JPH11116987A - 洗浄剤組成物及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄剤組成物及び洗浄方法

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JPH11116987A
JPH11116987A JP27860597A JP27860597A JPH11116987A JP H11116987 A JPH11116987 A JP H11116987A JP 27860597 A JP27860597 A JP 27860597A JP 27860597 A JP27860597 A JP 27860597A JP H11116987 A JPH11116987 A JP H11116987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高活性剤濃度でありながら低粘度でかつ低温
時での粘度上昇が抑制でき、トリガー式スプレー容器を
用いて泡状あるいは霧状で使用することができ、更に変
性汚れに対して良好な洗浄性能を有し、また手荒れを起
こさないような洗浄剤組成物の提供。 【解決手段】 (a) ノニオン界面活性剤及びアニオン界
面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を10〜
30重量%、(b) ジオール系溶剤を 0.1〜10重量%、及び
(c) 多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物、及
び無置換又は炭素数1〜5のアルキル基又はアルケニル
基で置換されたベンゼンスルホン酸塩からなる群から選
ばれる少なくとも1種を含有し、(b) 成分と(c) 成分と
の重量比(b)/(c)=1/10〜10/1である洗浄剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤組成物及び洗
浄方法に関し、更に詳しくは、トリガー式スプレー容器
を用いて容易に使用できる溶液物性を有し、食器、およ
び変性汚れの付着した台所用調理器具、調理用具に対す
る洗浄性を高め、低温時での粘度上昇が抑制され、更に
洗浄時の使い勝手に優れた洗浄剤組成物及び洗浄方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】食器
や台所の調理器具、調理用具等に用いる洗剤としてトリ
ガー式スプレー容器入りのものを用いる場合、通常のプ
ラスチックス製の容器に入っている食器用洗剤を単に、
トリガー式スプレー容器に移し替えて使用するだけで
は、洗剤原液の粘度が高すぎたり、低温における粘度上
昇が生じるため、洗剤の液を噴出するのが困難となる。
一方、洗剤液を水で薄めて希釈した場合、活性剤分が薄
くなるため洗浄剤としての機能が低下し、良好な洗浄性
及び起泡性が得られなくなる。
【0003】従って、従来の食器用洗剤と同程度の洗浄
性、起泡性を維持するためには界面活性剤の高濃度配合
が必須であり、更にはトリガー式スプレーヤーを用い泡
状あるいは霧状で使用するためには常温での組成物の低
粘度化が課題となり、尚かつ低温時での粘度上昇を抑制
する必要がある。
【0004】また、従来の食器用洗剤では、熱および光
によってポリマー状に固化、変性した油汚れを容易に洗
浄することは困難であり、従来、このように変性した油
汚れを洗浄するにはアルカリ性/溶剤配合の洗浄剤で洗
浄するのが一般的である。しかしながら、アルカリ性で
あるため手荒れの問題が懸念される。
【0005】従って、本発明の課題は、高活性剤濃度で
ありながら低粘度でかつ低温時での粘度上昇が抑制で
き、トリガー式スプレー容器を用いて泡状あるいは霧状
で使用することができ、更に変性汚れに対して良好な洗
浄性能を有し、また手荒れを起こさないような洗浄剤組
成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、特定の成分を含む洗浄剤組成物が上記課題を解決
できることを見いだし本発明を完成するに到った。
【0007】即ち、本発明は、下記(a)成分、(b)
成分及び(c)成分を含有し、(a)成分の含有量が10
〜30重量%、(b)成分の含有量が 0.1〜10重量%、
(b)成分と(c)成分との重量比(b)/(c)=1
/10〜10/1であることを特徴とする洗浄剤組成物、特
に台所用洗浄剤組成物、及びこの洗浄剤組成物を用いた
洗浄方法を提供するものである。
【0008】(a)ノニオン界面活性剤及びアニオン界
面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種 (b)ジオール系溶剤 (c)多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物及
び下記一般式(I)
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜5の
アルキル基又はアルケニル基を示し、M はアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノール
アミンを示す。)で表される置換又は無置換ベンゼンス
ルホン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0012】本発明の(a)成分はノニオン界面活性剤
及びアニオン界面活性剤からなる群から選ばれる少なく
とも1種である。本発明に用いられるノニオン界面活性
剤としては、アルキル基の炭素数が8〜20のアルキルグ
