JPH11123107A - ヘアードライヤー - Google Patents

ヘアードライヤー

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JPH11123107A
JPH11123107A JP30786597A JP30786597A JPH11123107A JP H11123107 A JPH11123107 A JP H11123107A JP 30786597 A JP30786597 A JP 30786597A JP 30786597 A JP30786597 A JP 30786597A JP H11123107 A JPH11123107 A JP H11123107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comb teeth
hair
teeth
air
comb
Prior art date
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Pending
Application number
JP30786597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Arata
忠男 荒田
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Big KK
Original Assignee
Big KK
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Publication date
Application filed by Big KK filed Critical Big KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘアードライヤーを小型化することができ、頭
を暑くすることなく濡れた髪を早く乾かすようにする。 【解決手段】ヘヤードライヤーの櫛歯3の側面に熱風を
吹き出す吹き出し口12を設けた。吹き出し口は、櫛歯
の側面に細長く形成されるのでファンモータを小型にす
ることができる。また、熱風は頭皮に吹き付けないの
で、頭が暑くならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濡れた髪を早く乾
かすようにしたヘアードライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】洗った髪を早く乾かすため、送風機から
の熱風を櫛歯を設けた髪すき部に送り込み、髪すき部の
面にに設けた吹き出し口から吹き出すヘアードライヤー
が市販されている。また、特公平6ー77526号公報
に見られるように、吹き出し口の上に三角形の櫓を付け
て、この櫓を櫛歯にしたものが発明されている。これら
のヘアードライヤーは、柄(ハンドリング部)の中にフ
ァンモータ(送風機)とヒータとを配置し、ファンモー
タによって送り出される熱風を、櫛歯を設けた髪をすき
部に開けられた吹き出し口から吹き出すようにしてい
る。そして、濡れた髪を櫛歯ですくとき、櫛歯でより分
けられた髪に、吹き出し口からの熱風を当てて水分を早
く蒸発させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで知られている
ヘアードライヤーは、吹き出し口が髪すき部の面に設け
られて、熱風が櫛歯の歯先に向けて吹き出すようにして
いる。このため、櫛歯の先を頭に向けて髪をすく時、熱
風が頭皮に直接吹き付けられ、熱風の温度を高くすると
頭が暑くなってしまった。この結果、熱風の温度を低く
抑えることにより、髪を乾かすのに時間がかかるもので
あった。また、熱風の温度を下げる代わりに風圧を下げ
ても同じ問題が発生する。そして、吹き出し口の上に櫓
状の櫛歯を形成した場合、濡れた髪の抵抗力に抗する強
度を櫛歯に与えなければならないので、櫛歯の構成が複
雑になる。しかも、吹き出し口の面積が大きくなること
から、大きなファンモータを使用しないと髪を早く乾か
すことができない。本発明は、熱風の温度及び風圧を高
くしても頭が暑くならず、しかも櫛歯に充分な強度を得
ることができ、小型化が図れるヘアードライヤーを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のヘアードライヤ
ーは、熱風を吹き出す吹き出し口を櫛歯の歯底部から歯
先近傍にわたって櫛歯が対向する面に形成した。熱風
は、対向する櫛歯に向かって吹き出されるので、頭皮に
直接吹き付けないことから頭が暑くなることはない。ま
た、吹き出し口を、櫛歯同士が対向する面側にだけに設
けるようにしたので、櫛歯に充分な強度を与えることが
