JP2005338887A - 認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に、複数の操作パターンをも照合要素とすることで、セキュリティを向上させることが出来る認証装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 本発明では、センサ部5bに対する操作回数が複数回で且つ、これら複数回の操作パターンを登録可能であり、特に、少なくとも一つの操作パターンが他の操作パターンとして登録可能とされており、指紋データと、操作パターンの双方の照合結果に基づき(ステップS9、S10)、個人認証を行なうことで、より高いセキュリティを確保することが出来る。
【選択図】 図4

Description

本発明は、指紋を照合させて個人認証を行なうための認証装置に係り、特にセキュリティを向上させることが可能な認証装置に関する。
下記特許文献1には「パターン照合装置」に関する発明が開示されており、この文献の[発明が解決しようとする課題]欄に記載されているように、照合パターンと登録パターンとの間に、所定以上の回転ずれがあると、パターンが同一であるかどうかが識別できないとされ、そのため、特許文献1では、上記のような回転ずれがあった場合でも、照合パターンと登録パターンとの同一性を適切に識別できる点を主眼において発明がなされている。
ところで指紋センサなどの個人認証用装置では、上記した回転ずれの問題もさることながら、セキュリティの強化が非常に重要な課題として残される。
特開平10−124667号公報
指紋センサなどの個人認証用装置は、パーソナルコンピュータや、ドアなどに対するセキュリティ用として用いられ、特に最近では、個人情報が記憶された携帯電話などの小型電子機器にも使用され始めている。
指紋センサでは、予め操作者が、例えばある特定の指の指紋データを登録しておき、その操作者の登録された特定の指の指紋データが検知されて初めてセキュリティ設定が解除されるようになっている。
しかし例えば、悪意者が、他人の指紋を何等かの手段を用いて盗み、その盗んだ指紋を用いて、他人の携帯電話等に搭載された前記指紋センサに対して、指紋照合を行なえば、同じ指紋であると照合されて個人認証がなされ、セキュリティ設定を解除できてしまう。
このように通常、指紋照合は、登録された指紋データと、入力された指紋データとを共に画像処理して、所定のアルゴリズム解析により両指紋データを照合しているのが一般的であるため、指紋データが合えばセキュリティを解除できてしまい、よって従来の指紋センサの照合手法よりも、さらに高いセキュリティを確保できる照合手法が必要であった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、複数の操作パターンをも照合要素とすることで、セキュリティを向上させることが出来る認証装置を提供することを目的としている。
本発明は、
指紋データがセンサ部で読み取られ、読み取られた指紋データが、予め登録された指紋データと照合されて、その照合結果に基づき個人認証が行なわれる認証装置において、
前記センサ部に対する操作回数が複数回で且つ、これら複数回の操作パターンを登録可能であり、前記指紋データの照合と共に、前記操作パターンの照合が行なわれ、前記指紋データと操作パターンの双方の照合結果で個人認証が行なわれることを特徴とするものである。
このように本発明では、前記センサに対する操作回数が複数回で且つ、これら複数回の操作パターンを登録可能であり、前記指紋データの照合と共に前記操作パターンの照合も行なわれるため、セキュリティの高い認証装置を提供することが出来る。
特に、全ての操作パターンを同じ操作パターンとして登録しなくても、少なくともいずれか一つの操作パターンを他の操作パターンと異なるパターンとして登録でき、操作パターンの一致性も照合する本発明においては、極めてセキュリティの高い認証装置を得ることが可能になる。
本発明では、照合を行なう際の前記操作パターンの順番が決められており、決められた前記操作パターンの順番に、前記操作パターンの照合が行なわれることが好ましい。これにより、よりセキュリティの高い認証装置を提供することが出来る。
また本発明では、指を前記センサ部の操作面上でスライドさせた際のスライド方向のデータが操作パターンとして登録されることが好ましい。
