JPH11123623A - 自動車用フレームの穴明け装置 - Google Patents

自動車用フレームの穴明け装置

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JPH11123623A
JPH11123623A JP28996197A JP28996197A JPH11123623A JP H11123623 A JPH11123623 A JP H11123623A JP 28996197 A JP28996197 A JP 28996197A JP 28996197 A JP28996197 A JP 28996197A JP H11123623 A JPH11123623 A JP H11123623A
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JP
Japan
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drill tool
drill
hole
drilling
air
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JP28996197A
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English (en)
Inventor
Takashi Kuwata
尚 桑田
Yukitaka Nishimoto
幸貴 西本
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Press Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Press Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形済みのシャシフレームについて、金型で
明けることができなかった穴を低コストで加工でき、し
かもモデルチェンジや設計変更に因る穴位置または穴径
の変更に対応できる自動車用フレームの穴明け装置を提
供する。 【解決手段】 所定形状に成形された後の自動車用フレ
ーム2に小穴76を穿つヨークパンチ31と、上記小穴
76を所定径にまで拡径するドリルツール32とを備え
て構成されている。ヨークパンチ31がその能力に応じ
た小穴76を穿ち、その小穴76をドリルツール32に
よるドリル加工の下穴としているので、ヨークパンチ3
1の能力を超えた厚板のワーク2に対しても、ヨークパ
ンチ31を交換することなく即ち低コストで穴明け加工
できる。また、既に明けられた下穴76に対してドリル
加工を行うため、無垢のワーク2にドリルで穴を明ける
のと比較して高速で穴加工できると共に、ドリル刃具5
5の負荷が減ってドリル刃具55の使用可能回数(寿
命)が延びる。また、下穴76が明いているのでドリル
刃先の放熱効果が高まってドリルの寿命が長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少量多品種生産に
対して低コストで穴明け加工できる自動車用フレームの
穴明け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用(特に中大型車用)のシャシフ
レーム(特にサイドメンバ等)には、様々なサイズの多
くの穴が穿たれている。各穴は、車型ごとに穴の位置お
よび穴径が異なっている。また、一つの車型ごとの生産
台数が少ないことが多い。従って、全ての穴を金型で穴
加工しようとすると、各車型ごとに異なった金型が必要
となり、投資コストが増大する。
【0003】そこで、従来、広範囲の車型に対して共通
の穴のみを金型で加工するか、生産台数の比較的多い車
型のみに限定してピアス金型を製作して穴加工を行い、
これら金型で明けることができなかった穴を、シャシフ
レームの成形後にNCピアス装置、ヨークパンチまたは
穴明け治具を用いたドリル加工等によって形成するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、NCピアス装
置は、投資コストが高く且つ大きな設置スペースを必要
とする。また、ヨークパンチは、厚板のワーク(シャシ
フレーム)の場合にはそのヨークの撓みに因って明けら
れる穴径に限界がある上、穴サイズを変更するにはパン
チとスナップを交換するか穴サイズごとに異なったヨー
クパンチを準備する必要がある。また、穴明け治具を用
いたドリル穴明け工法では、車型ごとに異なった穴明け
