JPH11117860A - 振動式圧縮機 - Google Patents

振動式圧縮機

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JPH11117860A
JPH11117860A JP28173297A JP28173297A JPH11117860A JP H11117860 A JPH11117860 A JP H11117860A JP 28173297 A JP28173297 A JP 28173297A JP 28173297 A JP28173297 A JP 28173297A JP H11117860 A JPH11117860 A JP H11117860A
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JP
Japan
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slit
arms
flat plate
elastic body
stacked
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Withdrawn
Application number
JP28173297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kobayashi
正則 小林
Ichiro Morita
一郎 森田
Ko Inagaki
耕 稲垣
Makoto Katayama
誠 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Priority to US09/170,044 priority patent/US6056519A/en
Priority to ES98308366T priority patent/ES2189098T3/es
Priority to TW087117079A priority patent/TW419567B/zh
Priority to SG9804198A priority patent/SG107550A1/en
Priority to EP98308366A priority patent/EP0909895B1/en
Priority to DE69810233T priority patent/DE69810233T2/de
Priority to CN98123408A priority patent/CN1081745C/zh
Priority to KR1019980043178A priority patent/KR100278596B1/ko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒サイクル等に使用する振動式圧縮機にお
いて、弾性体の積み重ねた平板間に隙間を保持するため
の部材を追加することなく隣接するアームの接触を回避
し、アーム間の摺動により生じる摩耗や摺動損失を防止
すると共に、可動要素の重量増大に起因する冷凍能力の
低下の防止を図る。 【解決手段】 スリット20aの幅がアーム21aの幅
より広い平板19をアーム21aとスリット20aが交
互に面する様に積み重ねた弾性体18を備えることで、
平板19間に隙間を保持するための部材を追加すること
なくアーム21a間の摺動により生じる摩耗や摺動損失
を防止できると共に、可動要素9の重量増大に起因する
冷凍能力の低下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクル等に
使用する振動式圧縮機の弾性体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動式圧縮機としては特開平04
−347460号公報や特開平05−288419号公
報に記載されているものが知られている。以下図面を参
照しながら上記従来の振動式圧縮機について説明する。
【0003】従来の構成を図9、図10に示す。図9、
図10において、1は密閉ケーシング、2は本体であ
る。本体2は、モーター3,シリンダ4,ピストン5,
ブロック6,シリンダヘッド7,弾性体8とから構成さ
れており、サスペンションスプリング(図示せず)によ
り、密閉ケーシング1内に弾性支持されている。
【0004】また、モーター3は、純鉄で形成された固
定子3aとコイルで形成された可動子3bとから構成さ
れており、固定子3aには永久磁石3cが固定されてい
る。可動子3bはピストン5に連結されている。
【0005】9はピストン5,モーター3の可動子3
b,可動子連結部材10,可動クランプ11などから構
成される可動要素であり、12はシリンダ4,モーター
3の固定子3a,ブロック6,固定クランプ13などか
ら構成される固定要素である。
【0006】弾性体8は、積み重ねた複数の平板に渦状
