JPH11123037A - ルアー専用シート及びこれを用いたルアー - Google Patents

ルアー専用シート及びこれを用いたルアー

Info

Publication number
JPH11123037A
JPH11123037A JP30938697A JP30938697A JPH11123037A JP H11123037 A JPH11123037 A JP H11123037A JP 30938697 A JP30938697 A JP 30938697A JP 30938697 A JP30938697 A JP 30938697A JP H11123037 A JPH11123037 A JP H11123037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lure
light
layer
sheet
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30938697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Hatanaka
東起夫 畠中
Takamasa Maeda
孝昌 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO MARK KK
Original Assignee
TAIYO MARK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIYO MARK KK filed Critical TAIYO MARK KK
Priority to JP30938697A priority Critical patent/JPH11123037A/ja
Publication of JPH11123037A publication Critical patent/JPH11123037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明ホログラムフィルムの下層に蓄光層を設
け、乱反射し且つ蓄光するシートを提供する。透明性イ
ンキにより魚独特の光沢感、風合いを出す。蓄光層表面
を平滑にして透明ホログラムフィルムを積層し耐熱フィ
ルムで保護し、耐熱樹脂を融着しても大きなシワや膨れ
が生じないシートを提供する。これらを用いたルアーを
提供する。 【解決手段】 必要により形成する接着層11と、樹脂
基材12と、蓄光層13と、必要により形成する透明性
インキ層14と、透明ホログラムフィルム15とを順に
積層してなるシート。これを重り表面に貼着してなるル
アー。必要により形成する接着層21と、樹脂基材22
と、蓄光層23と、必要により形成する透明性インキ層
24と、耐熱クリアー層25と、透明ホログラムフィル
ム26と、耐熱フィルム27とを順に積層してなるシー
ト。これを重り表面に置き、透光性耐熱樹脂を融着して
なるルアー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷技術等を用い
て製造されるルアー専用シート、及びこれを用いて製造
されるルアーの技術分野に属し、特に水中深くへ落とし
たときに明るく発光するように改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルアーとして、小魚の形状をした
重りの表面に、魚の模様及び色彩をあしらったルアー専
用シートを貼着してなるものが知られている。さらに、
その上に、透光性を有する耐熱樹脂をインサート成形で
融着することにより、表面保護を図るようにしたものも
知られている。こうすれば、専用シートを貼り、又はこ
れにインサート成形を加えるといった量産向きの工程に
より、三次元曲面で構成される重りの表面に所望の模様
及び色彩を付けることができるから、生産性を高くしな
がら高品質のルアーを製造することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記専用シートとし
て、例えば接着層と、表面に凹凸が形成されたホログラ
ムフィルムと、アルミ蒸着層とを順に積層してなるもの
を用い、この専用シートを接着層で重りに接着したとき
には、アルミ蒸着層及びその下のホログラムフィルムが
光を乱反射してキラキラと光り、集魚機能を良く発揮す
る。
【0004】しかし、このルアーを水中深くへ落として
いくと、次第に水面からルアーに到達する光量が減るの
で乱反射光が減り、集魚機能が極端に落ちてゆく。そこ
で、近年急速に性能が向上してきた蓄光顔料により蓄光
層を形成し、これを乱反射層と組み合わせることによ
り、水面付近では蓄光層に光を蓄え、水中深くへ落ちた
ときには蓄光層から放出される光により集魚機能を発揮
