JPH11124154A - チャイルドレジスタンス機能を有するキャップ及び容器 - Google Patents

チャイルドレジスタンス機能を有するキャップ及び容器

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JPH11124154A
JPH11124154A JP9291215A JP29121597A JPH11124154A JP H11124154 A JPH11124154 A JP H11124154A JP 9291215 A JP9291215 A JP 9291215A JP 29121597 A JP29121597 A JP 29121597A JP H11124154 A JPH11124154 A JP H11124154A
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JP
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cap
container
vent rib
resistance function
child resistance
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JP9291215A
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Masami Chiku
真巳 知久
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャイルドレジスタンス機能を有するキャッ
プ及び容器において、従来キャップの持つ取り外しの容
易さを確保すると共に、いたずらによる取り外しの試み
に対して十分防止ができるようにする。 【解決手段】 容器口部3に凸設された係合部4を具備
する容器本体5と、係合部4にキャップ本体6の開口部
7の側から延出するベントリブ8を係合させて装着さ
れ、引き離す力によりベントリブ8が変位して、取り外
しがなされる構成とされたチャイルドレジスタンス機能
を有するキャップ9とからなる容器において、キャップ
9に、キャップ本体6に対して移動可能な構成のリング
部14を設け、リング部14は、第一の位置にある時、
ベントリブ8の変位を規制すると共に、第二の位置にあ
る時、ベントリブ8の変位規制を解除する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャップ及び容器に
関し、特に内容物が高価な口紅等の化粧品であったり、
危険な薬物であるなどする場合に、そのことを理解でき
ない子供等がいたずらにキャップを開けることができな
いようなチャイルドレジスタンス機能を有したキャップ
及び容易に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容器は、口部にキャップを螺合さ
せたり、単純に嵌合させたりしてキャップの装着を行
い、内容物の保護を行う構成とされていた。その様な構
成は、かかる容器が高価な化粧品を収納したり、危険な
薬物を充填する用途であっても同様であり、簡単に開け
られるものが多い。
【0003】特に口紅を収納する容器においては、使用
したい時に直ぐにキャップを取り外せるように、単純な
嵌合構造を有するものが多く、キャップの取り外しやす
さと装着しやすさのみを考慮したものと言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにキ
ャップの取り外しやすさと装着しやすさのみに重点をお
いたため、結果的にキャップを引っ張るだけの操作で、
誰にでもこのキャップを簡単に取り外すことができ、内
容物の取り出しが自由に行えるようになってしまってい
る。
【0005】使用者が収納又は充填される内容物の価値
や特性を十分に理解している通常の使用状況において
は、このようなキャップの取り外しやすさは便利なもの
であってなんら問題は無く、とても望ましいものである
が、収納又は充填される内容物の価値や特性を十分に理
解しえない者でも簡単にキャップの取り外しが行えると
いう懸念点も併せ持つことになる。
【0006】すなわち、例えば母親など周囲の大人のし
ぐさをまねて、中身の内容物の価値や危険度を理解しな
いままに、容器のキャップを外し、内容物にいたずらを
することが起こりうる。特に口紅などは、その化粧の用
途からみても子供にとっては恰好のいたずら対象となり
えて、容器のキャップがいたずらのために子供らにより
外され、それが非常に高価であるにもかかわらず、中身