リコシド、脂肪酸の炭素数が8〜20の脂肪酸ジエタノー
ルアミド、アルキル基の炭素数が8〜20でアルキレンオ
キサイドの平均付加モル数が20以下のポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル、脂肪酸の炭素数が8〜20の脂肪
酸グリセライド等が挙げられ、アルキルグリコシド、脂
肪酸ジエタノールアミドが好ましい。
【0013】本発明に用いられるアニオン界面活性剤と
しては、アルキル基の炭素数8〜20のアルキル硫酸塩、
アルキル基の炭素数が8〜20でアルキレンオキサイドの
平均付加モル数が20以下のポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテル硫酸塩、アルキル基の炭素数が8〜20でアル
キレンオキサイドの平均付加モル数が20以下のポリオキ
シアルキレンアルキルアミドエーテルカルボン酸塩、炭
素数8〜20の直鎖又は分岐鎖の脂肪酸塩、炭素数8〜20
のα−オレフィンスルホン酸塩、炭素数8〜20のアルカ
ンスルホン酸塩、アルキル基の炭素数8〜20のアルキル
ベンゼンスルホン酸塩(塩はアルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、アンモニウム塩又はアルカノールアミン塩
等)等が挙げられ、特にポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩及びポリオキシアルキレンアルキルアミド
エーテルカルボン酸塩が好ましい。
【0014】本発明においては、(a)成分として、ノ
ニオン界面活性剤とアニオン界面活性剤との重量比1/
15〜15/1の混合物を用いるのが好ましい。
【0015】本発明の洗浄剤組成物中の(a)成分の含
有量は10〜30重量%である。(a)成分の含有量が10重
量%未満であると十分な洗浄性及び起泡性が得られず、
30重量%を超えると組成物の粘度上昇が著しく、トリガ
ー容器で使用するのが困難になる。
【0016】本発明の(b)成分はジオール系溶剤であ
るが、ジオール系溶剤としては、一般式(II)で表され
る炭素数4〜16のジオール系溶剤が好ましい。
【0017】
【化5】
【0018】(式中、R2は炭素数4〜16の直鎖又は分岐
鎖のアルキレン基を示す。)これらの中では、1,6−
ヘキサンジオールあるいは1, 8−オクタンジオールが
特に好ましい。
【0019】本発明の洗浄剤組成物中の(b)成分の含
有量は 0.1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%であ
る。(b)成分の含有量が 0.1重量%未満であると、減
粘効果が得られず、10重量%を超えると手荒れが懸念さ
れる。
【0020】本発明の(c)成分は多価アルコールのア
ルキレンオキサイド付加物及び前記一般式(I)で表さ
れる置換又は無置換ベンゼンスルホン酸塩からなる群か
ら選ばれる少なくとも1種である。
【0021】本発明に用いられる多価アルコールのアル
キレンオキサイド付加物を構成する多価アルコールとし
ては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコールなどの2価のアルコール、グリセ
リン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトール、ソルビトール等の3価以上のアルコ
ールが好適なものとして挙げられる。またアルキレンオ
キサイドとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオ
キサイドが好ましい。
【0022】本発明に用いられる多価アルコールのアル
キレンオキサイド付加物の中ではエチレングリコール、
プロピレングリコールまたはグリセリンのエチレンオキ
サイド又はプロピレンオキサイド付加物が更に好まし
い。多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物の平
均分子量は 300〜4000が好ましく、 500〜2000が特に好
ましい。
【0023】また本発明に用いられる前記一般式(I)
で表される置換又は無置換ベンゼンスルホン酸塩として
は、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、エ
チルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられ、トルエンスル
ホン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモ
ニウム塩又はアルカノールアミン塩が好ましい。
【0024】本発明の洗浄剤組成物中の(c)成分は、
(b)成分と(c)成分との重量比(b)/(c)=1
/10〜10/1となる割合で用いられる。(b)/(c)
の重量比が1/10未満では減粘効果が得られず、10/1
を超えると低温における粘度が上昇し、トリガー式スプ
レー容器を用いて洗浄することができない。
【0025】本発明の洗浄剤組成物は、上記(a)〜
(c)成分以外に、更に、(d)成分として、下記一般
式(III) 、 (IV) 又は(V)で表される水溶性溶剤を
0.1〜10重量%含有することができる。
【0026】
【化6】
【0027】(式中、R3は炭素数3〜8の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基あるいはアルケニル基、フェニル基
又はベンジル基を示し、R4は炭素数2〜3の直鎖又は分
岐鎖のアルキレン基を示し、n個のR4は同一でも異なっ