また本発明では、前記センサ部の操作面内での所定方向を基準方向としたときに、指を前記操作面上に当接させた際の前記基準方向からの前記操作面内での指の傾きデータが操作パターンとして登録されてもよいし、あるいは指を前記センサ部の操作面上に当接させた際の指の種類に基づくデータが操作パターンとして登録されてもよい。
また本発明では、具体的な装置構成としては、
指紋を読み取るためのセンサ部と、
予め指紋データを登録しておくための指紋データ登録部と、
予め複数の操作手順を登録しておくための操作手順登録部と、
登録された指紋データと、読み取られた指紋データとを照合するための指紋データ照合部と、
登録された操作手順と、読み取られた操作手順とを照合するための操作手順照合部と、を有する装置構成であればよい。
本発明では、極めてセキュリティの高い認証装置を提供することが出来る。
図1は、本発明の認証装置(指紋センサ)が搭載された携帯電話の部分斜視図、図2は、本発明の認証装置のブロック図、図3は、初期設定の一連の流れを示すフローチャート図、図4は、指紋センサへの入力動作から個人認証までの一連の流れを示すフローチャート図、図5及び図6は、操作パターンの具体例を説明するための説明図、である。
図1に示す携帯電話1には、ケース2に表示手段としての表示パネル3と、文字や数字等を入力するための入力部4と、個人認証を行なうために指紋照合を行なうための認証装置(指紋センサ)5と、が搭載されている。表示パネル3はモノクロ型やカラー型の液晶パネルまたはELパネルからなる。
前記表示パネル3には、前記入力部4にある個々のキー4aを押圧などすると、文字や数字、あるいは図形等が表示される。
また指紋センサ5は、キーロックモードなどの所定ロックモードを解除するのに使用される。図1に示す指紋センサ5のセンサ部5bの操作面5aに指を当接させると、当接した指の指紋データが入力され、前記指紋データが、既に登録を受けている指紋データと一致するか否か照合し、その照合結果により個人認証を行なう。認証されれば、前記表示パネル3に例えば「認証されました」等の表示がなされて、前記所定ロックモード等が解除される。
前記指紋センサ5は、指紋の読み取り方式としては、半導体式(具体的には静電容量式)、光学式、感圧式、感熱式等があるが本発明では、どんな種類の指紋センサ5であってもよい。また、前記指紋センサ5のセンサ部5bの操作面5a上で指をスライドさせて指紋照合するスイープ方式や、スライドさせず指を指紋センサ5のセンサ部5bの操作面5a上に固定したままで指紋照合を行なう固定式等があるが、どのような種類の指紋センサ5であってもよい。
図2に示すように指紋センサ5は、センサ部5bと、制御部5cとを有して構成される。
前記センサ部5bの操作面5aは図1のように携帯電話1の表面から露出しており、前記センサ部5bでは前記操作面5aに当接された指の指紋データ等、照合に必要な一連のセンサデータを読み取り、そのセンサデータを制御部5cに送る。
図2に示すように制御部5cは、記憶部6と、CPU7と、登録部8とを有して構成される。
前記記憶部6は、前記センサ部5bから送られたセンサデータを一時的に記録しておくためのものである。
登録部8は、初期設定として、携帯電話1の持ち主の特定の指(人差し指とか)の指紋データを予め登録しておくための指紋データ登録部8aと、携帯電話1の持ち主が、任意に決めたある所定の操作手順を登録しておくための操作手順登録部8bとを有して構成される。例えば静電容量式指紋センサでは、センサ部5bの表面5aに指を置いたときに指紋の凹凸によって静電容量が変化し、その静電容量変化データを指紋データとして、前記指紋データ登録部8aに登録しておく。
前記CPU7の内部には照合部9が含まれる。前記照合部9は、前記記録部6に記憶された指紋データと、前記指紋データ登録部8aに登録された指紋データとを照合するための指紋データ照合部9aと、前記記憶部6に記憶された操作手順と、前記操作手順登録部8bに登録された操作手順とを照合するための操作手順照合部9bとを有して構成される。
なお上記した指紋データの照合は、図示しない画像処理部で、前記記憶部6に記憶された指紋データと、指紋データ登録部8aに登録された指紋データのそれぞれを画像処理し、所定のアルゴリズム解析により前記照合部9aで両画像の一致性を見て判断される。なお所定のアルゴリズム解析では、所定の補正値を設けておき、両画像が多少ぶれていても前記補正値内に収まれば一致していると判断する。