のスリット14を設けることでアーム8a,8b,8c
が形成されており、内周部8dが複数の可動クランプ1
1に挟まれる様に固定され、外周部8eが複数の固定ク
ランプ13に挟まれる様に固定されており、シリンダ4
内に嵌められたピストン5を軸方向に摺動可能なように
支持している。
【0007】16は圧縮室であり、シリンダ4,ピスト
ン5により形成されている。次に振動式圧縮機の機構に
ついて説明する。交流電源等によりモーター3の可動子
3b(コイル)に通電すると、この通電により永久磁石
3cにより発生する磁界との作用により、可動子3b
(コイル)に軸方向の運動する力が発生する。その力に
より、可動子連結部材10を介して可動子3bと連結さ
れたピストン5は、弾性体8を変形させてその反発力を
利用して共振しながら軸方向に往復運動を繰り返す。
【0008】冷却システム(図示せず)からの冷媒ガス
は、吸入管(図示せず)を介してシリンダヘッド7の低
圧室7aに導かれ、シリンダ4内の圧縮室16に至る。
圧縮室16に至った冷媒ガスは、上述したピストン5の
往復運動により圧縮される。
【0009】圧縮された冷媒ガスは、シリンダヘッド7
内に配設された吐出弁(図示せず)を介して一旦シリン
ダヘッド7内の高圧室7bに吐出された後、吐出管(図
示せず)を介して冷却システムに吐出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ピストンが軸方向に変位した際に、弾性体
8のたわんだアームの接触回避のために、平板間に隙間
を保持して固定するための可動クランプ11や固定クラ
ンプ13を挿入する。このとき、追加したクランプ分の
積み重ね厚さが増大して大型化すると共に重量も増大す
る。特に可動クランプ11の追加は、可動要素12の重
量を増大させて共振周波数が低下するため振動式圧縮機
の冷凍能力も低下するという欠点があった。
【0011】また、ピストン5が往復運動して弾性体8
のアーム8a,8b,8cがたわみを繰り返す際、アー
ム8a,8b,8cの両端でアーム8a,8b,8cの
たわみ反力を支持すると共に、アーム8a,8b,8c
の一端が微少に周方向に回転するため、曲げとねじりの
複合した応力が作用し、アーム8a,8b,8cの両端
の固定部の一部に応力が集中し、長時間運転するとこの
部分から疲労破壊が生じる可能性があるとの欠点があっ
た。
【0012】また、上記従来の構成では、弾性体8のバ
ネ定数は平板1枚あたりのバネ定数の整数倍であり、バ
ネ定数を精密に設定しての共振特性の調整が難しかっ
た。
【0013】本発明は従来の課題を解決するもので、弾
性体の積み重ねた平板間に隙間を保持するための部材を
追加することなく隣接するアームの接触を回避でき、ア
ーム間の摺動により生じる摩耗や摺動損失を防止できる
と共に、可動要素の重量増大に起因する冷凍能力の低下
を防止できる振動式圧縮機を提供することを目的とす
る。
【0014】本発明の他の目的は、ピストンが往復運動
して弾性体のアームがたわみを繰り返す際に、スリット
の両端の固定部の一部に応力が極端に集中し難くするこ
とにより、応力集中による疲労破壊の発生を防ぎ、信頼
性の高い振動式圧縮機を提供することである。
【0015】また、本発明の他の目的は、弾性体のアー
ムがたわみを繰り返す際に、スリットの両端の固定部の
一部に生じる応力集中を回避して信頼性を向上できると
共に、さらに弾性体のストロークを大きくすることで冷
凍能力を増大できる振動式圧縮機を提供することであ
る。
【0016】また、本発明の他の目的は、一定の板厚の
平板を単純に積み重ねた弾性体より、同じアーム形状,
アームの板厚,バネ定数でも弾性体の積厚を薄くできる
積み重ね方にすることで弾性体を小型軽量化して可動要
素の重量を低減し、振動式圧縮機の共振周波数を高めて
冷凍能力をさらに増大することである。
【0017】また、本発明の他の目的は、弾性体を形成
する平板のアーム形状,アームの板厚を変えて積み重ね
ることでバネ定数を精密に設定できると共に、平板の組
み合わせ方を選択することで弾性体の変位と荷重の関係
を任意に設定でき、ばね定数特性及び、振動式圧縮機の
共振特性を精密に設定できるようにすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、密閉ケーシングと、密閉ケーシング内に収納
されたシリンダと、シリンダ内に嵌められたピストン
と、可動子,固定子からなるモータと、ピストン,可動
子などから構成された可動要素と、シリンダ,固定子な
どから構成された固定要素と、少なくとも1本の渦状の
スリットにより形成されるアームを有しかつスリットの
幅がアーム幅より広い複数の平板と、平板を平板に設け
られたスリットと隣接する平板のアームが交互に面する
ように積み重ね、一部を可動要素に固定し一部を固定要
素に固定した弾性体を備えたものである。
