JPH11125571A - 空気圧圧力センサ - Google Patents

空気圧圧力センサ

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Publication number
JPH11125571A
JPH11125571A JP29193097A JP29193097A JPH11125571A JP H11125571 A JPH11125571 A JP H11125571A JP 29193097 A JP29193097 A JP 29193097A JP 29193097 A JP29193097 A JP 29193097A JP H11125571 A JPH11125571 A JP H11125571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
sensor
diaphragm
pressure
pneumatic pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29193097A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kashimoto
晴夫 樫本
Masashi Mizutani
昌志 水谷
Wataru Taji
渡 田路
Kasumi Maeda
佳寿美 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konan Electric Co Ltd
Original Assignee
Konan Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Konan Electric Co Ltd filed Critical Konan Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な変更によって測定範囲や分解能が得ら
れる空気圧圧力センサを提供する。 【解決手段】 ダイヤフラム23,24を対向させて形
成したダイヤフラム室21と、ダイヤフラム室の変位を
伝達するニードル27と、ニードルに押圧されて変位す
るセンサロッド11と、センサロッドに外嵌まりしてセ
ンサロッドの移動量を検出し圧力信号を送出するセンサ
ヘッド15と、空気圧を受けて移動するダイヤフラム室
の移動を阻止する方向にダイヤフラム室を付勢するバネ
13とよりなる空気圧圧力センサとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧圧力センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気圧圧力センサとしては、図2
に示すベローズ式圧力センサがある。この圧力センサは
圧力Pによるベローズ101の伸縮変化を電気マイクロ
メータ102で検出して圧力信号として送出するもので
ある。この他に、空気圧圧力センサとしては、半導体素
子を使用したものがある。これ等が一般的に使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のベローズ式圧力
センサでは、ベローズは特定の測定範囲についての専用
なものである。例えば、測定範囲が0〜1kgf/cm
2 に用いるベローズはこの範囲で使用され、測定範囲が
0〜10kgf/cm2 には使用できず、新たに別個の
ベローズが必要となる。
【0004】測定値をどこまで細かく表示できるかの分
解能は、最大測定圧力に対する比であるのが一般的であ
り、高圧力が測定可能なものほど圧力表示は大きくな
り、分解能は悪くなる。例えば最大測定圧力が1kgf
/cm2 であれば、その1/100は、0.01kgf
/cm2 の分解能となり、最大測定圧力が10kgf/
cm2 であれば、その1/100は、0.1kgf/c
2 の分解能となり、最大測定圧力が大きくなるほど分
解能が悪くなっている。
【0005】このように、従来の空気圧圧力センサは、
測定範囲が変わればそれ専用の部品を製作しなければな
らず、また、最大測定圧力が大きくなれば分解能が低下
していた。言い換えると、新たに部品の製作が必要にな
ったりして、測定範囲や分解能の変更は簡単にはできな
かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、ただ簡単な変更によって、測定範囲や分
解能を変えられるようにすべく、ダイヤフラムを対向さ
せて形成したダイヤフラム室と、ダイヤフラム室の変位
を伝達するニードルと、ニードルに押圧されて変位する
センサロッドと、センサロッドに外嵌まりしてセンサロ
ッドの移動量を検出し圧力信号を送出するセンサヘッド
と、空気圧を受けて移動するダイヤフラム室の移動を阻
止する方向にダイヤフラム室を付勢するバネとよりなる
空気圧圧力センサとした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1に示す具体的な実施
例に基づいて以下詳細に説明する。ハウジング1の基端
側にハウジング2が螺着されている。一方、ダイヤフラ
ム室21はスペーサ22を介在させてダイヤフラム23
とダイヤフラム24とを対向させ、押え板25と押え板
26とで挟持し、ニードル27を挿通させて螺締し、ニ
ードル27の先端28は押え板26より突出させてお
く。符号29は圧力供給口である。ダイヤフラム24の
有効径をダイヤフラム23の有効径より大きく設定して
もよいが、ダイヤフラム24の有効径とダイヤフラム2
3の有効径とを同じにしてもよい。
【0008】ダイヤフラムは、作動時の摺動抵抗が殆ど
なく、ヒステリシス特性もよい。ダイヤフラムは2枚の
有効径が同じものも用いることができるが、通常有効径
が僅かに異なったものを用いる。2枚のダイヤフラムを
用いることによりダイヤフラム23の受圧力がバネ13
による付勢力と同じ方向なため、バネ13の力は弱いも
の即ち小さなバネでよく、従って当該空気圧圧力センサ
ーをコンパクトなものとして製作可能となる。
【0009】このダイヤフラム室21のニードル27を
同軸心状に配置して、ハウジング2の基端面とハウジン
グ30先端面で挟持する。ハウジング2の先端側にはバ
ネ室8が凹設してあって、前記押え板26の先端面から
ニードル27の先端28が突出し、この先端28にバネ
受け10を当接させ、バネ受け10より棒状のセンサロ
ッド11を延出させて前記ハウジング1の先端面より突
