JPH0639602Y2 - 吸引式ヘアドライヤー - Google Patents

吸引式ヘアドライヤー

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JPH0639602Y2
JPH0639602Y2 JP1987200564U JP20056487U JPH0639602Y2 JP H0639602 Y2 JPH0639602 Y2 JP H0639602Y2 JP 1987200564 U JP1987200564 U JP 1987200564U JP 20056487 U JP20056487 U JP 20056487U JP H0639602 Y2 JPH0639602 Y2 JP H0639602Y2
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JP
Japan
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brush
hair
suction
cylinder
inner cylinder
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Application number
JP1987200564U
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JPH01104902U (ja
Inventor
邦明 三浦
Original Assignee
邦明 三浦
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、洗髪後において毛髪を吸引して逆立てるよ
うな状態で乾燥させたり、整髪して様々な髪形に仕上げ
るために、やはり毛髪を吸引、逆立てることができるよ
うにする新規な構造から成る吸引式ヘアドライヤーを提
供しようとするものである。
(従来技術) これまでに使用されてきたヘアドライヤーといえば、単
に熱風あるいは乾燥風を吹出し孔から吹き出すようにす
るだけのものか、あるいは、第3図斜視図、第4図断面
図に示されている従来例に見られるような、熱風あるい
は乾燥風を吹き出す吹出し孔A1の形成された風胴体Aの
外側に多数の刷子(ブラシ)B,B……を立設した、言わ
ばブラシの軸部分から風を吹き出すようにする形式のも
のだけであった。
前者に属すドライヤーは、あくまで熱風あるいは乾燥風
を毛髪に吹き付けるだけのものであったから、単に毛髪
を乾かすだけで使用する場合はともかく、整髪用として
使用しようと思えば、片方の手にはドライヤーを持ち、
他方の手には櫛かブラシを持って、両方の手を上手く動
かしながらでなければ実態することができないものであ
った。したがって、このタイプのドライヤーは、どちら
かと言えばオールバックの髪形や七三に分ける髪形で済
む男性用のものとして使用されることが多く。フワッと
盛り上げたり、柔らかなカールを掛けて仕上げるような
髪形を必要とする女性用としては不向きのものとなって
いた。
そこで、後者のようなタイプのブラシ兼用のドライヤー
も既に開発、実用化されている。このタイプのものは、
例示した図面からも解るように、ファンFの回転によっ
て外気を軸管先端A2から吸引し、ヒーターDで熱してか
ら軸管の外周と外筒Aの内壁面との間の風道空間に送り
出し、外筒Aの適所、刷子(ブラシ)Bの根元に形成さ
れた吹出し孔A1から四方、八方に吹き出すようにしたも
のであったから、刷子(ブラシ)Bによって折角毛髪を
掻き揚げようとしても、刷子(ブラシ)Bの根元から風
が吹き出てくるため、毛髪が刷子(ブラシ)Bの先端方
向に押し付けられるような形で、掻き揚げるべき刷子
(ブラシ)Bの機能と逆向きの力として作用してしま
い、実際上は思うような逆立て機能を果たさせることが
できないものとなっていた。
この考案では、上記したような状況に鑑み、特に女性用
の整髪に多用されるタイプのヘアドライヤーの欠点に対
処すべき新規な構造から成る吸引式ヘアドライヤーの開
発、実用化を指向し、遂に以下において詳述するとおり
の略理想的なヘアドライヤーを実現することに成功した