させるようにすることが考えられる。
【0005】ところが、蓄光顔料は反射性に乏しいの
で、先に例示したような専用シートでは、乱反射機能を
確保するために蓄光層をホログラムフィルムの下層に設
けるしかないが、そうした場合、ホログラムフィルム及
びアルミ蒸着層により光が妨げられ、蓄光層が良好に機
能しないという問題が生じる。
【0006】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、透光性を有する
透明ホログラムフィルムを用い、その下層に蓄光層を設
けることで、乱反射機能と蓄光機能を両立させたルアー
専用シートを提供することにあり、又それに透明度を有
するインキを組み合わせて魚独特の光沢感、風合いを出
せるルアー専用シートを提供することにある。さらに、
これを用いたルアーを提供することを目的とする。
【0007】ところで、このような専用シートの上に透
光性を有する耐熱樹脂を融着すると、専用シートに例え
ば140〜160℃程度の熱がかかるが、この熱によっ
て透明ホログラムフィルムに大きなシワが寄ったり膨れ
が発生することがあり、これではルアーの品質が低下す
る。
【0008】本発明者は種々試験及び解析を進めるなか
で、蓄光層の表面が粗いために透明ホログラムフィルム
が密着不良をきたすことが上記不具合の原因であること
を突き止めた。そこで本発明では更に、蓄光層の表面を
平滑にしてから透明ホログラムフィルムを積層し、さら
に透明ホログラムフィルムを耐熱フィルムで保護するこ
とにより、耐熱樹脂を融着しても大きなシワや膨れが生
じることのないルアー専用シートを提供することを目的
とし、更にこれを用いたルアーを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のルアー専用シートは、必要に応じて形成
される接着層と、樹脂の基材と、蓄光顔料で形成された
蓄光層と、透明度を有するインキにより必要に応じて形
成されるインキ層と、透光性を有し且つ表面に凹凸が形
成された透明ホログラムフィルムとを順に積層してなる
ことを特徴としている。
【0010】このルアー専用シートを重りの表面に貼
り、これをルアーとして用いると、水面付近では透明ホ
ログラムフィルムが光を乱反射してキラキラと良く光る
と共に、これを通過した光が蓄光層に蓄えられる。そし
て、水中深くへ落ちると、蓄光層から放出される光が透
明ホログラムフィルムを通過するから明るく発光する。
また、インキ層を形成したときには、光の通過を許容し
ながら、透明ホログラムフィルムと相俟って魚独特の光
沢感、風合いを醸し出す。さらに、印刷技術等を用いて
専用シートを刷り、その専用シートを貼るという量産向
きの工程により、三次元曲面で構成される重りの表面に
所望の模様及び色彩を付けることができるので、生産性
が高く、しかもルアーの品質が高く維持される。
【0011】請求項2のルアー専用シートは、必要に応
じて形成される接着層と、樹脂の基材と、蓄光顔料で形
成された蓄光層と、透明度を有するインキにより必要に
応じて形成されるインキ層と、耐熱樹脂インキにより形
成されて透光性を有するクリアー層と、透光性を有し且
つ表面に凹凸が形成された透明ホログラムフィルムと、
耐熱フィルムとを順に積層してなることを特徴としてい
る。
【0012】このルアー専用シートを重りの表面に配置
し、その上に透光性を有する耐熱樹脂を融着すると、ル
アー専用シートに例えば140〜160℃程度の熱がか
かる。しかし、蓄光層に耐熱樹脂インキが良く馴染んで
その表面が平滑になり、透明ホログラムフィルムが良く
密着すると共に、耐熱フィルムで被覆されているから、
透明ホログラムフィルムに大きなシワが寄ったり膨れが
発生することはない。そして、これをルアーとして用い
ると、水面付近では透明ホログラムフィルムが光を乱反
射してキラキラと良く光ると共に、これを通過した光が
蓄光層に蓄えられる。そして、水中深くへ落ちると、蓄
光層から放出される光が透明ホログラムフィルムを通過
するから明るく発光する。また、インキ層を形成したと
きには、光の通過を許容しながら、透明ホログラムフィ
ルムと相俟って魚独特の光沢感、風合いを醸し出す。さ
らに、印刷技術等を用いて専用シートを刷り、その専用
シートを貼り、耐熱樹脂を融着するという量産向きの工
程により、三次元曲面で構成される重りの表面に所望の
模様及び色彩を付けることができるので、生産性が高
く、しかもルアーの品質が高く維持される。
【0013】請求項3のルアーは、重りの表面に請求項
1記載のルアー専用シートを、接着層又は基材の面で貼
着してなる。
【0014】このルアーは、水面付近では透明ホログラ
ムフィルムが光を乱反射してキラキラと良く光ると共
に、これを通過した光が蓄光層に蓄えられる。そして、
