JPH11125892A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH11125892A
JPH11125892A JP23757298A JP23757298A JPH11125892A JP H11125892 A JPH11125892 A JP H11125892A JP 23757298 A JP23757298 A JP 23757298A JP 23757298 A JP23757298 A JP 23757298A JP H11125892 A JPH11125892 A JP H11125892A
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JP
Japan
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photosensitive material
processing
roller
shutter
photographic paper
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JP23757298A
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English (en)
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Masamitsu Sakata
将光 坂田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温調状態、停止状態に係わらず、長時間感光
材料を処理しないと液中の浮遊物がローラに堆積し、感
光材料に転写して品質の低下を招く。品質の低下を招か
ない感光材料処理装置を提供すること。 【解決手段】 ローラ52A,B,Cの間欠駆動と、循
環ポンプの間欠運転を行う。これにより、ローラ52
A,B,Cに堆積する浮遊物を分散させ、ローラ52
A,B,C周辺の液を攪拌することで堆積を抑え、また
付着物を離散する効果があり汚れを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理槽に貯留した処
理液に感光材料を浸漬して感光材料の処理を行う感光材
料処理装置に係り、特に、搬送ローラで感光材料を挟持
して処理槽内を搬送する方式の感光材料処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印画紙等の感光材料を現像処理する感光
材料処理装置では、処理槽に貯留した処理液に感光材料
を浸漬して処理を行っている。
【0003】一般的に、感光材料は搬送ローラに挟持さ
れて処理槽内を搬送され、搬送されながら処理液にて処
理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】処理液中には、銀、硫
化物、汚れ等の浮遊物が浮遊している。この浮遊物の一
部は堆積あるいは吸着によりローラに付着する。
【0005】一般的に、現像所では、装置を夕方に停止
し、翌日の朝又は翌々日の朝(例えば休日の次の日の
朝)に装置を起動するパターンが多い。
【0006】長時間停止した装置を起動して最初に処理
を行う感光材料がローラ間を通過すると、搬送ローラに
付着した浮遊物が感光材料に乗り移り、感光材料の品質
が低下することがある。
【0007】また幅の異なる感光材料を処理する際、頻
繁に感光材料を挟持する箇所は浮遊物の付着の蓄積が少
なく品質の低下はないが、使用頻度の少ない箇所は長時
間浮遊物が蓄積し品質が低下する。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、長時間装置を
停止しても、また異なる幅の感材を処理した時にも感光
材料の品質の低下を招かない感光材料処理装置を提供す
ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】処理液中には、銀、硫化
物、汚れ等の浮遊物が浮遊している。この浮遊物の一部
は堆積あるいは吸着によりローラに付着し、感光材料に
転写し品質の低下を招く。
【0010】処理機の動作環境として、感光材料処理状
態、温調状態(プロセサは駆動せず、循環ポンプのみ動
作)、停止状態があるが各々の状態でローラへの付着量
が異なる。
【0011】感光材料処理状態では、処理槽の処理液、
いわゆるタンク液が循環しているため浮遊物の堆積が少
なく、さらにローラが回転することでローラ表面の攪拌
効果によりローラへの付着量が少ない。つまり感光材料
処理状態では感光材料に汚れが転写するほどローラ表面
に浮遊物が蓄積することはない。
【0012】循環ポンプが作動している温調状態では、
タンク液が循環しているため液中の浮遊物の堆積は少量
に抑えることはできる。しかし、ローラが静止している
