JPH11120746A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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Publication number
JPH11120746A
JPH11120746A JP29495097A JP29495097A JPH11120746A JP H11120746 A JPH11120746 A JP H11120746A JP 29495097 A JP29495097 A JP 29495097A JP 29495097 A JP29495097 A JP 29495097A JP H11120746 A JPH11120746 A JP H11120746A
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JP
Japan
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track
recording
management data
data
optical disk
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JP29495097A
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English (en)
Inventor
Shinichi Arai
伸一 荒井
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ミニディスクにすでに記録された
複数のトラックの中から上書対象となるトラックを選定
し、上書対象外のトラックに影響を与えることなく上書
対象のトラックの情報データ任意のポイントから任意の
データ量の情報データを上書記録することができる光デ
ィスク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トラックの情報データの任意のポイント
を上書き開始ポイントでトラックを分割し、2つに分割
されたトラックの後ろのトラックに情報データを上書き
し、上書きする情報データのデータ容量が後ろのトラッ
クのデータ容量を越えたならばフリーエリアに継続して
記録し、2つに分割されたトラックの前のトラック、上
書きされた後ろのトラック及びフリーエリアに継続して
記録されたトラックとを接続して1のトラックとするこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報データを記録
する情報データ領域とこの情報データの記録及び再生を
管理する管理データを記録する管理データ領域を備えた
光ディスクに記録再生を行う光ディスク記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】記録再生可能な光磁気ディスク(以下、
一例としてミニディスクについて説明する。)におい
て、音楽や音声等の情報データ(以下、情報データとい
う)及び記録可能な領域であるフリーエリアを備えた情
報データ領域が設けられている。また、情報データとフ
リーエリアとを管理する管理データが記録される管理デ
ータ領域(以下、User-Table of Contentsの頭文字を取
りU−TOC領域という)とが設けられている。フリー
エリアとは、未記録領域若しくは記録済みであるが上書
き記録を可能と指定した領域を併せていう。
【0003】ミニディスクでは、新しい情報データの記
録またはミニディスクに記録された情報データの消去に
加え、ミニディスクに記録された情報データに多様な編
集を行うことができる。編集の例として、楽曲などの情
報データのトラック(以下、単にトラックという。ま
た、ミニディスク上の連続した領域である小ブロックが
2個にわたり離散し、これら2の小ブロックを接続して
1のトラックする場合、前半の小ブロックをトラックn
の前半といい、後半の小ブロックをトラックnの後半と
いう。)を2つのトラックに分割するDIVIDE、2
つのトラックを1つのトラックに接続するCOMBIN
E等がある。
【0004】このような編集操作の一つの提案として、
特にアナログ磁気テープに上書き記録するとき操作感覚
と同じ操作感覚で、ミニディスクのトラックに記録する
光ディスク記録再生装置に関する発明が、例えば、特開
平7−287967号公報に開示されている。
【0005】図16は、従来の光ディスク記録再生装置
の1例による上書記録により生成した情報データがミニ
ディスクに記録されたときのトラックの構造図である。
図16(a)に示すようにトラック1、トラック2、ト
ラック3及びトラック4というトラックが記録されてい
るミニディスクにおいて、アナログ磁気テープに記録す
るようにトラック2の先頭からトラック3の途中までト
ラックに上書きするように記録する場合について説明す
る。
【0006】記録終了後のミニディスクにおいては、図
16(b)に示すようなトラック1、フリーエリア、上
書きされなかった旧トラック3の残りである新トラック
3、トラック4及び新トラック2が存在する。
【0007】図17は、従来の光ディスク記録再生装置
の1例による上書記録により生成した情報データがミニ
ディスクから再生されたときの情報データの構造図を示
す。U−TOC領域に記録された管理データは、再生順
序を変更するように書き換えられている。
【0008】このミニディスクを再生すると、記録前に
は図17(a)に示すようにトラック1、トラック2、
トラック3、トラック4と再生していたものが、記録後
には図17(b)に示すようにトラック1、新トラック
2、新トラック3、トラック4の順序で再生する。
【0009】図18は、従来の光ディスク記録再生装置
の他の例による上書記録により生成した情報データがミ
ニディスクに記録されたときのトラックの構造図であ
る。図18(a)に示すようなトラック1、トラック2
及びトラック3というトラックが記録されているミニデ
ィスクにおいて、アナログ磁気テープに記録するように
トラック2の途中からトラック3の途中まで上書きする
ように記録する場合について説明する。
【0010】記録終了後のミニディスクにおいては、図
18(b)に示すようなトラック1、上書きされなかっ
た旧トラック2の前半である新トラック2、フリーエリ
ア、上書きされなかった旧トラック3の後半である新ト
ラック4及び記録された新トラック3がそれぞれ記録さ
れている。
【0011】図19は、従来の光ディスク記録再生装置
の他の例による上書記録により生成した情報データがミ
ニディスクから再生されたときの情報データの構造図を
示す。U−TOC領域に記録された管理データは、再生
順序を変更するように書き換えられている。
【0012】このミニディスクを再生すると、記録前に
は図19(a)に示すようにトラック1、トラック2、
トラック3と再生していたものが、記録後には図19
(b)に示すようにトラック1、新トラック2、新トラ
ック3、トラック4の順序で再生する。このように、ア
ナログ磁気テープに上書き記録したような再生をミニデ
ィスクにおいて再現する。
【0013】特開平7−287967号公報において
は、他の従来例も開示されているが、いずれもアナログ
磁気テープに上書きする操作感覚をミニディスクにおい
て再現することができるというものである。
【0014】ところで、上述のような上書記録以外の新
しい上書記録が要求されている。その一例として、トラ
ック1乃至トラック4が既に記録されているミニディス
クにおいて、例えばトラック2に上書記録を行うとき、
他のトラック1、トラック3及びトラック4に影響を与
えることなくトラック2にのみトラック2の先頭またト
