JPH11119906A - 利用適格者認証用ポインティングデバイス及び利用適格者認証装置 - Google Patents

利用適格者認証用ポインティングデバイス及び利用適格者認証装置

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JPH11119906A
JPH11119906A JP9276993A JP27699397A JPH11119906A JP H11119906 A JPH11119906 A JP H11119906A JP 9276993 A JP9276993 A JP 9276993A JP 27699397 A JP27699397 A JP 27699397A JP H11119906 A JPH11119906 A JP H11119906A
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JP9276993A
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Kiyousuke Nomura
享右 野村
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用適格者を認証するための処理時間を低減
するとともに、製造コストの面で有利に、かつ、認証の
確実性を向上するのに好適な利用適格者認証用ポインテ
ィングデバイスおよび利用適格者認証装置を提供する。 【解決手段】 ボタン8a,8bおよびボディ8cの表
面部分の温度分布を検出する温度センサ8dと、検出部
1 〜P5 の圧力分布を検出する圧力センサ8eと、を
備えたマウス8を用い、温度センサ8dおよび圧力セン
サ8eからの検出結果に基づいて利用適格者の握り方の
特徴をあらかじめ登録しておき、登録されている利用適
格者の握り方の特徴と、利用者の握り方の特徴と、を照
合することにより、利用適格者を認証するようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、コンピュータの
利用適格を有する利用適格者を認証するための利用適格
者認証用ポインティングデバイスおよび利用適格者認証
装置に係り、特に、利用適格者を認証するための処理時
間を低減するとともに、製造コストの面で有利に、か
つ、認証の確実性を向上するのに好適な利用適格者認証
用ポインティングデバイスおよび利用適格者認証装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの利用適格を有する
利用適格者を認証する技術としては、あらかじめ利用適
格者のIDおよびパスワードを登録しておき、コンピュ
ータを利用しようとする利用者がコンピュータにログオ
ンする際に、その利用者に対してIDおよびパスワード
をキーボード、カードリーダまたはポインティングデバ
イスなどから入力させ、入力されたIDおよびパスワー
ドが登録されている利用適格者のものと一致したとき
に、利用者が利用適格者であると認識するようなものが
あった。これには、例えば、特開平5-324560号公報に開
示されているようなものがある。これは、ポインティン
グデバイスの移動量や方向、ボタンの押下および解放の
組み合わせを符号化することによって、ポインティング
デバイスからIDおよびパスワードを入力するというも
のである。
【0003】また、指紋照合により利用適格者を認証す
る技術としては、例えば、特開平8-314862号公報に開示
されているようなものがある。これは、キーボードおよ
びポインティングデバイスに指紋自動入力装置を設け、
キーボードまたはポインティングデバイスに触れた利用
者の指紋と、登録されている利用適格者の指紋と、を照
合することにより、利用者が利用適格者であるか否かを
認証するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
利用適格者を認証する技術にあっては、IDやパスワー
ドを用いて認証を行うため、IDやパスワードが盗難さ
れたり、紛失したりしたときには、他人にそのIDやパ
スワードを利用される可能性があり、そのような場合に
は、不正な利用者を正当な利用適格者であると誤って認
証してしまう。特に、パスワードには、利用適格者が記
憶しやすいようなもの、例えば、生年月日や電話番号な
どが設定される傾向があるため、パスワードが容易に解
読される恐れがあった。パスワードが解読された場合に
は、やはり不正な利用者を正当な利用適格者であると誤
って認証してしまう。したがって、IDやパスワードを
用いるだけでは、利用適格者を確実に認証することが困
難であった。
【0005】これに対して、従来の指紋照合により利用
適格者を認証する技術にあっては、利用適格者を比較的
確実に認証することは可能であるが、入力された指紋
と、登録されている指紋と、を照合するための処理に多
大な時間を要した。また、指紋自動入力装置が高価なも
のであるため、製造コストの増加を招いた。
【0006】そこで、本発明は、このような従来の問題