ものである。
(考案の構成) この考案の吸引式ヘアドライヤーは、図示したこの考案
を代表する実施例からも明確に理解されるように、一端
1aを閉鎖し、他端1cを開口した中空状の内筒1の、閉鎖
端部1a側外周には、吹出し通路2aを有し且つ所要箇所に
は吹出し小孔3の穿設された刷子(ブラシ)2を多数林
立状に形成し、同開口端部1c側中空部にはヒーター8お
よびファン10を配設する一方、刷子(ブラシ)2,2……
を挿通、突出させる挿通孔4cと外気を吸引する吸入孔5
とが外周面に形成された外筒4を、前記内筒1の外側に
同軸状に配置し、該外筒4の内壁面と内筒1の外壁面間
に吸引通路4bを形成する如くした構造から構成されるも
のである。
内筒1に対する刷子(ブラシ)2の取り付き構造は、図
示した実施例では一体構造のものとして表現されている
が、勿論別体のもので刷子(ブラシ)2の基部で差込み
式等適宜手段によって接続するようにした構造のものと
することもできる。
刷子(ブラシ)2に形成される吹出し小孔3は、第1図
および第2図に示されているもののように複数形成する
ようにする外、勿論刷子(ブラシ)2に1個だけとする
こともでき、また、それらの形成向きが一様てなくバラ
バラとなるように工夫して形成される等、なるべく吸引
孔5への風の流れを円滑にするような構成となるよう配
慮して形成するようにする。
外筒4は、その挿通孔4cに上記の刷子(ブラシ)2を挿
通状としなければならないことから、その軸線に沿った
縦割り状で、各挿通孔4cが半裁されるように複数分割さ
れた構造のものと成し、それら半裁された挿通孔4cによ
って刷子(ブラシ)2を挟むような形で繋いでいくこと
により、断面円形もしくはそれに近い断面の外筒4を組
み立てていくような構造のものとする。そして、使用中
に分解掃除ができるように、それは逆の方法で取り外し
ができるようなものとするのが望ましい。
同様の理由で、内筒1も、刷子(ブラシ)2が多数立設
されている閉鎖端部1a側の部分と、ヒーター7,モーター
8,ファン10等の配設されている開口端部1c側、即ち、内
筒基部1dとは、その境界で分離することができる捩じ込
みその他の構造のものと成し、外筒4を分解して取り外
した後、内筒1の閉鎖端部1a側も分離し、夫々が別々に
水洗その他の掃除ができるようにすると好都合のものと
なる。
外筒4に形成される吸引孔5は、ヒーター7に風を送る
ファン10の吸引作用によって外部からの、あるいは刷子
(ブラシ)2の吹出し孔3からの空気を吸い込むことに
なるが、この吸引作用をより高めるために、図示にはし
ていないが、ファン10とは独立した吸引専用のファンを
別途配設するような構成を採用するようにすることも可
能である。
ヒーター7は、ニクロム線ヒーターや遠赤外線ヒーター
等公知のあるいは今後開発されるであろうところのあら
ゆるヒーターの採用が可能であり、適宜手段によって内
筒1の開口端部1c側で、且つ最も閉鎖端部1a寄りとなる
位置に設置される。
モーター8は、第3図に示されている矢視図のもののよ
うに、内筒1の内壁から立ち上げた適宜取り付け部9,9
……で取り付けられ、内筒1の開口端部1c寄り内壁に効
率的な吸い込み空間が形成されるようにする。
図中、4a、4a′は、外筒4の両端を閉鎖する各閉鎖部で
あり、内筒1の開口端部1cに対応する側の閉鎖部4a′に
は、気密パッキングを介してコードが外部に延伸するよ
うに形成され、プラグ12に接続される。また、1eは、ヒ
ーター7へのリード線7e、モーター8へのリード線8eを
内筒1から外筒4内部側に引き出す引出し孔に設ける気
密パッキングであり、ファン10によって送り出される風
が同所から洩れないように機能するものである。
(作用効果) 以上のような構成から成るこの考案の吸引式ヘアドライ
ヤーは、先ず、作動用のスウィッチ(図示せず)を入れ
てファン10を回転させると共に、熱風にする必要がある
ときにはヒーター7のスウィッチ(同じく図示せず)も
入れ、熱風あるいは乾燥風が刷子(ブラシ)2,2……の
各吹出し小孔3,3……から吹出すようにすると共に、外
筒4に穿設された吸引孔5,5……からは盛んに風が吸い
込まれる状態とする。そして、使用者が洗髪後の毛髪乾
