JPH11121369A - パターン描画方法及び装置 - Google Patents

パターン描画方法及び装置

Info

Publication number
JPH11121369A
JPH11121369A JP10220050A JP22005098A JPH11121369A JP H11121369 A JPH11121369 A JP H11121369A JP 10220050 A JP10220050 A JP 10220050A JP 22005098 A JP22005098 A JP 22005098A JP H11121369 A JPH11121369 A JP H11121369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
exposure apparatus
drawing method
electron beam
optical distortion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10220050A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takizawa
厚嗣 滝澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP10220050A priority Critical patent/JPH11121369A/ja
Priority to US09/132,820 priority patent/US6124598A/en
Priority to TW087113286A priority patent/TW392225B/zh
Priority to KR1019980032887A priority patent/KR100307038B1/ko
Publication of JPH11121369A publication Critical patent/JPH11121369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70425Imaging strategies, e.g. for increasing throughput or resolution, printing product fields larger than the image field or compensating lithography- or non-lithography errors, e.g. proximity correction, mix-and-match, stitching or double patterning
    • G03F7/7045Hybrid exposures, i.e. multiple exposures of the same area using different types of exposure apparatus, e.g. combining projection, proximity, direct write, interferometric, UV, x-ray or particle beam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/304Controlling tubes by information coming from the objects or from the beam, e.g. correction signals
    • H01J37/3045Object or beam position registration
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3174Particle-beam lithography, e.g. electron beam lithography

