JPH11127359A - 色変換テーブル作成方法及び色変換方法 - Google Patents

色変換テーブル作成方法及び色変換方法

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JPH11127359A
JPH11127359A JP9306562A JP30656297A JPH11127359A JP H11127359 A JPH11127359 A JP H11127359A JP 9306562 A JP9306562 A JP 9306562A JP 30656297 A JP30656297 A JP 30656297A JP H11127359 A JPH11127359 A JP H11127359A
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修 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色変換目的にあった色変換テーブルを
色彩領域毎に容易に作成し、領域にまたがる画像領域で
色彩が連続するように、これらを合成する色変換テーブ
ル作成方法及び色変換方法を提供すること。 【解決手段】 マトリクス作成部A211にて、読取色
票データと入力色票データから全体領域の色変換マトリ
クスを作成し、色変換テーブル演算部A221にて、全
体色変換テーブルTaを作成する。また、データ選別部
203にて、色彩領域ごとに読取色票データと入力色票
データを選別し、マトリクス作成部B212にて、選別
したデータに対する選別色変換マトリクスを作成し、色
変換テーブル演算部B222にて、選別色変換テーブル
Tbを作成する。そして、色変換テーブル合成部206
にて、全体色変換テーブルTaと選別色変換テーブルT
bとを寄与率を基に合成し、合成色変換テーブルTcを
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカラー画
像データの色処理技術に関し、特にカラー複写機、カラ
ープリンタ、カラーモニタ等で原稿と同じ色再現を行う
ための色変換テーブル作成方法及び色変換方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やプリンタが日常的に使用
され、最近ではカラー文書を複写するカラー複写機や、
カラー文書をコンピュータから印刷するカラープリンタ
が普及してきている。
【0003】従来から、カラー文書を印刷又は複写する
場合に、機器によって出力される文書や画像の色が違い
十分な色再現性を確保できない問題が指摘されてきた。
これは、出力機器の種類によって、色素がトナーであっ
たり、染料であったり、顔料であったりするため、印刷
物の色合いが異なるからである。さらに、コンピュータ
で扱うRGBカラーデータが加法混色で発色させている
のに対し、プリンタの印刷は減法混色で発色させてお
り、色素の不要吸収のために混色が色素自体にも多く存
在するためである。
【0004】そして、これまで上記カラー画像に対する
デバイス間での色再現性の問題を解決するために様々な
対策が講じられ、機器の色再現性が徐々に向上してい
る。
【0005】例えば、ポストスクリプトプリンタでは、
機器の特性を表わしたカラーレンダリングディクショナ
リ(CRD)に基づき入力された画像データを、目的と
する色が再現される画像データに修正してからプリント
している。
【0006】また、電子写真方式のカラー複写機では、
カラースキャナーで得られたRGBカラーデータを、色
変換器により印刷色材特性にあったカラーデータに色修
正した後、カラーエンジンに入力してプリントしてい
る。色変換器は、マトリクス演算器により行うものや、
多次元ルックアップテーブルで行うものがある。
【0007】以下、従来例1として、マトリクス演算器
により構成した色修正部により色変換を行う場合につい
て、図8のブロック図を用いて説明する。
【0008】入力データRGBは、係数乗算器801と
和算器802からなる線形マトリクス演算により色修正
され、データCMYに変換される。
【0009】通常、データRに対応する色は、単一のイ
ンキでは再現できず、CMYインクの混合により再現す
る。データG、Bついても同様である。すなわち、RG
B信号は、以下に示す(1)、(2)式によってCMY
インク信号に相互に変換される。
【0010】
【数1】
【数2】 ここで、Aijは3x3のマトリクスである。また、Aij-
1はマトリクスAijの逆マトリクスをである。
【0011】この変換マトリクスAijは次の様にして求
められる。
【0012】まず、入力色域を広くカバーする入力色票
データセットDi=(C,M,Y)iを作成し、この色票デ
