JPH11126299A - 車輌識別方法及びこの識別方法を用いた車輌識別装置、駐車場管理装置、車輌用端末装置 - Google Patents

車輌識別方法及びこの識別方法を用いた車輌識別装置、駐車場管理装置、車輌用端末装置

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JPH11126299A
JPH11126299A JP33416397A JP33416397A JPH11126299A JP H11126299 A JPH11126299 A JP H11126299A JP 33416397 A JP33416397 A JP 33416397A JP 33416397 A JP33416397 A JP 33416397A JP H11126299 A JPH11126299 A JP H11126299A
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JP
Japan
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vehicle
data
parking lot
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entry
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Pending
Application number
JP33416397A
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English (en)
Inventor
Toshiya Isobe
俊哉 磯部
Masao Kojima
雅夫 小島
Koji Ishikawa
貢司 石川
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車カード等を発行することなく、車輌の出
入りと駐車時間を管理することに利用することができる
車輌管理方法と駐車場管理装置を提案する。 【解決手段】 特定の周波数の電磁界内に挿入されるこ
とにより自己が保有する情報を電波に乗せて応答するデ
ータ発信器を車輌に装着し、地上に設置した読取装置に
よって、その車輌の接近、通過を検出する第1の車輌識
別方法と、この車輌識別方法を利用して駐車場内への入
場時刻及び出場時刻を管理する駐車場管理装置及び予め
ナンバープレートの表記された車輌番号を記憶器に登録
しておき、この登録されている登録番号と撮像装置で読
み込んだ車輌番号とを照合して一致を検出する第2の車
輌識別方法及びこの識別方法を用いた駐車場管理装置、
これらを組合せた駐車場管理装置を提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車輌識別方法及び
この車輌識別方法を利用した駐車場管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より駐車場の管理は極力無人化し、
収益の向上が求められている。駐車場の管理を無人化す
る場合、その管理方法に大きな問題がある。つまり、入
場時にどこに空いている駐車スペースがあるか一見して
解る程度の小さい規模の駐車場では、入場した車輌に駐
車スペースを必ずしも指定しなくても済む。従って、比
較的規模が小さい無人駐車場の設備としては最小限入口
に満車か空車かを表示する設備と、退場時に駐車時間を
算出し料金を精算する設備、料金精算完了を知って退場
を許可するゲート設備で構成することができる。
【0003】駐車時間を算出する設備としては一般にチ
ケット発行機が実用されている。チケット発行方式によ
る駐車場管理システムとは、入場時に入場時刻が記入さ
れたチケットをチケット発行機が自動発行し、利用者は
このチケットを所持する。退場時にこのチケットを料金
精算機に投入して入場時刻からの駐車時間を算出し、そ
の駐車時間に見合う料金を投入することによって精算を
行う方法である。
【0004】このチケット発行方式によって駐車場を管
理する場合、入場した車輌の台数と退場した車輌の台数
を把握し、駐車中の車輌台数が収容可能な車輌台数より
小さいか等しいかを判定すれば空車、満車の表示を行う
ことができる。従って、比較的簡単な設備で空車、満車
の表示を行うことができる。これに対し規模が大きい駐
車場の場合、入場時に空いている駐車スペースを指示
し、その空きスペースに駐車するように指定しないと、
利用者は空きスペースを探し廻らなければならなくな
り、利用者にはとって不便であるだけでなく、場内を走
る車輌の数が増えるため危険である。
【0005】従って、規模が大きい駐車場では入場時に
現在空いている駐車スペースを入場車に指示し、その駐
車スペースに駐車することを指定し、更に指定した駐車
スペースに指定した車輌が間違いなく駐車したか、否か
を確認する必要がある。つまり、この確認を怠ると、指
示した駐車スペースに他の車輌が駐車されていると混乱
が発生し、かえって危険である。
【0006】このような背景から、規模が大きい駐車場
では各駐車スペースに駐車した車輌を識別する車輌識別