治具を製作する必要がある上、加工時間が長く、しかも
螺旋状に長く連続した切粉が発生するため、その処理に
手間がかかる。
【0005】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、成形済みのシャシフレームについて、金型で明
けることができなかった穴を低コストで加工でき、しか
もモデルチェンジや設計変更に因る穴位置または穴径の
変更に対応できる自動車用フレームの穴明け装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係る自動車用フレームの穴明け装置は、所定形状
に成形された後の自動車用フレームに小穴を穿つヨーク
パンチと、上記小穴を所定径にまで拡径するドリルツー
ルとを備えて構成されている。
【0007】本発明によれば、ヨークパンチがその能力
に応じた小穴を穿ち、その小穴をドリルツールによるド
リル加工の下穴としているので、ヨークパンチの能力を
超えた厚板のワークに対しても、ヨークパンチを交換す
ることなく即ち低コストで穴明け加工できる。また、既
に明けられた下穴に対してドリル加工を行うため、無垢
のワークにドリルで穴を明けるのと比較して高速で穴加
工できると共に、ドリル刃具の負荷が減ってドリル刃具
の使用可能回数(寿命)が延びる。また、下穴が明いて
いるのでドリル刃先の放熱効果が高まってドリルの寿命
が長くなる。
【0008】上記ヨークパンチが、ロボットアームの先
端部に取り付けられ、上記ドリルツールが、別のロボッ
トアームの先端部に取り付けられていてもよい。これに
よれば、ドリルツール側のロボットアームの教示点デー
タに、ヨークパンチ側のロボットアームの教示点データ
を用いることにより、教示時間を短縮できる。また、ロ
ボットアームを用いているので、教示点データを変更す
ることにより、モデルチェンジ等に因る穴位置の変更に
容易に対応できる。
【0009】上記ドリルツールが、使用するドリル刃具
を交換することによってドリル径を変更するドリル径変
更機構を備えていてもよい。これによれば、ヨークパン
チによって穿たれた小穴を下穴としてドリル加工する際
に、ドリル径変更機構によって使用するドリル刃具を交
換することで様々な径の穴を加工でき、穴の箇所に応じ
て異なった穴径を加工できることは勿論、モデルチェン
ジ等に因る穴径の変更にも容易に対応できる。
【0010】上記ドリルツールが、ドリルの軸方向と直
交方向への移動を許容するフローティング支持機構を介
してロボットアームの先端部に取り付けられていてもよ
い。これによれば、ヨークパンチで穿たれた小穴の穴径
内にドリルツールのドリル刃具の先端円錐部の中心が位
置していれば、以降ドリルツールを軸方向前方に押し出
すことにより、ドリルツールが軸方向と直交方向に移動
して自動的に調芯される。よって、ドリルツール側のロ
ボットアームの教示を多少ラフに行うことができ、教示
時間が短縮できる。
【0011】上記ロボットアームが、切削中のドリルツ
ールのドリルの刃先に微小な軸方向の振動を誘起すべ
く、比較的剛性の低い多関節型ロボットアームであって
もよい。これによれば、ドリルツールの支持剛性の低さ
に起因して、ヨークパンチで穿たれた小穴を切削中のド
リルツールのドリルの刃先に、ステップフィード加工に
近い細かな軸方向の振動が生じる。このため、発生する
切粉の形状が安定して微細な粉状となる。よって、切粉
の後処理が容易になる。
【0012】上記ロボットアームの先端部に、ドリルツ
ールをドリルの軸方向に移動させるためのアクチュエー
タとしてエアシリンダを設けてもよい。これによれば、
ドリルツールを軸方向に移動させるアクチュエータ(エ
アシリンダ)の作動流体に、オイルのような非圧縮性流
体ではなく圧縮性流体であるエアを用いているので、前
述の軸方向の細かな振動が発生しやすくなる。
【0013】上記エアシリンダに、定圧エア供給機構を
接続し、上記ドリルツールの駆動源に、定トルクモータ
を用いてもよい。これによれば、ヨークパンチで穿たれ
た小穴をドリルツールでドリル加工する際、その掘削回
転トルクが一定となると共に掘削軸送り力が一定となる
ので、加工穴に無理な力が加わることはなく、加工面が
良好となる。
【0014】上記定圧エア供給機構に、ドリルツールの
姿勢に応じて設定エア圧を変更する設定エア圧切換機構
を設けてもよい。これによれば、ドリルツールが水平姿
勢か垂直姿勢かによってエアシリンダに加わるドリルツ
ールの荷重(自重)が異なるが、ドリルツールの姿勢に
