JPH11123962A - 車両用折畳みシート - Google Patents
車両用折畳みシートInfo
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- JPH11123962A JPH11123962A JP30981097A JP30981097A JPH11123962A JP H11123962 A JPH11123962 A JP H11123962A JP 30981097 A JP30981097 A JP 30981097A JP 30981097 A JP30981097 A JP 30981097A JP H11123962 A JPH11123962 A JP H11123962A
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- Japan
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- seat
- seat cushion
- vehicle
- folding
- vehicle floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠隔操作によりシートバックを前傾させる。
ワイヤー等の連結部材が露出することがなく、外観を向
上させる。ワイヤー等の連結部材が引っ掛かったり捩れ
て破損したり、切断するのを防止する。 【解決手段】 シートクッション１２の前端部を車両床
面２０に設けられたロック機構２１により取付ける。シ
ートクッション１２の後部に枢支部３１を形成する。折
畳みシート１１を後方に回動させ、折畳みシート１１の
後方に形成されたラゲージルーム２０ａに収納する。リ
クライニング機構１５の前倒れプレート１９を遠隔操作
レバー４１と連結部材４３を介して連結する。連結部材
４３をシートクッション１２の枢支部３１に設けられた
ヒンジパイプ３５に挿通する。
ワイヤー等の連結部材が露出することがなく、外観を向
上させる。ワイヤー等の連結部材が引っ掛かったり捩れ
て破損したり、切断するのを防止する。 【解決手段】 シートクッション１２の前端部を車両床
面２０に設けられたロック機構２１により取付ける。シ
ートクッション１２の後部に枢支部３１を形成する。折
畳みシート１１を後方に回動させ、折畳みシート１１の
後方に形成されたラゲージルーム２０ａに収納する。リ
クライニング機構１５の前倒れプレート１９を遠隔操作
レバー４１と連結部材４３を介して連結する。連結部材
４３をシートクッション１２の枢支部３１に設けられた
ヒンジパイプ３５に挿通する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用折畳みシート
に関し、更に詳細に説明すると、シートクッションと、
該シートクッションの後部にリクライニング機構を介し
て前後傾動可能に支持されたシートバックとを備える車
両用折畳みシートに関する。
に関し、更に詳細に説明すると、シートクッションと、
該シートクッションの後部にリクライニング機構を介し
て前後傾動可能に支持されたシートバックとを備える車
両用折畳みシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のワゴン車やワンボックスカー等に
おいては、乗員積載と荷物積載とを併用しているため、
平均的なシート個数と荷物積載スペースとが設けられて
いる。そして、運転席及び助手席以外は着脱式シートを
設ける場合と、移動式シートを設ける場合、及びラゲー
ジルームに収納する場合等があった。
おいては、乗員積載と荷物積載とを併用しているため、
平均的なシート個数と荷物積載スペースとが設けられて
いる。そして、運転席及び助手席以外は着脱式シートを
設ける場合と、移動式シートを設ける場合、及びラゲー
ジルームに収納する場合等があった。
【０００３】そして、荷物が多い場合、着脱式シートを
設けたものにおいてはシートを取外し、移動式シートを
設けたものにおいてはシートを前方に移動して、荷物ス
ペースを確保するようにしていた。このようなシート装
置としては実開平４−１３１５３３号公報、実公平６−
１１２２６号公報等が存在する。
設けたものにおいてはシートを取外し、移動式シートを
設けたものにおいてはシートを前方に移動して、荷物ス
ペースを確保するようにしていた。このようなシート装
置としては実開平４−１３１５３３号公報、実公平６−
１１２２６号公報等が存在する。
【０００４】ラゲージルームに収納する場合には、折畳
みシートのシートバックをリクライニング機構によりシ
ートクッション上に前傾させ、シートクッションの後部
に形成された枢支部で後方に回動させ、シートクッショ
ンとシートバックとを折畳まれた状態でシートクッショ
ンの後方に形成された凹部からなるラゲージルームに収
納し、車両床面をフラットな状態として荷物積載スペー
スを増大している。
みシートのシートバックをリクライニング機構によりシ
ートクッション上に前傾させ、シートクッションの後部
に形成された枢支部で後方に回動させ、シートクッショ
ンとシートバックとを折畳まれた状態でシートクッショ
ンの後方に形成された凹部からなるラゲージルームに収
納し、車両床面をフラットな状態として荷物積載スペー