装置を必要とする。また、駐車場の規模の違いに関係な
く、駐車時間を計測し、算出する設備としてチケット発
行機を利用した場合、例えば利用者が駐車中にチケット
を紛失してしまうと出場できなくなり、その処理に人手
が必要になる等の不都合がある。
【0007】更に、チケット発行方式では、駐車場の外
に存在する車輌を使って入場するかに見せかけてチケッ
トを発行させ、このチケットを使って駐車場内に駐車し
ている車輌を場外に退出させる等の不正行為を行うこと
も考えられる。このため、望ましくは駐車場の規模に関
係なく、車輌の入場時に車輌を例えばナンバープレート
の番号等により自動的に識別し、各車輌ごとに入場時刻
を記憶し、車輌ごとに管理できると都合がよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】車輌を識別するための
車輌識別方法としては、例えばナンバープレートを撮像
するCCDカメラ(半導体撮像素子を用いたビデオカメ
ラ)と画像処理装置(文字認識手段)とによって構成す
ることができる。しかしながら、CCDカメラと画像処
理装置の組合せによって構成されるナンバープレート読
取装置はナンバープレートは泥等で汚れ易いため、番号
を常時正確に読み取ることはむずかしい。
【0009】この発明の第1の目的は、簡単な構成によ
って車輌の識別を確実に行うことができる第1の車輌識
別方法と、この第1の車輌識別方法を用いた第1の車輌
識別装置及び駐車場管理装置を提案しようとするもので
ある。この発明の第2の目的は互に隣接した駐車スペー
ス相互でも確実に駐車した車輌を識別することができる
第2の車輌識別方法と、この第2の車輌識別方法を用い
た第2の車輌識別装置及び駐車場管理装置を提案しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明で提案する第1
の車輌識別方法は車輌に車輌の情報を電磁波に乗せて発
信するデータ発信器を装着し、このデータ発信器が発信
する車輌情報を地上に設置した読取装置で読み取り、車
輌を識別する識別方法を提案する。この発明の第1の車
輌識別方法によれば、データ発信器が車輌情報を電波に
乗せて発信するからナンバープレートが汚れていても、
汚れに影響されずに車輌の識別を行うことができる。ま
た、データ発信器はICカード等で構成することができ
るから安価に作ることができる。更に、データ発信器が
発信する車輌情報を読み取る読取装置を簡単な受信機で
構成できるから安価に作ることができる。
【0011】従って、この発明による第1の車輌識別方
法を用いて第1の車輌識別装置及び駐車場管理装置を構
成する場合、読取装置を駐車場内の各駐車スペースに設
置しても経済的な負担は軽く充分実現することができ
る。従って、駐車スペースの使用状況を確実に把握する
ことができる駐車場管理装置を提供できる利点が得られ
る。
【0012】ところで、上述した第1の車輌識別方法で
は電波により車輌と読取装置との間でデータの受授を行
なっている。このため、特に隣接した駐車スペースのよ
うに互に近接した配置関係で2組乃至はそれ以上の数の
車輌識別装置が同時に作動したとすると、互に混信を起
し、駐車しようとしている車輌を特定できなくなる不都
合が生じる。
【0013】このような不都合を解消するために、この
発明では撮像装置によって車輌の例えばナンバープレー
ト或はマーク等を撮像し、その画像信号から車輌を識別
する第2の車輌識別方法を提案する。この発明で提案す
る第2の車輌識別方法ではナンバープレート或はマーク
の部分が泥等で汚れていても、番号或はマーク等を信頼
性よく読み取ることができる車輌識別方法を提案するも
のである。
【0014】このための手段としては、予め入場を許可
されている車輌のナンバープレートの番号(文字形式の
データ)或はマーク(画像形式のデータ)等を記憶して
おく記憶器を設け、入場した車輌から取り込んだ番号或
はマークと記憶器に記憶した番号或はマークと照合さ
せ、一致が検出されるか否かにより車輌を識別する車輌
識別方法及びこの車輌識別方法を利用した駐車管理装置
を提案するものである。
【0015】この発明の第2の車輌識別方法によれば、
予め入場を許可されている車輌について、予めナンバー
プレートの番号或はマーク等を記憶器に記憶させ、その
記憶と、現に取り込んだデータとを照合するから、現に
取り込んだデータが汚れ等によって一部の桁或はマーク
の一部が欠落していても、部分的に一致を検出すること
ができる。
【0016】更に、第1の車輌識別方法で用いる情報と
第2の車輌識別方法で用いる番号或はマーク等のデータ
を対として記憶しておくことにより、第2の車輌識別方
法の識別精度を高めることができる。この結果、ナンバ
ープレート或はマーク等の部分が多少汚れ等によって読
み取れなくても信頼性よく識別を行なうことができる利
点が得られる。また撮像装置によってナンバープレート
或はマーク等の部分を撮像して識別を行なうから、互に
近接した車輌識別装置が作動しても相互に干渉すること
はなく、従って各駐車スペースに第2の車輌識別方法を
用いた駐車場管理装置を設置しても、各駐車スペース毎