【0019】これにより、ピストンが軸方向に変位した
際においても、弾性体の積み重ねた平板間に隙間を保持
するための部材を追加することなく隣接するアームの接
触を回避でき、アーム間の摺動により生じる摩耗や摺動
損失を防止できると共に、可動要素の重量増大に起因す
る冷凍能力低下を防止できる。
【0020】また、本発明は、平板に設けられた少なく
とも1本の渦状のスリットの少なくとも一方のスリット
端が、渦状のスリットを形成する曲線の法線に略一致す
る形状となっている振動式圧縮機をである。
【0021】これにより、ピストンが往復運動して弾性
体のアームがたわみを繰り返す際に、スリットの両端の
固定部の一部に応力が極端に集中し難くすることによ
り、応力集中による疲労破壊の発生を防ぎ、信頼性の高
い振動式圧縮機を提供することができる。
【0022】また、本発明は、少なくとも一方のスリッ
ト端から渦状のスリットを形成する曲線上にスリットよ
り幅の狭い第2のスリットを有する振動式圧縮機であ
る。
【0023】これにより、弾性体のアームがたわみを繰
り返す際に、スリットの両端の固定部の一部に生じる応
力集中を回避して信頼性を向上できると共に、さらに弾
性体のストロークを大きくすることで冷凍能力を増大で
きる。
【0024】また、本発明は、スリット端近傍に凹み部
を有する複数の平板と、平板に設けられたスリット端近
傍の凹み部と隣接する平板の前記アームが交互に面する
ように積み重ねたことを特徴とする振動式圧縮機であ
る。
【0025】これにより、一定の板厚の平板を単純に積
み重ねた弾性体より、同じアーム形状,アームの板厚,
バネ定数でも弾性体の積厚を薄くできる積み重ね方にす
ることで弾性体を小型軽量化して可動要素の重量を低減
し、振動式圧縮機の共振周波数を高めて冷凍能力をさら
に増大することができる。
【0026】また、本発明は、積み重ねられた隣接する
平板のアームの形状が異なる振動式圧縮機である。
【0027】これにより、弾性体を形成する平板のアー
ム形状,アームの板厚を変えて積み重ねることでバネ定
数を精密に設定できると共に、平板の組み合わせ方を選
択することで弾性体の変位と荷重の関係を任意に設定で
き、ばね定数特性及び、振動式圧縮機の共振特性を精密
に設定できる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉ケーシングと、密閉ケーシング内に収納された
シリンダと、シリンダ内に嵌められたピストンと、可動
子,固定子からなるモータと、ピストン,可動子などか
ら構成された可動要素と、シリンダ,固定子などから構
成された固定要素と、少なくとも1本の渦状のスリット
により形成されるアームを有しかつスリットの幅がアー
ム幅より広い複数の平板と、平板を平板に設けられたス
リットと隣接する平板のアームが交互に面するように積
み重ね、一部を可動要素に固定し一部を固定要素に固定
した弾性体とからなり、ピストンが軸方向に変位した際
においても、積み重ねられた平板のスリット端が隣接す
るアームの両端を押さえて固定すると共に、積み重ねた
アーム間に隙間を保持できるため、弾性体の積み重ねた
平板間に隙間を保持するための部材を追加することなく
隣接するアームの接触を回避でき、アーム間の摺動によ
り生じる摩耗や摺動損失を防止できると共に、可動要素
の重量増大に起因する冷凍能力低下を防止できるという
作用を有する。
【0029】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、さらに、平板に設けられた少なくとも
1本の渦状のスリットの少なくとも一方のスリット端
が、渦状のスリットを形成する曲線の法線に略一致する
形状となっているものであり、ピストンが往復運動して
弾性体のアームがたわみを繰り返す際に、各アームの両
端が隣接する平板のスリット端にて渦状曲線の法線近傍
で押さえられるため、スリット端全体に分散した曲げを
主体とした応力分布となり、最大応力が低下するため、
応力集中による疲労破壊の発生を防ぎ、信頼性の高い振
動式圧縮機を提供することができるという作用を有す
る。
【0030】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、さらに、少なくとも一方のスリット端か
ら渦状のスリットを形成する曲線上に前記スリットより
幅の狭い第2のスリットを有するものであり、弾性体の
アームがたわみを繰り返す際に、各アームの両端が隣接
する平板のスリット端にて渦状曲線の法線近傍で押さえ
られるため、スリット端全体に分散した曲げを主体とし
た応力分布となり、最大応力が低下するため、応力集中
による疲労破壊の発生を防ぐことができると共に、第2
のスリットを有することでアーム長さが増加するため弾
性体のストロークを大きくすることが可能となり冷凍能
力を増大できるとの作用を有する。
【0031】請求項4に記載の発明は、スリット端近傍
