JPH11122057A - Mos用定電流源回路 - Google Patents

Mos用定電流源回路

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JPH11122057A
JPH11122057A JP9280306A JP28030697A JPH11122057A JP H11122057 A JPH11122057 A JP H11122057A JP 9280306 A JP9280306 A JP 9280306A JP 28030697 A JP28030697 A JP 28030697A JP H11122057 A JPH11122057 A JP H11122057A
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JP
Japan
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mos
effect transistor
mos field
resistor
current
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JP9280306A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Komatsu
和弘 小松
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSFETの製造プロセスにおいてチップ
サイズを大幅にアップしないで、バイポーラトランジス
タと同等の定電流源回路を実現する。 【解決手段】 MOS電界効果トランジスタで構成され
るMOS用定電流源回路において、電圧電源と接地との
間に第1の抵抗と共に直列に順に接続されるダイオード
接合型の第1及び第2のMOS電界効果トランジスタQ1
1,Q12 と、電圧電源と接地との間に第2の抵抗と共に接
続され且つ第2のMOS電界効果トランジスタと相互の
ゲートで共通に接続される第3のMOS電界効果トラン
ジスタQ13とを備え、第1及び第2のMOS電界効果ト
ランジスタの合成ゲートソース間電圧と第3のMOS電
界効果トランジスタのゲートソース間電圧との差の電圧
が第2の抵抗に印加して第2の抵抗に流れる電流から第
1及び第2のMOS電界効果トランジスタに流れる電流
を差し引いて合成して得た電流を吸い込み電流とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMOS(Metal Oxide
Simiconductor) 用定電流源回路に関し、特にMOS電
界効果トランジスタ(FET)の製造プロセスにおいて
チップサイズを大幅にアップしないで、バイポーラトラ
ンジスタと同等の定電流源回路を実現できる回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のバイポーラトランジスタ
で構成される定電流源回路を示す図である。本図に示す
如く、電圧電源VCCと接地GNDとの間の初段にトラ
ンジスタQ1、Q2、抵抗R1が直列に接続される。ト
ランジスタQ1、Q2は各々PNP型であり、ダイオー
ド接合されている。さらに、電圧電源VCCと接地GN
Dとの間の次段に抵抗R2、トランジスタQ3、Q4が
直列に接続されている。トランジスタQ3はPNP型で
あり、トランジスタQ4はNPN型でありダイオード接
合されている。そしてトランジスタQ2とトランジスタ
Q3とのベースが接続されている。さらに、トランジス
タQ4のベースにベースが接続されエミッタが接地され
るNPN型のトランジスタQ5が設けられる。
【0003】ここに、トランジスタQ1、Q2、Q3の
特性が等しく、トランジスタQ4、Q5の特性が等しく
なっている。トランジスタQ4とトランジスタQ5とは
カレントミラーを構成する。このため、トランジスタQ
4を流れる電流I2 とトランジスタQ5を流れる電流I
C とは等しい。
【0004】トランジスタQ1、Q2のベースエミッタ
電圧をVBE、電圧電源VCCの電圧をVCC、抵抗R1の
抵抗値をR1 とすると、初段を流れる電流I1 は、 I1 =(VCC−2・VBE)/R1 となる。また、トランジスタQ1、Q2、Q3、抵抗R
2の閉回路について、 I2 =VBE/R2 =IC が成立する。ここに、VBEはトランジスタQ1、Q2、
Q3のベースエミッタ間電圧であり、一般的には、下記
式の如く、与えられる。
【0005】 VBE=VT ・ln(I1 /IS ) …(1) ここに、サーマルボルテージVT =KT/q(K:ボル
ツマン定数、T:絶対温度、q:電子の電荷)、Is は
ダイオードの逆方向の飽和電流である。図11はバイポ
ーラトランジスタのベースエミッタ間電圧VBEの特性を