を解決することを課題としており、利用適格者を認証す
るための処理時間を低減するとともに、製造コストの面
で有利に、かつ、認証の確実性を向上するのに好適な利
用適格者認証用ポインティングデバイスおよび利用適格
者認証装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の利用適格者認証用ポイ
ンティングデバイスは、握り方の特徴を検出するための
特徴検出手段を備え、前記特徴検出手段は、手の接触位
置を検出するための接触位置検出手段と、所定位置の押
圧力を検出する圧力検出手段と、の少なくともいずれか
一方を備える。
【0008】このような構成のうち、特徴検出手段が接
触位置検出手段を備えるものであれば、ポインティング
デバイスが握られたときには、接触位置検出手段で、手
の接触位置を特定するための接触位置データが検出され
る。この接触位置データには、例えば、温度分布である
とか、静電気特性であるとか、が挙げられる。
【0009】また、特徴検出手段が圧力検出手段を備え
るものであれば、ポインティングデバイスが握られたと
きには、圧力検出手段で、握ったときの手の押圧力、例
えば、各指の押圧力が検出される。
【0010】そして、本発明に係る利用適格者認証用ポ
インティングデバイスを用いてコンピュータの利用適格
を有する利用適格者を認証するには、ポインティングデ
バイスの握り方に個人差(癖)があること利用し、これ
を検出することによって行う。ポインティングデバイス
の握り方には、人それぞれによって、例えば、指を立て
るようにして指だけで握ったり、手の平と特定の指とを
接触させるようにして握ったり、左右いずれかの手で握
ったり、するなどの接触位置に差異があり、また例え
ば、指だけに力を入れるようにして握ったり、全体的に
均一な力で握ったり、特定の部分に力を入れるようにし
て握ったり、するなどの押圧力に差異がある。すなわ
ち、利用適格者を認証するには、利用適格者がポインテ
ィングデバイスを握ったときの握り方の特徴をあらかじ
め登録しておき、これと、利用者がポインティングデバ
イスを握ったときの握り方の特徴と、を照合するように
すればよい。
【0011】具体的には、接触位置検出手段を備えるも
のであれば、接触位置検出手段から検出される利用適格
者の接触位置データ(例えば、温度分布)があらかじめ
登録され、利用者がコンピュータにログオンする際に、
接触位置検出手段から検出された利用者の接触位置デー
タと、登録されている利用適格者の接触位置データと、
が照合され、照合結果に応じて利用者が利用適格者であ
るか否かが認証される。また、圧力検出手段を備えるも
のであれば、ログオンの際に、検出された利用者の手の
押圧力と、あらかじめ登録されている利用適格者の手の
押圧力と、が照合され、照合結果に応じて利用者が利用
適格者であるか否かが認証される。
【0012】この場合において、ポインティングデバイ
スの握り方には、同じ人間であってもその時々によって
多少の差異が生じるので、利用適格者の特徴を登録する
ときには、当該利用適格者について複数回データをサン
プリングし、その平均値や標準偏差を算出し、それら平
均値等を登録しておき、認証をする際には、登録してお
いた平均値等に基づいて行うようにするのが好ましい。
このようにすると、正当な利用適格者を利用適格者でな
いと誤認証する可能性を低減することができる。
【0013】なお、本発明に係る利用適格者認証用ポイ
ンティングデバイスは、接触位置検出手段および圧力検
出手段の少なくともいずれか一方が備えられていればよ
いが、両手段を備えることによって、複合的なデータに
基づいて認証を行うようにすれば、認証の確実性を向上
することができる。
【0014】この請求項1記載の発明において、ポイン
ティングデバイスとは、手の操作によってディスプレイ
上の位置を指示制御するためのものであって、これに
は、例えば、マウス、トラックボール、トラックパッ
ド、デジタイザ、タブレットなどが挙げられる。また、
接触位置検出手段とは、手の接触位置を検出するための
ものであって、これには、例えば、温度センサや電位セ
ンサなどが挙げられる。
【0015】一方、本発明に係る請求項2記載の利用適
格者認証装置は、請求項1記載の利用適格者認証用ポイ
ンティングデバイスを備えたコンピュータに適用され、
前記コンピュータの利用適格を有する利用適格者を認証
するための利用適格者認証装置であって、前記特徴検出
手段からの検出結果に基づいて前記利用適格者の握り方
の特徴をあらかじめ登録しておき、前記特徴検出手段か
らの検出結果による前記コンピュータを利用しようとす
る利用者の握り方の特徴と、登録されている前記利用適
格者の握り方の特徴と、を照合することにより、前記利
用適格者を認証するようになっている。
【0016】このような構成であれば、まず、利用適格
者の握り方の特徴を検出するための特徴データが特徴検
出手段から検出され、例えば、これがコンピュータに登
録される。そして、認証をするには、ログオンの際に、
特徴検出手段からの検出結果による利用者の特徴データ