ータからなる色票画像をプリンタから出力する。
【0013】次に、出力された色票をスキャナで読取
り、各読取色票データセットSi=(R,G,B)iを取得
し、入力色票データセットと読取色票データセットの対
応表を作成する。表1に色票データセットの対応表の例
を示す。
【0014】
【表1】
【0015】この読取色票データセットSiを3x3の
マトリクスで変換して、入力色票データセットDiに最
も近似変換するマトリクスを求める。
【0016】この場合、マトリクス係数Aijは、(1)
式によってスキャナ出力Si=(R,G,B)iから変換し
た変換色票データセットの値Doi=(Co,Mo,Yo)iと
入力色票データセットの値Di=(C,M,Y)iとの誤差
の二乗和が最小になる様に最小二乗法で決める。最小二
乗法の条件は、各マトリクス係数Aijを変数として誤差
が最小になるマトリクス係数Aijを求め、以下の(3)
式に示すように、各誤差の二乗和をマトリクス係数Aij
の各値を変数とした偏微分係数が0とすることにより求
めることができる。
【0017】
【数3】 求まったマトリクス係数Aijを用いて、(1)式に示し
た色修正器の変換特性が求められる。
【0018】従来例1は、変換パラメータを算出する色
票の全体組み合わせに対して誤差が最小になる様に最小
二乗法で線形の変換マトリクスが最適化されるが、色変
換特性がモデル化した線形マトリクス関係からずれる場
合、一部の色領域で部分的な誤差が発生する。
【0019】次に、従来例2として、3次元ルックアッ
プテーブル(以下「3D−LUT」という)を用いた色
修正部により色変換を行う場合について、図9のブロッ
ク図を用いて説明する。
【0020】入力RGBデータは、画像入力部901に
よって上位ビットと下位ビットに分離される。そして、
上位ビットは、3D−LUT902から補間演算に使用
する複数の格子点データを取り出すために用いられ、下
位ビットは補間係数発生部904で補間演算に必要な重
み係数を計算するために用いられる。補間演算部903
は、3D−LUT902からの出力と補間係数発生部9
04からの重み係数の累積値を計算し、入力RGB値に
対応した色変換出力CMY値を出力する。3D−LUT
による色変換器の詳しい内容と動作については特開平7
−99586号公報や特開平7−99587号公報に記
載されている。上記公開公報に記載されている三角柱補
間法や斜三角柱補間法では、補間演算に6点の格子点デ
ータを使用して線形補間演算している。
【0021】3D−LUTのデータ作成には、対応点探
索法により直接テーブルデータを探索設定する方法や、
高次マトリクス変換をテーブル化する方法があるが、こ
こでは高次マトリクス法について説明する。
【0022】まず、従来例1と同様に、入力色票データ
セットDi=(C,M,Y)iを作成し、この色票を出力
し、出力された色票をスキャナで読み、その読取データ
セットSi=(R,G,B)iと元の色票データセットの対
応表を作成する。
【0023】この出力RGBセットをマトリクス関数で
変換して入力CMYデータに最も近似変換する高次マト
リクス係数Bijを求める。2次のマトリクス係数の例を
以下の(4)式に示す。
【0024】
【数4】 高次マトリクス係数Bijの算出は、実施例1と同様に、
(4)式によってスキャナ出力RGBから変換した変換
色票データセットDoi=(Co,Mo,Yo)iと入力色票デ
ータセットDi=(C,M,Y)iとの誤差の二乗和が最
小になる様に最小二乗法で決める。最小二乗法の条件
は、(3)式と同様に高次マトリクス係数Bijの各値を
変数とした偏微分係数が0となることより求めることが
できる。
【0025】求まった係数Bijを用いて(4)式の入出
力関係を3次元テーブル化することで3次元色変換テー
ブルを作成する。
【0026】従来例2は、マトリクス関係を高次化する
ことで線形補正の欠点を改良し、さらに高次マトリクス
演算の演算負荷を低減するために、高次マトリクス演算
を多次元テーブル化したものである。しかし、全体のカ
ラー誤差を最小にする手法のため、グレー部分に着色が
残ったり、ハイライト部分での正確な表現に課題が残り
やすい。また、画像領域毎に自由に変換データを設定で
きるテーブル参照方式の利点を十分活用できない。
【0027】また、従来例3として、特開平2−226
869号公報に記載されている様に、画像の色彩領域毎
に変換マトリクスをそれぞれ算出し、入力画像の色彩領
域により色変換マトリクス係数を切り替えて、部分的な
色変換を行う方法もある。
【0028】しかし、領域毎に変換パラメータを切り替
えるため、高次の非線型マトリクスを使用した場合、領
域にまたがる画像領域で色彩の不連続が発生する。