スを増大している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の折畳みシートを
ラゲージルームに収納する場合には、シートバックの背
面にロック及びロック解除機構が設けられ、また遠隔操
作によりシートバックを前傾させる構成を採用する場合
には、従来はシートバックの前倒れのみで、シートクッ
ションごと折畳んで収納しないのでシートクッションの
下部に遠隔操作のワイヤーが露出した状態で配設され、
この露出したワイヤーが外観を悪化させ、見栄えが悪
く、またワイヤーが引っ掛かったり捩れて破損したり、
切断する虞れを有していた。
ラゲージルームに収納する場合には、シートバックの背
面にロック及びロック解除機構が設けられ、また遠隔操
作によりシートバックを前傾させる構成を採用する場合
には、従来はシートバックの前倒れのみで、シートクッ
ションごと折畳んで収納しないのでシートクッションの
下部に遠隔操作のワイヤーが露出した状態で配設され、
この露出したワイヤーが外観を悪化させ、見栄えが悪
く、またワイヤーが引っ掛かったり捩れて破損したり、
切断する虞れを有していた。
【０００６】本発明の目的は、遠隔操作によりシートバ
ックを前傾させることができ、ワイヤー等の連結部材が
露出することがなく、外観を向上させることができ、ま
たワイヤー等の連結部材が枢支部の回動中心に挿通され
ているので、ワイヤー等の連結部材が引っ掛かったり捩
れて破損したり、切断する虞れがなく、組付作業が容易
で経済性に優れ、荷物積載用スペース増大効率を上げる
ことができる車両用折畳みシートを提供するものであ
る。
ックを前傾させることができ、ワイヤー等の連結部材が
露出することがなく、外観を向上させることができ、ま
たワイヤー等の連結部材が枢支部の回動中心に挿通され
ているので、ワイヤー等の連結部材が引っ掛かったり捩
れて破損したり、切断する虞れがなく、組付作業が容易
で経済性に優れ、荷物積載用スペース増大効率を上げる
ことができる車両用折畳みシートを提供するものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用折畳みシートは、シートクッションと、該シートクッ
ションの後部にリクライニング機構を介して前後傾動可
能に支持されたシートバックとを備える車両用折畳みシ
ートにおいて、前記シートクッションの前端部が車両床
面側との間に設けられたロック機構により車両床面側に
ロック状態で取付けられ、前記シートクッションの後部
に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除することに
よりシートクッションの後部に設けられた枢支部を中心
に折畳みシートを後方に回動させることができるように
なされ、前記リクライニング機構は遠隔操作レバーと連
結部材を介して連結され、該連結部材がシートクッショ
ンの枢支部に挿通されていることを特徴とする。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用折畳みシートは、シートクッションと、該シートクッ
ションの後部にリクライニング機構を介して前後傾動可
能に支持されたシートバックとを備える車両用折畳みシ
ートにおいて、前記シートクッションの前端部が車両床
面側との間に設けられたロック機構により車両床面側に
ロック状態で取付けられ、前記シートクッションの後部
に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除することに
よりシートクッションの後部に設けられた枢支部を中心
に折畳みシートを後方に回動させることができるように
なされ、前記リクライニング機構は遠隔操作レバーと連
結部材を介して連結され、該連結部材がシートクッショ
ンの枢支部に挿通されていることを特徴とする。
【０００８】また本発明の請求項２に記載の車両用折畳
みシートは、シートクッションと、該シートクッション
の後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に支
持されたシートバックとを備える車両用折畳みシートに
おいて、前記シートクッションの前端部が車両床面側と
の間に設けられたロック機構により車両床面側にロック
状態で取付けられ、前記シートクッションの後部に枢支
部が形成され、前記ロック機構を解除することによりシ
ートクッションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳
みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後方に形成
されたラゲージルームに収納し得るようになされ、前記
ロック機構は車両床面に設けられたストライカーに係合
されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートクッション
の後方から操作する操作ノブとを備え、前記リクライニ
ング機構は遠隔操作レバーと連結部材を介して連結さ
れ、該連結部材がシートクッションの枢支部に設けられ
たヒンジパイプに挿通されていることを特徴とする。
みシートは、シートクッションと、該シートクッション