示す図である。本図に示す如く、トランジスタバイポー
ラトランジスタのベースエミッタ間電圧VBEは、式
(1)の電流I1 が大きいと、平坦になり、変化が無く
なる。この回路の場合、初段I1 の電流は電圧電源VC
Cの電圧に比例するが、電圧電源VCCの電圧が変動し
てトランジスタQ1、Q2に流れる電流が変化しても、
トランジスタQ3のベースエミッタ電圧の変動は小さ
く、吸い込み電流IC の変化も小さく、一定である。つ
まり、この回路のままで、電圧電源VCCの依存性の小
さい定電流源が簡単に実現できる。
【0006】図10の回路をそのまま、MOS電界トラ
ンジスタに置換した場合について説明する。バイポーラ
トランジスタのベースエミッタ間電圧VBEにあたるゲー
トソース間電圧VGSは、以下の如く、与えられる。 VGS=VTH+(2ID /β)1/2 …(2) ここに、VTHはしきい電圧であり、ID はドレイン電流
であり、β=hW/L(W:ゲート幅、L:ゲート長
さ、h:定数)である。
【0007】図12はMOS電界効果トランジスタのゲ
ートソース間電圧VGSの特性を示す図である。本図に示
す如く、MOS電界効果トランジスタのゲートソース間
電圧VGSはドレイン電流ID の増加と共に大きくなり、
電流依存性があり、つまり電圧電源VCCの依存性が大
きいという問題がある。このため、電圧電源VCCの電
圧変動に対して吸い込み電流が変動する。
【0008】なお、βを大きくすれば、電流依存性を小
さくできるが、そのためには素子面積を大きくする必要
がある。これは微細化がメリットであるはずのMOSで
は好ましくはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、上記問題点に鑑み、MOS電界効果トランジスタの
製造プロセスにおいてチップサイズを大幅に大きくしな
いで、バイポーラトランジスタと同等の定電流源を実現
できるMOS用定電流源回路を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、MOS電界効果トランジスタで構成さ
れるMOS用定電流源回路において、電圧電源と接地と
の間に第1の抵抗と共に直列に順に接続されるダイオー
ド接合型の第1及び第2のMOS電界効果トランジスタ
と、前記電圧電源と前記接地との間に第2の抵抗と共に
接続され且つ前記第2のMOS電界効果トランジスタと
相互のゲートで接続される第3のMOS電界効果トラン
ジスタとを備え、前記第1及び第2のMOS電界効果ト
ランジスタの合成ゲートソース間電圧と前記第3のMO
S電界効果トランジスタのゲートソース間電圧との差の
電圧が第2の抵抗に印加して第2の抵抗に流れる定電流
から前記第1及び第2のMOS電界効果トランジスタに
流れる電流を差し引いて合成して得た電流を吸い込み電
流とすることを特徴とする。この手段により、MOS電
界効果トランジスタのゲートソース間電圧がドレイン電
流ID の増加と共に変化するため、電圧電源による電流
依存性に起因する吸い込み電流の変動を抑制することが
可能になった。すなわち、チップサイズを大幅に大きく
しないで、バイポーラトランジスタと同等の定電流源が
実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るMOS用
定電流源回路の例を示す図である。本図に示す如く、電
圧電源VCCと接地GNDとの間の初段にP(チャンネ
ル)−MOS電界トランジスタQ11、Q12、抵抗R
11とが直列に接続される。さらに、電圧電源VCCと
接地GNDとの間の第2段に抵抗R12、P−MOS電
界トランジスタQ13、N(チャンネル)−MOS電界
トランジスタQ14とが直列に接続される。さらに電圧
電源VCCと接地GNDとの間の第3段にP−MOS電
界トランジスタQ15、N−MOS電界トランジスタQ
16とが直列に接続される。
【0012】さらに、P−MOS電界トランジスタQ1
1、Q12、N−MOS電界トランジスタQ14の各々
のゲートとドレインとが接続される。さらに、P−MO
S電界トランジスタQ11、Q15の各々のゲートが接
続され、P−MOS電界トランジスタQ12、Q13の
各々のゲートが接続され、N−MOS電界トランジスタ
Q14、Q15の各々のゲートが接続される。P−MO
S電界トランジスタQ11、Q15はカレントミラーを
構成し、N−MOS電界トランジスタQ14、Q16も
カレントミラーを構成する。
【0013】次に動作を説明する。初段の電流I11は、
以下の如く、与えられる。 I11=(VCC−Q11VGS−Q12VGS)/R11 ≒(VCC−2)/R11 (μA) ここに、VCCは電圧電源VCCの電圧値であり、Q11VGS
はP−MOS電界トランジスタQ11のゲートソース間
の電圧値、Q12VGSはP−MOS電界トランジスタQ1
2のゲートソース間の電圧値であり、R11は抵抗R11