前記CPU7では、前記照合部9の他に、得られた照合結果に基づいて認証するか否かを最終判断する機能が備わっていることが好ましい。
前記照合部9は、CPU7と別々に設けられていても良く、かかる場合、CPU7は上記した最終判断機能を備える。
本発明は指紋センサ4のセキュリティを向上させるためのものである。従来、指紋センサでは、指の指紋データのみを照合して個人認証を行なっていたが、本発明では、さらに操作手順も照合要素として付け加え、指紋データが照合され本人の指紋であると判断されても、操作手順が照合エラーとなれば認証されず、セキュリティ解除を出来ない仕組みとなっている。
本発明の特徴的部分は、操作手順登録部8bに複数回の操作パターンを登録できる点である。
そして本発明では、これら操作パターンのうち、少なくとも一つの操作パターンを他の操作パターンと異なるパターンとして登録しておくことが可能である。
このように異なる操作パターンを登録しておくことが出来るので、個人認証に至るまでの操作手順を本人でない限りわからないようにすることができ、セキュリティの高い指紋センサとすることが出来る。
特に本発明では、照合を行なう際の前記操作パターンの順番が予め決められており、決められた前記操作パターンの順番に、前記操作パターンの照合が行なわれることが好ましい。このように決められた操作どおりの順番で操作を行なわない限り、セキュリティ解除されないようにすれば、よりセキュリティの高い指紋センサとすることが出来る。
初期設定から個人認証に至るまでの一連の流れを図3及び図4のフローチャートを中心に説明する。
前記初期設定では、本人の特定の指の指紋データと操作手順を指紋センサ5に登録する。
図3に示すステップS1では、例えば所定キー4aによるモード変換操作等によって初期設定モードを開く。
次に、携帯電話1の持ち主の特定の指、例えば人差し指を、図1に示すセンサ部5bの操作面5a上に当接させて、前記人差し指の指紋データを入力する(ステップS2)。ここで言う指紋データとは、例えば指紋センサ5が静電容量式センサであれば、指紋の凹凸に対応する静電容量の変化のデータとして規定される。指紋データが入力されると、例えば表示パネル3に「指紋データを登録しますか?」等の表示がなされ、操作者はその表示に基づき、所定キー4a等を押すなどして指紋データを図2に示す指紋データ登録部8aへ登録する(ステップS3)。なお指紋データの登録は、前記指紋データが入力されると自動的に行なわれるものであっても良い。
次に、操作手順の入力を行なう(ステップS4)。
表示パネル3には「操作回数を入力してください」等の表示がなされ、まず、操作回数を入力するように指示される(なお、操作回数の入力指示がなされなくても、以下に説明する操作入力を直接、行なうように設定することも可能である)。操作者が、例えば「3回」と入力すると、次に表示パネルには「1回目の操作を入力してください」などとの表示がなされ、例えば図5(a)のように、指紋センサ5のセンサ部5bの操作面5a上に人差し指Fを当接し、前記指Fを前記センサ部5bから図示下方向にスライドさせる操作を操作パターン(1)として入力する(ステップS4)。
次に、操作パターン(1)の入力が適切に行なわれたら、表示パネルには「2回目の操作を入力してください」などの表示がなされ、図5(b)のように、指紋センサ5のセンサ部5bの操作面5a上に人差し指Fを当接し、前記指Fを前記センサ部5bから図示上方向にスライドさせた操作を操作パターン(2)として入力する(ステップS4)。
次に、操作パターン(2)の入力が適切に行なわれたら、表示パネルには「3回目(最後)の操作を入力してください」などの表示がなされ、図5(c)のように、指紋センサ5のセンサ部5bの操作面5a上に人差し指Fを当接し、前記指Fを前記センサ部5bから図示下方向にスライドさせた操作を操作パターン(3)として入力する(ステップS4)。
上記した一連の操作パターン(1)(2)(3)が、適切に入力されると、表示パネル3には、「操作手順は、これでよろしいですか?」等の表示がなされ、操作者が、上記操作パターン(1)(2)(3)でよければ、所定キー4aを押すなどして一連の操作パターン(1)(2)(3)からなる操作手順を図2に示す操作手順登録部8bに登録する(ステップS5)。なお操作手順の登録は、前記操作手順が入力されると自動的に行なわれるものであっても良い。
