JPH11123599A - スライドコラム - Google Patents

スライドコラム

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JPH11123599A
JPH11123599A JP29300397A JP29300397A JPH11123599A JP H11123599 A JPH11123599 A JP H11123599A JP 29300397 A JP29300397 A JP 29300397A JP 29300397 A JP29300397 A JP 29300397A JP H11123599 A JPH11123599 A JP H11123599A
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JP29300397A
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Toshihiko Obata
俊彦 小幡
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IHI Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/041Guides

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面状のガイド面を形成した場合であって
も、重量を増大させずに、大きな強度を確保できるスラ
イドコラムの提供を得る。 【解決手段】 両端の基部43が断面円形状となる中実
のスライドコラム41において、両端の基部43の間
に、基部43より外径の大きい仮想大径部49の外周を
軸心と平行な平面51で削り落とすことで少なくとも基
部43より強度の大きい断面多角形状部53を形成す
る。断面多角形状部53の断面形状は、多角形であるこ
とが好ましい。また、スライドコラム41は、仮想大径
部49の外周を削り落として形成した平面51を、基部
43の外周より半径方向外側に設けることが好ましい。
更に、スライドコラム41は、平面51に耐磨耗部材を
固着するものであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍛造用プレス等に
おいて軸受け内を軸心方向に移動して往復運動を伝達す
るのに好適なスライドコラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鍛造用プレスに設けられる軸には、軸受
け内を軸心方向に移動して往復運動を伝達するスライド
コラムがある。この種のスライドコラムを構成要素とし
て用いる例えばプルダウン式鍛造用プレスを図5に基づ
き説明する。
【0003】不図示の基礎に固設したベッド1の下面側
には、加圧シリンダ5が鉛直方向に配設されている。加
圧シリンダ5の内部には、同軸方向に移動するメインラ
ム7が設けられており、不図示の液圧ポンプから加圧シ
リンダ5内に高圧の作動液を供給することで下方へ突出
する方向に駆動するようになっている。
【0004】メインラム7の下端には、ボトムフレーム
9が固着されている。ボトムフレーム9の水平方向両端
には、鉛直方向のボトム側コラム固定穴11が穿設され
ている。ボトム側コラム固定穴11は、上部の嵌入部1
1aが段部13を介して下部の挿通部11bと連通して
形成されている。このボトム側コラム固定穴11には、
スライドコラム15の下端が挿入されている。
【0005】スライドコラム15の両端には、断面円形
状の基部15aが形成されている。基部15aの端面に
は、ネジ部15bが同軸上で延設されている。スライド
コラム15の下端は、基部15aを嵌入部11aに挿入
して端面を段部13に当接し、挿通部11bに挿通した
ネジ部15bの先端にナット17を螺合することで、ボ
トムフレーム9に固定されている。
【0006】スライドコラム15は、ベッド1の水平方
向両端に穿設した貫通穴18を貫通してベッド1の上方
へ突出されている。貫通穴18には円環状の軸受け(ブ
ッシュ)19が固設されており、スライドコラム15は
ブッシュ19を軸心方向に摺動自在に挿嵌して支持され
ている。
【0007】スライドコラム15の上端は、トップフレ
ーム21の下面に穿設したトップ側コラム固定穴23に
挿入されている。スライドコラム15の上端は、上述し
た下端と同様に、基部15aをトップフレーム21の嵌
入部23aに挿入して端面を段部13に当接し、挿通部
23bに挿通したネジ部15bの先端にナット17を螺