の抵抗値である。なお、ゲートソース間の電圧VGSの変
動は電圧電源VCCの電圧値に比べて小さいので、変動を
無視し、Q11VGS=Q12VGS=1Vとした。ただし、し
きい電圧VTHと比べると、ゲートソース間の電圧VGSの
変動は無視できない。このように、I11は電圧電源VCC
の電圧値に比例することになる。
【0014】次に、P−MOS電界トランジスタQ1
1、Q12、Q13、抵抗R11の閉回路から、第2段
の電流I12は、式(2)を用いて、以下の如く、与えら
れる。 I12=(Q11VGS+Q12VGS−Q13VGS)/R12 =Q11VGS/R12 =(VTH+(2I11/β)1/2 )/R12 ここに、Q13VGSはP−MOS電界トランジスタQ13
のゲートソース間の電圧値であり、Q12VGS=Q13VGS
である。
【0015】第3段のP−MOS電界トランジスタQ1
5を流れる電流I13は、P−MOS電界トランジスタQ
11、Q15のカレントミラーにより、I13=I11であ
る。第3段のN−MOS電界トランジスタQ16を流れ
る電流I14はN−MOS電界トランジスタQ14、Q1
6のカレントミラーにより、I14=I12である。N−M
OS電界トランジスタQ16のドレインから分岐した吸
い込み電流I1Cとすると、次の如く、与えられる。
【0016】 I1C=I14−I13 =I12−I11 =(VTH+(2I11/β)1/2 )/R12−I11 =(VTH+(2(VCC−2)/R11・β)1/2 )/R12 −(VCC−2)/R11 (μA) 図2は図1の回路の格段の電流の関係を説明する図であ
る。本図に示す如く、I12はVCC1/2 に比例し、I13は
VCCに比例するので、I1Cの電圧電源VCCの電圧に対
する傾きはI12に対する傾きよりも小さくでき、結果と
して、I1Cの電圧電源VCCの電圧の依存を小さくでき
る。
【0017】また、P−MOS電界トランジスタQ1
1、Q15のカレントミラー比を変えて電流I13の比例
係数をαとすると、I13=α・I11となり、比例係数α
を調整することにより、I1Cの電圧電源VCCの電圧の
依存を調整して最適にすることが可能になる。図1の回
路では初段にP−MOS電界トランジスタQ11、Q1
2のダイオード接合が2段入っているため電圧電源VC
Cの電圧が下がったとき、例えば3Vで動作不能とな
る。この動作不能を改良する回路を以下に説明する。
【0018】図3は本発明に係るMOS用定電流源回路
の別の例を示す図である。本図に示す如く、電圧電源V
CCと接地GNDとの間の初段にP−MOS電界トラン
ジスタQ21、抵抗R21とが直列に接続される。電圧
電源VCCと接地GNDとの間の第2段にP−MOS電
界トランジスタQ22、N−MOS電界トランジスタQ
23が直列に接続されN−MOS電界トランジスタQ2
3に並列に抵抗R22が接続される。電圧電源VCCと
接地GNDとの間の第3段にP−MOS電界トランジス
タQ24、N−MOS電界トランジスタQ25が直列に
接続されN−MOS電界トランジスタQ25にN−MO
S電界トランジスタQ26が並列に接続される。電圧電
源VCCと接地GNDとの間の第4段にP−MOS電界
トランジスタQ27、N−MOS電界トランジスタQ2
8が直列に接続される。
【0019】P−MOS電界トランジスタQ21のゲー
トとドレインが接続され、P−MOS電界トランジスタ
Q21、Q22、Q24、Q27の各々のゲートが共通
に接続される。P−MOS電界トランジスタQ21、Q
22、Q24、Q27はカレントミラーになっている。
N−MOS電界トランジスタQ23のゲートとドレイン
が接続されN−MOS電界トランジスタQ23、Q25
の各々のゲートが共通に接続される。N−MOS電界ト
ランジスタQ23、Q25はカレントミラーになってい
る。
【0020】N−MOS電界トランジスタQ26のゲー
トとドレインが接続されN−MOS電界トランジスタQ
26、Q28の各々のゲートが共通に接続される。N−
MOS電界トランジスタQ26、Q28はカレントミラ
ーになっている。初段の電流I21、第2段の電流I22、
第3段の電流I23、第4段の電流I24とすると、 I21=(VCC−Q21VGS)/R21 ≒(VCC−1)/R21 (μA) =I22=I23=I24 である。
【0021】抵抗R22に流れる電流I22-1、N−MO
S電界トランジスタQ23を流れる電流をI22-2はN−
MOS電界トランジスタQ23のゲートソース間の電圧
をQ23VGS、R22の抵抗値をR22とすると、 I22-1=Q23VGS/R22 =(VTH+(2I21/β)1/2 )/R22 I22-2=I22−Q23VGS/R22 である。
【0022】N−MOS電界トランジスタQ23、Q2