に駐車する車輌を識別して管理することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の請求項1で提案
する第1の車輌識別方法を用いた最も簡素化された駐車
場管理装置の実施例を示す。図中11は駐車場を示す。
11A〜11Nはこの駐車場11の中に定めた駐車スペ
ース、12は駐車場11の出入口、13は車輌、14は
この車輌13に装着したデータ発信器、15A,15B
は出入口12に設置した読取装置、16は管理コンピュ
ータ、17は出入口12に設けたゲートをそれぞれ示
す。
【0018】つまり、この例では出入口12を1個所と
し、1個所の出入口12を使って入場と、退場の双方に
利用する場合を示す。このため出入口12の外側と内側
の双方に読取装置15Aと15Bを設け、これら読取装
置15Aと15Bの何れから車輌13に装着したデータ
発信器14のデータを読み取るかによって入場と退場を
区別するように構成した場合を示す。この入場と、退場
の区別は管理コンピュータ16において判断される。管
理コンピュータ16は入場と退場を判断することにより
常時駐車場11の内に駐車中の車輌と、その合計台数を
管理することができる。従って、この車輌台数と収容可
能台数とから出入口12の外側に設けた表示器18に満
車か空車かを表示することができる。
【0019】管理コンピュータ16は車輌13の入場を
検出すると、その車輌13に搭載したデータ発信器14
が発信するデータと入場時刻を記憶する。データ発信器
14が発信するデータとしては、例えばその車輌のナン
バープレートに記載された番号、或いは車検番号、所有
者の氏名、住所等を発信させることができる。データ発
信器14としては、例えば図4に示すように所定の周波
数の電磁波(電波)に共振する共振回路14Aと、この
共振回路が共振することにより生成される共振電流を取
り出して電力源として動作する発振回路14B(電波発
振器)と、車輌のナンバープレートに表記された番号、
或いは車検番号、所有者の氏名、住所等を記憶したメモ
リ14C,このメモリ14Cから読み出したデータを順
次発振器から放出される電波に変調信号として乗せる変
調器14D等によって構成することができる。尚、デー
タ発信器とデータ読取装置の変形例として電磁波の一つ
の形態である赤外線を用いたデータ発信器とデータ受信
器を用いることもできる。
【0020】読取装置15A,15Bは各車輌13に搭
載したデータ発信器14に特定周波数の電波を照射する
発振器と、データ発信器14が発信する電波を受信し、
電波に乗せられて送られて来るデータ(ディジタルデー
タ)を復調して取り出す復調器等によって構成すること
ができる。従ってデータ発信器14とこのデータ発信器
14が発信する電波を受信する受信器、復調器によって
第1の車輌識別装置が構成される。
【0021】データ発信器14は車輌13に対して容易
に取外しができないように、例えばナンバープレートの
封印部分等に装着するか又は床下等に装置される。読取
装置15A,15Bは例えば出入口12の路上に別々に
アンテナを配置し、読取装置15Aと15Bの一方と他
方で別々にデータ発信器14を作動させ、データを読み
取らせる。
【0022】従って、例えば車輌13が外から駐車場1
1に入場する場合は、先ず読取装置15Aがデータ発信
器14のデータを読み取る。このデータの読み取りによ
り、管理コンピュータ16は駐車場11内の収容可能台
数と駐車中の車輌の台数を算出する。駐車台数と収容台
数が一致している場合は満車であるから、管理コンピュ
ータ16はゲート17を開かない。収容台数と駐車中の
台数に差があれば駐車可能としてゲート17を開く、ゲ
ート17が開かれることにより、車輌13は出入口12
を通じて駐車場11内に入場する。このとき、データ発
信器14は内側の読取装置15Bに応答する。この応答
を管理コンピュータ16が取り込むことにより、管理コ
ンピュータ16は車輌13が駐車場11に入場したと判
定し、駐車中の車輌の台数を+1し、その数が駐車場の
収容可能台数と一致した場合は表示器18に満車を表示
させる。更に、入場した車輌のデータと入場時刻を記憶
する。
【0023】一方、駐車中の車輌が駐車場11から外に
退場する場合は、車輌13はゲート17が閉じているた
め内側の読取装置15Bに接近して停止する。従って、
この状態で読取装置15Bは出場しようとしている車輌
のデータを読み取り、管理コンピュータ16にデータを
送り込む。管理コンピュータ16はその車輌のデータを
メモリの内部で検索し、そのデータから入場時刻を検出
する。入場時刻と現在時刻との差を算出し、駐車時間を
求め、料金を表示する。料金を料金投入口(特に図示し
ない)に投入することにより、ゲート17が開き、車輌
13は駐車場11から場外に退出する。このとき、管理
コンピュータ16は駐車中の車輌台数を−1する。
【0024】このように、図1に示す駐車場管理装置に
よれば、2台の読取装置15A,15Bと管理コンピュ
ータ16によって駐車場側の設備が整うため、最も簡素
な構成で無人管理を行わせることができる。図2はこの
発明の請求項3で提案する駐車場管理装置の実施例を示
す。この実施例では駐車場11に対する出入口12を入