に凹み部を有する複数の平板と、平板に設けられたスリ
ット端近傍の凹み部と隣接する平板の前記アームが交互
に面するように積み重ねたことを特徴とする弾性体とか
らなり、弾性体の隣接するアーム間の隙間が、平板に設
けられた凹み部の凹みの深さ分小さくなるため、一定の
板厚の平板を単純に積み重ねた弾性体より、同じアーム
形状,アームの板厚,バネ定数でも弾性体の積厚を薄く
できる積み重ね方にすることで弾性体を小型軽量化して
可動要素の重量を低減し、振動式圧縮機の共振周波数を
高めて冷凍能力をさらに増大することができるという作
用を有する。
【0032】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、さらに、積み重ねられた隣接する平板の
アームの形状が異なるものであり、弾性体を形成する平
板のアーム形状,アームの板厚を変えて積み重ねること
でバネ定数を精密に設定できると共に、平板の組み合わ
せ方を選択することで弾性体の変位と荷重の関係を任意
に設定でき、ばね定数特性及び、振動式圧縮機の共振特
性を精密に設定できるという作用を有する。
【0033】
【実施例】以下、本発明による振動式圧縮機の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同
一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0034】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る振動式圧縮機の縦断面図である。図2は図1のB−B
線断面図である。図3は同実施例の平板の平面図であ
る。
【0035】図1,図2,図3において、18は弾性体
であり、円形の平板19が、ピストン5の軸を中心とし
て積み重ねられ、その中心部18aが可動要素9に固定
され、外周部18bが固定要素12に固定されている。
平板19は、渦状のスリット20a,20b,20c,
20dを設けることによって垂直方向にたわむことので
きるアーム21a,21b,21c,21dを有する。
【0036】スリット20a,20b,20c,20d
はそれぞれ、アーム21a,21b,21c,21dの
内周側側面22a,22b,22c,22dと外周側側
面23a,23b,23c,23dと内周側端面24
a,24b,24c,24dと外周側端面25a,25
b,25c,25dとから形成され、そのスリット幅
(スリット20a,20b,20c,20dの内周側側
面22a,22b,22c,22dと外周側側面23
a,23b,23c,23d間の距離)はアーム幅(ア
ーム21a,21b,21c,21dの内周側側面22
a,22b,22c,22dと外周側側面23a,23
b,23c,23d間の距離)より広くなっている。
【0037】また平板19は、隣接する平板19の中心
角を45°回転して積み重ねることにより、アーム21
a,21b,21c,21dの両端は、隣接するスリッ
ト20a,20b,20c,20dの内周側端面24
a,24b,24c,24dと外周側端面25a,25
b,25c,25dとで押さえられて固定される。
【0038】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。尚、本実施例に示した
振動式圧縮機の圧縮動作原理は図9の従来の振動式圧縮
機と同様であるため省略し、ここでは弾性体の動作につ
いて説明する。
【0039】ピストン5の往復運動に伴って弾性体18
のアーム21a,21b,21c,21dは軸方向に変
位する。この時、アーム21a,21b,21c,21
dの両端は、内周部18aが隣接する平板19の内周側
端面24a,24b,24c,24dで押さえられて固
定され、外周部18bが外周側端面25a,25b,2
5c,25dで押さえられて固定されているため、積み
重ねたアーム21a,21b,21c,21d間に変位
量にかかわらず常に板厚分の隙間を保持できる。
【0040】従って、積み重ねられた平板19間に隙間
を保持するための部材を追加することなく隣接するアー
ムの接触を回避できるため、アーム21a,21b,2
1c,21d間の摺動により生じる摩耗や摺動損失を防
止できると共に、可動要素9の重量増大に起因する冷凍
能力の低下を防止できる。
【0041】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
密閉ケーシング1と、密閉ケーシング1内に収納された
シリンダ4と、シリンダ4内に嵌められたピストン5
と、可動子3b,固定子3aからなるモータ3と、ピス
トン5,可動子3bなどから構成された可動要素9と、
シリンダ4,固定子3aなどから構成された固定要素1
2と、少なくとも1本の渦状のスリット20a,20
b,20c,20dにより形成されるアーム21a,2
1b,21c,21dを有しかつスリット20a,20