【0029】また、従来例4として、色変換テーブルを
色票データから直接求める方法がある。すべての入力に
対するプリント値をプリントされた色票の測色値から三
角柱補間により予測計算し、このすべての入力に対する
予測測色値との対応表の探索により、目的とするプリン
ト色を与える色変換テーブル値を求める方法が1994
年カラーフォーラム年次大会予稿(p55〜58)に報
告されている。また、色空間内で隣接する4つの色票で
囲まれた三角錐内での補間演算により任意のプリント色
を出力させるための色変換テーブルの作成方法が特開平
6−22124号公報に記載されている。
【0030】従来例4は、モデル化できない色変換の場
合でも色変換テーブル値を直接求めることができる。し
かし、多数のデータセット対応表を作成する必要があ
る。また、色変換テーブル作成後にテーブルデータをカ
スタマイズするのが容易ではない。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】このように、色変換方
法の従来技術は、色再現性に関し一定の効果を有する
が、それぞれが課題を残している。
【0032】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、色変換目的にあった色変換テーブルを色彩領域毎
に容易に作成し、領域にまたがる画像領域で色彩が連続
するように、これらを合成する色変換テーブル作成方法
及び色変換方法を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、以下ような手段を講じた。
【0034】請求項1記載の発明は、入力色範囲の全体
領域に適応する入力色票データセットと対応する読取色
票データセットとから第一色変換マトリクスを求める工
程と、この第一色変換マトリクスを用いて第一色変換テ
ーブルを作成する工程と、前記入力色票データセットか
ら特定の色彩の値の領域にある色票データセットを選別
する工程と、選別されたこの色票データセットと対応す
る読取色票データセットとから第二色変換マトリクスを
求める工程と、この第二色変換マトリクスを用いて第二
色変換テーブルを作成する工程と、色彩の値によって前
記第一色変換テーブルと前記第二色変換テーブルとの寄
与率を変えて合成して合成色変換テーブルを作成する工
程とを具備する構成を採る。
【0035】この構成により、領域毎に良好な色変換特
性を持った色変換テーブルを組み合わせて全体の色変換
テーブルを作成することができ、特定色部分の色変換特
性を改善できる。
【0036】また、請求項2記載の発明は、入力色票デ
ータセットを色彩の値の領域毎に選別する工程と、選別
されたこの色票データセットと対応する読取色票データ
セットとから選別された領域毎に色変換マトリクスを求
める工程と、各色変換マトリクスを用いて色変換テーブ
ルを作成する工程と、色彩の値によって各領域毎の色変
換テーブルの寄与率を変えて合成して合成色変換テーブ
ルを作成する工程とを具備する構成を採る。
【0037】この構成により、色変換特性がモデル化し
た線形マトリクス関係からずれる領域に対し、その領域
に適した色票で色変換ができ、特定色部分の選択的な色
修正を実現できる。
【0038】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、彩度が基準値より低い領域と
高い領域、及び、全体領域に対して、それぞれ色変換マ
トリクスを独立に求め、前記各色変換マトリクスを用い
て各色変換テーブルデータを作成し、彩度の低いグレー
部に対しては彩度の低い領域の色変換テーブルの寄与率
を高め、彩度の高い原色部に対しては彩度の高い領域の
色変換テーブルの寄与率を高めて求める構成を採る。
【0039】この構成により、彩度にて寄与率を決定す
ることができるため、特にグレー部分のモノクロ再現性
と高彩度領域の色再現性能を高めた色変換テーブルを作
成することができる。
【0040】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、輝度が基準値より低い領域と
高い領域、及び、全体領域に対して、それぞれ色変換マ
トリクスを独立に求め、前記各色変換マトリクスを用い
て各色変換テーブルデータを作成し、輝度の低い暗部に
対しては輝度の低い領域の色変換テーブルの寄与率を高
め、輝度の高いハイライト部に対しては輝度の高い領域
の色変換テーブルの寄与率を高めて求める構成を採る。
【0041】この構成により、輝度にて寄与率を決定す
ることができるため、特にハイライト部の滑らかな画像
再現性を高めた色変換テーブルを作成することができ
る。
【0042】請求項6記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、輝度が基準値より低い領域と