口12Aと出口12Bに別々に設けた場合を示す。
【0025】この場合、入口12Aにはゲート17の外
側に読取装置15Aと、表示器18とを設ける。表示器
18には空車または満車を表示する。表示器18に空車
が表示されている状態で読取装置15Aに入場しようと
する車輌13Aが近づくと、読取装置15Aは車輌ナン
バー等の車輌情報を車輌13Aに搭載したデータ発信器
14から読み取る。読み取った車輌情報は管理コンピュ
ータ16に送り込まれ、この車輌情報に入場時刻を付し
て所定の記憶領域に記憶する。
【0026】駐車場11に駐車していた車輌13Bが退
場する場合には、出口12Bの内側に設けた読取装置1
5Bに接近して停止する。読取装置15Bは車輌13B
のデータ発信器14が発振する車輌情報を読み取り、管
理コンピュータ16に送り込む。管理コンピュータ16
はメモリに記憶している同一の車輌情報を検索し、同一
車輌情報に付されている入場時刻を抽出し、現在時刻と
の間の時間(駐車時間)を算出し、駐車料金を算出す
る。算出した料金を料金投入機(特に図示しない)に表
示し、その料金の投入を促す。利用者が表示された料金
を料金投入口に投入すれば、管理コンピュータ16はゲ
ート17を開き、退場を許可する。
【0027】図3は規模が大きい駐車場に適用する駐車
場管理装置の実施例を示す。この実施例では入口12A
と出口12Bに読取装置15Aと15Bを設置すると共
に、各駐車スペース11A〜11Nに各別に車輌データ
読取装置19を設置する。各駐車スペース11A〜11
Nに設置した車輌データ読取装置19は、各駐車スペー
ス11A〜11Nに車輌が駐車されるごとに、その車輌
データを管理コンピュータ16に送り、入場時に各車輌
に指示した駐車スペースと、実際の駐車位置とを照合で
きるように構成する。
【0028】つまり、入場しようとする車輌13Aが入
口12Aに近づくと、読取装置15Aはその車輌データ
を読み取ると共に、管理コンピュータ16にそのデータ
を送り込む。管理コンピュータ16は空いている駐車ス
ペースを検出し、表示器18に空車、満車表示の別に駐
車すべき駐車スペースの番号等を表示させ、入場しよう
とする車輌13Aに駐車スペース番号を指示する。
【0029】利用者は指示された番号の駐車スペースに
車輌を駐車させる。車輌が駐車された状態で各駐車スペ
ース11A〜11Nに設置した車輌データ読取装置19
は、その車輌のデータを読み取り、管理コンピュータ1
6に車輌データと、駐車スペース番号を伝送する。管理
コンピュータ16は送られて来た車輌データ及び駐車ス
ペース番号を先に指示した駐車スペース番号と照合し、
先に指示した駐車スペース番号と一致するか否かを判定
する。駐車スペース番号が一致している場合はその駐車
スペース番号に割当てた記憶領域に車輌データと入場時
刻等を書き込んで処理を終了する。
【0030】ここで不一致が発生した場合は、例えば間
違って駐車した駐車スペースの記憶領域に車輌データと
入場時刻を書込み、その駐車スペースを入場時に指示し
て駐車させたものとして処理する。出場時には出場しよ
うとする車輌13Bが指示された料金を料金投入機(特
に図示しない)に投入すると、管理コンピュータ16は
出口12Bのゲート17を開き、その車輌に退場を許可
する。これと共に、管理コンピュータ16は退場した車
輌が駐車していた駐車スペースの記憶領域に記憶してい
た車輌データと、入場時刻等を消去し、空きの駐車スペ
ースの状態に戻す。
【0031】図4は車輌に搭載したデータ発信器14の
構成と、このデータ発信器14を駐車場の管理以外に流
用することができる車輌用端末装置の実施例を示す。こ
の実施例では車輌13に車輌用端末器20を搭載し、こ
の車輌用端末器20を使って、例えば電話回線網にアク
セスし、データ発信器14が発信する車輌データによ
り、例えば車輌の所有者であることを認証させ、買物、
各種の予約等を行うことができるように構成した場合を
示す。
【0032】車輌用端末器20は例えば移動電話機のよ
うな通信部21と、データ発信器14と電波でデータを
授受する送受信部22と、データ発信器14が発信する
車輌データを識別認証する識別認証部23と、情報処理
部24とによって構成することができ、この車輌用端末
器20を搭載することにより電話回線網30とデータの
授受を行い、例えば各種の予約、商品の注文等を車上か
ら行うことができる。また、管理コンピュータ16を電
話回線網30に接続することにより、車輌用端末器20
から駐車予約を行うことができる。
【0033】図5はこの発明で提案する第2の車輌識別
方法を説明するための系統図を示す。この発明で提案す
る第2の車輌識別方法は例えば月極等により、予め駐車
を許可されている車輌か否かを識別することに用いる車
輌識別方法を提案するものである。従って照合処理部5
0に設けた記憶器53には予め駐車が許可された車輌の
データを記憶させておく。
【0034】つまり、当初の例えば契約時等においてナ
ンバープレート或は社名表示部、マーク表示部等の汚れ
を落し最良の状態にして撮像装置40で登録すべき部分
を撮像し、その撮像データを照合部50に設けた画像処
理部51でナンバープレート上の数字或は社名等は文字