の口紅が台無しにされてしまうことが多いとされる。
【0007】こうした問題に対応するために口紅など高
価な内容物を内部に収納若しくは充填する容器又はその
キャップに、子供では容易に取り外しのできない機能、
即ち、所謂容器チャイルドレジスタンス機能を付与する
ことが求められている。そのチャイルドレジスタンス機
能を有するキャップ及び容器は、例えば、従来技術であ
る容器のキャップが、ただ単にキャップと容器の本体を
引き離す方向にキャップを引っ張るだけで取り外せるの
に対し、ただキャップを引っ張るだけではキャップを取
り外せず、キャップを引っ張る前に又は同時にキャップ
を引っ張るのとは別の操作をキャップ等に対して行い、
それによりキャップを取り外すように構成されたキャッ
プ及び容器である。
【0008】そのとき、このチャイルドレジスタンス機
能のためのキャップ等に対して行われる操作は、従来の
キャップ及び容器におけるキャップ取り外し操作に比
べ、複雑になり過ぎず、従来のキャップの取り外しの容
易さは十分確保するとともに、子供たちのいたずらによ
る取り外しの試みに対しては十分その防止をできるもの
でなければならない。
【0009】以上より本発明の課題は、上記の問題点を
解決した新規なキャップ及び容器を提供することであ
り、即ち、従来のキャップの取り外しの容易さは十分確
保するとともに、子供たちのいたずらによる取り外しの
試みに対しては十分その防止ができるチャイルドレジス
タンス機能を有するキャップ及び容器を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
容器口部に凸設された係合部にキャップ本体の開口部側
から延出するベントリブを係合させて容器本体に装着さ
れ、該容器本体から引き離す力により該ベントリブが変
位して、取り外しがなされる構成とされたチャイルドレ
ジスタンス機能を有するキャップにおいて、キャップ本
体に対して移動可能な構成のリング部を設け、該リング
部は、第一の位置にある時、該ベントリブの変位を規制
すると共に、第二の位置にある時、該ベントリブの変位
に対する規制を解除する構成とされたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のチ
ャイルドレジスタンス機能を有するキャップにおいて、
前記ベントリブはその先端部分の外側面上に係止部が凸
設され、前記キャップ本体の外側面から延出されて該ガ
イドリブの外側で開口部側に向かって延びる板バネ部を
具備し、前記リング部は、前記第一の位置にある時、該
ベントリブ先端の係止部と該板バネ部の先端とに支持さ
れ、前記第二の位置にある時は、当接する該板バネ部を
変形させる構成とされたこと特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、容器口部に凸設さ
れた係合部を具備する容器本体と、該係合部にキャップ
本体の開口部側から延出するベントリブを係合させて容
器本体に装着され、該容器本体から引き離す力により該
ベントリブが変位して、取り外しがなされる構成とされ
たチャイルドレジスタンス機能を有するキャップとから
なる容器において、該チャイルドレジスタンス機能を有
するキャップは、キャップ本体に対して移動可能な構成
のリング部を設け、該リング部は、第一の位置にある
時、該ベントリブの変位を規制すると共に、第二の位置
にある時、該ベントリブの変位に対する規制を解除する
構成とされたことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の容
器において、前記チャイルドレジスタンス機能を有する
キャップは、前記ベントリブの先端部分の外側面上に係
止部が凸設され、更に、前記キャップ本体の外側面から
延出されて該ガイドリブの外側で開口部側に向かって延
びる板バネ部を具備し、前記リング部は、前記第一の位
置にある時、該ベントリブ先端の係止部と該板バネ部の
先端とに支持され、前記第二の位置にある時は、当接す
る該板バネ部を変形させる構成とされたこと特徴とす
る。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3又は請求
項4の何れか記載の容器において、前記チャイルドレジ
スタンス機能を有するキャップのリング部は変形可能な
柔軟性を有するように構成され、前記の容器口部に凸設
された係合部は複数の独立な凸部からなり、該凸部は該
容器本体の底部側に斜面を有すると共に該口部側にも斜
面を具備し、且つ該口部側の斜面の傾斜角が該底部側の