5に流れる電流をI23-1、I23-2とすると、 I23-1=I22-2 I23-2=I23−I22-2 =Q23VGS/R22 N−MOS電界トランジスタQ28に流れる電流をI24
-1、N−MOS電界トランジスタQ28より分岐した吸
い込み電流をI2Cとすると、 I24-1=I23-2 =I24+I2C I2C=I24-1−I24 =(VTH+(2(VCC−1)/R21・β)1/2 )/R22 −(VCC−1)/R21 (μA) このように、図3の回路は図1と比較して初段の構成を
変更し、第2段の抵抗を並列配置にし、前述の3Vより
低電圧、例えば、1.5V程度まで動作することが可能
になった。なお、ここに、3V、1.5Vという数値
は、素子サイズ、プロセスによって当然変化し、一応の
目安として用いているものである。
【0023】また、図1の回路では、I12とI13との電
圧電源VCCに対する傾きが同じでなければ、電圧電源
VCCの依存性を打ち消すことができず、このため図1
の回路は完全な定電流源回路にはならない。この点を改
良した回路を以下に説明する。図4は本発明に係るMO
S用定電流源回路の別の例を示す図である。本図に示す
如く、電圧電源VCCと接地GNDとの間の初段にP−
MOS電界トランジスタQ31、Q32、抵抗R31と
が直列に接続される。さらに、電圧電源VCCと接地G
NDとの間の第2段に抵抗R32、P−MOS電界トラ
ンジスタQ33、N−MOS電界トランジスタQ34と
が直列に接続される。抵抗32に並列にP−MOS電界
トランジスタQ35が接続される。N−MOS電界トラ
ンジスタQ34に並列にN−MOS電界トランジスタQ
36が接続される。ソースが接地されるN−MOS電界
トランジスタQ37はそのゲートがN−MOS電界トラ
ンジスタQ36のゲートに接続される。さらに電圧電源
VCCと接地GNDとの間の第3段にP−MOS電界ト
ランジスタQ38、N−MOS電界トランジスタQ39
とが直列に接続される。
【0024】さらに、P−MOS電界トランジスタQ3
1、Q32、N−MOS電界トランジスタQ36、Q3
9の各々のゲートとドレインとが接続される。さらに、
P−MOS電界トランジスタQ31、Q35、Q38の
各々のゲートが接続され、P−MOS電界トランジスタ
Q32、Q33の各々のゲートが接続され、N−MOS
電界トランジスタQ34、Q39の各々のゲートが接続
され、N−MOS電界トランジスタQ36、Q37の各
々のゲートが接続される。
【0025】P−MOS電界トランジスタQ31、Q3
5、Q38はカレントミラーを構成し、N−MOS電界
トランジスタQ34、Q39、N−MOS電界トランジ
スタQ36、Q37もカレントミラーを構成する。次に
動作を説明する。初段の電流I31は、前述の如く、 I31=(VCC−Q31VGS−Q32VGS)/R31 ≒(VCC−2)/R31 (μA) (=I34=I35) として得られる。Q31VGS=Q32VGS=1Vとする。
【0026】ここで、抵抗R32の両端にかかる電圧を
考える。抵抗R32に流れる電流I32から電圧電源VC
C依存性を取り除くためにはその両端の電圧を電圧電源
VCCに依存しないように工夫をする必要がある。その
ためには、電流I31が変化したときのQ31VGS+Q32V
GSの変化量とQ33VGSの変化量を、下記の如く、等しく
する必要がある。
【0027】 Q31VGS+Q32VGS=Q33VGS+I32・R32 これを式(2)を用いて展開すると、 2・VTH+2・(2I31/β)1/2 =VTH+(2I33/
β)1/2 +I32・R32 上式より、4I31=I33とすれば、両辺から電圧電源V
CCに依存した項が近似的に消え、I32=VTH/R32と
なり、電流I32は電圧電源VCCに依存せず定電流源と
なる。
【0028】この関係を回路的に実現するために、電流
I32に対して、電流I34が非常に大きい場合に、P−M
OS電界トランジスタQ31、Q35のカレントミラー
比を1:4にすると、電圧電源VCCの依存性が消え
る。P−MOS電界トランジスタQ31、Q38のカレ
ントミラー比も同様に1:4とし、P−MOS電界トラ
ンジスタQ38に流れる電流I35は、N−MOS電界ト
ランジスタQ34、Q39のカレントミラーによりN−
MOS電界トランジスタQ34に流れる電流と等しくな
る。このため N−MOS電界トランジスタQ36に流
れる電流はI32であり、N−MOS電界トランジスタQ
36、Q37のカレントミラーによりN−MOS電界ト
ランジスタQ37に流れる電流I3CはI32となる。
【0029】この回路は4I31=I33という関係が正確
に実現できるほど抵抗R42の両端の電圧差が小さくな
り、安定した定電流電源となるが、I33=I32+I34で
あるので、電流I31をカレントミラーで変えても必ずI
32だけ差が残る。I31がI32に対して大きい場合、I32
の影響は無視できるが、I31とI32とが同程度、または