ため長時間放置することで局所的に堆積が起こり感光材
料の品質の低下となる。
【0013】機器停止状態では、タンク液が静止し浮遊
物がローラへ堆積しやすく、またローラが静止している
ため堆積物がローラ対のニップ部等に局所的に集中する
ため特に汚れが発生しやすい状態である。
【0014】長時間機器を停止した後、または長時間感
光材料を挟持しないローラ表面箇所の品質の低下に関し
ては機器停止時と温調状態におけるローラへの付着を防
止することが大切である。
【0015】請求項1に記載の感光材料処理装置は、貯
留した処理液に感光材料を浸漬して前記感光材料の処理
を行う処理槽と、前記処理槽内に設けられ前記感光材料
を挟持して搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラの上
方に退避可能に設けられたシャッターと、を有すること
を特徴としている。
【0016】次に、請求項1に記載の感光材料処理装置
の作用を説明する。
【0017】請求項1に記載の感光材料処理装置では、
感光材料は、搬送ローラによって処理槽内を搬送され、
処理槽に貯留された処理液によって所定の処理が行われ
る。
【0018】休日、夜間等、感光材料の処理を長時間行
わない場合、または温調状態の場合には、搬送ローラの
上方にシャッターを配置する。これにより、処理液の浮
遊物が搬送ローラ上に沈殿することを防止することがで
きる。
【0019】なお、感光材料の処理を行う場合には、感
光材料の搬送経路上からシャッターを退避させる。
【0020】また、シャッターは、搬送ローラにできる
だけ接近させて配置することが好ましい。
【0021】また、シャッターは、搬送ローラが回転し
た時に搬送経路上から退避し、搬送ローラが停止した時
に搬送ローラの上に配置されるように搬送ローラと連動
させても良い。
【0022】請求項2に記載の感光材料処理装置は、貯
留した処理液に感光材料を浸漬して前記感光材料の処理
を行う処理槽と、前記処理槽内に設けられ前記感光材料
を挟持して搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを駆
動する駆動手段と、感光材料の処理を行わない場合には
間欠的に前記駆動手段を駆動させる制御手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0023】次に、請求項2に記載の感光材料処理装置
の作用を説明する。
【0024】請求項2に記載の感光材料処理装置では、
感光材料の処理を長時間行わない場合には、制御手段は
間欠的に駆動手段を駆動させ、搬送ローラを回転させ
る。これにより、搬送ローラ表面を攪拌することで堆積
物を飛散させ、また搬送ローラへの堆積を防止する働き
と、搬送ローラへの堆積箇所を変えることで感光材料の
汚れを防止する働きがある。
【0025】請求項3に記載の感光材料処理装置は、貯
留した処理液に感光材料を浸漬して前記感光材料の処理
を行う処理槽と、前記処理槽内に設けられ前記感光材料
を挟持して搬送する搬送ローラと、前記処理槽内の処理
液を循環する循環手段と、感光材料の処理を行わない場
合には間欠的に前記循環手段を駆動させる制御手段と、
を有することを特徴としている。
【0026】次に、請求項3に記載の感光材料処理装置
の作用を説明する。
【0027】請求項3に記載の感光材料処理装置では、
感光材料の処理を長時間行わない場合には、制御手段は
間欠的に循環手段を駆動させ、処理槽の処理液を循環さ
せる。これにより、処理液が攪拌され、処理液の浮遊物
が搬送ローラ上に沈殿することを防止することができ
る。また、搬送ローラに一度付着した物質を離散させる
ことができる。
【0028】請求項4に記載の感光材料処理装置は、貯
留した処理液に感光材料を浸漬して前記感光材料の処理
を行う処理槽と、前記処理槽内に設けられ前記感光材料
を挟持して搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを駆
動する駆動手段と、前記処理槽内の処理液を循環する循
環手段と、感光材料の処理を行わない場合には間欠的に
前記駆動手段及び前記循環手段を駆動させる制御手段
と、を有することを特徴としている。
【0029】次に、請求項4に記載の感光材料処理装置
の作用を説明する。
【0030】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
感光材料の処理を長時間行わない場合には、制御手段は
間欠的に循環手段を駆動させて処理槽の処理液を循環さ
せ、また、間欠的に駆動手段を駆動させて搬送ローラを
回転させる。これにより、処理液が攪拌され、搬送ロー
ラへの浮遊物の沈殿防止、浮遊物が搬送ローラへ局所的
に付着することの防止、攪拌による堆積の防止、攪拌に
よる付着物の離散、等を行うことができる。処理液の浮
遊物が搬送ローラ上に沈殿することを防止することがで
きる。
