JPH11123793A - 調湿衛生シート - Google Patents

調湿衛生シート

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JPH11123793A
JPH11123793A JP30926197A JP30926197A JPH11123793A JP H11123793 A JPH11123793 A JP H11123793A JP 30926197 A JP30926197 A JP 30926197A JP 30926197 A JP30926197 A JP 30926197A JP H11123793 A JPH11123793 A JP H11123793A
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JP
Japan
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zeolite
sheet
moisture
plastic
absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP30926197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kasuga
憲一 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHIN RUBBER KK
Original Assignee
KOSHIN RUBBER KK
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Publication date
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸放湿作用、抗菌防カビ性、脱臭性を有し、
しかも難燃性に優れた衛生的で安全なプラスチックを提
供する。 【解決手段】 プラスチック製シートにおいて本体の全
面又は一部にゼオライトを200〜500部の範囲で配
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック製シー
トに吸放湿性、抗菌防カビ性及び脱臭性を付与した機能
性シートに関するもので、室内の空気や悪臭が原因とな
るような様々な不快要素を取り除き、快適な生活空間を
提供する利用価値の大きいシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製シートはその優れた耐久
性や取り扱いの簡便さのため多方面に応用されている。
たとえば屋上ルーフィング、遮水シート、テント生地等
様々であるが、最近では室内の装飾用としても普及し始
めている。しかし、その良好な密室性ゆえに冬季間の室
内外の温度差又は梅雨時などは室内に湿気が充満し、結
露等の現象を引き起こし、さらにはそのことがカビの発
生を助長するなど大きな欠点ともなっていた。
【0003】これを改善するためにポリビニルアルコー
ルなどの吸水性樹脂等をプラスチックへ配合することが
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし吸水樹脂は湿気
の吸収とともに体積膨張してシート表面から飛び出して
きたり、一度湿気を吸収して膨潤したものは今度はなか
なかその湿気を放出せず、シート表面のヌメリ感がいつ
までも続いていた。
【0005】さらにシート内に練り込むため、表面に露
出した表皮層だけの効果であり、内部に閉じこめられた
樹脂は全く役に立っていなかった。
【0006】本発明はこのような欠点を解決した吸放湿
性シートを提供するものである。
【0007】ゼオライトはそのままで非常に強い吸放湿
作用があるが、これを配合したプラスチックもこの性能
を発現することに着目し、種々検討した結果本発明をす
るに至ったものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】プラスチックシートに吸
放湿性の材料であるゼオライトを200〜500部配合
して湿気を吸収、放出するものである。
【0009】又、このゼオライトを配合したものは吸放
湿性とは別の効果として、現在大きな問題となっている
ホルマリンガス、排気ガス中に多く含まれる窒素酸化物
や硫黄酸化物、生活臭の中でも特に悪臭とされるアンモ
ニアガスや硫化水素ガス、タバコ臭の中で大きな割合を
占めるアセトアルデヒドガス、酢酸ガスを吸着脱臭する
作用のあることが試験の結果判明した。すなわち家屋内