水中深くへ落ちると、蓄光層から放出される光が透明ホ
ログラムフィルムを通過するから明るく発光する。ま
た、インキ層を形成したときには、光の通過を許容しな
がら、透明ホログラムフィルムと相俟って魚独特の光沢
感、風合いを醸し出す。さらに、専用シートを貼るとい
う量産向きの工程により、三次元曲面で構成される重り
の表面に所望の模様及び色彩を付けることができるの
で、生産性が高く、しかもルアーの品質が高く維持され
る。
【0015】請求項4のルアーは、重りの表面に請求項
2記載のルアー専用シートを、接着層又は基材の面が当
接するよう配置し、その上に透光性を有する耐熱樹脂を
融着してなる。
【0016】このルアーでは、ルアー専用シートに例え
ば140〜160℃程度の熱がかかるが、蓄光層に耐熱
樹脂インキが良く馴染んでその表面が平滑になり、透明
ホログラムフィルムが良く密着すると共に、耐熱フィル
ムで被覆されているから、透明ホログラムフィルムに大
きなシワが寄ったり膨れが発生することはない。そし
て、水面付近では透明ホログラムフィルムが光を乱反射
してキラキラと良く光ると共に、これを通過した光が蓄
光層に蓄えられる。そして、水中深くへ落ちると、蓄光
層から放出される光が透明ホログラムフィルムを通過す
るから明るく発光する。また、インキ層を形成したとき
には、光の通過を許容しながら、透明ホログラムフィル
ムと相俟って魚独特の光沢感、風合いを醸し出す。さら
に、専用シートを貼り、耐熱樹脂を融着するという量産
向きの工程により、三次元曲面で構成される重りの表面
に所望の模様及び色彩を付けることができるので、生産
性が高く、しかもルアーの品質が高く維持される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)は第1の実施形態に係
るルアー専用シートを用いたルアーL1を示す。このル
アーL1は、例えば小魚の形状をした重りWの表面に、
図1(b)に示すように魚の模様及び色彩をあしらった
ルアー専用シートS1を貼着してなるものである。
【0018】図1(c)に示すように、このルアー専用
シートS1は積層構造を備えており、必要に応じて接着
剤により形成される接着層11と、樹脂の基材12と、
蓄光顔料で形成された蓄光層13と、透明度を有するイ
ンキにより必要に応じて形成されるインキ層14と、透
光性を有し且つ表面に凹凸が形成された透明ホログラム
フィルム15とを順に積層してなるものである。
【0019】上記接着層11を設けるか否かは任意事項
である。接着層11を設けないときには、別途に接着剤
をルアー専用シートS1の基材12に塗布してから、そ
の面で重りWに貼付する。上記基材12としては、例え
ばポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略す)
のシートが例示される。蓄光顔料とは、太陽光又は人工
光などの光を受けると、そのエネルギーを吸収して蓄
え、周囲が暗くなるとある程度の時間にわたって光を放
出し続ける機能を発揮するものである。インキ層14を
設けるか否かは任意事項である。インキ層14を設ける
ときには、蓄光層13の上で必要な箇所にのみ形成して
もよいし、全面に形成してもよい。種々の色彩のインキ
を適宜組み合わせて用いることができるし、種々の色彩
のインキを重ねてインキ層14を形成してもよい。透明
度を有するインキとしては、例えばハーフトーンのイン
キが例示される。透明ホログラムフィルム15は光学的
に歪をもつフィルムであり、例えば透明なテトロン系P
ETフィルムに、エンボス複製法又はレーザー光照射に
より、表面に細かい凹凸を形成してなるものが例示され
る。上記ルアー専用シートS1の製造にあたっては、接
着層11、蓄光層13、及びインキ層14は、例えばス
クリーン印刷により形成される。上記ルアーL1は、重
りWの表裏両面に上記ルアー専用シートS1、S1を、
接着層11又は基材12の面で貼着することにより製造
される。
【0020】従って、このルアーL1を用いると、水面
付近では透明ホログラムフィルム15が光を乱反射して
キラキラと良く光ると共に、これを通過した光が蓄光層
13に蓄えられる。そして、水中深くへ落ちると、蓄光
層13から放出される光が透明ホログラムフィルム15
を通過するから明るく発光する。そのため、周囲の明る
さの変化に拘らず、優れた集魚機能を発揮することがで
きる。また、インキ層14を形成したときには、このイ
ンキ層14が光の通過を許容するので、蓄光層13を良
く機能させる上、インキ層14が透明ホログラムフィル
ム15と相俟って魚独特の光沢感、風合いを醸し出す。
さらに、印刷技術等を用いて専用シートS1を刷り、そ
の専用シートS1を貼るという量産向きの工程により、
三次元曲面で構成される重りWの表面に所望の模様及び