応じてエアシリンダへの供給エア圧を変更することによ
り、ドリルツールの姿勢に拘らずドリルの軸方向の送り
力を一定にできる。
【0015】上記フローティング支持機構に、ドリルツ
ールをフローティングのセンター位置でロックするため
の固定手段を設けてもよい。これによれば、ドリルツー
ルをロックすれば、ロボットの教示作業を安定して行う
ことができると共に、下穴のない無垢のワークに対して
も穴明けが可能となる。
【0016】上記フローティング支持機構が、ドリルツ
ールをフローティング支持するための複数のエアシリン
ダを有し、該エアシリンダに、ドリルツールの姿勢に応
じて各エアシリンダのエア圧を調整してバランス調整を
行うエア圧調整手段を接続してもよい。これによれば、
ドリルツールが水平姿勢か垂直姿勢かによって各エアシ
リンダに加わるドリルツールの荷重(自重)が異なる
が、ドリルツールの姿勢に応じて各エアシリンダへの供
給エア圧を変更することにより、ドリルツールの姿勢に
拘らず常にニュートラルなフローティング状態が可能と
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】図1(a) は本実施形態に係る自動車用フレ
ームの穴明け装置1の平面図、図1(b) は側面図、図1
(c) は正面図である。上記穴明け装置1によって穴が明
けられるフレームは、図2に示すシャシフレームのサイ
ドメンバ2である。サイドメンバ2は、断面コ字状に形
成された長尺材からなり、ウェブ部3とフランジ部4、
4とから構成されている。
【0019】サイドメンバ2は、図1に示すワーク位置
決め治具5に把持される。ワーク位置決め治具5は、床
面6上に設置された架台部7と、架台部7に設けられワ
ークとしてのサイドメンバ2が載置される載台部8と、
載台部8上のサイドメンバ2を上方から押さえる把持部
9とを有している。載台部8および把持部9は、サイド
メンバ2の長手方向に所定間隔を隔てて複数配置されて
いる。
【0020】各把持部9は、図3に示すように、左右一
対のアーム10、10を有している。各アーム10は、
略U字状に屈曲成形されており、中間部の支点11が載
台部8に枢支されており、一端部の力点12がシリンダ
13に枢着されており、他端部の作用点14がサイドメ
ンバ2を上方から押さえるようになっている。シリンダ
13は、一端が上記力点12に枢着され、他端が載台部
8に枢着されている。この構成によれば、シリンダ13
を伸縮することにより、アーム10が回動し、載台部8
上のサイドメンバ2が把持・解放される。
【0021】載台部8は、図3のように、サイドメンバ
2を上に凹状になるようにして支持する載せ部15を有
している。かかる載せ部15を有する載台部8は、サイ
ドメンバ2の長手方向に沿って樋状に連続して形成され
ているわけではなく、所定間隔を隔てて図1(a),(b) に
示す把持部9の位置に複数配置されている。これは、各
載台部8、8、…同士の間の露出しているサイドメンバ
ー2を、図10および図11に示すようにヨークパンチ
31やドリルツール32によって穴加工するためであ
る。また、載せ部15上のサイドメンバ2は、図4に示
すように、フランジ部4の内側が引寄シリンダ16aに
よって基準ブロック16bに押し付けられ、幅方向の位
置決めがなされる。
【0022】かかるワーク位置決め治具5の脇には、図
1に示すように、穴明け装置1が配置されている。穴明
け装置1は、床面6上に設置された架台部17を有して
いる。架台部17は、ワーク位置決め治具5によって位
置決めされたサイドメンバ2の長手方向に沿って配置さ
れており、その上部にヨークパンチロボット18と、ド
リルツールロボット19とが設けられている。各ロボッ
ト18、19は、架台部17に形成されたガイド20に
沿ってサイドメンバ2の長手方向に自在に移動する基部
21を有している。基部21には、旋回台22が旋回自
在に設けられ、旋回台22には、多関節ロボットアーム
23が設けられている。
【0023】図5にドリルツールロボット19を、図6
にヨークパンチロボット18を示す。図示するように、
各ロボット18、19の各多関節ロボットアーム23、
23は、旋回台22に対して第1支点24を中心に回動
する第1アーム25と、第1アーム25に対して第2支
点26を中心に回動する第2アーム27と、第2アーム
27に対して第3支点28を中心に回動する第3アーム
29と、第2アーム27に設けられた伸縮回転機構30
とをそれぞれ有している。各第3アーム29には、それ
ぞれヨークパンチ31とドリルツール32とが取り付け
られている。
