JPH11120698A - 信号記録再生装置および方法 - Google Patents

信号記録再生装置および方法

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JPH11120698A
JPH11120698A JP28212997A JP28212997A JPH11120698A JP H11120698 A JPH11120698 A JP H11120698A JP 28212997 A JP28212997 A JP 28212997A JP 28212997 A JP28212997 A JP 28212997A JP H11120698 A JPH11120698 A JP H11120698A
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JP28212997A
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English (en)
Inventor
Masanari Miyata
勝成 宮田
Takao Takahashi
孝夫 高橋
Toshiya Akiba
俊哉 秋葉
Masashi Ota
正志 太田
Toshimichi Hamada
敏道 濱田
Masami Tomita
真巳 冨田
Taro Mizufuji
太郎 水藤
Kouichi Nagatoku
弘一 長徳
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時的に転送レートが低下した状況下でも少
なくとも視聴者が重要とする情報に関して同時記録再生
を行うことができる信号記録再生装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】 同時記録再生装置30に、ディスク14
に書き込む映像および音声データを一時的に記憶する書
き込み用のメモリ6,10と、ディスク14から読み出
した映像および音声データを一時的に記憶する読み出し
用のメモリ15,21と、メモリ6,10とディスク1
4との間での映像および音声データの転送と、メモリ1
5,21とディスク14との間での映像および音声デー
タの転送とを制御するマイクロコンピュータ12とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に対するデー
タの記録および再生を行う信号記録再生装置および方法
に関し、詳しくは、時分割処理等によって同時に記録媒
体に対するデータの記録および再生を行う信号記録再生
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体としてテープ状記録媒体
を用いた信号記録再生装置では、ランダムアクセス性が
非常に悪かったために記録と同時に任意のところから再
生できる同時記録再生を実現することができなかった。
【0003】しかし、近年、ディスクの大容量化にとも
ない、音声信号だけでなく、映像信号も記録できるよう
になってきており、ディスクの特徴であるランダムアク
セス性をいかして同時記録再生が現実されるようになっ
てきている。
【0004】同時記録再生装置は、例えば時分割処理に
よって、ディスクに対してデータの同時記録再生を行っ
ている。例えば、同時記録再生装置は、一旦メモリ等に
記憶手段にデータをため込むことで時分割処理して、同
時記録再生を可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同時記録再
生中に、偶発的なディスクエラー等が発生すると、一時
的に記録媒体と上述したメモリ等の記憶手段との間で行
っているデータ転送の転送レートが低下してしまう。こ
のようなことが起こっても、記録と再生とを合わせた転
送レートと、ディスクの最大転送レートとの間に十分余
裕がある場合には問題はないが、記録と再生とを合わせ
た転送レートと、ディスクの最大転送レートとの間に十
分余裕がない場合には、低下してしまった転送レートの
分だけ、ディスクへの記録あるいはディスクからの再生
が行えなくなってしまう。
【0006】また、このようにディスクエラーが発生し
た場合であっても、視聴者にとって重要度の高い情報だ
けでも記録及び再生できるとすれば、有意義なことであ
る。
【0007】そこで本発明は、上述の実情に鑑みてなさ
れたものであり、一時的に転送レートが低下した状況下
でも少なくとも視聴者が重要とする情報に関して同時記
録再生を行うことができる信号記録再生装置および方法
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号記録再
生装置は、上述した課題を解決するために、記録系記憶
手段と記録媒体との間での映像および音声データの転送
と、再生系記憶手段と記録媒体との間での映像および音
声データの転送とを制御する制御手段とを備え、制御手
段によって、記録系記憶手段および再生系記憶手段と記
録媒体の間で行う映像および音声データの転送レートが
一時的に低くなったときに、記録媒体から再生系記憶手
段への映像および音声データの転送よりも記録系記憶手
段から記録媒体への映像および音声データの転送を優先
させて行う。
【0009】また、本発明に係る信号記録再生方法は、
上述した課題を解決するために、記録媒体に書き込む映
像および音声データを一時的に記憶する記録系記憶手段
と記録媒体との間での映像および音声データの転送と、