ラック2の途中から上書きする上書記録が必要とされて
いる。
【0015】具体的には、上書きにより旧トラック2と
比較してデータ量が大きい新トラック2となっても、残
りのトラック1、トラック3およびトラック4には上書
きはされないようにする。そして、このミニディスクを
再生すると、トラック1、新トラック2、トラック3及
びトラック4が再生されるようにするというものであ
る。
【0016】また、上書きによって旧トラック2よりも
データ量が小さい新トラック2となっても、旧トラック
2の残りは、消去もしくは新しいトラックとなる。そし
てこのミニディスクを再生すると、トラック1、新トラ
ック2、トラック3及びトラック4が再生され、旧トラ
ック2の残りは、トラックとして保存されるというもの
である。
【0017】このように、上書きされる編集トラックの
任意のポイントから任意のデータ量のデータを上書きす
ることにより新しいトラックを、他のトラックに影響を
与えることなく生成し、上書き開始時は、従来のアナロ
グ磁気テープのあるトラックに上書き記録するときと同
様に上書きを開始した地点からあたかも上書き記録を行
ったかのように記録し、上書き終了時は、上書きしたく
ない後ろのトラックに上書きしてしまうという不安を回
避して上書き記録を終了する光ディスク装置が必要とさ
れている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ミニディス
クにすでに記録された複数のトラックの中から上書きの
対象となるトラックを選定し、上書き対象外のトラック
に影響を与えることなく、上書き対象のトラックの任意
のポイントから任意のデータ量の情報データを上書記録
することができる光ディスク装置を提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の光ディスク記録再生装置では、情
報データを記録する情報データ領域とこの情報データの
記録及び再生を管理する管理データを記録する管理デー
タ領域とを備えた光ディスクに記録再生を行う光ディス
ク記録再生装置において、光ディスクに記録再生を行う
記録再生部と、前記光ディスクに記録された管理データ
を暫定管理データとして記憶する管理データメモリ部
と、1のトラックの情報データの任意のポイントを上書
き開始ポイントとして指定し、前記上書き開始ポイント
でトラックを分割するように前記暫定管理データを書き
換え、2分割されたトラックのうち後部のトラックに情
報データを上書記録し、上書記録する情報データのデー
タ容量が前記後部のトラックのデータ容量を越えたなら
ばフリーエリアに継続記録し、上書記録または継続記録
を停止し、前記上書記録を停止したとき2つに分割され
たトラックのうち前部のトラック及び上書記録された後
部のトラックとを接続するように前記暫定管理データを
書き換え、接続したトラックに関する暫定管理データを
管理データとして前記光ディスクに記録するように前記
記録再生部を制御する制御部と、を備えたことを特徴と
する。
【0020】また、請求項2に記載の光ディスク記録再
生装置は、請求項1に記載の光ディスク記録再生装置に
おいて、前記2分割されたトラックのうち前部のトラッ
クのエンドアドレス及び上書記録されたトラックのスタ
ートアドレスとを変更する調整部を備えたことを特徴と
する。
【0021】また、請求項3に記載の光ディスク記録再
生装置は、請求項1または請求項2に記載の光ディスク
記録再生装置において、前記制御部は、前記2分割され
た2つのトラックのうち後部のトラックの情報データの
中から、上書記録された情報データを除いた情報データ
が記録された領域をフリーエリアとするように前記暫定
管理データを書き換えることを特徴とする。
【0022】また、請求項4に記載の光ディスク記録再
生装置は、請求項1または請求項2に記載の光ディスク
記録再生装置において、前記制御部は、前記2分割され
た2つのトラックのうち後部のトラックの情報データの
中から上書記録された情報データを除いた情報データが
記録された領域を新しいトラックとするように前記暫定
管理データを書き換えることを特徴とする。
【0023】また、請求項5に記載の光ディスク記録再
生装置は、情報データを記録する情報データ領域とこの
情報データの記録及び再生を管理する管理データを記録
する管理データ領域とを備えた光ディスクに記録再生を
行う光ディスク記録再生装置において、光ディスクに記
録再生を行う記録再生部と、前記光ディスクに記録され
た管理データを暫定管理データとして記憶する管理デー
タメモリ部と、1のトラックの情報データの任意のポイ
ントを上書き開始ポイントとして指定し、指定された上
書き開始ポイントでトラックを分割するように前記暫定
管理データを書き換え、上書きする情報データをフリー
エリアに記録し、記録を停止し、情報データの記録を停
止したとき2分割されたトラックのうち前部のトラック
及びフリーエリアに記録された情報データのトラックと
を接続するように前記暫定管理データを書き換え、接続
したトラックに関する暫定管理データを管理データとし
て前記光ディスクに記録するように前記記録再生部を制
御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0024】また、請求項6に記載の光ディスク記録再
生装置は、請求項5に記載の光ディスク記録再生装置に
おいて、前記2分割されたトラックのうち前部のトラッ
クのエンドアドレス及びフリーエリアに記録された情報
データのトラックスタートアドレスとを変更する調整部
を備えたことを特徴とする。
【0025】また、請求項7に記載の光ディスク記録再
生装置は、請求項5または請求項6に記載の光ディスク
記録再生装置において、前記制御部は、前記2分割され
たトラックのうち後部のトラックをフリーエリアとする
ように暫定管理データを書き換えることを特徴とする。
【0026】また、請求項8に記載の光ディスク記録再
生装置は、請求項5または請求項6に記載の光ディスク
記録再生装置において、前記制御部は、前記2分割され
たトラックのうち後部のトラックを新しいトラックとす
るように暫定管理データを書き換えることを特徴とす
る。
【0027】また、請求項9に記載の光ディスク記録再
生装置は、情報データを記録する情報データ領域とこの
情報データの記録及び再生を管理する管理データを記録
する管理データ領域とを備えた光ディスクに記録再生を
行う光ディスク記録再生装置において、光ディスクに記
録再生を行う記録再生部と、前記光ディスクに記録され
た管理データを暫定管理データとして記憶する管理デー
タメモリ部と、1のトラックの情報データの任意のポイ
ントを上書き開始ポイントとして指定し、前記上書き開
始ポイントでトラックを分割するように前記暫定管理デ
ータを書き換え、1のトラックの他の情報データの任意
のポイントを接続開始ポイントとして指定し、指定され
た接続開始ポイントでトラックを分割するように前記暫
定管理データを書き換え、上書き開始ポイントで2分割
されたトラックのうち前部のトラックと編集開始ポイン
トで2分割されたトラックのうち後部のトラックとを接
続するように前記暫定管理データを書き換え、接続した
トラックに関する暫定管理データを管理データとして前
記光ディスクに記録するように前記記録再生部を制御す
る制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0028】また、請求項10に記載の光ディスク記録
再生装置は、請求項9に記載の光ディスク記録再生装置
において、前記上書き開始ポイントで2分割されたトラ
ックのうち前部のトラックのエンドアドレス及び前記接
続開始ポイントにより2分割されたトラックのうち後部
のトラックのスタートアドレスとを調整する調整部を備
えたことを特徴とする。