【0024】ヨークパンチ31は、図6に示すように、
C字型に形成されたヨーク33と、その上部に取り付け
られた油圧パンチ34と、それに対向して取り付けられ
た受台35とを有しており、上記サイドメンバ2にドリ
ル加工の下穴としての小穴76を穿つものである(図1
0、図11参照)。油圧パンチ34には、油圧モータ3
6で生成された油圧がホース37を介して供給されるよ
うになっている。受台35には、パンチによって生じた
ワークの滓を吸引除去する吸引ホース38が取り付けら
れている。吸引ホース38は、集塵タンク39に接続さ
れており、モータ40によって吸引力が加わるようにな
っている。
【0025】図5に示すドリルツール32は、ヨークパ
ンチ31によって穿たれた小穴を下穴としてそれを所定
径にまで拡径するものであり、一定トルク型のインバー
タモータ41を駆動源としている。ドリルツール32
は、図7に示すように、支持ブラケット42に取り付け
られている。支持ブラケット42は、ロボットアーム2
3の第3アーム28の先端部に、ドリルの軸方向に移動
自在に取り付けられている。すなわち、第3アーム28
の先端部の基部43には、ドリルの軸方向に延出された
ガイドロッド44が設けられており、そのガイドロッド
44には、支持ブラケット42が挿通されている。
【0026】基部43には、支持ブラケット42をガイ
ドロッド44に沿って移動させるアクチュエータとして
エアシリンダ45が設けられている。エアシリンダ45
には、エア配管46を介して定圧エア供給機構47が接
続されている。定圧エア供給機構47は、エアを貯蔵す
るアキュームレータタンク48と、そこにエア供給する
エアポンプ49とを有している。アキュームレータタン
ク48には、リリーフ弁50と圧力センサ51とが設け
られてる。リリーフ弁50と圧力センサ51とは、制御
部52に接続されており、圧力が予め定められた設定圧
力以上になるとリリーフ弁50が開かれ、さもなければ
閉じられるようになっている。なお、定圧エア供給機構
47は上記機構に限られず、エアシリンダ45に予め定
められた一定のエア圧を供給できる構成であればよく、
公知の様々な構成が適用可能である。
【0027】上記制御部52には、ドリルツール32の
姿勢(垂直姿勢や水平姿勢)に応じて設定エア圧を変更
する設定エア圧切換機構53が設けられている。ドリル
ツール32の姿勢によってエアシリンダ45に加わるド
リルツール32の荷重(自重)が変化するからである。
上記エア配管46には、開閉弁54が設けられ、図示し
ない制御部によって適宜開閉されるようになっている。
また、基部43と支持ブラケット42との間には、ドリ
ルツール32を引き戻すリターンバネ54が設けられて
いる。なお、リターンバネ54を用いず、引き戻し側も
エアシリンダ45で行ってもよいことは勿論である。
【0028】上記ドリルツール32には、使用するドリ
ル刃具55を交換することによってドリル径を変更する
ドリル径変更機構56が備えられている。このドリル径
変更機構56は、図7に示すようにドリル刃具55をド
リル本体57から着脱自在とする着脱機構58と、図1
(b) に示すように複数種類のドリル径のドリル刃具55
が収容されたドリル収容部59とを有しており、次のよ
うに作動する。すなわち、多関節ロボットアーム23を
作動させてドリルツール32の現在のドリル刃具55を
ドリル収容部59の空き部分に挿入してそのドリル刃具
55を取り外し、代わりにドリル収容部59に収容され
た新たに使用するドリル刃具55にアーム23を作動さ
せて付け替えるのである。かかる動作は全て自動で行わ
れる。
【0029】上記ドリルツール32は、図8に示すよう
に、断面が略正方形状に形成されており、上記支持ブラ
ケット42は、上記ドリルツール32を囲繞するように
略八角形状に形成された中空体からなっている。支持ブ
ラケット42には、ドリルツール32をドリルの軸方向
と直交方向へ移動自在に支持するフローティング支持機
構60が設けられている。フローティング支持機構60
は、一端が支持ブラケット42に取り付けられ、他端が
ドリルツール32の取付台61に取り付けられた複数の
エアシリンダ62、63から構成されており、ドリルツ
ール32がその軸方向と直交方向へ移動自在することを
許容するが、ドリルツール32がその軸方向へ移動する
ことは規制する。
【0030】エアシリンダ62、63は、中央のバラン
ス用シリンダ62とその両側のロック用シリンダ63、
63とが3個一組となって、シリンダユニット80を構
成している。これら3個一組のシリンダユニット80