【0031】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]図1には、本発明が適用された感光
材料処理装置としてのプリンタプロセッサ10が示され
ている。
【0032】このプリンタプロセッサ10は、プリンタ
部12とプロセッサ部14とを備えており、プリンタ部
12は、ネガキャリア16にセットされたネガフィルム
Nの画像を図示しない感光材料である印画紙40に焼き
付け、プロセッサ部14へと搬送するようになってい
る。
【0033】プロセッサ部14には、現像槽、漂白定着
槽、水洗槽及び乾燥部(図1には図示せず)が設けられ
ており、プリンタ部12から搬送された印画紙40を現
像処理するようになっている。
【0034】次に、各処理槽の内の現像槽を例として本
実施形態の構造を説明する。
【0035】図2に示すように、現像槽に配設された搬
送ラック50は、一対の側板50Aとこの一対の側板5
0A間に配置されるブロック50B(図3参照)を備え
ており、ブロック50Bには印画紙40(図2では図示
せず)の通過する略U字状の印画紙搬送経路51が形成
されている。
【0036】搬送ラック50には、印画紙40を挟持
し、印画紙搬送経路51に沿って搬送するローラ52が
複数設けられている。したがって、処理槽20内に送り
込まれた印画紙40は、複数のローラ52によって略U
字状に案内搬送されて処理液に浸漬される。
【0037】図2に示すように、中央に配置されたロー
ラ52Aの両端にはギア80が固定されており、一方の
側方に配置されたローラ52Bの両端にはギア82、他
方の側方に配置されたローラ52Cの両端にはギア84
が固定されており、ギア80にはギア82及びギア84
が噛み合っている。
【0038】なお、ローラ52Aのギア80は、図示し
ないギア機構を介してモータ81に連結されている。ま
た、このモータ81は制御装置83によって制御され
る。
【0039】ギア82には、小ギア86が噛み合ってお
り、小ギア86にはギア88が噛み合っている。
【0040】ギア88にはスライド軸90が固定されて
いる。スライド軸90は、搬送ラック50の側板50A
に形成された湾曲した長孔92にスライド自在に挿入さ
れている。なお、この長孔92の曲率中心は小ギア86
の回転中心であるため、小ギア86に噛み合ったままギ
ア88は所定範囲だけ小ギア86の外周方向に沿って移
動できる。
【0041】スライド軸90の中間部分は、シャッター
94の幅方向一端側に形成された貫通孔96に回転自在
に挿入されている。
【0042】また、ギア84には、ギア98が噛み合っ
ている。
【0043】ギア98にはスライド軸100が固定され
ている。スライド軸100は、搬送ラック50の側板5
0Aに形成された湾曲した長孔102にスライド自在に
挿入されている。なお、この長孔102の曲率中心はギ
ア84の回転中心であるため、ギア84に噛み合ったま
まギア98は所定範囲だけギア84の外周方向に沿って
移動できる。
【0044】スライド軸100の中間部分は、シャッタ
ー104の幅方向一端側に形成された貫通孔106に回
転自在に挿入されている。
【0045】図3に示すように、ブロック50Bには、
シャッター94が出没自在に挿入される凹部108及
び、シャッター104が出没自在に挿入される凹部11
0が形成されている。また、凹部108と対向する面に
はシャッター94の先端が入り込む凹部112が形成さ
れており、凹部110と対向する面にはシャッター10
4の先端が入り込む凹部114が形成されている。
【0046】また、プリンタプロセッサ10には、各処
理槽の処理液を循環させるための循環ポンプ116が設
けられている(なお、図2では1個のみ図示されている
が、実際には一つの処理槽に対して1つの循環ポンプ1
16が設けられている。)。これらの循環ポンプ116
は、制御装置83によって制御される。
【0047】次に本実施形態の作用を説明する。
【0048】プロセッサ部14へ送り込まれた印画紙4
0は、それぞれの処理槽内に設けられた搬送ラック50
に案内搬送され、現像、漂白定着及び水洗処理が施され
る。
【0049】ところで、印画紙40の搬送を行わない前
の初期状態では、図2に示すように、シャッター94は
印画紙搬送経路51に突き出ているローラ52Aとロー
ラ52Bの上に位置し、シャッター104は印画紙搬送
経路51に突き出ているローラ52Aとローラ52Cと
の上に位置している。
【0050】印画紙40の搬送処理を行うために、ギア
80を反時計回り方向へ回転させると、図4に示すよう
に、ギア86が反時計回り方向へ回転し、ギア88はギ
ア86に噛み合った状態で反時計回り方向へ移動する。
スライド軸90が長孔92内を端部92Aへ向けてスラ
イドして突き当たると、シャッター94は印画紙搬送経
路51から退避し(図3の想像線参照)、ギア88は空
回りを続ける。
【0051】また、ギア80が反時計回り方向へ回転す