記録媒体から読み出した映像および音声データを一時的
に記憶する再生系記憶手段と記録媒体との間での映像お
よび音声データの転送とを制御して、記録系記憶手段お
よび再生系記憶手段と記録媒体の間で行う映像および音
声データの転送レートが一時的に低くなったときに、記
録媒体から再生系記憶手段への映像および音声データの
転送よりも記録系記憶手段から記録媒体への映像および
音声データの転送を優先させて行う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。実施の形態は、光磁気
ディスク等のディスク状記録媒体(以下、単にディスク
という。)に対する映像および音声信号の記録および再
生を同時に行う同時記録再生装置である。
【0011】この同時記録再生装置は、視聴者にとって
どの情報が重要かを考慮した上で、情報に優先順位をあ
たえ、一時的に転送レートが低下した場合には優先順位
の低い処理から順に取り止めていくことにより、同時記
録再生を実現させている。
【0012】例えば、転送レートが一時的に低くなった
ときに、映像データよりも音声データを優先させてディ
スクから再生系記憶手段とされる読み出し用のメモリへ
転送することで、同時記録再生を実現している。
【0013】さらに、転送レートが一時的に低くなった
ときに、記録系記憶手段とされる書き込み用のメモリか
らディスクへの音声データの転送、上記書き込み用のメ
モリからディスクへの映像データの転送、ディスクから
上記読み出し用のメモリへの音声データの転送、ディス
クから上記読み出し用のメモリへの映像データの転送、
の順番で優先して行うことで、同時記録再生を実現して
いる。具体的には、その優先順位は、情報の質と量とを
検討することで以下の通りに決定している。
【0014】音声記録>映像記録>音声再生>映像再生 ここで、右のものほど優先順位が高く、ディスクエラー
等により転送レートが一時的に低下した際に優先的に実
行されるものを示している。
【0015】この同時音声記録再生装置30は、図1に
示すように、ディスク14に書き込む映像および音声デ
ータを一時的に記憶する記録系記憶手段である書き込み
用のメモリ6,10と、ディスク14から読み出した映
像および音声データを一時的に記憶する再生系記憶手段
である読み出し用のメモリ15,21と、メモリ6,1
0とディスク14との間での上記映像および音声データ
の転送と、メモリ15,21とディスク14との間での
上記映像および音声データの転送とを制御する制御機能
を有するマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う。)12とを備えている。
【0016】ここで、マイコン12は、後述するよう
に、メモリ6,10およびメモリ15,21とディスク
14の間で行う上記映像および音声データの転送レート
が一時的に低くなったときに、ディスクからメモリ1
5,21への上記映像および音声データの転送よりもメ
モリ6,10からディスク14への上記映像および音声
データの転送を優先させて行うような制御機能を有して
いる。
【0017】以下、同時記録再生装置30の構成につい
て説明する。
【0018】同時記録再生装置30は、信号記録系とし
て、アンテナ1と、チューナー2と、映像信号処理回路
3と、A/Dコンバータ4と、映像信号圧縮器5と、映
像データの書き込み用のメモリ6と、音声信号処理回路
7と、A/Dコンバータ8と、音声信号圧縮器9と、音
声データの書き込み用のメモリ10とを有している。
【0019】また、同時記録再生装置30は、信号再生
系として、映像データの読み出し用のメモリ15と、映
像信号伸長器16と、データのフリーズ用のメモリ17
と、D/Aコンバータ18と、映像信号処理回路19と
モニタ20と、音声データの読み出し用のメモリ21
と、音声信号伸長器22と、D/Aコンバータ23と、
音声信号処理回路24と、スピーカー25とを有してい
る。
【0020】そして、同時記録再生装置30は、各種回
路を制御する制御系として、操作部11と、マイコン1
2と、バス・コントローラ13とを有している。
【0021】このように構成される同時記録再生装置3
0の各部の動作について説明する。
【0022】先ず信号記録系については、映像及び音声
信号がアンテナ1で受信されて、チューナー2に入力さ
れる。チューナー2は、入力された信号から使用者等に
よって指定された信号のみを後段の回路に出力する。チ
ューナー2から出力された映像および音声信号は、映像
信号が映像信号処理回路3に入力され、音声信号が音声
信号処理回路7に入力される。
【0023】映像信号処理回路3は、入力された映像信
号に対してAGC等の処理を施す。映像信号処理回路3
で処理された映像信号は、A/Dコンバータ4に入力さ
れる。
【0024】A/Dコンバータ4は、入力されて信号を
A/D変換する。A/Dコンバータ4で処理された映像
信号は、映像信号圧縮器5に入力される。
【0025】映像信号圧縮器5は、入力された映像信号
について圧縮処理を施す。この映像信号圧縮器5で情報
量の圧縮がなされた映像データは、映像データの書き込
み用のメモリ6に入力される。メモリ6に入力された映
像データは、ディスク14に転送されて記録される。
【0026】また、チューナー2において選曲されて音
声信号処理回路7に入力された音声信号は、音声信号処
理回路7においてAGC等の処理を施される。音声信号
処理回路7で処理された映像信号は、A/Dコンバータ
