JPH11122283A - ネットワーク管理システム - Google Patents
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- JPH11122283A JPH11122283A JP28204497A JP28204497A JPH11122283A JP H11122283 A JPH11122283 A JP H11122283A JP 28204497 A JP28204497 A JP 28204497A JP 28204497 A JP28204497 A JP 28204497A JP H11122283 A JPH11122283 A JP H11122283A
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/30—Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
- H04L69/32—Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
- H04L69/322—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
- H04L69/325—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the network layer [OSI layer 3], e.g. X.25
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク１０における各ノード１２に対
するＩＰアドレスの割当状態を時間遅れなく把握する。 【解決手段】 ネットワークに組込まれたＩＰアドレス
割当部１３でＩＰアドレスが動的に割当られる各ノード
１２の各種状態を管理するネットワーク管理システムに
おいて、各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名前、
ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する管理データベース
２３と、管理データベースの記憶内容を各ノードに対す
る管理情報として出力する管理情報出力手段２２と、Ｉ
Ｐアドレス割当部が各ノードに対するＩＰアドレスの割
当情報の変更を行った時に、該当ＩＰアドレス割当部に
おける割当情報の変更を収集する割当情報収集手段２６
と、割当情報収集手段で収集された各ノードのＩＰアド
レスの割当情報で管理データベースの記憶内容を最新情
報に更新するデータベース管理手段２４とを備えてい
る。
するＩＰアドレスの割当状態を時間遅れなく把握する。 【解決手段】 ネットワークに組込まれたＩＰアドレス
割当部１３でＩＰアドレスが動的に割当られる各ノード
１２の各種状態を管理するネットワーク管理システムに
おいて、各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名前、
ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する管理データベース
２３と、管理データベースの記憶内容を各ノードに対す
る管理情報として出力する管理情報出力手段２２と、Ｉ
Ｐアドレス割当部が各ノードに対するＩＰアドレスの割
当情報の変更を行った時に、該当ＩＰアドレス割当部に
おける割当情報の変更を収集する割当情報収集手段２６
と、割当情報収集手段で収集された各ノードのＩＰアド
レスの割当情報で管理データベースの記憶内容を最新情
報に更新するデータベース管理手段２４とを備えてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに組
込まれた各ノードの各種状態を管理するネットワーク管
理システムに係わり、特に、各ノードに対してＩＰアド
レスが動的に割当られるネットワークにおける各ノード
の状態を管理するネットワーク管理システムに関する。
込まれた各ノードの各種状態を管理するネットワーク管
理システムに係わり、特に、各ノードに対してＩＰアド
レスが動的に割当られるネットワークにおける各ノード
の状態を管理するネットワーク管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な情報ネットワークシステムにお
いては、図１７に示すように、伝送路１に対して多数の
ノード２が接続されて構成されたＬＡＮ等のネットワー
ク３相互間がルータ４で接続されている。そして、各ネ
ットワーク３内にはネットワーク管理システム５が組込
まれている場合がある。
いては、図１７に示すように、伝送路１に対して多数の
ノード２が接続されて構成されたＬＡＮ等のネットワー
ク３相互間がルータ４で接続されている。そして、各ネ
ットワーク３内にはネットワーク管理システム５が組込
まれている場合がある。
【０００３】このネットワーク管理システム５は、ＬＡ
Ｎ等のネットワーク３の伝送路１にに接続されているル
ータ４、ハプ等の通信機器やコンピユータ（以後これら
を総称してノ一ド２と呼ぶ）における動作状態や障害情
報や構成情報を遠隔監視し、管理を実行する。
Ｎ等のネットワーク３の伝送路１にに接続されているル
ータ４、ハプ等の通信機器やコンピユータ（以後これら
を総称してノ一ド２と呼ぶ）における動作状態や障害情
報や構成情報を遠隔監視し、管理を実行する。
【０００４】なお、障害情報とは、各ノ一ド２が正常稼
動しているのか、停止しているのかの情報や、どのよう
な障害がどのノ一ド２で発生しているかの情報である。
また、構成情報とは、ネットワーク３相互の接続関係
（トポロジーとも言う）や、ネットワーク３にどのよう
なノ一ド２が組込まれているのかの情報である。
動しているのか、停止しているのかの情報や、どのよう
な障害がどのノ一ド２で発生しているかの情報である。
また、構成情報とは、ネットワーク３相互の接続関係
（トポロジーとも言う）や、ネットワーク３にどのよう
なノ一ド２が組込まれているのかの情報である。
【０００５】そして、一般にネットワーク管理システム
５は、ネットワーク３の構成情報及び障害情報を管理デ
ータベース上に記憶保持している。そして、ネットワー
ク管理システム５は、例えば、図１８に示すように、表
示装置の表示画面６上に、構成情報をネットワーク構成
図７等のように操作者に分かり易い形態で表示する。そ
の上で、表示画面６上で各ノ一ド２を示す部分の色を、
そのノ一ド２の稼動状態にあわせて変化させる等の形態
で、陣害情報を表示する。具体的には、正常なノード２
ａを緑で表示し、故障のノード２ｂを赤で表示する。
５は、ネットワーク３の構成情報及び障害情報を管理デ
ータベース上に記憶保持している。そして、ネットワー
ク管理システム５は、例えば、図１８に示すように、表
示装置の表示画面６上に、構成情報をネットワーク構成
図７等のように操作者に分かり易い形態で表示する。そ
の上で、表示画面６上で各ノ一ド２を示す部分の色を、
そのノ一ド２の稼動状態にあわせて変化させる等の形態
で、陣害情報を表示する。具体的には、正常なノード２
ａを緑で表示し、故障のノード２ｂを赤で表示する。
【０００６】また、図示するように、各ノード２に対し
て該当ノード２の名前の一部であるホスト名やＩＰ（イ
ンターネット・プロトコル）アドレスが表記される。こ
のようなネットワークの情報を表示するためには、前述
した最新の構成情報と障害情報とを収集する必要があ
る。ネットワーク管理システム５が最新の構成情報と障
害情報とを収集する手法は多々ある。
て該当ノード２の名前の一部であるホスト名やＩＰ（イ
ンターネット・プロトコル）アドレスが表記される。こ
のようなネットワークの情報を表示するためには、前述
した最新の構成情報と障害情報とを収集する必要があ
る。ネットワーク管理システム５が最新の構成情報と障
害情報とを収集する手法は多々ある。
【０００７】例えば、操作者が、ネットワーク３の構成
や組込まれている各ノ一ド２を、入力画面から設定する
基本的な方式が考えられる。しかし、この作業は非常に
煩雑であるので、ネットワーク管理システム５自身が直
接ネットワーク３から自動的に収集する手法が提唱され
ている。例えば、ネットワーク管理システム５が、何等
かの手法でネットワーク３上に存在する一つのノ一ド２
を発見して、このノ一ド２に関するホスト名とドメイン
名とからなる名前やＩＰアドレスを前記管理データベー
スに登録する。
や組込まれている各ノ一ド２を、入力画面から設定する
基本的な方式が考えられる。しかし、この作業は非常に
煩雑であるので、ネットワーク管理システム５自身が直
接ネットワーク３から自動的に収集する手法が提唱され
ている。例えば、ネットワーク管理システム５が、何等
かの手法でネットワーク３上に存在する一つのノ一ド２
を発見して、このノ一ド２に関するホスト名とドメイン
名とからなる名前やＩＰアドレスを前記管理データベー
スに登録する。
【０００８】そして、ネットワーク管理システム５は登
録したノ一ド２に対してＩＰアドレスを使用して他のノ
ード２に対する構成情報の問合わせを行う。ネットワー
ク管理システム５からの問合を受領したノード２は、自
己が過去に通信を行った他のノード２のホスト名やＩＰ
アドレスをネットワーク管理システム５へ応答する。こ
のように、各ノード２を順番に辿っていき図１８に示す
最終のネットワーク構成図７を得る（ＵＳＰ ５，１８
５，８６０）。
録したノ一ド２に対してＩＰアドレスを使用して他のノ
ード２に対する構成情報の問合わせを行う。ネットワー
ク管理システム５からの問合を受領したノード２は、自
己が過去に通信を行った他のノード２のホスト名やＩＰ
アドレスをネットワーク管理システム５へ応答する。こ
のように、各ノード２を順番に辿っていき図１８に示す
最終のネットワーク構成図７を得る（ＵＳＰ ５，１８
５，８６０）。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにネットワーク３に組込まれて各ノード２を順番
に辿っていく手法を採用したネットワーク管理システム
５においても、まだ解消すべき次のような課題があっ
た。
たようにネットワーク３に組込まれて各ノード２を順番
に辿っていく手法を採用したネットワーク管理システム
５においても、まだ解消すべき次のような課題があっ
た。
【００１０】すなわち、ネットワーク３に組込まれた各
ノード２に各ＩＰアドレスを一義的に割付けるるのでは
なくて、図１７に示すように、ネットワーク３内に設け
られたＩＰアドレス割当部としてのＤＨＣＰ（Dynamic
Host Configuration Protocol ：動的ホストプロトコ
ル）サーバ８に所定数のＩＰアドレスを保管（プール）
しておき、各ノード２から割当要求が生じた時のみ、Ｄ
ＨＣＰサーバ８がプールしている一つのＩＰアドレスを
要求元のノード２に一定のリース期間Ｔを指定して割当
るネットワーク３も実用化されている。
ノード２に各ＩＰアドレスを一義的に割付けるるのでは
なくて、図１７に示すように、ネットワーク３内に設け
られたＩＰアドレス割当部としてのＤＨＣＰ（Dynamic
Host Configuration Protocol ：動的ホストプロトコ
ル）サーバ８に所定数のＩＰアドレスを保管（プール）
しておき、各ノード２から割当要求が生じた時のみ、Ｄ
ＨＣＰサーバ８がプールしている一つのＩＰアドレスを
要求元のノード２に一定のリース期間Ｔを指定して割当
るネットワーク３も実用化されている。
【００１１】ＩＰアドレスを得たノード２はこのＩＰア
ドレスを用いて、自己のネットワーク３内及びルータ４
を介した他のネットワーク３の各ノード２に対する通信
が可能となる。また、ノード２はリース期間Ｔの経過後
も該当ＩＰアドレスを使用する場合はＤＨＣＰサーバ８