斜面の傾斜角より小さくなるように構成され、該キャッ
プの装着時は、前記容器本体の底部側にある斜面と前記
ベントリブとの係合により該キャップの取り外しは防止
され、該キャップの装着を行う時には、該凸部の該口部
側斜面に該ベントリブを押し付けて、該口部側斜面に沿
って該ベントリブと該第一の位置にあるリング部を共に
変形させ、装着を行う構成とされたことを特徴とする。
【0015】請求項1記載の発明によれば、設けられた
リング部がベントリブの折れ曲がりを抑えるため、従来
キャップにおけるただ単にキャップを容器口部から引き
離そうとする操作のみでは、キャップを容器口部から取
り外すことができない。そして、キャップの取り外し
は、リング部を第二の位置に移動させて、ベントリブに
対するリング部の規制を解除した後にのみ、行うことが
可能とされている。
【0016】かかるキャップ取り外しに関する操作は、
それを知る使用者には簡便で素早く行うことの出来るも
のでありながら、その操作を理解できない子供等にとっ
ては成しえないものであり、操作は簡便で素早いもので
ありながら、確実なチャイルドレジスタンス機能を有す
ることができる。よって、従来のキャップの持つ取り外
しの容易さは十分確保するとともに、子供たちのいたず
らによる取り外しの試みに対しては十分その防止ができ
るチャイルドレジスタンス機能を有するキャップを提供
することが可能である。
【0017】請求項2記載の発明によれば、ベントリブ
の係止部と板バネ部との支持により、リング部はベント
リブの変位を規制する第一の位置に確実に設置される。
そして、キャップ取り外し操作を理解せず、いたずらに
リング部を第二の位置に移動操作したとしても、容器か
らキャップが取り外される前にリング部を第二の位置に
保持しようとする力が取り除かれると、板バネ部の付勢
力に従い、リング部が初期状態と同じ第一の位置に戻さ
れる。
【0018】よって、キャップ取り外し操作に対する防
止能力は高いものとなる。従って、子供たちのいたずら
による取り外しの試みに対しては十分その防止ができる
チャイルドレジスタンス機能を確実に有するキャップを
提供することが可能となる。請求項3記載の発明によれ
ば、設けられたリング部がベントリブの折れ曲がりを抑
えるため、従来キャップにおけるただ単にキャップを容
器口部から引き離そうとする操作のみでは、キャップを
容器口部から取り外すことができない。
【0019】そして、キャップの取り外しは、リング部
を第二の位置に移動させて、ベントリブに対するリング
部の規制を解除した後にのみ、行うことが可能とされて
いる。かかるキャップ取り外しに関する操作は、それを
知る使用者には簡便で素早く行うことの出来るものであ
りながら、その操作を理解できない子供等にとっては成
しえないものであり、操作は簡便で素早いものでありな
がら、確実なチャイルドレジスタンス機能を有すること
ができる。
【0020】よって、従来のキャップの持つ取り外しの
容易さは十分確保するとともに、子供たちのいたずらに
よる取り外しの試みに対しては十分その防止ができるチ
ャイルドレジスタンス機能を有する容器を提供すること
が可能である。請求項4記載の発明によれば、ベントリ
ブの係止部と板バネ部との支持により、リング部はベン
トリブの変位を規制する第一の位置に確実に設置され
る。
【0021】そして、キャップ取り外し操作を理解せ
ず、いたずらにリング部を第二の位置に移動操作したと
しても、容器からキャップが取り外される前にリング部
を第二の位置に保持しようとする力が取り除かれると、
板バネ部の付勢力に従い、リング部が初期状態と同じ第
一の位置に戻される。よって、キャップ取り外し操作に
対する防止能力は高いものとなる。
【0022】従って、子供たちのいたずらによる取り外
しの試みに対しては十分その防止ができるチャイルドレ
ジスタンス機能を確実に有する容器を提供することが可
能となる。請求項5記載の発明によれば、キャップの装
着を行う時には、ベントリブとの係合によりキャップの
取り外しを防止する凸部の底部側の斜面の傾斜角に比
べ、口部側の斜面の傾斜角は小さく設定されているた
め、キャップを容器本体に押し付けることにより、ベン
トリブと第一の位置にあるリング部とを両方とも変形さ
せながら、キャップを装着状態の位置まで押し込むこと
が可能であり、リング部の第二の位置への移動を行わ
ず、第一の位置を維持したままキャップの装着操作を行
うことが可能である。
【0023】よって、キャップの装着操作時には、リン
グ部を移動操作すること無く、従来容器のキャップと同
様にただ容器本体にキャップを押し付けるだけで、キャ