は、断面略正方形状のドリルツール32の各辺に、90
度間隔で放射状に配置されている。
【0031】バランス用シリンダ62には、ドリルツー
ル32の姿勢に応じて各シリンダ62、62、…のエア
圧を調整してバランス調整を行うエア圧調整手段64が
接続されている。エア圧調整手段64は、エアを貯蔵す
るアキュームレータタンク65と、そこにエア供給する
エアポンプ66と、アキュームレータタンク65から各
シリンダ62、62、…にエアを供給するエア配管67
と、エア配管67に設けられた開閉弁68とを有してい
る。アキュームレータタンク65内のエア圧は、圧力セ
ンサ69で検出された圧力を予め設定された所定の圧力
にするように制御部70がリリーフ弁71を開閉するこ
とで、所定の一定値に保たれる。なお、エア圧調整手段
64は上記機構に限られず、各シリンダ62、62、…
に所定のエア圧を選択的に供給できる構成であればよ
く、公知の様々な構成が適用可能である。
【0032】上記開閉弁68は、ドリルツール32の姿
勢に応じて制御部74によってそれぞれ独立に開閉さ
れ、アキュームレータタンク65とシリンダ62とを連
通する開状態と、シリンダ62内を大気開放とする閉状
態とに選択的に作動される。これによれば、ドリルツー
ル32が水平姿勢か垂直姿勢かによって各エアシリンダ
62、62、…に加わるドリルツール32の荷重(自
重)が異なるが、ドリルツール32の姿勢に応じて各エ
アシリンダ62、62、…への供給エア圧を変更するこ
とにより、ドリルツール32の姿勢に拘らず常にニュー
トラルなフローティング状態が可能となる。たとえば、
図8の状態では、上部のシリンダ62と左右のシリンダ
62、62には開閉弁68を閉じてエアを供給せず、下
部のシリンダ62の開閉弁68のみを開いてドリルツー
ル32の自重を打ち消すエア圧を供給することにより、
ドリルツール32をニュートラルなセンター位置でのフ
ローティング状態に支持できる。
【0033】また、上記ロック用シリンダ63、63、
…にもエア配管72を介して開閉弁73がそれぞれ設け
られている。これら開閉弁73は、制御部74によって
適宜開閉される。開閉弁73が開かれればシリンダ62
内が大気に開放され、開閉弁73が閉じられればシリン
ダ63内が閉塞される。開閉弁73は、通常開いており
ドリルツール32の自由な移動を許容するが、ドリルツ
ール32をロックするときには閉じられる。すなわち、
ロック用シリンダ63とエア配管72と開閉弁73と
が、固定手段75を構成する。かかる固定手段75によ
れば、ドリルツール32をフローティングのセンター位
置でロックすることが可能である。
【0034】以上の構成からなる本実施形態の作用を述
べる。
【0035】本実施形態に係る自動車用フレームの穴明
け装置は、所定形状に成形された後のサイドメンバ2に
小穴を穿つヨークパンチ31と、その小穴を所定径にま
で拡径するドリルツール32とを備えているので、ヨー
クパンチ31がその能力に応じた小穴を穿ち、その小穴
をドリルツール32によるドリル加工の下穴とすること
により、ヨークパンチ31の能力を超えた厚板のワーク
(サイドメンバ2)に対しても、ヨークパンチ31を交
換することなく即ち低コストで穴明け加工できる。すな
わち、重量が重く高価なヨークパンチ31を複数種類容
易してツールチェンジする必要がない。
【0036】たとえば、ワーク位置決め治具5に位置決
め固定されたサイドメンバ2のフランジ部4に穴加工す
るときには、先ず図10(a) に示すようにヨークパンチ
31側の多関節ロボットアーム23を作動させてヨーク
パンチ31でフランジ部4を挟むようにしてパンチによ
って小穴76を穿ち、次に図11(a) に示すようにドリ
ルツール32側の多関節ロボットアームを作動させてド
リルツール32のドリル刃具55で上記小穴76を所定
の穴径にまで拡径する。なお、図10(b),図11(b)
は、同様にサイドメンバ2のウェブ部3に穴加工すると
きの説明図である。
【0037】また、既に明けられた下穴76に対してド
リル加工を行うため、無垢のワーク(サイドメンバ2)
にドリルで穴を明けるのと比較して高速で穴加工できる
と共に、ドリル刃具55の負荷が減ってドリル刃具55
の使用可能回数(寿命)が延びる。また、下穴76が明
いているのでドリル刃具55のドリル刃先の放熱効果が
高まって、無垢のワーク(サイドメンバ2)にドリルで
穴を明けるのと比較してドリルの寿命が長くなる。
【0038】また、図5および図6に示すように、上記
ヨークパンチ31が、ロボットアーム23の先端部に取