の後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に支
持されたシートバックとを備える車両用折畳みシートに
おいて、前記シートクッションの前端部が車両床面側と
の間に設けられたロック機構により車両床面側にロック
状態で取付けられ、前記シートクッションの後部に枢支
部が形成され、前記ロック機構を解除することによりシ
ートクッションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳
みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後方に形成
されたラゲージルームに収納し得るようになされ、前記
ロック機構は車両床面に設けられたストライカーに係合
されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートクッション
の後方から操作する操作ノブとを備え、前記リクライニ
ング機構は遠隔操作レバーと連結部材を介して連結さ
れ、該連結部材がシートクッションの枢支部に設けられ
たヒンジパイプに挿通されていることを特徴とする。
【０００９】また本発明の請求項３に記載の車両用折畳
みシートは、シートクッションと、該シートクッション
の後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に支
持されたシートバックとを備える車両用折畳みシートに
おいて、前記シートクッションの前端部が車両床面側と
の間に設けられたロック機構により車両床面側にロック
状態で取付けられ、前記シートクッションの後部に枢支
部が形成され、前記ロック機構を解除することによりシ
ートクッションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳
みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後方に形成
されたラゲージルームに収納し得るようになされ、前記
ロック機構は車両床面に設けられたストライカーに係合
されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートクッション
の後方から操作する操作ノブとを備え、前記リクライニ
ング機構は遠隔操作レバーとフレキシブルワイヤーを介
して連結され、該フレキシブルワイヤーがシートクッシ
ョンの枢支部に設けられたヒンジパイプに挿通され、フ
レキシブルワイヤーの一端がリクライニング機構の前倒
れプレートに連結されていることを特徴とする。
みシートは、シートクッションと、該シートクッション
の後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に支
持されたシートバックとを備える車両用折畳みシートに
おいて、前記シートクッションの前端部が車両床面側と
の間に設けられたロック機構により車両床面側にロック
状態で取付けられ、前記シートクッションの後部に枢支
部が形成され、前記ロック機構を解除することによりシ
ートクッションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳
みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後方に形成
されたラゲージルームに収納し得るようになされ、前記
ロック機構は車両床面に設けられたストライカーに係合
されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートクッション
の後方から操作する操作ノブとを備え、前記リクライニ
ング機構は遠隔操作レバーとフレキシブルワイヤーを介
して連結され、該フレキシブルワイヤーがシートクッシ
ョンの枢支部に設けられたヒンジパイプに挿通され、フ
レキシブルワイヤーの一端がリクライニング機構の前倒
れプレートに連結されていることを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る車両用折畳みシ
ートを図面を参照して詳述する。図１乃至図４は本発明
の実施の形態を夫々示すもので、図１には車両用折畳み
シート１１のフレーム構成が示されており、この車両用
折畳みシート１１は、シートクッション１２を構成する
クッションフレーム１２ａと、このクッションフレーム
１２ａの後部にリクライニング機構１５を介して前後傾
動可能に支持されたシートバック１３を構成するバック
フレーム１３ａとを備えている。
ートを図面を参照して詳述する。図１乃至図４は本発明
の実施の形態を夫々示すもので、図１には車両用折畳み
シート１１のフレーム構成が示されており、この車両用
折畳みシート１１は、シートクッション１２を構成する
クッションフレーム１２ａと、このクッションフレーム
１２ａの後部にリクライニング機構１５を介して前後傾
動可能に支持されたシートバック１３を構成するバック
フレーム１３ａとを備えている。
【００１１】前記リクライニング機構１５は従来公知の
機構を有し、クッションフレーム１２ａ側に設けられる
ベース部材１７と、このベース部材１７に回動可能に設
けられたアーム部材１８とを備え、アーム部材１８にバ
ックフレーム１３ａが取付けられている。前記アーム部