小さい場合、問題が生じる。以下にこの問題の解決を説
明する。
【0030】図5は本発明に係るMOS用定電流源回路
の別の例を示す図である。本図に示す如く、電圧電源V
CCと接地GNDとの間の初段にP−MOS電界トラン
ジスタQ41、Q42、抵抗R41とが直列に接続され
る。さらに、電圧電源VCCと接地GNDとの間の第2
段に抵抗R42、P−MOS電界トランジスタQ43、
N−MOS電界トランジスタQ44とが直列に接続され
る。抵抗42に並列にP−MOS電界トランジスタQ4
5が接続される。N−MOS電界トランジスタQ44に
並列にN−MOS電界トランジスタQ46が接続され
る。ソースが接地されるN−MOS電界トランジスタQ
47はそのゲートがN−MOS電界トランジスタQ46
のゲートに接続される。さらに電圧電源VCCと接地G
NDとの間の第3段にP−MOS電界トランジスタQ4
8、N−MOS電界トランジスタQ49とが直列に接続
される。
【0031】P−MOS電界トランジスタQ43のソー
スとゲートの間に抵抗R43が接続される。P−MOS
電界トランジスタQ43のソースにP−MOS電界トラ
ンジスタQ50のソースが接続され、P−MOS電界ト
ランジスタQ50のドレインがP−MOS電界トランジ
スタQ43のドレインに接続され、P−MOS電界トラ
ンジスタQ50のゲートがP−MOS電界トランジスタ
Q42のドレインに接続される。
【0032】さらに、P−MOS電界トランジスタQ4
1、Q42、N−MOS電界トランジスタQ46、Q4
9の各々のゲートとドレインとが接続される。さらに、
P−MOS電界トランジスタQ41、Q45、Q48の
各々のゲートが接続され、P−MOS電界トランジスタ
Q42、Q43の各々のゲートが接続され、N−MOS
電界トランジスタQ44、Q49の各々のゲートが接続
され、N−MOS電界トランジスタQ46、Q47の各
々のゲートが接続される。
【0033】P−MOS電界トランジスタQ41、Q4
5、Q48はカレントミラーを構成し、N−MOS電界
トランジスタQ44、Q49、N−MOS電界トランジ
スタQ46、Q47もカレントミラーを構成する。P−
MOS電界トランジスタQ41、Q45のカレントミラ
ー比を1:4にし、P−MOS電界トランジスタQ4
1、Q48のカレントミラー比も同様に1:4とする。
【0034】P−MOS電界トランジスタQ43のゲー
トソース電圧をQ43VGS、抵抗R43の抵抗値をR43と
すると、抵抗R43、P−MOS電界トランジスタQ5
0を流れる電流は、前述と同様にして、I46=Q43VGS
/R43となる。抵抗値R43が抵抗値R42に等しくなるよ
うに調整して、I46=I42となるようにする。これによ
り、I43=I44となり、I42の影響がなく、前述の如
く、4・I41=I43の関係が得られるようになる。
【0035】なお、上記P−MOS電界トランジスタQ
41とQ45、Q41とQ48のカレントミラーを1:
4にするため、P−MOS電界トランジスタQ45、Q
48の素子面積を増やさなければならない。代わりに、
P−MOS電界トランジスタQ43の素子サイズ(ゲー
ト幅)を1/4にすることにより、同等の機能を小さな
面積で実現することができる。なお、P−MOS電界ト
ランジスタQ41とQ45、Q41とQ48のカレント
ミラーを1:2にしP−MOS電界トランジスタQ43
の素子サイズ(ゲート幅)を1/2にしてもよい。この
組み合わせは上記のものに限定されない。
【0036】図6は本発明に係るMOS用定電流源回路
の別の例を示す図である。本図に示す如く、電圧電源V
CCと接地GNDとの間の初段にP−MOS電界トラン
ジスタQ61、Q62、電流源60とが直列に接続され
る。さらに、電圧電源VCCと接地GNDとの間の第2
段に抵抗R62、P−MOS電界トランジスタQ63、
N−MOS電界トランジスタQ64とが直列に接続され
る。抵抗62に並列にP−MOS電界トランジスタQ6
5が接続される。N−MOS電界トランジスタQ64に
並列にN−MOS電界トランジスタQ66が接続され
る。ソースが接地されるN−MOS電界トランジスタQ
67はそのゲートがN−MOS電界トランジスタQ66
のゲートに接続される。さらに電圧電源VCCと接地G
NDとの間の第3段にP−MOS電界トランジスタQ6
8、N−MOS電界トランジスタQ69とが直列に接続
される。
【0037】さらに、P−MOS電界トランジスタQ6
1、Q62、N−MOS電界トランジスタQ66、Q6
9の各々のゲートとドレインとが接続される。さらに、
P−MOS電界トランジスタQ61、Q65、Q68の
各々のゲートが接続され、P−MOS電界トランジスタ
Q62、Q63の各々のゲートが接続され、N−MOS
電界トランジスタQ64、Q69の各々のゲートが接続
され、N−MOS電界トランジスタQ66、Q67の各