ていてもよい。nは1〜10の数を示す。R5は炭素数1〜
12のアルキル基を示す。R6は炭素数1〜6のアルキル基
を示す。)一般式(III) で表される水溶性溶剤として
は、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブ
チルエーテル、ポリオキシエチレン(p=2〜3)ポリ
オキシプロピレン(p=2〜3)グリコールモノブチル
エーテル(pはエチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イドの平均付加モル数を示す)、エチレングリコールモ
ノフェニルエーテル、ポリエチレングリコールモノフェ
ニルエーテル(エチレンオキサイド平均付加モル数2〜
4)、エチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエ
チレングリコールモノベンジルエーテル等が挙げられ
る。
【0028】また、一般式 (IV) で表される水溶性溶剤
としては、1−メチル−2−ピロリドン、1−エチル−
2−ピロリドン等が挙げられる。更に一般式(V)で表
される水溶性溶剤としては、3−メトキシ−3−メチル
ブタノール、3−エトキシ−3−メチルブタノール等が
挙げられる。
【0029】これらの(d)成分の中では、一般式(II
I) で表される水溶性溶剤が好ましく、特にジエチレン
グリコールモノブチルエーテル及びポリエチレングリコ
ールモノフェニルエーテル(エチレンオキサイド平均付
加モル数2〜4)が好ましい。
【0030】また本発明の洗浄剤組成物は、更に(e)
成分として両性界面活性剤を 0.1〜10重量%含有するこ
とができる。本発明に用いられる両性界面活性剤として
は、アルキル基の炭素数が8〜20のアルキルベタイン、
アルキル基の炭素数が8〜20のアルキルヒドロキシスル
ホベタイン、アミドプロピルベタイン、第3級アミンオ
キサイド、アミドプロピルジメチルアミンオキサイド等
が挙げられる。
【0031】また、本発明の洗浄剤組成物には、組成物
の分離安定性、洗浄性能および起泡性能を損なわない範
囲で他の任意成分を添加することができる。例えば、可
溶化剤、粘度調整剤、水不溶性研磨剤、保湿剤、感触向
上剤、その他酵素、香料、色素、防腐・防カビ剤等を添
加することができる。本発明の洗浄剤組成物は必要に応
じて配合される任意成分を含有し、通常バランス量の水
を含有する。
【0032】本発明の洗浄剤組成物の原液のpH範囲は
5〜8が好ましく、特に6〜7が好ましい。本発明の洗
浄剤組成物の粘度は、20℃で50mPa・s以下が好まし
く、30mPa・s以下が更に好ましい。また5℃での粘度
と20℃での粘度との差が20 mPa・s以下のものが好まし
く、10 mPa・s以下のものが更に好ましい。
【0033】本発明においては、上記のような洗浄剤組
成物をトリガー式スプレーヤーに充填し、泡状もしくは
霧状で使用して、食器、調理器具あるいは調理用具を洗
浄する。このような方法で洗浄することにより、従来の
食器用洗剤では容易に洗浄しがたい台所用調理器具(ガ
スレンジ等)、及び調理用具(ナベ、フライパン等)に
付着した変性油汚れに対して中性溶液(pH5〜8)で
良好な洗浄性能を示す。
【0034】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物により、界面活性
剤の高濃度配合および低粘度化が可能になり、トリガー
式スプレー容器を用いて簡便に使用することが可能にな
った。また、本発明の洗浄剤組成物は、従来の食器用洗
剤では容易に洗浄し難い台所用調理器具および調理用具
に付着した変性油汚れに対して、中性溶液(pH5〜
8)で高い洗浄効果を実現し、配合した溶剤によって起
泡力が阻害されることはなく、更にアルカリ等による手
荒れの問題もない。
【0035】
【実施例】以下の実施例により本発明をより詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0036】実施例1〜8及び比較例1〜8 表1及び表2に示す組成を有する各洗浄剤組成物を調製
し、以下の方法により変性油の洗浄力及び起泡力を試験
し、また粘度を測定した。その結果を表1及び表2に示
す。
【0037】<変性油の洗浄力試験>天ぷら油を鉄板に
均一に塗布し、150 ℃の温度で20分間焼き付け、殆ど乾
いた膜を形成させてモデル汚染板を作り、これを用いて
変性油の洗浄力試験を行った。即ち、調製した上記洗浄
剤組成物を垂直に固定したモデル汚染板に滴下し10分間
放置した後、浮き上がった汚れを脱脂綿で軽く除去し、
その洗浄の程度(洗浄力)を下記の評価基準により肉眼
で評価した。
【0038】 ◎:完全な汚れ落ち ○:80%程度の汚れ落ち ○〜△:60%程度の汚れ落ち △:50%程度の汚れ落ち △〜×:30%程度の汚れ落ち ×:全く汚れが落ちない <起泡力試験>洗浄剤組成物濃度0.5 重量%の洗剤溶液
(使用水;硬度 3.5DH硬水)に汚れ成分として市販の
バター0.1 重量%を添加した時の起泡量を測定する。測
定法は、直径5cmのガラス円筒にバターを添加した上記
洗剤溶液を40ml入れ、20℃で15分間回転撹拌を行い、停
止直後の泡高さを測定する。
【0039】<粘度測定>粘度測定は、粘度計(TOKYO
KEIKI;DEGITAL VISCOMETER DV M-3)を使用し、20℃と5
℃の粘度を測定した。測定条件はローターNo.2、回転数
60rpm で行った。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【化7】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a)成分、(b)成分及び(c)