8に入力される。
【0027】A/Dコンバータ8は、入力されて信号を
A/D変換する。A/Dコンバータ8で処理された映像
信号は、音声信号圧縮器9に入力される。
【0028】音声信号圧縮器9は、入力された音声信号
について圧縮処理を施す。この音声信号圧縮器9で情報
量の圧縮がなされた音声データは、音声データの書き込
み用のメモリ10に入力される。メモリ10に入力され
た音声データは、ディスク14に転送されて記録され
る。
【0029】一方、信号記録系については、映像データ
の読み出し用のメモリ15にディスク14からの映像デ
ータが入力される。
【0030】上記メモリ15は、ディスク14から再生
された映像データを一時的に記憶する。メモリ15から
出力された映像データは、映像信号伸長器16に入力さ
れる。
【0031】映像信号伸長器16は、入力された映像デ
ータを伸長処理する。この映像信号伸長器16で伸長処
理された映像信号は、メモリ17に入力される。
【0032】メモリ17は、入力された映像信号をモニ
タ20に一定時間停止状態で映すためのメモリであっ
て、いわゆる入力されたデータのフリーズ用のメモリと
して構成される。このフリーズ用のメモリ17から出力
された映像信号は、D/Aコンバータ18に入力され
る。
【0033】D/Aコンバータ18は、入力された映像
信号をD/A変換する。このD/Aコンバータ18で処
理された信号は、映像信号処理回路19に入力される。
【0034】映像信号処理回路19は、入力された映像
信号に対してエンファシス等の信号処理を施す。この映
像信号処理回路19で処理された信号は、コンポジット
映像信号となってモニター20へ出力される。
【0035】また、音声データの読み出し用のメモリ2
1は、ディスク14から再生された音声データを一時的
に記憶する。メモリ21から出力された音声データは、
音声信号伸長器22に入力される。
【0036】音声信号伸長器22は、入力された音声デ
ータを伸長処理する。この音声信号伸長器22で伸長処
理された音声信号は、D/Aコンバータ23に入力され
る。
【0037】D/Aコンバータ23は、入力された音声
信号をD/A変換する。このD/Aコンバータ23で処
理された信号は、音声信号処理回路24に入力される。
【0038】音声信号処理回路24は、入力された音声
信号に対して増幅等の信号処理を施す。この音声信号処
理回路24で処理された信号は、スピーカー25へ出力
される。
【0039】上記操作部11は、再生スイッチ、記録ス
イッチ、停止スイッチ、変速再生スイッチ等の同時記録
再生装置30を操作するための各種スイッチを有してい
る。この操作部11の各種スイッチが操作されることで
出力される各種信号は、マイコン12に入力されてい
る。
【0040】マイコン12は、フリーズ用のメモリ17
を制御することによって、映像信号伸長器16から出力
された映像信号をフリーズ(静止画)させることができ
る。また、マイコン12は、書き込み用のメモリ6,1
0のデータに対してタイムコードや各種フラグを付加し
たり、読み出し用のメモリ15,21のデータからタイ
ムコードや各種フラグを抽出したりすることができる。
【0041】上記バスコントローラ13は、書き込み用
のメモリ6,10と読み出し用のメモリ15,21とデ
ィスク14とに接続されて、マイコン12の指示にした
がってこれらを制御する。マイコン12は、書き込み用
のメモリ6,10と読み出し用のメモリ15,21とデ
ィスク14の状態を、このバスコントローラ13と通し
て知ることができる。
【0042】以下にディスク14と当該装置の間で行う
データの転送について説明する。具体的に、図2に示す
ように、記録系のビットレートと再生系のビットレート
との和が、ディスク14へのデータの転送レートと等し
い場合、つまりディスク14との間で行うデータ転送の
転送レートがぎりぎりで動作している場合をモデルとし
て用いて説明する。なお、以下の実施例中に出てくる
「ブロック」とは、図3に示すように、いくつかの映像
と音声のデータをまとめたものを示す。
【0043】例えば、図4は、AからM方向に時間軸を
とった場合の、ディスク14との間で行うデータ転送に
よる、各メモリ6,10,15,21のデータ蓄積量の
変化を示している。
【0044】なお、図4において、AB間、CD間、K
L間は、例えば時分割処理によって、メモリ15及びメ
モリ21にディスク14を読み込む時期であって、一
方、このときメモリ6には、上記圧縮器5からの映像デ
ータが、また、メモリ10には、上記圧縮器9からの音
声データが蓄積される。
【0045】また、BC間、DE間、LM間は、例えば
時分割処理によって、メモリ6及びメモリ10からのデ
ータがディスク14に書き込む時期であって、このとき
上記伸長器16にメモリ15から残っていた映像データ
が吐き出され、また、上記伸長器22にメモリ21から
残っていた音声データが吐き出される。
【0046】なお、後述する図5及び図6は、基本的に
は、上述と同じ動作の時分割処理によって、ディスク1
4に対するデータの記録及び再生を行う。
【0047】このような時分割処理によって、ディスク
14に対するデータの書き込みおよび読み出しが行われ
ているときに、図4のF点においてディスクエラーが発
生して、そのディスクエラーがG点まで継続した場合に
おいて、一定期間、映像データの再生を中止して、ディ
スクエラー時に書き込み用のメモリ6,10に蓄積され