【0029】また、請求項11に記載の光ディスク記録
再生装置は、請求項9または請求項10に記載の光ディ
スク記録再生装置において、前記制御部は前記上書き開
始ポイントで2分割されたトラックのうち後部のトラッ
ク及び前記接続開始ポイントで2分割されたトラックの
うち前部のトラックをフリーエリアとするように暫定管
理データを書き換えることを特徴とする。
【0030】また、請求項12に記載の光ディスク記録
再生装置は、請求項9または請求項10に記載の光ディ
スク記録再生装置において、制御部は、前記上書き開始
ポイントで2分割されたトラックのうち後部のトラック
及び前記接続開始ポイントで2分割されたトラックのう
ち前部のトラックを新しいトラックとするように暫定管
理データを書き換えることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例による光
ディスク記録再生装置のブロック図、図2は、ミニディ
スクにU−TOC領域と情報データ領域に記録される管
理データと情報データの配置図、図3は、U−TOC領
域に記録される管理データの構造図をそれぞれ示す。
【0032】図4は、編集トラックに接続トラックを上
書きするときの説明図、図5は、本発明の実施例による
上書記録処理のフローチャート、図6及び図8は、本発
明の実施例による上書記録により生成した情報データが
ミニディスクに記録されたときのトラックの構造図、図
7及び図9は、本発明の実施例による上書記録により生
成した情報データがミニディスクから再生されたときの
情報データの構造図をそれぞれ示す。以下、図1から図
9を用いて本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
ついて説明する。
【0033】スピンドルモータ1によって回転駆動され
るミニディスク2に対し、光ピックアップ3は、レーザ
光を照射する。光ピックアップ3は、レーザ光源、レン
ズ、光検出器等を備えている。磁気ヘッド4は、ミニデ
ィスク2を挟んで光ピックアップ3と対向する位置に設
けられ、記録データに応じた変調磁界をミニディスク2
に印加する。
【0034】光ピックアップ3は、記録時にミニディス
ク2の記録層を加熱するように高いパワーのレーザを出
力し、再生時には、磁気カー効果により反射光からデー
タを検出するように記録と比べて低いパワーのレーザを
出力する。
【0035】再生は、ミニディスク2に記録されたトラ
ックを、光ピックアップ3からレーザ光を照射してトレ
ースし、光ピックアップ3が反射光を受光することによ
り行なう。光ピックアップ3の光検出器は、再生アンプ
5へ検出信号を出力する。再生アンプ5は、検出信号か
らフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を分
離し、サーボ制御回路6に出力する。また、光ピックア
ップ3からの出力の高周波信号を2値化して、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)デコーダ7へ供
給する。
【0036】サーボ制御回路6は、フォーカスサーボ制
御回路、トラッキングサーボ制御回路、スピンドルサー
ボ制御回路、スライドサーボ制御回路等から構成され
る。フォーカスサーボ及びトラッキングサーボ制御回路
は、レーザ光をミニディスク2のトラックへ正しく導く
ように図示しないレンズを駆動するフォーカスアクチュ
エータとトラッキングアクチュエータを制御する。
【0037】スピンドルサーボ制御回路は、ミニディス
ク2を所定の回転速度で回転駆動するようにスピンドル
モータ1の回転を制御する。スライドサーボ制御回路
は、ミニディスク2のトラックの中から目的とするトラ
ックへ光ピックアップ3及び磁気ヘッド4を移動させる
ように図示しないスライドモータを制御する。
【0038】CPU(Central Processing Unit)8
は、サーボ制御回路6に、各部の動作を制御する情報を
供給する。CPU8に接続されたキーボード10から、
記録命令、再生命令またはトラック番号など光ディスク
記録再生装置に関する情報を入力する。
【0039】CPU8は、ミニディスク2のU−TOC
領域に記録された管理データを管理データメモリ部9に
読み出し、キーボード10により入力された該当トラッ
クがミニディスクのどのポイントからポイントまでに記
録されているかを判定し、光ピックアップ3及び磁気ヘ
ッド4を移動させるようにサーボ制御回路6に制御信号
を送る。
【0040】CPU8に接続されたディスプレイ11
は、ミニディスク2に記録されているトラックや総記録
時間、あるいは、ミニディスク2から現在再生されてい
るトラック番号や再生時間等の表示を行なう。
【0041】本実施例の光ディスク記録再生装置は、情
報データの記録を行なうため、ローパスフィルタ( 以
下、LPFという。)12、アナログデジタル変換装置
(以下、A/D変換装置という。)13、ATRAC
(Adaptive transform Acoustic Coding)エンコー
ダ14、ショックプルーフメモリシステムコントローラ
15、RAM16、EFMエンコーダ17及び磁気ヘッ
ド駆動回路18を具備している。
【0042】また、情報データの再生を行なうために、
再生アンプ5、EFMデコーダ7、ショックプルーフメ
モリシステムコントローラ15、RAM16、ATRA
Cデコーダ19、ディジタルアナログ変換装置(以下D
/A変換装置という。)20、LPF21を具備してい
る。
【0043】更に、CPU8には、管理データメモリ部
9に読み出されたU−TOC領域の管理データの中のア
ドレスを調整する調整部22が接続されている。調整部
22の使用に関して、例えば、上書記録を行うトラック
(以下編集トラックという)の最後部に、編集トラック
に上書きするトラック(以下接続トラックという)の最
前部を接続する場合について説明する。
【0044】この場合、編集トラックのエンドアドレス
と接続トラックのスタートアドレスの値を最小単位で調
整変更する。これにより、接続部分を変更させることが
できる。
【0045】編集トラックの上書き開始ポイントと接続
トラックの接続開始ポイントを調整したい場合がある。
このため、管理データメモリ部9に管理データを記憶さ
せて、調整部22を用いて編集トラックの上書き開始ポ
イントと接続トラックの接続開始ポイントの調整を行う
ことができる。調整は、編集トラックの上書き開始ポイ
ントであるアドレスと接続トラックの接続開始ポイント
であるアドレスの数値を調整することにより行う。
【0046】記録はクラスター(4セクターのサブデー
タと32セクターのメインデータ)単位の255.2m
s単位で行われるため、精度よい接続ができない。しか
し、編集トラックの上書き開始ポイントであるアドレス
と接続トラックの接続開始ポイントであるアドレスを最
小1サウンドグループの11.6ms単位で変更でき
る。このため精度よい接続が可能である。
【0047】調整が終了してから接続部近傍を再度再生
する。再生音声を聴いて違和感がなくなれば上書き開始
ポイントであるアドレスと接続トラックの接続開始ポイ
ントであるアドレスを確定する。確定終了後1のトラッ
クとなるようにリンクポインタを変更し、1のトラック
として再生させる。
【0048】本実施例の光ディスク記録再生装置の記録
動作について説明する。ミニディスク2へ情報データを
記録する場合、入力されたアナログ入力信号Ainは、先
ず、LPF12へ入力される。LPF12は、サンプリ
ング周波数の1/2以上の高周波数成分を遮断するよう
なカットオフ特性を有し、エリアシングノイズを防止す
るために設けられる。
【0049】LPF12の出力は、A/D変換装置13
で標本化、量子化されて、ATRACエンコーダ14へ
出力される。所定のサンプリング周波数(例えば44.