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縮小投影露光装置と電子ビーム露光装置とを
組み合わせてパターンを描画する際の位置合わせ誤差を
有効に防止することができるパターン描画方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 縮小投影露光装置10と電子ビーム露光
装置20とを組み合わせてパターンを描画するパターン
描画方法である。縮小投影露光装置10で露光する所定
サイズの領域の光学的歪を座標検査装置30により測定
し、縮小投影露光装置10によりショットサイズの第1
のパターンを露光し、座標検査装置30により測定され
た所定サイズの領域の光学的歪に基づいた補正値により
補正しながら電子ビーム露光装置20により第1のパタ
ーンに重ね合わす第2のパターンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縮小投影露光装置
と電子ビーム露光装置とを組み合わせてパターンを描画
するパターン描画方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスは益々高集積化さ
れ、サブミクロンのパターンルールが要求されるように
なってきている。このため、従来の縮小投影露光装置を
用いてパターンを描画する方法では対処できなくなるこ
とが予想され、原理の異なる露光装置、例えば、縮小投
影露光装置と電子ビーム露光装置とを組み合わせてパタ
ーンを描画する方法が再び注目されてきている。
【0003】原理の異なる露光装置、例えば、縮小投影
露光装置と電子ビーム露光装置とを組み合わせてパター
ンを描画する場合には、各露光装置により形成されるパ
ターン間の重ね合わせ精度が問題となる。例えば、縮小
投影露光装置の光学的歪を無視して電子ビーム露光装置
でパターンを重ね合わせて描画すると、特に半導体チッ
プ周辺での重ね合わせ精度が悪くなり、位置合わせ不良
が発生してしまう。
【0004】縮小投影露光装置と電子ビームなどの荷電
ビーム露光装置との位置合わせ不良を防止する従来の技
術として、特開昭62−58621号公報及び特開昭6
2−149127号公報記載のものが知られている。こ
の従来の技術では、縮小投影露光装置による露光歪の量
を荷電ビーム露光装置により予め測定し、実際のパター
ンを描画する際に、予め測定した露光歪により補正する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、縮小投影露光装置による露光歪の量を荷電ビ
ーム露光装置で測定するようにしているため、その測定
値には、縮小投影露光装置の露光歪に加えて、レチクル
の製造誤差や、電子ビーム露光装置の測定誤差が含まれ
てしまう。このため、電子ビーム露光装置の測定値によ
り位置合わせしても、縮小投影露光装置と電子ビーム露
光装置との位置合わせ不良を有効に防止することができ
なかった。
【0006】本発明の目的は、縮小投影露光装置と電子
ビーム露光装置とを組み合わせてパターンを描画する際
の位置合わせ誤差を有効に防止することができるパター
ン描画方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、縮小投影露
光装置と電子ビーム露光装置とを組み合わせてパターン
を描画するパターン描画方法において、前記縮小投影露
光装置で露光する所定サイズの領域の光学的歪を第1の
座標検査装置により測定する第1のステップと、前記縮
小投影露光装置によりショットサイズの第1のパターン
を露光する第2のステップと、前記第1の座標検査装置
により測定された前記所定サイズの領域の光学的歪に基
づいた補正値により補正しながら前記電子ビーム露光装
置により前記第1のパターンに重ね合わす第2のパター
ンを露光する第3のステップとを有することを特徴とす
るパターン描画方法によって達成される。
【0008】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1のステップでは、レチクル上に配置された測定
用パターンの配置誤差を、前記レチクルを用いてウェー
ハ上に転写した前記測定用パターンの配置座標から差し
引くことにより前記縮小投影露光装置の光学的歪を測定
するようにしてもよい。また、上記のパターン描画方法
において、前記第3のステップの前に、前記第1のパタ
ーンに基づいて前記第1のパターンを露光したウェーハ
の膨張率を測定するステップを更に行い、前記第3のス
テップでは、前記ウェーハの膨張率に基づいた補正値を
更に考慮して補正しながら前記電子ビーム露光装置によ
り前記第1のパターンに重ね合わす第2のパターンを露
光するようにしてもよい。
【0009】また、上記のパターン描画方法において、
前記電子ビーム露光装置のステージの移動精度を第2の
座標検査装置により測定するステップを更に行い、前記
第3のステップでは、前記第2の座標検査装置により測
定された前記ステージの移動精度に基づいた補正値を更
に考慮して補正しながら前記電子ビーム露光装置により
前記第1のパターンに重ね合わす第2のパターンを露光
するようにしてもよい。
【0010】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1の座標検査装置及び前記第2の座標検査装置間
における測定値互換性が0.2μm以下であることが望
ましい。また、上記のパターン描画方法において、前記
第1の座標検査装置及び前記第2の座標検査装置は、同
一の座標検査装置であることが望ましい。
【0011】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1のステップは、前記ショットサイズの領域の光
学的歪を測定するようにしてもよい。また、上記のパタ
ーン描画方法において、前記第1のステップは、前記シ
ョットサイズの領域の最外周の光学的歪を測定するよう
にしてもよい。また、上記のパターン描画方法におい
て、前記第3のステップは、前記第1のステップで測定
された前記ショットサイズの領域の最外周の光学的歪か
ら前記ショットサイズの領域内部の光学的歪を換算し、
その換算した光学的歪に基づいた補正値により前記電子
ビーム露光装置を補正するようにしてもよい。
【0012】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1のステップは、前記ショットサイズの領域内部