に対して該当ＩＰアドレス割付けの更新要求（リース書
換要求）を請求すれば、継続使用が可能である、このよ
うに、ネットワーク３が有する各ＩＰアドレスをＤＨＣ
Ｐサーバ８が一元管理することによって、このネットワ
ーク３に対して臨時にノード２を組込んだり、ネットワ
ーク３からノード２を除去したり、長期間に亘ってノー
ド２を使用しない場合のアドレス割付処理、アドレス解
放処理が飛躍的に簡素化される。特に今後、モーバイル
コンピューティングが発達してゆく世界では、新たにネ
ットワーク３に接続されたノード（端末）２の構成情報
を迅速に取り込み、管理対象として扱うことが重要にな
る。
ドレスを用いて、自己のネットワーク３内及びルータ４
を介した他のネットワーク３の各ノード２に対する通信
が可能となる。また、ノード２はリース期間Ｔの経過後
も該当ＩＰアドレスを使用する場合はＤＨＣＰサーバ８
に対して該当ＩＰアドレス割付けの更新要求（リース書
換要求）を請求すれば、継続使用が可能である、このよ
うに、ネットワーク３が有する各ＩＰアドレスをＤＨＣ
Ｐサーバ８が一元管理することによって、このネットワ
ーク３に対して臨時にノード２を組込んだり、ネットワ
ーク３からノード２を除去したり、長期間に亘ってノー
ド２を使用しない場合のアドレス割付処理、アドレス解
放処理が飛躍的に簡素化される。特に今後、モーバイル
コンピューティングが発達してゆく世界では、新たにネ
ットワーク３に接続されたノード（端末）２の構成情報
を迅速に取り込み、管理対象として扱うことが重要にな
る。
【００１２】しかし、ネットワーク管理システム５にお
いては、各ノード２を順番に辿っていって各ノード２の
構成を収集するので、例えば、新規にこのネットワーク
３に追加したノード２のＩＰアドレスを収集するのに多
大の処理時間が必要であった。その結果、ネットワーク
管理システム５の表示画面６上に表示されているネット
ワーク３を構成する各ノード２の構成情報が実際のネッ
トワーク３のノード２の構成情報と異なる不都合が生じ
る。
いては、各ノード２を順番に辿っていって各ノード２の
構成を収集するので、例えば、新規にこのネットワーク
３に追加したノード２のＩＰアドレスを収集するのに多
大の処理時間が必要であった。その結果、ネットワーク
管理システム５の表示画面６上に表示されているネット
ワーク３を構成する各ノード２の構成情報が実際のネッ
トワーク３のノード２の構成情報と異なる不都合が生じ
る。
【００１３】次に、ノード２がネットワーク３から取り
除かれたり、長期間稼動停止した場合のことを検証す
る。基本的に、ネットワーク管理システム５は、各ノ一
ド２に定期的に診断信号を送り、その応答が得られるか
否かで、各ノ一ド３が稼動しているか停止しているかを
判断していた。そして、ノ一ド２が停止となった場合
に、予め設定された一定の猶予時問が経過した時点で、
管理データベースにおける該当ノ一ド３の情報を削除す
る。
除かれたり、長期間稼動停止した場合のことを検証す
る。基本的に、ネットワーク管理システム５は、各ノ一
ド２に定期的に診断信号を送り、その応答が得られるか
否かで、各ノ一ド３が稼動しているか停止しているかを
判断していた。そして、ノ一ド２が停止となった場合
に、予め設定された一定の猶予時問が経過した時点で、
管理データベースにおける該当ノ一ド３の情報を削除す
る。
【００１４】ここで、前述したＤＨＣＰサーバ８でＩＰ
アドレスが割当てられるノ一ド２について考えると、そ
のノ一ド２が稼動を停止した後、ＤＨＣＰサーバ８にて
ＩＰアドレスのリース期間Ｔが満了してＩＰアドレスが
解放された後では、ネットワーク管理システム８はこの
ＩＰアドレスが該当ノード２に割当てられていると管理
していても意味はない。
アドレスが割当てられるノ一ド２について考えると、そ
のノ一ド２が稼動を停止した後、ＤＨＣＰサーバ８にて
ＩＰアドレスのリース期間Ｔが満了してＩＰアドレスが
解放された後では、ネットワーク管理システム８はこの
ＩＰアドレスが該当ノード２に割当てられていると管理
していても意味はない。
【００１５】ＩＰアドレスは、一つのノード２から解放
された後は、ＤＨＣＰサーバ８にてＩＰアドレスを新た
に取得しようとする別のノ一ド２に割当てられる可能性
がある。したがって、解放されたＩＰアドレスを以前そ
れが割当てられていたノード２のＩＰアドレスとして管
理していることは問題がある。
された後は、ＤＨＣＰサーバ８にてＩＰアドレスを新た
に取得しようとする別のノ一ド２に割当てられる可能性
がある。したがって、解放されたＩＰアドレスを以前そ
れが割当てられていたノード２のＩＰアドレスとして管
理していることは問題がある。
【００１６】つまり、そのＩＰアドレスが新たな別のノ
一ド２に割当てられても、その新たなノード２がネット
ワーク管理システム５により検出されるまでの期間は、
以前のノード２のＩＰアドレスとして扱われ、ネットワ
ーク管理システム５上の情報と実際のネットワーク３上
での状況とが矛盾するため、管理者に誤解を与える等の
問題がある。
一ド２に割当てられても、その新たなノード２がネット
ワーク管理システム５により検出されるまでの期間は、
以前のノード２のＩＰアドレスとして扱われ、ネットワ
ーク管理システム５上の情報と実際のネットワーク３上
での状況とが矛盾するため、管理者に誤解を与える等の
問題がある。
【００１７】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ネットワークに組込まれた各ノードに対す
るＩＰアドレスの割付を一括管理するＤＨＣＰサーバか
らＩＰアドレスの割当情報を入手することによって、ネ
ットワークに新規にノードが組込まれたり、ネットワー
クからノードが除去されたり、ノードのＩＰアドレスが
変更になったとしても、これらのＩＰアドレスの割当情
報の変更を即座に取り込んで、出力されている各ノード
に対する管理情報を最新情報に遅延なく更新できるネッ
トワーク管理システムを提供することを目的とする。
ものであり、ネットワークに組込まれた各ノードに対す
るＩＰアドレスの割付を一括管理するＤＨＣＰサーバか
らＩＰアドレスの割当情報を入手することによって、ネ
ットワークに新規にノードが組込まれたり、ネットワー
クからノードが除去されたり、ノードのＩＰアドレスが
変更になったとしても、これらのＩＰアドレスの割当情
報の変更を即座に取り込んで、出力されている各ノード
に対する管理情報を最新情報に遅延なく更新できるネッ
トワーク管理システムを提供することを目的とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に請求項１においては、ネットワークに組込まれたＩＰ
アドレス割当部でＩＰアドレスが動的に割当てられる各
ノードの各種状態を管理するネットワーク管理システム
において、各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名
前、ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する管理データベ
ースと、この管理データベースの記憶内容を各ノードに
対する管理情報として出力する管理情報出力手段と、Ｉ
Ｐアドレス割当部が各ノードに対するＩＰアドレスの割
当情報の変更を行った時に、該当ＩＰアドレス割当部に
おけるを収集する割当情報収集手段と、この割当情報収
集手段で収集された各ノードのＩＰアドレスの割当情報
で管理データベースの記憶内容を最新情報に更新するデ
ータベース管理手段とを備えている、また。請求項２に
おいては、上記発明におけるＩＰアドレスの割当情報の
変更は、各ノードに対する新規のＩＰアドレスの割当、
各ノードに対する割当済みＩＰアドレスの更新、及び各
ノードに対する割当済みＩＰアドレスの解除のうちの少
なくともいずれか一つを含む。
に請求項１においては、ネットワークに組込まれたＩＰ
アドレス割当部でＩＰアドレスが動的に割当てられる各
ノードの各種状態を管理するネットワーク管理システム
において、各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名
前、ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する管理データベ
ースと、この管理データベースの記憶内容を各ノードに
対する管理情報として出力する管理情報出力手段と、Ｉ
Ｐアドレス割当部が各ノードに対するＩＰアドレスの割
当情報の変更を行った時に、該当ＩＰアドレス割当部に
おけるを収集する割当情報収集手段と、この割当情報収
集手段で収集された各ノードのＩＰアドレスの割当情報
で管理データベースの記憶内容を最新情報に更新するデ
ータベース管理手段とを備えている、また。請求項２に
おいては、上記発明におけるＩＰアドレスの割当情報の
変更は、各ノードに対する新規のＩＰアドレスの割当、
各ノードに対する割当済みＩＰアドレスの更新、及び各
ノードに対する割当済みＩＰアドレスの解除のうちの少
なくともいずれか一つを含む。
【００１９】さらに、請求項３においては、上記発明に
おける割当情報収集手段は、ＩＰアドレス割当部に対し
て、割当情報を繰返し問合せることによつて、ＩＰアド
レス割当部における割当情報の変更を収集する。
おける割当情報収集手段は、ＩＰアドレス割当部に対し
て、割当情報を繰返し問合せることによつて、ＩＰアド
レス割当部における割当情報の変更を収集する。
【００２０】このように構成されたネットワーク管理シ
ステムにおいては、各ノードに対するＩＰアドレスの新
規割当、各ノードに対する割当済みＩＰアドレスの更
新、及び各ノードに対する割当済みＩＰアドレスの解除
等が発生すると、その都度、その割当情報の変更がネッ
トワーク管理システム内に収集され、その割当情報で管
理データベースの記憶内容が最新情報に更新される。よ
つて、出力されている各ノードに対する管理情報が最新
情報に遅延なく更新される。
ステムにおいては、各ノードに対するＩＰアドレスの新
規割当、各ノードに対する割当済みＩＰアドレスの更
新、及び各ノードに対する割当済みＩＰアドレスの解除
等が発生すると、その都度、その割当情報の変更がネッ
トワーク管理システム内に収集され、その割当情報で管
理データベースの記憶内容が最新情報に更新される。よ
つて、出力されている各ノードに対する管理情報が最新
情報に遅延なく更新される。
【００２１】また、請求項４においては、ネットワーク
に組込まれ、例えばホトス名とドメイン名の組合せから
なる一義的な名前と動的に変化するＩＰアドレスとが与
えられる各ノードの各種状態を管理するネットワーク管
理システムにおいて、各ノード毎に、少なくとも該当ノ
ードの名前、ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する管理
データベースと、この管理データベースの記憶内容を各
ノードに対する管理情報として出力する管理情報出力手
段と、各ノードにおける名前とＩＰアドレスとの関連情
報を監視するネームサーバが名前とＩＰアドレスとの関
連情報の変更を検出した時に、該当ネームサーバにおけ
る関連情報の変更を収集する関連情報収集手段と、関連
情報収集手段で収集された各名前とＩＰアドレスの関係
情報で管理データベースの記憶内容を最新情報に更新す
るデータベース管理手段とを備えている。
に組込まれ、例えばホトス名とドメイン名の組合せから
なる一義的な名前と動的に変化するＩＰアドレスとが与
えられる各ノードの各種状態を管理するネットワーク管
理システムにおいて、各ノード毎に、少なくとも該当ノ
ードの名前、ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する管理
データベースと、この管理データベースの記憶内容を各
ノードに対する管理情報として出力する管理情報出力手