合することで、トップフレーム21に固定されている。
【0008】スライドコラム15としては、中実のもの
(図5の右側に例示したスライドコラム15)、或いは
中空のアウタコラム15cにインナコラム15dを挿通
した二重構造のもの(図5の左側に例示したスライドコ
ラム15)がある。
【0009】ベッド1の水平方向両端にはリフティング
シリンダ27の基端が固定されており、リフティングシ
リンダ27の出力軸先端はボトムフレーム9の両端に固
定されている。ベッド1の中央上面とトップフレーム2
1の中央下面には、それぞれ金敷29を対向させて取り
付けられている。
【0010】従って、ベッド1側の金敷29上に被鍛造
材31を載せ、加圧シリンダ5内に高圧の作動液を供給
すると、メインラム7が下方へ駆動し、ボトムフレーム
9が同方向へ移動することにより、スライドコラム15
を介してトップフレーム21が下方向へ移動する。これ
により、被鍛造材31は、上下の金敷29の間で圧縮成
形される。圧縮成形の終了後、リフティングシリンダ2
7に作動液を供給することにより、ボトムフレーム9を
上方へ移動させ、これに伴って、スライドコラム15を
介してトップフレーム21を上方の待機位置に移動さ
せ、次の圧縮成形に備える。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスライドコラム15では、断面が円形状である
ため、スライドコラム15とブッシュ19とが円周面同
士で接触し、接触面積が小さく、その結果単位面積あた
りの面圧が大きくなって、磨耗が早くなる問題があっ
た。
【0012】また、断面円形状のスライドコラム15の
場合、耐磨耗部材(ライナ)をスライドコラム15の外
周に設け難い(分割したライナを組付けなければならな
い)ことから、スライドコラム15を直接ブッシュ19
でガイドしなければならず、その結果スライドコラム1
5に傷が付き易くなるとともに、スライドコラム15の
磨耗量が多くなった際にはスライドコラム15の修正加
工や、スライドコラム全体を交換しなければならず、多
大な労力、費用を費やさなければならなかった。
【0013】一方、これらの問題を解消するため、例え
ば図6に示すように断面円形状のスライドコラム15の
スライド部外周を軸心と平行な平面25で削り落とし、
断面角形状とすることも考えられる。ところが、このよ
うな断面角形状部を形成した場合、接触面は大きくなる
ものの、削り落とした部分の断面積が減少して強度が低
下するため、予めスライドコラム15の基端15aを太
く形成しておき、断面角形状部の断面積が当初の基端1
5aの断面に比べて小さくならないように切削しなけれ
ばならない。この結果、スライドコラム15の重量が増
大するとともに、スライドコラム15を挿入する上下の
フレーム9、21も大きくなって重量が増大し、装置全
体が高価になり、しかも、プルダウン式のプレスにおい
ては可動部の重量が増大することから地盤振動に対して
も不利となった。
【0014】更に、二重構造コラムの場合では、図7に
示すようにアウタコラム15cが中空であるため、ガイ
ド部を削り落とすと、その部分の肉厚tが極めて薄くな
り、強度的な問題が生じることから従来技術では平面状
のガイド面を形成することが不可能であった。
【0015】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、平面状のガイド面を形成した場合であっても、重量
を増大させずに、大きな強度を確保できるスライドコラ
ムの提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るスライドコラムは、両端の基部が断面円
形状となる中実のスライドコラムにおいて、前記両端の
基部の間に、該基部より外径の大きい仮想大径部の外周
を軸心と平行な平面で削り落とした状態として断面が多
角形状に形成され、基部に対して同等またはそれ以上の
強度を有する断面多角形状部を設けたことを特徴とす
る。
【0017】このスライドコラムでは、平面が形成され
ることで、従来の断面円形状のスライドコラムに比べて
耐摩耗材との接触面積が大きくなり、単位面積あたりの
面圧が小さくなって、磨耗量が少なくなる。さらに、平
面が形成されることで、スライドコラムが全て平面で耐
摩耗材と接触することになり、従来の断面円形状のスラ
イドコラムに比べて耐磨耗部材の固着が容易となる。平
面は、基部より外径の大きい仮想大径部の外周を削り落
とすことで形成されるので、断面多角形状部の断面積
が、基部の断面積より小さくなることがなく、これによ
って従来と同一外径の基部で、基部より断面積を小さく