高い領域、彩度が基準値より低い領域と高い領域、及
び、全体領域に対して、それぞれ色変換マトリクスを独
立に求め、前記各色変換マトリクスを用いて各色変換テ
ーブルデータを作成し、各色変換テーブルデータの寄与
率の積和により合成色変換テーブルデータを求める構成
を採る。
【0043】この構成により、輝度と彩度の組み合わせ
にて色変換テーブルの寄与率を切り替えることができる
ため、ハイライト部、および、グレー部分の再現性を両
立した色変換テーブルを作成することができる。
【0044】請求項7記載の発明は、請求項1又は請求
項6記載の発明において、入力カラー空間位置に対する
各色彩の領域の色変換テーブルの寄与率を、各領域の中
心位置で100%となり、中心位置からの変位量が大き
くなるに連れて徐々に減少するように決定し、かつ、す
べての色変換テーブルの寄与率の総和が、いずれの入力
点でも100%となる様に設定する構成を採る。
【0045】この構成により、合成された色変換テーブ
ルが滑らかに連続してつながり、再現画像の色の連続性
を高めた色変換特性を実現できる。また、結果的に複数
の色領域に対して個々の色変換を行う色変換テーブルを
作成することができ、全体の色再現性を高めた色変換装
置を実現することができる。
【0046】請求項8記載の発明は、色変換方法に関す
るものであり、画像データの入力値に対する出力値を請
求項1乃至請求項7のいずれかに記載の色変換テーブル
作成方法より作成された合成色変換テーブルを用いて求
める構成を採る。
【0047】この構成により、領域毎に良好な色変換特
性を持った色変換テーブルを組み合わせて作成した全体
の色変換テーブルを用いて色変換することができ、特定
色部分の色変換特性を改善した複製画を得ることができ
る。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて具体的に説明する。
【0049】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
係るカラー複写機の構成を示すブロック図である。
【0050】図1に示すように、カラー複写機は、ユー
ザ−からの指示を入力する入力部101と、色票データ
を作成する色票データ作成部102と、原稿を読み取っ
て画像データを得るスキャナ部103と、色変換テーブ
ルを作成する色変換テーブル作成部104と、作成した
色変換テーブルに基づき、読取った画像データを色変換
する色変換演算部105と、色変換した画像データを出
力するプリンタ部106とから主に構成される。
【0051】入力部101は、設定値を変更する場合等
に、ユーザ−からの指示を入力し、色票データ作成部1
02、又は、色変換テーブル作成部104へ信号として
出力する。
【0052】色票データ作成部102は、入力部101
からの信号を基に、N個の色票に対する色票データ(以
下、「入力色票データ」という)Diを作成して色変換
テーブル作成部104へ送信し、また、色票からなる画
像データを作成してプリンタ部105へ出力する。
【0053】スキャナ部103は、原稿を読取り、読取
った原稿が色票印刷画の場合、各色票に対する色票デー
タ(以下「読取色票データ」という)Siを作成して色
変換テーブル作成部104へ出力し、読取った原稿が色
票印刷画以外の場合、画像データに変換して色変換演算
部105に出力する。
【0054】色変換テーブル作成部104は、入力部1
01からの信号を基に、入力色票データと読取色票デー
タから色変換テーブルを作成し、このデータを色変換演
算部105へ出力する。
【0055】色変換演算部105は、スキャナ部103
から入力した画像データを色変換テーブル作成部104
から受信した色変換テーブルのデータを用いて色変換し
て、プリンタ部106へ出力する。
【0056】プリンタ部106は、色票データ作成部1
02又は色変換演算部105から受信した画像データを
出力する。
【0057】読取った原稿の画像データを、色変換テー
ブルのデータに基づき色変換することにより、正しく再
現した複製画を得ることができる。
【0058】次に、色変換テーブル作成部104の機能
について、図2の機能ブロック図を用いて具体的に説明
する。
【0059】色変換テーブル作成部104は、読取色票
データを各色票毎に平均化する色票データ平均部201
と、ユーザーからの指示入力により彩度基準値を設定す
る選別基準設定部202と、全体から基準値以下の入力
色票データとそれに対応する読取色票データを選別する
データ選別部203と、入力色票データと読取色票デー
タとを用いて色変換マトリクスを作成するマトリクス作
成部204と、色変換マトリクスにより演算して得た色