等の壁面にセットすれば湿気を吸収することによって結
露等を防止し、又脱臭す作用によってアレルギー等を防
ぐなど衛生的で快適な居住空間を提供できるものであ
る。
【00010】この場合表面積が大きいほど効果に即効
性があるため、シート表面に溝を彫ったりして意匠をつ
ければ効果がさらに大きくなり、さらに外観の向上に役
立つことはいうまでもない。
【00011】又、このゼオライトに代えて銀ゼオライ
ト又は銅ゼオライト等金属イオンを担持したゼオライト
を用いれば、吸放湿及び脱臭機能の他に抗菌防カビ作用
を併せ持つ衛生的なシートとなる。
【00012】又、銀ゼオライト、銅ゼオライト等を用
いる代わりにゼオライトを配合したものに市販の抗菌防
カビ剤を添加することにより、銀ゼオライト等と同様の
抗菌防カビ効果を持つシートが得られる。
【00013】
【作用】本発明のシートはその内部に吸放湿性の高いゼ
オライトを配合してあるため、家屋内等の多湿を避けた
い場所の壁面などに設置すれば、室内から発生する湿気
を吸い取るため壁面等の結露を防止し、さらには低湿度
になると吸湿した湿気を放湿して常に一定の湿度を保つ
ように働く調湿作用があるため、常に快適湿度を保つこ
とになり、その効果も半永久的に続く。
【00014】又、吸湿する事により、家屋内等のカー
ペットや畳等の水分も減少し、カビの発生を防止し、さ
らにはそれをエサとして繁殖するコナダニ類等のダニの
増殖を抑えることにより、アレルギー性疾患の防止にも
なる。
【00015】さらに生活臭といわれる人体からの臭い
と食物、家具等から放出される臭気で特に悪臭とされる
アンモニアやアレルゲンとなるホルマリン臭、さらに外
気から屋内に侵入してくる排気ガス中に多量に含まれる
窒素酸化物を吸着脱臭するため快適な居住空間を実現で
きる。
【00016】さらに銀ゼオライトや銅ゼオライト等を
使用したり、前述の抗菌防カビ剤を添加すれば雑菌やカ
ビの発生しないさらに衛生的な環境を実現できるシート
であり、難燃剤の配合によりさらに安全なものにでき
る。
【00017】
【発明の実施の形態】図面は本発明に係わる調湿衛生シ
ートの一実施例を示し、図1はゼオライトを200〜5
00部配合した単一素材シート、図2は他素材との積層
で、1はゼオライトを200〜500部配合したシー
ト、2は基布、3は他素材のシートであり、図3は図2
の断面図、図4は凹凸意匠をほどこした単一素材シー
ト、図5はその断面図である。
【00018】このシートの材質となるプラスチックは
熱可塑性のもので、熱可塑性プラスチックとしてはポリ
塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、アクリル、ポリビニルブチラート、ポリビニルア
ルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルホルマール、ポ
リ塩化ビニリデン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポウ
レタン、フッ素樹脂、セルロース系樹脂、ナイロン等で
ありゼオライトを200〜500部配合し成形できるも
のであれば材質の違いは問わず効果があるが、分子量1
000以上のポリエステル系の重合型可塑剤を可塑剤総
量の50%以上としたポリ塩化ビニル配合が望ましい。
【00019】ポリ塩化ビニルは加工操作が容易であ
り、可塑剤の配合量により硬度も自由に調節でき、さら
に安定剤、紫外線吸収剤、着色剤等の薬品の使用により
耐候性に優れた全くの透明も自由な着色も可能である
し、自己消火性も有しているなどの特徴がある。
【00020】しかし、このポリ塩化ビニルシートに吸
湿性を持たせるためには、低分子量の可塑剤が多いとゼ
オライト結晶の微細孔を覆ってしまうため性能を発揮で
きず、従って分子量1000以上の重合型可塑剤の割合
を多くしなければならない。
【00021】又、図2の積層シートの場合は全部の層
でも良いが、内層となるべき層にのみゼオライトを配合
しても差し支えない。
【00022】ゼオライト配合量を限定したのは、吸放
湿量が配合量に大きく影響され200部以下では吸放湿
性能が実用上弱くなり、500部以上であれば配合した
プラスチックの物理的強度が弱くなり、又成形時の粘度
が高くなり成形性が悪くなることから実用的でなくなる
ためである。好ましくは300〜400部の範囲であれ
ば吸放湿性能と物理強度及び成形性のバランスが良くな
る。
【00023】又、前記銀ゼオライトや銅ゼオライト等
の金属イオン担持ゼオライトは使用せずゼオライトをそ
のまま使用し、これに抗菌防カビ剤である2.3.5.