認識手段(文字認識ソフト)によって文字形式のデータ
に変換し、この文字形式のデータ(キャラクターコー
ド)を登録部52を通じて記憶器53に記憶させる。
【0035】一方マーク等は画像形式のデータのまま登
録部52を通じて記憶器53に記憶させる。記憶器53
の内部には文字形式のデータの書き込み領域と、画像形
式のデータの書き込み領域とが設けられ、これらの各領
域に文字形式のデータと画像形式のデータを仕分けして
書き込み登録を行なう。通常の利用状況では撮像装置4
0が撮像した画像データは画像処理部51で文字の場合
は文字認識手段によりナンバープレートの番号或はボデ
ィに書かれた社名等を認識し、キャラクタコード列に変
換し、このキャラクタコード列を推論処理部53に送り
込む。
【0036】推論処理部54では画像処理部51から送
られて来たキャラクタコードを記憶器53の文字形式の
データ領域に記憶したデータと照合する。全文字列が一
致していればその文字列データが記憶されていた記憶器
53のアドレスから、この文字列データに割当た制御コ
ードを読み出し、この制御コードを管理コンピュータ1
6に構築した認証処理部16Aに送り込む。
【0037】一方、ナンバープレート或は社名表示部分
が汚れており、ナンバープレートに表記されている番号
の一部が欠落している場合、或は社名の一部が欠落して
いる場合には推論処理部54は記憶器53から読み出し
た正規のデータの中から一部が合致するデータを検索
し、このデータが目的にするデータであると推定する。
この推論処理によって従来は認識不能であった汚れ等に
よる障害を除去し、認識率を向上させることができる。
【0038】例えば文字列の先頭と最後尾が一致する、
或は下2桁乃至3桁が一致する、上位の2桁乃至は3桁
が一致する等の一部が一致することを検出して正規のデ
ータと判定し、ナンバープレートの番号或は社名等を認
識する。この推論処理部54の処理プログラムは例えば
ファジー等と呼ばれているアルゴリズムによって構築す
ることができる。
【0039】マーク等の画像形式のデータを登録対象と
した場合でも、記憶器53から順次マークを読み出し、
撮像装置40から送られて来る画像と照合し、一部でも
一致した場合にそのマークを記憶していた記憶器53の
アドレスから、このマークに割当た制御コードを読み出
し、この制御コードを管理コンピュータ16に構築した
認証処理部16Aに送り込む。
【0040】尚、照合処理部50は例えば各撮像装置4
0毎に設けるか、或は複数の、例えば10〜20台程度
の撮像装置40に対して1台の割合で配置し、10〜2
0台の撮像装置40から送られて来る画像信号を照合処
理するように構成することができる。照合処理部50で
照合処理した結果で得られる制御コードはバスライン等
を通じて管理コンピュータ16に送られ各車輌毎に認証
処理される。この認証処理とは、例えばメモリ16Bに
各車輌毎に契約期限を記憶させ、この契約期限が切れて
いるか否かを認証するとか、或は駐車できる時間帯を記
憶させておき、その時間帯に入っているか否かを認証す
る等を指す。
【0041】期限切れの場合、或は契約した時間帯以外
の時間帯に駐車した場合には、その駐車時間の計数を開
始する等の処理を情報管理部16Cで実行する。上述し
たように、この発明の第2の車輌識別方法によれば照合
処理部50において、予め登録したデータと、現に読み
取ったデータを照合し、現に読み取ったデータの一部が
欠落していても、その一部が一致すればその一致した登
録データを正規のデータとして識別するから、汚れによ
って一部が読み取れなくても確度よく一致を検出するこ
とができる。
【0042】よって、この第2の車輌識別方法を使った
車輌識別装置を図1乃至図3に示した駐車場管理装置を
構成する読取装置15A,15Bに適用しても充分実用
することができる。また他の特に望ましい実施例として
は図3に示した各駐車スペースに図5に示した第2の車
輌識別装置を適用することが考えられる。このように互
に隣接した駐車スペース毎に車輌識別装置を設置して
も、この発明による第2の車輌識別方法を用いた車輌識
別装置は相互に干渉し合うことはない。従って各駐車ス
ペース毎に駐車した車輌を正確に特定できるから、契約
通りに駐車しているか否か等を管理することができる。
【0043】ここで例えば第1の車輌識別方法で用いる
データ(以下ID番号と称す)と第2の車輌識別方法で
用いるデータ(以下車輌番号と称す)を組合せることに
より、契約車を駐車させる駐車場の管理を円滑に行なう
ことができるようにすることができる。つまり、ID番
号と車輌番号を図5に示した記憶器53にペアにして登
録する。入場時にID番号を読み取ると、そのID番号
が登録してあるか否かを検索する。ID番号が検索され
た場合はゲート17を開き、入場を許可する。入場した
車輌が指定された駐車スペースに駐車すると、各駐車ス
ペースに設けた車輌識別装置が車輌番号を画像として読
み取り、その画像データと記憶器53に登録した車輌番
号とを照合し車輌番号を識別する。
【0044】この車輌番号の識別動作時に、予めID番
号と車輌番号がペアで登録してあるため、ID番号から
車輌番号が検索される。従ってその検索結果と照合すれ