変換データをテーブル形式で保存する色変換テーブル演
算部205と、ユーザーからの指示入力により寄与率を
設定する寄与率設定部206と、寄与率に基づいて色変
換テーブルを合成する色変換テーブル合成部207とか
ら主に構成されている。
【0060】また、マトリクス作成部204は、全体の
色票データに対する色変換マトリクス(以下、「全体色
変換マトリクス」という)を作成するマトリクス作成部
A211と、データ選別部203にて選別された色票デ
ータに対する色変換マトリクス(以下、「選別色変換マ
トリクス」という)を作成するマトリクス作成部B21
2とを有する。
【0061】また、色変換テーブル演算部205は、全
体色変換マトリクスに基づき演算して色変換データを得
る色変換テーブル演算部A221と、選別色変換マトリ
クスに基づいて演算して色変換データを得る色変換テー
ブル演算部B222とを有する。
【0062】次に、本実施の形態1に係る色変換テーブ
ル作成処理の流れにつて、図3のフロー図を用いて説明
する。
【0063】まず、色票データ作成部102に、カラー
プリンタの多次元入力色空間にほぼ均等にN個の色票デ
ータセットDa=(C、M、Y)aを準備し、N個の色票
を画像領域に持った色票画像を作成し(S301)、作
成した色票画像をプリンタ部106から印刷させる(S
302)。
【0064】また、選別基準設定部202に基準値Vt
を、寄与率設定部に寄与率Kを計算するために必要な係
数をそれぞれ設定する(S303)。
【0065】次に、印刷した色票画像をスキャナ部10
3で読取り(S304)、色票データ平均部201にて
各色票毎に平均化した後、N個の読取色票データセット
Sa=(R、G、B)aを取得する(S305)。
【0066】次に、マトリクス作成部A211にて、最
小二乗近似法で色変換マトリクス係数Aijを計算し、以
下に示す(5)式の色変換式を得る(S306)。
【0067】
【数5】 次に、色変換テーブル演算部A221にて、(5)式か
ら、各エントリ(入力データセットの組み合わせ)に対
する値を計算し、色変換テーブルTaを作成する(S3
07)。なお、本実施の形態では、色変換テーブルTa
は入力3次元のテーブルであり、正確にはTa(i,j,k)
と表現されるが省略して表示した。以下、同様の表現に
ついては省略して表示する。
【0068】次に、データ選別部203にて、各色票デ
ータセットDi=(C,M,Y)iのデータのバランス度
合いを表す彩度値Viを以下に示す(6)式で求める。
そして、彩度値Viが、選別基準設定部202に設定さ
れた基準値Vtより小さい入力色票データセット(以
下、「選別入力色票データ」という)Db=(C,M,
Y)bを入力色票データセットDaから選別し、それに
対応した読取色票データセット(以下、「選別読取色票
データ」という)Sb=(R,G,B)bを読取色票デー
タセットSaから選別する(S308)。
【0069】
【数6】 次に、マトリクス作成部B212にて、Aijと同様に、
選別入力色票データセットDbと選別読取色票データセ
ットSbから選別色変換マトリクス係数Bijを計算し、
以下に示す色変換式(7)式を得る(S309)。この
選別された色票データセットはグレーに近い色票の集ま
りである。よって、Bijはグレーに近い色の変換を行う
マトリクス係数である。
【0070】
【数7】 次に、色変換テーブル演算部B222にて、(7)式か
ら、各エントリに対する値を計算し、選別色変換テーブ
ルTbを作成する。(S310) 次に、寄与率設定部207にて、彩度Vに対する選別色
変換テーブルTbの寄与率Kを以下に示す(8)式で計
算する(S311)。また、寄与率の総和は1となる様
に、色変換テーブルTaの寄与率は1−Kとする。
【0071】そして、色変換テーブル合成部208に
て、寄与率Kを用いて、以下に示す(9)式により、色
変化テーブルTaと色変換テーブルTbを合成して合成
色変換テーブルTcを作成し、色補正演算部105に保
存する(S312)。
【0072】
【数8】
【数9】 ここで、Vthは、選別色変換テーブルTbの波及範囲を
決める値であり、Vthを大きく設定すると、色変換テー
ブルTbの波及範囲を色変換テーブルTaの高彩度領域
へ広げることになる。また、V0は入力データの有効範
囲で、入力8ビットの場合は255である。
【0073】関数Fは、0から1まで連続的に変化する
関数である。例えば、関数Fが,以下に示す(10)式
のように直線関数であれば、Vが0からVthまで変化す
ると、Kは1から0に直線的に減少する。
【0074】
【数10】 また、関数Fにおいて、彩度値Vの増加に対して、べき
乗特性(ガンマ特性)を持たせることで、色変換テーブ