b,20c,20dの幅がアーム21a,21b,21
c,21dの幅より広い複数の平板19と、平板19に
設けられたスリット20a,20b,20c,20dと
隣接する平板19のアーム21a,21b,21c,2
1dが交互に面するように積み重ね、一部を可動要素9
に固定し一部を固定要素12に固定した弾性体18とか
ら構成されているので、積み重ねられた平板19間に隙
間を保持するための部材を追加することなく隣接するア
ーム21a,21b,21c,21dの接触を回避でき
るため、アーム21a,21b,21c,21d間の摺
動により生じる摩耗や摺動損失を防止できると共に、可
動要素9の重量増大に起因する冷凍能力の低下を防止で
きる。
【0042】尚、本実施例においては、平板19に4本
のアーム21a,21b,21c,21dを設けている
が、少なくとも1本以上であればよい。
【0043】また、本実施例においては、モーター3は
永久磁石3c、コイルを用いた可動子3bで構成されて
いるが、往復運動を行うモーター構成であれば他の構成
のモーターであっても同様に実施可能である。
【0044】(実施例2)図4は本発明の実施例2によ
る振動式圧縮機の平板の平面図である。
【0045】図4において、26は平板であり、渦状の
スリット27a,27b,27c,27dを設けること
によって垂直方向にたわむことのできるアーム28a,
28b,28c,28dを有する。
【0046】スリット27a,27b,27c,27d
はそれぞれ、アーム28a,28b,28c,28dの
内周側側面29a,29b,29c,29dと外周側側
面30a,30b,30c,30dと内周側端面31
a,31b,31c,31dと外周側端面32a,32
b,32c,32dとから形成され、その内周側端面3
1a,31b,31c,31d及び外周側端面32a,
32b,32c,32dはスリット27a,27b,2
7c,27dの渦状曲線の法線に略一致する形状となっ
ている。
【0047】本実施例は、実施例1による振動式圧縮機
に、さらに、内周側端面31a,31b,31c,31
dと外周側端面32a,32b,32c,32dを渦状
曲線の法線に略一致する形状としたものである。
【0048】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。ピストン5が往復運動
して平板26のアーム28a,28b,28c,28d
がたわみを繰り返す際に、各アーム28a,28b,2
8c,28dの両端が隣接する平板26の内周側端面3
1a,31b,31c,31dと外周側端面32a,3
2b,32c,32dにて渦状曲線の法線近傍で押さえ
られる。
【0049】そのため、応力は、内周側端面31a,3
1b,31c,31d及び外周側端面32a,32b,
32c,32d全体に分散した曲げを主体とした分布と
なり、最大応力が低下する。
【0050】従って、積み重ねられた平板26間に隙間
を保持するための部材を追加することなく隣接するアー
ム28a,28b,28c,28dの接触を回避できる
ため、アーム28a,28b,28c,28d間の摺動
により生じる摩耗や摺動損失を防止できると共に、可動
要素9の重量増大に起因する冷凍能力の低下を防止で
き、さらに、応力集中による疲労破壊の発生を防ぎ、信
頼性の高い振動式圧縮機を提供することができるという
作用を有する。
【0051】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
平板26に設けられた少なくとも1本の渦状のスリット
27a,27b,27c,27dの少なくとも一方のス
リット端が、渦状のスリット27a,27b,27c,
27dを形成する曲線の法線に略一致する形状となって
いるものであり、積み重ねられた平板26間に隙間を保
持するための部材を追加することなく隣接するアーム2
8a,28b,28c,28dの接触を回避できるた
め、アーム28a,28b,28c,28d間の摺動に
より生じる摩耗や摺動損失を防止できると共に、可動要
素9の重量増大に起因する冷凍能力の低下を防止でき、
さらに、応力集中による疲労破壊の発生を防ぎ、信頼性
の高い振動式圧縮機を提供することができる。
【0052】(実施例3)図5は本発明の実施例3によ
る振動式圧縮機の平板の平面図である。
【0053】図5において、33は平板であり、外周側
端面34a,34b,34c,34dから渦状のスリッ
ト35a,35b,35c,35dを形成する曲線上に
スリット35a,35b,35c,35dより幅の狭い
外側スリット36a,36b,36c,36dを有して
いる。37a,37b,37c,37dは内側スリット
であり、内周側端面38a,38b,38c,38dか
ら渦状のスリット35a,35b,35c,35dの曲
線上に形成され、スリット幅はスリット35a,35
b,35c,35dより狭くなっている。