ば済むから短時間に結果を得ることができる。然も現に
読み取った車輌番号を表わす画像データが汚れ等によっ
て一部が欠落していても、一部分でも一致すればID番
号との照合も取れていることから車輌番号も一致したと
判定することができる。従ってこの点で認識率を向上さ
せることができる。
【0045】更にその認識結果を用いて契約期限が切れ
ているか否か或は契約した時間帯に入っているか否か等
を認証処理するから人手を掛けることなく駐車場を管理
することができる。ところで、上述した図1乃至図3に
示した実施例では入場側と退場側のそれぞれに読取装置
15Aと15Bを設けた実施例を説明したが、特に図1
に示した実施例のように出入口12が共通の場合には読
取装置15Aと15Bが比較的近距離に配設されること
になる。このため、入場側に到来した車輌から発信され
た車輌情報が出場側の読取装置15Bに混信し、入場か
出場かを判定できなくなる不都合が生じる。この不都合
は図1の実施例に限らず、図2,図3の実施例でも起き
る可能性がある。
【0046】図6はこの不都合を解消するための実施例
を示す。図6に示した実施例では入場と退場を1台の読
取装置15によって入場と退場を判定することができる
ように構成した実施例を示す。つまり、駐車場の出入口
12に1台の読取装置15を設置する。読取装置15で
読み取った車輌情報は管理コンピュータ16に送り込
む。管理コンピュータ16は図7に示すように読取装置
15から読み取った車輌情報を入退処理部16Dに入力
し、入退処理部16Dでこの今読み込んだ車輌情報が記
憶器16Eに記憶されているか否かを検索する。検索の
結果一致する車輌情報が記憶されていなければ入場を希
望している車輌と判定し、コントローラ16Fにその判
定結果を出力し、ゲート制御部16Hにゲート17を開
ける制御信号を出力する。
【0047】入退処理部16Dは入場を許可すると共
に、入場を許可した時点の時刻データを時計部16Kか
ら取込み、その時刻データと、車輌情報をペアとして記
憶器16Eに記憶させる。車輌13が駐車場11から退
場する場合には、その車輌13が読取装置15に近づく
と、その車輌13の車輌情報が読取装置15に読み取ら
れる。読み取られた車輌情報は管理コンピュータ16に
送られ、入退処理部16Dで記憶器16Eに同一の車輌
情報が存在するか否かを検索する。
【0048】記憶器16Eに一致した車輌情報が記憶さ
れていれば退場を希望する車輌であるものと判定し、有
料駐車場であるならば入退処理部16Dは現在時刻を時
計部16Kから取込み、その現在時刻と記憶器16Eに
記憶してある入場時刻とから駐車時間を算出し、料金の
請求を行う。所定の料金が入金されたことを確認する
と、ゲート制御部16Hに出場許可信号を出力し、ゲー
ト17を開放させ出場を許可した後、入退処理部16D
は記憶器16Eからその車輌情報を消去する。
【0049】この実施例によれば1台の読取装置15に
よって入場を希望する車輌と出場を希望する車輌かを判
別することができ、入場側と退場側に設けた読取装置1
5Aと15Bの混信による影響を除去することができ
る。尚、図6の実施例において入場時に記憶器16Eに
入場した車輌の車輌情報を記憶した直後に、読取装置1
5がその車輌の車輌情報を再び読み取ってしまうと出場
を希望する車輌と判定してしまうおそれがある。
【0050】このような不都合が生じないように、この
実施例では入場時刻から一定時間(5分程度)を経過し
ないと出場を希望する車輌と判定しないように構成す
る。また、出場時も出場許可後一定時間は同一車輌情報
を受け付けない処理を施す。これらの処理は入退処理部
16Dで行われ、記憶器16Eに記憶した車輌情報と時
刻データとから、入場してからの時間の経過或いは退場
許可からの時間の経過を計測し、一定時間を経過するま
では出場を希望する車輌或いは入場を希望する車輌と判
定しないように構成している。
【0051】一方、この構成により誤って入場してしま
い5分を経過する前に出場したい場合も生じる。このた
め、この実施例では緊急処理部16Iを設け、この緊急
処理部16Iに外部に設けた入力手段16Jから手動で
緊急出場信号を入力することにより、緊急に出場を許可
するように構成した場合を示す。また、管理コンピュー
タ16には記憶器16Eの外にメモリ部16Gを設け、
このメモリ部16Gに入場した車輌の車輌情報と駐車時
刻等を全て記憶させ、駐車した車輌の履歴を記録できる
ようにしている。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
車輌識別方法によれば光学的な読取手段を用いないか
ら、ナンバープレートの汚れ、光量の過不足に影響され
ずに車輌情報を確実に読み取ることができる。従って、
人手を介することなく不特定多数の車輌を識別できるか
ら,駐車場の管理を無人化しても信頼性の高い管理を行
うことができる。
【0053】また、この発明の第2の車輌識別方法によ
れば光学的な読み取り手段を用いるにも係わらず、ナン
バープレート等の汚れに対しても認識率を高めることが
できる。然もこの第2の車輌識別方法を採る車輌識別装
置を互に近接して設置しても相互に干渉しないから、各
駐車スペース毎に車輌識別装置を設置することができ
