JPH11115697A - 自動車の脱輪回復方法と自動車用脱輪回復マット及びタイヤ - Google Patents

自動車の脱輪回復方法と自動車用脱輪回復マット及びタイヤ

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JPH11115697A
JPH11115697A JP9279086A JP27908697A JPH11115697A JP H11115697 A JPH11115697 A JP H11115697A JP 9279086 A JP9279086 A JP 9279086A JP 27908697 A JP27908697 A JP 27908697A JP H11115697 A JPH11115697 A JP H11115697A
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wheel
tire
automobile
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mat
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Toshinori Umiyama
敏則 海山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車が自力で脱輪を回復できるようにす
る。 【解決手段】 車輪5を構成するタイヤ7と側溝8等と
の間へこのタイヤ7及び側溝8等双方に対して高い摩擦
力を示す摩擦力発生手段を配設し、タイヤ7を前記摩擦
力発生手段に押し付けるように自動車4を前進又は後退
させて車輪5を路面9に乗り上げ、自力で車輪5を路面
9上へ復帰させる脱輪回復方法で、摩擦力発生手段とし
て、タイヤ7及び側溝8等双方に対して高い摩擦力を示
す摩擦力発生面を表裏面それぞれに形成した自動車用脱
輪回復マット1を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路脇の側溝等に
脱落した自動車の車輪(ホイールにタイヤを装着したも
の)を路面上に復帰させる際に、自力で車輪を路面上に
復帰させる自動車の脱輪回復方法と、前記方法を実行時
に用いる自動車用脱輪回復マット、及び前記方法を適用
した自動車用脱輪回復タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】我が国では、本来車道に適さない細い道
路が多く、加えて前記道路脇の側溝等には溝蓋が取り付
けられていない場合が少なくない。このため、側溝等に
脱輪する自動車が後を断たない。従来、道路脇の側溝等
に脱落した自動車の車輪を路面上に復帰させるには、自
動車の自力による脱出は難しく、通常多数の人手を借り
て自動車を持ち上げたり、場合によっては業者に頼んで
クレーン車等で引っ張り上げてもらっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような脱輪回復
方法は、万全ではない。必ずしも周囲に手を貸してくれ
る人が必要十分な人数だけ揃っているわけでもなく、業
者に依頼するための連絡手段が身近に存在しないことも
あるからである。また、業者に依頼すると、当然作業に
対する料金を支払わなければならず、自ら招いた脱輪で
ありながら釈然としない感が残る。そこで、自動車が自
力で脱輪を回復できる要件を明らかにし、この要件を満
たす脱輪回復方法及びこの方法に用いる用具と、前記脱
輪回復方法を適用した車輪を開発すべく、検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】検討の結果、開発したも
のが、道路脇の側溝等に脱落した自動車の車輪を路面上
に復帰させる際に、車輪を構成するタイヤと側溝等との
間へこのタイヤ及び側溝等双方に対して高い摩擦力を示
す摩擦力発生手段を配設し、タイヤを前記摩擦力発生手
段に押し付けるように自動車を前進又は後退させて車輪
を路面に乗り上げ、自力で車輪を路面上へ復帰させる自
動車の脱輪回復方法である。摩擦力発生手段としては、
後述するマットが取り扱いもよく、便利であるが、表面
の粗い布や座布団、側溝の壁面に位置固定可能なゴムブ
ロック等であってもよい。
【0005】自動車が自力で脱輪を回復できないのは、
車輪を構成するタイヤが側溝の壁面との間で十分な摩擦