ップ装着を行うことができ、チャイルドレジスタンス機
能を有することにより装着時の不都合は殆どない。従っ
て、従来のキャップの持つ取り外しと装着の容易さは十
分確保するとともに、子供たちのいたずらによる取り外
しの試みに対しては十分その防止ができるチャイルドレ
ジスタンス機能を有する容器を提供することが可能であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は本発明にかかる第一実施例であるチ
ャイルドレジスタンス機能を有するキャップを用いた容
器の構造を説明する図である。
【0025】本発明にかかる第一実施例であるチャイル
ドレジスタンス機能を有するキャップを用いた容器1
は、口紅スリーブ2を容器口部3先端から突出させて具
備する口紅収納を目的として構成された口紅用の容器で
ある。容器1は、容器口部3の周囲に凸設された係合部
4を具備する容器本体5と、係合部4にキャップ本体6
の開口部7の側の先端部分から延出するベントリブ8を
係合させて容器本体5の容器口部3に装着され、容器本
体5からキャップ本体6を引き離す方向の力の印加に従
い、ベントリブ8が外側に折れ曲がって取り外しがなさ
れる構成とされたチャイルドレジスタンス機能を有する
キャップ9とからなる。
【0026】このチャイルドレジスタンス機能を有する
キャップ9は、ベントリブ8の先端の外側面上に係止部
10が凸設されると共に、キャップ本体6の外側面の開
口部7の側の先端部分から延出されてガイドリブ8の外
側を適当な間隔を保ちながら、キャップ9の先端11の
側から開口部側に向かって延び、かつ、ベントリブ8よ
り短いため、その先端部分がベントリブ8の先端の位置
よりキャップ9の先端11の側に位置する樹脂性の板バ
ネ部12を具備する。
【0027】さらに、ベントリブ8上で係合部4との係
合部分の周囲に環装されて、キャップ本体6に対して移
動可能な構成のリング部14が設けられている。リング
部14は、ベントリブ8先端の係止部10と板バネ部1
2の先端とに支持されて、第一の位置に保持され、内側
面上に凸設された抑止部13がベントリブ8に当接して
その折れ曲がりを規制し、キャップ9の取り外しを防止
する構成とされる。
【0028】そして、キャップ取り外し時には、当接す
る板バネ部12を押圧して変形させながらリング部14
をベントリブ8上でキャップ9の先端側にスライド移動
させ、ベントリブ8の変位に対する規制を解除可能な位
置である第二の位置に設置し、ベントリブ8の折れ曲が
りの規制を解除した後にキャップ取り外しは行われるよ
うに構成されている。
【0029】図2は、本発明にかかる第一実施例である
チャイルドレジスタンス機能を有するキャップを用いた
容器におけるキャップの取り外し方法を説明する図であ
る。図2を用いてキャップの取り外し方法を詳しく説明
する。先ず図2(A)に示されるように、初期状態の本
実施例の容器1は、上記記載の構成を有し、第一の位置
にあるリング部14の抑止部13を用いた規制効果によ
りベントリブ8は外側への折れ曲がりが防止され、容器
本体5の口部3の周囲に凸設された係合部4との係合状
態は強固に維持されている。
【0030】従って、このままの状態では、キャップ本
体6を引っ張るなどして、キャップ1を容器本体5から
取り外そうとしても、取り外すことはできない。次に図
2(B)に示されるように、リング部14に力を加え、
キャップ先端11側の第二の位置にスライド移動させ
る。このとき、リング部14を支持する板バネ部12
は、内側に向かって折り曲がって変形しながら、リング
部14の移動を止めて図2(A)の初期状態の第一の位
置に戻そうと、リング部14を付勢する。
【0031】板バネ部12の付勢力に抗いながらリング
部14をキャップ先端11側の第二の位置に設置したま
まの状態で、これを保持すると、係合部4とベントリブ
8との係合部分においては、リング部14の抑止部13
によってなされる周囲からのベントリブ8の支持は無く
なった状態となる。すなわち、ベントリブ8はその係合
部4との係合部分において、外側に折り曲がることが可
能な状態に置かれる。
【0032】かかる状態における本実施例の容器1は、
従来の単純な嵌合のみによって具備するキャップの装着
が行われる容器と同様の状態にあることになる。よっ
て、図2(C)に示されるように、リング部14をキャ
ップ先端11側の第二の位置に移動したままの状態で、
キャップ本体6に容器本体5から引き離す力が印可され
ると、ベントリブ8は外側に折り曲げられ、係合部4と
の係合状態は解除され、キャップ9は容器本体5から取
り外されることになる。