上記のように操作手順は、複数回の操作パターン(1)(2)(3)からなり、前記操作手順登録部8bには、各操作パターンが登録した順に登録されている。
なお操作パターン(1)(2)(3)は、指紋データ登録部8aに登録された指紋データの時間的変化データとして登録されている。
このように、指紋データと操作手順の双方をそれぞれ指紋データ登録部8aと、操作手順登録部8bに登録することで、初期設定が終了する(ステップS6)。
例えば、所定のロックモードを、指紋センサ5での個人認証によらなければ解除できないように設定してあり、今、指紋センサ5に指紋データ及び操作手順を図3に基づく初期設定により登録した操作者が、指紋センサ5を操作してセキュリティ解除を行なうとき、例えば所定キー4aを押すなどして、セキュリティ解除のモードに切り換える。
操作者は、初期設定の指紋データの登録ステップ(ステップS3)で登録した人差し指Fを、センサ部5bの操作面5a上に当接し、まず操作手順登録部8bに登録された1回面の操作パターン(1)、すなわち図5(a)に示す人差し指Fをセンサ部5a表面に対し図示下方向にスライドさせる入力動作を行う(ステップS7)。
これによりセンサ部5bからセンサデータが読み取られ(ステップS8)、このセンサデータが一時的に図2に示す記憶部6に記憶される。
前記センサ部5bから読み取られたセンサデータは2種類あり、一つが指紋に関するデータ(指紋データ)であり、もう一つが操作パターンに関するデータである。
次に読み取られた指紋データ(記録部6に一時的に記憶された指紋データ)と、登録部8aに登録された指紋データとを照合するとともに(ステップS9)、読み取られた操作パターン(記録部6に一時的に記憶された操作データ)と、登録部8bに登録された1回目の操作パターン(1)とが一致するか否かを照合する(ステップS10)。
上記の照合は、記憶部6に記憶されたセンサデータを画像処理し、記憶部6に記憶された指紋の画像と、登録部8aに登録された指紋データに基づく指紋の画像とが、所定のアルゴリズム解析により一致するか否かを判断して行なう(ステップS9)とともに、記憶部6に記憶された指紋の画像の時間的変化と、登録部8bに登録された操作パターンの時間的変化とが一致するか否かを判断して行なう(ステップS10)。
上記した、指紋データの照合と、操作パターンの照合が共に正常と判断されると、1回目の指紋センサへの入力動作は正常になされたとCPU7が判断し、例えば表示パル3に「1回目の入力は照合されました」等の表示がなされる(このような表示設定は任意である)。
次に操作者は、2回目の指紋センサ5への入力動作を行なう。操作者は、初期設定の指紋データの登録ステップ(ステップS3)で登録した人差し指Fを、センサ部5bの操作面5aに当接し、操作手順登録部8bに登録された2回面の操作パターン(2)、すなわち図5(b)に示す人差し指Fをセンサ部5bの操作面5aに対し図示上方向にスライドさせる入力動作を行う(ステップS7)。そして、ステップS8〜ステップS10までの各処理がなされ、2回目の指紋データの照合と、操作パターンの照合が共に正常と判断されると、2回目の指紋センサへの入力動作は正常になされたとCPU7が判断し、例えば表示パル3に「2回目の入力は照合されました」等の表示がなされる(このような表示設定は任意である)。
3回目の指紋センサ5への入力に対しても、上記と同じステップS8〜ステップS10までの処理がなされ、3回目の指紋センサへの入力動作が正常に照合されたと判断されると、CPU7が、上記した3回の入力動作による照合結果に基づき認証して良いか否か最終的な判断をし、認証してよいと判断されれば(ステップS12)、所定ロックモードを解除する等の特定モードに移行される。
図4に示すように、指紋センサ5への複数回の入力動作において、指紋データの照合あるいは操作手順の照合のいずれか一方がエラーとなると、もう一度、その入力動作時の指紋データあるいは操作パターンデータを読み込むなどの各処理工程に移行し(ステップS8)、再度、指紋センサあるいは操作手順の照合を行なう(ステップS9,ステップS10)。