力を発揮できないためである。タイヤは、エンジンから
の駆動力を路面に伝達し、制動力を発揮するために、路
面に接面するトレッドに高い摩擦力が付与されている。
この摩擦力は、トレッドパターンと呼ばれる各種溝を持
つトレッドを路面に圧接することで生み出している。し
かし、脱輪時には、前記トレッドは周縁しか側溝壁面に
当接しないし、最も側溝の壁面に接面するサイドウォー
ルにはトレッドパターンに相当する溝もなく、片面が押
されると対面が膨出するなどによって圧接もしにくいた
めに、脱輪を回復するほどの十分な摩擦力を発揮できな
いのである。
【0006】本発明の脱輪回復方法は、こうした脱輪時
に側溝の壁面とタイヤ、特に側溝の壁面と接面するサイ
ドウォールの摩擦力を高めるため、両者の間に摩擦力発
生手段を配設し、この摩擦力発生手段が側溝の壁面及び
タイヤ(サイドウォール)双方に対して高い摩擦力を示す
ことで、この摩擦力発生手段を媒介としてあたかもタイ
ヤが側溝の壁面に対して高い摩擦力を発生したような状
態を創り出し、自動車の前進又は後退によって車輪を路
面に乗り上げて自力による脱輪回復を可能にするのであ
る。車輪回転時に摩擦力発生手段がずれず、またより高
い摩擦力を発生させるため、タイヤを前記摩擦力発生手
段に押し付けるように自動車を前進又は後退させ、併せ
てトレッドの周縁をも摩擦力発生手段に当接させるとよ
い。
【0007】配設する摩擦力発生手段は、側溝等から路
面にかけて倣って曲がり、密着するマットが適してい
る。これが、道路脇の側溝等に脱落した自動車の車輪を
構成するタイヤと側溝等との間へ一時的に配設するマッ
トで、タイヤ及び側溝等双方に対して高い摩擦力を示す
摩擦力発生面を表裏面それぞれに形成した自動車用脱輪
回復マットである。この脱輪回復マットはゴム製とし、
タイヤに対して高い摩擦力を発生させる摩擦力発生面を
凹凸パターンとする。摩擦力発生面には、自動車の前進
又は後退方向上向きに延びる案内条又は溝を形成すると
好ましい。
【0008】この脱輪回復マットは、必ずしも直線的で
ない側溝の壁面と脱輪した車輪との狭い隙間に配設しや
すく、また高い摩擦力を生み出すためにタイヤを押し付
けやすい。ゴム製にすると、側溝の壁面又はタイヤに対
して高い摩擦力を発生しやすくなり、更にタイヤに対し
ては、凹凸パターンからなる摩擦力発生面を形成するこ
とで、タイヤに対しては必要十分な摩擦力を確保できる
ようになる。案内条又は溝は、回転する車輪を上向きに
案内するように働き、円滑な脱輪回復を促す。なお、不
使用時の脱輪回復マットを車内の床敷きマットとして利
用すれば邪魔にならずに携行でき、いざ脱輪時には必ず
眼の届く範囲にあることになり、好ましい。これから、
脱輪回復マットの大きさ、形状には特に限定はないが、
自動車内床面に合わせた形状とするとよい。
【0009】また、上記マットに代えて、車輪を構成す
るタイヤのサイドウォール片面又は両面に、側溝等に対
して高い摩擦力を生み出す凹凸パターンを形成した自動
車用脱輪回復タイヤを用いるようにしてもよい。この脱
輪回復タイヤは、タイヤのサイドウォールに上記脱輪回
復マットを形成したようなもので、サイドウォール自身
が側溝の壁面に対して高い摩擦力を生み出すようになっ
ている。このサイドウォールの凹凸パターンは、サイド
ウォールを保護するのでオフロード用タイヤとしても機
能し、自動車に外観上のアクセントをつけるデザイン性
もある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明の脱輪回
復方法に用いる摩擦力発生手段のひとつである脱輪回復
マット1の斜視図、図2は同脱輪回復マット1の配設状
態を表した一部破断斜視図である。図2では、説明の便
宜上、車軸や懸架装置等を略している。本例に示す脱輪
回復マット1はゴム製で、図1に見られるように、表面
に波紋様の溝を刻設して凹凸パターンからなる摩擦力発
生面2を形成し、この摩擦力発生面2上、長尺方向に延
びる放射状の案内条3を設けている。摩擦力発生面に
は、このほか砂等を混入した粗雑面やゴム製のタイヤに
対して摩擦係数の高い素材で形成したものがある。
【0011】脱輪回復マット1は、例えば図2に見られ
るように、自動車4の左前輪5(ホイール6にタイヤ7
を装着している)が側溝8に落ち込んだ場合、左前輪5
の前方、路面9から側溝8にかけて敷く。このとき、図