のマトリクス状に配列された各測定点における光学的歪
を測定するようにしてもよい。また、上記のパターン描
画方法において、前記第1のステップは、前記縮小投影
露光装置の前記ショットサイズを含む最大露光サイズの
領域の光学的歪を測定するようにしてもよい。
【0013】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1のステップは、前記最大露光サイズの領域の最
外周の光学的歪を測定するようにしてもよい。また、上
記のパターン描画方法において、前記第3のステップ
は、前記第1のステップで測定された前記最大露光サイ
ズの領域の最外周の光学的歪から前記ショットサイズの
領域の光学的歪を換算し、その換算した光学的歪に基づ
いた補正値により前記電子ビーム露光装置を補正するよ
うにしてもよい。
【0014】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1のステップは、前記最大露光サイズの領域内部
のマトリクス状に配列された各測定点における光学的歪
を測定するようにしてもよい。また、上記のパターン描
画方法において、前記第1のステップは、前記縮小投影
露光装置の光軸から引いた放射線上に配列された各測定
点における光学的歪を測定するようにしてもよい。
【0015】また、上記のパターン描画方法において、
前記第1のステップでは、複数の縮小投影露光装置の光
学的歪を測定し、前記複数の縮小投影露光装置の光学的
歪に基づいた補正値をそれぞれ前記電子ビーム露光装置
に入力し、前記第2のステップでは、前記複数の縮小投
影露光装置のいずれかを用いて前記第1のパターンを露
光し、前記第3のステップでは、前記第1のパターンを
露光した前記縮小投影露光装置の前記補正値を参照して
前記第2のパターンを露光するようにしてもよい。
【0016】また、上記目的は、縮小投影露光装置と電
子ビーム露光装置とを組み合わせてパターンを描画する
パターン描画装置において、前記縮小投影露光装置で露
光する所定サイズの領域の光学的歪を測定する座標検査
装置を有し、前記縮小投影露光装置で露光する所定サイ
ズの領域の光学的歪を座標検査装置により測定する第1
のステップと、前記縮小投影露光装置によりショットサ
イズの第1のパターンを露光する第2のステップと、前
記座標検査装置により測定された前記所定サイズの領域
の光学的歪に基づいた補正値により補正しながら前記電
子ビーム露光装置により前記第1のパターンに重ね合わ
す第2のパターンを形成する第3のステップとを有する
ことを特徴とするパターン描画方法を行うことを特徴と
するパターン描画装置によっても達成される。
【0017】また、上記のパターン描画装置において、
前記第3のステップの前に、前記第1のパターンに基づ
いて前記第1のパターンを露光したウェーハの膨張率を
測定するステップを更に設け、前記第3のステップで
は、前記ウェーハの膨張率に基づいた補正値を更に考慮
して補正しながら前記電子ビーム露光装置により前記第
1のパターンに重ね合わす第2のパターンを露光するパ
ターン描画方法を行うようにしてもよい。
【0018】また、上記のパターン描画装置において、
前記電子ビーム露光装置のステージの移動精度を前記座
標検査装置により測定するステップを更に設け、前記第
3のステップでは、前記座標検査装置により測定された
前記ステージの移動精度に基づいた補正値を更に考慮し
て補正しながら前記電子ビーム露光装置により前記第1
のパターンに重ね合わす第2のパターンを露光する描画
方法を行うようにしてもよい。
【0019】また、上記のパターン描画装置において、
複数の縮小投影露光装置を有し、前記電子ビーム露光装
置には、前記複数の縮小投影露光装置の光学的歪みに関
する補正値がそれぞれ設定されており、前記第3のステ
ップでは、前記複数の縮小投影露光装置のうち前記第1
のパターンを露光した縮小投影露光装置の光学的歪みに
関する補正値を参照して前記第2のパターンを露光する
描画方法を行うようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]本発明の第1実施形態によるパターン
描画方法について図1乃至図5を用いて説明する。図1
は本実施形態によるパターン描画方法のフローチャート
であり、図2は本実施形態によるパターン描画方法の説
明図である。
【0021】本実施形態のパターン描画方法を行うため
には、図2に示すように、パターン描画に組み合わせて
用いる縮小投影露光装置10(ステッパーともいう)と
電子ビーム露光装置20(電子ビーム描画装置ともい
う)に加えて、縮小投影露光装置10の光学的歪を測定
するための座標検査装置30(配置精度測定機ともい
う。例えば、Nikon製「光波5i」(商品名))を
用いる。
【0022】本実施形態のパターン描画方法を図1のフ
ローチャートに沿って説明する。まず、基準レチクル5
0として、多数の測定用マーク50aをマトリクス状に
配置したパターンが形成されたレチクルを用意する。こ
の基準レチクル50の測定用マークの配置精度を、座標
検査装置30を用いて測定する(ステップS11)。こ
の測定データは、基準レチクル50上の測定用マークの
配置誤差データ52として、座標検査装置30内のメモ
リ(図示せず)に記憶される。なお、基準レチクル50
上の測定用マークの配置誤差データ52は、例えば、レ
チクル上パターンの理想配置座標を(Xa,Ya)、測定
したレチクル上パターンの配置座標を(Xr,Yr)とし
て、 {(Xr−Xa),(Yr−Ya)} として表す。
【0023】次に、基準ウェーハ54として、レジスト
が塗布されたウェーハを用意する。基準レチクル50を
縮小投影露光装置10にセットし、基準ウェーハ54上
に基準レチクル50のパターンを転写する(ステップS
12)。このとき縮小投影露光装置10はショットサイ
ズで基準レチクル50を基準ウェーハ54に転写する。
【0024】次に、基準ウェーハ54上に塗布されたレ
ジストを現像し、そのレジストをマスクとしてウェーハ
をエッチングし、その後、レジストを除去する(ステッ
プS13)。次に、座標検査装置30を用いて、基準ウ
ェーハ54上に転写された測定用パターンの配置精度を
測定する(ステップS14)。この測定データは、基準
ウェーハ54上の測定用マークの配置誤差データ56と