【0054】本実施例は、実施例2による振動式圧縮機
に、さらに、外側スリット36a,36b,36c,3
6dと内側スリット37a,37b,37c,37dを
設けたものである。
【0055】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。ピストン5が往復運動
して平板33のアーム39a,39b,39c,39d
がたわみを繰り返す際に、各アーム39a,39b,3
9c,39d両端が隣接する平板33の内周側端面38
a,38b,38c,38dと外周側端面34a,34
b,34c,34dにて渦状曲線の法線近傍で押さえら
れると共に、外側スリット36a,36b,36c,3
6d及び内側スリット37a,37b,37c,37d
を設けることにより、アーム39a,39b,39c,
39dがたわむことができるアーム長さが伸びる。従っ
て、弾性体のアーム39a,39b,39c,39dが
たわみを繰り返す際に、各アーム39a,39b,39
c,39dの両端が隣接する平板33の外周側端面34
a,34b,34c,34d及び内周側端面38a,3
8b,38c,38dにて渦状曲線の法線近傍で押さえ
られるため、スリット端全体に分散した曲げを主体とし
た応力分布となり、最大応力が低下するため、応力集中
による疲労破壊の発生を防ぐことができると共に、外側
スリット36a,36b,36c,36d及び内側スリ
ット37a,37b,37c,37d有することでアー
ム長さが増加するため弾性体のストロークを大きくする
ことが可能となり冷凍能力を増大できる。
【0056】以上のように、本実施例の振動式圧縮機
は、少なくとも一方のスリット端から渦状のスリットを
形成する曲線上に前記スリットより幅の狭い第2のスリ
ットを有するものであり、弾性体のアームがたわみを繰
り返す際に、各アームの両端が隣接する平板のスリット
端にて渦状曲線の法線近傍で押さえられるため、スリッ
ト端全体に分散した曲げを主体とした応力分布となり、
最大応力が低下するため、応力集中による疲労破壊の発
生を防ぐことができると共に、第2のスリットを有する
ことでアーム長さが増加するため弾性体のストロークを
大きくすることが可能となり冷凍能力を増大できる。
【0057】(実施例4)図6は本発明の実施例4によ
る振動式圧縮機の平板の平面図である。図7は、図6の
C−C線断面図である。
【0058】図6、図7において、50は平板であり、
平板50の外周側スリット端40a,40b,40c,
40d近傍の一部に板厚の薄い外周凹み部41a,41
b,41c,41dを有し、内周側スリット端42a,
42b,42c,42d近傍の一部に板厚の薄い内周凹
み部43a,43b,43c,43dをそれぞれ中心角
45°,90°ピッチで設けられている。また、平板5
0は、隣接する平板50の中心角を45°回転させて、
外周凹み部41a,41b,41c,41d及び内周凹
み部43a,43b,43c,43dとアーム51a,
51b,51c,51dが組み合って積み重なってい
る。
【0059】本実施例は、実施例1による振動式圧縮機
に、さらに、外周凹み部41a,41b,41c,41
dと内周凹み部43a,43b,43c,43dを設け
たものである。
【0060】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。平板の積み重ねは、隣
接する平板50の中心角を45°回転させて、外周凹み
部41a,41b,41c,41d及び内周凹み部43
a,43b,43c,43dとアーム51a,51b,
51c,51dが組み合って積み重なっているため、そ
の積み重ね厚さは一定の板厚の平板50を単純に積み重
ねた弾性体より、同じアーム形状,アームの板厚,バネ
定数でも弾性体の積厚を薄くできる。
【0061】従って、弾性体を小型軽量化して可動要素
9の重量を低減することができるため、振動式圧縮機の
共振周波数を高めて冷凍能力をさらに増大することがで
きる。
【0062】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
スリット端近傍に外周凹み部41a,41b,41c,
41d,内周凹み部43a,43b,43c,43dを
有する複数の平板50と、平板50に設けられたスリッ
ト端近傍の外周凹み部41a,41b,41c,41d
及び内周凹み部43a,43b,43c,43dと隣接
する平板50の前記アームが交互に面するように積み重
ねられた弾性体を備えているため、厚さが一定の板厚の
平板を単純に積み重ねた弾性体より、同じアーム形状,
アームの板厚,バネ定数でも弾性体の積厚を薄くでき、
弾性体を小型軽量化して可動要素の重量を低減すること
ができるため、振動式圧縮機の共振周波数を高めて冷凍
能力をさらに増大することができる。
【0063】尚、本実施例においては、平板の表裏両面
の一部を除去して外周凹み部41a,41b,41c,