色彩を付けることができるので、生産性が高く、しかも
ルアーL1の品質が高く維持される。
【0021】図2(a)は、第2の実施形態に係るルア
ー専用シートを用いたルアーL2を示す。このルアーL
2は、例えば小魚の形状をした重りWの表面に、図2
(b)に示すように魚の模様及び色彩をあしらったルア
ー専用シートS2を配置し、その上に透光性を有する耐
熱樹脂Pを融着してなるものである。この耐熱樹脂Pに
より、魚の噛みつきなどに対しても表面保護を図ること
ができると共に、重りWを鉛製にしたときでも鉛毒の散
逸を防止することができる。
【0022】図2(c)に示すように、このルアー専用
シートS2は積層構造を備えており、必要に応じて形成
される接着層21と、樹脂の基材22と、蓄光顔料で形
成された蓄光層23と、透明度を有するインキにより必
要に応じて形成されるインキ層24と、耐熱樹脂インキ
により形成されて透光性を有するクリアー層25と、透
光性を有し且つ表面に凹凸が形成された透明ホログラム
フィルム26と、耐熱フィルム27とを順に積層してな
る。
【0023】このなかで接着層21、基材22、蓄光層
23、インキ層24、及び透明ホログラムフィルム26
については、先の第1実施形態における同一名称の層に
関する解説をそのまま適用することができる。その場
合、接着層21を設けないときには、最終的に耐熱樹脂
Pを融着する関係から、基材22を、接着剤を用いずに
重りWの上下に配置するようにしてもよい。耐熱フィル
ム27としては、例えば透明なPETフィルムが例示さ
れる。上記ルアー専用シートS2の製造にあたっては、
接着層21、蓄光層23、インキ層24、及びクリアー
層25は、例えばスクリーン印刷により形成される。上
記ルアーL2は、重りWの表裏両面に上記ルアー専用シ
ートS2、S2を、接着層21又は基材22の面が当接
するよう配置し、その上に透光性を有する耐熱樹脂Pを
インサート成形等により融着することにより製造され
る。
【0024】従って、このルアー専用シートS2を重り
Wの表面に配置し、その上に透光性を有する耐熱樹脂P
を融着すると、ルアー専用シートS2に例えば140〜
160℃程度の熱がかかる。しかし、蓄光層23に耐熱
樹脂インキが良く馴染んでその表面が平滑になり、透明
ホログラムフィルム26が良く密着すると共に、耐熱フ
ィルム27で被覆されているから、透明ホログラムフィ
ルム26に大きなシワが寄ったり膨れが発生することは
ない。そして、これをルアーL2として用いると、水面
付近では透明ホログラムフィルム26が光を乱反射して
キラキラと良く光ると共に、これを通過した光が蓄光層
23に蓄えられる。そして、水中深くへ落ちると、蓄光
層23から放出される光が透明ホログラムフィルム26
を通過するから明るく発光する。そのため、周囲の明る
さの変化に拘らず、優れた集魚機能を発揮することがで
きる。また、インキ層24を形成したときには、光の通
過を許容しながら、透明ホログラムフィルム26と相俟
って魚独特の光沢感、風合いを醸し出す。さらに、印刷
技術等を用いて専用シートS2を刷り、その専用シート
S2を貼り、耐熱樹脂Pを融着するという量産向きの工
程により、三次元曲面で構成される重りWの表面に所望
の模様及び色彩を付けることができるので、生産性が高
く、しかもルアーL2の品質が高く維持される。
【0025】本発明は、請求項で特定した層構成が特定
断面のみで形成されている実施形態を含むものである。
従って、第1及び第2実施形態で例示したように、請求
項で特定した層構成を有する部分の周囲に基材、或いは
その他の層がはみ出て形成されている実施形態を含むも
のである。
【0026】
【発明の効果】請求項1のルアー専用シートをルアーに
用いると、水面付近では光を乱反射してキラキラと良く
光り、また水中深くへ落ちると明るく発光するから、周
囲の明るさの変化に拘らず、優れた集魚機能を発揮する
ことができる。さらに、インキ層を形成したときには、
これに加えて魚独特の光沢感、風合いを醸し出すことが
できる。しかも、ルアーの生産性を高めながら、その品
質を高く維持することができる。
【0027】請求項2のルアー専用シートをルアーに用
いると、表面保護のための耐熱樹脂を融着しても大きな
シワや膨れが生じることがなく、品質を高めることがで
きる上、水面付近では光を乱反射してキラキラと良く光
り、また水中深くへ落ちると明るく発光するから、周囲
の明るさの変化に拘らず、優れた集魚機能を発揮するこ
とができる。さらに、インキ層を形成したときには、こ
れに加えて魚独特の光沢感、風合いを醸し出すことがで
きる。しかも、ルアーの生産性を高めながら、その品質
を高く維持することができる。
【0028】請求項3のルアーによれば、水面付近では
光を乱反射してキラキラと良く光り、また水中深くへ落