たデータを処理する手順について説明する。
【0048】AB間では、同時記録再生装置30は、デ
ィスク14からのデータの読み込み動作を行う。そのた
め、書き込み用のメモリ6,10には、上記圧縮器5,
9からデータが流れ込むが読み込み動作中のため、デー
タは吐き出されないので、書き込み用のメモリ6,10
のデータ量は増加していく。一方、読み込み用のメモリ
15,21には、ディスク14からデータが流れ込む。
【0049】このとき、ディスク14からデータが流れ
込むのと同時に、上記伸長器16,22へデータが吐き
出されるが、図2に示すように、吐き出されるデータよ
りもディスク14から流れ込むデータの方が多いので、
読み込みのメモリ15,21のデータ量は増加する。
【0050】BC間では、同時記録再生装置30は、デ
ィスク14への書き込み動作を行う。そのため、書き込
み用のメモリ6,10からは、ディスク14に対してデ
ータが吐き出される。
【0051】書き込み用のメモリ6,10には、ディス
ク14にデータが吐き出されると同時に、上記圧縮器
5,9からデータが流れ込むが、図2に示すように、流
れ込むデータよりも、ディスク14へ吐き出されるデー
タの方が多いので、書き込み用のメモリ6,10のデー
タ量は減少する。
【0052】一方、読み込み用のメモリ15,21から
は、上記伸長器16,22へデータが吐き出されるが、
ディスク14への書き込み動作中のため、ディスク14
からデータは流れ込まないので、メモリ15,21のデ
ータ量は減少していく。
【0053】CD間、EF間の動作は上述したAB間の
動作と同じであり、また、DE間の動作は上述したBC
間の動作と同じである。
【0054】そして、F点で書き込み動作をしようとし
たときに、何らかの原因でディスクエラーが発生し、そ
れにより書き込めない状態がG点まで続いたとする。こ
の間、書き込み用のメモリ6,10は、ディスク14に
データを吐き出せないので、データ量は増加していくこ
とになる。一方、読み込み用のメモリ15,21は、上
記伸長器16,21にデータが吐き出されていくので、
データ量は減少する。
【0055】そして、G点でディスクエラーが回復した
とすると、GH間では書き込みになる。このGH間の動
作は上述したBC間の動作と同じである。
【0056】しかし、書き込み用のメモリ6,10に蓄
積されているデータ量が、ディスクエラーの原因によ
り、定常状態よりデータが増えてしまっているのに加え
て、書き込み時間(GH間)がディスクエラーの発生し
ていた分だけ短くなってしまっているので、データをデ
ィスク14に全て吐き出すことができずに、結果として
H点において書き込み用のメモリ6,10にはデータが
残ってしまう。
【0057】このままでは、データがディスク14に記
録されないまま残ってしまい、上書き等されると、ディ
スク14にはそのデータが記録されなくなってしまう。
【0058】そこで、同時記録再生装置30は、実行優
先順位の一番低い映像再生処理を取り止めることによっ
て、書き込み用のメモリ6,10に残ってしまったデー
タをディスク14に吐き出すための時間を捻出する。
【0059】具体的には、HI間の読み込み動作では映
像データはディスク14から読み出さずに、音声データ
だけを読み込み用のメモリ21へ流し込む。このように
することで、同時記録再生装置30は、ディスク14の
転送レートを全て音声データの読み出しのために使うこ
とができるようになり、短時間で音声デーの読み出しを
行うことができ、読み出し動作を完了することができ
る。
【0060】よって、IJ間では、こうして捻出した時
間を使って書き込み動作を行い、書き込み用のメモリ
6,10に残っていたデータをディスク14に全て吐き
出させる。この間は、音声データは、通常どおり音声信
号伸長器22に吐き出されるため、スピーカー25から
は通常どおりの音声が再生される。
【0061】しかし、上述したように、映像データはの
読み出しは取り止めているので、上記伸長器16に吐き
出すデータがない。そこで、マイコン12は、メモリ1
6においてデータが無くなってしまう直前に伸長された
最後のデータをメモリ17にフリーズし、この映像を新
たな映像が来るまでの間、出力し続けるようにする。こ
れにより、新たな映像が来るまでの間、モニタ20には
メモリ17にフリーズされた静止画が出力される。
【0062】JK間では、書き込み動作を行っている
が、書き込み用のメモリ6,10に流れ込んだデータが
すぐにディスク14に吐き出されるため、見掛け上、書
き込み用のメモリ6,10内のデータの増減はない。
【0063】そして、KL間の動作は上述したAB間の
動作と同じになり、LM間の動作は上述したBC間の動
作と同じになり、データの蓄積量変化が定常動作時の状
態に復帰する。これ以降のディスク14に対するデータ
の書き込み及び読み出し動作はこの繰り返しである。
【0064】以上のように、同時記録再生装置30は、
ディスクエラー等によって一時的に転送レートが低下し
たときに、ディスク14からの映像データの読み出し処
理を中止させ、ディスク14に吐き出されずに書き込み
用のメモリ6,10に蓄積されたデータを吐き出すため
の時間を捻出することで、欠落することなくデータをデ
ィスク14に記録することができる。
【0065】また、同時記録再生装置30は、読み出し
中止された映像データについては、当該中止がなされる
直前のデータをメモリ17にフリーズすることで、この
映像を新たな映像が来るまでの間、出力し続けるように