々のゲートが接続される。
【0038】P−MOS電界トランジスタQ61、Q6
5、Q68はカレントミラーを構成し、N−MOS電界
トランジスタQ64、Q69、N−MOS電界トランジ
スタQ66、Q67もカレントミラーを構成する。P−
MOS電界トランジスタQ61、Q65のカレントミラ
ー比を1:4にし、P−MOS電界トランジスタQ6
1、Q68のカレントミラー比も同様に1:4とする。
【0039】電流源60は特性が悪いものでもよく、電
流I61を形成し、電圧電源VCCの電圧が下がっても、
電流I61は電流I62よりも小さくなったり同程度になら
ないようにする。これにより、4・I61=I63の関係が
電流I62の影響を常に受けないようになる。図7は本発
明に係るMOS用定電流源回路の別の例を示す図であ
る。本図に示す如く、電圧電源VCCと接地GNDとの
間に定電流源70が設けられる。電圧電源VCCと接地
GNDとの間の初段にP−MOS電界トランジスタQ7
1、Q72、Q80とが直列に接続される。さらに、電
圧電源VCCと接地GNDとの間の第2段に抵抗R7
2、P−MOS電界トランジスタQ73、N−MOS電
界トランジスタQ74とが直列に接続される。抵抗72
に並列にP−MOS電界トランジスタQ75が接続され
る。N−MOS電界トランジスタQ74に並列にN−M
OS電界トランジスタQ76が接続される。ソースが接
地されるN−MOS電界トランジスタQ77はそのゲー
トがN−MOS電界トランジスタQ76のゲートに接続
される。
【0040】さらに、P−MOS電界トランジスタQ7
1、Q72、N−MOS電界トランジスタQ76の各々
のゲートとドレインとが接続される。さらに、P−MO
S電界トランジスタQ71、Q75の各々のゲートが接
続され、P−MOS電界トランジスタQ72、Q73の
各々のゲートが接続され、N−MOS電界トランジスタ
Q76、Q77の各々のゲートが接続される。
【0041】P−MOS電界トランジスタQ71、Q7
5はカレントミラーを構成し、N−MOS電界トランジ
スタQ76、Q77、定電流源70のN−MOS電界ト
ランジスタQ82、N−MOS電界トランジスタQ8
0、Q74もカレントミラーを構成する。P−MOS電
界トランジスタQ71、Q75のカレントミラー比を
1:4にし、N−MOS電界トランジスタQ83、Q8
0のカレントミラー比を1:1にし、N−MOS電界ト
ランジスタQ83、Q74のカレントミラー比を1:4
にする。
【0042】図6の構成と比較して電流源の回路と、定
電流を取り出す回路を統一して簡略化して素子数削減、
チップ面積の縮小が可能になる。なお、以上の説明で、
P−MOS電界トランジスタをN−MOS電界トランジ
スタにし、N−MOS電界トランジスタをP−MOS電
界トランジスタにしてもよい。GNDに電流をひっぱる
回路を逆に電圧電源側にひっぱる回路に同じ素子数で変
更できる。
【0043】図8は本発明に係るMOS用定電流源回路
のシミュレーションの構成例を示す図であり、図9はシ
ミュレーションの結果を示す図である。図8に示す如
く、本発明の対策を行った回路と対策前の回路において
電圧電源VCCの電圧が5Vのとき50μAの定電流回
路になるように設計され、電圧電源VCCを変動させ、
出力の定電流をモニタした。シミュレーションの結果
は、5V±2Vの範囲におけるすい込み電流の変動をΔ
IC とすると、対策前ではΔIC =25μA、対策後で
はΔIC =6μAであり、変動が約1/4まで小さくな
っていることが確認できた。また、対策前の回路で、Δ
IC =6μA以内を実現するためには、どれくらいのチ
ップ面積が必要になるかも検討した。結局、P101,102,
103 の面積を20倍にしたところで、対策後の回路と同
等の性能が得られた。このときのチップサイズを比較す
ると、対策前のチップ面積を1としたとき、対策後には
チップ面積は1/6となる。チップサイズの比較は、簡
単にするため、MOSのゲート面積の値のみカウントし
た。すなわち、本発明を使用すれば、MOSでも小さな
面積で変動の小さい定電流源を実現することが可能にな
る。
【0044】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によれば、M
OS電界効果トランジスタのゲートソース間電圧がドレ
イン電流ID の増加と共に変化するために電圧電源によ
る電流依存性に起因する吸い込み電流の変動の抑制が可
能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMOS用定電流源回路の例を示す
図である。
【図2】図1の回路の格段の電流の関係を説明する図で
ある。
【図3】本発明に係るMOS用定電流源回路の別の例を
示す図である。
【図4】本発明に係るMOS用定電流源回路の別の例を
示す図である。