できる。前記櫛歯を髪すき部に複数列に形成したブラシ
状にすると、髪をとかす時、髪は複数の吹き出し口の前
を通過するので、より早く髪を乾かすことができる。ま
た、髪すき部の空気取入れ口を、髪成形用送風機を内蔵
するハンドリング部の排気口に対して着脱自在にする
と、髪を整えるため比較的高温の風を吹き出す市販のヘ
アードライヤーに本発明のヘアードライヤーの髪すき部
を装着して使用することができる。
【0005】
【発明の実施形態】本発明のヘヤードライヤーは、ハン
ドリング部内に内臓するファンモータからの熱風を、櫛
歯を設けた髪すき部の吹き出し口から吹き出すようにし
たヘアードライヤーであって、前記吹き出し口を、櫛歯
の歯底部から歯先近傍にわたって形成し、更にこの吹き
出し口を櫛歯同士が対向する面に形成した。また、前記
櫛歯を髪すき部に複数列に形成したブラシ状にした。更
に、ヘヤードライヤー本体を把持するハンドリング部の
排気口に対して、前記髪すき部の空気取入れ口を着脱自
在にした。
【0006】
【実施例】本発明のヘヤードライヤーの第1実施例を図
1(A)に断面図で示す。ヘヤードライヤーの本体1
は、本体1を手で持つハンドリング部2と複数の櫛歯3
を突設形成した髪すき部4とからなる。ハンドリング部
2は、手で持つのに適した大きさの中空の円筒形状をし
て、内部にファンモータ5(送風器)とヒータ6とが配
置されている。ファンモータ5は、起動させれることで
吸気口7から吸い込んだ空気を排気口8から勢いよく吹
き出す働きをする。ファンモータ5に隣接して配置され
たヒータ6は、通過する空気を加熱する働きをする。
【0007】髪すき部4は、一端側を排気口8に着脱自
在に嵌合する空気取入れ口9を形成し、他端を閉鎖した
中空で長尺のほぼ円筒形をなし、円筒部外周に外周から
突出する複数の櫛歯3を一列に形成している。髪すき部
4は、100度程度の熱が加わっても軟化しない比較的
耐熱グレードの高い合成樹脂で成型されている。髪すき
部4は、円筒中心を二つ割にした状態で成型され、一方
の半円筒部10の中心に櫛歯3を一体に成型し、他方の
半円筒部11を一方の半円筒部10に組み合わせただけ
の簡単な構成となっている。前記一方の半円筒部10に
形成される櫛歯3には、円筒空間につながる空気吹き出
し口12が、櫛歯3の歯底部から歯先近傍にわたって細
長く形成されている。そして、この吹き出し口12は、
図1(B)に示すように櫛歯同士が対向する面にそれぞ
れ形成されている。尚、図1(B)は、図1(A)のイ
ーイ断面図である。
【0008】この第1実施例のヘヤードライヤーを使用
するときは、ファンモータ5を起動させて櫛歯3で濡れ
た髪をとかす。ファンモータ5により吸気口6から吸い
込んだ空気は、排気口8から勢いよく吹き出される過程
で、ヒータ6により加熱され、熱風が髪すき部4の空気
取入れ口9から櫛歯3の吹き出し口12に向かって送り
込まれる。この時、櫛歯3に挟まれた髪束は、両面側よ
り熱風が吹き付けられる。熱風は、櫛歯3と直交する方
向に吹き出されるので、頭が暑くなることはない。ま
た、櫛歯3の間隔を可能な限り短くすると、髪束の厚み
が薄くなることから、より効果適に濡れた髪を早く乾か
すことができる。
【0009】第1実施例においては、隣接する櫛歯3の
根元部分をつないだ状態の図で説明したが、髪すき部4
の強度が得られるならば、このつなぎをなくして、隣接
する両櫛歯3の間にわたって細長い吹き出し口を形成し
てもよい。この場合、歯底部分から頭皮に向かって熱風
が吹き出されるが、この熱風は、櫛歯同士が対向する面
に形成される吹き出し口から吹き出される熱風の圧力を
受けて、頭皮には到達することができない。
【0010】本発明のヘアードライヤーの第2実施例を
図2に斜視図で示す。第2実施例は、ヘアードライヤー
をブラシ状にしたもので、髪すき部21には、一端を前
記ハンドリング部の排気口8に着脱自在に嵌合する空気
取入れ口9を形成している。そして、髪すき部21は、
他端を閉鎖した中空で長尺のほぼ円筒形をなし、円筒部
外周に外周から突出する複数の櫛歯22を五列に並べて
形成している。これらの櫛歯22には、円筒空間につな
がる空気吹き出し口23が、櫛歯22の歯底部から歯先
近傍にわたって細長く形成されている。そして、この吹
き出し口23は、第1実施例と同様に櫛歯同士が対向す
る面にそれぞれ形成されている。
【0011】この第2実施例のヘヤードライヤーを使用
するときは、空気取入れ口9をハンドリング部の排気口
7に嵌合させ、ファンモータを起動させて濡れた髪をと
かす。ファンモータとヒータとによる熱風は、櫛歯の吹
き出し口23に向かって送り込まれ、櫛歯22に挟まれ
た髪束は、両面側より熱風が吹き付けられる。そして、
髪をとかす時、濡れた髪は、五つの吹き出し口23を通
過する過程で順次乾燥される。このため、濡れた髪を早