材１８のベース部材１７に対するロック機構は省略する
も、ロック解除用の前倒れプレート１９を備えている。
機構を有し、クッションフレーム１２ａ側に設けられる
ベース部材１７と、このベース部材１７に回動可能に設
けられたアーム部材１８とを備え、アーム部材１８にバ
ックフレーム１３ａが取付けられている。前記アーム部
材１８のベース部材１７に対するロック機構は省略する
も、ロック解除用の前倒れプレート１９を備えている。
【００１２】前記クッションフレーム１２ａの前端部が
車両床面２０側との間に設けられたロック機構２１によ
り車両床面２０側にロック状態で取付けられている。前
記ロック機構２１は車両床面に設けられたストライカー
２３と、このストライカー２３に係合されるラッチ爪２
５とを有している。
車両床面２０側との間に設けられたロック機構２１によ
り車両床面２０側にロック状態で取付けられている。前
記ロック機構２１は車両床面に設けられたストライカー
２３と、このストライカー２３に係合されるラッチ爪２
５とを有している。
【００１３】図２乃至図４に示す如く、前記折畳みシー
ト１１の後方にラゲージルーム２０ａが形成され、この
ラゲージルーム２０ａはシートクッション１２とシート
バック１３を折畳み収納し得る大きさを有している。
ト１１の後方にラゲージルーム２０ａが形成され、この
ラゲージルーム２０ａはシートクッション１２とシート
バック１３を折畳み収納し得る大きさを有している。
【００１４】図１に示す如く、前記ラッチ爪２５にはク
ッションフレーム１２ａの後部に延びる連結ロッド２７
が連結され、この連結ロッド２７の後端にシートクッシ
ョン１２の後方に突出する操作ノブ２９が取付けられて
いる。この操作ノブ２９をシートクッション１２のクッ
ションフレーム１２ａの後方から操作することにより、
ラッチ爪２５をストライカー２３から係脱させることが
できる。
ッションフレーム１２ａの後部に延びる連結ロッド２７
が連結され、この連結ロッド２７の後端にシートクッシ
ョン１２の後方に突出する操作ノブ２９が取付けられて
いる。この操作ノブ２９をシートクッション１２のクッ
ションフレーム１２ａの後方から操作することにより、
ラッチ爪２５をストライカー２３から係脱させることが
できる。
【００１５】前記シートクッション１２のクッションフ
レーム１２ａの後部に枢支部３１が形成されている。こ
の枢支部３１はヒンジパイプ３５を有し、クッションフ
レーム１２ａの後部の側部に対応する車両床面２０側に
設けられたサイドブラケット３３にヒンジパイプ３５が
回動可能に取付けられている。尚、サイドブラケット３
３とヒンジパイプ３５との間にはカラー３７が挿入され
ている。
レーム１２ａの後部に枢支部３１が形成されている。こ
の枢支部３１はヒンジパイプ３５を有し、クッションフ
レーム１２ａの後部の側部に対応する車両床面２０側に
設けられたサイドブラケット３３にヒンジパイプ３５が
回動可能に取付けられている。尚、サイドブラケット３
３とヒンジパイプ３５との間にはカラー３７が挿入され
ている。
【００１６】前記ロック機構２１を解除することにより
シートクッション１２のクッションフレーム１２ａの後
部に設けられた枢支部３１を中心に折畳みシート１１を
後方に回動させ、折畳みシート１１の後方に形成された
ラゲージルーム２０ａに収納し得るようになされてい
る。
シートクッション１２のクッションフレーム１２ａの後
部に設けられた枢支部３１を中心に折畳みシート１１を
後方に回動させ、折畳みシート１１の後方に形成された
ラゲージルーム２０ａに収納し得るようになされてい
る。
【００１７】前記リクライニング機構１５は遠隔操作レ
バー４１とフレキシブルワイヤー等の連結部材４３を介
して連結され、この連結部材４３がシートクッション１
２のクッションフレーム１２ａのアウター側の枢支部３
１に設けられたヒンジパイプ３５の内部に挿通されてい
る。
バー４１とフレキシブルワイヤー等の連結部材４３を介
して連結され、この連結部材４３がシートクッション１
２のクッションフレーム１２ａのアウター側の枢支部３
１に設けられたヒンジパイプ３５の内部に挿通されてい
る。
【００１８】前記枢支部３１のヒンジパイプ３５の内部
に挿通された連結部材４３はシートバック１３のバック
フレーム１３ａに導かれ、リクライニング機構１５のロ
ック解除用の前倒れプレート１９に連結されている。
に挿通された連結部材４３はシートバック１３のバック
フレーム１３ａに導かれ、リクライニング機構１５のロ
ック解除用の前倒れプレート１９に連結されている。
【００１９】従って、図２に示す如く、折畳みシート１
１が通常の着座状態にある場合に、遠隔操作レバー４１
を操作すると、連結部材４３がリクライニング機構１５
の前倒れプレート１９を回動させ、リクライニング機構
１５のロックが解除され、図３に示す如く、シートバッ
ク１３が前傾する。
１が通常の着座状態にある場合に、遠隔操作レバー４１
を操作すると、連結部材４３がリクライニング機構１５
の前倒れプレート１９を回動させ、リクライニング機構
１５のロックが解除され、図３に示す如く、シートバッ
ク１３が前傾する。
【００２０】次いで、図３に示す如く、シートクッショ
ン１２の後方から突出する操作ノブ２９を矢印方向に引