せずに、ガイド面の形成が可能となる。
【0018】本発明に係るスライドコラムは、両端の基
部が断面円環形状となる中空のスライドコラムにおい
て、前記両端の基部の間に、該基部より外径の大きい仮
想大径部の外周を軸心と平行な平面で削り落とした状態
として断面の外周が多角形状に形成され、基部に対して
同等またはそれ以上の強度を有する断面多角形状部を設
けたことを特徴とする。
【0019】このスライドコラムでは、前記中実のスラ
イドコラムと同様の作用に加え、平面を形成した場合で
あっても、強度的に問題の無い肉厚とすることができ
る。
【0020】更に、スライドコラムは、前記平面を、前
記基部の外周より半径方向外側に設けたことを特徴とす
るものであってもよい。
【0021】このスライドコラムでは、基部の外形が断
面多角形状部、断面略環状部の断面形状より小さくな
り、基部がガイドライナに挿通可能となり、スライドコ
ラムがガイドライナから抜き差し可能となる。
【0022】また、スライドコラムは、前記平面に、耐
磨耗部材を固着したことを特徴としてもよい。
【0023】このスライドコラムでは、耐磨耗部材を介
してスライドコラムがガイドライナに摺接し、スライド
コラムの傷付き、磨耗がなくなってスライドコラムの修
正加工や交換が不要となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスライドコラ
ムの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係るスライドコラムの第一実施形態
を示す斜視図、図2は図1のスライドコラムの側面視を
(A)、a−a矢視を(B)で示した説明図である。こ
の実施形態におけるスライドコラム41は、同質材料か
らなり、内部に中空部を有さない中実に形成されてい
る。
【0025】スライドコラム41の両端には断面円形状
の基部43が同軸上に形成されており、基部43の外径
寸法は従来のスライドコラムと同一に形成されている。
それぞれの基部43の端面には固定部45が同軸上に突
設されており、固定部45の先端にはネジ部47が形成
されている。
【0026】スライドコラム41は、従来と同様に、例
えば図5に示したプルダウン式鍛造用プレスのボトムフ
レーム9とトップフレーム21の嵌入部11a、23a
に基部43を挿入して、挿通部11b、23bに挿通し
たネジ部47の先端にナット17を螺合することで、ボ
トムフレーム9とトップフレーム21とを連結固定して
いる。
【0027】スライドコラム41の基部43の間には、
基部43より外径の大きい仮想大径部49が形成されて
いる。仮想大径部49には、この仮想大径部49の外周
を軸心と平行な平面で削り落とした(切削した)ガイド
面(平面)51が形成されている。従って、基部43の
間は、ガイド面51が形成されることで、断面多角形状
部53となっている。
【0028】この例では、二対の平行なガイド面51を
設けることで、断面多角形状部53の断面形状は四角形
となっている。この例によるスライドコラム41では、
図2(B)に示すように、断面多角形状部53の四角形
が仮想大径部49に内接し、基部43の円周が四角形に
内接した状態に形成されている。
【0029】断面多角形状部53は、この例による四角
形の他、三角形、或いはその他の多角形であってもよ
い。また、断面多角形状部53は、円周上の任意の二点
を直線で接続した欠け円形状であってもよい。即ち、断
面多角形状部53は、少なくとも一つのガイド面51を
有するものであればよい。
【0030】また、この断面多角形状部53は、その強
度が基部43の強度より大きくなるように形成されてい
る。従って、基部43より大きな強度が確保されるもの
であれば、ガイド面51が基部43の円周より、半径方
向内側に位置するものであってもよい。
【0031】このように構成したスライドコラム41で
は、スライドコラム41に平面状のガイド面51が形成
され、従来の断面円形状のスライドコラムに比べて、ガ
イドライナとの接触面積が大きくなり、単位面積あたり
の面圧が小さくなって、磨耗量が少なくなる。平面状の
ガイド面51が形成されることで、従来の断面円形状の
スライドコラムに比べて、耐磨耗部材(ライナ)の固着
が容易に行えるようになる。ガイド面51は、基部43
より外径の大きい仮想大径部49の外周を削り落とすこ
とで形成されるので、ガイド面51により包囲された断
面多角形状部53の断面積が、基部43の断面積より小
さくなることがない。これにより、従来と同一外径の基
部43で、基部43より断面積を小さくせずに、ガイド