と、登録されている利用適格者の特徴データと、が照合
され、照合結果に応じて利用者が利用適格者であるか否
かが認証される。
【0017】ここで、利用適格者の認証は、ログオンの
際に一度だけ行うようにしてもよいし、ログオンした後
であって利用適格者がコンピュータを利用している最中
に自動的、かつ、定期的に行うようにしてもよい。特
に、後者の場合には、ログオン時にたまたま誤認証した
としても、その後に認証をする機会が複数回あるので、
認証の確実性を向上することができる。
【0018】また、例えば、特徴検出手段からの検出結
果による利用適格者の特徴データが、利用適格者所有の
IDカードに登録される。そして、認証をするには、ロ
グオンの際に、利用者により提示されたIDカードから
特徴データが読み出されるとともに、特徴検出手段から
の検出結果による利用者の特徴データと、読み出された
特徴データと、が照合され、照合結果に応じて利用者が
利用適格者であるか否かが認証される。
【0019】また、本発明に係る請求項3記載の利用適
格者認証装置は、ポインティングデバイスを備えたコン
ピュータに適用され、前記コンピュータの利用適格を有
する利用適格者を認証するための利用適格者認証装置で
あって、前記利用適格者のポインティングデバイス操作
の特徴をあらかじめ登録しておき、前記コンピュータを
利用しようとする利用者のポインティングデバイス操作
の特徴と、登録されている前記利用適格者のポインティ
ングデバイス操作の特徴と、を照合することにより、前
記利用適格者を認証するようになっている。
【0020】このような構成であれば、まず、利用適格
者のポインティングデバイス操作の特徴が、例えば、コ
ンピュータに登録される。そして、認証をするには、ロ
グオンの際に、利用者のポインティングデバイス操作の
特徴と、登録されている利用適格者のポインティングデ
バイス操作の特徴と、が照合され、照合結果に応じて利
用者が利用適格者であるか否かが認証される。ここで、
利用適格者の認証は、ログオンの際に一度だけ行うよう
にしてもよいし、ログオンした後であって利用適格者が
コンピュータを利用している最中に自動的、かつ、定期
的に行うようにしてもよい。特に、後者の場合による利
点は、上記の通りである。
【0021】また、例えば、利用適格者のポインティン
グデバイス操作の特徴が、利用適格者所有のIDカード
に登録される。そして、認証をするには、ログオンの際
に、利用者により提示されたIDカードからポインティ
ングデバイス操作の特徴が読み出されるとともに、利用
者のポインティングデバイス操作の特徴と、読み出され
たポインティングデバイス操作の特徴と、が照合され、
照合結果に応じて利用者が利用適格者であるか否かが認
証される。
【0022】この請求項3記載の発明において、ポイン
ティングデバイス操作の特徴とは、例えば、所定距離だ
けポインティングデバイスを操作させたときの移動軌跡
や移動速度であるとか、またはポインティングデバイス
を一回移動させたときの移動量や移動速度であるとか、
が挙げられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
利用適格者認証用ポインティングデバイスおよび利用適
格者認証装置による第1の実施の形態を示すブロック図
である。
【0024】この第1の実施の形態は、本発明に係る利
用適格者認証用ポインティングデバイスおよび利用適格
者認証装置を、図1に示すように、コンピュータの利用
適格を有する利用適格者を認証するのに適用したもので
あって、これは、マウスを握ったときの手の接触位置
と、マウスを握ったときの手の押圧力と、を検出するこ
とによって利用適格者を認証するようになっている。
【0025】図中、コンピュータ1は、制御プログラム
に基づいて演算およびシステム全体を制御する演算処理
装置2と、電気的にデータの読み出しおよび書き込みが
可能な主記憶装置3と、外部に接続される外部装置と主
記憶装置3とのデータの入出力を行う入出力制御装置4
と、主記憶装置3の特定領域に格納されているデータを
画像信号に変換して出力するCRT制御装置5と、で構
成されており、演算処理装置2と、主記憶装置3と、入
出力制御装置4と、CRT制御装置5とは、データを伝
送するための信号線であるバスで相互に接続されてい
る。
【0026】入出力制御装置4には、外部装置として、
磁気的にデータの読み出しおよび書き込みが可能な補助
記憶装置6と、外部とのデータの入力が可能なヒューマ
ンインターフェースとしてのキーボード7と、本発明に
係る利用適格者認証用ポインティングデバイスとしての
マウス8と、がそれぞれ接続されている。また、CRT
制御装置5には、画像信号を画面に表示するCRT9が
接続されている。
【0027】主記憶装置3は、所定領域にあらかじめ演
算処理装置2の制御プログラム等を格納しているROM
と、ROMまたは補助記憶装置6から読み込んだデータ
や演算処理装置2の演算過程で必要な演算結果を格納す
るRAMと、CRT9に表示するための表示データを蓄
積するVRAMと、で構成されている。なお、VRAM