張り操作することにより、連結ロッド２７を介してラッ
チ爪２５とストライカー２３との係合を解除させること
ができ、図４に示す如く、折畳みシート１１をシートク
ッション１２とシートバック１３の折畳み状態で、ラゲ
ージルーム２０ａに収納することができる。
ン１２の後方から突出する操作ノブ２９を矢印方向に引
張り操作することにより、連結ロッド２７を介してラッ
チ爪２５とストライカー２３との係合を解除させること
ができ、図４に示す如く、折畳みシート１１をシートク
ッション１２とシートバック１３の折畳み状態で、ラゲ
ージルーム２０ａに収納することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用折畳みシート
の実施の形態であるが、本発明の請求項１に記載の車両
用折畳みシートによれば、シートクッションの前端部が
車両床面側との間に設けられたロック機構により車両床
面側にロック状態で取付けられ、前記シートクッション
の後部に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除する
ことによりシートクッションの後部に設けられた枢支部
を中心に折畳みシートを後方に回動させることができる
ようになされ、前記リクライニング機構は遠隔操作レバ
ーと連結部材を介して連結され、該連結部材がシートク
ッションの枢支部に挿通されているので、連結部材が枢
支部で被覆され、連結部材が露出することがなく、外観
を向上させることができ、組付作業が容易で経済性に優
れ、荷物積載用スペース増大効率を上げることができ
る。
の実施の形態であるが、本発明の請求項１に記載の車両
用折畳みシートによれば、シートクッションの前端部が
車両床面側との間に設けられたロック機構により車両床
面側にロック状態で取付けられ、前記シートクッション
の後部に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除する
ことによりシートクッションの後部に設けられた枢支部
を中心に折畳みシートを後方に回動させることができる
ようになされ、前記リクライニング機構は遠隔操作レバ
ーと連結部材を介して連結され、該連結部材がシートク
ッションの枢支部に挿通されているので、連結部材が枢
支部で被覆され、連結部材が露出することがなく、外観
を向上させることができ、組付作業が容易で経済性に優
れ、荷物積載用スペース増大効率を上げることができ
る。
【００２２】また、本発明の請求項２に記載の車両用折
畳みシートによれば、シートクッションの前端部が車両
床面側との間に設けられたロック機構により車両床面側
にロック状態で取付けられ、前記シートクッションの後
部に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除すること
によりシートクッションの後部に設けられた枢支部を中
心に折畳みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後
方に形成されたラゲージルームに収納し得るようになさ
れ、前記ロック機構は車両床面に設けられたストライカ
ーに係合されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートク
ッションの後方から操作する操作ノブとを備え、前記リ
クライニング機構は遠隔操作レバーと連結部材を介して
連結され、該連結部材がシートクッションの枢支部に設
けられたヒンジパイプに挿通されているので、連結部材
が枢支部で被覆され、連結部材が露出することがなく、
外観を向上させることができ、また連結部材が枢支部の
ヒンジパイプの回動中心に挿通されているので、連結部
材が引っ掛かったり捩れて破損したり、切断する虞れが
なく、組付作業が容易で経済性に優れ、荷物積載用スペ
ース増大効率を上げることができる。
畳みシートによれば、シートクッションの前端部が車両
床面側との間に設けられたロック機構により車両床面側
にロック状態で取付けられ、前記シートクッションの後
部に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除すること
によりシートクッションの後部に設けられた枢支部を中
心に折畳みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後
方に形成されたラゲージルームに収納し得るようになさ
れ、前記ロック機構は車両床面に設けられたストライカ
ーに係合されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートク
ッションの後方から操作する操作ノブとを備え、前記リ
クライニング機構は遠隔操作レバーと連結部材を介して
連結され、該連結部材がシートクッションの枢支部に設
けられたヒンジパイプに挿通されているので、連結部材
が枢支部で被覆され、連結部材が露出することがなく、
外観を向上させることができ、また連結部材が枢支部の
ヒンジパイプの回動中心に挿通されているので、連結部
材が引っ掛かったり捩れて破損したり、切断する虞れが
なく、組付作業が容易で経済性に優れ、荷物積載用スペ
ース増大効率を上げることができる。
【００２３】また、本発明の請求項３に記載の車両用折
畳みシートによれば、シートクッションの前端部が車両