り付けられ、上記ドリルツール32が、別のロボットア
ーム23の先端部に取り付けられているので、ドリルツ
ール32側のロボットアーム23の教示点データに、ヨ
ークパンチ31側のロボットアーム23の教示点データ
を用いることができ、教示時間を短縮できる。また、ロ
ボットアーム23を用いているので、教示点データを変
更することにより、車型のモデルチェンジ等に因るサイ
ドメンバ2の穴位置の変更にも容易に対応できる。
【0039】また、図7および図1(b) に示すように、
上記ドリルツール32が、使用するドリル刃具55を交
換することによってドリル径を変更するドリル径変更機
構56を備えているので、ヨークパンチ31によって穿
たれた小穴76を下穴としてドリル加工する際に、ドリ
ル径変更機構56によって使用するドリル刃具55を交
換することで様々な径の穴を加工できる。よって、穴の
箇所に応じて異なった穴径を加工できることは勿論、モ
デルチェンジ等に因る穴径の変更にも容易に対応でき
る。ここで、ドリル刃具55は、ヨークパンチ31と比
べれば軽量であり、安価である。よって、ヨークパンチ
31を交換するよりも、ドリル刃具55を交換する方
が、ハンドリング的にもコスト的にも有利である。
【0040】また、図8に示すように、上記ドリルツー
ル32が、ドリルの軸方向と直交方向への移動を許容す
るフローティング支持機構60を介してロボットアーム
23の先端部に取り付けられているので、ヨークパンチ
31で穿たれた小穴76の穴径内にドリルツール32の
ドリル刃具55の先端円錐部77の中心が位置していれ
ば、以降ドリルツール32をエアシリンダ45によって
軸方向前方に押し出すことにより、ドリルツール32が
軸方向と直交方向に移動して自動的に調芯される。よっ
て、ドリルツール32側のロボットアーム23の教示を
多少ラフに行うことができ、教示時間が短縮できる。
【0041】また、図5に示すように、上記ロボットア
ーム23が、切削中のドリルツール32のドリル刃具5
5の刃先に微小な軸方向の振動を誘起すべく、比較的剛
性の低い多関節型ロボットアーム23からなっているの
で、ドリルツール32の支持剛性の低さに起因して、ヨ
ークパンチ31で穿たれた小穴76を切削中のドリルツ
ール32のドリル刃具55の刃先に、ステップフィード
加工に近い細かな軸方向の振動が生じる。このため、発
生する切粉の形状が安定して微細な粉状となる。すなわ
ち、螺旋状に連続した切粉にならない。よって、切粉の
後処理が容易になる。
【0042】また、図7に示すように、上記ロボットア
ーム23の先端部に、ドリルツール32をドリルの軸方
向に移動させるためのアクチュエータとしてエアシリン
ダ45を設けたので、ドリルツール32を軸方向に移動
させるアクチュエータ(エアシリンダ32)の作動流体
に、オイルのような非圧縮性流体ではなく圧縮性流体で
あるエアが用いられることになり、前述の軸方向の細か
な振動が発生しやすくなる。すなわち、ドリルツール3
2の刃先が細かな軸方向の振動をする度に、エアシリン
ダ45内のエアが細かく圧縮されることになる。
【0043】また、上記エアシリンダ45に、定圧エア
供給機構47を接続し、上記ドリルツール32の駆動源
に、定トルクモータ41を用いているので、ヨークパン
チ31で穿たれた小穴76をドリルツール32でドリル
加工する際、その掘削回転トルクが一定となると共に掘
削軸送り力が一定となる。よって、加工穴に無理な力が
加わることはなく、加工面が良好となる。
【0044】また、上記定圧エア供給機構47に、ドリ
ルツール32の姿勢に応じて設定エア圧を変更する設定
エア圧切換機構53を設けているので、ドリルツール3
2が水平姿勢か垂直姿勢かによってエアシリンダ45に
加わるドリルツール32の荷重(自重)が異なるが、ド
リルツール32の姿勢に応じてエアシリンダ45への供
給エア圧を変更することにより、ドリルツール32の姿
勢に拘らずドリルの軸方向の送り力を一定にできる。
【0045】例えば、ドリルツール32が水平状態のと
きにはドリルツール32の自重はエアシリンダ45に加
わらないが、ドリルツール32が垂直状態下向きのとき
にはドリルツール32の自重がエアシリンダ45を伸ば
すように加わり、ドリルツール32が垂直状態上向きの
ときにはドリルツール32の自重がエアシリンダ45を
縮めるように加わる。よって、かかるドリルツール32
の姿勢変化に拘らず、ドリルの軸方向の送り力を一定に
するように、エアシリンダ45への供給エア圧を変更す
るのである。
【0046】また、図8に示すように、上記フローティ