1に見られるように、放射状の案内条3が拡がる方向と
自動車4の前進方向とを一致させ、更に案内条3の始点
を側溝8側に、終点を前方又は路面9側に位置するよう
に配設する。ゴム製の脱輪回復マットは可撓性を有し、
路面に載せる面積を十分に取れば、自重で路面から側溝
にかけて添わせるように配設することができるが、必要
に応じて(例えば側溝の壁面がぬかるんでいたり湾曲し
ている場合)、裏板を宛がうとか、枠体等のアダプタを
用いて配設してもよい。
【0012】図3は脱輪回復マット1を配設した状態に
おける左前輪5の側面図、図4は同状態の正面図、図5
は図3の状態から左前輪5のタイヤ7を脱輪回復マット
1に押し付けるようにハンドルを切りながら自動車(図
示せず)を前進させ始めた状態における側面図、図6は
同状態の正面図、そして図7は図4の状態から更に自動
車を前進させて脱輪を回復した状態における左前輪5の
側面図であり、図8は同状態の正面図である。各図は、
説明の便宜上、左前輪のみを図示し、自動車本体のほ
か、車軸や懸架装置等を略している。
【0013】脱輪回復マット1は、脱輪した左前輪5の
前方、図3に見られる位置へ、案内条3が側溝8から左
前輪5を上向きに案内するように、脱輪回復マットを配
設している(図2参照)。仮に、道路の都合上、左前輪が
脱輪したにも拘わらず、自動車を後退しなければならな
い場合、左前輪の後方に、案内条が逆向きである別の脱
輪回復マットを配設することになる。裏面に逆向きの案
内条を設けておけば、裏返して使用できる。脱輪回復マ
ット1にタイヤ7を押し付ける際、ホイール6やフェン
ダーが傷つかないように、図3及び図4に見られるよう
に、前後方向で左前輪5にかかる位置から前方に脱輪回
復マット1を配設すること好ましい。通常、脱輪すると
落下する勢いで左前輪5と側溝の壁面との間にできた隙
間へ、差し込むように脱輪回復マット1を配設するとよ
い。
【0014】ハンドルを右に切りながら自動車を前進さ
せると、トレッドの周縁のほか、図6に見られるよう
に、左前輪5はタイヤ7内面のサイドウォール10の前半
分かつ車軸より下方の部位(図6中ハッチング部位、以
下摩擦部位11と呼ぶ)が、脱輪回復マット1の摩擦力発
生面2に押し付けられて、摩擦部位11と摩擦力発生面2
との間に摩擦力Fが発生する。当然側溝の壁面は動かな
いし、側溝の壁面に対して脱輪回復マット1がずれない
ものとすれば、摩擦力Fは摩擦部位11を位置固定する恰
好で左前輪5の下降を抑制し、この摩擦部位11を軸とし
た左前輪5の回転のみを許すこととなる。このとき、左
前輪が操舵輪ならば位置固定された摩擦部位と相対的に
車軸が前進することで回転し、左前輪が駆動輪ならば回
転駆動力も加わって回転する。
【0015】摩擦部位11を軸とした左前輪5の回転は、
この摩擦部位11よりも少し前の部位を、摩擦部位11より
も前方かつ上方で強く摩擦力発生面2に押し付け、新た
な摩擦部位12を発生させる。前の摩擦部位11は摩擦力発
生面から遠ざかり、押し付けの力も低くなるので、位置
固定が解除され、今度は新しい摩擦部位12を軸として左
前輪5が回転することになる。こうして、回転する左前
輪5は、摩擦力発生面2に押し付けるタイヤの摩擦部位
11,12を少しずつ連続的に前方かつ上方へと変位させて
いくのである。
【0016】案内条3には、他の摩擦力発生面2より強
くタイヤ7が押し付けられるから、それだけ発生する摩
擦力も高くなる。このため、上述の摩擦部位11,12は、
案内条3に沿って発生、変位していくことになり、より
確実に左前輪5を上昇させていくことができる。このこ
とから、案内条(又は溝)は自動車の前進方向(又は後退
方向)に上向きで延びる形状が好ましいことがわかる。
本例では、多種多様な車輪に対応できるように放射状の
案内条3としているが、これが平行の案内条であって
も、曲線を描く案内条であってもよい。なお、案内溝の
場合は、摩擦力発生面における凹凸パターンとの境界で
摩擦部位の変位方向を規制し、車輪の上昇方向を案内す
ることとなる。
【0017】このように、タイヤ7を脱輪回復マット1
の摩擦力発生面2に押し付けながら自動車を前進させる
と、摩擦部位が次々と入れ替わりながら左前輪5を側溝
8から上昇させていき、図7及び図8に見られるよう
に、遂には左前輪5を路面9上へと復帰する。最初に記
したように、左前輪5のタイヤ7を脱輪回復マット1の