る。よって各駐車スペースに駐車される車輌が契約通り
に駐車しているか否かまで、細部にわたって管理するこ
とができ、無人の駐車場を信頼性よく管理できる利点が
得られる。
【0054】また、図6に示した実施例によれば読取装
置が1台で済むため、コストを低減できる利点に加えて
2台の読取装置によって混信を起こすおそれもなく、信
頼性を高めることができ、安価で信頼性の高い駐車場管
理装置を提供できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項3で提案する駐車場管理装置
の実施例を説明するための平面配置図。
【図2】この出願の請求項4で提案する駐車場管理装置
の実施例を説明するための平面配置図。
【図3】この出願の請求項5で提案する駐車場管理装置
の実施例を説明するための平面配置図。
【図4】この出願の請求項1で提案する第1の車輌識別
方法の他の利用方法を説明するためのブロック図。
【図5】この出願の請求項7で提案した第2の車輌識別
方法及び第2の識別装置を説明するためのブロック図。
【図6】この出願の請求項12で提案した駐車場管理装
置の実施例を示す平面図。
【図7】図6の実施例に用いる管理コンピュータの構成
を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
11 駐車場 11A〜11N 駐車スペース 12 出入口 12A 入口 12B 出口 13 車輌 14 データ発信器 15A,15B 読取装置 16 管理コンピュータ 17 ゲート 18 表示器 19 車輌データ読取装置 20 情報端末器 21 通信部 22 送受信部 23 識別認証部 24 情報処理部 30 電話回線網 40 撮像装置 50 照合処理部 51 画像処理部 52 登録部 53 記憶器 54 推論処理部 16A 認証処理部 16B メモリ部 16C 情報管理部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定周波数の電磁場内に挿入されること
    により、自己に記憶した情報を電磁波で放出するデータ
    発信器を車輌に搭載し、この車輌の通過路上に上記デー
    タ発信器に特定周波数の電磁場を与え、データ発信器か
    ら情報を放出させ、その情報を読み取ることにより車輌
    を識別する第1の車輌識別方法。
  2. 【請求項2】 A.車輌に搭載され特定周波数の電磁場
    内に挿入されることにより、自己に記憶した情報を電磁
    波で放出するデータ発信器と、 B.このデータ発信器に上記特定周波数の電磁場を与
    え、上記データ発信器が放出するデータを受信する機能
    を備えた読取装置と、 C.この読取装置で読み込んだデータにより駐車場に入
    場を希望する車輌又は出場を希望する車輌を識別する第
    1の車輌識別装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の第1の車輌識別装置を駐
    車場の出入口に設置し、入場する車輌の情報と入場時刻
    を記憶し、退場時にデータ発信器が発信する情報によ
    り、その車輌の入場時刻を検出し、入場時刻と退場時の
    時刻から駐車料金を算出することを特徴とする駐車場管
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の第1の車輌識別装置を駐
    車場の入口と出口の双方に別々に設け、入口に設けた読
    取装置により入場する車輌の情報を読み取って、その入
    場時刻を記憶すると共に、退場時は出口に設けた読取装
    置により車輌の情報を読み取って、その車輌の入場時刻
    を検出し、その入場時刻と退場時刻との差により駐車時
    間を算出し、駐車料金を算出する構成としたことを特徴
    とする駐車場管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の駐車場管理装置
    において、駐車場の各駐車スペースに上記第1の車輌識
    別装置を設置し、各駐車スペースに設置した上記第1の
    車輌識別装置により車輌に搭載したデータ発信器の情報
    を読み取り、この情報を管理コンピュータに送り込むこ
    とにより、どの駐車スペースにどの車輌が駐車したかを
    記憶し、管理することを特徴とする駐車場管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の第1の車輌識別装置に用
    いたデータ発信器が発信する情報を読み取る送受信部
    と、情報処理部及び電話回線網にアクセスする通信部と
    を具備した情報端末器を車輌に搭載し、この情報端末器
    から電話回線網を通じて駐車場の管理コンピュータにア
    クセスし、駐車予約を設定できる構成としたことを特徴
    とする車輌用端末装置。
  7. 【請求項7】 撮像結果を電気信号によって出力する撮
    像装置により車輌に表示された文字或はマーク等を撮像
    し、この撮像された画像データを文字認識手段によって