して、座標検査装置30内のメモリ(図示せず)に記憶
される。
【0025】次に、座標検査装置30は、基準ウェーハ
54上の測定用マークの配置誤差データ56から、基準
レチクル50上の測定用マークの配置誤差データ52を
差し引いて、縮小投影露光装置10の光学的歪による配
置誤差データ58を求め、座標検査装置30内のメモリ
(図示せず)に記憶する(ステップS15)。基準レチ
クル50がN倍のレチクルの場合には、基準レチクル5
0上の測定用マークの配置誤差データ52を1/Nにし
て計算する。例えば、5倍の基準レチクル50の場合
は、配置誤差データ52を1/5にして計算する。すな
わち、縮小投影露光装置10の光学的歪による配置誤差
データ58は、例えば、測定したウェーハ上パターンの
配置座標を(Xw,Yw)、レチクル倍率Nを5として、 {Xw−(Xr−Xa)/5,Yw−(Yr−Ya)/5} して表す。
【0026】図3は、ステップS15で求められた光学
的歪による配置誤差データ58の具体例である。全く光
学的歪がない縮小投影露光装置10であれば、図3
(a)に示すように、ショットサイズの領域において等
間隔でマトリクス配置されたパターンが得られるはず
が、縮小投影露光装置10の光学的歪により、図3
(b)に示すような配置誤差が生じている。すなわち、
縮小投影露光装置10によりパターンを露光すると、シ
ョットサイズ内の領域で図3(b)に示すような配置誤
差が生じてしまう。
【0027】1ショットサイズの領域で縮小投影露光装
置10の光学的歪による配置誤差があると、この縮小投
影露光装置10でウェーハ上にパターンを形成すると、
図4に示すように、ショット毎に同様に歪んだ配置誤差
のパターンが形成されることになる。このため、本実施
形態では、縮小投影露光装置10の光学的歪による配置
誤差を考慮して電子ビーム露光装置20を補正する。す
なわち、縮小投影露光装置10の光学的歪による配置誤
差データ58を補正値として電子ビーム露光装置20に
入力する(ステップS16)。
【0028】電子ビーム露光装置20によりパターンを
描画する際には、下地のパターンを形成した縮小投影露
光装置10の光学的歪による配置誤差を補正しながら重
ね合わせるパターンを描画する(ステップS17)。こ
のようにすることにより、電子ビーム露光装置20は、
縮小投影露光装置10により形成したパターンに精度よ
く重ね合わせたパターンを描画することができる。
【0029】このように本実施形態によれば、縮小投影
露光装置のショットサイズの領域の光学的歪による配置
誤差を、電子ビーム露光装置とは別の測定専用の座標検
査装置により測定したので、レチクルの製造誤差や、荷
電ビーム描画装置の測定誤差を排除した縮小投影露光装
置による光学的歪の量だけに基づく誤差データとして得
ることができ、その誤差データに基づいて補正を行うの
で、縮小投影露光装置と電子ビーム露光装置とを組み合
わせてパターンを描画する際の位置合わせ誤差を有効に
防止することができる。
【0030】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よるパターン描画方法について図5乃至図7を用いて説
明する。なお、第1実施形態によるパターン描画方法と
同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し或
いは簡略にする。図5は本実施形態によるパターン描画
方法のフローチャート、図6は本実施形態によるパター
ン描画方法の説明図である。
【0031】本実施形態によるパターン描画方法は、下
地のパターンを形成した縮小投影露光装置の光学的歪に
よる配置誤差を補正しつつ電子ビーム露光装置により露
光を行う点は第1実施形態によるパターン描画方法と同
様である。本実施形態によるパターン描画方法が第1実
施形態によるパターン描画方法と異なるのは、図6に示
すように、ウェーハの伸縮率に関する情報をも補正デー
タとしてフィードバックする点にある。
【0032】本実施形態のパターン描画方法を図5のフ
ローチャートに沿って説明する。まず、第1実施形態に
よるパターン描画方法と同様にして、レチクル上マーク
の配置誤差及びウェーハ上マークの配置誤差を測定し、
これらの値からステッパー特有の光学的歪を求める(ス
テップS21)。次に、レジストが塗布された製品ウェ
ーハ60を縮小投影露光装置10にセットし、製品ウェ
ーハ60上に所定のデバイスパターン(例えばコンタク
トホール形成用パターン)を転写する。この際、製品ウ
ェーハ60の例えばスクライブライン上に、所定の測定
用パターンを同時に転写しておく。この測定用パターン
は、後工程で製品ウェーハ60の膨張率を測定するため
のものである(ステップS22)。
【0033】次に、製品ウェーハ60上に塗布されたレ
ジストを現像し、そのレジストをマスクとしてウェーハ
をエッチングし、その後、レジストを除去する。これに
より、製品ウェーハ60のデバイス領域には所定のデバ
イスパターンが形成され、スクライブライン上にはウェ
ーハの膨張率を測定するための測定用パターンが形成さ
れる。なお、本製品ウェーハ60は、この後のCVD工
程や拡散工程などの熱工程を経て熱膨張が生じた後、電
子ビームにより描画を行うフォト工程に進むものとす
る。
【0034】次に、フォト工程にきた製品ウェーハ60
上にEB描画用のレジストを塗布した後、レジストが塗
布された製品ウェーハ60を電子ビーム露光装置20に
セットする。次に、製品ウェーハ60のスクライブライ
ン上を電子ビームで走査し、反射電子線の強度変化によ
り測定用パターンの製品ウェーハ60上における座標を
測定する。この測定用パターンは、縮小投影露光装置1
0によるショット毎に形成されているので、製品ウェー
ハ60上の測定用パターンの座標間隔を算出することに
よりウェーハ伸縮率を求めることができる(ステップS
23)。
【0035】なお、ウェーハ伸縮率は、電子ビーム露光
前に製品ウェーハ60毎に測定し、製品ウェーハ60の
伸縮率データ62(スケール補正データ)として一時的
にメモリ(図示せず)に記憶しておく(ステップS2
4)。次に、座標検査装置30のメモリに記憶されてい
る配置誤差データ58及び伸縮率データ62に基づい
て、ウェーハの伸縮を考慮した補正データ64を算出す
る。
【0036】電子ビーム露光装置20によりパターンを
描画する際には、補正データ64に基づき、下地のパタ
ーンを形成した縮小投影露光装置10の光学的歪による