段と、各ノードにおける名前とＩＰアドレスとの関連情
報を監視するネームサーバが名前とＩＰアドレスとの関
連情報の変更を検出した時に、該当ネームサーバにおけ
る関連情報の変更を収集する関連情報収集手段と、関連
情報収集手段で収集された各名前とＩＰアドレスの関係
情報で管理データベースの記憶内容を最新情報に更新す
るデータベース管理手段とを備えている。
【００２２】請求項５においては、上記発明における名
前とＩＰアドレスとの関連情報の変更は、各名前に対す
る新規のＩＰアドレスの関連付け、各名前とＩＰアドレ
スとの関連の更新、各名前とＩＰアドレスとの関連の解
消のうちの少なくともいずれか一つを含む。
前とＩＰアドレスとの関連情報の変更は、各名前に対す
る新規のＩＰアドレスの関連付け、各名前とＩＰアドレ
スとの関連の更新、各名前とＩＰアドレスとの関連の解
消のうちの少なくともいずれか一つを含む。
【００２３】請求項６においては、上記発明における関
連情報収集手段は、ネームサーバに対して各ＩＰアドレ
スに対する名前の関連情報を問合わせることにより、ネ
ームサーバにおける関関連情報の変更を収集する。
連情報収集手段は、ネームサーバに対して各ＩＰアドレ
スに対する名前の関連情報を問合わせることにより、ネ
ームサーバにおける関関連情報の変更を収集する。
【００２４】このよう構成されたネットワーク管理シス
テムにおいては、ネームサーバから情報を得ている。す
なわち、このネームサーバは、ネットワークにおける各
ノードの名前と該当ノードが有する動的に変化するＩＰ
アドレスとの関連性を管理する。そして、このネームサ
ーバから各名前に対する新規のＩＰアドレスの関連付
け、各名前とＩＰアドレスとの関連の更新、各名前とＩ
Ｐアドレスとの関連の解消等の名前とＩＰアドレスとの
関連情報が収集されて、この関連情報で管理データベー
スの記憶内容が最新情報に更新される。
テムにおいては、ネームサーバから情報を得ている。す
なわち、このネームサーバは、ネットワークにおける各
ノードの名前と該当ノードが有する動的に変化するＩＰ
アドレスとの関連性を管理する。そして、このネームサ
ーバから各名前に対する新規のＩＰアドレスの関連付
け、各名前とＩＰアドレスとの関連の更新、各名前とＩ
Ｐアドレスとの関連の解消等の名前とＩＰアドレスとの
関連情報が収集されて、この関連情報で管理データベー
スの記憶内容が最新情報に更新される。
【００２５】また、請求項７においては、ネットワーク
に組込まれたＩＰアドレス割当部でＩＰアドレスが動的
に割当られる各ノードの各種状態を管理するネットワー
ク管理システムにおいて、各ノード毎に、少なくとも該
当ノードの名前、ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する
管理データベースと、この管理データベースの記憶内容
を各ノードに対する管理情報として出力する管理情報出
力手段と、各ノードに対して対して繰返し動作状態の診
断を行うノード状態監視部と、ノード状態監視部から得
られる各ノードの動作状態で管理データベースの記憶内
容を最新情報に更新すると共に、ノードがＩＰアドレス
割当部におけるＩＰアドレスの割当時間に基づいて定め
られた所定時間を超える時間稼動していない時に、少な
くとも管理データベースにおける該当ノ一ドのＩＰアド
レスを削除するデータベース管理手段とを備えている。
に組込まれたＩＰアドレス割当部でＩＰアドレスが動的
に割当られる各ノードの各種状態を管理するネットワー
ク管理システムにおいて、各ノード毎に、少なくとも該
当ノードの名前、ＩＰアドレス及び動作状態を記憶する
管理データベースと、この管理データベースの記憶内容
を各ノードに対する管理情報として出力する管理情報出
力手段と、各ノードに対して対して繰返し動作状態の診
断を行うノード状態監視部と、ノード状態監視部から得
られる各ノードの動作状態で管理データベースの記憶内
容を最新情報に更新すると共に、ノードがＩＰアドレス
割当部におけるＩＰアドレスの割当時間に基づいて定め
られた所定時間を超える時間稼動していない時に、少な
くとも管理データベースにおける該当ノ一ドのＩＰアド
レスを削除するデータベース管理手段とを備えている。
【００２６】このように構成されたネットワーク管理シ
ステムにおいては、このネットワーク管理システムの基
本機能として、各ノードの状態を診断して、その診断結
果を管理データベースに登録するが、ノードの停止状態
が例えばＤＨＣＰサーバ等のＩＰアドレス割当部におけ
るＩＰアドレスの割当時間に基づいて定められた所定時
間を超えると該当ノードのＩＰアドレスが削除される。
ステムにおいては、このネットワーク管理システムの基
本機能として、各ノードの状態を診断して、その診断結
果を管理データベースに登録するが、ノードの停止状態
が例えばＤＨＣＰサーバ等のＩＰアドレス割当部におけ
るＩＰアドレスの割当時間に基づいて定められた所定時
間を超えると該当ノードのＩＰアドレスが削除される。
【００２７】すなわち、前述したように、各ノードが自
己に割当られたＩＰアドレスを更新しない場合は、ＩＰ
アドレス割当部から指定され割当時間（リース期間）を
越えると、このノードはこのＩＰアドレスを使用するこ
とはない。
己に割当られたＩＰアドレスを更新しない場合は、ＩＰ
アドレス割当部から指定され割当時間（リース期間）を
越えると、このノードはこのＩＰアドレスを使用するこ
とはない。
【００２８】したがって、ノードが停止状態であること
は、停止状態への移行後はこのＩＰアドレスの更新は実
行されていないので、少なくとも割当時間経過後には、
ＩＰアドレス割当部はこのＩＰアドレスを他のノードに
割当て可能である。よって、ネットワーク管理システム
においては、少なくとも割当時間経過後には停止状態の
ノードの該当ＩＰアドレスを削除すればよい。よって、
出力されている各ノードに対する管理情報が実際のネッ
トワークの情報によりよく一致する。
は、停止状態への移行後はこのＩＰアドレスの更新は実
行されていないので、少なくとも割当時間経過後には、
ＩＰアドレス割当部はこのＩＰアドレスを他のノードに
割当て可能である。よって、ネットワーク管理システム
においては、少なくとも割当時間経過後には停止状態の
ノードの該当ＩＰアドレスを削除すればよい。よって、
出力されている各ノードに対する管理情報が実際のネッ
トワークの情報によりよく一致する。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 （第１実施形態）図１は本発明の第１実施形態のネット
ワーク管理システムが組込まれたネットワークの概略構
成を示すブロック図である。
用いて説明する。 （第１実施形態）図１は本発明の第１実施形態のネット
ワーク管理システムが組込まれたネットワークの概略構
成を示すブロック図である。
【００３０】例えばＬＡＮ等のネットワーク１０の伝送
路１１に対して、複数のノード１２、ＩＰアドレス割当
部としてのＤＨＣＰサーバ１３、ルータ１４、及びネッ
トワーク管理システム１５が接続されている。ＤＨＣＰ
サーバ１３は基本的にこのネットワーク１０で使用可能
な複数のＩＰアドレスを一元管理し、必要に応じて、各
ノード１２に割当る機能を有する。なお、ＤＨＣＰサー
バ１３、ルータ１４及びネットワーク管理システム１５
は当初からそれぞれ固有のＩＰアドレスが割付けられて
いる。
路１１に対して、複数のノード１２、ＩＰアドレス割当
部としてのＤＨＣＰサーバ１３、ルータ１４、及びネッ
トワーク管理システム１５が接続されている。ＤＨＣＰ
サーバ１３は基本的にこのネットワーク１０で使用可能
な複数のＩＰアドレスを一元管理し、必要に応じて、各
ノード１２に割当る機能を有する。なお、ＤＨＣＰサー
バ１３、ルータ１４及びネットワーク管理システム１５
は当初からそれぞれ固有のＩＰアドレスが割付けられて
いる。
【００３１】ルータ１４はこのネットワーク１０の各ノ
ード１２が他のネットワークのノーードと情報交換する
場合における中継機能を有する。ネットワーク管理シス
テム１５は、図示するようにコンピュータ等の一種の情
報処理装置で構成されており、システムバス１６に対し
て、各種情報処理を実行するＣＰＵ１７、ＲＡＭ等で構
成された各種プログラム等を記憶する主メモリ１８、外
部記憶装置としてのＨＤＤ１９、ネットワーク１０の伝
送路１１に接続されたＬＡＮインタフェース２０、操作
者が各種操作指令を入力するためのキーボードやマウス
等で形成されたマンマシン（Ｍ／Ｍ）インタフェース２
１、各ノード１２に対する管理情報が表示出力される表
示器２２等が接続されている。
ード１２が他のネットワークのノーードと情報交換する
場合における中継機能を有する。ネットワーク管理シス
テム１５は、図示するようにコンピュータ等の一種の情
報処理装置で構成されており、システムバス１６に対し
て、各種情報処理を実行するＣＰＵ１７、ＲＡＭ等で構
成された各種プログラム等を記憶する主メモリ１８、外
部記憶装置としてのＨＤＤ１９、ネットワーク１０の伝
送路１１に接続されたＬＡＮインタフェース２０、操作
者が各種操作指令を入力するためのキーボードやマウス
等で形成されたマンマシン（Ｍ／Ｍ）インタフェース２
１、各ノード１２に対する管理情報が表示出力される表
示器２２等が接続されている。
【００３２】図２は、このネットワーク管理システム１
５の機能を実現するために、ＨＤＤ１９内に形成された
管理データベース２３、アプリケーションプログラム上
にプログラムモジュールとして形成されたデータベース
管理部２４、ノード状態監視部２５、通知受付部２６、
及び外部の各ノード１２とＤＨＣＰサーバ１３との関係
を示ブロック図である。
５の機能を実現するために、ＨＤＤ１９内に形成された
管理データベース２３、アプリケーションプログラム上
にプログラムモジュールとして形成されたデータベース
管理部２４、ノード状態監視部２５、通知受付部２６、
及び外部の各ノード１２とＤＨＣＰサーバ１３との関係
を示ブロック図である。
【００３３】管理データベース２３内には、図３に示す
ように、このネットワーク１０に組込まれている各ノー
ド１２毎に、ホスト名とドメイン名との組合わせからな
る名前、ＩＰアドレス、該当ＩＰアドレスの割当時刻、
診断で得られる状態、最終の状態更新日時Ｔｇ等からな
る管理情報が記憶される。
ように、このネットワーク１０に組込まれている各ノー
ド１２毎に、ホスト名とドメイン名との組合わせからな
る名前、ＩＰアドレス、該当ＩＰアドレスの割当時刻、
診断で得られる状態、最終の状態更新日時Ｔｇ等からな
る管理情報が記憶される。
【００３４】ノード状態監視部２５は、管理データペー
ス２３に記録されている各ノ一ド１２に対して、診断メ
ッセージを周期的に送出し、該当ノード１２から応答が
得られるか否かに基づいて該当ノ一ド１２の稼動／停止
状態を決定し、その状態をデータベース制御部２４を介
して管理データベース２３の該当ノード１２の状態の領
域に書込む。
ス２３に記録されている各ノ一ド１２に対して、診断メ
ッセージを周期的に送出し、該当ノード１２から応答が
得られるか否かに基づいて該当ノ一ド１２の稼動／停止
状態を決定し、その状態をデータベース制御部２４を介
して管理データベース２３の該当ノード１２の状態の領
域に書込む。
【００３５】ネットワーク管理システム１５としては、
この管理データベース２３の内容を各ノード１２に対す
る管理情報として例えば前述した図１８に示すフォーマ
ットで表示器２２に表示出力する、そして、例えば正常
なノード１２を緑で表示し、停止状態又は故障状態のノ
ード１２を赤で表示する。また、各ノード１２に対して
該当ノード１２に一義的に設定されているホスト名の他
に、管理データベース２３に記憶されているＩＰアドレ
スも同時に表示する。
この管理データベース２３の内容を各ノード１２に対す
る管理情報として例えば前述した図１８に示すフォーマ