ルの切替曲線形状を制御できる。
【0075】図4は、彩度値Vに対する色変換テーブル
の寄与率の変化を示した特性図で、選別色変換テーブル
Tbの寄与率Kは、Vthまでの範囲で有効値をとり、彩
度値Vに対してガンマ特性を持たせてテーブルTbの寄
与率Kの減少を早めている例である。
【0076】合成色変換テーブルTcは、(8)式及び
(9)式から明らかなように、彩度値Vによって色変換
テーブルTaの寄与率を0から徐々に増加され、彩度値
Vが境界点Vth以上になると色変換テーブルTaのデー
タが設定される。
【0077】色変換テーブルTaと色変換テーブルTb
とを合成して色変換テーブルTcを作成する工程を図5
の概略図を用いて説明する。
【0078】例えば、Vth=64とすると、入力RGB
データ値が、(0、0、0)であれば、V=0であり、図
4のa点に相当し、K=1となる。よって、図5に示す
ように、Tcの合成色変換テーブル値は、Tbの値が1
00%反映され、(9、10、11)となる。
【0079】また、入力RGBデータ値が、(0、0、
32)であれば、V=Vth/2であり、図4のb点に相
当し、K=0.25となる。よって、図5に示すよう
に、Tcの合成色変換テーブル値は、Tbの値が25
%、Taの値が75%反映され、(7、5、33)とな
る。
【0080】また、入力RGBデータ値が、(0、0、
64)であれば、V=Vthであり、図4のc点に相当
し、K=0となる。よって、図5に示すように、Tcの
合成色変換テーブル値は、Taの値が100%反映さ
れ、(3、5、60)となる。
【0081】ユーザーは、原稿をスキャナ部から読み取
らせ(S313)、求めた変化テーブルTcで色変換し
た画像をプリンタ部にて印刷する(S314)。
【0082】そして、その結果修正が必要な場合(S3
15)、S303における選別基準設定部202に設定
された基準彩度値Vt及び寄与率設定部207に設定さ
れたVthや寄与率Kの係数を変更し、その後の処理を繰
り返すことにより各色領域での色変換の修正を行う。
【0083】以上のように、彩度により寄与率を決定す
ることにより、従来課題となっているグレー部分のモノ
クロ再現性と色再現性を高めることができる。
【0084】なお、選別色変換テーブルTbを複数(T
b1〜Tbn)用意し、色変換テーブルTcは、色変換テー
ブルTaと選別色変換テーブルTb1〜Tbnを合成し、作
成することも可能である。
【0085】例えば、選別色変換テーブルを3つ用意す
る場合、まず、選別基準設定部1008にVth1、Vth
2、Vth3及びVth4を設定し、データ選別部1007
は、入力色票データセットとそれに対する読取色票デー
タセットから、彩度Vが0≦V≦Vth2、Vth1<V≦V
th3、Vth2<V≦Vth4の3つのグループの選別入力色
票データセットと選別読取色票データセットを選別す
る。そして、最小二乗計算部1009にて、それぞれ色
変換マトリクスBij1〜Bij3を計算し、色変換テーブ
ル作成部B1011にて、選別色変換テーブルTb1、T
b2、Tb3を得る。
【0086】色変換テーブル合成部1012は、寄与率
設定部1013に設定された各色変換テーブルに対する
寄与率Ka、Kb1、Kb2、Kb3を用いて、以下に示す式
(11)により合成色変換テーブルTcが作成する。
【0087】
【数11】 図6は、彩度値Vに対する4つの色変換テーブルの各寄
与率の変化を示した特性図で、各選別色変換テーブルT
b1、Tb2、Tb3の寄与率Kb1、Kb2、Kb3が、それぞれ
彩度Vth1、Vth2、Vth3で100%となる例である。
各寄与率に、これと対応する色変換テーブルのデータを
乗算し、総和した値が合成色変換テーブルのデータとし
て設定される。また、この場合も各彩度値において4つ
の係数の和(Ka+Kb1+Kb2+Kb3)が、常に1にな
るように規格化されている。
【0088】このように、選別色変換テーブルを複数用
意することにより、合成色変換テーブルを細かく調整で
き、装置の色再現性を高めることができる。
【0089】なお、本実施例では、彩度により色票デー
タを選別し、色変換テーブルを作成したが、彩度の代り
に色相、輝度等の他の要素を用いること、また、複数の
要素を組み合わせることも可能である。
【0090】また、本実施例では、全体の色票データに
対する色変換テーブルと基準値以下の色票データに対す
る色変換テーブルとを合成して合成色変換テーブルを作
成したが、全体の色票データに対する色変換テーブルの
代りに、基準値以上の色票データに対する色変換テーブ
ルを用いて、これと基準値以下の色票データに対する色
変換テーブルとを合成することも可能である。 (実施の形態2)以下、色変換テーブルの切り替えを彩