は、演算処理装置2とCRT制御装置5とで独立に、か
つ、相互にアクセスが可能となっている。
【0028】CRT制御装置5は、主記憶装置3のVR
AMに格納されているデータを先頭アドレスから所定周
期で順次読み出し、読み出したデータを画像信号に変換
してCRT9に出力するように構成されている。
【0029】マウス8は、図2に示すように、前端側左
右に並ぶ2つのボタン8a,8bを支持するボディ8c
と、ボタン8a,8bおよびボディ8cの表面部分に密
に配置され表面部分の温度分布を検出し、これを温度デ
ータとして出力する温度センサ8dと、ボタン8a,8
bおよびボディ8cの所定位置に配置された検出部P 1
〜P5 の圧力レベルを多段階で検出し、これを圧力デー
タとして出力する圧力センサ8eと、を備えている。
【0030】演算処理装置2は、マイクロプロセッシン
グユニットMPU等からなり、利用適格者を認証するの
に必要な照合用データを登録しようとするときには、主
記憶装置3のROMの所定領域に格納されている所定の
プログラムを起動させ、図3のフローチャートに示す処
理を実行する一方、コンピュータ1を利用しようとする
利用者がログオンしようとするときには、図4のフロー
チャートに示す処理を実行するように構成されている。
【0031】ここで、演算処理装置2において、利用適
格者を認証するのに必要な照合用データを登録しようと
するときに実行される処理は、次のように構成されてい
る。まず、図中、ステップS1では、利用適格者がボタ
ン8a,8bおよびボディ8cを握ったときの温度デー
タを温度センサ8dから入力し、ステップS2に移行し
て、入力した温度データを補助記憶装置6に記録し、ス
テップS3に移行して、利用適格者が検出部P1 〜P5
を握ったときの圧力データを圧力センサ8eから入力
し、ステップS4に移行して、入力した圧力データを補
助記憶装置6に記録し、ステップS5に移行するように
なっている。
【0032】ステップS5では、所定の測定回数を越え
たか否かを判定し、越えたと判定されたときには、ステ
ップS6に移行して、測定した各温度データの平均値を
算出し、ステップS7に移行して、測定した各圧力デー
タの平均値を算出し、ステップS8に移行するようにな
っている。なお、ステップS5で、所定の測定回数を越
えていないと判定されたときには、ステップS1に移行
して、繰り返し温度データと圧力データとを測定するよ
うになっている。
【0033】ステップS8では、温度データの平均値に
基づいてボタン8a,8bおよびボディ8cを握った手
の接触位置を算出し、ステップS9に移行して、算出し
た手の接触位置と圧力データの平均値とを利用適格者の
照合用データとして補助記憶装置6に登録し、一連の処
理を終了するようになっている。
【0034】また、演算処理装置2において、利用者が
ログオンしようとするときに実行される処理は、次のよ
うに構成されている。まず、図中、ステップS11で
は、利用者がボタン8a,8bおよびボディ8cを握っ
たときの温度データを温度センサ8dから入力し、ステ
ップS12に移行して、入力した温度データを補助記憶
装置6に記録し、ステップS13に移行して、利用者が
検出部P1 〜P5 を握ったときの圧力データを圧力セン
サ8eから入力し、ステップS14に移行して、入力し
た圧力データを補助記憶装置6に記録し、ステップS1
5に移行するようになっている。
【0035】ステップS15では、所定の測定回数を越
えたか否かを判定し、越えたと判定されたときには、ス
テップS16に移行して、各温度データの平均値を算出
し、ステップS17に移行して、各圧力データの平均値
を算出し、ステップS18に移行するようになってい
る。なお、ステップS15で、所定の測定回数を越えて
いないと判定されたときには、ステップS11に移行す
るようになっている。
【0036】ステップS18では、温度データの平均値
に基づいて手の接触位置を算出し、ステップS19に移
行して、算出した手の接触位置および圧力データの平均
値と、登録されている各利用適格者の照合用データと、
を照合し、両者が一致しているときには、ステップS2
0に移行して、ログオンし、一連の処理を終了するよう
になっている。なお、ステップS19で、両者が一致し
ていないときには、一連の処理を終了するようになって
いる。
【0037】次に、上記第1の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。図5は、照合用データを登録
するときの動作と、利用適格者を認証するときの動作
と、を説明するための図である。
【0038】まず、利用適格者を認証するのに必要な照
合用データを登録するときには、図5左に示すように、
利用適格者に対して、例えば、マウスポインタをCRT
9の画面上で三角形に移動するように要求されるととも
に、CRT9の画面上にマウスポインタの移動経路を示
す三角形のガイドが表示される。
【0039】こうした要求に基づいて利用適格者がマウ
ス8を操作し、マウスポインタをガイドに沿って移動さ