燥を目的とする場合には、このドライヤーの刷子(ブラ
シ)2,2……を適宜毛髪部分に近付け、単に毛髪を救う
ような使い方をすれば、毛髪は自然に吸引孔5,5……の
形成された外筒4外周、即ち刷子(ブラシ)2,2……の
根元に吸い付けられるような状態となることから、その
まま毛髪の先端方向にこのドライヤーを扱いても、毛髪
は刷子(ブラシ)2,2……の間から外れることがなく、
したがって、その間に吹き出す吹出し小孔3,3……から
の熱風あるいは乾燥風が毛髪の根元から先端まで満遍な
く当てられることになり、この部分の毛髪は、極めて効
率的に乾燥されることになる。
他方、整髪用として使用する場合には、基本的には上記
した使用方法と変わらず、只吸い付けられた毛髪をその
まま先端方向に扱くのではなく、頭皮から所定距離離し
た位置で所望する角度回転させるようにして毛髪を外筒
4あるいは刷子(ブラシ)2,2……に巻き付けるような
使い方をするものであり、その際、毛髪が外筒4あるい
は刷子(ブラシ)2,2……辺りから逃げることがないた
め、効果的に毛髪の巻き付けが可能となり、そのまま所
定時間経過させれば、希望するカール状態を実現し、所
望の髪形に整髪することができるものである。
叙上の如く、この考案の吸引式ヘアドライヤーは、吸引
作用を有する新規な構成から成るものであることから、
従前までのものでは実現し得なかった整髪と乾燥という
両方の機能を同時に、あるいは選択的に、しかも効率良
く実施することを可能にするものであり、ドライヤーの
付加価値を高める上で非常に有効なものになる外、構成
も比較的簡潔なものとして実現できることから安価且つ
故障の少ないものとしてに提供することが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案を代表する実施例に基づくものであ
り、第1図は、その概略構成を示す断面図、第2図は、
第1図P部分の矢視図、第3図は、同B〜B部分の断面
図、第4図は、従来例を示すものの斜視図、第5図は、
同側面図である。 1……内筒、1a……同閉鎖端部、1b……同中空風道、1c
……同開口端部、1d……同基部、1e……同気密パッキン
グ、2……刷子(ブラシ)、2a……同吹出し通路、3…
…吹出し小孔、4……外筒、4a,4a′……閉鎖部、4b…
…吸引通路、5……吸引孔、6……外筒基部、7……ヒ
ーター、7a……同リード線、8……モーター、8a……同
リード線、9……取付け部、10……ファン、11……気密
パッキング、12……プラグ、A……風胴体、A1……同吹
出し孔、A2……同外気導入口、B……刷子(ブラシ)、
C……把持部、D……ヒーター、E……モーター、F…
…ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を閉鎖し、他端を開口した中空状の内
    筒の、閉鎖側外周には、吹出し通路を有し且つ所要箇所
    には吹出し小孔の穿設された刷子(ブラシ)を多数林立
    状に形成し、同開口側中空部内にはヒーターおよびファ
    ンを配設する一方、前記内筒の外周に林立状とした刷子
    (ブラシ)を挿通、突出させる挿通孔とそれらの間に位
    置して外気を吸引する吸入孔とが外周面に適宜分散状に
    形成された外筒を、前記内筒の外側に中筒と同軸状とな
    るようにして配置し、該外筒内壁と内筒外壁との間に吸
    引通路を形成して成る吸引式ヘアドライヤー。
JP1987200564U 1987-12-31 1987-12-31 吸引式ヘアドライヤー Expired - Lifetime JPH0639602Y2 (ja)

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JPH01104902U JPH01104902U (ja) 1989-07-14
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JPH01104902U (ja) 1989-07-14

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