する。これにより、新たな映像が来るまでの間、モニタ
20にはメモリ17にフリーズされた静止画が出力され
る。また、同時記録再生装置30は、映像データの読み
出し処理を中止させることで、音声データの読み出しを
短時間で完了しているので、音声は、欠落なく再生する
ことができる。
【0066】よって、同時記録再生装置30は、一時的
に転送レートが低下した状況下でも少なくとも視聴者が
重要とする情報に関して同時記録再生を行うことができ
たことになる。
【0067】次に、ディスク14からのデータの読み込
みが行われているときに、ディスクエラーが発生して、
一定期間、映像データおよび音声データの再生を中止し
てたときのデータを処理手順について、図5を用いて説
明する。例えば、図5のE点においてディスクエラーが
発生して、そのディスクエラーがF点まで継続した場合
についてである。
【0068】AB間では、信号記録再生装置は、ディス
ク14からのデータの読み込み動作を行う。そのため、
書き込み用のメモリ6,10には、上記圧縮器5,9か
らデータが流れ込むが読み込み動作中のため、データは
吐き出されないので、書き込み用のメモリ6,10のデ
ータ量は増加していく。一方、読み込み用のメモリ1
5,21には、ディスク14からデータが流れ込む。
【0069】このとき、ディスク14からデータが流れ
込むのと同時に、上記伸長器16,22へデータが吐き
出されるが、図2に示すように、吐き出されるデータよ
りもディスク14から流れ込むデータの方が多いので、
読み込みのメモリ15,21のデータ量は増加する。
【0070】BC間では、信号記録再生装置は、ディス
ク14への書き込み動作を行う。そのため、書き込み用
のメモリ6,10からは、ディスク14に対してデータ
が吐き出される。
【0071】書き込み用のメモリ6,10には、ディス
ク14にデータが吐き出されると同時に、上記圧縮器
5,9からデータが流れ込むが、図2に示すように、流
れ込むデータよりも、ディスク14へ吐き出されるデー
タの方が多いので、書き込み用のメモリ6,10のデー
タ量は減少する。
【0072】一方、読み込み用のメモリ15,21から
は、上記伸長器16,22へデータが吐き出されるが、
ディスク14への書き込み動作中のため、ディスク14
からデータは流れ込まないので、メモリ15,21のデ
ータ量は減少していく。
【0073】CD間の動作は上述したAB間の動作と同
じであり、また、DE間の動作は上述したBC間の動作
と同じである。
【0074】ここで、読み込み動作をしようとしたE点
で、なんらかの原因でディスクエラーが発生し、その状
態がF点まで続いたとする。この間、書き込み用のメモ
リ6,10は、このディスクエラーの影響を受けない
が、読み込み用のメモリ15,21は、その影響を受け
て、ディスク14からのデータが流れ込まない状態とな
る。
【0075】よって、EF間では、上記伸長器16,2
2に吐き出すデータがなくなる。そこで、マイコン12
は、映像データ用の読み込み用のメモリ15にデータが
なくなってしまう直前に伸長された最後のデータをメモ
リ17にフリーズし、この映像を新たな映像が来るまで
の間、出力し続けるようにする。これにより、この間、
モニタ20にはメモリ17にフリーズされた静止画が出
力される。
【0076】一方、音声は映像のようにフリーズしても
無意味であるので、その区間はスピーカー25からは何
も出力されないようにミュートする。
【0077】これにより、同時記録再生装置30は、再
生系の処理を取り止めることによって、記録系の処理を
優先的に処理することができるようになる。
【0078】よって、同時記録再生装置30は、FG
間、GH間では、書き込み用のメモリ6,10において
は、ディスクエラーの影響を受けないが、読み込み用の
メモリ15,21にディスク14からデータが流れ込ま
ないので、この間、メモリ17にフリーズされた静止画
をモニタ30に出力される。
【0079】そして、HI間、JK間の動作はAB間の
動作と同じになり、IJ間、KL間の動作はBC間の動
作と同じになり、データの蓄積量変化が定常動作時の状
態に復帰する。これ以降のディスク14に対するデータ
の書き込み及び読み出し動作はこの繰り返しである。
【0080】以上のように、同時記録再生装置30は、
ディスクエラー等によって読み込み用のメモリ15,2
1にデータが流れ込まなくなったときに、その直前に流
れ込んでいたデータをメモリ17にフリーズすること
で、この映像を新たな映像が来るまでの間、出力し続け
るようにすることで、新たな映像が来るまでの間、モニ
タ20にはメモリ17にフリーズされた静止画を出力す
ることができる。
【0081】次に、ディスク14に対してデータを書き
込んでいるときに、ディスクエラーが発生して、一定期
間、映像データおよび音声データの再生を中止して、さ
らに、映像データの書き込みまでも中止する場合のデー
タの処理手順について、図6を用いて説明する。例え
ば、図6のF点においてディスクエラーが発生して、そ
のディスクエラーがI点まで継続した場合についてであ
る。
【0082】AB間では、同時記録再生装置30は、デ
ィスク14からのデータの読み込み動作を行う。そのた
め、書き込み用のメモリ6,10には、上記圧縮器5,
9からデータが流れ込むが読み込み動作中のため、デー
タは吐き出されないので、書き込み用のメモリ6,10
のデータ量は増加していく。一方、読み込み用のメモリ
15,21には、ディスク14からデータが流れ込む。
