JPH11123104A - 弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。 - Google Patents
弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。Info
- Publication number
- JPH11123104A JPH11123104A JP32512597A JP32512597A JPH11123104A JP H11123104 A JPH11123104 A JP H11123104A JP 32512597 A JP32512597 A JP 32512597A JP 32512597 A JP32512597 A JP 32512597A JP H11123104 A JPH11123104 A JP H11123104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vulcanized rubber
- molding
- pts
- specific gravity
- urethane resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃タイヤ等の廃材を有効利用して、弾性と通
気性を有する靴底材を簡略な工程で得る。 【構成】 粒径0、5〜2、0mmの粉末加硫ゴム10
0重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加混
合したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8にな
るように成型モールドに注入し熱圧縮成型してなる。
気性を有する靴底材を簡略な工程で得る。 【構成】 粒径0、5〜2、0mmの粉末加硫ゴム10
0重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加混
合したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8にな
るように成型モールドに注入し熱圧縮成型してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴底材とその製造方法
に関するものであり、詳しくは廃タイヤ等産業廃棄物の
粉末加硫ゴムを有効利用し、安価にまた簡略な工程で製
造できる弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法に
関するものである。
に関するものであり、詳しくは廃タイヤ等産業廃棄物の
粉末加硫ゴムを有効利用し、安価にまた簡略な工程で製
造できる弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾性と通気性を有する靴底材を得
るには、原料となる未加硫ゴムに、加硫剤・加硫助剤・
充填剤・軟化剤等を添加混練し、発泡剤の助けを得て発
泡させ成型する方法がよく知られている。
るには、原料となる未加硫ゴムに、加硫剤・加硫助剤・
充填剤・軟化剤等を添加混練し、発泡剤の助けを得て発
泡させ成型する方法がよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこうした
従来例においては、ゴム練り・シーティング・加硫・ス
ライスといった複雑な工程が必要であり、加えて原料と
なる未加硫ゴムはバージン材料を使用せざるをえず、コ
スト的に割高になるという欠点があった。本発明はこう
した欠点を解消するためになされたもので、つまり、今
日社会的に大きな問題となっている廃タイヤ等の産業廃
棄物を有効利用して、より簡略な工程でコスト的にも安
く、弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法を提供
するものである。
従来例においては、ゴム練り・シーティング・加硫・ス
ライスといった複雑な工程が必要であり、加えて原料と
なる未加硫ゴムはバージン材料を使用せざるをえず、コ
スト的に割高になるという欠点があった。本発明はこう
した欠点を解消するためになされたもので、つまり、今
日社会的に大きな問題となっている廃タイヤ等の産業廃
棄物を有効利用して、より簡略な工程でコスト的にも安
く、弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明による
弾性と通気性を有する靴底材は、廃タイヤ等を粉砕して
得られた粒径0、5〜2、0mmの粉末加硫ゴム100
重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加混合
したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8になる
ように成型モールドに注入し、加熱圧縮成型してなるも
のであり、つまり廃タイヤ等の産業廃棄物を有効利用
し、しかも粉砕・混練・圧縮成型という簡略な工程で弾
性と通気性を有する靴底材を安価に製造することができ
る画期的なものである。
弾性と通気性を有する靴底材は、廃タイヤ等を粉砕して
得られた粒径0、5〜2、0mmの粉末加硫ゴム100
重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加混合
したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8になる
ように成型モールドに注入し、加熱圧縮成型してなるも
のであり、つまり廃タイヤ等の産業廃棄物を有効利用
し、しかも粉砕・混練・圧縮成型という簡略な工程で弾
性と通気性を有する靴底材を安価に製造することができ
る画期的なものである。
【0005】
【作用】粒径0、5〜2、0mmの粉末加硫ゴム100
重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加混合
したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8になる
ように成型モールドに注入し加熱圧縮成型することによ
り、従来例に劣らない弾性・通気性・強度を有する靴底
材が容易に得られる。
重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加混合
したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8になる
ように成型モールドに注入し加熱圧縮成型することによ
り、従来例に劣らない弾性・通気性・強度を有する靴底
材が容易に得られる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を示す。トラ
ック用廃タイヤを冷凍粉砕して得た粒径0、45mm以
下の粉末加硫ゴム100重量部に対し、ウレタン樹脂