ると、ギア84が時計回り方向へ回転し、ギア98はギ
ア84に噛み合った状態で時計回り方向へ移動する。ス
ライド軸100が長孔102内を端部102Aへ向けて
スライドして突き当たると、シャッター104は印画紙
搬送経路51から退避し(図3の想像線参照)、ギア9
8は空回りを続ける。
【0052】所定の印画紙40の処理が終了し、印画紙
40の処理を長時間行わないような場合には、最後の印
画紙40の処理後にギア80を逆転(時計回り方向)さ
せる。
【0053】ギア80が時計回り方向に回転すると、図
5に示すように、ギア86が時計回り方向に回転し、ギ
ア88はギア86に噛み合った状態で時計回り方向へ移
動する。スライド軸90が長孔92内を端部92Bへ向
けてスライドして突き当たると、ギア88は空回りを続
け、図3に示すようにシャッター94は印画紙搬送経路
51を閉塞し、印画紙搬送経路51に突き出ているロー
ラ52Aとローラ52Bの上に位置する。
【0054】また、ギア80が時計回り方向へ回転する
と、ギア84が反時計回り方向へ回転し、ギア98はギ
ア84に噛み合った状態で反時計回り方向へ移動する。
スライド軸100が長孔102内を端部102Bへ向け
てスライドして突き当たると、ギア98は空回りを続
け、シャッター104は印画紙搬送経路51を閉塞し、
印画紙搬送経路51に突き出ているローラ52Aとロー
ラ52Cとの上に位置する。
【0055】なお、シャッター94及びシャッター10
4が印画紙搬送経路51を閉塞すれば、モータ81の回
転を停止する。
【0056】このように、長時間の搬送停止前にシャッ
ター94及びシャッター104により印画紙搬送経路5
1に突き出ているローラ52A、ローラ52B及びロー
ラ52Cの上を覆うことにより、処理液中の銀、硫化
物、汚れ等の浮遊物がローラ上面に沈殿することを防止
できる。
【0057】したがって、長時間停止した装置を起動し
て最初に処理を行う印画紙40に浮遊物が付着すること
は無く、汚れのない高品質のプリントが常に得られる。
【0058】なお、ここでいう長時間とは、例えば、夕
刻に1日の処理が終了した時点から次の日の朝に処理を
開始するまでの時間をいうが、ある決まった時間ではな
い(装置や処理液の状態等によって、処理液中の浮遊物
が沈殿する時間が変わるため)。
【0059】また、本実施形態では、シャッター94及
びシャッター104がローラの動きに連動しているが、
シャッター94及びシャッター104の移動を行うソレ
ノイド、モータ機構等を別途設け、ローラの動きとは関
係なくシャッター94及びシャッター104を移動させ
ても良い。 [第2の実施形態]本発明の第2の実施形態を以下に説
明する。
【0060】前述した第1の実施形態では、処理液中の
浮遊物がローラ上面に沈殿しないように、長時間処理を
行わない場合にシャッター94及びシャッター104で
ローラ52A、ローラ52B及びローラ52Cの上を覆
うようにしたが、この第2の実施形態のプリンタプロセ
ッサ10では、図示は省略するが搬送ラック50のシャ
ッター94、シャッター104及びこれらの駆動機構が
省略されている。
【0061】この第2の実施形態のプリンタプロセッサ
10では、長時間処理を行わない場合に、ローラ52
A、ローラ52B及びローラ52Cを間欠的に回転させ
(回転方向は問わない)、浮遊物がローラ52A、ロー
ラ52B及びローラ52Cに局所的に堆積しないように
ローラ位置(ニップ位置)を定期的に変更する、また、
ローラ表面の処理液を攪拌することでローラ52A、ロ
ーラ52B及びローラ52Cに付着した浮遊物を除去す
る。
【0062】この第2の実施形態では、シャッター機構
が無いので、第1の実施形態よりも部品点数が少なくて
済む。 [第3の実施形態]本発明の第3の実施形態を以下に説
明する。
【0063】この第3の実施形態のプリンタプロセッサ
10では、長時間処理を行わない場合に、循環ポンプ1
16を間欠的に駆動して槽内の処理液を攪拌し、浮遊物
がローラ上面に沈殿することを防止し、また、ローラ5
2A、ローラ52B及びローラ52Cに付着した付着物
を離散させる。
【0064】この第3の実施形態もシャッター機構を必
要としないので、第1の実施形態よりも部品点数が少な
くて済む。
【0065】なお、長時間処理を行わない場合に、循環
ポンプ116を間欠的に駆動すると共に、ローラ52
A、ローラ52B及びローラ52Cを間欠的に駆動して
も良い。
【0066】なお、前記実施形態では、印画紙40の現
像処理を行うプリンタプロセッサ10に本発明を適用し
た例を示したが、ネガフィルム等のフィルムや他の種類
の感光材料を処理する感光材料処理装置にも適用できる
のは勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項4に記載の感光材料処理装置では、感光材料の処理を
長時間行わない場合(温調状態、機器停止状態)に、搬