ットで表示器２２に表示出力する、そして、例えば正常
なノード１２を緑で表示し、停止状態又は故障状態のノ
ード１２を赤で表示する。また、各ノード１２に対して
該当ノード１２に一義的に設定されているホスト名の他
に、管理データベース２３に記憶されているＩＰアドレ
スも同時に表示する。
【００３６】ここで、ＤＨＣＰサーバ１３が各ノード１
２に対するＩＰアドレスの新規割当、割当済みＩＰアド
レスの更新（リース書換え）、及び割当済みＩＰアドレ
スの解除について詳細に説明する。
２に対するＩＰアドレスの新規割当、割当済みＩＰアド
レスの更新（リース書換え）、及び割当済みＩＰアドレ
スの解除について詳細に説明する。
【００３７】一種のコンピュータで構成されたＤＨＣＰ
サーバ１３内には、図７に示すＩＰアドレス割当テーブ
ル２７が形成されており、自己が管理するＮ個のＩＰア
ドレス毎に、該当ＩＰアドレスを割当てたノード１２の
ホスト名とドメイン名との組合わせからなる名前，更新
時刻を考慮した最終の割当時刻Ｔｅが設定される。な
お、これらのホスト名，ドメイン名，最終割当時刻Ｔｅ
は該当ＩＰアドレスの割当てが解放（終了）されるとク
リアされる。
サーバ１３内には、図７に示すＩＰアドレス割当テーブ
ル２７が形成されており、自己が管理するＮ個のＩＰア
ドレス毎に、該当ＩＰアドレスを割当てたノード１２の
ホスト名とドメイン名との組合わせからなる名前，更新
時刻を考慮した最終の割当時刻Ｔｅが設定される。な
お、これらのホスト名，ドメイン名，最終割当時刻Ｔｅ
は該当ＩＰアドレスの割当てが解放（終了）されるとク
リアされる。
【００３８】また、ＤＨＣＰサーバ１３にはネットワー
ク管理システム１５の通知受付部２６へ図５に示すＩＰ
アドレス割当メッセージ２９、図示しないＩＰアドレス
更新メッセージ３０、及び図６に示すＩＰアドレス解放
メッセージ３１を送信する通知部２８が設けられてい
る。
ク管理システム１５の通知受付部２６へ図５に示すＩＰ
アドレス割当メッセージ２９、図示しないＩＰアドレス
更新メッセージ３０、及び図６に示すＩＰアドレス解放
メッセージ３１を送信する通知部２８が設けられてい
る。
【００３９】そして、ＤＨＣＰサーバ１３は、微小時間
ΔＴ経過する毎に、図８の流れ図に従って各ノード１２
に対するＩＰアドレスの割当処理、更新処理、及び解放
処理を実行する。
ΔＴ経過する毎に、図８の流れ図に従って各ノード１２
に対するＩＰアドレスの割当処理、更新処理、及び解放
処理を実行する。
【００４０】Ｓ１にて、一つのノード１２から例えば同
報通信で自己のホスト名を指定したＩＰアドレスの割当
要求が入力すると、ＩＰアドレス割当テーブル２７から
空のＩＰアドレスを抽出して（Ｓ２）、図４に示すＩＰ
アドレス割当メッセージ３２を作成して、該当ノード１
２へ送信する（Ｓ３）。なお、Ｓ１〜Ｓ３の処理は既に
公知のＤＨＣＰプロトコルに従って実行されるので詳細
説明を省略する。
報通信で自己のホスト名を指定したＩＰアドレスの割当
要求が入力すると、ＩＰアドレス割当テーブル２７から
空のＩＰアドレスを抽出して（Ｓ２）、図４に示すＩＰ
アドレス割当メッセージ３２を作成して、該当ノード１
２へ送信する（Ｓ３）。なお、Ｓ１〜Ｓ３の処理は既に
公知のＤＨＣＰプロトコルに従って実行されるので詳細
説明を省略する。
【００４１】次に、ＩＰアドレス割当テーブル２７の該
当ＩＰアドレスの領域に割当て先のノード１２のホスト
名，ドメイン名、及び現在時刻Ｔｒからなる最終割当時
刻Ｔｅを設定する（Ｓ４）。そして、通知部２８を介し
て、図５に示す今回割当てたＩＰアドレス、リース期間
（割当時間）Ｔ、ホスト名、ドメイン名を組込んだＩＰ
アドレス割当メッセーシ２９をネットワーク管理システ
ム１５の通知受付部２６へ送信する（Ｓ５）。
当ＩＰアドレスの領域に割当て先のノード１２のホスト
名，ドメイン名、及び現在時刻Ｔｒからなる最終割当時
刻Ｔｅを設定する（Ｓ４）。そして、通知部２８を介し
て、図５に示す今回割当てたＩＰアドレス、リース期間
（割当時間）Ｔ、ホスト名、ドメイン名を組込んだＩＰ
アドレス割当メッセーシ２９をネットワーク管理システ
ム１５の通知受付部２６へ送信する（Ｓ５）。
【００４２】また、Ｓ６で、ＩＰアドレス割付済のノー
ド１２から該当ＩＰアドレスの更新要求が入力すると、
Ｓ７にてＩＰアドレス割当テーブル２７内の該当のＩＰ
アドレスの最終割当時刻Ｔｅを現在時刻Ｔｒに更新する
（Ｔｅ＝Ｔｒ）。そして、ＩＰアドレス、ホスト名、ド
メイン名を指定したＩＰアドレス更新メッセージ３０に
組込んでネットワーク管理システム１５の通知受付部２
６へ送信する（Ｓ８）。
ド１２から該当ＩＰアドレスの更新要求が入力すると、
Ｓ７にてＩＰアドレス割当テーブル２７内の該当のＩＰ
アドレスの最終割当時刻Ｔｅを現在時刻Ｔｒに更新する
（Ｔｅ＝Ｔｒ）。そして、ＩＰアドレス、ホスト名、ド
メイン名を指定したＩＰアドレス更新メッセージ３０に
組込んでネットワーク管理システム１５の通知受付部２
６へ送信する（Ｓ８）。
【００４３】以上の各処理が終了すると、Ｓ９にて、Ｉ
Ｐアドレス割当テーブル２７内の各ノード１２に割当中
の各ＩＰアドレスの割当残時間Ｔｓを現在時刻Ｔｒ及び
該当領域の最終割当時刻Ｔｅを用いて算出する（Ｔｓ＝
Ｔｒ−Ｔｅ）。そして、この割当残時間Ｔｓがリース期
間（割当時間）Ｔを越えていれば、該当ＩＰアドレスの
ホスト名、ドメイン名、最終割当時刻Ｔｅをクリアする
（Ｓ１１）。そして、該当ＩＰアドレスを組込んだ図６
に示すＩＰアドレス解放メッセージ３１を作成してネッ
トワーク管理システム１５の通知受付部２６へ送信する
（Ｓ１２）。
Ｐアドレス割当テーブル２７内の各ノード１２に割当中
の各ＩＰアドレスの割当残時間Ｔｓを現在時刻Ｔｒ及び
該当領域の最終割当時刻Ｔｅを用いて算出する（Ｔｓ＝
Ｔｒ−Ｔｅ）。そして、この割当残時間Ｔｓがリース期
間（割当時間）Ｔを越えていれば、該当ＩＰアドレスの
ホスト名、ドメイン名、最終割当時刻Ｔｅをクリアする
（Ｓ１１）。そして、該当ＩＰアドレスを組込んだ図６
に示すＩＰアドレス解放メッセージ３１を作成してネッ
トワーク管理システム１５の通知受付部２６へ送信する
（Ｓ１２）。
【００４４】次に、ネットワーク管理システム１５の各
部２４，２５，２６は図９の流れ図に従って、管理デー
タベース２３に対する更新処理を実行する。Ｑ１にて、
通知受付部２６を介してＤＨＣＰサーバ１３からのメッ
セージが入力すると、このメッセージの種別を調べる。
図５に示すＩＰアドレス割当メッセージ２９の場合（Ｑ
２）、管理データベース２３内に、このＩＰアドレス割
当メッセージ２９が指定するノード１２のホスト名が既
に登録されているか否かを調べて、未登録の場合は、新
規領域に該当ノード１２のホスト名，ドメイン名を新規
設定する（Ｑ４）。
部２４，２５，２６は図９の流れ図に従って、管理デー
タベース２３に対する更新処理を実行する。Ｑ１にて、
通知受付部２６を介してＤＨＣＰサーバ１３からのメッ
セージが入力すると、このメッセージの種別を調べる。
図５に示すＩＰアドレス割当メッセージ２９の場合（Ｑ
２）、管理データベース２３内に、このＩＰアドレス割
当メッセージ２９が指定するノード１２のホスト名が既
に登録されているか否かを調べて、未登録の場合は、新
規領域に該当ノード１２のホスト名，ドメイン名を新規
設定する（Ｑ４）。
【００４５】その後、管理データベース２３内の該当Ｉ
Ｐアドレス割当メッセージ２９が指定するホスト名，ド
メイン名の領域に指定されたＩＰアドレスを設定すると
ともに、現在時刻Ｔｒを割当時刻として設定する（Ｑ
５）。
Ｐアドレス割当メッセージ２９が指定するホスト名，ド
メイン名の領域に指定されたＩＰアドレスを設定すると
ともに、現在時刻Ｔｒを割当時刻として設定する（Ｑ
５）。
【００４６】また、ＤＨＣＰサーバ１３からのメッセー
ジが図６に示すＩＰアドレス解放メッセージ３１の場合
は（Ｑ６）、管理データベース２３の該当ＩＰアドレス
及び該当領域の割当時刻を削除する（Ｑ７）。
ジが図６に示すＩＰアドレス解放メッセージ３１の場合
は（Ｑ６）、管理データベース２３の該当ＩＰアドレス
及び該当領域の割当時刻を削除する（Ｑ７）。
【００４７】さらに、ＤＨＣＰサーバ１３からのメッセ
ージがＩＰアドレス更新メッセージ３０の場合は（Ｑ
８）、管理データベース２３の該当ＩＰアドレスの割当
時刻を現在時刻Ｔｒに更新する（Ｑ９）。
ージがＩＰアドレス更新メッセージ３０の場合は（Ｑ
８）、管理データベース２３の該当ＩＰアドレスの割当
時刻を現在時刻Ｔｒに更新する（Ｑ９）。
【００４８】また、Ｑ１０にて、ノード状態監視部２５
から各ノード１２に対する稼働／停止状態の監視を含む
診断結果が入力すると、該当ノード１２が指定するホス
ト名、ドメイン名の領域の状態をこの診断結果で更新し
て、Ｑ１１にて状態更新日時Ｔｇを現在時刻Ｔｒに更新
する（Ｔｇ＝Ｔｒ）。
から各ノード１２に対する稼働／停止状態の監視を含む
診断結果が入力すると、該当ノード１２が指定するホス
ト名、ドメイン名の領域の状態をこの診断結果で更新し
て、Ｑ１１にて状態更新日時Ｔｇを現在時刻Ｔｒに更新
する（Ｔｇ＝Ｔｒ）。
【００４９】このように構成された第１実施形態のネッ
トワーク管理システム１５においては、ＤＨＣＰサーバ
１３が、各ノード１２に新規にＩＰアドレスを割付けた
場合や、各ノード１２の割付済みのＩＰアドレスに対す
る更新を実施した場合や、各ノード１２の割付済みのＩ
Ｐアドレスを解放した場合は、その時点で、新規割付，
更新，解放の対象となるＩＰアドレスを組込んだＩＰア
ドレス割当メッセージ２９、ＩＰアドレス更新メッセー
ジ３０、ＩＰアドレス解放メッセージ３１をネットワー
ク管理システム１５へ送信している。
トワーク管理システム１５においては、ＤＨＣＰサーバ
１３が、各ノード１２に新規にＩＰアドレスを割付けた
場合や、各ノード１２の割付済みのＩＰアドレスに対す
る更新を実施した場合や、各ノード１２の割付済みのＩ
Ｐアドレスを解放した場合は、その時点で、新規割付，
更新，解放の対象となるＩＰアドレスを組込んだＩＰア
ドレス割当メッセージ２９、ＩＰアドレス更新メッセー
ジ３０、ＩＰアドレス解放メッセージ３１をネットワー
ク管理システム１５へ送信している。
【００５０】よって、ネットワーク管理システム１５と
しては、ＤＨＣＰサーバ１３から各メッセージ２９，３
０，３１を受信した時点で、これらのメッセージ２９，
３０．３１の指示内容に従って監理データベース２３に
おいてノード１２に新規ＩＰアドレスを登録したり、登
録済みのＩＰアドレスを更新したり、登録済みのＩＰア
ドレスを削除する。
しては、ＤＨＣＰサーバ１３から各メッセージ２９，３
０，３１を受信した時点で、これらのメッセージ２９，
３０．３１の指示内容に従って監理データベース２３に
おいてノード１２に新規ＩＰアドレスを登録したり、登
録済みのＩＰアドレスを更新したり、登録済みのＩＰア
ドレスを削除する。
【００５１】したがって、図１７に示した従来のネット
ワーク管理システム５のように、ＩＰアドレスの割当状
態が変更になったノード２を探し当てるために、変更の
ないノード２を含めてネットワーク３に組込まれた全て
のノード２を順番に辿っていく手法に比較して、実施形
態システムにおいては、各ノード１２におけるＩＰアド
レスの割当状態の変更をより遅延なく短時間で把握でき
る。
ワーク管理システム５のように、ＩＰアドレスの割当状
態が変更になったノード２を探し当てるために、変更の
ないノード２を含めてネットワーク３に組込まれた全て
のノード２を順番に辿っていく手法に比較して、実施形
態システムにおいては、各ノード１２におけるＩＰアド
レスの割当状態の変更をより遅延なく短時間で把握でき
る。
【００５２】その結果、管理データべース２３の記憶情
報は実際のネットワーク１０の状態に常に一致してお
り、表示器２２に管理データべース２３の記憶内容が各