1kHz)のデジタルデータがA/D変換装置13から
送られると、ATRACエンコーダ14は、このデジタ
ルデータに対してATRAC方式のデータ圧縮を行な
う。
【0050】A/D変換装置13のサンプリング周波数
が44.1kHzでなければ、44.1kHzにサンプ
リング周波数を変換する処理を行なってATRACエン
コーダ14へディジタルデータを供給する。
【0051】ATRACエンコーダ14により圧縮され
たディジタル圧縮データは、ショックプルーフメモリシ
ステムコントローラ15に出力される。ショックプルー
フメモリシステムコントローラ15は、RAM16にデ
ィジタル圧縮データを出力し、CPU8の指示により、
EFMエンコーダ17へディジタル圧縮データを出力す
る。
【0052】EFMエンコーダ17は、ディジタル圧縮
データをEFM信号である情報データにエンコードし、
磁気ヘッド駆動回路18へ情報データを供給する。磁気
ヘッド駆動回路18は、情報データに応じた変調磁界を
ミニディスク2に印加するよう磁気ヘッド4を駆動す
る。
【0053】また、CPU8は、ショックプルーフメモ
リシステムコントローラ15に対してディジタル圧縮デ
ータの記憶に関する指示を行なうとともに、EFMエン
コーダ17から出力される情報データをミニディスク2
のトラックに記録する記録位置の制御を行なうようサー
ボ制御回路6へ指示する。
【0054】CPU8は、キーボード10から録音停止
が入力されれば、その時点までに入力された情報データ
の記録処理を完了させた後、U−TOC領域へトラック
ナンバー等の管理データの記録の指示を行なう。これに
より記録動作を終了する。
【0055】次に再生動作について説明する。キーボー
ド10を通じて必要な情報データを選択するため、トラ
ックナンバ−を入力する。CPU8は、U−TOC領域
の管理データを読み出して、管理データに基づいて所望
の情報データが読み出されるように光ピックアップ3の
位置をサーボ制御回路6により制御して再生を行なうも
のである。
【0056】光ピックアップ3の出力の高周波信号は、
再生アンプ5により2値化され、EFMデコーダ7へ供
給される。EFMデコーダ7は、EFM変調されている
情報データをデコードし、ショックプルーフメモリシス
テムコントローラ15を通じてRAM16へ供給する。
【0057】RAM16へのデータの書き込み、読み出
しはショックプルーフコントローラ15により行われ
る。RAM16には、EFMデコーダ7から出力された
ディジタル圧縮データが記憶される。RAM16に書き
込まれたディジタル圧縮データは、ATRACデコーダ
19が必要とするタイミングでATRACデコーダ19
へ出力される。
【0058】ATRACデコーダ19は、RAM16か
ら出力されたディジタル圧縮データを、ディジタルデー
タへ伸張する。伸張されたディジタルデータは、D/A
変換装置20によりアナログ出力信号に変換される。こ
のD/A変換装置20から得られるアナログ信号はLP
F21を介してアナログ出力信号Aoutとして出力され
る。このように再生動作が成される。
【0059】次に、ミニディスクの管理データについて
説明する。図2は、ミニディスクのU−TOC領域に記
録される管理データと情報データ領域に記録される情報
データの配置図である。ミニディスクにおいて、最内周
にリードイン領域が設けられ、最外周にリードアウト領
域が設けられている。
【0060】リードイン領域とリードアウト領域のあい
だに、管理データを記録するU−TOC領域とユーザが
情報データを記録する情報データ領域が設けられてい
る。図2に示すように楽曲1から楽曲4の情報データが
記録される場合について説明する。
【0061】U−TOC領域には、楽曲1の曲番号、ス
タートアドレスA及びエンドアドレスB、楽曲2の曲番
号、スタートアドレスC及びエンドアドレスDが、楽曲
3の曲番号、スタートアドレスE及びエンドアドレス
F、楽曲4の曲番号、スタートアドレスG及びエンドア
ドレスHが、それぞれ管理データとして記録される。
【0062】図3は、U−TOC領域に記録される管理
データの構造図である。ミニディスクでは、このU−T
OC領域の管理データは、記録時においては、次のよう
に利用される。
【0063】ミニディスクへの記録を行うため、録音ボ
タンを押すと、P−FRAが指すアドレススロット、P
−DFAが指すアドレススロット、およびP−TNOが
指すアドレススロットをそれぞれ管理データメモリ部9
へ読み込む。
【0064】P−FRAは、フリーエリアの開始アドレ
スを指し、光ピックアップ3と磁気ヘッド4は、P−F
RAに示されるアドレスへシークを行なった後、記録ポ
ーズ状態に入る。
【0065】また、P−DFAの指すアドレススロット
には記録不可能であるディフェクト領域に関するアドレ
スが記述され、P−TNOの指すアドレススロットには
記録済みであるトラックに関するアドレスなどが記述さ
れている。これらP−DFA及びP−TNOで指定され
た領域には記録することができない。
【0066】ポーズが解除され、記録が開始されると、
CPU8は、フリーエリアへ情報データの記録を開始す
る。録音中は常に記録するアドレスを、P−DFAやP
−TNOの指すアドレススロットのアドレスと比較し、
記録済みの情報データに上書きしないよう記録位置を制
御する。
【0067】記録が終了すると、未記録のP−TNOの
アドレススロットにスタートアドレスとエンドアドレス
を書き込むとともにLastTNOを増加する。例え
ば、すでに3曲記録されたディスクに新しい4曲目を記
録する場合には、P−TNO4をのスタートアドレス及
びエンドアドレスを更新し、LastTNOを“4”と
する。
【0068】最後に空いてるアドレススロットの1つに
ディスクのフリーエリアの先頭アドレスを記録するとと
もに、そのアドレススロットを指すようP−FRAを更
新し、空きアドレススロットを指すP−EMPTYを更
新して記録処理を完了する。このようにして、ミニディ
スクの記録時には、記録されたデータの管理データがU
−TOC領域に記録される。
【0069】再生時に、U−TOC領域は、次のように
利用される。ミニディスクを情報記録再生装置に装着
し、再生ボタンを押して、再生を開始すると、先頭のト
ラック番号であるFirstTNOの値を読む。
【0070】FirstTNOの値は通常は1であり、
トラック1のトラックナンバーポインタであるP−TN
O1を読む。ちなみにFirstTNOの値が2であれ
ば、P−TNO2を読むことになる。P−TNOn(n
は1から255までの整数)には、各トラックの記録エ
リアを示すアドレススロットの位置がコード化されて記
録されているので、このコードに従いアドレススロット
を読む。
【0071】アドレススロットには、各トラックのディ
スク上のスタートアドレス、エンドアドレス、トラック
モードバイト、リンクポインタが記録されている。スタ
ートアドレスおよびエンドアドレスは、クラスタ、セク
タ、サウンドグループ番号からなり、ミニディスク上の
位置を示している。
【0072】トラックモードバイトはエンファシスの有
無、モノラルかステレオか等の各トラックの属性情報を
示しており、リンクポインタは、1トラック分の情報デ
ータが、ミニディスク上の連続する領域である小ブロッ
クが複数にわたり離散して記録されているとき、ある小
ブロックから次の小ブロックへのアドレススロットの位
置コードを示す。
【0073】以上の管理データを読み込んだ後、楽曲1
のスタートアドレスへアクセスし、トラックモードバイ
ト情報のリンクポインタが“0”でないときは、1トラ
ック分の情報データが複数の記録単位にまたがって記録
されていることを意味するので、楽曲1のエンドアドレ
スまで再生終了後にこのリンクポインタが指すアドレス
スロットの領域を続いて再生する。
【0074】リンクポインタが“0”のときは、そのト
ラックはそのエンドアドレスで再生を終了する。このよ
うにして、U−TOC領域に記録された管理データを用