床面側との間に設けられたロック機構により車両床面側
にロック状態で取付けられ、前記シートクッションの後
部に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除すること
によりシートクッションの後部に設けられた枢支部を中
心に折畳みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後
方に形成されたラゲージルームに収納し得るようになさ
れ、前記ロック機構は車両床面に設けられたストライカ
ーに係合されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートク
ッションの後方から操作する操作ノブとを備え、前記リ
クライニング機構は遠隔操作レバーとフレキシブルワイ
ヤーを介して連結され、該フレキシブルワイヤーがシー
トクッションの枢支部に設けられたヒンジパイプに挿通
され、フレキシブルワイヤーの一端がリクライニング機
構の前倒れプレートに連結されているので、フレキシブ
ルワイヤーが枢支部で被覆され、フレキシブルワイヤー
が露出することがなく、外観を向上させることができ、
またフレキシブルワイヤーが枢支部のヒンジパイプの回
動中心に挿通されているので、フレキシブルワイヤーが
引っ掛かったり捩れて破損したり、切断する虞れがな
く、組付作業が容易で経済性に優れ、荷物積載用スペー
ス増大効率を上げることができる。
畳みシートによれば、シートクッションの前端部が車両
床面側との間に設けられたロック機構により車両床面側
にロック状態で取付けられ、前記シートクッションの後
部に枢支部が形成され、前記ロック機構を解除すること
によりシートクッションの後部に設けられた枢支部を中
心に折畳みシートを後方に回動させ、折畳みシートの後
方に形成されたラゲージルームに収納し得るようになさ
れ、前記ロック機構は車両床面に設けられたストライカ
ーに係合されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートク
ッションの後方から操作する操作ノブとを備え、前記リ
クライニング機構は遠隔操作レバーとフレキシブルワイ
ヤーを介して連結され、該フレキシブルワイヤーがシー
トクッションの枢支部に設けられたヒンジパイプに挿通
され、フレキシブルワイヤーの一端がリクライニング機
構の前倒れプレートに連結されているので、フレキシブ
ルワイヤーが枢支部で被覆され、フレキシブルワイヤー
が露出することがなく、外観を向上させることができ、
またフレキシブルワイヤーが枢支部のヒンジパイプの回
動中心に挿通されているので、フレキシブルワイヤーが
引っ掛かったり捩れて破損したり、切断する虞れがな
く、組付作業が容易で経済性に優れ、荷物積載用スペー
ス増大効率を上げることができる。
【００２４】本発明の車両用折畳みシートによれば、遠
隔操作によりシートバックを前傾させることができ、ワ
イヤー等の連結部材が露出することがなく、外観を向上
させることができ、またワイヤー等の連結部材が枢支部
の回動中心に挿通されているので、ワイヤー等の連結部
材が引っ掛かったり捩れて破損したり、切断する虞れが
なく、組付作業が容易で経済性に優れ、荷物積載用スペ
ース増大効率を上げることができる車両用折畳みシート
を得ることができる。
隔操作によりシートバックを前傾させることができ、ワ
イヤー等の連結部材が露出することがなく、外観を向上
させることができ、またワイヤー等の連結部材が枢支部
の回動中心に挿通されているので、ワイヤー等の連結部
材が引っ掛かったり捩れて破損したり、切断する虞れが
なく、組付作業が容易で経済性に優れ、荷物積載用スペ
ース増大効率を上げることができる車両用折畳みシート
を得ることができる。
【図１】本発明に係る車両用折畳みシートのフレーム構
成を示す斜視図。
成を示す斜視図。
【図２】本発明に係る車両用折畳みシートの通常状態の
斜視図。
斜視図。
【図３】本発明に係る車両用折畳みシートのリクライニ
ング機構のロック解除状態の斜視図。
ング機構のロック解除状態の斜視図。
【図４】本発明に係る車両用折畳みシートをラゲージル
ームに収納した状態の斜視図。
ームに収納した状態の斜視図。
１１ 折畳みシート １２ シートクッション １２ａ クッションフレーム １３ シートバック １３ａ バックフレーム １５ リクライニング機構 １７ ベース部材 １８ アーム部材 １９ 前倒れプレート ２０ 車両床面 ２０ａ ラゲージルーム ２１ ロック機構 ２３ ストライカ− ２５ ラッチ爪 ２７ 連結ロッド ２９ 操作ノブ ３１ 枢支部 ３３ サイドブラケット ３５ ヒンジパイプ ４１ 遠隔操作レバー ４３ 連結部材
Claims (3)
- 【請求項１】 シートクッションと、該シートクッショ
ンの後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に
支持されたシートバックとを備える車両用折畳みシート
において、 前記シートクッションの前端部が車両床面側との間に設
けられたロック機構により車両床面側にロック状態で取
付けられ、前記シートクッションの後部に枢支部が形成
され、前記ロック機構を解除することによりシートクッ
ションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳みシート
を後方に回動させることができるようになされ、 前記リクライニング機構は遠隔操作レバーと連結部材を
介して連結され、該連結部材がシートクッションの枢支
部に挿通されていることを特徴とする車両用折畳みシー
ト。 - 【請求項２】 シートクッションと、該シートクッショ
ンの後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に
支持されたシートバックとを備える車両用折畳みシート
において、 前記シートクッションの前端部が車両床面側との間に設
けられたロック機構により車両床面側にロック状態で取
付けられ、前記シートクッションの後部に枢支部が形成
され、前記ロック機構を解除することによりシートクッ
ションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳みシート
を後方に回動させ、折畳みシートの後方に形成されたラ
ゲージルームに収納し得るようになされ、 前記ロック機構は車両床面に設けられたストライカーに
係合されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートクッシ
ョンの後方から操作する操作ノブとを備え、 前記リクライニング機構は遠隔操作レバーと連結部材を
介して連結され、該連結部材がシートクッションの枢支
部に設けられたヒンジパイプに挿通されていることを特
徴とする車両用折畳みシート。 - 【請求項３】 シートクッションと、該シートクッショ
ンの後部にリクライニング機構を介して前後傾動可能に
支持されたシートバックとを備える車両用折畳みシート
において、 前記シートクッションの前端部が車両床面側との間に設
けられたロック機構により車両床面側にロック状態で取
付けられ、前記シートクッションの後部に枢支部が形成
され、前記ロック機構を解除することによりシートクッ
ションの後部に設けられた枢支部を中心に折畳みシート
を後方に回動させ、折畳みシートの後方に形成されたラ
ゲージルームに収納し得るようになされ、 前記ロック機構は車両床面に設けられたストライカーに
係合されるラッチ爪と、該ラッチ爪を前記シートクッシ
ョンの後方から操作する操作ノブとを備え、 前記リクライニング機構は遠隔操作レバーとフレキシブ
ルワイヤーを介して連結され、該フレキシブルワイヤー
がシートクッションの枢支部に設けられたヒンジパイプ
に挿通され、フレキシブルワイヤーの一端がリクライニ
ング機構の前倒れプレートに連結されていることを特徴
とする車両用折畳みシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30981097A JPH11123962A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 車両用折畳みシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30981097A JPH11123962A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 車両用折畳みシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11123962A true JPH11123962A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17997527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30981097A Pending JPH11123962A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 車両用折畳みシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11123962A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114801899A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-07-29 | 浙江极氪智能科技有限公司 | 一种座位数增设装置和具有其的车辆 |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP30981097A patent/JPH11123962A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114801899A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-07-29 | 浙江极氪智能科技有限公司 | 一种座位数增设装置和具有其的车辆 |
| CN114801899B (zh) * | 2022-03-31 | 2023-07-18 | 浙江极氪智能科技有限公司 | 一种座位数增设装置和具有其的车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060829 |