(実験では、パンデックスTP1221・大日本インキ
株式会社製を使用)10重量部を混合し、見掛比重0、
7になるよう予め計算した量を成型モールドに注入、1
60℃で10分間加熱圧縮成型すると弾性と通気性を有
する靴底材を得ることができた。ついでこれを従来例、
すなわち未加硫のバージンゴム材料に加硫剤・加硫助剤
・充填剤・軟化剤等を添加混練し、発泡剤の助けを得て
発泡させ成型して得られた一般的なゴム発泡材と比較す
ると表1のような結果が得られた。
ック用廃タイヤを冷凍粉砕して得た粒径0、45mm以
下の粉末加硫ゴム100重量部に対し、ウレタン樹脂
(実験では、パンデックスTP1221・大日本インキ
株式会社製を使用)10重量部を混合し、見掛比重0、
7になるよう予め計算した量を成型モールドに注入、1
60℃で10分間加熱圧縮成型すると弾性と通気性を有
する靴底材を得ることができた。ついでこれを従来例、
すなわち未加硫のバージンゴム材料に加硫剤・加硫助剤
・充填剤・軟化剤等を添加混練し、発泡剤の助けを得て
発泡させ成型して得られた一般的なゴム発泡材と比較す
ると表1のような結果が得られた。
【0007】
【表1】
【0008】この比較から、本発明による靴底材は従来
例に劣らない特性を有することが解る。またさまざまに
条件を変えての実験の結果、実用上もっとも好ましい粉
末加硫ゴムの粒径は0、5〜2、0mm、粉末加硫ゴム
とウレタン樹脂の混合比はゴム100重量部に対して樹
脂5〜20重量部、加熱圧縮成型後の見掛比重は0、3
〜0、8、つまり本発明の請求の範囲に記載した範囲で
あることも判明した。
例に劣らない特性を有することが解る。またさまざまに
条件を変えての実験の結果、実用上もっとも好ましい粉
末加硫ゴムの粒径は0、5〜2、0mm、粉末加硫ゴム
とウレタン樹脂の混合比はゴム100重量部に対して樹
脂5〜20重量部、加熱圧縮成型後の見掛比重は0、3
〜0、8、つまり本発明の請求の範囲に記載した範囲で
あることも判明した。
【0009】
【発明の効果】以上、本発明による靴底材とその製造方
法によれば、廃タイヤ・廃自動車部品・廃工業用品とい
った産業廃棄物を主材料として従来品に劣らない特性を
有する靴底材を製造できるので環境問題にも貢献でき、
加えて製造工程も簡略化でき、製造コストも非常に割安
となる。
法によれば、廃タイヤ・廃自動車部品・廃工業用品とい
った産業廃棄物を主材料として従来品に劣らない特性を
有する靴底材を製造できるので環境問題にも貢献でき、
加えて製造工程も簡略化でき、製造コストも非常に割安
となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29C 43/52 C08L 21/00 C08L 21/00 // B29K 21:00 75:00 105:26 B29L 31:50 (72)発明者 岩永 哲 長崎県大村市今富町860番地1 株式会社 ディスカバリー内 (72)発明者 原 悟 佐賀県鳥栖市三島町不動島3644番地1 (72)発明者 姫野 成以子 福岡県八女市宅間田263番地1
Claims (1)
- 【請求項1】粒径0、5〜2、0mmの粉末加硫ゴム1
00重量部に対し、ウレタン樹脂5〜20重量部を添加
混合したものを、成型後の見掛比重が0、3〜0、8に
なるように成型モールドに注入し加熱圧縮成型してな
る、弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32512597A JPH11123104A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32512597A JPH11123104A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11123104A true JPH11123104A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=18173367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32512597A Pending JPH11123104A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 弾性と通気性を有する靴底材とその製造方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11123104A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990071328A (ko) * | 1998-02-27 | 1999-09-27 | 장세현 | 폐고무를 이용한 신발창의 제조방법 |
KR20020019812A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-13 | 손종채 | 바닥충격소음 방지재의 제조방법 및 그 제품 |
JP2002301778A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-15 | Achilles Corp | 射出成形長靴のリサイクル方法 |
KR20030084427A (ko) * | 2002-04-26 | 2003-11-01 | 김진국 | 천연고무와 폐타이어 분말을 이용한 신발 바닥 창 제조 |
CN111655063A (zh) * | 2018-01-31 | 2020-09-11 | 株式会社爱世克私 | 鞋底用构件和鞋 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP32512597A patent/JPH11123104A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990071328A (ko) * | 1998-02-27 | 1999-09-27 | 장세현 | 폐고무를 이용한 신발창의 제조방법 |
KR20020019812A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-13 | 손종채 | 바닥충격소음 방지재의 제조방법 및 그 제품 |
JP2002301778A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-15 | Achilles Corp | 射出成形長靴のリサイクル方法 |
KR20030084427A (ko) * | 2002-04-26 | 2003-11-01 | 김진국 | 천연고무와 폐타이어 분말을 이용한 신발 바닥 창 제조 |
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