JP3012397U - ヘアー乾燥機 - Google Patents

ヘアー乾燥機

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JP3012397U
JP3012397U JP1994015440U JP1544094U JP3012397U JP 3012397 U JP3012397 U JP 3012397U JP 1994015440 U JP1994015440 U JP 1994015440U JP 1544094 U JP1544094 U JP 1544094U JP 3012397 U JP3012397 U JP 3012397U
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JP
Japan
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hair
hair dryer
finger
fingers
warm air
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994015440U
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English (en)
Inventor
澄江 森田
Original Assignee
澄江 森田
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Publication date
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭髪を熱的に痛めることなく迅速に乾燥する
ことを目的とする。 【構成】 ヒーターおよび送風機が装着された取っ手の
一端に3〜5本のフィンガー状中空管を突設し、そのフ
ィンガー状中空管の横並び方向を貫く中心線の片側に偏
位して数個の温風吹き出し穴を傾斜状に設け、他方側
(使用時頭部地肌側)には温風が吹き出さないようにし
たものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人体の頭髪、ペット類の毛髪を乾燥するための温風式ヘアー乾燥機 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な手動タイプのヘアー乾燥機(ヘアードライヤー)としては、モ ーターと送風用のファンと電熱装置を備えて温風を一つの吹き出し口から吹き出 すものがある。このヘアー乾燥機においては温風を毛髪の外方から頭部の地肌に 向かって吹き付け乾燥するもので、主として表面のヘアーが乾燥するが重なった ヘアーの下まで乾燥するには長時間を要する。このような場合には毛髪の中に指 先を差し込んで毛髪をかき揚げながら、その空間に温風を通過させることにより 効率的に乾燥できる。
【0003】 また、温風を櫛歯状器具の内部を通過させて櫛歯の根元の開口から吹き出して ヘアーを梳きながら乾燥するものも市販されている。これタイプのものはヘアー の乾燥よりもヘアーにカールなどの形づけのために使われることが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の一般的なヘアー乾燥機においては、前記のように毛髪の外側から頭皮に 向かって温風が吹き付けられるので、ヘアーの外表面から乾燥が行われ次第に頭 皮に及ぶが、そのときには表面のヘアーは乾燥し過ぎて赤茶けるなど毛先を痛め ることがしばしばであり、さらに温風が頭皮に吹き付けられて火傷をし、あるい は頭皮の過剰な乾燥によりフケが発生するなどの欠点があった。特に幼児、子供 のヘアー乾燥には細心の注意が必要であった。理想的なヘアーの乾燥は地肌を乾 燥させることなく、また毛先を過剰に熱することなく行うことであり、従来のヘ アー乾燥機ではこの要求に応えるものはなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ヘアーの乾燥に当たって頭皮および毛先に温風を吹き付けることな く主として毛根より先、約3〜5mmより先端のヘアーを乾燥するために次のよ うな手段を取ったものである。すなわち、形状はフィンガー状であって、その把 持部(取っ手)内にファンを軸支したモーターと電熱装置を同一回路上に装着し 、スイッチを介して電源に接続されるようになっており、その把持部の軸方向に 伸びた3〜5本の長形(5〜10cm程度)で中空のフィンガーには温風吹き出 し口を該フィンガーの片(表)面側に偏位した位置で0〜45度の方向に温風を 吹き出すよう開口したものである。
【0006】
【作用】
前記のように温風の吹き出し口が3〜5本のフィンガーの片側に偏在している ために、このヘアー乾燥機の裏面を頭皮側に接するようにしてヘアーの中に挿通 し電気回路に電気を導通させ不安を回転させれば、温風は毛根より若干上部から 側方ないし斜め上方に向かって吹き出されている。したがって重なり合ったヘア ーの中間層を通過してその部分を乾燥することになり、頭皮(地肌)を乾燥させ ることはなく、またヘアーの先端あるいは最表面にあるヘアーを強制的に乾燥す ることもなくなる。けだし、このヘアーの最表面は常に大気に接触して乾燥が行 われているので、ここに温風を吹き付ける必要はないのである。
【0007】
【実施例】