送ローラ上に浮遊物が堆積するのを防止することがで
き、品質が低下しないように感光材料を処理できる、と
いう優れた効果を有する。
【0068】また、請求項2に記載の感光材料処理装置
では、搬送ローラのニップ位置を定期的に変えること堆
積箇所を拡散させ、汚れの発生を防止することができ
る、という優れた効果を有する。
【0069】請求項3に記載の感光材料処理装置では、
循環ポンプ等の循環手段によりタンク液(処理槽の処理
液)を循環させ、搬送ローラへの堆積を防止することが
できる、という優れた効果を有する。
【0070】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
ローラの回転によりローラ周辺を攪拌させ、また循環ポ
ンプによりタンク液を攪拌させ、浮遊物のローラへの堆
積を防止することができ、また、ローラへ一度付着した
浮遊物を除去することができる、という優れた効果を有
する。
【0071】また、請求項2乃至請求項4に記載の感光
材料処理装置では、シャッター機構を用いずに、制御プ
ログラム等の変更を行えば実施可能であり、既存の装置
の変更を大幅に行わなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るプリンタプロセ
ッサの斜視図である。
【図2】シャッター付近の斜視図である。
【図3】印画紙搬送経路を閉塞している状態のシャッタ
ーを示す側面図である。
【図4】印画紙搬送経路から退避している状態(印画紙
搬送中)のシャッターを示す側面図である。
【図5】印画紙搬送経路を閉塞している状態のシャッタ
ー及びギアを示す側面図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置) 20 処理槽 40 印画紙(感光材料) 52A ローラ(搬送ローラ) 52B ローラ(搬送ローラ) 52C ローラ(搬送ローラ) 81 モータ(駆動手段) 83 制御装置(制御手段) 94 シャッター 104 シャッター 116 循環ポンプ(循環手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留した処理液に感光材料を浸漬して前
    記感光材料の処理を行う処理槽と、 前記処理槽内に設けられ前記感光材料を挟持して搬送す
    る搬送ローラと、 前記搬送ローラの上方に退避可能に設けられたシャッタ
    ーと、 を有することを特徴とした感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 貯留した処理液に感光材料を浸漬して前
    記感光材料の処理を行う処理槽と、 前記処理槽内に設けられ前記感光材料を挟持して搬送す
    る搬送ローラと、 前記搬送ローラを駆動する駆動手段と、 感光材料の処理を行わない場合には間欠的に前記駆動手
    段を駆動させる制御手段と、 を有することを特徴とした感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 貯留した処理液に感光材料を浸漬して前
    記感光材料の処理を行う処理槽と、 前記処理槽内に設けられ前記感光材料を挟持して搬送す
    る搬送ローラと、 前記処理槽内の処理液を循環する循環手段と、 感光材料の処理を行わない場合には間欠的に前記循環手
    段を駆動させる制御手段と、 を有することを特徴とした感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 貯留した処理液に感光材料を浸漬して前
    記感光材料の処理を行う処理槽と、 前記処理槽内に設けられ前記感光材料を挟持して搬送す
    る搬送ローラと、 前記搬送ローラを駆動する駆動手段と、 前記処理槽内の処理液を循環する循環手段と、 感光材料の処理を行わない場合には間欠的に前記駆動手
    段及び前記循環手段を駆動させる制御手段と、 を有することを特徴とした感光材料処理装置。
JP23757298A 1997-08-22 1998-08-24 感光材料処理装置 Pending JPH11125892A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209683B2 (en) * 2005-02-21 2007-04-24 Canon Kasei Kabushiki Kaisha Charging roller featuring specified ratio of storage elastic modulus and dynamic viscoelasticity values and process cartridge and electrophotographic apparatus featuring the same
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