せると、図5右上に示すように、温度センサ8dで、ボ
タン8a,8bおよびボディ8cの表面部分の温度分布
が検出され、これが利用適格者の温度データとして記録
されるとともに、図5右下に示すように、圧力センサ8
eで、検出部P1 〜P5 の圧力分布が検出され、これが
利用適格者の圧力データとして記録される。そして、利
用適格者がマウスポインタをガイドに沿って移動させて
いる間に、このような測定が所定回数だけ行われる。
【0040】所定回数の測定が終了すると、これらの温
度データおよび圧力データの平均値が算出され、温度デ
ータの平均値から握った手の接触位置が算出される。す
なわち、図5右上に示すように、例えば、36℃の等温
度線を閾値として、これよりも高い温度の領域は、手の
接触部分であるものとし、これよりも低い温度の領域
は、非接触部分であるものと区分することによって、手
の接触位置が算出される。そして、算出された手の接触
位置と、圧力データの平均値と、が利用適格者の照合用
データとして登録される。
【0041】次に、照合用データを用いて利用適格者を
認証するときには、利用者がログオンしようとするのに
応じて、図5左に示すように、利用者に対して、マウス
ポインタをCRT9の画面上で三角形に移動するように
要求されるとともに、CRT9の画面上にマウスポイン
タの移動経路を示す三角形のガイドが表示される。
【0042】こうした要求に基づいて利用者がマウス8
を操作し、マウスポインタをガイドに沿って移動させる
と、図5右上に示すように、ボタン8a,8bおよびボ
ディ8cの表面部分の温度分布が利用者の温度データと
して記録されるとともに、図5右下に示すように、検出
部P1 〜P5 の圧力分布が利用者の圧力データとして記
録される。そして、利用適格者がマウスポインタをガイ
ドに沿って移動させている間に、このような測定が所定
回数だけ行われる。
【0043】所定回数の測定が終了すると、これらの温
度データおよび圧力データの平均値が算出され、温度デ
ータの平均値に基づいて握った手の接触位置が算出さ
れ、算出された手の接触位置および圧力データの平均値
と、登録されている各利用適格者の照合用データと、が
照合され、両者が一致しているときにのみ、利用者が利
用適格者であると認証され、利用者のログオンが許可さ
れる。ここで、一致するか否かの判定では、測定された
利用者のデータと、利用適格者の照合用データと、を照
合したときに、誤差が所定値よりも下回ったときに一致
するものと判定する。
【0044】このようにして、ボタン8a,8bおよび
ボディ8cの表面部分の温度分布を検出する温度センサ
8dと、検出部P1 〜P5 の圧力分布を検出する圧力セ
ンサ8eと、を備えたマウス8を用い、温度センサ8d
および圧力センサ8eからの検出結果に基づいて利用適
格者の握り方の特徴をあらかじめ登録しておき、登録さ
れている利用適格者の握り方の特徴と、利用者の握り方
の特徴と、を照合することにより、利用適格者を認証す
るようにしたから、従来の指紋照合による認証方式に比
して、利用適格者を認証するための処理時間を低減する
ことができ、製造コストの面で有利であるとともに、従
来のIDやパスワードのみによる認証方式に比して、認
証の確実性を向上することができる。
【0045】また、温度センサ8dおよび圧力センサ8
eの両方を備えたマウス8を用い、手の接触位置と、手
の圧力分布と、の2つの特徴データに基づいて利用適格
者を認証するようにしたから、認証の確実性をより向上
することができる。
【0046】さらに、温度データおよび圧力データを所
定回数測定し、これらの平均値に基づいて照合用データ
を登録し、または認証をするようにしたから、マウス8
を握る時々に生じる誤差を少なくすることができ、した
がって、認証の確実性をより向上することができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図6は、利用適格者を認証する
のに必要な照合用データを登録するための処理を示すフ
ローチャートであり、図7は、利用適格者を認証するた
めの処理を示すフローチャートである。
【0048】この第2の実施の形態は、本発明に係る利
用適格者認証装置を、上記第1の実施の形態同様図1に
示すように、利用適格者を認証するのに適用したもので
あって、これは、マウス操作によるマウスポインタの移
動軌跡と、マウス操作によるマウスポインタの移動量
と、を検出することによって利用適格者を認証するよう
になっている。
【0049】これは、上記第1の実施の形態において、
演算処理装置2が、利用適格者を認証するのに必要な照
合用データを登録しようとするときには、主記憶装置3
のROMの所定領域に格納されている所定のプログラム
を起動させ、図6のフローチャートに示す処理を実行す
る一方、利用者がログオンしようとするときには、図7
のフローチャートに示す処理を実行するように構成され
ているものである。
【0050】ここで、演算処理装置2において、利用適
格者を認証するのに必要な照合用データを登録しようと