本考案装置の構造を図面にしたがって説明する。図1は本考案に係るヘアー乾 燥機1の斜視図で中空状の把持部2にはその先端に3〜5本のフィンガー3、3 …が突出形成されている。この把持部2の内部には図3に示すようにファン4を その回転軸に挿着した小形モーター5と、そのファン4の前方にニクロム線など のヒーター6が配置し回路形成がなされ、スイッチ7を介して図示していない電 源に接続可能なっている。
【0008】 把持部2の先端に突出したフィンガー3、3…にはそれぞれ数個の温風吹き出 し口3h、3hが形成されている。その吹き出し口3h、3hは図2に示すよう に横並び状のフィンガー3を横断する中心線上より片(表面3a)側に偏位した 位置に若干の角度A(0〜45度)をもって開設されている。したがって温風は このフィンガー3の裏面側および表面側の直上方向には吹き出さないようになっ ている。なお、8は吸気口でその所在位置は電気コード9挿通口の周縁でもよく 場所を問わない。
【0009】 このヘアー乾燥機1を携帯用とするため図3に示すように、把持部2とフィン ガー部3とを別個に形成し、嵌合10により嵌着、分離自在の構成としてもよい 。また、フィンガー3が頭皮の形状に沿うように裏面側に湾曲した形状にするこ ともよく、また軟質又は半硬質のプラスチックで成形してヘアー中に挿通したと き頭皮に沿って歪曲するものは機能上尤も好ましいものである。
【0010】 このヘアー乾燥機の使用は前記のようにフィンガー3の裏面側を頭皮に接する ようにヘアーの中に挿通しスイッチ7をONにしてヘアー乾燥機1に通電する( 図4)。モーター5したがってファン4が回転し吸気窓8から取り込まれた空気 はヒーター6により加熱されて温風として吹き出し口3hから排出される。この 温風が重なり合ったヘアーの中間層を通過して湿度を取り乾燥する。このように 温風は頭皮はもちろん重なり合ったヘアーの最外層を異常に加熱、乾燥すること がなくヘアーのみを効率的に乾燥する。
【0011】 図1においてフィンガー3の両側に当間隔にて表示している吹き出し口3hは 左右に隣接する位置に吹き出し口3hが対向しないようにフィンガーの付け根よ り先端に向かって左右千鳥状に形成している。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係るヘアー乾燥機1は吹き出し口がフィンガー3の側方に偏位して斜 め上方に開口されているので頭皮を乾燥することがない。したがって頭皮にフケ を発生させることが少なくなる。また、従来のように頭部の外面から温風を吹き 付けることがないので最表面のヘアーを痛めることがなくなる。さらに乳幼児の ヘアー乾燥に適用する場合、温風が直接地肌に当たらないために火傷をさせる事 がなく安全である。
【0013】 さらに、従来の櫛歯状ヘアードライヤーのようにヘアーの乾燥のために常にヘ アーを梳くという必要がなく、ヘアーに差し込んだ状態で暫時放置すればよいの で、このヘアー乾燥機2台を頭部両側面よりヘアー中に挿通して乾燥すれば早く 乾燥できることになる。また、ヘアーを梳く必要がないのでパーマネント処理を したカールなどを引き伸ばすことがなくなり、パーマネントが長持ちをする。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアー乾燥機の斜視図である。
【図2】ヘアー乾燥機の正面図である。
【図3】ヘアー乾燥機の縦断面図である。
【図4】使用状態を示す正面図である
【符号の説明】
1 ヘアー乾燥機 2 把持部 3 フィンガー 4 ファン 5 小形モーター 6 ヒーター 7 スイッチ 8 吸気窓 9 電気コード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部内にモーターとファンおよびヒー
    ター装置を装着し、その先端に3〜5本のフィンガー状
    中空管を有する温風式ヘアー乾燥機において、各フィン
    ガー状中空管に形成した温風吹き出し口が該フィンガー
    の中心位置より片(表)面側に偏位した位置で0〜45
    度の方向に温風を吹き出すように開設したことに特徴を
    有するヘアー乾燥機。
  2. 【請求項2】 3〜5本のフィンガーを有し、そのフィ
    ンガーの片(表面)側の左右に中心軸より1〜3mm偏
    位して形成した温風吹き出し口がフィンガーの軸方向に
    向かって千鳥状に配列されていることを特徴とする請求
    項1記載のヘアー乾燥機。
  3. 【請求項3】 フィンガーが軟質ないし半硬質のプラス
    チックからなることを特徴とする請求項1記載のヘアー
    乾燥機。
JP1994015440U 1994-12-14 1994-12-14 ヘアー乾燥機 Expired - Lifetime JP3012397U (ja)

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JP3012397U true JP3012397U (ja) 1995-06-13

Family

ID=43148101

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3205066U (ja) * 2016-01-07 2016-07-07 小林 和久 速乾スーパードライヤー

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