【0033】尚、キャップ9では、容器本体5から取り
外された後、リング部14をキャップ先端11側の第二
の位置に保持しようとする力が取り除かれると、板バネ
部12の付勢力に従い、リング部14が図2(A)に示
される初期状態と同じベントリブ8上の第一の位置に戻
される。以上より、本実施例の容器1のキャップ取り外
し方法においては、装着するキャップ9を容器本体5か
ら取り外す際に、キャップ9を容器本体5から引き離そ
うとする従来技術である容器のキャップ取り外し動作と
同じ動作に先立ち、具備されるリング部14をスライド
移動させ、そのままそれを維持するという操作が加わっ
ている。
【0034】かかる追加の操作はそれを理解しうる使用
者にとって、特に煩雑な操作となりうるものではなく、
単純な操作であり、また、キャップの取り外しにかかる
時間を大きく延長させるものでもない。しかし、それを
理解しえない子供などにとっては、その取り外し方法を
習わない限り到底なしえない操作であり、いたずらにキ
ャップを取り外して内容物を使用することはできない。
【0035】従って、本発明にかかる第一実施例である
キャップ9と容器1は、操作が容易であって、所謂チャ
イルドレジスタンス機能を確実に有することができる。
尚、本実施例の容器1は口紅収納用の容器であって、容
器本体5の口部3に口紅スリーブ2を具備して構成され
るが、かかる口紅スリーブ2を具備しない通常の容器用
途に対しても応用が可能である。
【0036】すなわち、使用するチャイルドレジスタン
ス機能を有するキャップ9を、液状の内容物を充填する
ための容器や瓶であってその容器口部にキャップ装着用
の係合部を具備するものに装着するならば、その容器に
上記の容器1と同等のチャイルドレジスタンス機能を付
与できる。その場合、キャップ本体6の長手方向の長さ
は、口紅スリーブ2が存在しない分だけ短くされて構成
されることが望ましい。
【0037】また、キャップ本体6の内部に容器本体口
部を密封可能なパッキン等を装備すれば、容器転倒時等
における内容物の漏れを防止し、容器に充填される内容
物の保護をより十分なものとすることができる。そうし
た場合、そのような容器は、パーマ剤やヘアカラーの充
填用に使用可能となる。
【0038】(実施例2)本発明にかかる第二実施例で
あるチャイルドレジスタンス機能を有するキャップを用
いた容器21は、容器口部に凸設された係合部の構造と
キャップの具備するリング部の柔軟性とが第一実施例で
あるチャイルドレジスタンス機能を有するキャップを用
いた容器1と異なるが、その他の部位はほぼ同一であ
る。
【0039】よって、第一実施例であるチャイルドレジ
スタンス機能を有するキャップを用いた容器1と相違す
る部分を詳細に説明し、その他共通する部分について
は、そのキャップ取り外し方法も含めて省略する。図3
は本発明にかかる第二実施例であるチャイルドレジスタ
ンス機能を有するキャップを用いた容器の構造を説明す
る図である。
【0040】図4は、本発明にかかる第二実施例である
チャイルドレジスタンス機能を有するキャップを用いた
容器を構成する容器本体の平面図である。そして、図5
は図3におけるベントリブと容器口部の係合部との係合
部分を拡大して示す図である。本発明にかかる第一実施
例であるチャイルドレジスタンス機能を有するキャップ
を用いた容器21は、口紅スリーブ22を容器口部23
先端から突出させて具備する口紅収納を目的として構成
された口紅用の容器である。
【0041】容器21は、容器口部23の周囲に等間隔
に設けられた3つの凸部41からなる係合部24を具備
する容器本体25と、係合部24にキャップ本体26の
開口部27の側の先端部分から延出するベントリブ28
を係合させて容器本体25の容器口部23に装着され、
容器本体25からキャップ本体26を引き離す方向の力
の印加に従い、ベントリブ28が外側に折れ曲がって取
り外しがなされる構成とされたチャイルドレジスタンス
機能を有するキャップ29とからなる。
【0042】このとき、係合部24を構成する凸部41
はそれぞれ、容器本体25の底部側にベントリブ28と
係合する斜面を有すると共に容器口部23の側にも斜面
を具備し、且つこの口部側の斜面の傾斜角αが底部側の
斜面の傾斜角βより小さくなるように設定されて構成さ
れている。このチャイルドレジスタンス機能を有するキ
ャップ29は、ベントリブ28の先端の外側面上に係止
部30が凸設されると共に、キャップ本体26の外側面
の開口部27の側の先端部分から延出されてガイドリブ
28の外側を適当な間隔を保ちながら、キャップ29の