【図5】本発明に係るMOS用定電流源回路の別の例を
示す図である。
【図6】本発明に係るMOS用定電流源回路の別の例を
示す図である。
【図7】本発明に係るMOS用定電流源回路の別の例を
示す図である。
【図8】本発明に係るMOS用定電流源回路のシミュレ
ーションの構成例を示す図である。
【図9】シミュレーションの結果を示す図である。
【図10】従来のバイポーラトランジスタで構成される
定電流源回路を示す図である。
【図11】バイポーラトランジスタのベースエミッタ間
電圧VBEの特性を示す図である。
【図12】MOS電界効果トランジスタのゲートソース
間電圧VGSの特性を示す図である。
【符号の説明】
Q11、Q12、Q14…ダイオード接合MOS電界効
果トランジスタ Q13、Q15、Q16…MOS電界効果トランジスタ R11、R12…抵抗 Q21、Q23、Q26…ダイオード接合MOS電界効
果トランジスタ Q22、Q24、Q25、Q27、Q28…MOS電界
効果トランジスタ R21、R22…抵抗 Q31、Q32、Q36、Q39…ダイオード接合MO
S電界効果トランジスタ Q33、Q34、Q35、Q38…MOS電界効果トラ
ンジスタ R31、R32…抵抗 Q41、Q42、Q46、Q49…ダイオード接合MO
S電界効果トランジスタ Q43、Q44、Q45、Q48…MOS電界効果トラ
ンジスタ R41、R42…抵抗 Q61、Q62、Q66、Q69…ダイオード接合MO
S電界効果トランジスタ Q63、Q64、Q65、Q68…MOS電界効果トラ
ンジスタ R62…抵抗 60…定電流源 Q71、Q72、Q76、Q83…ダイオード接合MO
S電界効果トランジスタ Q73、Q74、Q75、Q80、Q81、Q82…M
OS電界効果トランジスタ R81…抵抗 70…定電流源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOS電界効果トランジスタで構成され
    るMOS用定電流源回路において、 電圧電源と接地との間に第1の抵抗と共に直列に順に接
    続されるダイオード接合型の第1及び第2のMOS電界
    効果トランジスタと、 前記電圧電源と前記接地との間に第2の抵抗と共に接続
    され且つ前記第2のMOS電界効果トランジスタと相互
    のゲートで接続される第3のMOS電界効果トランジス
    タとを備え、 前記第1及び第2のMOS電界効果トランジスタの合成
    ゲートソース間電圧と前記第3のMOS電界効果トラン
    ジスタのゲートソース間電圧との差の電圧が第2の抵抗
    に印加して第2の抵抗に流れる電流から前記第1及び第
    2のMOS電界効果トランジスタに流れる電流を差し引
    いて合成して得た電流を吸い込み電流とすることを特徴
    とするMOS用定電流源回路。
  2. 【請求項2】 MOS電界効果トランジスタで構成され
    るMOS用定電流源回路において、 電圧電源と接地との間に第1の抵抗と直列に接続される
    ダイオード接合型の第1のMOS電界効果トランジスタ
    と、 前記電圧電源と前記接地との間に第2の抵抗と並列に接
    続され且つ前記第2の抵抗に自身のゲートソース電圧を
    印加して前記第2の抵抗に電流を流すダイオード接合型
    の第1のMOS電界効果トランジスタとを備え、 第2の抵抗に流れる電流から前記第1のMOS電界効果
    トランジスタに流れる電流を差し引くように合成して得
    た電流を吸い込み電流とすることを特徴とするMOS用
    定電流源回路。
  3. 【請求項3】 MOS電界効果トランジスタで構成され
    るMOS用定電流源回路において、 電圧電源と接地との間に第1の抵抗と共に直列に順に接
    続されるダイオード接合型の第1及び第2のMOS電界
    効果トランジスタと、 前記電圧電源と前記接地との間に第2の抵抗と共に接続
    され且つ前記第2のMOS電界効果トランジスタと相互
    のゲートで接続される第3のMOS電界効果トランジス
    タと、 カレントミラーにより前記第1のMOS電界効果トラン
    ジスタに流れる電流を前記第3のMOS電界効果トラン
    ジスタに与える第4のMOS電界効果トランジスタとを
    備え、 前記第4のMOS電界効果トランジスタと前記第1のM
    OS電界効果トランジスタとのカレントミラー比を1:
    4にして、前記第3のMOS電界効果トランジスタに流
    れる電流から前記第2の抵抗に流れる電流を取り出して
    吸い込み電流とすることを特徴とするMOS用定電流源
    回路。
  4. 【請求項4】 前記第3のMOS電界効果トランジスタ
    のゲートソース間に第2の抵抗値と同一の抵抗値を有す
    る第3の抵抗を接続し、前記第3のMOS電界効果トラ