いて、再生の制御を行なうことができる。リンクポイン
タの値を変化させることで1のトラックを2のトラック
に分割したり、2のトラックを1のトラックに接続する
ことが可能になる。
【0075】本発明の光ディスク記録再生装置では、こ
のような管理データを管理データメモリ部9へ一括して
記憶し、上書記録中に暫定管理データとして用い、記録
終了時にU−TOC領域に暫定管理データを一括して更
新するものとする。次に上書記録について説明する。
【0076】図4は、上書記録の対象である編集トラッ
クに、上書きするときの説明図である。上書きするトラ
ックは編集トラックとし、上書きを開始して終了するま
でのトラックを接続トラックとし、以下説明する。図4
(a)に上書記録の1例を示す。この例は、編集トラッ
ク上には、接続トラックが直接上書きされるが、編集ト
ラック全てに上書きされず、余りの編集トラックが発生
する場合について説明する。
【0077】この上書記録は、編集トラック上の上書き
開始ポイントにおいて接続トラックの接続開始ポイント
を接続し、接続トラックの接続開始ポイントから接続終
了ポイントまでの情報データを編集トラックの上書き開
始ポイントから上書き終了ポイントまでに上書き記録す
ることである。
【0078】上書きにより生成した新しい情報データ
は、編集トラックの先頭から上書き開始ポイントまでの
情報データと編集トラックの上書き開始ポイントから上
書き終了ポイントまでの情報データを接続した情報デー
タである。そして、編集トラックの上書き終了ポイント
から編集トラックの最後部までの情報データが記録され
た領域は、フリーエリア若しくは新しいトラックとな
る。
【0079】また、図4(b)に上書記録の他の例を示
す。この例の編集トラックには、接続トラックが上書き
されるが、編集トラックの情報データに全部上書きし、
更にフリーエリアに情報データの継続記録が必要な場合
について説明する。
【0080】この上書記録は、編集トラック上の上書き
開始ポイントにおいて接続トラックの接続開始ポイント
を接続し、接続トラックの接続開始ポイントから接続ト
ラックの分割ポイントまでの情報データを編集トラック
の上書き開始ポイントから編集トラックの最後部までに
上書き記録する。更に、接続トラックの分割ポイントか
ら接続トラックの接続終了ポイントまでの情報データを
フリーエリアに記録する。
【0081】そして、編集トラックの先頭から上書き開
始ポイントまでの情報データ、編集トラックの上書き開
始ポイントから上書き終了ポイントまでの情報データ及
びフリーエリアの分割ポイントから上書き終了ポイント
までの情報データを接続して1のトラックとするという
ものである。
【0082】図5は、本発明の実施例による上書記録処
理のフローチャートを示す。上書記録としては、上書き
対象である編集トラックを再生中に一時停止して上書き
開始ポイントを決定し、その後一時停止を解除して接続
トラックの上書き記録を行うものである。これにより、
アナログ磁気テープに記録されたデータに上書きする操
作感覚と同様の操作感覚を保つ。なお、制御部が各ステ
ップを行い、各部に指示するものである。
【0083】ステップS1は、開始する。ステップS2
は、光ディスク記録再生装置によりミニディスクに記録
されたトラックの中から上書きする編集トラックの情報
データの再生を開始するように記録再生部に指示する。
【0084】ステップS3は、編集トラックの情報デー
タにおいて上書き開始ポイントを仮決定する。上書き開
始ポイントの決定は、再生されるアナログ出力信号や時
間データを確認しながらPAUSE(再生を一時停止す
る)ボタンを押すことにより行う。なお、上書き開始ポ
イントが前もって分かっている場合は、早送りや巻き戻
し等によりアクセスして一時停止することも可能であ
る。
【0085】ステップS4は、編集トラックを上書き開
始ポイントで2つに分割し、分割した編集トラックの前
半を編集トラックとして残し、分割したトラックの後半
をフリーエリアとするように暫定管理データを作成し、
管理データメモリ部9に記憶するように指示する。これ
により、編集トラックの後半に上書きを行うことができ
る。
【0086】ステップS5は、RECボタン(一時停止
状態を解除して記録を開始する)が押されたとき、上書
き開始ポイントから上書きを開始するように記録再生部
に指示する。上書き開始は、入力されるアナログ入力信
号や時間データ等を確認しながら開始する。上書きはフ
リーエリアとなった編集トラックの後半に上書きを行
う。
【0087】ステップS6は、編集トラックの後半全て
に上書きされたか否かを判定する。編集トラックの後半
全てに上書きされたならばステップS9にジャンプし、
編集トラック全てに上書きされてないならばステップS
7に進む。
【0088】ステップS7は、STOPボタンが押され
たか否かを判定する。STOPボタンが押されたならば
ステップS8へ進む。STOPボタンが押されていない
ならばステップS6の先頭に戻る。
【0089】ステップS8は、編集トラックの前半と上
書きしたトラックとが1のトラックとして接続し、ま
た、編集トラックの上書きされなかった残りの情報デー
タが記録された領域をフリーエリアとなる暫定管理デー
タを作成し、暫定管理データメモリ部9に記憶するよう
に指示する。記録終了後、ステップS12にジャンプす
る。
【0090】ステップS9は、編集トラックの後半全て
に情報データが上書きされたため他のフリーエリアに情
報データを継続して記録するように記録再生部に指示す
る。ステップS10は、STOPボタンが押されたか否
かを判定する。STOPボタンが押されたならばステッ
プS11へ進む。STOPボタンが押されていないなら
ステップS10の先頭に戻る。
【0091】ステップS11は、編集トラックの前半、
編集トラックの後半に上書きしたトラック及びフリーエ
リアに継続記録したトラックである3のトラックを1の
トラックとして接続するように暫定管理データを作成
し、管理データメモリ部9に記憶するように指示する。
ステップS12は、暫定管理データを管理データとして
ミニディスクのU−TOC領域に記録するように記録再
生部に指示する。ステップS13は、終了である。
【0092】図6は、本発明の実施例による上書記録に
より生成した情報データがミニディスクに記録されたと
きのトラックの構造図、図7は、本発明の実施例による
上書記録により生成した情報データのトラックがミニデ
ィスクから再生されたときの情報データの構造図であ
る。
【0093】図6(a)に示すようなトラック1、トラ
ック2、トラック3及びトラック4というトラックが記
録されているミニディスクにおいて、アナログ磁気テー
プに記録するようにトラック2に上書き記録する場合に
ついて説明する。記録終了後のミニディスクにおいて
は、図6(b)に示すようなトラック1、新トラック
2、フリーエリア、トラック3、トラック4というトラ
ックがそれぞれ記録されている。
【0094】図6(c)に示すように新トラック2は、
旧トラック2の先頭から旧トラック2の上書き開始ポイ
ントまでのトラックと上書き開始ポイントから上書き終
了ポイントまでのトラックとを接続したトラックであ
る。
【0095】また、図面では、旧トラック2の上書き終
了ポイントから旧トラック2の最後部までの領域はフリ
ーエリアとして図示したが、新トラック5として保存す
ることも可能である。
【0096】U−TOC領域の管理データは、再生順序
を変更するように書き換えられている。このミニディス
クを再生すると、上書き記録前には図7(a)に示すよ
うなトラック1、トラック2、トラック3、トラック4
と再生していたものが、上書き記録後には図7(b)に
示すようにトラック1、新トラック2、トラック3、ト
ラック4、の順序で再生する。再生時間は、上書き開始
前と比較して短くなる。
【0097】図8は、本発明の実施例による上書記録に
より生成した情報データがミニディスクに記録されたと