配置誤差及びウェーハ伸縮率により補正しながら重ね合
わせるデバイスパターン(例えば配線形成用パターン)
を描画する(ステップS25)。このようにすることに
より、電子ビーム露光装置20は、熱によるウェーハの
伸縮がある場合にも縮小投影露光装置10により形成し
たパターンに精度よく重ね合わせたパターンを描画する
ことができる。
【0037】図7は、多数の縮小投影露光装置A,B,
C,…を用い、製品ウェーハの伸縮率補正をも考慮した
場合の電子ビーム露光装置20の補正の説明図である。
電子ビーム露光装置20の基本原理は、ステージ21上
にウェーハ22が載置され、電子ビーム23を偏向させ
てウェーハ22上にパターンを描画する。電子ビーム2
3は偏向制御部24により制御され、ステージ21はス
テージ制御部25により制御される。ウェーハ22の描
画位置は、ステージ22の移動量と電子ビーム26の偏
向量により決定する。
【0038】電子ビーム露光装置20は、基本的には設
計データに基づいて描画制御されるが、縮小投影露光装
置10の光学的歪補正と、温度による製品ウェーハの伸
縮のためのスケール補正とが併せて行われる。光学的歪
補正については、前もって、各縮小投影露光装置A,
B,C,…毎に座標検査装置30を用いて測定した光学
的歪による配置誤差データを用意しておく。
【0039】スケール補正については、描画する製品ウ
ェーハ毎に測定し、その測定値から補正量を決定する。
電子ビーム露光装置29によりパターンを形成する場合
には、重ね合わすパターンを形成した縮小投影露光装置
の光学的歪による配置誤差データにより補正値と、その
製品ウェーハのスケール補正の補正値とを考慮して、設
計データを補正しながら描画してパターンを形成する。
【0040】このように本実施形態によれば、縮小投影
露光装置の光学的歪の量及びウェーハの伸縮率に基づい
て補正データを発生し、この補正データに基づいて電子
ビーム露光装置により露光を行うので、縮小投影露光装
置と電子ビーム露光装置とを組み合わせてパターンを描
画する際の位置合わせ誤差を更に有効に防止することが
できる。
【0041】[第3実施形態]本発明の第3実施形態に
よるパターン描画方法について図8乃至図10を用いて
説明する。なお、第1又は第2実施形態によるパターン
描画方法と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明
を省略し或いは簡略にする。図8は本実施形態によるパ
ターン描画方法のフローチャート、図9は本実施形態に
よるパターン描画方法の説明図である。
【0042】本実施形態によるパターン描画方法は、下
地パターンを形成した縮小投影露光装置の光学的歪によ
る配置誤差及びウェーハの伸縮率を補正しつつ電子ビー
ム露光装置により露光を行う点は第2実施形態によるパ
ターン描画方法と同様である。本実施形態によるパター
ン描画方法が第2実施形態によるパターン描画方法と異
なるのは、図9に示すように、電子ビーム露光装置の描
画配置精度(ステージ精度)をも補正データとしてフィ
ードバックする点にある。
【0043】本実施形態のパターン描画方法を図8のフ
ローチャートに沿って説明する。まず、第1実施形態に
よるパターン描画方法と同様にして、レチクル上マーク
の配置誤差及びウェーハ上マークの配置誤差を測定し、
これらの値からステッパー特有の光学的歪を求める(ス
テップS31)。次に、電子ビーム露光装置の描画配置
精度(ステージ精度)を測定する。
【0044】まず、基準ウェーハ66として、レジスト
が塗布されたウェーハを用意する。この基準ウェーハ6
6に、電子ビーム露光装置20により、測定用マーク6
8として例えばマトリクスパターンを描画する(ステッ
プS32)。次に、基準ウェーハ66上に塗布されたレ
ジストを現像し、そのレジストをマスクとしてウェーハ
をエッチングし、その後、レジストを除去する(ステッ
プS33)。
【0045】次に、座標検査装置30を用いて、基準ウ
ェーハ66上に転写された測定用パターン68の配置精
度を測定する(ステップS34)。この測定データは、
電子ビーム露光装置のステージ精度を表すものであり、
配置誤差データ70(ステージ補正データ)として、座
標検査装置30内のメモリ(図示せず)に記憶される
(ステップS35)。
【0046】次に、第2実施形態によるパターン描画方
法と同様にして、製品ウェーハ60の伸縮率データ62
を求める(ステップS36)。次に、座標検査装置30
のメモリに記憶されている配置誤差データ58、70及
び伸縮率データ62に基づいて、これらパラメータを含
む補正データ72を算出し、電子ビーム露光装置20に
入力する。
【0047】電子ビーム露光装置20によりパターンを
描画する際には、下地のパターンを形成した縮小投影露
光装置10の光学的歪による配置誤差、電子ビーム露光
装置20のステージ精度及びウェーハ伸縮率により補正
しながら重ね合わせるパターンを描画する(ステップS
37)。このようにすることにより、電子ビーム露光装
置20は、縮小投影露光装置10により形成したパター
ンに更に精度よく重ね合わせたパターンを描画すること
ができる。
【0048】図10は、多数の縮小投影露光装置A,
B,C,…を用い、製品ウェーハの伸縮率補正及び電子
ビーム露光装置のステージ補正をも考慮した場合の電子
ビーム露光装置20の補正の説明図である。電子ビーム
露光装置20は、基本的には設計データに基づいて描画
制御されるが、縮小投影露光装置の光学的歪補正と、温
度によるウェーハのスケール補正と、電子ビーム露光装
置のステージ補正とが併せて行われる。
【0049】光学的歪補正については、前もって、各縮
小投影露光装置A,B,C,…毎に座標検査装置30を
用いて測定した光学的歪による配置誤差データを用意し
ておく。ステージ補正については、前もって、座標検査
装置30を用いて測定した電子ビーム露光装置20によ
る配置誤差データ70(ステージ補正データ)を用意し
ておく。
【0050】伸縮率補正(スケール補正)については、
描画するウェーハ毎に測定し、その測定値から補正量を
決定する。補正値は一時的にメモリ(図示せず)に記憶
しておく。電子ビーム露光装置29によりパターンを形
成する場合には、重ね合わすパターンを形成した縮小投
影露光装置の光学的歪による配置誤差データによる補正
値と、電子ビーム露光装置のステージ精度を反映するス