【0083】このとき、ディスク14からデータが流れ
込むのと同時に、上記伸長器16,22へデータが吐き
出されるが、図2に示すように、吐き出されるデータよ
りもディスク14から流れ込むデータの方が多いので、
読み込みのメモリ15,21のデータ量は増加する。
【0084】BC間では、信号記録再生装置は、ディス
ク14への書き込み動作を行う。そのため、書き込み用
のメモリ6,10からは、ディスク14に対してデータ
が吐き出される。
【0085】書き込み用のメモリ6,10には、ディス
ク14にデータが吐き出されると同時に、上記圧縮器
5,9からデータが流れ込むが、図2に示すように、流
れ込むデータよりも、ディスク14へ吐き出されるデー
タの方が多いので、書き込み用のメモリ6,10のデー
タ量は減少する。
【0086】一方、読み込み用のメモリ15,21から
は、上記伸長器16,22へデータが吐き出されるが、
ディスク14への書き込み動作中のため、ディスク14
からデータは流れ込まないので、メモリ15,21のデ
ータ量は減少していく。
【0087】CD間、EF間の動作は上述したAB間の
動作と同じであり、また、DE間の動作は上述したBC
間の動作と同じである。
【0088】そして、書き込み動作をしようとしたF点
で、何らかの原因でかなり長時間ディスクエラーが発生
し、書き込めない状態がI点まで続いたとする。この
間、書き込み用のメモリ6,10は、ディスク14にデ
ータを吐き出せないので、データ量が増加していく。ま
た、映像データの書き込み用のメモリ6に蓄積されたデ
ータはH点でメモリ容量を超えてしまう。これにより、
映像データの書き込み用のメモリ6には、当該蓄積され
た映像データをディスク14に吐き出せるようになるL
点までの間、古いデータの上に新しいデータが上書きさ
れていくことになる。
【0089】一方、読み込み用のメモリ15,21は、
上記伸長器16,22にデータが吐き出されていくの
で、データ量は減少していく。そして、読み込み用のメ
モリ15,21は、上記伸長器16,22にデータを吐
き出し続けていくことによって、定常作動時の同じくG
点でデータが無くなる。
【0090】そこで、書き込み用のメモリ6,10に蓄
積されたデータを吐き出すための時間を捻出するため
に、マイコン12は、データが無くなってしまう直前に
伸長された最後のデータをメモリ17にフリーズし、こ
の映像を新たな映像が来るまでの間、出力し続けるよう
にする。これにより、GK間は、モニタ20にはメモリ
17にフリーズされた静止画が出力される。一方、音声
は映像のようにフリーズしても無意味であるので、その
区間はスピーカー25からは何も出力されないようにミ
ュートする。
【0091】そして、I点でのディスクエラーが回復し
たとすると、IJ間は書き込みになる。しかし、ディス
クエラーの発生が原因によりディスク14にデータの書
き込みができなかった期間が長かったため、書き込み用
のメモリ6,10には吐き出されないままの大量のデー
タが貯まってしまっている。
【0092】そこで、同時記録再生装置30は、優先順
位にしたがい、再生系の処理を取り止めたうえ、さら
に、大量のデータが貯まってしまった映像の記録処理も
取り止めて、音声データの記録を最優先で実行する。
【0093】例えば、このとき、マイコン12は、この
部分のデータには映像データが欠落していることを示す
ものとしてデータ欠落フラグを同時に記録する。
【0094】以上のような処理によって同時記録再生装
置30は、ディスク14の転送レートを全て音声データ
の書き込みのために使うことができるようになり、短時
間で音声データの書き込み動作を完了することができ、
これによって、音声データの書き込みをK点までに完了
することができる。
【0095】そして、KL間の動作は上述したAB間の
動作と同じになり、LM間の動作は上述したBC間の動
作と同じになり、データの蓄積量変化が定常動作時の状
態に復帰する。これ以降のディスク14に対する書き込
み及び読み出し動作はこの繰り返しである。
【0096】以上のように、同時記録再生装置30は、
長期間のディスクエラー等によって一時的に転送レート
が低下したときに、ディスク14からの映像および音声
データの読み出し処理を中止させ、さらに、映像データ
の書き込み処理を中止させることで、ディスク14に吐
き出されずに書き込み用のメモリ10に蓄積された音声
データを吐き出すための時間を捻出することで、少なく
とも視聴者が重要とする情報、ここでは音声データだけ
は欠落することなくディスク14に記録することができ
る。
【0097】また、同時記録再生装置30は、映像デー
タの読み出しを中止した場合、当該中止がなされる直前
のデータをメモリ17にフリーズすることで、この映像
を新たな映像が来るまでの間、出力し続けるようにす
る。これにより、新たな映像が来るまでの間、モニタ2
0にはメモリ17にフリーズされた静止画が出力され
る。
【0098】よって、同時記録再生装置30は、一時的
に転送レートが低下した状況下でも少なくとも視聴者が
重要とする情報に関して同時記録再生を行うことができ
る。
【0099】また、上述したように、書き込み用のメモ
リ6にディスクエラー時に書き込まれたデータのうち古
いデータは、上書きされてしまっているので得ることは
できないが、この部分に記録されている映像データの欠
落を示すデータ欠落フラグを検出することで、当該部分
の映像データが欠落していることを知ることができる。