先端31の側から開口部側に向かって延び、かつ、ベン
トリブ28より短いため、その先端部分がベントリブ2
8の先端の位置よりキャップ29の先端31の側に位置
する樹脂性の板バネ部32を具備する。
【0043】さらに、ベントリブ28上で係合部24と
の係合部分の周囲に環装されて、キャップ本体26に対
して移動可能な構成のリング部34が設けられている。
リング部34は、ベントリブ28先端の係止部30と板
バネ部32の先端とに支持されて、第一の位置に保持さ
れ、内側面上に凸設された抑止部33がベントリブ28
に当接してその折れ曲がりを規制し、キャップ29の取
り外しを防止する構成とされ。この時、リング部34は
樹脂材からなり、適当な力の印加に従い、破損すること
無く変形可能な柔軟性を有するように構成される。
【0044】よって、キャップの装着時は、第一の位置
にあるリング部34の規制と容器本体25の底部側にあ
る斜面(傾斜角β)とベントリブ28との係合によりキ
ャップ21の取り外しは防止されている。そして、キャ
ップ取り外し時には、当接する板バネ部32を押圧して
変形させながらリング部34をベントリブ28上でキャ
ップ29の先端側にスライド移動させ、ベントリブ28
の変位に対する規制を解除可能な位置である第二の位置
に設置し、ベントリブ28への折れ曲がりの規制を解除
した後に行われるように構成されている。
【0045】この時、取り外されたキャップ29では、
リング部34をキャップ先端31の側の第二の位置に保
持しようとする力が取り除かれると、板バネ部32の付
勢力に従い、リング部34が図3に示される初期状態と
同じベントリブ28上の第一の位置に戻される。また、
キャップ21の装着を行う時には、当接する板バネ部3
2を押圧して変形させながらリング部34をベントリブ
28上でキャップ29の先端側に再びスライド移動さ
せ、第二の位置に設置し、ベントリブ28への折れ曲が
りの規制を解除した後に行うことが可能である。
【0046】更に、かかるベントリブ28上でのリング
部34のスライド移動を行わず、リング部34を図3に
示される初期の装着状態と同じく、ベントリブ28上の
第一の位置に置いたままキャップ21の装着操作を行う
ことも可能である。図6は、リング部の設置位置をキャ
ップ装着状態のままにして行うキャップ装着操作を説明
する図である。以下に説明するように凸部41がベント
リブ28に接する部位での断面により、ベントリブ28
とリング部34の変形の様子を示す。
【0047】リング部の位置を初期の装着状態と同じ第
一の位置に維持したまま行うキャップ装着操作の場合、
キャップ21の装着操作開始時、キャップ21を容器本
体25に押し付ける力により、図6に示すように、凸部
41の容器口部23の側に具備された斜面(傾斜角α)
にベントリブ28の先端部分が圧接する。そして、この
口部側の斜面に沿って徐々にベントリブ28は押し込ま
れながら、当接する3つの凸部41の口部側の斜面(傾
斜角α)に沿って、ベントリブ28とベントリブ28を
規制するリング部34が共に変形し、更に、図3に示さ
れる初期状態に位置まで更にキャップ21は押し込まれ
て、ベントリブ28とリング部34は変形から回復し、
キャップ21の装着が行われる。
【0048】このキャップ21の装着後は、凸部41の
容器本体25の底部側にある斜面の傾斜角βは、容器口
部23の側の傾斜面の傾斜角αより大きいため、キャッ
プ21を引っ張る力によって、装着操作時に見られたベ
ントリブ28とリング部34の変形は起こりえず、上記
したように、リング部34の規制と容器本体25の底部
側にある斜面(傾斜角β)とベントリブ28との係合に
よりキャップ21の取り外しは防止される。
【0049】以上より、本実施例の容器21のキャップ
取り外し方法においては、第一実施例の場合と同様に、
装着するキャップ29を容器本体25から取り外す際
に、キャップ29を容器本体25から引き離そうとする
従来技術である容器のキャプ取り外し動作と同じ動作に
先立ち、具備されるリング部34をスライド移動させ、
そのままそれを維持するという単純かつ素早く行える操
作が加わっている。
【0050】従って、本発明にかかる第二実施例である
キャップ29と容器21は、操作が容易であって、チャ
イルドレジスタンス機能を確実に有することができる。
また、キャップの装着操作時には、リング部34を操作
すること無く、従来容器のキャップと同様にただ容器本
体25にキャップ29を押し付けるだけで、キャップ装
着を行うことができ、チャイルドレジスタンス機能を有
することにより不都合は殆どない。
【0051】尚、本実施例の容器21は口紅収納用の容