テージ補正データによる補正値と、そのウェーハのスケ
ール補正の補正値とを考慮して、設計データを補正しな
がら描画してパターンを形成する。
【0051】このように本実施形態によれば、縮小投影
露光装置の光学的歪の量、ステージ精度及びウェーハの
伸縮率に基づいて補正データを発生し、この補正データ
に基づいて電子ビーム露光装置により露光を行うので、
縮小投影露光装置と電子ビーム露光装置とを組み合わせ
てパターンを描画する際の位置合わせ誤差を更に有効に
防止することができる。
【0052】[変形実施形態]本発明は上記実施形態に
限らず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態
では、ショットサイズの領域内部の光学的歪についても
マトリクス状に配置された測定点により測定したが、シ
ョットサイズの領域の最外周の測定点のみについて光学
的歪を測定するようにしてもよい。すなわち、図11
(a)に示すように、ショットサイズの領域の最外周の
測定点(+印)についての光学的歪だけを測定し、ショ
ットサイズの領域内部の各点については、図11(b)
に示すように、例えば、リニアに変化するものとして換
算して配置誤差を換算し、その換算された配置誤差に基
づいて補正する。
【0053】また、上記実施形態では、縮小投影露光装
置のショットサイズの領域について光学的歪を測定した
が、縮小投影露光装置の最大露光サイズの領域について
光学的歪を測定してもよい。縮小投影露光装置のショッ
トサイズは、製造するデバイスに適した大きさであるの
で、デバイス毎に異なることになり、同じ縮小投影露光
装置を用いる場合でもショットサイズが異なると、光学
的歪を測定し直す必要がある。そこで、縮小投影露光装
置の最大露光サイズの領域についてマトリクス状に配置
された測定点について光学的歪を測定しておけば、ショ
ットサイズが異なっても再度測定することなく、そのシ
ョットサイズの光学的歪を求めることができる。
【0054】また、縮小投影露光装置の最大露光サイズ
の領域について光学的歪を測定する場合でも、最大露光
サイズの領域の最外周の測定点のみについて光学的歪を
測定するようにしてもよい。最大露光サイズの領域の最
外周の測定点についての光学的歪から、その領域内部の
各点について、例えば、リニアに変化するものとして換
算して光学的歪を換算してもよい。
【0055】また、光学的歪の測定は、必ずしも矩形の
領域に基づいて行う必要はなく、光軸の中心点を原点と
して放射線上の任意の点について座標を測定することに
より、放射線方向の歪を測定してもよい(図12参
照)。縮小投影露光装置は、一般に光軸に対して点対称
であるレンズ光学系により構成されるので、光学的な歪
は放射線方向に変化すると考えられる。したがって、こ
のように光学的歪を測定することにより、より精度の高
い歪補正を行うことができる。
【0056】また、上記実施形態では、縮小投影露光装
置の光学的歪を測定する際に用いる座標検査装置と、電
子ビーム露光装置のステージ精度を測定する際に用いる
座標検査装置とを同じ検査装置により行っているが、こ
れは、測定データ間の誤差を少なくしてより精度の高い
補正値を算出するためである。したがって、縮小投影露
光装置の光学的歪を測定する際に用いる座標検査装置
と、電子ビーム露光装置のステージ精度を測定する際に
用いる座標検査装置とは、必ずしも同じ検査装置である
必要はなく、それぞれ別々の検査装置を用いてもよい。
但し、本発明による効果を十分に発揮するためには、少
なくともこれら検査装置間の測定値互換性が約0.2μ
m以下であることが望ましい。
【0057】また、上記実施形態では、縮小投影露光装
置と電子ビーム露光装置とを組み合わせたパターン描画
方法について示したが、縮小投影露光装置とイオンビー
ムその他の荷電粒子ビームとを組み合わせたパターン描
画方法についても同様に適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、縮小投影
露光装置の光学的歪による配置誤差を、電子ビーム露光
装置とは別の測定専用の座標検査装置により測定したの
で、レチクルの製造誤差や、荷電ビーム描画装置の測定
誤差を排除した縮小投影露光装置による光学的歪の量だ
けに基づく誤差データとして得ることができ、その誤差
データに基づいて補正を行うので、縮小投影露光装置と
電子ビーム露光装置とを組み合わせてパターンを描画す
る際の位置合わせ誤差を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるパターン描画方法
のフローチャートである。
【図2】本発明の第1実施形態によるパターン描画方法
の説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態によるパターン描画方法
における配置誤差データの具体例を示す図である。
【図4】縮小投影露光装置による露光パターンを示す図
である。
【図5】本発明の第2実施形態によるパターン描画方法
のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態によるパターン描画方法
の説明図である。
【図7】多数の縮小投影露光装置を用いた場合のパター
ン描画方法の説明図である。
【図8】本発明の第3実施形態によるパターン描画方法
のフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施形態によるパターン描画方法
の説明図である。
【図10】多数の縮小投影露光装置を用いた場合のパタ
ーン描画方法の説明図である。
【図11】本発明の変形実施形態によるパターン描画方
法の説明図(その1)である。
【図12】本発明の変形実施形態によるパターン描画方
法の説明図(その2)である。
【符号の説明】
10…縮小投影露光装置 20…電子ビーム描画装置 21…ステージ 22…ウェーハ 23…電子ビーム 24…偏向制御部 25…ステージ制御部 30…座標検査装置 50…基準レチクル 50a…測定用マーク 52…配置誤差データ 54…基準ウェーハ 56…配置誤差データ 58…配置誤差データ 60…製品ウェーハ 62…伸縮率データ 64…補正データ 66…基準ウェーハ 68…測定用パターン 70…補正データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 516A 541D 541S