41d及び内周凹み部43a,43b,43c,43d
を形成して積み重ねたが、平板の表面の一部を除去した
平板と同じ場所で裏面の一部を除去した平板の2種類の
平板を向かい合わせに組み合わせて積み重ねても良い。
【0064】また、本実施例においては、平板に4本の
アームを設けているため凹み部を中心角45°,ピッチ
90°としたが、アームは少なくとも1本以上であれば
良く、n本のアームを有する場合は、中心角が360/
(2n)°となり、ピッチは360/n°となる。
【0065】(実施例5)図8は本発明の実施例5によ
る振動式圧縮機の平板の平面図である。図9は同実施例
の第2の平板の平面図である。
【0066】図8,図9において、44a,44b,4
4c,44dはアームであり、平板45に設けられてい
る。46a,46b,46c,46dは第2のアームで
あり、アーム44a,44b,44c,44dよりアー
ム幅が細くなっている。
【0067】本実施例は、実施例1による振動式圧縮機
に、さらに、アーム幅の細いアーム6a,46b,46
c,46dを有する平板45を設けたものである。
【0068】以上のように構成された振動式圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。ピストン5が往復運動
して平板45のアーム44a,44b,44c,44d
がたわみを繰り返す際のバネ定数は、弾性体18の積み
重ねられた隣接する平板45と平板46のアームの形状
が異なるため、弾性体18を形成する平板45及び平板
46のアーム形状,アームの板厚を変えて積み重ねるこ
とでバネ定数を精密に設定できると共に、平板45及び
平板46の組み合わせ方を選択することで弾性体18の
変位と荷重の関係を任意に設定でき、ばね定数特性及
び、振動式圧縮機の共振特性を精密に設定できる。
【0069】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
積み重ねられた隣接する平板のアームの形状が異なるも
のであり、弾性体18を形成する平板のアーム形状,ア
ームの板厚を変えて積み重ねることでバネ定数を精密に
設定できると共に、平板の組み合わせ方を選択すること
で弾性体の変位と荷重の関係を任意に設定でき、ばね定
数特性及び、振動式圧縮機の共振特性を精密に設定でき
る。
【0070】尚、本実施例においては、アーム幅のみ異
なる平板を用いたが、隣接するアームが常に非接触であ
れば板厚,アーム長さ,アーム曲線等が異なるものでも
良いことは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、密閉ケーシングと、密閉ケーシング内に収納され
たシリンダと、シリンダ内に嵌められたピストンと、可
動子,固定子からなるモータと、ピストン,可動子など
から構成された可動要素と、シリンダ,固定子などから
構成された固定要素と、少なくとも1本の渦状のスリッ
トにより形成されるアームを有しかつスリットの幅がア
ーム幅より広い複数の平板と、平板を平板に設けられた
スリットと隣接する平板のアームが交互に面するように
積み重ね、一部を可動要素に固定し一部を固定要素に固
定した弾性体とから構成されているので、積み重ねられ
た平板間に隙間を保持するための部材を追加することな
く隣接するアームの接触を回避できるため、アーム間の
摺動により生じる摩耗や摺動損失を防止できると共に、
可動要素の重量増大に起因する冷凍能力の低下を防止で
きる。
【0072】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、平板に設けられた少なくとも1
本の渦状のスリットの少なくとも一方のスリット端が、
渦状のスリットを形成する曲線の法線に略一致する形状
となっているので、アームの両端に生じる応力集中によ
る疲労破壊の発生を防ぎ、信頼性の高い振動式圧縮機を
提供することができる。
【0073】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明に加えて、少なくとも一方のスリット端か
ら渦状のスリットを形成する曲線上に前記スリットより
幅の狭い第2のスリットを有するものであり、第2のス
リットを有することでアーム長さが増加するため弾性体
のストロークを大きくすることが可能となり冷凍能力を
増大できる。
【0074】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、スリット端近傍に凹み部を有す
る複数の平板と、平板に設けられたスリット端近傍の凹
み部と隣接する平板の前記アームが交互に面するように
積み重ねられた弾性体を備えているため、厚さが一定の
板厚の平板を単純に積み重ねた弾性体より、同じアーム
形状,アームの板厚,バネ定数でも弾性体の積厚を薄く
でき、弾性体を小型軽量化して可動要素の重量を低減す