するときに実行される処理は、次のように構成されてい
る。まず、図中、ステップS21では、登録しようとす
るマウスポインタの軌跡パターンを選択し、ステップS
22に移行して、選択したマウスポインタの軌跡パター
ンに基づいてマウスポインタの移動経路を示すガイドを
表示し、ステップS23に移行して、利用適格者のマウ
ス操作によるマウスポインタの移動軌跡を補助記憶装置
6に記録し、ステップS24に移行して、利用適格者の
マウス操作によるマウスポインタの移動量を補助記憶装
置6に記録し、ステップS25に移行するようになって
いる。
【0051】ステップS25では、表示されたガイドに
沿ってマウスポインタを移動し終えたか否かを判定し、
移動し終えたと判定されたときには、ステップS26に
移行して、所定の測定回数を越えたか否かを判定し、越
えたと判定されたときには、ステップS27に移行する
ようになっている。なお、ステップS25で、マウスポ
インタを移動し終えないと判定されたときには、ステッ
プS23に移行して、引き続きマウスポインタの移動軌
跡およびマウスポインタの移動量を記録する一方、ステ
ップS26で、所定の測定回数を越えていないと判定さ
れたときには、ステップS22に移行するようになって
いる。
【0052】ステップS27では、測定した各マウスポ
インタの移動軌跡に対して誤差最小となるマウスポイン
タの移動軌跡を算出し、ステップS28に移行して、測
定した各マウスポインタの移動量に対して誤差最小とな
るマウスポインタの移動量を算出し、ステップS29に
移行して、算出したマウスポインタの移動軌跡およびマ
ウスポインタの移動量を利用適格者の照合用データとし
て補助記憶装置6に登録し、一連の処理を終了するよう
になっている。
【0053】また、演算処理装置2において、利用者が
ログオンしようとするときに実行される処理は、次のよ
うに構成されている。まず、図中、ステップS31で
は、利用者のマウス操作によるマウスポインタの移動軌
跡を記録し、ステップS32に移行して、利用者のマウ
ス操作によるマウスポインタの移動量を記録し、ステッ
プS33に移行して、マウスポインタを移動し終えたか
否かを判定し、移動し終えたと判定されたときには、ス
テップS34に移行するが、移動し終えないと判定され
たときには、ステップS31に移行するようになってい
る。
【0054】ステップS34では、測定したマウスポイ
ンタの移動軌跡およびマウスポインタの移動量と、各利
用適格者の照合用データと、を照合し、両者が一致した
ときには、ステップS35に移行して、ログオンし、一
連の処理を終了するようになっている。なお、ステップ
S34で、両者が一致しないときには、一連の処理を終
了するようになっている。
【0055】次に、上記第2の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。図8は、照合用データを登録
するときの動作と、利用適格者を認証するときの動作
と、を説明するための図である。
【0056】まず、照合用データを登録するときには、
利用適格者に対して、登録しようとするマウスポインタ
の軌跡パターンが提示される。これには、例えば、三角
形、四角形、星型、丸形などの一筆書き可能な幾何学図
形であって、利用適格者は、これらの図形のうち選択し
たものに沿ってマウスポインタを移動させる。
【0057】このとき、利用適格者が、例えば、図8左
に示すように、三角形の軌跡パターンを選択したものと
すると、選択した三角形の軌跡パターンに基づいてマウ
スポインタの移動経路を示す三角形のガイドがCRT9
の画面上に表示される。
【0058】次いで、利用適格者が表示されたガイドに
沿ってマウスポインタを移動させるものとすると、図8
右上に示すように、利用適格者のマウス操作によるマウ
スポインタの移動軌跡が記録され、図8右下に示すよう
に、利用適格者のマウス操作によるマウスポインタの移
動量が記録される。そして、このようにマウスポインタ
をガイドに沿って移動させることによる、マウスポイン
タの移動軌跡およびマウスポインタの移動量の測定が所
定回数だけ行われる。
【0059】所定回数の測定が終了すると、最小2乗法
などにより、測定された各マウスポインタの移動軌跡に
対して誤差最小となるマウスポインタの移動軌跡が算出
されるとともに、測定された各マウスポインタの移動量
に対して誤差最小となるマウスポインタの移動量が算出
され、算出されたマウスポインタの移動軌跡およびマウ
スポインタの移動量が利用適格者の照合用データとして
登録される。
【0060】次に、照合用データを用いて利用適格者を
認証するときには、利用者がログオンしようとするのに
応じて、利用者に対して、マウスポインタを移動するよ
うに要求される。
【0061】こうした要求に基づいて利用者がマウス8
を操作し、マウスポインタを移動させると、マウスポイ
ンタの移動軌跡およびマウスポインタの移動量が記録さ
れ、これらと、登録されている各利用適格者の照合用デ
ータと、が照合され、両者が一致しているときにのみ、
利用者が利用適格者であると認証され、利用者のログオ
