JPH11118718A - 発光分光分析装置 - Google Patents

発光分光分析装置

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Publication number
JPH11118718A
JPH11118718A JP9276885A JP27688597A JPH11118718A JP H11118718 A JPH11118718 A JP H11118718A JP 9276885 A JP9276885 A JP 9276885A JP 27688597 A JP27688597 A JP 27688597A JP H11118718 A JPH11118718 A JP H11118718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
switching means
state
discharge
displacement
Prior art date
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Pending
Application number
JP9276885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Kobayashi
寛治 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP9276885A priority Critical patent/JPH11118718A/ja
Publication of JPH11118718A publication Critical patent/JPH11118718A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成簡単かつ安価に実施できるものでありな
がら、不用意な放電作動を確実に牽制することができる
発光分光分析装置を提供する。 【解決手段】 試料と放電電極との間での放電開始を制
御するスッイッチを、第1スイッチ手段と、第1スイッ
チ手段の操作結果を受けて操作される第2スイッチ手段
との2つのスイッチ手段を含むものから構成する。第2
スイッチ手段は、操作部材6の機械的な変位操作により
スイッチを操作するものであり、第1スイッチ手段は、
操作部材6の変位を阻止する状態から変位を許容する状
態に切り換えるものから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料と放電電極と
の間でアーク放電やスパーク放電を行わせて得られた発
光を分光分析する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】試料と放電電極との間でアーク放電やス
パーク放電を行わせて得られた発光を分光分析する装置
においては、不用意に発光作動させてしまうことのない
ようにすることが望ましく、そのため、従来から、発光
箇所に開閉可能なガードを設置して、このガードを閉じ
ないと発光作動できないようにしたものがある。また、
試料が正しく存在している場合にのみ発光作動できるよ
う電気回路上で放電作動を牽制するようにしたものも提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉可
能なガードを設置する前者の形態は、装置が大がかりで
高価なものになりがちであり、大型の発光分光分析装置
以外には適用しがたく、汎用性に欠ける欠点がある。ま
た、電気回路上で放電作動の牽制を行う後者の形態は、
簡単な試料存否センサを導入して牽制回路を構成すれば
よいので、小型に装置にも適用しやすく、汎用性にも優
れているのであるが、牽制回路自体の信頼性の面を考慮
すると必ずしも十分な対策とは言いがたく、改良の余地
がある。
【0004】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、構成簡単かつ安価に実施できるもの
でありながら、不用意な放電作動を確実に牽制すること
ができる発光分光分析装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発光分光分
析装置は、試料と放電電極との間での放電開始を制御す
るスイッチを、第1スイッチ手段と、第1スイッチ手段
の操作結果を受けて操作される第2スイッチ手段との2
つのスイッチ手段とを含んで構成し、前記第2スイッチ
手段は、操作部材の機械的な変位操作によりスイッチを
操作するものであり、前記第1スイッチ手段は、前記操
作部材の変位を阻止する状態から変位を許容する状態に
切り換えるものであることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によると、常態の操作部材は第1スイ
ッチ手段により、スイッチ操作ができないロック状態に
保持されており、不用意にスイッチが操作されることは
ない。そして、放電開始を行うには、先ず、第1スイッ
チ手段を実行して操作部材の変位を許容する状態に切り
換え、その後、第2スイッチ手段により操作部材を変位
させてスイッチを操作する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る発光分光分
析装置の一例の全体側面図が、また、図2にはその要部
の縦断側面図が、図3にはその要部の横断平面図が、図
4にはその要部の一部切欠縦断背面図がそれぞれ示され
ている。
【0008】この例の発光分光分析装置は、ヘッド部1
とグリップ部2とを備えた手持ちガン形状のポータブル
型に構成されている。前記ヘッド部1には、棒状の放電
電極3、これをヘッド前端(図では左端)の開口から駆
動出退させる電極駆動機構、ヘッド前端にセットした試
料Sと放電電極3との間のアーク放電によって発生した
アーク光を分光分析機構に導く光路、などが組み込まれ
るとともに、グリップ部2には、電極駆動機構の起動お
よび放電開始を司る起動用のスイッチ4が内装され、か
つ、グリップ部2の上端前部には前記スイッチ4に対す
るスイッチ操作部Aが設けられている。
【0009】このスイッチ操作部Aには、図2に示すよ
うに、取り付け台5を介してブリップ内に固定されたス
イッチ4のボタン4aを押圧操作する操作部材6と、こ
の操作部材6の押し込み変位を牽制するロック機構7が
備えられている。
【0010】操作部材6は、引き金状に形成されてグリ
ップ部2の前面に設けた開口8から突出されており、操
作部材6の背面から突設した上下一対のガイド軸9が、
スイッチ取り付け台5に前後スライド可能に挿入支持さ
れるとともに、両ガイド軸9に外嵌したバネ10によっ