ることができるため、振動式圧縮機の共振周波数を高め
て冷凍能力をさらに増大することができる。
【0075】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、積み重ねられた隣接する平板の
アームの形状が異なるものであり、弾性体を形成する平
板のアーム形状,アームの板厚を変えて積み重ねること
でバネ定数を精密に設定できると共に、平板の組み合わ
せ方を選択することで弾性体の変位と荷重の関係を任意
に設定でき、ばね定数特性及び、振動式圧縮機の共振特
性を精密に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振動式圧縮機の実施例1の縦断面
【図2】図1のB−B線断面図
【図3】同実施例の平板の平面図
【図4】本発明による振動式圧縮機の実施例2の平板の
平面図
【図5】本発明による振動式圧縮機の実施例3の平板の
平面図
【図6】本発明による振動式圧縮機の実施例4の平板の
平面図
【図7】図6のC−C線断面図
【図8】本発明による振動式圧縮機の実施例5の平板の
平面図
【図9】同実施例の第2の平板の平面図
【図10】従来の振動式圧縮機の縦断面図
【図11】図10のA−A線断面図
【符号の説明】
1 密閉ケーシング 3 モーター 3a 固定子 3b 可動子 4 シリンダ 5 ピストン 9 可動要素 12 固定要素 18 弾性体 19 平板 20a,20b,20c,20d スリット 21a,21b,21c,21d アーム 31a,31b,31c,31d,32a,32b,3
2c,32d スリット端 36a,36b,36c,36d,37a,37b,3
7c,37d 第2のスリット 41a,41b,41c,41d,42a,42b,4
2c,42d 凹み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 誠 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケーシングと、前記密閉ケーシング
    内に収納されたシリンダと、前記シリンダ内に嵌められ
    たピストンと、可動子,固定子からなるモータと、前記
    ピストン,前記可動子などから構成された可動要素と、
    前記シリンダ,前記固定子などから構成された固定要素
    と、少なくとも1本の渦状のスリットにより形成される
    アームを有しかつ前記スリットの幅が前記アーム幅より
    広い複数の平板と、前記平板を前記平板に設けられた前
    記スリットと隣接する前記平板の前記アームが交互に面
    するように積み重ね、一部を前記可動要素に固定し一部
    を前記固定要素に固定した弾性体とからなる振動式圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 平板に設けられた少なくとも1本の渦状
    のスリットの少なくとも一方のスリット端が、渦状の前
    記スリットを形成する曲線の法線に略一致する形状であ
    る請求項1記載の振動式圧縮機。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方のスリット端から渦状の
    スリットを形成する曲線上に前記スリットより幅の狭い
    第2のスリットを有する請求項2記載の振動式圧縮機。
  4. 【請求項4】 スリット端近傍に凹み部を有する平板
    と、前記平板に設けられた前記スリット端近傍の前記凹
    み部と隣接する前記平板の前記アームが交互に面するよ
    うに積み重ねたことを特徴とする請求項1記載の振動式
    圧縮機。
  5. 【請求項5】 積み重ねられた隣接する平板のアームの
    形状が異なる請求項1記載の振動式圧縮機。
JP28173297A 1997-10-15 1997-10-15 振動式圧縮機 Withdrawn JPH11117860A (ja)

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TW087117079A TW419567B (en) 1997-10-15 1998-10-14 Improved structure of vibrating compressor
SG9804198A SG107550A1 (en) 1997-10-15 1998-10-14 Improved structure of vibrating compressors
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DE69810233T DE69810233T2 (de) 1997-10-15 1998-10-14 Oszillierender Kompressor
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