ンが許可される。ここで、一致するか否かの判定では、
測定された利用者のデータと、利用適格者の照合用デー
タと、を照合したときに、誤差が所定値よりも下回った
ときに一致するものと判定する。
【0062】このようにして、利用適格者のマウス操作
の特徴をあらかじめ登録しておき、登録されている利用
適格者のマウス操作の特徴と、利用者のマウス操作の特
徴と、を照合することにより、利用適格者を認証するよ
うにしたから、従来の指紋照合による認証方式に比し
て、利用適格者を認証するための処理時間を低減するこ
とができ、製造コストの面で有利であるとともに、従来
のIDやパスワードのみによる認証方式に比して、認証
の確実性を向上することができる。
【0063】また、選択したマウスポインタの軌跡パタ
ーンに基づいて、利用適格者を認証するために必要な照
合用データを登録し、これに基づいて利用適格者を認証
するようにしたから、利用適格者のマウス操作の特徴だ
けでなく、利用適格者が選択したマウスポインタの軌跡
パターンも一致なければ、利用者を利用適格者であると
認証しない。したがって、認証の確実性をより向上する
ことができる。
【0064】さらに、マウスポインタの移動軌跡および
マウスポインタの移動量を所定回数測定し、これらに対
して誤差最小となるマウスポインタの移動軌跡およびマ
ウスポインタの移動量を算出し、これに基づいて照合用
データを登録するようにしたから、マウス操作をする時
々に生じる誤差を少なくすることができ、したがって、
認証の確実性をより向上することができる。
【0065】なお、上記第1および第2の実施の形態に
おいては、ポインティングデバイスとしてマウス8を用
いて構成したが、これに限らず、例えば、トラックボー
ル、トラックパッド、デジタイザ、タブレットなどを用
いて構成してもよい。
【0066】また、上記第1の実施の形態においては、
手の接触位置を特定するために、温度センサ8dを用い
てマウス8を構成したが、これに限らず、ボタン8a,
8bおよびボディ8cの表面部分の電位分布を検出する
電位センサを用いることによって、過度特性のない測定
データを検出できるようにし、認証をするための処理を
高速化するとともに、認証の確実性を向上させるように
マウス8を構成してもよい。
【0067】さらに、上記第1および第2の実施の形態
においては、温度データおよび圧力データ、または、マ
ウスポインタの移動軌跡およびマウスポインタの移動量
を所定回数測定するように構成したが、これに限らず、
温度データおよび圧力データ、または、マウスポインタ
の移動軌跡およびマウスポインタの移動量を一度だけ測
定するように構成してもよい。
【0068】さらに、上記第1の実施の形態において
は、温度センサ8dおよび圧力センサ8eの両方を用い
てマウス8を構成したが、これに限らず、いずれか一方
のセンサを用いることによって、安価なマウス8を構成
してもよい。
【0069】さらに、上記第1の実施の形態において
は、温度データおよび圧力データの平均値にのみ基づい
て照合用データを登録し、または認証をするように構成
したが、これに限らず、温度データおよび圧力データの
平均値および分散を算出し、これらに基づいて照合用デ
ータを登録し、または認証をすることによって、認証の
確実性をより向上させるように構成してもよい。
【0070】さらに、上記第1の実施の形態において
は、温度分布から手の接触位置を算出し、算出した手の
接触位置に基づいて利用適格者を認証するように構成し
たが、これに限らず、温度分布から手の接触面積を算出
し、算出した手の接触面積に基づいて利用適格者を認証
することによって、比較的簡易な方法で利用適格者を認
証するように構成してもよい。
【0071】さらに、上記第1の実施の形態において
は、データをサンプリングするのに特に条件を設定せず
に構成したが、これに限らず、マウス8が移動状態にあ
るときを見計らってデータをサンプリングすることによ
って、できるだけ近い状態にあるデータをサンプリング
し、握り方の微妙な差異による誤差をさらに少なくする
ように構成してもよい。
【0072】さらに、上記第2の実施の形態において
は、温度センサ8dおよび圧力センサ8eを備えたマウ
ス8を用いて構成したが、これに限らず、通常のマウス
を用いて構成してもよい。
【0073】さらに、上記第2の実施の形態において
は、利用適格者が選択したマウスポインタの軌跡パター
ンに基づいて照合用データを登録するように構成した
が、これに限らず、所定の軌跡に基づいて照合用データ
を登録し、または利用適格者を認証するように構成して
もよい。
【0074】さらに、上記第1および第2の実施の形態
においては、手の接触位置および手の押圧力による利用
適格者認証装置と、マウスポインタの移動軌跡およびマ
ウスポインタの移動量による利用適格者認証装置と、を
それぞれ別々に構成したが、これに限らず、これらを組
み合わせることによって、さらに認証の確実性を向上さ
せるように構成してもよい。
【0075】さらに、上記第1および第2の実施の形態
において、図3、図4、図6および図7のフローチャー