器であって、容器本体25の口部23に口紅スリーブ2
2を具備して構成されるが、かかる口紅スリーブ22を
具備しない通常の容器用途に対しても応用が可能であ
る。すなわち、使用するチャイルドレジスタンス機能を
有するキャップ29を、液状の内容物を充填するための
容器や瓶であってその口部にキャップ装着用の係合部を
具備するものに装着するならば、その容器に上記の容器
21と同等のチャイルドレジスタンス機能を付与でき
る。
【0052】その場合、キャップ本体26の長手方向の
長さは、口紅スリーブ22が存在しない分だけ短くされ
て構成されることが望ましい。また、キャップ本体26
の内部に容器本体口部を密封可能なパッキン等を装備す
れば、容器転倒時等における内容物の漏れを防止し、容
器に充填される内容物の保護をより十分なものとするこ
とができる。
【0053】そうした場合、そのような容器は、パーマ
剤やヘアカラーの充填用に使用可能となる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キャップ
の取り外しは、リング部を第二の位置に移動させて、ベ
ントリブに対するリング部の規制を解除した後にのみ、
行うことが可能とされている。よって、従来のキャップ
の持つ取り外しの容易さは十分確保するとともに、子供
たちのいたずらによる取り外しの試みに対しては十分そ
の防止ができるチャイルドレジスタンス機能を有するキ
ャップを提供することが可能である。
【0055】請求項2記載の発明によれば、いたずらに
リング部を第二の位置に移動操作をしたとしても、板バ
ネ部の付勢力に従い、リング部がの初期状態と同じ第一
の位置に戻される。よって、キャップ取り外し操作に対
する防止能力は高いものとなる。従って、子供たちのい
たずらによる取り外しの試みに対しては十分その防止が
できるチャイルドレジスタンス機能を確実に有するキャ
ップを提供することが可能となる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、キャップの
取り外しは、リング部を第二の位置に移動させて、ベン
トリブに対するリング部の規制を解除した後にのみ、行
うことが可能とされている。よって、従来のキャップの
持つ取り外しの容易さは十分確保するとともに、子供た
ちのいたずらによる取り外しの試みに対しては十分その
防止ができるチャイルドレジスタンス機能を有する容器
を提供することが可能である。
【0057】請求項4記載の発明によれば、いたずらに
リング部を第二の位置に移動操作をしたとしても、板バ
ネ部の付勢力に従い、リング部がの初期状態と同じ第一
の位置に戻される。よって、キャップ取り外し操作に対
する防止能力は高いものとなる。従って、子供たちのい
たずらによる取り外しの試みに対しては十分その防止が
できるチャイルドレジスタンス機能を確実に有する容器
を提供することが可能となる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、キャップの
装着操作を行う時には、リング部の第二の位置への移動
を行わず、第一の位置を維持したままキャップの装着操
作を行うことが可能である。よって、従来のキャップの
持つ取り外しと装着の容易さは十分確保するとともに、
子供たちのいたずらによる取り外しの試みに対しては十
分その防止ができるチャイルドレジスタンス機能を有す
る容器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第一実施例であるチャイルドレ
ジスタンス機能を有するキャップを用いた容器の構造を
説明する図である。
【図2】本発明にかかる第一実施例であるチャイルドレ
ジスタンス機能を有するキャップを用いた容器における
キャップの取り外し方法を説明する図である。
【図3】本発明にかかる第二実施例であるチャイルドレ
ジスタンス機能を有するキャップを用いた容器の構造を
説明する図である。
【図4】本発明にかかる第二実施例であるチャイルドレ
ジスタンス機能を有するキャップを用いた容器を構成す
る容器本体の平面図である。
【図5】図3におけるベントリブと容器口部の係合部と
の係合部分を拡大して示す図である。
【図6】リング部の設置位置をキャップ装着状態のまま
にして行うキャップ装着操作を説明する図である。
【符号の説明】