なお、指紋データの照合あるいは操作手順の照合が正常でないと判断された場合における再度の照合(ステップS9、S10)は、例えば回数が決まっており、その回数内で照合されない場合には、表示パネル3に「照合されませんでした」や「再度、指紋センサへ入力してください」等の表示が表示パネル3になされる。
また3回の入力動作でよいのに、誤って4回、入力動作を行なった場合、3回目までの入力動作が正常になされたと判断されても、4回目の入力動作を行なったことによりCPU7が誤った入力動作をしたと判断し認証エラーとすることも出来る。このように操作回数も照合対象としてCPU7で判断させることができる。
また、図4のフローチャートでは、指紋センサ5によるデータの読み込み(ステップS8)の後、指紋データの照合(ステップS9)と、操作手順の照合(ステップS10)とが同時に行なわれているが、例えば先に、指紋データの照合(ステップS9)を行い、指紋データの照合が正常と判断された後、操作手順の照合(ステップS10)を行なってもよい。当然、先に、操作手順の照合(ステップS10)を行ない、後に指紋データの照合(ステップS9)を行なっても良い。
また、ステップS9及びステップS10の照合結果が正常か異常かに係わらず、とりあえず3回の入力動作に基づく、全ての照合結果を導き、最後に全ての照合結果に基づきCPU7が認証するか否か最終判断するものであってもよい。
また、図4に示すフローチャートでは、操作パターンの照合の順番が決められており、すなわち1回目の操作パターン(1)は、指紋センサ5に対し指Fを図示下方向へ移動させる操作であり(図5(a))、2回目の操作パターン(2)は、指紋センサ5に対し指Fを図示上方向へ移動させる操作であり(図5(b)、3回目の操作パターン(3)は、指紋センサ5に対し指Fを図示下方向へ移動させる操作であり(図5(c))、指紋センサ5から読み込まれる操作パターンデータがこの順番で入力されなければ、ステップS10で、操作パターンの照合がエラーとなり、認証がなされないものとなっている。これにより、高度なセキュリティを確保できるが、場合によっては、操作パターンの入力の順番を無視するように設定することも可能である。
例えば、操作手順登録部8bには、3回の入力動作のうち、1回は指Fを指紋センサ5に対し図示上方向へ移動させる操作パターンで、残り2回が指を指紋センサ5に対し図示下方向へ移動させる操作パターンであると登録し、順番は図5に示す通りでなくてもよいモードにしておくと、とりあえず登録部8bに登録された操作パターンの回数が入力操作されれば、セキュリティは解除される。このため、操作パターンの順番も照合する場合に比べてセキュリティは低下するものの、特に操作パターンを多数回、登録しておくような場合、操作者は、その操作パターンの順番を忘れてしまう可能性が高い。一方、操作パターンの回数を覚えておくことは順番を覚えておくことに比べて比較的やさしく、特に操作パターンの照合を多数回にしておけば、それだけセキュリティ自体も向上するため、使用者のニーズに合わせて、複数回の操作パターンの順番まで照合対象とする場合と、操作の順番までは照合せず登録された操作パターンの回数のみを照合対象とする場合との複数モード設けておくことが好ましい。
図5に示す入力動作は特に指紋センサ5がスイープ(スライド)式のものに限られるが、例えば感圧式指紋センサ等のように指をセンサ上でスライドさせないタイプの場合、図6のように操作手順を決めておくことが出来る。
図6(a)では、センサ部5bの操作面5a内で、前記センサ部5bに対し幅方向と同じ方向で且つ図示右方向を基準方向(0°)と設定し、その基準方向から前記操作面5a内を時計回りに角度をつけると、図6aの指Fの載置状態は、前記基準方向から270°の角度を有している操作パターンとなる。図6bの指Fの載置状態は、前記基準方向(0°)から180°の角度を有している操作パターンとなり、図6cの指Fの載置状態は、前記基準方向(0°)から90°の角度を有している操作パターンとなる。
図6a〜図6cの各操作パターンを図2に示す操作手順登録部8bにデータ登録しておき、図4に示すフローチャートにおけるステップS10で、読み込まれた指Fのセンサ操作面5a上での載置角度データを、登録部8bに登録された載置角度データと照合させる。
あるいは、登録しておく指紋データの指の種類を、複数回の入力動作ごとに変えることで、異なる複数の操作パターンを構成することもできる。
