JPH11118000A - 変速歯車装置 - Google Patents

変速歯車装置

Info

Publication number
JPH11118000A
JPH11118000A JP28356397A JP28356397A JPH11118000A JP H11118000 A JPH11118000 A JP H11118000A JP 28356397 A JP28356397 A JP 28356397A JP 28356397 A JP28356397 A JP 28356397A JP H11118000 A JPH11118000 A JP H11118000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
input
output
main shaft
backlash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28356397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Honda
豊 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP28356397A priority Critical patent/JPH11118000A/ja
Publication of JPH11118000A publication Critical patent/JPH11118000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来よりも小型化が可能な変速歯車装置を提供
する。 【解決手段】入力歯車3と噛合する第1歯車4と、主軸
7により第1歯車4と一体回転可能であり、出力歯車9
と噛合する第2歯車8と、入力歯車3と噛合する第3歯
車15と、ねじれ応力を有する副軸12により第3歯車
15と一体回転可能であり、出力歯車9と噛合する第4
歯車16と、を有する。主軸7が副軸12を同軸に内包
している。副軸12はそのねじれ応力により入力歯車3
と第1歯車4とのバックラッシ及び第2歯車8と出力歯
車9とのバックラッシを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット等に用い
て好適な減速歯車装置等の変速歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットには、図3に示す減速歯
車装置が一般に用いられている。この減速歯車装置で
は、図示しないハウジング内において、モータ等の伝動
部90の駆動軸91により回転駆動される入力歯車92
に第1歯車93が噛合されており、第1歯車93には同
軸の主軸94により第2歯車95が一体回転可能に設け
られ、第2歯車95はアーム等が固定される出力歯車9
6と噛合されている。
【0003】また、入力歯車92には第3歯車81が噛
合されており、第3歯車81には同軸の副軸82により
第4歯車83が一体回転可能に設けられ、第4歯車83
は出力歯車96と噛合されている。ここで、副軸82に
は、減速歯車装置の組み付け時において、ねじれ応力が
付与されている。このため、この減速歯車装置では、副
軸82のねじり応力により、第3歯車81の歯形側面が
常に回転方向の一方側で入力歯車92の歯形側面と当接
する一方、第4歯車83の歯形側面が常に回転方向の他
方側で出力歯車96の歯形側面と当接することから、入
力歯車92と第1歯車93とのバックラッシ及び第2歯
車95と出力歯車956のバックラッシを解消するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記減速歯車
装置等の従来の変速歯車装置では、入力歯車及び出力歯
車の周囲で主軸及び副軸を別々に軸支していることか
ら、大型化が免れない。このため、ロボット等にかかる
変速歯車装置を用いると、ロボット等の大型化をも招来
してしまう。
【0005】本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされ
たものであって、従来よりも小型化が可能な変速歯車装
置を提供することを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の変速歯車装置
は、入力歯車と噛合する第1歯車と、主軸により該第1
歯車と一体回転可能であり、出力歯車と噛合する第2歯
車と、該入力歯車と噛合する第3歯車と、ねじれ応力を
有する副軸により該第3歯車と一体回転可能であり、該
出力歯車と噛合する第4歯車と、を有し、該副軸が該ね
じれ応力により該入力歯車と該第1歯車とのバックラッ
シ及び該第2歯車と該出力歯車とのバックラッシを解消
してなる変速歯車装置において、前記主軸と前記副軸と
は一方が他方を同軸に内包していることを特徴とする。
【0007】本発明の変速歯車装置では、主軸が副軸を
同軸に内包するか、副軸が主軸を同軸に内包しているた
め、入力歯車及び出力歯車の周囲において主軸及び副軸
を一体に軸支することとなる。このため、この変速歯車
装置は小型化が可能であり、ロボット等にかかる変速歯
車装置を用いれば、ロボット等の小型化をも実現可能で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照しつつ説明する。実施形態の減速歯車装
置では、図1及び図2に示すように、図示しないハウジ
ング内において、モータ等の伝動部1の駆動軸2により
回転駆動される入力歯車3に第1歯車4が噛合されてい
る。第1歯車4には軸受5、6(図2にのみ図示)によ
り支承された主軸7の一端が図示しないキーにより同軸
に固定されており、主軸7の他端には第2歯車8が同軸
に形成されている。第2歯車8はアーム等が固定される
出力歯車9と噛合されている。
【0009】図3に示すように、主軸7は管状に形成さ
れており、主軸7の内部には軸受10、11を介して回
動可能に副軸12が同軸に内包されている。副軸12の
一端にはボルト14が取り付けられ、さらにフリクショ
ン継手13を介して第3歯車15が同軸に固定されてお
り、第3歯車15は第1歯車4の一端側に重なった状態
で入力歯車3と噛合している。また、副軸12の他端に
は第4歯車16が同軸に一体形成され、第4歯車16は
第2歯車8の他端側に重なった状態で出力歯車9と噛合
している。ここで、減速歯車装置の組み付け時におい
て、ボルト14を締め付けることにより副軸12にねじ
れ応力を付与し、ねじれ応力を付与した状態にてフリク
ション継手13の拡径により副軸12の一端に第3歯車
15を固定している。
【0010】この減速歯車装置では、副軸12のねじり