ちると明るく発光するから、周囲の明るさの変化に拘ら
ず、優れた集魚機能を発揮することができる。さらに、
インキ層を形成したときには、これに加えて魚独特の光
沢感、風合いを醸し出すことができる。しかも、ルアー
の生産性を高めながら、その品質を高く維持することが
できる。
【0029】請求項4のルアーによれば、耐熱樹脂によ
り表面保護等を図ることができ、また耐熱樹脂を融着し
ても大きなシワや膨れが生じることがなく、品質を高め
ることができる上、水面付近では光を乱反射してキラキ
ラと良く光り、また水中深くへ落ちると明るく発光する
から、周囲の明るさの変化に拘らず、優れた集魚機能を
発揮することができる。さらに、インキ層を形成したと
きには、これに加えて魚独特の光沢感、風合いを醸し出
すことができる。しかも、ルアーの生産性を高めなが
ら、その品質を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示し、(a)はルアーの斜視
図、(b)はルアー専用シートの平面図、(c)はルア
ー専用シートの断面を模式的に示す説明図である。
【図2】第2実施形態を示し、(a)はルアーの斜視
図、(b)はルアー専用シートの平面図、(c)はルア
ー専用シートの断面を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
W 重り L1 ルアー S1 ルアー専用シート 11 接着層 12 基材 13 蓄光層 14 インキ層 15 透明ホログラムフィルム P 耐熱樹脂 L2 ルアー S2 ルアー専用シート 21 接着層 22 基材 23 蓄光層 24 インキ層 25 クリアー層 26 透明ホログラムフィルム 27 耐熱フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要に応じて形成される接着層と、樹脂
    の基材と、蓄光顔料で形成された蓄光層と、透明度を有
    するインキにより必要に応じて形成されるインキ層と、
    透光性を有し且つ表面に凹凸が形成された透明ホログラ
    ムフィルムとを順に積層してなることを特徴とするルア
    ー専用シート。
  2. 【請求項2】 必要に応じて形成される接着層と、樹脂
    の基材と、蓄光顔料で形成された蓄光層と、透明度を有
    するインキにより必要に応じて形成されるインキ層と、
    耐熱樹脂インキにより形成されて透光性を有するクリア
    ー層と、透光性を有し且つ表面に凹凸が形成された透明
    ホログラムフィルムと、耐熱フィルムとを順に積層して
    なることを特徴とするルアー専用シート。
  3. 【請求項3】 重りの表面に請求項1記載のルアー専用
    シートを、接着層又は基材の面で貼着してなるルアー。
  4. 【請求項4】 重りの表面に請求項2記載のルアー専用
    シートを、接着層又は基材の面が当接するよう配置し、
    その上に透光性を有する耐熱樹脂を融着してなるルア
    ー。
JP30938697A 1997-10-22 1997-10-22 ルアー専用シート及びこれを用いたルアー Pending JPH11123037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30938697A JPH11123037A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ルアー専用シート及びこれを用いたルアー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30938697A JPH11123037A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ルアー専用シート及びこれを用いたルアー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11123037A true JPH11123037A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17992393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30938697A Pending JPH11123037A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ルアー専用シート及びこれを用いたルアー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11123037A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179867A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Globeride Inc 表面構造体