ノード１２の管理情報として表示されるので、管理者が
監視している各ノード１２に対する管理情報が最新情報
に遅延なく更新される。
報は実際のネットワーク１０の状態に常に一致してお
り、表示器２２に管理データべース２３の記憶内容が各
ノード１２の管理情報として表示されるので、管理者が
監視している各ノード１２に対する管理情報が最新情報
に遅延なく更新される。
【００５３】よって、ネットワーク管理システム１５の
管理性能を大幅に向上できる。 （第２実施形態）図１０は本発明の第２実施形態のネッ
トワーク管理システム１５ａのアプリケーションプログ
ラム上に形成された各処理部を示すブロック図である。
図２に示す第１実施形態システムのブロック図と同一部
分には同一符号を付して重複する部分には同一符号を付
して詳細説明を省略する。
管理性能を大幅に向上できる。 （第２実施形態）図１０は本発明の第２実施形態のネッ
トワーク管理システム１５ａのアプリケーションプログ
ラム上に形成された各処理部を示すブロック図である。
図２に示す第１実施形態システムのブロック図と同一部
分には同一符号を付して重複する部分には同一符号を付
して詳細説明を省略する。
【００５４】この第２実施形態のネットワーク管理シス
テム１５ａにおいては、通知受付部２６の代りに、変化
検出部３２が設けられている。そして、ＤＨＣＰサーバ
１３ａには、通知部２８の代りに応答部３３が設けられ
ている。
テム１５ａにおいては、通知受付部２６の代りに、変化
検出部３２が設けられている。そして、ＤＨＣＰサーバ
１３ａには、通知部２８の代りに応答部３３が設けられ
ている。
【００５５】ＤＨＣＰサーバ１３ａは、図７に示すＩＰ
アドレス割当テーブル２７が形成されている。そして、
このＤＨＣＰサーバ１３ａは、第１実施形態システムの
ＤＨＣＰサーバ１３と同様に、各ノード１２からのＩＰ
アドレスの割当要求に応じてＩＰアドレスを新規割当
て、各ノード１２からのＩＰアドレスの更新要求に応じ
てＩＰアドレスを更新し、更新要求が行われなかった割
当済みのＩＰアドレスをリース期間Ｔ終了後に解放す
る。そして、それらの処理結果に基づいてＩＰアドレス
割当テーブル２７の割当内容を更新する。
アドレス割当テーブル２７が形成されている。そして、
このＤＨＣＰサーバ１３ａは、第１実施形態システムの
ＤＨＣＰサーバ１３と同様に、各ノード１２からのＩＰ
アドレスの割当要求に応じてＩＰアドレスを新規割当
て、各ノード１２からのＩＰアドレスの更新要求に応じ
てＩＰアドレスを更新し、更新要求が行われなかった割
当済みのＩＰアドレスをリース期間Ｔ終了後に解放す
る。そして、それらの処理結果に基づいてＩＰアドレス
割当テーブル２７の割当内容を更新する。
【００５６】さらに、このＤＨＣＰサーバ１３ａの応答
部３３は、ネットワーク管理システム１５ａの変化検出
部３２からのＩＰアドレスの割当状態に関する各種の問
合せメッセージ３４に応じて、ＩＰアドレス割当テーブ
ル２７の割当状態から応答メッセージ３５を作成してこ
の変化検出部３２へ返信する。
部３３は、ネットワーク管理システム１５ａの変化検出
部３２からのＩＰアドレスの割当状態に関する各種の問
合せメッセージ３４に応じて、ＩＰアドレス割当テーブ
ル２７の割当状態から応答メッセージ３５を作成してこ
の変化検出部３２へ返信する。
【００５７】すなわち、変化検出部３２は、一定周期
で、ＩＰアドレスの新規割当情報、ＩＰアドレスの更新
情報、及びＩＰアドレスの解放情報の問合せメッセージ
３４をＤＨＣＰサーバ１３ａの応答部３３へ送出する。
で、ＩＰアドレスの新規割当情報、ＩＰアドレスの更新
情報、及びＩＰアドレスの解放情報の問合せメッセージ
３４をＤＨＣＰサーバ１３ａの応答部３３へ送出する。
【００５８】ＤＨＣＰサーバ１３ａの応答部３３は、新
規割当情報の問合せメッセージ３４に対して、 (a) 前回の問合せに応じた以降に新規に割当てたＩＰア
ドレスのリストを応答メッセージ３５として返信する。
規割当情報の問合せメッセージ３４に対して、 (a) 前回の問合せに応じた以降に新規に割当てたＩＰア
ドレスのリストを応答メッセージ３５として返信する。
【００５９】(b) 問合せを受けた時点で割当てられてい
る全ＩＰアドレスのリストを応答メッセージ３５として
返信する。 (c) 割当てたＩＰアドレスと割当てた時刻を組にした情
報をリストの形で応答メッセージ３５として返信する。 等の処理のうちの予め定められた一つの処理を実施す
る。なお、どの方式に関しても、応答メッセージ３５に
は個々のＩＰアドレス以外にも、割当てたノ一ド１２の
ホスト名、ドメイン名、ＩＰアドレスのリース期間（割
当時間）Ｔの情報が組込まれている。
る全ＩＰアドレスのリストを応答メッセージ３５として
返信する。 (c) 割当てたＩＰアドレスと割当てた時刻を組にした情
報をリストの形で応答メッセージ３５として返信する。 等の処理のうちの予め定められた一つの処理を実施す
る。なお、どの方式に関しても、応答メッセージ３５に
は個々のＩＰアドレス以外にも、割当てたノ一ド１２の
ホスト名、ドメイン名、ＩＰアドレスのリース期間（割
当時間）Ｔの情報が組込まれている。
【００６０】また、ＤＨＣＰサーバ１３ａの応答部３３
は、更新情報の問合せメッセージ３４に対して、更新要
求のＩＰアドレスを応答メッセージ３５として返信す
る。さらに、ＤＨＣＰサーバ１３ａの応答部３３は、解
放情報の問合せメッセージ３４に対して、 (a) 前回の問合せに応じた以降に新規に解放したＩＰア
ドレスのリストを応答メッセージ３５として返信する。
は、更新情報の問合せメッセージ３４に対して、更新要
求のＩＰアドレスを応答メッセージ３５として返信す
る。さらに、ＤＨＣＰサーバ１３ａの応答部３３は、解
放情報の問合せメッセージ３４に対して、 (a) 前回の問合せに応じた以降に新規に解放したＩＰア
ドレスのリストを応答メッセージ３５として返信する。
【００６１】(b) 逆に、問合せを受けた時点で割当てら
れている全ＩＰアドレスのリストを応答メッセージ３５
として返信する。等の処理のうちの予め定められた一つ
の処理を実施する。
れている全ＩＰアドレスのリストを応答メッセージ３５
として返信する。等の処理のうちの予め定められた一つ
の処理を実施する。
【００６２】ネットワーク管理システム１５ａの変化検
出部３２は、ＤＨＣＰサーバ１３ａから取込んだ、ＩＰ
アドレスの新規割当情報、ＩＰアドレスの更新情報、及
びＩＰアドレスの解放情報をデータベース制御部２４へ
送出する。データベース制御部２４はこれらの新規割当
情報、更新情報、解放情報に基づいて管理データベース
２３の各ＩＰアドレスに対する記憶内容を更新する。
出部３２は、ＤＨＣＰサーバ１３ａから取込んだ、ＩＰ
アドレスの新規割当情報、ＩＰアドレスの更新情報、及
びＩＰアドレスの解放情報をデータベース制御部２４へ
送出する。データベース制御部２４はこれらの新規割当
情報、更新情報、解放情報に基づいて管理データベース
２３の各ＩＰアドレスに対する記憶内容を更新する。
【００６３】このように構成された第２実施形態のネッ
トワーク管理システム１５ａにおいても、管理データベ
ース２３における各ノード１２に対するＩＰアドレスの
新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、割当済みＩＰ
アドレスの削除は、ＤＨＣＰサーバ１３ａが行う各ノー
ド１２に対する新規割当、更新、解放に時間遅れなく実
施されるので、第１実施形態のネットワーク管理システ
ム１５とほぼ同様の効果を奏することができる。
トワーク管理システム１５ａにおいても、管理データベ
ース２３における各ノード１２に対するＩＰアドレスの
新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、割当済みＩＰ
アドレスの削除は、ＤＨＣＰサーバ１３ａが行う各ノー
ド１２に対する新規割当、更新、解放に時間遅れなく実
施されるので、第１実施形態のネットワーク管理システ
ム１５とほぼ同様の効果を奏することができる。
【００６４】（第３実施形態）図１１は本発明の第３実
施形態のネットワーク管理システム１５ｂのアプリケー
ションプログラム上に形成された各処理部を示すブロッ
ク図である。図２に示す第１実施形態システムのブロッ
ク図と同一部分には同一符号を付して重複する部分には
同一符号を付して詳細説明を省略する。
施形態のネットワーク管理システム１５ｂのアプリケー
ションプログラム上に形成された各処理部を示すブロッ
ク図である。図２に示す第１実施形態システムのブロッ
ク図と同一部分には同一符号を付して重複する部分には
同一符号を付して詳細説明を省略する。
【００６５】この第３実施形態のネットワーク管理シス
テム１５ｂの通知受付部２６は、ネームサーバ３６の通
知部３７から出力される各ホスト名とＩＰアドレスの関
係情報の変更を取込む。すなわち、各ノード１２にの対
するＩＰアドレスの新規割当、更新，解放を実行する第
２実施形態システムに示したＤＨＣＰサーバ１３ａの他
に、ネームサーバ３６が設けられている。
テム１５ｂの通知受付部２６は、ネームサーバ３６の通
知部３７から出力される各ホスト名とＩＰアドレスの関
係情報の変更を取込む。すなわち、各ノード１２にの対
するＩＰアドレスの新規割当、更新，解放を実行する第
２実施形態システムに示したＤＨＣＰサーバ１３ａの他
に、ネームサーバ３６が設けられている。
【００６６】このネームサーバ３６は、ネットワーク１
０に組込まれた各ノード１２のホスト名とＩＰアドレス
の対応を管理する。そして、内部に図１２に示すような
ＩＰアドレスと、ホスト名とドメイン名との組合せから
なる名前との関係を記憶する対応テーブル３８を保持す
る。
０に組込まれた各ノード１２のホスト名とＩＰアドレス
の対応を管理する。そして、内部に図１２に示すような
ＩＰアドレスと、ホスト名とドメイン名との組合せから
なる名前との関係を記憶する対応テーブル３８を保持す
る。
【００６７】ネームサーバ３６の具体例としてはＩＥＴ
Ｆ ＲＦＣ１０３３，１０３４，１０３５，１１０１，
１１２３，１１８３，１０３６で規定されているＤＮＳ
(Domain Name Syatem)サービスを実現するＤＮＳサーバ
等が考えられる。このＤＮＳサーバは、上記ＲＦＣで規
定されている機能に加えて、ＤＨＣＰサーバ１３ａによ
つて各ノード１２に動的に割当てられたＩＰアドレス
と、各ノ一ド１２に一義的に付与されているホスト名と
の関係を、外部からの問合せに対して応答する機能を有
している。
Ｆ ＲＦＣ１０３３，１０３４，１０３５，１１０１，
１１２３，１１８３，１０３６で規定されているＤＮＳ
(Domain Name Syatem)サービスを実現するＤＮＳサーバ
等が考えられる。このＤＮＳサーバは、上記ＲＦＣで規
定されている機能に加えて、ＤＨＣＰサーバ１３ａによ
つて各ノード１２に動的に割当てられたＩＰアドレス
と、各ノ一ド１２に一義的に付与されているホスト名と
の関係を、外部からの問合せに対して応答する機能を有
している。
【００６８】このような機能を有するＤＮＳサーバ自体
は既に公知のものである。そして、この第３実施形態に
おいては、ネームサーバ３６としてのＤＮＳサーバで
は、ＤＨＣＰサーバ１３ａの通知部３３からＩＰアドレ
スの割当て関する通知を受け、それに基づいて自分が保
持する対応テーブル３８のホスト名及びドメイン名とＩ
Ｐアドレスとの関係を更新する。
は既に公知のものである。そして、この第３実施形態に
おいては、ネームサーバ３６としてのＤＮＳサーバで
は、ＤＨＣＰサーバ１３ａの通知部３３からＩＰアドレ
スの割当て関する通知を受け、それに基づいて自分が保
持する対応テーブル３８のホスト名及びドメイン名とＩ
Ｐアドレスとの関係を更新する。
【００６９】ネームサーバ３６の通知部３７は、ＩＰア
ドレスとホスト名との関連が新規に設定されたり、ＩＰ