指の指紋は指の種類によって異なるから、例えば1回目の入力動作時には、親指の指紋を使用して認証できるようにしておき、2回目の入力動作時には薬指の指紋を使用して認証できるようにしておく。
指紋データ登録部8aには、親指の指紋データ及び薬指の指紋データが登録され、操作手順登録部8bでは入力される指の種類の順番に基づくデータが登録される。
なお図5、図6及び指の種類に基づくデータによる操作パターン、あるいは他の操作パターンをそれぞれ組み合わせるなどしてさらにセキュリティを向上させても良い。
以上のように、本発明では、センサ部5bに対する操作回数が複数回で且つ、これら複数回の操作パターンを登録可能であり、特に少なくとも一つの操作パターンが他の操作パターンと異なるパターンとして登録でき、指紋データと、操作パターンの双方の照合結果に基づき、個人認証を行なうことで、より高いセキュリティを確保することが出来る。本発明では、複数の操作パターンを全て同じ操作パターンとして登録しておくことも出来るが、複数ある操作パターンのうち少なくとも一つの操作パターンを他の操作パターンと異なるパターンとして登録しておけば、操作手順も照合対象とする本発明において、セキュリティをより高めることができて好ましい。
特に複数回の操作パターンの操作の順番も照合対象にしておけば、より高度なセキュリティを確保できる。
なお上記では携帯電話1に搭載された指紋センサ5について説明したが、本発明における指紋センサ5はパーソナルコンピュータやドア等、高いセキュリティを確保することが必要な装置等に搭載することが可能である。
本発明の認証装置(指紋センサ)が搭載された携帯電話の部分斜視図、 本発明の認証装置のブロック図、 初期設定の一連の流れを示すフローチャート図、 指紋センサへの入力動作から個人認証までの一連の流れを示すフローチャート図、 操作パターンの具体例を説明するための説明図、 操作パターンの具体例を説明するための説明図、
符号の説明
1 携帯電話
3 表示パネル
4 入力部
5 指紋センサ
5a 操作面
5b センサ部
6 記憶部
7 CPU
8 登録部
8a 指紋データ登録部
8b 操作手順登録部
9 照合部
9a 指紋データ照合部
9b 操作手順照合部
F 指

Claims (6)

  1. 指紋データがセンサ部で読み取られ、読み取られた指紋データが、予め登録された指紋データと照合されて、その照合結果に基づき個人認証が行なわれる認証装置において、
    前記センサ部に対する操作回数が複数回で且つ、これら複数回の操作パターンを登録可能であり、前記指紋データの照合と共に、前記操作パターンの照合が行なわれ、前記指紋データと操作パターンの双方の照合結果で個人認証が行なわれることを特徴とする認証装置。
  2. 照合を行なう際の前記操作パターンの順番が決められており、決められた前記操作パターンの順番に、前記操作パターンの照合が行なわれる請求項1記載の認証装置。
  3. 指を前記センサ部の操作面上でスライドさせた際のスライド方向のデータが操作パターンとして登録される請求項1または2に記載の認証装置。
  4. 前記センサ部の操作面内での所定方向を基準方向としたときに、指を前記操作面上に当接させた際の前記基準方向からの前記操作面内での指の傾きデータが操作パターンとして登録される請求項1ないし3のいずれかに記載の認証装置。
  5. 指を前記センサ部の操作面上に当接させた際の指の種類に基づくデータが操作パターンとして登録される請求項1ないし4のいずれかに記載の認証装置。
  6. 指紋を読み取るためのセンサ部と、
    予め指紋データを登録しておくための指紋データ登録部と、
    予め複数回の操作パターンを登録しておくための操作手順登録部と、
    登録された指紋データと、読み取られた指紋データとを照合するための指紋データ照合部と、
    登録された操作パターンと、読み取られた操作パターンとを照合するための操作手順照合部と、を有する請求項1ないし5のいずれかに記載の認証装置。
JP2004152641A 2004-05-24 2004-05-24 認証装置 Withdrawn JP2005338887A (ja)

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