【0100】例えば、同時記録再生装置30は、ディス
ク14の再生時に、このデータ欠落フラグが検出したと
きに、マイコン12によってデータが欠落される直前の
映像データをメモリ17にフリーズし、次の映像が来る
までの間、出力し続けるようにすることができる。
【0101】これにより、同時記録再生装置30は、次
の映像が来るまでの間、モニタ20にメモリ17にフリ
ーズされた静止画が出力する。一方、音声は、上述した
ような処理によって欠落なくディスク14に記録されて
いるので、通常通り再生することができる。
【0102】なお、本発明はこれらの実施例にのみ限定
されるものではなく、例えば以下のような種々の機能を
備えることもできる。
【0103】本実施例では、定常状態でもディスク14
の転送レートぎりぎりでシステムが動作している場合を
モデルとして説明したが、定常状態で書き込みと読み出
しとを合わせたビットレートと、ディスクの転送レート
との間に余裕がある場合でも、ディスクエラーによって
転送レートが長時間低下した場合には、本例で示したも
のと同様な状態になるので、上述したような動作によっ
て対応を図るようにする。
【0104】また、本例では、記録一系統、再生一系統
で構成された同時記録再生装置30で説明したが、記録
部、再生部の数が増えても本発明を適用することもでき
る。
【0105】また、書き込み、読み込み時のメモリ制御
方法に関しては、本実施例に限定されるものではない。
【0106】また、データのブロック構成は、図3に示
したブロックの構成例に限定されるものではない。
【0107】また、メモリ17を使ったフリーズ処理
は、映像信号伸長器16のメモリを使って行うこともで
きる。
【0108】また、上述したデータ欠落フラグは、タイ
ムコード等で代用することもできる。 また、上記書き
込み用のメモリ6,10および上記読み込み用のメモリ
15,21を、1つのメモリ等の記憶手段の領域内に設
けることもできる。
【0109】
【発明の効果】本発明に係る信号記録再生装置は、記録
系記憶手段と記録媒体との間での映像および音声データ
の転送と、再生系記憶手段と記録媒体との間での映像お
よび音声データの転送とを制御する制御手段とを備え、
制御手段によって、記録系記憶手段および再生系記憶手
段と記録媒体の間で行う映像および音声データの転送レ
ートが一時的に低くなったときに、記録媒体から再生系
記憶手段への映像および音声データの転送よりも記録系
記憶手段から記録媒体への映像および音声データの転送
を優先させて行うことにより、ディスクエラー等によっ
て一時的に転送レートが低下したときに、記録媒体から
のデータの読み出し処理を中止させ、記録媒体に吐き出
されずに記録系記憶手段に蓄積されたデータを吐き出す
ための時間を捻出することで、少なくとも視聴者が重要
とする情報を記録媒体に対して同時記録再生することが
できる。
【0110】また、信号記録再生装置は、転送レートが
一時的に低くなったときに、優先させて行う処理を、記
録系記憶手段から記録媒体への音声データの転送、記録
系記憶手段から記録媒体への映像データの転送、記憶媒
体から再生系記憶手段への音声データの転送、記録媒体
から再生系記憶手段への映像データの転送、の順番に決
定することで、少なくとも視聴者が重要とする情報を記
録媒体に対して同時記録再生することができる。
【0111】また、本発明に係る信号記録再生方法は、
記録媒体に書き込む映像および音声データを一時的に記
憶する記録系記憶手段と記録媒体との間での映像および
音声データの転送と、記録媒体から読み出した映像およ
び音声データを一時的に記憶する再生系記憶手段と記録
媒体との間での映像および音声データの転送とを制御し
て、記録系記憶手段および再生系記憶手段と記録媒体の
間で行う映像および音声データの転送レートが一時的に
低くなったときに、記録媒体から再生系記憶手段への映
像および音声データの転送よりも記録系記憶手段から記
録媒体への映像および音声データの転送を優先させて行
うことにより、ディスクエラー等によって一時的に転送
レートが低下したときに、記録媒体からのデータの読み
出し処理を中止させ、記録媒体に吐き出されずに記録系
記憶手段に蓄積されたデータを吐き出すための時間を捻
出することで、少なくとも視聴者が重要とする情報を記
録媒体に対して同時記録再生することができる。
【0112】また、信号記録再生方法は、転送レートが
一時的に低くなったときに、優先させて行う処理を、上
記記録系記憶手段から上記記録媒体への音声データの転
送、上記記録系記憶手段から上記記録媒体への映像デー
タの転送、上記記憶媒体から上記再生系記憶手段への音
声データの転送、上記記録媒体から上記再生系記憶手段
への映像データの転送、の順番に決定することで、少な
くとも視聴者が重要とする情報を記録媒体に対して同時
記録再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である同時記録再生装置の
システム構成を示すブロック図である。
【図2】上記同時記録再生装置においてなされる記録再
生系ビットレートとディスクの転送レートとの関係を示
す図である。
【図3】データのまとまりであるブロックの構成を示す
図である。
【図4】書き込み時にディスクエラーが発生した場合の
動作を説明するための図である。
【図5】読み込み時にディスクエラーが発生した場合の
動作を説明するための図である。
【図6】書き込み時に長時間ディスクエラーが発生した