アドレスとホスト名との関連が更新されたり、ＩＰアド
レスとホスト名との関連が解放されると、その各情報を
メッセージに組込んでネットワーク管理システム１５ｂ
の通知受付部２６へ送出する。
ドレスとホスト名との関連が新規に設定されたり、ＩＰ
アドレスとホスト名との関連が更新されたり、ＩＰアド
レスとホスト名との関連が解放されると、その各情報を
メッセージに組込んでネットワーク管理システム１５ｂ
の通知受付部２６へ送出する。
【００７０】ネットワーク管理システム１５ｂにおいて
は、通知受付部２６でＩＰアドレスとホスト名との関連
の新規設定、更新、解放情報を受信すると、データベー
ス制御部２４が起動して、管理データベース２３内に、
ホスト名に対してＩＰアドレスを登録したり、ホスト名
に対して既に設定されているＩＰアドレスを更新した
り、ホスト名に対して既に設定されているＩＰアドレス
を削除する。
は、通知受付部２６でＩＰアドレスとホスト名との関連
の新規設定、更新、解放情報を受信すると、データベー
ス制御部２４が起動して、管理データベース２３内に、
ホスト名に対してＩＰアドレスを登録したり、ホスト名
に対して既に設定されているＩＰアドレスを更新した
り、ホスト名に対して既に設定されているＩＰアドレス
を削除する。
【００７１】このように構成された第３実施形態のネッ
トワーク管理システム１５ｂにおいても、管理データベ
ース２３における各ノード１２に対するＩＰアドレスの
新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、割当済みＩＰ
アドレスの削除は、ＤＨＣＰサーバ１３ａが行う各ノー
ド１２に対する新規割当、更新、解放に時間遅れなく実
施されるので、第１，第２の実施形態のネットワーク管
理システム１５，１５ａとほぼ同様の効果を奏すること
ができる。
トワーク管理システム１５ｂにおいても、管理データベ
ース２３における各ノード１２に対するＩＰアドレスの
新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、割当済みＩＰ
アドレスの削除は、ＤＨＣＰサーバ１３ａが行う各ノー
ド１２に対する新規割当、更新、解放に時間遅れなく実
施されるので、第１，第２の実施形態のネットワーク管
理システム１５，１５ａとほぼ同様の効果を奏すること
ができる。
【００７２】なお、ネームサーバ３６は、必ずしもＤＮ
Ｓサーバである必要はなく、ノ一ド１２を特定するホス
ト名とドメイン名との組合せからなる名前と、ＩＰアド
レスとの関係をデータとして保持するシステムであれば
何であってもよい。例えば、ＩＥＴＦ ＲＦＣＩ００
Ｉ．１００２準拠のＷＩＮＳ(Windows Internet Name S
ervice) サーバやＩＴＵ−Ｔ勧告Ｘ．５００の一部を実
装したようなサーバでもよい。なお、ＷＩＮＳサーバの
場合には、ホスト名とドメイン名からなる名前の代わり
に、ＮｅｔＢＩ０Ｓ(Network Basic Input output Syst
em) 名が用いられることになるが、その他のネットワー
ク管理システムとの関係は上述した手法と同様である。
Ｓサーバである必要はなく、ノ一ド１２を特定するホス
ト名とドメイン名との組合せからなる名前と、ＩＰアド
レスとの関係をデータとして保持するシステムであれば
何であってもよい。例えば、ＩＥＴＦ ＲＦＣＩ００
Ｉ．１００２準拠のＷＩＮＳ(Windows Internet Name S
ervice) サーバやＩＴＵ−Ｔ勧告Ｘ．５００の一部を実
装したようなサーバでもよい。なお、ＷＩＮＳサーバの
場合には、ホスト名とドメイン名からなる名前の代わり
に、ＮｅｔＢＩ０Ｓ(Network Basic Input output Syst
em) 名が用いられることになるが、その他のネットワー
ク管理システムとの関係は上述した手法と同様である。
【００７３】（第４実施形態）図１３は本発明の第４実
施形態のネットワーク管理システム１５ｃのアプリケー
ションプログラム上に形成された各処理部を示すブロッ
ク図である。図１１に示す第３実施形態システムのブロ
ック図と同一部分には同一符号を付して重複する部分に
は同一符号を付して詳細説明を省略する。
施形態のネットワーク管理システム１５ｃのアプリケー
ションプログラム上に形成された各処理部を示すブロッ
ク図である。図１１に示す第３実施形態システムのブロ
ック図と同一部分には同一符号を付して重複する部分に
は同一符号を付して詳細説明を省略する。
【００７４】この第４実施形態のネットワーク管理シス
テム１５ｃ内には、通知受信部２６の代りに変化検出部
３２ａが設けられている。そして、ネームサーバ３６ａ
にはこの変化検出部３２ａからのＩＰアドレスを指定し
た問合わせに応ずる応答部３９が設けられている。
テム１５ｃ内には、通知受信部２６の代りに変化検出部
３２ａが設けられている。そして、ネームサーバ３６ａ
にはこの変化検出部３２ａからのＩＰアドレスを指定し
た問合わせに応ずる応答部３９が設けられている。
【００７５】このネームサーバ３６ａも、図１１に示す
第３実施形態システムのネームサーバ３６と同様に、ネ
ツトワーク１０に組込まれた各ノード１２のホスト名と
ＩＰアドレスとの関係をＤＨＣＰサーバ１３ａからの情
報に基づいて記憶保持している。
第３実施形態システムのネームサーバ３６と同様に、ネ
ツトワーク１０に組込まれた各ノード１２のホスト名と
ＩＰアドレスとの関係をＤＨＣＰサーバ１３ａからの情
報に基づいて記憶保持している。
【００７６】そして、ネットワーク管理システム１５ｃ
の変化検出部３２ａは、自己のネットワーク管理システ
ム１５ｃが管理すべきネットワーク１０に与えられた各
ＩＰアドレスを予め記憶保持している。
の変化検出部３２ａは、自己のネットワーク管理システ
ム１５ｃが管理すべきネットワーク１０に与えられた各
ＩＰアドレスを予め記憶保持している。
【００７７】そして、変化検出部３２ａは、一定周期
で、管理する可能性の有るＩＰアドレスについて、ＩＰ
アドレスから名前への変換（以後これを解決と呼ぷ）の
要求を問合メッセージに組込んでネームサーバ３６ａの
応答部３９へ送信する。
で、管理する可能性の有るＩＰアドレスについて、ＩＰ
アドレスから名前への変換（以後これを解決と呼ぷ）の
要求を問合メッセージに組込んでネームサーバ３６ａの
応答部３９へ送信する。
【００７８】ネームサーバ３６ａの応答部３９は、変化
検出部３２ａから受信した問合せメッセージに含まれる
ＩＰアドレスに対するホスト名とドメイン名との組合せ
からなる名前が存在すれば、この名前を解決情報として
問合せのＩＰアドレスと該当ホスト名とドメイン名とを
応答メッセージに組込んで変化検出部３２ａへ返信す
る。一方、応答部３９は、変化検出部３２ａから受信し
た問合せメッセージに含まれるＩＰアドレスに対してホ
スト名及びドメイン名が存在しなければ、ホスト名及び
ドメイン名存在無しの情報を応答メッセージに組込んで
変化検出部３２ａへ返信する。
検出部３２ａから受信した問合せメッセージに含まれる
ＩＰアドレスに対するホスト名とドメイン名との組合せ
からなる名前が存在すれば、この名前を解決情報として
問合せのＩＰアドレスと該当ホスト名とドメイン名とを
応答メッセージに組込んで変化検出部３２ａへ返信す
る。一方、応答部３９は、変化検出部３２ａから受信し
た問合せメッセージに含まれるＩＰアドレスに対してホ
スト名及びドメイン名が存在しなければ、ホスト名及び
ドメイン名存在無しの情報を応答メッセージに組込んで
変化検出部３２ａへ返信する。
【００７９】ネットワーク管理システム１５ｃのデータ
べース制御部２４は変化検出部３２ａからの各ＩＰアド
レスに対するホスト名とドメイン名との組合せからなる
名前の解決状態、すなわち、管理すべき各ＩＰアドレス
に対するホスト名及びドメイン名の存在、不存在から、
逆に、各ホスト名及びドメイン名に対するＩＰアドレス
の新規割当、更新、解消を判断して、この判断結果に基
づいて管理データベース２３の記憶内容を最新の情報に
更新する。
べース制御部２４は変化検出部３２ａからの各ＩＰアド
レスに対するホスト名とドメイン名との組合せからなる
名前の解決状態、すなわち、管理すべき各ＩＰアドレス
に対するホスト名及びドメイン名の存在、不存在から、
逆に、各ホスト名及びドメイン名に対するＩＰアドレス
の新規割当、更新、解消を判断して、この判断結果に基
づいて管理データベース２３の記憶内容を最新の情報に
更新する。
【００８０】したがって、このように構成された第４実
施形態のネットワーク管理システム１５ｃにおいても、
管理データベース２３における各ノード１２に対するＩ
Ｐアドレスの新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、
割当済みＩＰアドレスの削除は、ＤＨＣＰサーバ１３ａ
が行う各ノード１２に対する新規割当、更新、解放に時
間遅れなく実施されるので、第１、第２、第３の実施形
態のネットワーク管理システム１５、１５ａ、１５ｂと
ほぼ同様の効果を奏することができる。
施形態のネットワーク管理システム１５ｃにおいても、
管理データベース２３における各ノード１２に対するＩ
Ｐアドレスの新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、
割当済みＩＰアドレスの削除は、ＤＨＣＰサーバ１３ａ
が行う各ノード１２に対する新規割当、更新、解放に時
間遅れなく実施されるので、第１、第２、第３の実施形
態のネットワーク管理システム１５、１５ａ、１５ｂと
ほぼ同様の効果を奏することができる。
【００８１】なお、ネームサーバ３６ａに関しては、ネ
ームサーバ３６ａ自体がホスト名及びドメイン名とＩＰ
アドレスとの関係の情報を直接保有していなくても、他
からの問合せ要求に対して、別のネームサーバに対して
さらに問合せを行った結果、正しいホスト名及びドメイ
ン名とＩＰアドレスの関係を得ることによって、ネット
ワーク管理システム１５ｃに対する応答を行う方式のも
のでもよい。
ームサーバ３６ａ自体がホスト名及びドメイン名とＩＰ
アドレスとの関係の情報を直接保有していなくても、他
からの問合せ要求に対して、別のネームサーバに対して
さらに問合せを行った結果、正しいホスト名及びドメイ
ン名とＩＰアドレスの関係を得ることによって、ネット
ワーク管理システム１５ｃに対する応答を行う方式のも
のでもよい。
【００８２】例えば、米国マイクロソフト社のＯＳであ
るＷｉｎｄｏｗｓＮＴ Ｓｅｒｖｅｒ４．０が提供する
ＤＮＳサーバ機能においては、同０Ｓが提供するＷＩＮ
Ｓサーバと連携することにより、動的に変化するＩＰア
ドレスが存在しても、ＤＮＳの正方向、逆方向の解決要
求に正しく応答することが可能である。
るＷｉｎｄｏｗｓＮＴ Ｓｅｒｖｅｒ４．０が提供する
ＤＮＳサーバ機能においては、同０Ｓが提供するＷＩＮ
Ｓサーバと連携することにより、動的に変化するＩＰア
ドレスが存在しても、ＤＮＳの正方向、逆方向の解決要
求に正しく応答することが可能である。
【００８３】さらに、この第４実施形態のネットワーク
管理システム１５ｃにおいては、変化検出部３２ａが、
ネームサーバ３６ａへ問合せを行って、このネームサー
バ３６ａから問合せに対する応答を得るようにしている
ので、従来から存在する市販のネームサーバを大幅に改
造することなく、ネットワーク管理システムの改造だけ
で、簡単に上述した技術的効果を得ることができる。
管理システム１５ｃにおいては、変化検出部３２ａが、
ネームサーバ３６ａへ問合せを行って、このネームサー
バ３６ａから問合せに対する応答を得るようにしている
ので、従来から存在する市販のネームサーバを大幅に改
造することなく、ネットワーク管理システムの改造だけ
で、簡単に上述した技術的効果を得ることができる。
【００８４】（第５実施形態）図１４は本発明の第５実