面51の形成が可能となる。
【0032】このように、上述のスライドコラム41に
よれば、基部43より外径の大きい仮想大径部49の外
周を平面で切り落としてガイド面51を形成したので、
平面状のガイド面51を形成した場合であっても、重量
を増大させずに、大きな強度を確保することができる。
また、この実施形態のように、断面多角形状部53を多
角形(四角形)で形成すれば、ガイドライナとの接触を
全て平面で接触させることができ、スライドコラム41
の耐磨耗性を高めることができる。
【0033】次に、本発明に係るスライドコラムの第二
実施形態を図3に基づき説明する。図3は第二実施形態
に係るスライドコラムの側面視を(A)、b−b矢視を
(B)で示した説明図である。この実施形態によるスラ
イドコラム61は、同質材料からなり、内部に中空部6
3を有した管状に形成されている。
【0034】スライドコラム61の両端には断面円環形
状の基部65が同軸上に形成されており、基部65の外
径寸法は従来のスライドコラムと同一に形成されてい
る。スライドコラム61は、中空部63に、図5に示し
たインナコラム15dを挿通し、二重構造のアウタコラ
ムとして使用する。
【0035】スライドコラム61の基部65の間には、
基部65より外径の大きい仮想大径部67が形成されて
いる。中空部63の内径は一定に形成されているので、
仮想大径部67では外径を大きくした分、肉厚となって
いる。仮想大径部67には、この仮想大径部67の外周
を軸心と平行な平面で削り落としたガイド面51が形成
されている。従って、基部65の間は、ガイド面51が
形成されることで、断面略環状部69となっている。
【0036】この例では、二対の平行なガイド面51を
設けることで、断面略環状部69の断面形状は四角環形
となっている。この例によるスライドコラム61では、
図3(B)に示すように、断面略環状部69の四角形が
仮想大径部67に内接し、基部65の円周が四角形に内
接した状態に形成されている。
【0037】断面略環状部69は、上述の断面多角形状
部53と同様に、その他の多角形、或いは円周上の任意
の二点を直線で接続した欠け円形状であっても良く、少
なくとも一つのガイド面51を有するものであればよ
い。
【0038】また、この断面略環状部69は、その強度
が基部65の強度より大きくなるように形成されてい
る。従って、基部65より大きな強度が確保されるもの
であれば、ガイド面51が基部65の円周より、半径方
向内側に位置するものであってもよい。
【0039】このように構成したスライドコラム61で
は、平面状のガイド面51が形成され、従来の断面円形
状のスライドコラムに比べて、ガイドライナとの接触面
積が大きくなり、単位面積あたりの面圧が小さくなっ
て、磨耗量が少なくなる。平面状のガイド面51が形成
されることで、従来の断面円環形状のスライドコラムに
比べて、ライナの固着が容易に行えるようになる。ガイ
ド面51は、基部65より外径の大きい仮想大径部67
の外周を削り落とすことで形成されるので、ガイド面5
1により包囲された断面略環状部69の断面積が、基部
65の断面積より小さくなることがない。これにより、
従来と同一外径の基部65で、基部65より断面積を小
さくせずに、ガイド面51の形成が可能となる。また、
断面略環状部69の肉厚が、基部65の肉厚より薄くな
ることがない。
【0040】このように、上述のスライドコラム61に
よれば、基部65より外径の大きい仮想大径部67の外
周を平面で切り落としてガイド面51を形成したので、
二重構造コラムに使用する中空のアウタコラムにおいて
も、平面状のガイド面51を形成することができる。
【0041】また、上述の第一、第二実施形態に係るス
ライドコラム41、61では、基部43、65の円周が
四角形に内接する場合を例に説明したが、本発明に係る
スライドコラムは、ガイド面51を、基部43、65の
外周より半径方向外側に設けるものであってもよい。こ
のような形状とすれば、基部43、65の外形が断面多
角形状部53、断面略環状部69の断面形状より小さく
なるので、スライドコラム41、61をガイドライナか
ら容易に抜き差して交換が行えるようになる。
【0042】更に、スライドコラム41、61は、平面
状のガイド面51を有するので、従来の断面円形状のス
ライドコラムに比べて、ライナの固着が容易となる。従
って、スライドコラム41、61は、図4に示すよう
に、各ガイド面51にライナ71を固着して形成するも
のであってもよい。このスライドコラムによれば、ライ
ナ71を介してスライドコラムをガイドライナにガイド
させることができ、スライドコラムの傷付き、磨耗がな