6−テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジ
ン、N.N−ジメチル−(N’−フルオロジクロロメチ
ルチオ)−N’−フェニルスルファミド、2−(4−チ
アゾリル)−ベンヅイミダゾール、10.10’−オキ
シビスファノキシアルシン、2−ジカルボキシイミド、
2.3.5.6−テトナクロロ−1.3−イソフタロニ
トリル、N−フルオロジクロロメチルチオフタルイミ
ド、N−(トリクロロメチルチオ)−4−ジクロヘキセ
ン−1及びテトラメチルチウラムジサルファイドのうち
1種類以上適宣添加すれば、強力な抗菌防カビ性能を併
せ持つシートが得られるが、抗菌防カビ剤はここに記し
たものに限定されるものではない。
【00024】さらに難燃剤である三酸化アンチモン、
五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ、水酸化アルミ
ニウム、ほう酸亜鉛、トリス(クロロエチル)ホスフェ
ート、トリス(モノクロロプロピル)ホスフェート等を
配合する事により耐火、耐炎性に優れた安全なシートが
得られる。
【00025】次に製造例及び試験結果を示す。
【00026】製造例1 表1に示すポリ塩化ビニル配合物をカレンダー成形で圧
延し、図1のシートを得た。このシートを所定のサイズ
に切り取り、密閉できる立方体のケースの内壁に取り付
け、ケース中央に水の入った容器を置き、密閉して5時
間の容器内湿度変化をセンサーを用いて測定し、湿度上
昇の変化を比較例1−1と対比した。
【00027】さらにその後、低分子量の可塑剤DOP
(分子量391)を用いた配合を比較例1−2とし、同
様の測定を行い実施例1、比較例1−1と比較した。
【00028】又、悪臭の吸着脱臭に関してはアンモニ
アガスとホルマリンガスを用い、テドラーバッグ法(試
料サイズ:10×10cm、容量:1000cc、試験
時間:2時間、測定器具:ガス検知管、ブランクガス濃
度は2時間後でアンモニアが1000ppm、ホルマリ
ンが50ppm)にて行った。
【00029】その結果表1、表2に示すごとく比較例
1−1に比べ大きな吸湿力、アンモニア、ホルマリン脱
臭能を持つシートである事が分かった。
【00030】又、分子量の大きいポリエステル系可塑
剤に代えて低分子量の可塑剤DOPを使用した比較例1
−2においては、ゼオライトの吸湿能力が低く大きな効
果は得られないことが分かった。
【00031】
【表1】
【00032】
【表2】
【00033】製造例2 表3に示すポリ塩化ビニル配合物をカレンダーで成形
し、あらかじめ接着処理した基布(ナイロンタフタ)と
基布を中心に反対側にゼオライト無添加のポリ塩化ビニ
ル配合物をカレンダーで成形したシートをラミネーター
で圧着し、図2のような積層シートを得た。
【00034】これについて実施例1と同様の吸湿試
験、抗菌防カビ試験そして難燃性の試験を行った。
【00035】抗菌防カビ試験の方法はハロー法、供試
菌は抗菌試験については黄色ブドウ球菌、防カビ試験に
ついては青カビを用いた。その結果表3、表4に見られ
るように吸湿性並びに抗菌防カビ性、さらには難燃性に
優れたシートであった。
【00036】
【表3】
【00037】
【表4】
【00038】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるから、
吸湿作用、抗菌防カビ作用及び脱臭性があり難燃性も併
せ持つ、安全で衛生的なプラスチック製シートを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一素材シートの概略図
【図2】積層シートの概略図
【図3】積層シートの断面拡大図
【図4】意匠シートの概略図
【図5】意匠シートの断面拡大図
【符号の説明】 1 ゼオライト配合シート 2 基布 3 ゼオライト無添加シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単体又は他素材とのプラスチック混合物
    を成形した単層又は積層したプラスチックシートにおい
    て、全面又は一部にゼオライトが200〜500部の範
    囲で配合された特徴とする調湿衛生シート。
  2. 【請求項2】 単体又は他素材とのプラスチック混合物
    を成形した単層又は積層したプラスチックシートにおい
    て、全面又は一部に銀ゼオライトや銅ゼオライト等金属
    イオンを担持したゼオライトを、単独又は混合物として
    200〜500部配合したことを特徴とする調湿衛生シ
    ート。
  3. 【請求項3】 表層の全面又は一部に意匠を設けた請求
    項1又は請求項2の調湿衛生シート。
  4. 【請求項4】 プラスチック混合物に2.3.5.6−
    テトラクロロ−4−(メチルスルフォニル)ピリジン、
    N.N−ジメチル−(N’−フルオロジクロロメチルチ
    オ)−N’−フェニルスルファミド、2−(4−チアゾ
    リル)−ベンヅイミダゾール、10.10’−オキシビ
    スフェノキシアルシン、2−ジカルボキシイミド、2.
    3.5.6−テトラクロロ−1.3−イソフタロニトリ
    ル、N−フルオロジクロロメチルチオフタルイミド、N
    −(トリクロロメチルチオ)−4−ジクロヘキセン−1
    及びテトラメチルチウラムジサルファイド等のうち1種
    類以上の抗菌防カビ剤を配合した請求項1又は請求項2
    の調湿衛生シート。
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