動作制御され、またCCD5による輝度信号によ
る同期信号の振幅変動が発生しても、輝度信号(a)の
絵柄期間と輝度信号(b)の絵柄期間の間でレベルのず
れを十分改善できる。
【0037】従って、Yコムフィルタ11でドロップア
ウト補償を行う場合、ドロップアウト補償を行っている
期間、補償された輝度信号のレベルがほぼ等しくなる。
【0038】なお、図1と図2のYコムフィルタ11の
代わりに、Yノイズリダクションやラインエンハンサ等
の1H相関を利用した輝度信号処理手段を使用してもよ
い。
【0039】さらに図1と図2において、ビデオAGC
回路3を、CCD5の前段の代わりに、後段に配置して
もよい。
【0040】
【発明の効果】以上本発明によれば、輝度信号の絵柄期
間と1H遅延した輝度信号の絵柄期間の間でレベルのず
れを生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輝度信号処理回路の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の輝度信号処理回路の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
【図3】従来の輝度信号処理回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1、7・・・クランプ回路、3・・・ビデオAGC回
路、5・・・CCD、9・・・ペデスタル比較回路、1
1・・・Yコムフィルタ、21・・・同期信号比較回
路、23・・・係数器、31・・・信号比較回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力輝度信号の同期信号の先端を所定の
    DCレベルにそろえる第1のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段からの輝度信号の振幅を制御す
    る自動利得制御手段と、 前記自動利得制御手段からの輝度信号を1水平走査期間
    遅延する遅延手段と、 前記遅延手段からの輝度信号の同期信号の先端を所定の
    DCレベルにそろえる第2のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力の同期信号の先
    端のDCレベルと前記第2のクランプ手段の輝度信号出
    力の同期信号の先端のDCレベルを比較し、そのレベル
    差に応じた信号を出力する同期信号比較手段と、 前記同期信号比較手段の出力信号をk倍する係数手段
    と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電
    位と前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタ
    ル電位を比較し、その電位差に応じた信号を出力するペ
    デスタル比較手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2のク
    ランプ手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査期間
    の相関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理手段
    とを具備し、 前記係数手段からの出力信号と前記ペデスタル比較手段
    の出力信号とにより、前記自動利得制御手段の利得を制
    御することを特徴とする輝度信号処理回路。
  2. 【請求項2】 入力輝度信号の同期信号の先端を所定の
    DCレベルにそろえる第1のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段からの輝度信号を1水平走査期
    間遅延する遅延手段と、 前記遅延手段からの輝度信号の振幅を制御する自動利得
    制御手段と、 前記自動利得制御手段からの輝度信号の同期信号の先端
    を所定のDCレベルにそろえる第2のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力の同期信号の先
    端のDCレベルと前記第2のクランプ手段の輝度信号出
    力の同期信号の先端のDCレベルを比較し、そのレベル
    差に応じた信号を出力する同期信号比較手段と、 前記同期信号比較手段の出力信号をk倍する係数手段
    と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電
    位と前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタ
    ル電位を比較し、その電位差に応じた信号を出力するペ
    デスタル比較手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2のク
    ランプ手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査期間
    の相関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理手段
    とを具備し、 前記係数手段からの出力信号と前記ペデスタル比較手段
    の出力信号とにより、前記自動利得制御手段の利得を制
    御することを特徴とする輝度信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力
    の同期信号の先端のDCレベルが前記第2のクランプ手
    段の輝度信号出力の同期信号の先端のDCレベルよりと
    同様、前記第1のクランプ手段の輝度信号出力のペデス
    タル電位が前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のペ
    デスタル電位より超える場合または未満の場合、前記同
    期信号比較手段の出力と前記ペデスタル比較手段の出力
    の極性が異なることを特徴とする請求項1または2のい
    ずれか1つに記載の輝度信号処理回路。
  4. 【請求項4】 入力輝度信号の同期信号の先端を所定の
    DCレベルにそろえる第1のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段からの輝度信号の振幅を制御す
    る自動利得制御手段と、 前記自動利得制御手段からの輝度信号を1水平走査期間
    遅延する遅延手段と、 前記遅延手段からの輝度信号の同期信号の先端を所定の
    DCレベルにそろえる第2のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電
    位と前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタ
    ル電位を比較し、その電位差に応じた信号を出力するペ
    デスタル比較手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記遅延手段
    または前記第2のクランプ手段の輝度信号出力に相関性
    がなければ動作せず、前記相関性があれば前記第1のク
    ランプ手段の輝度信号出力のレベルと前記第2のクラン
    プ手段の輝度信号出力のレベルを比較し、そのレベル差
    に応じた信号を出力する信号比較手段と、 前記信号比較手段の出力信号をk倍する係数手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2のク
    ランプ手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査期間
    の相関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理手段
    とを具備し、 前記係数手段からの出力信号と前記ペデスタル比較手段
    の出力信号とにより、前記自動利得制御手段の利得を制
    御することを特徴とする輝度信号処理回路。
  5. 【請求項5】 入力輝度信号の同期信号の先端を所定の
    DCレベルにそろえる第1のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段からの輝度信号を1水平走査期
    間遅延する遅延手段と、 前記第1の遅延手段からの輝度信号の振幅を制御する自
    動利得制御手段と、 前記自動利得制御手段からの輝度信号の同期信号の先端
    を所定のDCレベルにそろえる第2のクランプ手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタル電
    位と前記第2のクランプ手段の輝度信号出力のペデスタ
    ル電位を比較し、その電位差に応じた信号を出力するペ
    デスタル比較手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記遅延手段
    または前記第2のクランプ手段の輝度信号出力に相関性
    がなければ動作せず、前記相関性があれば前記第1のク
    ランプ手段の輝度信号出力のレベルと前記第2のクラン
    プ手段の輝度信号出力のレベルを比較し、そのレベル差
    に応じた信号を出力する信号比較手段と、 前記信号比較手段の出力信号をk倍する係数手段と、 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力と前記第2のク
    ランプ手段の輝度信号出力が入力され、1水平走査期間
    の相関を利用した輝度信号処理を行う輝度信号処理手段
    とを具備し、 前記係数手段からの出力信号と前記ペデスタル比較手段
    の出力信号とにより、前記自動利得制御手段の利得を制
    御することを特徴とする輝度信号処理回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のクランプ手段の輝度信号出力
    のペデスタル電位が前記第2のクランプ手段の輝度信号
    出力のペデスタル電位よりと同様、前記第1のクランプ
    手段の輝度信号出力のレベルが前記第2のクランプ手段
    の輝度信号出力のレベルより超える場合または未満の場
    合、前記ペデスタル比較手段の出力と前記信号比較手段
    の出力の極性が異なることを特徴とする請求項4または
    5のいずれか1つに記載の輝度信号処理回路。
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