    変換した文字データ又は画像データのまま車輌を識別す
    る車輌識別方法において、 上記文字データ又は画像データを予め登録して記憶する
    記憶器を設け、この記憶器に登録した登録文字データ又
    は登録画像データと現に読み込んで文字データ又は画像
    データとを照合して車輌を識別することを特徴とする第
    2の車輌識別方法。
  8. 【請求項8】 A.車輌に表示された文字或はマーク等
    を撮像し、その撮像結果を電気信号で出力する撮像装置
    と、 B.この撮像装置で撮像した画像データの中から文字と
    して認識し、文字データに変換する文字認識手段と、 C.上記文字認識手段により認識した文字データ及び文
    字認識手段によって文字として認識されない画像データ
    を予め登録する記憶器と、 D.上記文字認識手段で認識した文字データ及び上記画
    像データをそれぞれ上記記憶器に登録した登録文字デー
    タ及び登録画像データと照合し車輌を識別する照合処理
    部と、 によって構成したことを特徴とする第2の車輌識別装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の第1の車輌識別装置を駐
    車場の出入口に設置すると共に、予め入場を許可した車
    輌に賦与したデータを登録する記憶器を設け、入場しよ
    うとする車輌又は出場しようとする車輌から発信される
    データと、上記記憶器に登録した登録データとを照合
    し、一致が検出された場合に限って入場及び出場を許可
    する構成としたことを特徴とする駐車場管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の第2の車輌識別装置を
    駐車場の出入口に設置すると共に、予め入場を許可した
    車輌に表記された文字、マーク等を登録する記憶器を設
    け、入場しようとする車輌又は出場しようとする車輌に
    表記された文字又はマークと上記記憶器に登録した登録
    文字又は登録マークとを照合し、一致が検出された場合
    に限って入場及び出力を許可する構成としたことを特徴
    とする駐車場管理装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の第1の車輌識別装置を
    駐車場の出入口に設けると共に、予め入場を許可した車
    輌に賦与したデータを記憶する記憶器を設け、入場しよ
    うとする車輌又は出場しようとする車輌から発信される
    データと、上記記憶器に記憶した登録データとを照合
    し、一致が検出された場合に限って入場及び出場を許可
    すると共に、上記駐車場の各駐車スペースに請求項8に
    記載の第2の車輌識別装置を設置し、各駐車スペースに
    駐車した車輌を識別して管理する構成としたことを特徴
    とする駐車場管理装置。
  12. 【請求項12】 請求項2記載の第1の車輌識別装置を
    駐車場の出入口に設置し、入場を希望する車輌から車輌
    情報を上記データ発信器から読み取り、このデータ発信
    器から読み取った車輌情報が記憶器に記憶されているか
    否かを検索し、記憶器に車輌情報が記憶されていないこ
    とを検出して入場を許可し、上記データ受信器から読み
    取った車輌情報が上記記憶器に記憶されていることを検
    出した場合は出場を希望する車両と判定し、出場を許可
    するように構成したことを特徴とする駐車場管理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の駐車場管理装置にお
    いて、入場が許可された車輌の車輌情報と、その入場時
    刻とを記憶器に記憶させ、この記憶器に記憶した入場時
    刻から一定時間経過後に上記第1の車輌識別装置が再び
    同一車輌情報を読み取った場合は出場を希望する車輌と
    判定し、出場を許可することを特徴とする駐車場管理装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の駐車場管理装置にお
    いて、入場から一定時間以内に出場を希望する場合は手
    動により出場許可指令を入力し、この手動入力により緊
    急処理を実行する緊急処理手段を装備したことを特徴と
    する駐車場管理装置。
JP33416397A 1997-08-18 1997-12-04 車輌識別方法及びこの識別方法を用いた車輌識別装置、駐車場管理装置、車輌用端末装置 Pending JPH11126299A (ja)

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Applications Claiming Priority (3)

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JP9-221511 1997-08-18
JP22151197 1997-08-18
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