きのトラックの構造図、図9は、本発明の実施例による
上書記録により生成した情報データのトラックがミニデ
ィスクから再生されたときの情報データの構造図であ
る。
【0098】図8(a)に示すようなトラック1、トラ
ック2、トラック3及びトラック4とトラックが記録さ
れているミニディスクにおいて、アナログ磁気テープに
記録するようにトラック2の途中の上書き開始ポイント
からトラック2を越えてフリーエリアまで継続して上書
き記録する場合について説明する。
【0099】記録終了後のミニディスクにおいては、図
8(b)に示すようなトラック1、新トラック2の前半
である新トラック2(1)、トラック3、トラック4及
び新トラック2の後半である新トラック(2)がそれぞ
れ記録されている。
【0100】U−TOC領域の管理データは、再生順序
を変更するように書き換えられている。このミニディス
クを再生すると、記上書き録前には図9(a)に示すよ
うなトラック1、トラック2、トラック3およびトラッ
ク4と再生していたものが、上書き記録後には図9
(b)に示すようなトラック1、新トラック2、トラッ
ク3およびトラック4の順序で再生する。再生時間は、
上書きする前と比較して長くなる。
【0101】図10は、本発明の実施例の光ディスク記
録再生装置による他の上書記録処理のフローチャート、
図11は、本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる上書記録により生成した情報データがミニディスク
に記録されたときのトラックの構造図、図12は、本発
明の実施例の光ディスク記録再生装置による他の上書記
録により生成した情報データがミニディスクから再生さ
れたときの情報データの構造図をそれぞれ示す。以下、
図1及び図10乃至図12を用いて本発明の実施例の光
ディスク記録再生装置による他の上書記録処理について
説明する。
【0102】他の例の上書記録としては、使用者には上
書きしたように感じられるが、実際には、擬似的に上書
きを行ったかのように暫定管理データを生成する。上書
記録としては、ある編集トラックを再生中に一時停止し
て上書き開始ポイントを決定し、その後一時停止を解除
して記録を開始するが、入力される情報データをフリー
エリアに接続トラックとして記録し、上書き記録終了
後、上書き開始ポイントを調整したのちに2つのトラッ
クを接続し、1のトラックを生成させる。
【0103】ステップS21は、開始である。ステップ
S22は、光ディスク記録再生装置によりミニディスク
に記録されたトラックの中から上書きする編集トラック
の情報データの再生を開始するように記録再生部に指示
する。
【0104】ステップS23は、編集トラックの情報デ
ータの上書き開始ポイントを仮決定する。上書き開始ポ
イントの決定は、再生されるアナログ出力信号や時間デ
ータを確認しながらPAUSEボタンを押すことにより
行う。
【0105】ステップS24は、編集トラックを上書き
開始ポイントで2つに分割し、分割した編集トラックの
前半をトラックとして残し、分割したトラックの後半を
他のトラックとするように暫定管理データを作成し、管
理データメモリ部9に記憶させるように指示する。これ
により、接続トラックはトラックの後半に上書きされ
ず、フリーエリアに記録される。
【0106】ステップS25は、編集トラックに上書き
する接続トラックの情報データをフリーエリアに記録を
開始するように記録再生部に指示する。ステップS26
は、STOPボタンが押されたか否かを判定する。ST
OPボタンが押されたならばステップS27へ進む。S
TOPボタンが押されていないならステップS26の先
頭に戻る。
【0107】ステップS27は、編集トラックの前半の
トラック及びフリーエリアに記録した接続トラックを1
のトラックとして接続するように暫定管理データを作成
し、管理データメモリ部9に記憶させるように指示す
る。ステップS28は、暫定管理データに基づいて暫定
トラックとして再生するように記録再生部に指示する。
暫定トラックの再生は、上書き開始ポイント近傍を再生
して編集トラックと接続トラックの接続具合を確認す
る。
【0108】ステップS29は、編集トラックと接続ト
ラックとの接続が適切かどうかの判定を行う。もし、接
続が適切であり聴感上違和感のないと感じたならばステ
ップS31にジャンプし、接続が適切でなく聴感上違和
感があると感じたならばステップS30へ進む。ステッ
プS30は、調整を行う。これは編集トラックと接続ト
ラックを接続している暫定管理データのスタートアドレ
スとエンドアドレスの数値を調整する。調整終了後ステ
ップS28の先頭にジャンプする。
【0109】ステップS32は、編集トラックを2分割
した後半のトラックを新しいトラックとするように暫定
管理データを作成し、管理データメモリ部9に記憶させ
るように指示する。ステップS33は、暫定管理データ
を管理データとしてミニディスクのU−TOC領域に記
録するように記録再生部に指示する。ステップS34
は、終了である。
【0110】図11は、本発明の実施例の光ディスク記
録再生装置による上書記録により生成した情報データが
ミニディスクに記録されたときのトラックの構造図を示
す。図12は、本発明の実施例の光ディスク記録再生装
置による他の上書記録により生成した情報データがミニ
ディスクから再生されたときの情報データの構造図をそ
れぞれ示す。
【0111】図11(a)に示すようなトラック1、ト
ラック2、トラック3及びトラック4というトラックが
記録されているミニディスクにおいて、アナログ磁気テ
ープに記録するようにトラック2の途中の上書き開始ポ
イントから上書き記録する場合について説明する。
【0112】記録終了後のミニディスクにおいては、図
11(b)に示すようなトラック1、旧トラック2の前
半であった新トラック2の前半、旧トラック2の後半で
ある新トラック5、トラック3、トラック4及び新トラ
ック2の後半がそれぞれ記録されている。
【0113】U−TOC領域の管理データは、再生順序
を変更するように書き換えられている。このミニディス
クを再生すると、上書き記録前に図12(a)に示すよ
うなトラック1、トラック2、トラック3、トラック4
と再生していたものが、上書き記録後は図12(b)に
示すようにトラック1、新トラック2、トラック3、ト
ラック4及び新トラック5の順序で再生する。
【0114】記録終了後に接続を再度調整をしたい場合
がある。この場合、新トラック2の前半のエンドアドレ
ス及び新トラック5の管理データのスタートアドレスの
数値並びに新トラック2の後半のスタートアドレスを調
整することができる。
【0115】調整が終了してから接続部近傍を再度再生
する。接続に違和感がなくなれば新トラック2の前半の
エンドアドレス及び新トラック5のスタートアドレス並
びに新トラック2の後半のスタートアドレスを確定す
る。
【0116】第2実施例では、新トラック5を生成する
実施例としたが、新トラック5の代わりにフリーエリア
を設定することも可能である。
【0117】図13は、本発明の実施例の光ディスク記
録再生装置による他の上書記録処理のフローチャート、
図14は、本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる上書記録により生成した情報データがミニディスク
に記録されたときのトラックの構造図、図15は、本発
明の実施例の光ディスク記録再生装置による他の上書記
録により生成した情報データがミニディスクから再生さ
れたときの情報データの構造図をそれぞれ示す。以下、
図1及び図13乃至図15を用いて本発明の実施例の光
ディスク記録再生装置による他の上書記録処理について
説明する。
【0118】他の例の上書記録としては、すでに記録さ
れている2つのトラックを用い、1の編集トラックの途
中から他の接続トラックが上書きされたように暫定管理
データを生成する。この暫定トラックを再生し、上書き