施形態のネットワーク管理システム１５ｄのアプリケー
ションプログラム上に形成された各処理部を示すブロッ
ク図である。図２に示す第１実施形態システムのブロッ
ク図と同一部分には同一符号を付して重複する部分には
同一符号を付して詳細説明を省略する。
施形態のネットワーク管理システム１５ｄのアプリケー
ションプログラム上に形成された各処理部を示すブロッ
ク図である。図２に示す第１実施形態システムのブロッ
ク図と同一部分には同一符号を付して重複する部分には
同一符号を付して詳細説明を省略する。
【００８５】この第５実施形態のネットワーク管理シス
テム１５ｄ内には、図１５に示すように、図３に示す管
理データベースと同一構成の管理データベース２３ａ
と、データベース制御部２４ａと、ノード状態監視部２
５ａとが設けられており、通知受付部２６は除去されて
いる。
テム１５ｄ内には、図１５に示すように、図３に示す管
理データベースと同一構成の管理データベース２３ａ
と、データベース制御部２４ａと、ノード状態監視部２
５ａとが設けられており、通知受付部２６は除去されて
いる。
【００８６】そして、このネットワーク管理システム１
５ｄにおいては、管理データベース２３ａの各ノード１
２に対するＩＰアドレスの割当は、図１７で示した従来
のネットワーク管理システム５と同様に、ノード状態監
視部２５ａが各ノード１２を順番に辿っていって各ノー
ド１２に割当られたＩＰアドレスを検出して、管理デー
タベース２３ａに登録する。
５ｄにおいては、管理データベース２３ａの各ノード１
２に対するＩＰアドレスの割当は、図１７で示した従来
のネットワーク管理システム５と同様に、ノード状態監
視部２５ａが各ノード１２を順番に辿っていって各ノー
ド１２に割当られたＩＰアドレスを検出して、管理デー
タベース２３ａに登録する。
【００８７】そして、この管理データベース２３ａに一
旦登録された各ＩＰアドレスの削除も、ノード状態監視
部２５ａ実施する一定周期で各ノード１２に対する診断
の診断結果に基づいて行う。
旦登録された各ＩＰアドレスの削除も、ノード状態監視
部２５ａ実施する一定周期で各ノード１２に対する診断
の診断結果に基づいて行う。
【００８８】具体的には、データべース制御部２４ａ
は、微小時間ΔＴ経過する毎に図１６に示す流れ図に従
って各ＩＰアドレスに対する削除処理を実施する。Ｒ１
にてノード状態監視部２５ａから一つのノード１２に対
する正常動作状態／異常状態や停止状態の判断を含む診
断結果が入力すると、管理データベース２３ａの該当ノ
ード１２のホスト名，ドメイン名の状態の領域に正常又
は停止状態の診断結果を書込む（Ｒ２）。そして、正常
の場合は（Ｒ３）、Ｒ４にて現在時刻Ｔｒを状態更新日
時Ｔｇとして書込む（Ｔｇ＝Ｔｒ）。なお、異常状態や
停止状態の場合は、状態更新日時Ｔｇを現在時刻で更新
しない。
は、微小時間ΔＴ経過する毎に図１６に示す流れ図に従
って各ＩＰアドレスに対する削除処理を実施する。Ｒ１
にてノード状態監視部２５ａから一つのノード１２に対
する正常動作状態／異常状態や停止状態の判断を含む診
断結果が入力すると、管理データベース２３ａの該当ノ
ード１２のホスト名，ドメイン名の状態の領域に正常又
は停止状態の診断結果を書込む（Ｒ２）。そして、正常
の場合は（Ｒ３）、Ｒ４にて現在時刻Ｔｒを状態更新日
時Ｔｇとして書込む（Ｔｇ＝Ｔｒ）。なお、異常状態や
停止状態の場合は、状態更新日時Ｔｇを現在時刻で更新
しない。
【００８９】そして、Ｒ５にて、管理データベース２３
ａの各ノード１２において異常又は停止状態のノード１
２が存在すれば、Ｒ６にて、該当ノード１２の正常終了
時刻である状態更新日時Ｔｇからの経過時間ＴR を算出
する（ＴR ＝Ｔｒ−Ｔｇ）。
ａの各ノード１２において異常又は停止状態のノード１
２が存在すれば、Ｒ６にて、該当ノード１２の正常終了
時刻である状態更新日時Ｔｇからの経過時間ＴR を算出
する（ＴR ＝Ｔｒ−Ｔｇ）。
【００９０】そして、算出した経過時間ＴR がＤＨＣＰ
サーバ１３ｂで各ノード１２に対してＩＰアドレスを割
当る場合におけるリース期間（割当時間）Ｔの半分の時
間（Ｔ／２）を越えた場合は、該当ノード１２のホスト
名、ドメイン名に対するＩＰアドレスを削除する。
サーバ１３ｂで各ノード１２に対してＩＰアドレスを割
当る場合におけるリース期間（割当時間）Ｔの半分の時
間（Ｔ／２）を越えた場合は、該当ノード１２のホスト
名、ドメイン名に対するＩＰアドレスを削除する。
【００９１】このように、一定周期ΔＴ経過する毎に、
異常状態又は停止状態のノード１２における異常状態又
は停止状態に移行した時点（最後の正常状態）からの経
過時間ＴR がＩＰアドレスのリース期間（割当時間）Ｔ
の半分の時間（Ｔ／２）を越えた時点で、該当ノード１
２に対するＩＰアドレスの割当が終了したと判断してい
る。
異常状態又は停止状態のノード１２における異常状態又
は停止状態に移行した時点（最後の正常状態）からの経
過時間ＴR がＩＰアドレスのリース期間（割当時間）Ｔ
の半分の時間（Ｔ／２）を越えた時点で、該当ノード１
２に対するＩＰアドレスの割当が終了したと判断してい
る。
【００９２】すなわち、前述したように、各ノード１２
はリース期間（割当時間）Ｔの経過後も該当ＩＰアドレ
スを使用する場合はＤＨＣＰサーバ１３ｂに対して該当
ＩＰアドレスの割当の更新要求を請求すれば、継続使用
が可能である。一般に、この割当の更新要求は、リース
期間（割当時間）Ｔの半分の時間が経過した時点で実行
される。
はリース期間（割当時間）Ｔの経過後も該当ＩＰアドレ
スを使用する場合はＤＨＣＰサーバ１３ｂに対して該当
ＩＰアドレスの割当の更新要求を請求すれば、継続使用
が可能である。一般に、この割当の更新要求は、リース
期間（割当時間）Ｔの半分の時間が経過した時点で実行
される。
【００９３】一方、ＤＨＣＰサーバ１３ｂはノード１２
に対する最後のＩＰアドレス更新処理を実行した時刻か
らリース期間（割当時間）Ｔだけ経過した時点で、該当
ノード１２に対するＩＰアドレスの解放を実施する。
に対する最後のＩＰアドレス更新処理を実行した時刻か
らリース期間（割当時間）Ｔだけ経過した時点で、該当
ノード１２に対するＩＰアドレスの解放を実施する。
【００９４】したがって、ＤＨＣＰサーバ１３ｂは、ノ
ード１２が停止するタイミングにより、該当ノード１２
が停止してからＴ／２〜Ｔの問に、該当ノード１２に対
するＩＰアドレスを解放する可能性がある。
ード１２が停止するタイミングにより、該当ノード１２
が停止してからＴ／２〜Ｔの問に、該当ノード１２に対
するＩＰアドレスを解放する可能性がある。
【００９５】つまり、ノード１２がＩＰアドレスの更新
要求を出力した直後に該当ノード１２が停止すれば、停
止後リース期間（割当時間）Ｔ経過した時点でＩＰアド
レスが解放される。しかし、丁度Ｔ／２経過した時点
で、すなわち更新要求を出す直前にノード１２が停止し
た場合には、停止後Ｔ／２経過した時点でＩＰアドレス
が解放されることになる。
要求を出力した直後に該当ノード１２が停止すれば、停
止後リース期間（割当時間）Ｔ経過した時点でＩＰアド
レスが解放される。しかし、丁度Ｔ／２経過した時点
で、すなわち更新要求を出す直前にノード１２が停止し
た場合には、停止後Ｔ／２経過した時点でＩＰアドレス
が解放されることになる。
【００９６】実際には、ネットワーク管理システム１５
ｄのノード状態監視部２５ｄはある周期を持って各ノー
ド１２の稼動／停止を検出しているので、或る程度の停
止状態検出の遅延があるはずである。
ｄのノード状態監視部２５ｄはある周期を持って各ノー
ド１２の稼動／停止を検出しているので、或る程度の停
止状態検出の遅延があるはずである。
【００９７】したがって、ネットワーク管理システム１
５ｄが認識した（停止時刻＋Ｔ／２一検出遅延時間）の
最大値で求められる時刻以降は、ＤＨＣＰサーバ１３ｂ
は該当ノード１２に対するＩＰアドレスを解放している
可能性が有る。
５ｄが認識した（停止時刻＋Ｔ／２一検出遅延時間）の
最大値で求められる時刻以降は、ＤＨＣＰサーバ１３ｂ
は該当ノード１２に対するＩＰアドレスを解放している
可能性が有る。
【００９８】ここで、該当ノード１２に対するＩＰアド
レスが解放される可能性が０より大になつた時点で、管
理データベース２３ａから該当ノ一ド１２のＩＰアドレ
スの割当情報を削除する理由は以下の通りである。
レスが解放される可能性が０より大になつた時点で、管
理データベース２３ａから該当ノ一ド１２のＩＰアドレ
スの割当情報を削除する理由は以下の通りである。
【００９９】すなわち、次の瞬問に同じＩＰアドレスが
別のノ一ド１２にて使用開始されることをネットワーク
管理システム１５ｄが検出するまでの時間遅延における
矛盾状態の不利益の方が、実際にはＤＨＣＰサーバ１３
ｂで解放されていない可能性によるＩＰアドレスの情報
をネットワーク管理システム側で管理データベース２３
ａから削除することによる矛眉状態の不利益よりもはる
かに甚大であるからである。
別のノ一ド１２にて使用開始されることをネットワーク
管理システム１５ｄが検出するまでの時間遅延における
矛盾状態の不利益の方が、実際にはＤＨＣＰサーバ１３
ｂで解放されていない可能性によるＩＰアドレスの情報
をネットワーク管理システム側で管理データベース２３
ａから削除することによる矛眉状態の不利益よりもはる
かに甚大であるからである。
【０１００】よって、この管理デーテベース２３ａにお
ける各ノード１２に対するＩＰアドレスの割当情報がよ
り実際のネットワーク１０におけるＩＰアドレスの実質
的な割当情報に近くなる。
ける各ノード１２に対するＩＰアドレスの割当情報がよ
り実際のネットワーク１０におけるＩＰアドレスの実質
的な割当情報に近くなる。
【０１０１】このように構成された第５実施形態のネッ
トワーク管理システム１５ｄにおいても、管理データベ
ース２３ａにおける各ノード１２に対するＩＰアドレス
の新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、割当済みＩ
Ｐアドレスの削除は、実際のネットワークにおける各ノ
ード１２に対する各ＩＰアドレスの実質的な割当状態に
一致するので、前述した各実施形態システムとほぼ同様
の効果を奏することができる。
トワーク管理システム１５ｄにおいても、管理データベ
ース２３ａにおける各ノード１２に対するＩＰアドレス
の新規割当、割当済みＩＰアドレスの更新、割当済みＩ
Ｐアドレスの削除は、実際のネットワークにおける各ノ
ード１２に対する各ＩＰアドレスの実質的な割当状態に
一致するので、前述した各実施形態システムとほぼ同様
の効果を奏することができる。
【０１０２】なお、本発明は上述した各実施形態システ
ムに限定されるものではない。第１〜第４の実施形態シ
ステムにおいては、管理データベース２３に記憶された
各ノード１２に対するＩＰアドレスの新規割当、更新、
解除に関する全ての情報は、ネットワーク管理システム
内に設けられた通知受付部２６，変化検出部３２，３２
ａ，を介してＤＨＣＰサーバ１３，１３ａやネームサー
バ３６，３６ａから直接収集していた。
ムに限定されるものではない。第１〜第４の実施形態シ
ステムにおいては、管理データベース２３に記憶された
各ノード１２に対するＩＰアドレスの新規割当、更新、
解除に関する全ての情報は、ネットワーク管理システム
内に設けられた通知受付部２６，変化検出部３２，３２
ａ，を介してＤＨＣＰサーバ１３，１３ａやネームサー
バ３６，３６ａから直接収集していた。
【０１０３】しかし、各ノード１２に対するＩＰアドレ
スの新規割当及び更新のみをＤＨＣＰサーバ１３，１３
ａやネームサーバ３６，３６ａから収集して、ＩＰアド
レスの解除は従来のネットワーク管理システム５と同様
に、ある一定の期間ノード１２が停止した場合にＩＰア
ドレスの解放を検出するようにしてもよい。