US20140068997A1 (en) * 2011-05-10 2014-03-13 Duel Co., Inc. Lure
US9271482B2 (en) 2013-06-07 2016-03-01 Kabushiki Kaisha HOPEC Fish shaped lure for trolling
CN112118735A (zh) * 2018-05-17 2020-12-22 株式会社Duel 诱饵
KR20210077323A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 김기태 오징어낚시용 축광루어
DE202023100907U1 (de) 2022-03-24 2023-03-03 Globeride, Inc. Kunstköder

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140068997A1 (en) * 2011-05-10 2014-03-13 Duel Co., Inc. Lure
US8931205B2 (en) * 2011-05-10 2015-01-13 Duel Co., Inc. Lure
JP2013179867A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Globeride Inc 表面構造体
US9271482B2 (en) 2013-06-07 2016-03-01 Kabushiki Kaisha HOPEC Fish shaped lure for trolling
CN112118735A (zh) * 2018-05-17 2020-12-22 株式会社Duel 诱饵
US20210235677A1 (en) * 2018-05-17 2021-08-05 Duel Co., Inc. Lure
CN112118735B (zh) * 2018-05-17 2022-05-06 株式会社Duel 诱饵
US11877568B2 (en) * 2018-05-17 2024-01-23 Duel Co., Inc. Lure
KR20210077323A (ko) * 2019-12-17 2021-06-25 김기태 오징어낚시용 축광루어
DE202023100907U1 (de) 2022-03-24 2023-03-03 Globeride, Inc. Kunstköder
KR20230138879A (ko) 2022-03-24 2023-10-05 글로브라이드 가부시키가이샤 루어

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8147075B2 (en) Printed image-set retroreflective sheeting
JP4259829B2 (ja) イメージ表示体
US7433105B2 (en) Decorative film, carton, and method of making
JPH11510268A (ja) 多数の位置に多数サイズのプリズムを有する再帰反射性物品
JP2001150624A (ja) 化粧シート
JPH0997026A (ja) 表示パネルとその製造方法
JP2014164082A (ja) 再帰性反射型蓄光シート
JPH11123037A (ja) ルアー専用シート及びこれを用いたルアー
JPH08152842A (ja) ホログラム脆性シール
JP2008197346A (ja) 背光表示パネル及びその製造方法
JP4845414B2 (ja) パール模様装飾体
CN201761426U (zh) 平面式的车辆发光踏板
JPH05238325A (ja) 発光装飾品
JP2552471Y2 (ja) 発光装飾品
JP2007047263A (ja) 発光性表示体及びその製造方法
US20210041618A1 (en) Vehicle panel for emitting stereoscopic pattern
CN110154571B (zh) 一种感光变色镭射烫印膜
CN217099266U (zh) 一种防透光装饰纸
CN216579961U (zh) 一种具有幻彩反光功能的幻彩亮片
JP7122307B2 (ja) シート部材の製造方法及びシート部材
JPH0973261A (ja) ホログラム脆性シール
JP2003136666A (ja) 化粧シートとその製造方法
JP2020089996A (ja) 加飾シート
CN108828707A (zh) 导光结构和终端
JPS6130849Y2 (ja)