て、操作部材6が前方に突出付勢されている。
【0011】ロック機構7には、操作部材5とグリップ
部左右側壁のボス部2aに亘って貫通した軸状の操作ボ
タン11が備えられている。この操作ボタン11の左右
中央には大径部11aが備えられるとともに、その左右
両側に、該操作ボタン11をそれぞれ内方にスライド付
勢する一対のバネ12が外嵌装着されており、操作ボタ
ン11に外力が加えられない通常では、操作ボタン11
は中立位置に弾性保持され、その左右両端が左右ボス部
2aから同量づつ突出している。
【0012】また、操作部材6には、前記大径部11a
を嵌入可能な大径孔13aと、操作ボタン11の軸部を
嵌入可能な小径孔13bとを連通してなるダルマ状孔1
3が貫通形成されるとともに、このダルマ状孔13の左
右両側には操作ボタン11の大径部11aより径の大き
い逃がし穴14が凹入形成されている。
【0013】上記構成のスイッチ操作部Aは、スイッチ
4をオン操作するのに、ロック機構7を解除操作する第
1スイッチ行程と操作部材6を押し込み操作する第2ス
イッチ行程の2段スイッチ行程を必要とする。
【0014】図2ないし図4に示すスイッチオフ状態で
は、ロック機構7はロック状態にあり、操作ボタン11
の大径部11aが、前方突出姿勢にある操作部材6の大
径孔13aに嵌入して、操作部材6の押し込み変位を阻
止している。
【0015】スイッチ4をオン操作して放電作動を開始
させるには、先ず、図5に示すように、グリップ部2を
握った手の親指で操作ボタン11の一端(右利きならば
左端、左利きならば右端)を操作して操作ボタン11を
バネ12に抗して押し込み移動させる。これによって、
操作ボタン11の大径部11aは操作部材5の大径孔1
3aから外れて一方の逃がし穴14に移行し、操作ボタ
ン11の軸部が操作部材6の小径孔13bに臨む状態と
なる。この第1スイッチ行程で、ロックが解除された状
態となり、ここで、操作部材6を人指し指などで引き込
み操作し、バネ10に抗して押し込み変位させること
で、図6および図7に示すように、操作部材6の背面で
スイッチ4のボタン4aを押圧操作することができる。
【0016】なお、本発明は以下のような形態に変形し
て実施することもできる。
【0017】(1)前記ロック機構7の操作ボタン11
をグリップ部2の背面上部に設けて、利き手に関係なく
親指でロック解除操作するように構成することもでき
る。
【0018】(2)本発明は、ポータブル型のものに限
らず、据え置き型の発光分光分析装置に適用することも
できる。この場合、スイッチ4の操作部材6とロック機
構7の操作ボタン11を片手で操作できるよう並設して
もよいが、操作部材6と操作ボタン11を離して設置し
て、それぞれを別の手で操作するようにすれば一層確実
な牽制が行えるものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、第1スイッチ手段と第2スイッチ手段との2
行程のスイッチ操作を行って初めて放電開始制御を行う
ことができるようにしたので、操作部材だけを操作しよ
うとしても放電開始制御が行われることはなく、不用意
な放電開始が行われることを確実に牽制阻止することが
できるようになった。しかも、本発明によれば、操作部
材を機械的に牽制する構成を採用したので、構造簡単か
つ安価に製作でき、大型の装置のみならず、特に小型の
装置にも容易に適用できる。また、機械的な牽制である
ために、信頼性および耐久性にも優れたものとなった。
【0020】特に、本発明を、実施形態に例示したよう
に、ガンタイプのポータブル型に構成し、第1スイッチ
手段を、グリップ部を握った手の親指で左右いずれの方
向からでも操作できるボタン操作で実行するよう構成す
ると、右利きおよび左利きのオペレータでも勝手よく取
り扱うことができて便利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光分光分析装置の一例を示す全
体側面図である。
【図2】スイッチ操作部のスイッチオフ状態を示す縦断
側面図である。
【図3】スイッチ操作部のスイッチオフ状態を示す横断
平面図である。
【図4】スイッチ操作部のスイッチオフ状態を示す一部
切欠縦断背面図である。
【図5】第1スイッチ行程(ロック解除)を実行したス
イッチ操作部の横断平面図である。
【図6】スイッチ操作部のスイッチオン状態を示す縦断
側面図である。
【図7】スイッチ操作部のスイッチオン状態を示す横断
平面図である。
【符号の説明】
3 放電電極 4 スイッチ 6 操作部材 A 試料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料と放電電極との間での放電開始を制
    御するスイッチを、第1スイッチ手段と、第1スイッチ
    手段の操作結果を受けて操作される第2スイッチ手段と
    の2つのスイッチ手段とを含んで構成し、 前記第2スイッチ手段は、操作部材の機械的な変位操作
    によりスイッチを操作するものであり、前記第1スイッ
    チ手段は、前記操作部材の変位を阻止する状態から変位
    を許容する状態に切り換えるものであることを特徴とす
    る発光分光分析装置。
JP9276885A 1997-10-09 1997-10-09 発光分光分析装置 Pending JPH11118718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276885A JPH11118718A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 発光分光分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276885A JPH11118718A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 発光分光分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11118718A true JPH11118718A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17575761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9276885A Pending JPH11118718A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 発光分光分析装置

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