出させ、ハウジング2の先端面にバネ受け12を当接さ
せてバネ室8に収容し、バネ13をセンサロッド11に
外嵌めして一方の端面をバネ受け10に、他方の端面を
バネ受け12に当接させてバネ室8に収容する。
【0010】また、ハウジング1の先端側では、前記セ
ンサロッド11に外嵌め状にてセンサヘッド14を収容
し、センサヘッド14の基端面は前記バネ受け12に当
接してある。センサヘッド14の先端面からはセンサ電
線15が延出してある。センサヘッド14はセンサロッ
ド11の移動量を検出し、圧力信号をセンサ電線15よ
り送出する。
【0011】ここで、圧力供給口29より空気圧を供給
すると、ダイヤフラム室21は図で右方へ移動し、バネ
13を圧縮し、ダイヤフラム室21に作用する空気圧に
よる力とバネ13の力が釣り合った状態でダイヤフラム
室21は停止し、その時のセンサロッド11の位置をセ
ンサヘッド14で読み取り、圧力信号をセンサ電線15
より送出する。
【0012】ダイヤフラム室21は作用する空気圧の大
きさに応じて右方へ移動し、バネ13を圧縮し、その移
動量に応じてセンサヘッド14は圧力信号を送出する。
この空気圧圧力センサで、バネ13とバネ定数の異なる
別のバネと単に置き換えることにより、容易に測定範囲
を変更することができる。バネは同一外径であっても線
径や巻き線ピッチなどを変えることでバネ定数、すなわ
ち単位変形長さ当たりの出力が変えられる。バネ定数の
異なった複数のバネを備えることは、従来のようにベロ
ーズを製作するのに比して至極容易である。バネ定数の
大きいバネに変更することにより最大測定圧力が大きい
測定範囲に対応できる。
【0013】また、ダイヤフラム23、バネ受け10・
センサロッド11の可動部分のストローク変更が容易な
ため、高圧力であればストロークを長くとることにより
高分解能が簡単に得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ダイヤフラム
を対向させて形成したダイヤフラム室と、ダイヤフラム
室の変位を伝達するニードルと、ニードルに押圧されて
変位するセンサロッドと、センサロッドに外嵌まりして
センサロッドの移動量を検出し圧力信号を送出するセン
サヘッドと、空気圧を受けて移動するダイヤフラム室の
移動を阻止する方向にダイヤフラム室を付勢するバネと
よりなる空気圧圧力センサであるので、バネを替えるこ
とにより容易に測定範囲を変更でき、また、可動部分の
ストロークを変更することにより高分解能が得られる。
【0015】本発明は、ダイヤフラムを用いているの
で、作動時の摺動抵抗が殆どなく、ヒステリシス特性も
よい。また、ダイヤフラム室を2枚のダイヤフラムで製
作すると、1枚のダイヤフラムはバネの役目を果たし、
ダイヤフラム室を付勢するバネは付勢力の弱いものでよ
く、1枚のダイヤフラムで製作するものに比して大きく
ならず、コンパクトなものとして製作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気圧圧力センサの具体的な一実施例
の縦断面図である。
【図2】従来のベローズ式圧力センサの概略図である。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…ハウジング 8…バネ室 10…バネ受け 11…センサロッド 12…バネ受け 13…バネ 14…センサヘッド 15…センサ電線 21…ダイヤフラム室 22…スペーサ 23…ダイヤフラム 24…ダイヤフラム 25…押え板 26…押え板 27…ニードル 28…先端 29…圧力供給口 30…ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 佳寿美 兵庫県西宮市上田東町4番97号 甲南電機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムを対向させて形成したダイ
    ヤフラム室と、ダイヤフラム室の変位を伝達するニード
    ルと、ニードルに押圧されて変位するセンサロッドと、
    センサロッドに外嵌まりしてセンサロッドの移動量を検
    出し圧力信号を送出するセンサヘッドと、空気圧を受け
    て移動するダイヤフラム室の移動を阻止する方向にダイ
    ヤフラム室を付勢するバネとよりなる空気圧圧力セン
    サ。
JP29193097A 1997-10-24 1997-10-24 空気圧圧力センサ Pending JPH11125571A (ja)

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JP29193097A JPH11125571A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 空気圧圧力センサ

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JP29193097A JPH11125571A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 空気圧圧力センサ

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JPH11125571A true JPH11125571A (ja) 1999-05-11

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ID=17775316

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29193097A Pending JPH11125571A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 空気圧圧力センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507749A (ja) * 2013-11-14 2016-03-10 ▲鄒▼▲徳▼▲偉▼ 圧力インジケータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016507749A (ja) * 2013-11-14 2016-03-10 ▲鄒▼▲徳▼▲偉▼ 圧力インジケータ

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