度と輝度の2つの要素によって行う場合について説明す
る。なお、実施の形態1と共通する部分は説明を省略す
る。
【0091】図7は、本実施の形態における色変換テー
ブル作成部の機能を示す機能ブロック図である。
【0092】選別基準設定部702は、彩度基準設定部
731と輝度基準設定部732とを有し、それぞれ基準
値Vth、Lthを設定する。
【0093】データ選別部703は、色票データセット
Di=(C,M,Y)iから彩度Viと輝度Liを(12)
式により求める。
【0094】
【数12】 そして、色票のデータセットを、彩度V、輝度Lの値と
基準値Vth、Lthとの大小関係により4種類に分類選別
する。
【0095】マトリクス作成部704は、選別された色
票データセット毎に最小二乗法で色変換マトリクスを作
成する。
【0096】選別色変換テーブル作成部705は、各色
票データセットから色変換テーブルTa1、Ta2、Tb1、
Tb2を算出する。
【0097】彩度V、輝度Lにて分類された色票データ
セットと色変換テーブルとの関係を以下の表2に示す。
【0098】
【表2】
【0099】寄与率設定部707は、彩度Vに対する選
別色変換テーブルTa1、Tb1の寄与率K1、及び、輝度
Lに対する選別色変換テーブルTa1、Ta2の寄与率K2
を以下に示す(13)式で計算する。また、このとき色
変換テーブルTa2、Tb2の寄与率は1−K1となり、色
変換テーブルTb1、Tb2の寄与率は1−K2となる。
【0100】
【数13】 V0、L0は、それぞれ入力データの有効範囲である。
また、関数Fは、0から1まで連続的に変化する関数で
ある。例えば、関数Fが直線関数であれば、寄与率K1
及びK2は、以下に示す(14)式で表される。
【0101】
【数14】 なお、寄与率は色票の彩度Vや輝度Lの値によってそれ
ぞれ独立に変化し、各テーブルに対する各寄与率の総和
は、以下に示す(15)式の様になる。
【0102】
【数15】 色変換テーブル合成部は、寄与率K1及びK2を用い
て、以下に示す(16)式により、色変化テーブルTa
と色変換テーブルTbを合成して合成色変換テーブルT
cを作成し、色補正演算部105に保存する。
【0103】
【数16】 以上の構成により、輝度と彩度の組み合わせにて色変換
テーブルの寄与率を切り替えることができるため、ハイ
ライト部、および、グレー部分の再現性を両立した色変
換テーブルを作成することができる。
【0104】なお、本発明の色変換テーブル作成部にユ
ーザーからの色調整指示を受付ける色調整設定部と、色
調整指示により調整用色変換テーブルを作成する調整色
変換テーブル作成部と、合成色変換テーブルに調整用色
変換テーブルを合成する調整用色変換テーブル合成部と
を設け、合成色変換テーブルに調整用色変換テーブルを
更に合成し、調整用合成色変換テーブルを作成すること
も可能である。
【0105】これにより、測色的な色合わせ以外にも、
主観的な色合わせを目的とした色調整ができる。主観的
な色合わせとは、例えば、肌色を少し赤くしたい、芝生
の緑を濃い緑にしたい等の絵作り目的のために行われ
る。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、領
域毎に色変換できると共に、領域毎に求められた色変換
テーブルの切替えを連続性を保ちながらできるので、複
数の色変換テーブルを切替えて色変換効果を高めること
ができ、色変換テーブル切替えを行っても画像変換を滑
らかに行うことができる。
【0107】また、本発明は、任意の色調整器を用いて
作成したテーブルと合成して、色変換テーブルの調整を
可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るカラー複写機の構
成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る色変換テーブル作成部の機
能を示す機能ブロック図
【図3】実施の形態1に係る色変換テーブル作成処理の
流れを示すフロー図
【図4】実施の形態1に係る彩度値Vに対する色変換テ
ーブルの寄与率の変化を示した特性図
【図5】実施の形態1に係る色変換テーブルTa、Tb
及びTcの概略図
【図6】実施の形態1に係る彩度値Vに対する4つの色
変換テーブルの各寄与率の変化を示した特性図
【図7】実施の形態2における色変換テーブル作成部の
機能を示す機能ブロック図
【図8】従来の線形マトリクスにより色修正を行う色変
換部のブロック図
【図9】従来の3次元テーブルと3次元補間により色修
正を行う色変換部のブロック図
【符号の説明】