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小投影露光装置と電子ビーム露光装置
    とを組み合わせてパターンを描画するパターン描画方法
    において、 前記縮小投影露光装置で露光する所定サイズの領域の光
    学的歪を第1の座標検査装置により測定する第1のステ
    ップと、 前記縮小投影露光装置によりショットサイズの第1のパ
    ターンを露光する第2のステップと、 前記第1の座標検査装置により測定された前記所定サイ
    ズの領域の光学的歪に基づいた補正値により補正しなが
    ら前記電子ビーム露光装置により前記第1のパターンに
    重ね合わす第2のパターンを露光する第3のステップと
    を有することを特徴とするパターン描画方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパターン描画方法におい
    て、 前記第1のステップでは、レチクル上に配置された測定
    用パターンの配置誤差を、前記レチクルを用いてウェー
    ハ上に転写した前記測定用パターンの配置座標から差し
    引くことにより前記縮小投影露光装置の光学的歪を測定
    することを特徴とするパターン描画方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のパターン描画方法
    において、 前記第3のステップの前に、前記第1のパターンに基づ
    いて前記第1のパターンを露光したウェーハの膨張率を
    測定するステップを更に有し、 前記第3のステップでは、前記ウェーハの膨張率に基づ
    いた補正値を更に考慮して補正しながら前記電子ビーム
    露光装置により前記第1のパターンに重ね合わす第2の
    パターンを露光することを特徴とするパターン描画方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    パターン描画方法において、 前記電子ビーム露光装置のステージの移動精度を第2の
    座標検査装置により測定するステップを更に有し、 前記第3のステップでは、前記第2の座標検査装置によ
    り測定された前記ステージの移動精度に基づいた補正値
    を更に考慮して補正しながら前記電子ビーム露光装置に
    より前記第1のパターンに重ね合わす第2のパターンを
    露光することを特徴とするパターン描画方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のパターン描画方法におい
    て、 前記第1の座標検査装置及び前記第2の座標検査装置間
    における測定値互換性が0.2μm以下であることを特
    徴とするパターン描画方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載のパターン描画方法
    において、 前記第1の座標検査装置及び前記第2の座標検査装置
    は、同一の座標検査装置であることを特徴とするパター
    ン描画方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    パターン描画方法において、 前記第1のステップは、前記ショットサイズの領域の光
    学的歪を測定することを特徴とするパターン描画方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のパターン描画方法におい
    て、 前記第1のステップは、前記ショットサイズの領域の最
    外周の光学的歪を測定することを特徴とするパターン描
    画方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のパターン描画方法におい
    て、 前記第3のステップは、前記第1のステップで測定され
    た前記ショットサイズの領域の最外周の光学的歪から前
    記ショットサイズの領域内部の光学的歪を換算し、その
    換算した光学的歪に基づいた補正値により前記電子ビー
    ム露光装置を補正することを特徴とするパターン描画方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のパターン描画方法にお
    いて、 前記第1のステップは、前記ショットサイズの領域内部
    のマトリクス状に配列された各測定点における光学的歪
    を測定することを特徴とするパターン描画方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    のパターン描画方法において、 前記第1のステップは、前記縮小投影露光装置の前記シ
    ョットサイズを含む最大露光サイズの領域の光学的歪を
    測定することを特徴とするパターン描画方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のパターン描画方法に
    おいて、 前記第1のステップは、前記最大露光サイズの領域の最
    外周の光学的歪を測定することを特徴とするパターン描
    画方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のパターン描画方法に
    おいて、 前記第3のステップは、前記第1のステップで測定され
    た前記最大露光サイズの領域の最外周の光学的歪から前
    記ショットサイズの領域の光学的歪を換算し、その換算
    した光学的歪に基づいた補正値により前記電子ビーム露
    光装置を補正することを特徴とするパターン描画方法。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のパターン描画方法に
    おいて、 前記第1のステップは、前記最大露光サイズの領域内部
    のマトリクス状に配列された各測定点における光学的歪
    を測定することを特徴とするパターン描画方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    のパターン描画方法において、 前記第1のステップは、前記縮小投影露光装置の光軸か
    ら引いた放射線上に配列された各測定点における光学的
    歪を測定することを特徴とするパターン描画方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか1項に記
    載のパターン描画方法において、 前記第1のステップでは、複数の縮小投影露光装置の光
    学的歪を測定し、前記複数の縮小投影露光装置の光学的
    歪に基づいた補正値をそれぞれ前記電子ビーム露光装置
    に入力し、 前記第2のステップでは、前記複数の縮小投影露光装置
    のいずれかを用いて前記第1のパターンを露光し、 前記第3のステップでは、前記第1のパターンを露光し
    た前記縮小投影露光装置の前記補正値を参照して前記第
    2のパターンを露光することを特徴とするパターン描画
    方法。
  17. 【請求項17】 縮小投影露光装置と電子ビーム露光装
    置とを組み合わせてパターンを描画するパターン描画装
    置において、 前記縮小投影露光装置で露光する所定サイズの領域の光
    学的歪を測定する座標検査装置を有し、 前記縮小投影露光装置で露光する所定サイズの領域の光
    学的歪を座標検査装置により測定する第1のステップ
    と、前記縮小投影露光装置によりショットサイズの第1
    のパターンを露光する第2のステップと、前記座標検査
    装置により測定された前記所定サイズの領域の光学的歪
    に基づいた補正値により補正しながら前記電子ビーム露
    光装置により前記第1のパターンに重ね合わす第2のパ
    ターンを形成する第3のステップとを有することを特徴
    とするパターン描画方法を行うことを特徴とするパター
    ン描画装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のパターン描画装置に
    おいて、 前記第3のステップの前に、前記第1のパターンに基づ
    いて前記第1のパターンを露光したウェーハの膨張率を
    測定するステップを更に有し、前記第3のステップで
    は、前記ウェーハの膨張率に基づいた補正値を更に考慮
    して補正しながら前記電子ビーム露光装置により前記第
    1のパターンに重ね合わす第2のパターンを露光するパ
    ターン描画方法を行うことを特徴とするパターン描画装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18記載のパターン描
    画装置において、 前記電子ビーム露光装置のステージの移動精度を前記座
    標検査装置により測定するステップを更に有し、前記第
    3のステップでは、前記座標検査装置により測定された
    前記ステージの移動精度に基づいた補正値を更に考慮し
    て補正しながら前記電子ビーム露光装置により前記第1
    のパターンに重ね合わす第2のパターンを露光する描画
    方法を行うことを特徴とするパターン描画装置。
  20. 【請求項20】 請求項17乃至19のいずれか1項に
    記載のパターン描画装置において、 複数の縮小投影露光装置を有し、 前記電子ビーム露光装置には、前記複数の縮小投影露光
    装置の光学的歪みに関する補正値がそれぞれ設定されて
    おり、 前記第3のステップでは、前記複数の縮小投影露光装置
    のうち前記第1のパターンを露光した縮小投影露光装置
    の光学的歪みに関する補正値を参照して前記第2のパタ
    ーンを露光する描画方法を行うことを特徴とするパター
    ン描画装置。
JP10220050A 1997-08-13 1998-08-04 パターン描画方法及び装置 Pending JPH11121369A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220050A JPH11121369A (ja) 1997-08-13 1998-08-04 パターン描画方法及び装置
US09/132,820 US6124598A (en) 1997-08-13 1998-08-12 Pattern exposure method and system
TW087113286A TW392225B (en) 1997-08-13 1998-08-12 Pattern exposure method and system
KR1019980032887A KR100307038B1 (ko) 1997-08-13 1998-08-13 패턴노광방법및장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21871797 1997-08-13
JP9-218717 1997-08-13
JP10220050A JPH11121369A (ja) 1997-08-13 1998-08-04 パターン描画方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11121369A true JPH11121369A (ja) 1999-04-30