ング支持機構60に、ドリルツール32をフローティン
グのセンター位置でロックするための固定手段75を設
けているので、ドリルツール32をロックすれば、ロボ
ット19の教示作業を安定して正確に行うことができる
と共に、無垢のワーク(サイドメンバ2)に対しても穴
明けが可能となる。なお、固定手段75は、本実施形態
のようにシリンダ62内のエアを閉塞するのみならず、
ドリルツール32を支持ブラケット42に係止するピン
と孔とによって構成してもよい。
【0047】また、上記フローティング支持機構60
が、ドリルツール32をフローティング支持するための
複数のエアシリンダ62を有し、それらエアシリンダ6
2に、ドリルツール32の姿勢に応じて各エアシリンダ
62のエア圧を調整してバランス調整を行うエア圧調整
手段64を接続しているので、ドリルツール32が水平
姿勢か垂直姿勢かによって各エアシリンダ62に加わる
ドリルツール32の荷重(自重)が異なるが、ドリルツ
ール32の姿勢に応じて各エアシリンダ62への供給エ
ア圧を変更することにより、ドリルツール32の姿勢に
拘らず常にニュートラルなフローティング状態が可能と
なる。
【0048】図9は、上記フローティング支持機構60
の変形例を示す説明図である。図示するようにこのフロ
ーティング支持機構60aは、略正方形状のドリルツー
ル32の外側にそれを一方向(左右方向)にのみスライ
ド移動させる内側ケーシング80を設け、内側ケーシン
グ80の外側にそれを上記一方向と直交方向(上下方
向)にのみスライド移動させる外側ケーシング81を設
け、外側ケーシング81を上記支持ブラケット42に取
り付けて構成されている。ドリルツール32と内側ケー
シング80との間には、内側エアシリンダ82が設けら
れており、内側ケーシング80と外側ケーシング81と
の間には、外側エアシリンダ83が設けられている。こ
れらシリンダ82、83は、図8に示すバランス用シリ
ンダ62に相当し、図8のようなエア配管等が接続され
ている。
【0049】このフローティング支持機構60aによっ
ても、ドリルツール32の姿勢に応じて各エアシリンダ
82,83への供給エア圧を変更することにより、ドリ
ルツール32の姿勢に拘らず常にニュートラルなフロー
ティング状態が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
の如き優れた効果を発揮できる。
【0051】(1)請求項1記載の発明によれば、ヨーク
パンチの能力を超えた厚板のワークに対しても、ヨーク
パンチを交換することなく即ち低コストで穴明け加工で
きる。
【0052】(2)請求項2記載の発明によれば、各ロボ
ットアームの教示点データを兼用することにより、教示
時間を短縮できる。また、教示点データを変更すること
により、モデルチェンジ等に因る穴位置の変更に容易に
対応できる。
【0053】(3)請求項3記載の発明によれば、様々な
径の穴を加工でき、穴の箇所に応じて異なった穴径を加
工できることは勿論、モデルチェンジ等に因る穴径の変
更にも容易に対応できる。
【0054】(4)請求項4記載の発明によれば、ドリル
ツールが軸方向と直交方向に移動して自動的に調芯され
るので、ドリルツール側のロボットアームの教示を多少
ラフに行うことができ、教示時間が短縮できる。
【0055】(5)請求項5記載の発明によれば、切削中
のドリルツールのドリルの刃先にステップフィード加工
に近い細かな軸方向の振動が生じるので、発生する切粉
の形状が安定して微細な粉状となって、切粉の後処理が
容易になる。
【0056】(6)請求項6記載の発明によれば、ドリル
ツールを軸方向に移動させるアクチュエータの作動流体
に、オイルのような非圧縮性流体ではなく圧縮性流体で
あるエアを用いているので、前述の軸方向の細かな振動
が発生しやすくなる。
【0057】(7)請求項7記載の発明によれば、ヨーク
パンチで穿たれた小穴をドリルツールでドリル加工する
際、その掘削回転トルクが一定となると共に掘削軸送り
力が一定となるので、加工穴に無理な力が加わることは
なく、加工面が良好となる。
【0058】(8)請求項8記載の発明によれば、ドリル
ツールの姿勢に応じてエアシリンダへの供給エア圧を変
更することにより、ドリルツールの姿勢に拘らずドリル
の軸方向の送り力を一定にでき、安定した穴加工が確保
できる。
【0059】(9)請求項9記載の発明によれば、ドリル
ツールをロックすれば、ロボットの教示作業を安定して
行うことができると共に、下穴のない無垢のワークに対
しても穴明けが可能となる。