応力により、第3歯車15の歯形側面が常に回転方向の
一方側で入力歯車3の歯形側面と当接する一方、第4歯
車16の歯形側面が常に回転方向の他方側で出力歯車9
の歯形側面と当接することから、入力歯車3と第1歯車
4とのバックラッシ及び第2歯車8と出力歯車9とのバ
ックラッシを解消するようになっている。
【0011】また、この減速歯車装置では、主軸7が副
軸12を同軸に内包しているため、入力歯車3及び出力
歯車9の周囲において主軸7及び副軸12を一体に軸支
することとなる。したがって、この減速歯車装置は従来
よりも小型化され、ロボットにかかる減速歯車装置を用
いたところ、ロボットの小型化をも実現することができ
た。
【0012】また、この減速歯車装置では、管状の主軸
7を採用しているため、軽量化も実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の減速歯車装置の模式斜視図である。
【図2】実施形態の減速歯車装置の断面図である。
【図3】従来の減速歯車装置の模式斜視図である。
【符号の説明】
3…入力歯車 4…第1歯車 7…主軸 9…出力歯車 8…第2歯車 15…第3歯車 12…副軸 16…第4歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力歯車と噛合する第1歯車と、主軸によ
    り該第1歯車と一体回転可能であり、出力歯車と噛合す
    る第2歯車と、該入力歯車と噛合する第3歯車と、ねじ
    れ応力を有する副軸により該第3歯車と一体回転可能で
    あり、該出力歯車と噛合する第4歯車と、を有し、該副
    軸が該ねじれ応力により該入力歯車と該第1歯車とのバ
    ックラッシ及び該第2歯車と該出力歯車とのバックラッ
    シを解消してなる変速歯車装置において、 前記主軸と前記副軸とは一方が他方を同軸に内包してい
    ることを特徴とする変速歯車装置。
JP28356397A 1997-10-16 1997-10-16 変速歯車装置 Pending JPH11118000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28356397A JPH11118000A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 変速歯車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28356397A JPH11118000A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 変速歯車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11118000A true JPH11118000A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17667159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28356397A Pending JPH11118000A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 変速歯車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11118000A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082205A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 トヨタ自動車株式会社 動力伝達機構
JP2021134861A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社デンソー バックラッシ除去装置、バックラッシ除去方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082205A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 トヨタ自動車株式会社 動力伝達機構
JP2021134861A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社デンソー バックラッシ除去装置、バックラッシ除去方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62287991A (ja) 産業用ロボツトの手首駆動機構
JP2002235832A (ja) 減速機付き差動装置
JPH07208546A (ja) 捩り振動低減装置
JPH11118000A (ja) 変速歯車装置
JP3950695B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH05262243A (ja) 電動式動力舵取装置
JP2007139038A (ja) ギヤ減速装置及び車両用ドア開閉装置
JP3935371B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPS61197842A (ja) 差動歯車機構
JP2007050752A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3269275B2 (ja) 歯車伝動装置
JPH06103059B2 (ja) 差動遊星歯車装置
JPH10138236A (ja) 二軸押出機の駆動装置
JPH1078111A (ja) 動力伝達装置
JPH07229551A (ja) ノーバックラッシギア
JP2004108468A (ja) 手動変速機のシフト機構
JPH0349715B2 (ja)
JP2008183934A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2007145067A (ja) 回転軸の連結構造及び伝達比可変装置
JPH0518759B2 (ja)
JP2000283266A (ja) バックラッシュ除去機構付歯車変速装置
JPH06294450A (ja) 遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置
JPH07167226A (ja) 減速装置
JPH05272604A (ja) 歯車装置における動力伝達軸構造
JPH10306866A (ja) 手動操作機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060801