くなってスライドコラムの修正加工や交換が不要とな
り、磨耗に対する保守をライナ71のみの容易な交換作
業で行えるようになる。
【0043】なお、上述の実施形態では、スライドコラ
ムをプルダウン式鍛造用プレスに用いた場合を例に説明
したが、本発明に係るスライドコラムは、軸受け内を軸
心方向に移動して往復運動を伝達するその他の機構の要
素として用いても、上述同様の効果を奏するものであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る中実のスライドコラムによれば、仮想大径部の外周を
平面で切り落とした状態とし、その平面をガイド面とす
るので、平面状のガイド面を形成した場合であっても、
重量を増大させずに、大きな強度を確保することができ
る。
【0045】本発明に係る中空のスライドコラムによれ
ば、仮想大径部の外周を平面で切り落とした状態とし、
その平面をガイド面とするので、二重構造コラムに使用
する中空のアウタコラムにおいても、平面状のガイド面
を強度を低下させずに形成することができる。
【0046】中実、中空いずれのスライドコラムにおい
ても、平面を基部の外周より半径方向外側に設けること
で、スライドコラムをガイドライナから容易に抜き差し
て交換が行えるようになる。
【0047】また、中実、中空いずれのスライドコラム
においても、平面に耐磨耗部材を固着したので、磨耗に
対する保守を耐磨耗部材の交換のみで容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスライドコラムの第一実施形態
を示す斜視図である。
【図2】 図1のスライドコラムの側面視を(A)、a
−a矢視を(B)で示した説明図である。
【図3】 第二実施形態をに係るスライドコラムの側面
視を(A)、b−b矢視を(B)で示した説明図であ
る。
【図4】 ライナを固着した本発明に係るスライドコラ
ムの要部断面図である。
【図5】 従来のスライドコラムを用いたプルダウン式
鍛造用プレスの概略構成図である。
【図6】 従来の中実のスライドコラムの側面視を
(A)、c−c矢視を(B)で示した説明図である。
【図7】 従来の中空のスライドコラムの側面視を
(A)、d−d矢視を(B)で示した説明図である。
【符号の説明】
41、61 スライドコラム 43、65 基部 49、67 仮想大径部 51 ガイド面(平面) 53 断面多角形状部 69 断面略環状部 71 ライナ(耐磨耗部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端の基部が断面円形状となる中実のス
    ライドコラムにおいて、 前記両端の基部の間に、該基部より外径の大きい仮想大
    径部の外周を軸心と平行な平面で削り落とした状態とし
    て断面が多角形状に形成され、基部に対して同等または
    それ以上の強度を有する断面多角形状部を設けたことを
    特徴とするスライドコラム。
  2. 【請求項2】 両端の基部が断面円環形状となる中空の
    スライドコラムにおいて、 前記両端の基部の間に、該基部より外径の大きい仮想大
    径部の外周を軸心と平行な平面で削り落とした状態とし
    て断面の外周が多角形状に形成され、基部に対して同等
    またはそれ以上の強度を有する断面略環状部を設けたこ
    とを特徴とするスライドコラム。
  3. 【請求項3】 前記平面を、前記基部の外周より半径方
    向外側に設けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載のスライドコラム。
  4. 【請求項4】 前記平面に、耐磨耗部材を固着したこと
    を特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の
    スライドコラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005011888A1 (ja) * 2002-05-22 2005-02-10 Kyoshin Kogyo Co., Ltd. 熱交換器使用管の拡径装置
CN102873204A (zh) * 2012-09-29 2013-01-16 昆山威安精密模具有限公司 倒角冲压模具
CN112658113A (zh) * 2020-12-31 2021-04-16 中山市盈科轴承制造有限公司 在环形零件形成轴向裂缝的方法

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