【0060】(10) 請求項10記載の発明によれば、ド
リルツールの姿勢に応じて各エアシリンダへの供給エア
圧を変更することにより、ドリルツールの姿勢に拘らず
常にニュートラルなフローティング状態が可能となり、
安定した穴加工が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動車用フレームの
穴明け装置を示す説明図であり、図1(a) は平面図、図
1(b) は側面図、図1(c) は正面図である。
【図2】自動車用フレームを構成するサイドメンバの斜
視図である。
【図3】ワーク位置決め治具の概要を示す説明図であ
る。
【図4】ワーク位置決め治具の概要を示す説明図であ
る。
【図5】ドリルツールロボットの側面図である。
【図6】ヨークパンチロボットの側面図である。
【図7】ドリルツールの側面図である。
【図8】ドリルツールのフローティング支持機構を示す
正面図であり、図7のVIII-VIII 線矢示図である。
【図9】フローティング支持機構の変形例を示す正面図
である。
【図10】ヨークパンチロボットによる小穴の加工の様
子を示す断面図である。
【図11】ドリルツールロボットによる穴の加工の様子
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 穴明け装置 2 自動車用フレームとしてのサイドメンバ 23 多関節型ロボットアーム 31 ヨークパンチ 32 ドリルツール 41 定トルクモータ 45 エアシリンダ 47 定圧エア供給機構 53 設定エア圧切換機構 55 ドリルツール 56 ドリルツール変更機構 60 フローティング支持機構 62 エアシリンダ 64 エア圧調整手段 75 固定手段 76 小穴

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に成形された後の自動車用フレ
    ームに小穴を穿つヨークパンチと、上記小穴を所定径に
    まで拡径するドリルツールとを備えたことを特徴とする
    自動車用フレームの穴明け装置。
  2. 【請求項2】 上記ヨークパンチが、ロボットアームの
    先端部に取り付けられ、上記ドリルツールが、別のロボ
    ットアームの先端部に取り付けられた請求項1記載の自
    動車用フレームの穴明け装置。
  3. 【請求項3】 上記ドリルツールが、使用するドリル刃
    具を交換することによってドリル径を変更するドリル径
    変更機構を備えた請求項2記載の自動車用フレームの穴
    明け装置。
  4. 【請求項4】 上記ドリルツールが、ドリルの軸方向と
    直交方向への移動を許容するフローティング支持機構を
    介してロボットアームの先端部に取り付けられた請求項
    2又は3記載の自動車用フレームの穴明け装置。
  5. 【請求項5】 上記ロボットアームが、切削中のドリル
    ツールのドリルの刃先に微小な軸方向の振動を誘起すべ
    く、比較的剛性の低い多関節型ロボットアームである請
    求項4記載の自動車用フレームの穴明け装置。
  6. 【請求項6】 上記ロボットアームの先端部に、ドリル
    ツールをドリルの軸方向に移動させるためのアクチュエ
    ータとしてエアシリンダを設けた請求項4又は5記載の
    自動車用フレームの穴明け装置。
  7. 【請求項7】 上記エアシリンダに、定圧エア供給機構
    を接続し、上記ドリルツールの駆動源に、定トルクモー
    タを用いた請求項6記載の自動車用フレームの穴明け装
    置。
  8. 【請求項8】 上記定圧エア供給機構に、ドリルツール
    の姿勢に応じて設定エア圧を変更する設定エア圧切換機
    構を設けた請求項7記載の自動車用フレームの穴明け装
    置。
  9. 【請求項9】 上記フローティング支持機構に、ドリル
    ツールをフローティングのセンター位置でロックするた
    めの固定手段を設けた請求項4記載の自動車用フレーム
    の穴明け装置。
  10. 【請求項10】 上記フローティング支持機構が、ドリ
    ルツールをフローティング支持するための複数のエアシ
    リンダを有し、該エアシリンダに、ドリルツールの姿勢
    に応じて各エアシリンダのエア圧を調整してバランス調
    整を行うエア圧調整手段を接続した請求項4記載の自動
    車用フレームの穴明け装置。
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