1,21 容器 2,22 口紅スリーブ 3,23 容器口部 4 係合部 5,25 容器本体 6,26 キャップ本体 7,27 キャップ本体開口部 8,28 ベントリブ 9,29 キャップ 10、30 係止部 11,31 キャップ先端 12,32 板バネ部 13,33 抑止部 14,34 リング部 41 凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に凸設された係合部にキャップ
    本体の開口部側から延出するベントリブを係合させて容
    器本体に装着され、該容器本体から引き離す力により該
    ベントリブが変位して、取り外しがなされる構成とされ
    たチャイルドレジスタンス機能を有するキャップにおい
    て、 キャップ本体に対して移動可能な構成のリング部を設
    け、 該リング部は、第一の位置にある時、該ベントリブの変
    位を規制すると共に、第二の位置にある時、該ベントリ
    ブの変位に対する規制を解除する構成とされたことを特
    徴とするチャイルドレジスタンス機能を有するキャッ
    プ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチャイルドレジスタンス
    機能を有するキャップにおいて、 前記ベントリブはその先端部分の外側面上に係止部が凸
    設され、 前記キャップ本体の外側面から延出されて該ガイドリブ
    の外側で開口部側に向かって延びる板バネ部を具備し、 前記リング部は、前記第一の位置にある時、該ベントリ
    ブ先端の係止部と該板バネ部の先端とに支持され、前記
    第二の位置にある時は、当接する該板バネ部を変形させ
    る構成とされたこと特徴とするチャイルドレジスタンス
    機能を有するキャップ。
  3. 【請求項3】 容器口部に凸設された係合部を具備する
    容器本体と、 該係合部にキャップ本体の開口部側から延出するベント
    リブを係合させて容器本体に装着され、該容器本体から
    引き離す力により該ベントリブが変位して、取り外しが
    なされる構成とされたチャイルドレジスタンス機能を有
    するキャップとからなる容器において、 該チャイルドレジスタンス機能を有するキャップは、キ
    ャップ本体に対して移動可能な構成のリング部を設け、
    該リング部は、第一の位置にある時、該ベントリブの変
    位を規制すると共に、第二の位置にある時、該ベントリ
    ブの変位に対する規制を解除する構成とされたことを特
    徴とする容器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の容器において、 前記チャイルドレジスタンス機能を有するキャップは、
    前記ベントリブの先端部分の外側面上に係止部が凸設さ
    れ、更に、前記キャップ本体の外側面から延出されて該
    ガイドリブの外側で開口部側に向かって延びる板バネ部
    を具備し、 前記リング部は、前記第一の位置にある時、該ベントリ
    ブ先端の係止部と該板バネ部の先端とに支持され、前記
    第二の位置にある時は、当接する該板バネ部を変形させ
    る構成とされたこと特徴とする容器。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4の何れか記載の容
    器において、 前記チャイルドレジスタンス機能を有するキャップのリ
    ング部は変形可能な柔軟性を有するように構成され、 前記の容器口部に凸設された係合部は複数の独立な凸部
    からなり、該凸部は該容器本体の底部側に斜面を有する
    と共に該口部側にも斜面を具備し、且つ該口部側の斜面
    の傾斜角が該底部側の斜面の傾斜角より小さくなるよう
    に構成され、 該キャップの装着時は、前記容器本体の底部側にある斜
    面と前記ベントリブとの係合により該キャップの取り外
    しは防止され、 該キャップの装着を行う時には、該凸部の該口部側斜面
    に該ベントリブを押し付けて、該口部側斜面に沿って該
    ベントリブと該第一の位置にあるリング部を共に変形さ
    せ、装着を行う構成とされたことを特徴とする容器。
JP9291215A 1997-10-23 1997-10-23 チャイルドレジスタンス機能を有するキャップ及び容器 Withdrawn JPH11124154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230848A (ja) * 2010-04-09 2011-11-17 Zojirushi Corp 容器口栓及び飲料容器

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