い時間で乾かすことができる。
【発明の効果】本発明のヘアードライヤーは、熱風を吹
き出す吹き出し口を櫛歯の歯底部から歯先近傍にわたっ
て櫛歯が対向する面に形成した。これにより熱風は、対
向する櫛歯に向かって吹き出されるので、頭皮に直接吹
き付けないことから頭が暑くなることはない。そして、
熱風の温度及び風圧を高くして濡れた髪を早く乾かすこ
とができる。また、吹き出し口を、櫛歯同士が対向する
面側にだけに設けるようにしたので、充分な櫛歯の強度
を得ることができる。さらに、吹き出し口は櫛歯に細長
く形成されるので、小型のファンモータでも充分に対応
でき、小型化をはかることができる。前記櫛歯を髪すき
部に複数列に形成したブラシ状にすると、髪をとかす
時、髪は複数の吹き出し口の前を順次通過する過程で繰
り返し熱風が吹き付けられることから、より早く髪を乾
かすことができる。また、髪すき部の空気取入れ口を、
髪成形用送風器を内蔵するハンドリング部の排気口に対
して着脱自在にすると、髪を整えるため比較的高温の風
を吹き出す市販のヘアードライヤーに本発明のヘアード
ライヤーの髪すき部を装着して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すヘアードライヤーの
断面図。
【図2】本発明の第2実施例を示すヘアードライヤーの
斜視図。
【符号の説明】
2 ハンドリング部 3 櫛歯 4 髪すき部 5 送風器 12 吹き出し口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドリング部(2)内に内臓する送風機(5)
    からの熱風を、複数の櫛歯(3)を設けた髪すき部(4)の吹
    き出し口(12)から吹き出すようにしたヘアードライヤー
    において、前記吹き出し口を前記櫛歯の歯底部から歯先
    近傍にわたって該櫛歯の対向する面に形成したことを特
    徴とするヘアードライヤー。
  2. 【請求項2】前記櫛歯は前記髪すき部に複数列に形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のヘアードライヤ
    ー。
  3. 【請求項3】前記髪すき部の空気取入れ口をハンドリン
    グ部の排気口に対して着脱自在にしたことを特徴とする
    請求項1に記載のヘアードライヤー。
JP30786597A 1997-10-22 1997-10-22 ヘアードライヤー Pending JPH11123107A (ja)

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JP30786597A JPH11123107A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ヘアードライヤー

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JP30786597A JPH11123107A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ヘアードライヤー

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JPH11123107A true JPH11123107A (ja) 1999-05-11

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ID=17974102

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JP30786597A Pending JPH11123107A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ヘアードライヤー

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JP (1) JPH11123107A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032768A1 (fr) * 2001-10-15 2003-04-24 Princess Worldwide Ltd. Sechoir
JP2007275836A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出入り口払い落とし装置
KR200445901Y1 (ko) * 2009-06-09 2009-09-10 이지민 다기능 머리빗

Cited By (4)

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