Family

ID=26522713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10220050A Pending JPH11121369A (ja) 1997-08-13 1998-08-04 パターン描画方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6124598A (ja)
JP (1) JPH11121369A (ja)
KR (1) KR100307038B1 (ja)
TW (1) TW392225B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002110516A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Advantest Corp 電子ビーム露光装置、露光方法、及び半導体素子製造方法
JP2009170743A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置のデータ作成方法、および電子線露光システム

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246064B1 (en) 1997-09-03 2001-06-12 Hitachi, Ltd. Electron beam drawing apparatus
DE10126185B4 (de) * 2001-05-30 2007-07-19 Robert Bosch Gmbh Prüfkörper für optoelektronische Bildanalysesysteme
JP2003084425A (ja) * 2001-09-07 2003-03-19 Fujitsu Ltd レチクル、パターン位置精度の測定装置および測定方法
TW569295B (en) * 2001-09-29 2004-01-01 Toshiba Corp Producing method for mask pattern and manufacturing method for semiconductor device
CN1922727B (zh) * 2004-02-20 2011-12-21 株式会社半导体能源研究所 半导体器件及ic卡、ic标签、rfid、转发器、票据、证券、护照、电子装置、包和外衣的制造方法
CN100394306C (zh) * 2005-04-04 2008-06-11 中国科学院微电子研究所 电子束和光学混合和匹配曝光套准标记的制备方法
US8754538B2 (en) * 2008-06-24 2014-06-17 Infineon Technologies Ag Semiconductor chip including identifying marks
US8703368B2 (en) 2012-07-16 2014-04-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Lithography process

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0126786B1 (de) * 1983-05-25 1987-04-01 Ibm Deutschland Gmbh Verfahren zum Übertragen eines Musters in eine strahlungsempfindliche Schicht
US5329130A (en) * 1991-08-06 1994-07-12 Fujitsu Limited Charged particle beam exposure method and apparatus
US5525808A (en) * 1992-01-23 1996-06-11 Nikon Corporaton Alignment method and alignment apparatus with a statistic calculation using a plurality of weighted coordinate positions
JP3074579B2 (ja) * 1992-01-31 2000-08-07 キヤノン株式会社 位置ずれ補正方法
JPH07263308A (ja) * 1994-03-18 1995-10-13 Fujitsu Ltd 電子ビーム露光方法及び装置
US5795687A (en) * 1995-02-24 1998-08-18 Nikon Corporation Projection exposure method and alignment

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002110516A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Advantest Corp 電子ビーム露光装置、露光方法、及び半導体素子製造方法
JP2009170743A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置のデータ作成方法、および電子線露光システム

Also Published As

Publication number Publication date
KR100307038B1 (ko) 2001-11-30
TW392225B (en) 2000-06-01
KR19990023577A (ko) 1999-03-25
US6124598A (en) 2000-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6481003B1 (en) Alignment method and method for producing device using the alignment method
JP2988393B2 (ja) 露光方法
US6859260B2 (en) Method and system for improving focus accuracy in a lithography system
JP3977302B2 (ja) 露光装置及びその使用方法並びにデバイス製造方法
US6124922A (en) Exposure device and method for producing a mask for use in the device
KR20040011394A (ko) 디스토션계측방법 및 노광장치
US6239858B1 (en) Exposure method, exposure apparatus and semiconductor device manufactured by using the exposure apparatus
JP2610815B2 (ja) 露光方法
US9785058B2 (en) Method for ascertaining distortion properties of an optical system in a measurement system for microlithography
JPH11121369A (ja) パターン描画方法及び装置
US7388213B2 (en) Method of registering a blank substrate to a pattern generating particle beam apparatus and of correcting alignment during pattern generation
US6741732B2 (en) Exposure method and device manufacturing method using this exposure method
JPH09166416A (ja) レチクルパターンの相対的位置ずれ量計測方法およびレチクルパターンの相対的位置ずれ量計測装置
US6417516B1 (en) Electron beam lithographing method and apparatus thereof
JP2010147109A (ja) 評価方法、露光装置およびデバイス製造方法
US6662145B1 (en) Method, equipment, and recording medium for controlling exposure accuracy
JP2019082684A (ja) マイクロリソグラフィマスク、そのようなマスクの構造の画像のエッジ位置を決定する方法、及びそのような方法を実施するためのシステム
US11774863B2 (en) Induced displacements for improved overlay error metrology
US7171319B2 (en) Method and apparatus to separate field and grid parameters on first level wafers
JP2794593B2 (ja) 投影露光装置
JP3056598B2 (ja) 露光装置とアライメント精度測定方法
JPH10209008A (ja) 荷電ビーム露光方法およびマスク
JP2829649B2 (ja) アライメント装置
JP3733180B2 (ja) 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP3013421B2 (ja) 縮小投影露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071130

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080123

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080728

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080926