JPH11122707A - 電気自動車の慣性走行装置 - Google Patents

電気自動車の慣性走行装置

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Publication number
JPH11122707A
JPH11122707A JP30915397A JP30915397A JPH11122707A JP H11122707 A JPH11122707 A JP H11122707A JP 30915397 A JP30915397 A JP 30915397A JP 30915397 A JP30915397 A JP 30915397A JP H11122707 A JPH11122707 A JP H11122707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stroke
charging current
wheels
driving
charging
Prior art date
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Pending
Application number
JP30915397A
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English (en)
Inventor
Itsuki Ban
五紀 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車の走行時の消費電力を小さくする
為の手段を得ることが目的である。 【解決手段】 電気自動車の駆動電動機の出力トルクを
1方向クラッチを介して車輪に伝達して慣性走行する手
段と、車体に設けた直流発電機を車輪により駆動して得
られる発電出力により車載蓄電池を充電する手段と、ブ
レーキペタルを踏み込むストロークに対応して、前記し
た発電出力を制御して該ストロークの初期では発電出力
による充電電流を小さく保持し、ストロークに対応して
充電電流を増大せしめるとともにその末期において機械
ブレーキ制動を付加する充電電流制御手段とにより構成
されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電気自動車の走行中の省エネ
ルギ手段として使用される。
【従来の技術】下り坂若しくは減速時に電動機を発電機
として利用して車載蓄電池に充電する手段が利用されて
いる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の手段は、アクセ
ルペタルを踏むと対応して電動機の通電電流を流し、ア
クセルペタルを戻すと電動機を車輪で駆動して発電機に
転化して蓄電池に充電する。従って放電と充電を交互に
繰返して行なうことになり省エネルギ手段として有効な
手段となっていない。この問題を解決することが本発明
の課題である。
【0003】
【課題を解決するための手段】電気自動車の駆動電動機
の出力トルクを1方向クラッチを介して車輪に伝達して
慣性走行する装置と、車体に装着された直流発電機を前
記した車輪を介して駆動して得られる発電出力により車
載蓄電池を充電する装置と、足踏みブレーキ装置のブレ
ーキペタルを踏み込むストロークに対応して、前記した
発電出力を制御して該ストロークの初期では発電出力に
よる充電電流を小さく保持し、ストロークに対応して充
電電流を増大せしめるとともに末期において機械ブレー
キ制動を付加する充電電流制御装置とにより構成された
ものである。
【0004】
【発明の実施の形態】駆動電動機の出力トルクを1方向
クラッチを介して車輪を駆動する手段と、直流発電機を
車輪により駆動して発電出力により車載蓄電池を充電す
る手段と、ブレーキペタルを踏み込むストロークに対応
して、充電電流を増大せしめるとともに末期において機
械ブレーキ制動を行なう充電電流制御装置とにより構成
されたものである。
【0005】
【実施例】次に本発明を実施例につき説明する。図1は
本発明装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、記号1は車輪3を1方向クラッチ2を介して駆動す
る為の直流電動機である。直流電動機1は電気自動車を
前進せしめるときに1方向クラッチ2を介して車輪3を
駆動し、直流電動機1が減速し又は停止すると電気自動
車は慣性により走行するように構成されている。
【0006】走行中に発電機4が車輪により駆動されて
直流を発電して、この電流を制御変更する電流制御装置
5を介して蓄電池(バッテリ)6を充電する。電流制御
装置5の電流制御はブレーキペタル7の踏み込みのスト
ロークに対応して自動的に変化するように構成され、該
ストロークが大きい程バッテリ6の充電電流が大きくな
るようになっている。次に充電電流の制御手段の説明を
図2、図3につき説明する。
【0007】図2において、ブレーキペタル7に連結棒
7aを連結する。連結棒7aの他端は円環9aに固定す
る。円環9aにはレバー10a,10bの端部を固定す
る。円環9aは本体に植立した支軸9に回動自在に装着
される。ブレーキペタル7を矢印A方向に踏み込むと、