開始ポイントを移動調整し、調整終了後、上書き記録し
たようにミニディスクのU−TOC領域に管理データを
記録するものである。
【0119】ステップS41は、開始である。ステップ
S42は、光ディスク記録再生装置によりミニディスク
に記録された編集トラックの情報データを再生するよう
に記録再生部に指示して、上書き開始ポイントを決定す
る。
【0120】ステップS43は、光ディスク記録再生装
置によりミニディスクに記録された接続トラックの情報
データを再生するように記録再生部に指示して、接続開
始ポイントを決定する。接続トラックの情報データを再
生して接続開始ポイントを設定する。ステップS44
は、編集トラックの上書き開始ポイントと接続トラック
の接続開始ポイントで2つのトラックを接続するように
暫定管理データを作成し、管理データメモリ部に記憶さ
せる。
【0121】ステップS45は、暫定管理データに基づ
いて暫定トラック再生するように記録再生部を指示す
る。暫定トラックの再生は、接続部分の近傍を再生して
編集トラックと接続トラックの接続具合を確認する。ス
テップS46は、編集トラックと接続トラックの接続が
適切かどうかの判定を行う。もし、接続が適切で聴感上
違和感がないと感じたならばステップS48にジャンプ
し、接続が適切でなく聴感上違和感を感じたならばステ
ップS47へ進む。
【0122】ステップS47は、調整を行う。これは暫
定管理データの中で編集トラックの上書き開始ポイント
であるエンドアドレスと接続トラックの接続開始ポイン
トであるスタートアドレスとの数値を調整する。調整終
了後ステップS45の先頭にジャンプする。
【0123】ステップS48は、編集トラックを2分割
した後半のトラックを新しいトラックとするように暫定
管理データを作成し、管理データメモリ部9に記憶させ
るように指示する。ステップS49は、暫定管理データ
を管理データとしてミニディスクのU−TOC領域に記
録するように記録再生部に指示する。ステップS50
は、終了である。
【0124】図14は、本発明の実施例の光ディスク記
録再生装置による上書記録により生成した情報データが
ミニディスクに記録されたときのトラックの構造図、図
15は、本発明の実施例の光ディスク記録再生装置によ
る他の上書記録により生成した情報データがミニディス
クから再生されたときの情報データの構造図をそれぞれ
示す。
【0125】図14(a)に示すようなトラック1、ト
ラック2、トラック3及びトラック4と記録されている
ミニディスクにおいて、トラック2を編集トラックに、
トラック4を接続トラックとする。そして、トラック2
の上書き開始ポイントとトラック4の接続合始ポイント
を接続することでトラック2に上書きするように記録す
る場合を想定する。
【0126】上書き終了後のミニディスクにおいては、
図14(b)に示すようなトラック1、旧トラック2の
前半である新トラック2の前半、旧トラック2の後半で
ある新トラック4、トラック3、旧トラック4の前半で
ある新トラック5及び旧トラック4の後半である新トラ
ック2の後半がトラックとしてそれぞれ記録されてい
る。
【0127】U−TOC領域の管理データは、再生順序
を変更するように書き換えられている。このミニディス
クを再生すると、上書き記録前に図15(a)に示すよ
うなトラック1、トラック2、トラック3、トラック4
と再生していたものが、上書き記録後は図15(b)に
示すようなトラック1、新トラック2、トラック3、新
トラック4及び新トラック5の順序で再生する。
【0128】上書き記録終了後に再度調整をしたい場合
がある。この場合、新トラック2の前半のエンドアドレ
スと新トラック4のスタートアドレスの数値を調整する
ことにより上書き開始ポイントが、また、新トラック5
のエンドアドレスと新トラック2の後半のスタートアド
レスを調整することで接続開始ポイントがそれぞれ変更
できる。
【0129】調整が終了してから接続部近傍を再度再生
する。接続に違和感がなくなれば新トラック2の前半の
エンドアドレスと新トラック5のスタートアドレスを、
また、新トラック5のエンドアドレスと新トラック2の
後半のスタートアドレスを確定する。また、新トラック
4及び新トラック5をフリーエリアに設定することも可
能である。
【0130】
【発明の効果】本発明の光ディスク記録再生装置によれ
ば、ミニディスクにすでに記録された複数のトラックの
中から上書きの対象となるトラックを選定し、上書き対
象外のトラックに影響を与えることなく上書き対象のト
ラックの情報データ任意のポイントから任意のデータ量
の情報データを上書記録する光ディスク装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による光ディスク記録再生装置
のブロック図。
【図2】ミニディスクにU−TOC領域に記録される管
理データと情報データ領域に記録される情報データのデ
ィスク構造図。
【図3】U−TOC領域に記録される管理データの構造
図。
【図4】編集トラックに接続トラックを上書きするとき
の説明図。
【図5】本発明の実施例による上書記録処理のフローチ
ャート。
【図6】本発明の実施例による上書記録により生成した
情報データがミニディスクに記録されたときのトラック
の構造図。
【図7】本発明の実施例による上書記録により生成した
情報データがミニディスクから再生されたときの情報デ
ータの構造図。
【図8】本発明の実施例による上書記録により生成した
情報データがミニディスクに記録されたときのトラック
の構造図。
【図9】本発明の実施例による上書記録により生成した
情報データがミニディスクから再生されたときの情報デ
ータの構造図。
【図10】本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる他の上書記録処理のフローチャート。
【図11】本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる上書記録により生成した情報データがミニディスク
に記録されたときのトラックの構造図。
【図12】本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる他の上書記録により生成した情報データがミニディ
スクから再生されたときの情報データの構造図。
【図13】本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる他の上書記録処理のフローチャート。
【図14】本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる上書記録により生成した情報データがミニディスク
に記録されたときのトラックの構造図。
【図15】本発明の実施例の光ディスク記録再生装置に
よる他の上書記録により生成した情報データがミニディ
スクから再生されたときの情報データの構造図。
【図16】従来の光ディスク記録再生装置の1例による
上書記録により生成した情報データがミニディスクに記
録されたときのトラックの構造図。
【図17】従来の光ディスク記録再生装置の1例による
上書記録により生成した情報データがミニディスクから
再生されたときの情報データの構造図。
【図18】従来の光ディスク記録再生装置の他の例によ
る他の上書記録により生成した情報データがミニディス
クに記録されたときのトラックの構造図。
【図19】従来の光ディスク記録再生装置の他の例によ
る他の上書記録により生成した情報データがミニディス
クから再生されたときの情報データの構造図。
【符号の説明】
1…スピンドルモータ 2…ミニディスク 3…光ピックアップ 4…磁気ヘッド 5…再生アンプ 6…サーボ制御回路 7…EFMデコーダ 8…CPU 9…管理データメモリ部 10…キーボード 11…ディスプレイ 12…LPF 13…A/D変換装置 14…ATRACエンコーダ 15…ショックプルーフメモリシステムコントローラ 16…RAM 17…EFMエンコーダ 18…磁気ヘッド駆動回路 19…ATRACデコーダ 20…D/A変換装置 21…LPF 22…調整部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報データを記録する情報データ領域とこ