場合の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
6,10 メモリ、12 マイコン、15,21 メモ
フロントページの続き (72)発明者 太田 正志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 濱田 敏道 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 冨田 真巳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 水藤 太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 長徳 弘一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対する映像および音声データ
    の記録および再生を同時に行う信号記録再生装置におい
    て、 記録媒体に書き込む映像および音声データを一時的に記
    憶する記録系記憶手段と、 記録媒体から読み出した映像および音声データを一時的
    に記憶する再生系記憶手段と、 上記記録系記憶手段と上記記録媒体との間での上記映像
    および音声データの転送と、上記再生系記憶手段と上記
    記録媒体との間での上記映像および音声データの転送と
    を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記記録系記憶手段および上記再生系
    記憶手段と上記記録媒体の間で行う上記映像および音声
    データの転送レートが一時的に低くなったときに、上記
    記録媒体から上記再生系記憶手段への上記映像および音
    声データの転送よりも上記記録系記憶手段から上記記録
    媒体への上記映像および音声データの転送を優先させて
    行うことを特徴とする信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記転送レートが一時
    的に低くなったときに、上記映像データよりも上記音声
    データを優先させて上記記録媒体から上記再生系記憶手
    段へ、あるいは、上記記録系記憶手段から上記記録媒体
    へ転送することを特徴とする請求項1記載の信号記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記転送レートが一時
    的に低くなったときに、上記記録系記憶手段から上記記
    録媒体への音声データの転送、上記記録系記憶手段から
    上記記録媒体への映像データの転送、上記記憶媒体から
    上記再生系記憶手段への音声データの転送、上記記録媒
    体から上記再生系記憶手段への映像データの転送、の順
    番で優先して行うことを特徴とする請求項1記載の信号
    記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録系記憶手段および上記再生系記
    憶手段が1つの記憶手段の領域内に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の信号記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に対する映像および音声データ
    の記録および再生を同時に行う信号記録再生方法におい
    て、 記録媒体に書き込む映像および音声データを一時的に記
    憶する記録系記憶手段と上記記録媒体との間での上記映
    像および音声データの転送と、記録媒体から読み出した
    上記映像および音声データを一時的に記憶する再生系記
    憶手段と上記記録媒体との間での上記映像および音声デ
    ータの転送とを制御して、上記記録系記憶手段および上
    記再生系記憶手段と上記記録媒体の間で行う上記映像お
    よび音声データの転送レートが一時的に低くなったとき
    に、上記記録媒体から上記再生系記憶手段への上記映像
    および音声データの転送よりも上記記録系記憶手段から
    上記記録媒体への上記映像および音声データの転送を優
    先させて行うことを特徴とする信号記録再生方法。
  6. 【請求項6】 上記転送レートが一時的に低くなったと
    きに、上記映像データよりも上記音声データを優先させ
    て上記記録媒体から上記再生系記憶手段へ、あるいは、
    上記記録系記憶手段から上記記録媒体へ転送することを
    特徴とする請求項5記載の信号記録再生方法。
  7. 【請求項7】 上記転送レートが一時的に低くなったと
    きに、上記記録系記憶手段から上記記録媒体への音声デ
    ータの転送、上記記録系記憶手段から上記記録媒体への
    映像データの転送、上記記憶媒体から上記再生系記憶手
    段への音声データの転送、上記記録媒体から上記再生系
    記憶手段への映像データの転送、の順番で優先して行う
    ことを特徴とする請求項5記載の信号記録再生方法。
  8. 【請求項8】 上記記録系記憶手段および上記再生系記
    憶手段が1つの記憶手段の領域内に設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の信号記録再生方法。
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