スの新規割当及び更新のみをＤＨＣＰサーバ１３，１３
ａやネームサーバ３６，３６ａから収集して、ＩＰアド
レスの解除は従来のネットワーク管理システム５と同様
に、ある一定の期間ノード１２が停止した場合にＩＰア
ドレスの解放を検出するようにしてもよい。
【０１０４】さらに、各ノード１２に対するＩＰアドレ
スの解放のみをＤＨＣＰサーバ１３，１３ａやネームサ
ーバ３６，３６ａから収集して、ＩＰアドレスの新規割
当及び更新は従来のネットワーク管理システム５と同様
に、各ノード１２を順番に辿っていき、ＩＰアドレスの
新規割当及び更新を検出するようにしてもよい。
スの解放のみをＤＨＣＰサーバ１３，１３ａやネームサ
ーバ３６，３６ａから収集して、ＩＰアドレスの新規割
当及び更新は従来のネットワーク管理システム５と同様
に、各ノード１２を順番に辿っていき、ＩＰアドレスの
新規割当及び更新を検出するようにしてもよい。
【０１０５】
【発明の効果】以上説明したように本発明のネットワー
ク管理システムにおいては、ネットワークに組込まれた
各ノードに対するＩＰアドレスの割当を一括管理するＤ
ＨＣＰサーバやネームサーバから直接ＩＰアドレスの新
規割当、更新、解放に関する情報を入手して、管理デー
タペースの記憶内容を最新情報に更新している。
ク管理システムにおいては、ネットワークに組込まれた
各ノードに対するＩＰアドレスの割当を一括管理するＤ
ＨＣＰサーバやネームサーバから直接ＩＰアドレスの新
規割当、更新、解放に関する情報を入手して、管理デー
タペースの記憶内容を最新情報に更新している。
【０１０６】したがって、たとえ、ネットワークに新規
にノードが組込まれたり、ネットワークからノードが除
去されたとしても、これらのＩＰアドレスの割当情報の
変更を即座に取り込んで、出力されている各ノードに対
する管理情報を最新情報に遅延なく更新できる。
にノードが組込まれたり、ネットワークからノードが除
去されたとしても、これらのＩＰアドレスの割当情報の
変更を即座に取り込んで、出力されている各ノードに対
する管理情報を最新情報に遅延なく更新できる。
【図１】 本発明の第１実施形態のネットワーク管理シ
ステムが組込まれたネットワークを示す模式図
ステムが組込まれたネットワークを示す模式図
【図２】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
のアプリケーションプログラム上に形成された各処理部
を示すブロック図
のアプリケーションプログラム上に形成された各処理部
を示すブロック図
【図３】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
に形成された管理データベースの記憶内容を示す図
に形成された管理データベースの記憶内容を示す図
【図４】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
におけるＩＰアドレス割当メッージ（ＤＨＣＰ→ノー
ド）を示す図
におけるＩＰアドレス割当メッージ（ＤＨＣＰ→ノー
ド）を示す図
【図５】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
におけるＩＰアドレス割当メッージ（ＤＨＣＰ→管理シ
ステム）を示す図
におけるＩＰアドレス割当メッージ（ＤＨＣＰ→管理シ
ステム）を示す図
【図６】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
におけるＩＰアドレス解放メッージ（ＤＨＣＰ→管理シ
ステム）を示す図
におけるＩＰアドレス解放メッージ（ＤＨＣＰ→管理シ
ステム）を示す図
【図７】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
におけるＤＨＣＰサーバ内に形成されたアドレス割当テ
ーブルを示す図
におけるＤＨＣＰサーバ内に形成されたアドレス割当テ
ーブルを示す図
【図８】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
におけるＤＨＣＰサーバの動作を示す流れ図
におけるＤＨＣＰサーバの動作を示す流れ図
【図９】 同第１実施形態のネットワーク管理システム
の動作を示す流れ図
の動作を示す流れ図
【図１０】 本発明の第２実施形態のネットワーク管理
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
【図１１】 本発明の第３実施形態のネットワーク管理
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
【図１２】 同第３実施形態のネットワーク管理システ
ムにおけるネームサーバにおける対応テーブルの記憶内
容を示す図
ムにおけるネームサーバにおける対応テーブルの記憶内
容を示す図
【図１３】 本発明の第４実施形態のネットワーク管理
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
【図１４】 本発明の第５実施形態のネットワーク管理
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
システムのアプリケーションプログラム上に形成された
各処理部を示すブロック図
【図１５】 同第５実施形態のネットワーク管理システ
ムに形成された管理データベースの記憶内容を示す図
ムに形成された管理データベースの記憶内容を示す図
【図１６】 同第５実施形態のネットワーク管理システ
ムの動作を示す流れ図
ムの動作を示す流れ図
【図１７】 従来のネットワーク管理システムが組込ま
れたネットワークを示す模式図
れたネットワークを示す模式図
【図１８】 従来のネットワーク管理システムにおける
表示器の表示内容を示す図
表示器の表示内容を示す図
１０…ネットワーク １２…ノード １３，１３ａ，１３ｂ…ＤＨＣＰサーバ １５，１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄ…ネットワーク
管理システム ２３，２３ａ…管理データベース ２４…データベース制御部 ２５，２５ａ…ノード状態監視部 ２６，２６ａ…通知受付部 ２７…ＩＰアドレス割当テーブル ３２，３２ａ…変化処理部 ３６，３６ａ…ネームサーバ
管理システム ２３，２３ａ…管理データベース ２４…データベース制御部 ２５，２５ａ…ノード状態監視部 ２６，２６ａ…通知受付部 ２７…ＩＰアドレス割当テーブル ３２，３２ａ…変化処理部 ３６，３６ａ…ネームサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｌ 12/56
Claims (7)
- 【請求項１】 ネットワークに組込まれたＩＰアドレス
割当部でＩＰアドレスが動的に割当られる各ノードの各
種状態を管理するネットワーク管理システムにおいて、 前記各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名前、ＩＰ
アドレス及び動作状態を記憶する管理データベースと、 この管理データベースの記憶内容を各ノードに対する管
理情報として出力する管理情報出力手段と、 前記ＩＰアドレス割当部が各ノードに対するＩＰアドレ
スの割当情報の変更を行った時に、該当ＩＰアドレス割
当部における割当情報の変更を収集する割当情報収集手
段と、 この割当情報収集手段で収集された各ノードのＩＰアド
レスの割当情報で前記管理データベースの記憶内容を最
新情報に更新するデータベース管理手段とを備えたネッ
トワーク管理システム。 - 【請求項２】 前記ＩＰアドレスの割当情報の変更は、
各ノードに対する新規のＩＰアドレスの割当、各ノード
に対する割当済みＩＰアドレスの更新、及び各ノードに
対する割当済みＩＰアドレスの解除のうちの少なくとも
いずれか一つを含むことを特徴とする請求項１記載のネ
ットワーク管理システム。 - 【請求項３】 前記割当情報収集手段は、前記ＩＰアド
レス割当部に対して、前記割当情報を繰返し問合せるこ
とによつて、前記ＩＰアドレス割当部における割当情報
の変更を収集することを特徴とする請求項１又は２記載
のネットワーク管理システム。 - 【請求項４】 ネットワークに組込まれ、一義的な名前
と動的に変化するＩＰアドレスとが与えられる各ノード
の各種状態を管理するネットワーク管理システムにおい
て、 前記各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名前、ＩＰ
アドレス及び動作状態を記憶する管理データベースと、 この管理データベースの記憶内容を各ノードに対する管
理情報として出力する管理情報出力手段と、 前記各ノードにおける名前とＩＰアドレスとの関連情報
を監視するネームサーバが名前とＩＰアドレスとの関連
情報の変更を検出した時に、該当ネームサーバにおける
関連情報の変更を収集する関連情報収集手段と、 この関連情報収集手段で収集された各名前とＩＰアドレ
スの関係情報で前記管理データベースの記憶内容を最新
情報に更新するデータベース管理手段とを備えたネット
ワーク管理システム。 - 【請求項５】 前記名前とＩＰアドレスとの関連情報の
変更は、各名前に対する新規のＩＰアドレスの関連付
け、各名前とＩＰアドレスとの関連の更新、各名前とＩ
Ｐアドレスとの関連の解消のうちの少なくともいずれか
一つを含むことを特徴とする請求項４記載のネットワー
ク管理システム。 - 【請求項６】 前記関連情報収集手段は、前記ネームサ
ーバに対して各ＩＰアドレスに対する名前の関連情報を
問合わせることにより、前記ネームサーバにおける関関
連情報の変更を収集することを特徴とする請求項４又は
５記載のネットワーク管理システム。 - 【請求項７】 ネットワークに組込まれたＩＰアドレス
割当部でＩＰアドレスが動的に割当られる各ノードの各
種状態を管理するネットワーク管理システムにおいて、 前記各ノード毎に、少なくとも該当ノードの名前、ＩＰ
アドレス及び動作状態を記憶する管理データベースと、 この管理データベースの記憶内容を各ノードに対する管
理情報として出力する管理情報出力手段と、 前記各ノードに対して対して繰返し動作状態の診断を行
うノード状態監視部と、 このノード状態監視部から得られる各ノードの動作状態
で前記管理データベースの記憶内容を最新情報に更新す
ると共に、ノ一ドが前記ＩＰアドレス割当部におけるＩ
Ｐアドレスの割当時間に基づいて定められた所定時間を
超える時間稼動していない時に、少なくとも前記管理デ
ータベースにおける該当ノ一ドのＩＰアドレスを削除す
るデータベース管理手段とを備えたネットワーク管理シ
ステム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28204497A JP3494562B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | ネットワーク管理システム |
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| JPH11122283A true JPH11122283A (ja) | 1999-04-30 |
| JP3494562B2 JP3494562B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=17647444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28204497A Expired - Fee Related JP3494562B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | ネットワーク管理システム |
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