レバー10bは点線8の方向に移動するので、点線Cで
示す連結部材を介して車輪のブレーキ11を作動して車
輪の回転を制御する。このときにレバー10aの回動に
より点線Bで示す連結部材を介して電流制御装置5を作
動して、図1のバッテリ6の充電電流を制御する。
【0008】電流制御装置は次に述べる作用を有するも
のである。ブレーキペタルを踏まないときには、発電機
の発電電流がバッテリ6に流入することを阻止して電気
自動車は慣性により走行するので電力の消費は無い。1
方向クラッチ2が無いと電動機1を発電せしめることに
なるので減速が大きくなるが、本発明手段によると減速
が小さくなるので電力消費が著しく小さくなる。特にゆ
るい下り坂の場合に有効な手段となる。
【0009】減速の為にブレーキペタルを踏むと、その
初期より所定のストロークの間で電流制御装置5が作動
して、バッテリ6の充電電流を対応して増大するので発
電制動が行なわれて減速される。更にブレーキペタルを
踏み込むと車輪3に対する周知の摩擦力制動が付加され
る。次に上述した動作の詳細を図3につき説明する。前
述したように、車輪により駆動される発電機4の出力は
電流制御回路5を介してバッテリ6を充電する。
【0010】ブレーキを踏むとそのストロークに対応し
て点線で示すレバー13が矢印F方向に回動するので、
その端部に設けた摺動部材が抵抗体14上を摺動する。
レバー13は図2のレバー10aと点線Bを示すもので
ある。抵抗体14には端子12b,12cより図示の+
−の端子より直流が印加されている。従って端子12a
と12cの電圧はブレーキを踏み込むストロークに対応
して増大する。該電圧は端子5aに入力されているので
電流制御回路5を制御して、ブレーキを踏み込む初期の
ストロークでバッテリの充電電流を零として慣性走行を
行ない、ストロークの増大に対応して充電電流を増大し
て発電制動を行ない、ストロークの末期(点線14aを
レバー13の摺動部材が越えたとき)車輪に対する摩擦
力制動が付加される。上述た手段の具体的例を次に説明
する。図3の端子12a,12cの電圧(以降は電圧V
として標示する。)が増大すると電圧Vに比例してチョ
ッパ回路を利用してバッテリ4に対する充電電流を増大
し、レバー13が点線14aを越えると、図2の連結部
材Cを介して車輪の機械的制動を行なうことにより目的
を達成することができる。
【0011】以上の説明より理解されるように、本発明
装置によると、慣性走行により電力消費を減少し、減速
の必要あるときには発電制動を行なって電力消費を減少
し、減速を大きくする必要があるときには機械制動(摩
擦ブレーキ)を行なうことができる。従って省エネルギ
ー運転の有効な手段を得ることができる。
【0012】
【効果】運転感覚を変えることなく、又加速、減速の手
段も従来と同じ手段により行なうことができ、かかる手
段により電力消費を大きく減少することができる効果が
ある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の動作を示すブロック図
【図2】足踏みブレーキペタルにより作動する部材の説
明図
【図3】足踏みブレーキペタルにより作動する機構の詳
細な説明図
【符号の説明】
1 直流電動機 2 1方向クラッチ 3 車輪 4 発電機 5 電流制御装置 6 バッテリ(蓄電池) 7 ブレーキペタル 7a 連結棒 9 支軸 9a 円環 10a,10b レバー B,C 連結部材 11 機械ブレーキ 12a,12b,12c 電気端子 13 摺動部材を有するレバー 14 抵抗体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気自動車の駆動電動機の出力トルクを1
    方向クラッチを介して車輪に伝達して慣性走行する装置
    と、車体に装着された直流発電機を前記した車輪を介し
    て駆動して得られる発電出力により車載蓄電池を充電す
    る装置と、足踏みブレーキ装置のブレーキペタルを踏み
    込むストロークに対応して、前記した発電出力を制御し
    て該ストロークの初期では発電出力による充電電流を小
    さく保持し、ストロークに対応して充電電流を増大せし
    めるとともに末期において機械ブレーキ制動を付加する
    充電電流制御装置とにより構成されたことを特徴とする
    電気自動車の慣性走行装置。
JP30915397A 1997-10-07 1997-10-07 電気自動車の慣性走行装置 Pending JPH11122707A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102913401A (zh) * 2012-09-24 2013-02-06 中国计量学院 车辆刹车能量回收装置
JP2013188114A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Secoh Giken Inc 電気自動車の慣性走行装置
CN111332128A (zh) * 2020-04-02 2020-06-26 上海锐镁新能源科技有限公司 一种电动汽车串联式电机再生制动系统及其使用方法

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