    ンジスタに流れる電流から第2の抵抗に流れる電流を分
    離して吸い込み電流とすることを特徴とする、請求項3
    に記載のMOS用定電流源回路。
  5. 【請求項5】 MOS電界効果トランジスタで構成され
    るMOS用定電流源回路において、 電圧電源と接地との間に第1の抵抗を介して直列に順に
    接続されるダイオード接合型の第1及び第2のMOS電
    界効果トランジスタと、 前記電圧電源と前記接地と間に第2の抵抗を介して接続
    され且つ前記第2のMOS電界効果トランジスタとゲー
    トで共通に接続される第3のMOS電界効果トランジス
    タと、 前記第3のMOS電界効果トランジスタのゲート幅を前
    記第第1及び第2のMOS電界効果トランジスタの各々
    のゲート幅の1/4にして前記第3のMOS電界効果ト
    ランジスタに流れる電流から前記第2の抵抗に流れる電
    流を取り出して吸い込み電流とすることを特徴とするM
    OS用定電流源回路。
  6. 【請求項6】 MOS電界効果トランジスタで構成され
    るMOS用定電流源回路において、 電圧電源と接地との間に定電流源を介して直列に順に接
    続されるダイオード接合型の第1及び第2のMOS電界
    効果トランジスタと、 前記電圧電源と前記接地との間に第1の抵抗と共に接続
    され且つ前記第2のMOS電界効果トランジスタと相互
    のゲートで接続される第3のMOS電界効果トランジス
    タと、 カレントミラーにより前記第1のMOS電界効果トラン
    ジスタに流れる電流を前記第3のMOS電界効果トラン
    ジスタに与える第4のMOS電界効果トランジスタとを
    備え、 前記第4のMOS電界効果トランジスタと前記第1のM
    OS電界効果トランジスタとのカレントミラー比を1:
    4にして、前記第3のMOS電界効果トランジスタに流
    れる電流から前記第1の抵抗に流れる電流を取り出して
    吸い込み電流とすることを特徴とするMOS用定電流源
    回路。
  7. 【請求項7】 MOS電界効果トランジスタで構成され
    るMOS用定電流源回路において、 定電流源と、 電圧電源と接地との間に直列に順に接続され、前記定電
    流源のカレントミラーにより一定電流が流れるダイオー
    ド接合型の第1及び第2のMOS電界効果トランジスタ
    と、前記電圧電源と前記接地との間に抵抗と共に接続さ
    れ且つ前記第2のMOS 電界効果トランジスタと相互
    のゲートで共通に接続される第3のMOS電界効果トラ
    ンジスタと、 カレントミラーにより前記第1のMOS電界効果トラン
    ジスタに流れる電流を前記第3のMOS電界効果トラン
    ジスタに与える第4のMOS電界効果トランジスタとを
    備え、 前記第4のMOS電界効果トランジスタと前記第1のM
    OS電界効果トランジスタとのカレントミラー比を1:
    4にして、前記第3のMOS電界効果トランジスタに流
    れる電流から前記定電流源とカレントミラーにより前記
    一定電流を除去して前記抵抗に流れる電流を取り出して
    吸い込み電流とすることを特徴とするMOS用定電流源
    回路。
  8. 【請求項8】 前記MOS用定電流源回路を構成するM
    OS電界効果トランジスタの極性を、Pチャンネルのも
    のはNチャンネルへ、NチャンネルものはPチャンネル
    にしたことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一
    つに記載のMOS用定電流源回路。
JP9280306A 1997-10-14 1997-10-14 Mos用定電流源回路 Withdrawn JPH11122057A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048319A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Seiko Instruments Inc 基準電圧回路
JP2014044713A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Freescale Semiconductor Inc 浮動電圧基準を用いる低ドロップアウト電圧レギュレータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048319A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Seiko Instruments Inc 基準電圧回路
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