    の情報データの記録及び再生を管理する管理データを記
    録する管理データ領域とを備えた光ディスクに記録再生
    を行う光ディスク記録再生装置において、 光ディスクに記録再生を行う記録再生部と、 前記光ディスクに記録された管理データを暫定管理デー
    タとして記憶する管理データメモリ部と、 1のトラックの情報データの任意のポイントを上書き開
    始ポイントとして指定し、前記上書き開始ポイントでト
    ラックを分割するように前記暫定管理データを書き換
    え、2分割されたトラックのうち後部のトラックに情報
    データを上書記録し、上書記録する情報データのデータ
    容量が前記後部のトラックのデータ容量を越えたならば
    フリーエリアに継続記録し、上書記録または継続記録を
    停止し、 前記上書記録を停止したとき2つに分割されたトラック
    のうち前部のトラック及び上書記録された後部のトラッ
    クとを接続するように前記暫定管理データを書き換え、
    接続したトラックに関する暫定管理データを管理データ
    として前記光ディスクに記録するように前記記録再生部
    を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする光ディ
    スク記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光ディスク記録再生装置
    において、 前記2分割されたトラックのうち前部のトラックのエン
    ドアドレス及び上書記録されたトラックのスタートアド
    レスとを変更する調整部を備えたことを特徴とする光デ
    ィスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の光ディス
    ク記録再生装置において、 前記制御部は、前記2分割された2つのトラックのうち
    後部のトラックの情報データの中から上書記録された情
    報データを除いた情報データが記録された領域をフリー
    エリアとするように前記暫定管理データを書き換えるこ
    とを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の光ディス
    ク記録再生装置において、 前記制御部は、前記2分割された2つのトラックのうち
    後部のトラックの情報データの中から上書記録された情
    報データを除いた情報データが記録された領域を新しい
    トラックとするように前記暫定管理データを書き換える
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】情報データを記録する情報データ領域とこ
    の情報データの記録及び再生を管理する管理データを記
    録する管理データ領域とを備えた光ディスクに記録再生
    を行う光ディスク記録再生装置において、 光ディスクに記録再生を行う記録再生部と、 前記光ディスクに記録された管理データを暫定管理デー
    タとして記憶する管理データメモリ部と、 1のトラックの情報データの任意のポイントを上書き開
    始ポイントとして指定し、指定された上書き開始ポイン
    トでトラックを分割するように前記暫定管理データを書
    き換え、上書きする情報データをフリーエリアに記録
    し、記録を停止し、情報データの記録を停止したとき2
    分割されたトラックのうち前部のトラック及びフリーエ
    リアに記録された情報データのトラックとを接続するよ
    うに前記暫定管理データを書き換え、接続したトラック
    に関する暫定管理データを管理データとして前記光ディ
    スクに記録するように前記記録再生部を制御する制御部
    と、を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の光ディスク記録再生装置
    において、 前記2分割されたトラックのうち前部のトラックのエン
    ドアドレス及びフリーエリアに記録された情報データの
    トラックスタートアドレスとを変更する調整部を備えた
    ことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6に記載の光ディス
    ク記録再生装置において、 前記制御部は、前記2分割されたトラックのうち後部の
    トラックをフリーエリアとするように暫定管理データを
    書き換えることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項5または請求項6に記載の光ディス
    ク記録再生装置において、 前記制御部は、前記2分割されたトラックのうち後部の
    トラックを新しいトラックとするように暫定管理データ
    を書き換えることを特徴とする光ディスク記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】情報データを記録する情報データ領域とこ
    の情報データの記録及び再生を管理する管理データを記
    録する管理データ領域とを備えた光ディスクに記録再生
    を行う光ディスク記録再生装置において、 光ディスクに記録再生を行う記録再生部と、 前記光ディスクに記録された管理データを暫定管理デー
    タとして記憶する管理データメモリ部と、 1のトラックの情報データの任意のポイントを上書き開
    始ポイントとして指定し、前記上書き開始ポイントでト
    ラックを分割するように前記暫定管理データを書き換
    え、1のトラックの他の情報データの任意のポイントを
    接続開始ポイントとして指定し、指定された接続開始ポ
    イントでトラックを分割するように前記暫定管理データ
    を書き換え、上書き開始ポイントで2分割されたトラッ
    クのうち前部のトラックと編集開始ポイントで2分割さ
    れたトラックのうち後部のトラックとを接続するように
    前記暫定管理データを書き換え、接続したトラックに関
    する暫定管理データを管理データとして前記光ディスク
    に記録するように前記記録再生部を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の光ディスク記録再生装
    置において、 前記上書き開始ポイントで2分割されたトラックのうち
    前部のトラックのエンドアドレス及び前記接続開始ポイ
    ントにより2分割されたトラックのうち後部のトラック
    のスタートアドレスとを調整する調整部を備えたことを
    特徴とする光ディスク記録再生装置。
  11. 【請求項11】請求項9または請求項10に記載の光デ
    ィスク記録再生装置において、 前記制御部は、前記上書き開始ポイントで2分割された
    トラックのうち後部のトラック及び前記接続開始ポイン
    トで2分割されたトラックのうち前部のトラックをフリ
    ーエリアとするように暫定管理データを書き換えること
    を特徴とする光ディスク記録再生装置。
  12. 【請求項12】請求項9または請求項10に記載の光デ
    ィスク記録再生装置において、 制御部は、前記上書き開始ポイントで2分割されたトラ
    ックのうち後部のトラック及び前記接続開始ポイントで
    2分割されたトラックのうち前部のトラックを新しいト
    ラックとするように暫定管理データを書き換えることを
    特徴とする光ディスク記録再生装置。
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