    成分を含有し、(a)成分の含有量が10〜30重量%、
    (b)成分の含有量が 0.1〜10重量%、(b)成分と
    (c)成分との重量比(b)/(c)=1/10〜10/1
    であることを特徴とする洗浄剤組成物。 (a)ノニオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から
    なる群から選ばれる少なくとも1種 (b)ジオール系溶剤 (c)多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物及
    び下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基又
    はアルケニル基を示し、M はアルカリ金属、アルカリ土
    類金属、アンモニウム又はアルカノールアミンを示
    す。)で表される置換又は無置換ベンゼンスルホン酸塩
    からなる群から選ばれる少なくとも1種
  2. 【請求項2】 台所用である請求項1記載の洗浄剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 (a)成分が、ノニオン界面活性剤とア
    ニオン界面活性剤との重量比1/15〜15/1の混合物で
    ある請求項1記載の洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 ノニオン界面活性剤がアルキル基の炭素
    数8〜20のアルキルグリコシド又は脂肪酸の炭素数8〜
    20の脂肪酸ジエタノールアミドである請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 (b)成分が、一般式(II)で表される
    炭素数4〜16のジオール系溶剤である請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の洗浄剤組成物。 【化2】 (式中、R2は炭素数4〜16の直鎖又は分岐鎖のアルキレ
    ン基を示す。)
  6. 【請求項6】 一般式(II)で表されるジオール系溶剤
    が1,6−ヘキサンジオールあるいは1, 8−オクタン
    ジオールである請求項5記載の洗浄剤組成物。
  7. 【請求項7】 多価アルコールのアルキレンオキサイド
    付加物が、エチレングリコール、プロピレングリコール
    又はグリセリンのエチレンオキサイド又はプロピレンオ
    キサイド付加物で、かつ平均分子量が 300〜4000である
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
  8. 【請求項8】 一般式(I)で表される置換又は無置換
    ベンゼンスルホン酸塩が、トルエンスルホン酸のアルカ
    リ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩又はア
    ルカノールアミン塩である請求項1〜6のいずれか一項
    に記載の洗浄剤組成物。
  9. 【請求項9】 更に、(d)成分として、下記一般式(I
    II) 、 (IV) 又は(V)で表される水溶性溶剤を 0.1〜
    10重量%含有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の
    洗浄剤組成物。 【化3】 (式中、R3は炭素数3〜8の直鎖もしくは分岐鎖のアル
    キル基あるいはアルケニル基、フェニル基又はベンジル
    基を示し、R4は炭素数2〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキ
    レン基を示し、n個のR4は同一でも異なっていてもよ
    い。nは1〜10の数を示す。R5は炭素数1〜6のアルキ
    ル基を示す。R6は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)
  10. 【請求項10】 (d)成分がジエチレングリコールモ
    ノブチルエーテル、ポリエチレングリコールモノフェニ
    ルエーテル(エチレンオキサイド平均付加モル数2〜
    4)である請求項9記載の洗浄剤組成物。
  11. 【請求項11】 更に、(e)成分として両性界面活性
    剤を 0.1〜10重量%含有する請求項1〜10のいずれか
    一項に記載の洗浄剤組成物。
  12. 【請求項12】 pHが5〜8である請求項1〜11の
    いずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
  13. 【請求項13】 粘度が20℃で50 mPa・s以下であり、
    かつ5℃での粘度と20℃での粘度との差が20 mPa・s以
    下である請求項1〜12のいずれか一項に記載の洗浄剤
    組成物。
  14. 【請求項14】トリガー式スプレーヤーに充填して用い
    る請求項1〜13のいずれか一項に記載の洗浄剤組成
    物。
  15. 【請求項15】請求項1〜14のいずれか一項に記載の
    洗浄剤組成物をトリガー式スプレーヤーに充填し、泡状
    もしくは霧状で使用して食器、調理器具あるいは調理用
    具を洗浄することを特徴とする洗浄方法。
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