101 入力部 102 色票データ作成部 103 スキャナ部 104 色変換テーブル作成部 105 色変換演算部 106 プリンタ部 201 色票データ平均部 202 選別基準設定部 203 データ選別部 204 マトリクス作成部 205 色変換テーブル演算部 206 色変換テーブル合成部 207 寄与率設定部
フロントページの続き (72)発明者 山田 修 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 本村 秀人 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力色範囲の全体領域に適応する入力色
    票データセットと対応する読取色票データセットとから
    第一色変換マトリクスを求める工程と、この第一色変換
    マトリクスを用いて第一色変換テーブルを作成する工程
    と、前記入力色票データセットから特定の色彩の値の領
    域にある色票データセットを選別する工程と、選別され
    たこの色票データセットと対応する読取色票データセッ
    トとから第二色変換マトリクスを求める工程と、この第
    二色変換マトリクスを用いて第二色変換テーブルを作成
    する工程と、色彩の値によって前記第一色変換テーブル
    と前記第二色変換テーブルとの寄与率を変えて合成して
    合成色変換テーブルを作成する工程とを具備することを
    特徴とする色変換テーブル作成方法。
  2. 【請求項2】 入力色票データセットを色彩の値の領域
    毎に選別する工程と、選別されたこの色票データセット
    と対応する読取色票データセットとから選別された領域
    毎に色変換マトリクスを求める工程と、各色変換マトリ
    クスを用いて色変換テーブルを作成する工程と、色彩の
    値によって各領域毎の色変換テーブルの寄与率を変えて
    合成して合成色変換テーブルを作成する工程とを具備す
    ることを特徴とする色変換テーブル作成方法。
  3. 【請求項3】 色彩の値は、彩度値、輝度値のいずれか
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の色
    変換テーブル作成方法。
  4. 【請求項4】 彩度が基準値より低い領域と高い領域、
    及び、全体領域に対して、それぞれ色変換マトリクスを
    独立に求め、前記各色変換マトリクスを用いて各色変換
    テーブルデータを作成し、彩度の低いグレー部に対して
    は彩度の低い領域の色変換テーブルの寄与率を高め、彩
    度の高い原色部に対しては彩度の高い領域の色変換テー
    ブルの寄与率を高めて求めることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の色変換テーブル作成方法。
  5. 【請求項5】 輝度が基準値より低い領域と高い領域、
    及び、全体領域に対して、それぞれ色変換マトリクスを
    独立に求め、前記各色変換マトリクスを用いて各色変換
    テーブルデータを作成し、輝度の低い暗部に対しては輝
    度の低い領域の色変換テーブルの寄与率を高め、輝度の
    高いハイライト部に対しては輝度の高い領域の色変換テ
    ーブルの寄与率を高めて求めることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の色変換テーブル作成方法。
  6. 【請求項6】 輝度が基準値より低い領域と高い領域、
    彩度が基準値より低い領域と高い領域、及び、全体領域
    に対して、それぞれ色変換マトリクスを独立に求め、前
    記各色変換マトリクスを用いて各色変換テーブルデータ
    を作成し、各色変換テーブルデータの寄与率の積和によ
    り合成色変換テーブルデータを求めることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の色変換テーブル作成方法。
  7. 【請求項7】 入力カラー空間位置に対する各色彩の領
    域の色変換テーブルの寄与率を、各領域の中心位置で1
    00%となり、中心位置からの変位量が大きくなるに連
    れて徐々に減少するように決定し、かつ、すべての色変
    換テーブルの寄与率の総和が、いずれの入力点でも10
    0%となる様に設定することを特徴とする請求項1乃至
    請求項6のいずれかに記載の色変換テーブル作成方法。
  8. 【請求項8】 画像データの入力値に対する出力値を請
    求項1乃至請求項7のいずれかに記載の色変換テーブル
    作成方法より作成された合成色変換テーブルを用いて求
    めることを特徴とする色変換方法。
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