トに示す処理を実行するにあたってはいずれも、主記憶
装置3のROMにあらかじめ格納されているプログラム
を実行する場合について説明したが、これに限らず、こ
れらの手順を示したプログラムが記録された記録媒体か
ら、そのプログラムを主記憶装置3のRAMに読み込ん
で実行するようにしてもよい。
【0076】ここで、記録媒体とは、RAM、ROM、
FD、コンパクトディスク、ハードディスクまたは光磁
気ディスク等の記録媒体であって、電子的、磁気的、光
学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体であれば、あらゆる記録
媒体を含むものである。
【0077】さらに、上記第1および第2の実施の形態
において、図3、図4、図6および図7のフローチャー
トに示す処理はいずれも、ソフトウェアで構成した場合
について説明したが、これに代えて、比較回路、演算回
路、論理回路等の電子回路を組み合わせるように構成し
てもよい。
【0078】上記実施の形態において、温度センサ8d
は、請求項1記載の接触位置検出手段に対応し、圧力セ
ンサ8eは、請求項1記載の圧力検出手段に対応し、マ
ウス8は、請求項1、2または3記載のポインティング
デバイスに対応している。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る利用
適格者認証用ポインティングデバイスおよび利用適格者
認証装置によれば、従来の指紋照合による認証方式に比
して、利用適格者を認証するための処理時間を低減する
ことができ、製造コストの面で有利であるとともに、従
来のIDやパスワードのみによる認証方式に比して、認
証の確実性を向上することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】マウス8の構成を示す図である。
【図3】照合用データを登録するための第1の処理を示
すフローチャートである。
【図4】利用適格者を認証するための第1の処理を示す
フローチャートである。
【図5】照合用データを登録するときの動作と、利用適
格者を認証するときの動作と、を説明するための第1の
図である。
【図6】照合用データを登録するための第2の処理を示
すフローチャートである。
【図7】利用適格者を認証するための第2の処理を示す
フローチャートである。
【図8】照合用データを登録するときの動作と、利用適
格者を認証するときの動作と、を説明するための第2の
図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 演算処理装置 3 主記憶装置 4 入出力制御装置 5 CRT制御装置 6 補助記憶装置 7 キーボード 8 マウス 8a,8b ボタン 8c ボディ 8d 温度センサ 8e 圧力センサ P1 〜P5 検出部 9 CRT

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り方の特徴を検出するための特徴検出
    手段を備え、前記特徴検出手段は、手の接触位置を検出
    するための接触位置検出手段と、所定位置の押圧力を検
    出する圧力検出手段と、の少なくともいずれか一方を備
    えることを特徴とする利用適格者認証用ポインティング
    デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の利用適格者認証用ポイン
    ティングデバイスを備えたコンピュータに適用され、前
    記コンピュータの利用適格を有する利用適格者を認証す
    るための利用適格者認証装置であって、 前記特徴検出手段からの検出結果に基づいて前記利用適
    格者の握り方の特徴を予め登録しておき、前記特徴検出
    手段からの検出結果による前記コンピュータを利用しよ
    うとする利用者の握り方の特徴と、登録されている前記
    利用適格者の握り方の特徴と、を照合することにより、
    前記利用適格者を認証するようになっていることを特徴
    とする利用適格者認証装置。
  3. 【請求項3】 ポインティングデバイスを備えたコンピ
    ュータに適用され、前記コンピュータの利用適格を有す
    る利用適格者を認証するための利用適格者認証装置であ
    って、 前記利用適格者のポインティングデバイス操作の特徴を
    予め登録しておき、前記コンピュータを利用しようとす
    る利用者のポインティングデバイス操作の特徴と、登録
    されている前記利用適格者のポインティングデバイス操
    作の特徴と、を照合することにより、前記利用適格者を
    認証するようになっていることを特徴とする利用適格者
    認証装置。
JP9276993A 1997-10-09 1997-10-09 利用適格者認証用ポインティングデバイス及び利用適格者認証装置 Pending JPH11119906A (ja)

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