摩擦力発生面2に押し付けるため、ハンドルは右に切っ
ているので、タイヤ7の下面が路面9上に達したところ
で、左前輪5は独りでに路面9へ乗り上げるのである。
脱輪回復マット1は、自動車を待避させた後、回収すれ
ばよい。
【0018】放射状の案内条(又は溝)を備える脱輪回復
マットは、脱輪した車輪に対する配設位置の関係から、
案内条(又は溝)の向きが異なる2種類を用意しておけば
問題がない。不使用時の脱輪回復マットは、自動車内床
面に敷く床敷きマットとして使用すればよく、例えば前
記のように2種類の脱輪回復マットを用意した場合、運
転席及び助手席の床面に敷いておけばよい。このよう
に、本発明による脱輪回復マットは、自動車に容易に携
行可能で、脱輪時に取り出してすぐに活用できる簡便性
を有し、脱輪したときに簡単かつ確実な回復方法を提供
するのである。
【0019】図9は本発明による脱輪回復タイヤ13を装
着した左前輪5を内面のサイドウォール10から見た斜視
図、図10は同左前輪5を有する自動車4が脱輪した状態
を表した一部破断斜視図である。本例の左前輪5は、図
9に見られるように、サイドウォール10にもトレッド同
様な凹凸パターン14を形成している。本発明では、図10
に見られるように、タイヤ13の内面のサイドウォール10
を側溝8の壁面に押し付けるようにして引き上げるよう
になるから、前記凹凸パターン14は内面のサイドウォー
ル10にのみ形成すればよいが、外面のサイドウォールに
も凹凸パターンを形成してもよい。このサイドウォール
10の凹凸パターン14は、脱輪回復に作用するほか、タイ
ヤ13の構造強度やデザイン性を高める役割も果たす。
【0020】図11は脱輪した状態から左前輪5のタイヤ
13を側溝8の壁面に押し付けるようにハンドルを切りな
がら自動車(図示せず)を前進させ始めた状態における側
面図であり、図12は同状態の正面図である。本例の脱輪
回復タイヤ13は、上述の脱輪回復マット1(図1参照)に
代わり、タイヤ自身が側溝8の壁面との間に高い摩擦力
を発生し、自力による脱輪回復を可能にする。脱輪回復
の手順は、基本的には脱輪回復マット使用時の場合と変
わらない。ただ、図11及び図12に見られるように、脱輪
回復タイヤ13のサイドウォール10を直接側溝8の壁面に
押し付ける点が異なる。このとき、壁面とサイドウォー
ル10の凹凸パターン14との間で摩擦部位が発生し、この
摩擦部位が左前輪5の回転に従って変位していくこと
で、左前輪5が上昇していくのである。
【0021】脱輪回復マットの案内条(又は溝)に相当す
るものが、サイドウォールに形成した凹凸パターンのデ
ザインである。本発明のサイドウォールの凹凸パターン
は、脱輪回復マットのように方向性を問わないデザイン
が好ましく、トレッドにおけるものと異なり、細かなも
のでなくてもよい。また、摩擦力の発生のみを考えれ
ば、特に凹凸パターンである必要はなく、記述した摩擦
力発生面の例のように、砂等を混入した粗雑面や側溝の
壁面との摩擦係数の高い素材からなる面をサイドウォー
ルに形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明により、人手を借りず、また業者
に頼ることなく、自動車が自力で脱輪を回復できるよう
になる。脱輪回復マットは安価に製造でき、自動車の車
内の床敷きマットとして利用しながら常に携行可能で、
脱輪時、この脱輪回復マットを脱輪した車輪に対して自
動車の進行方向に配設して自動車を前進又は後退させる
だけでよい。また、例えば同じ側の前後輪が共に脱輪し
た場合、それぞれに対して摩擦力発生手段を配設すれ
ば、自動車は自力で脱輪を回復できる。従来は、前後輪
が脱輪すると自力での脱輪回復が不可能であったことを
考えれば、本発明による脱輪回復方法の優位性がはっき
りする。
【0023】脱輪回復タイヤは、タイヤ自身の構造強度
やデザイン性を高める効果もあり、当然常に携行してい
る状態にあるので脱輪に際しては特に作業を要せず、脱
輪後そのままハンドルを切りながら自動車を前進又は後
退させることで容易に脱輪を回復できる利点がある。こ
のように、本発明は簡単かつ安価な手段により、自動車
の自力による脱輪回復を可能にするのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱輪回復マットの斜視図である。
【図2】同脱輪回復マットの配設状態を表した一部破断
斜視図である。
【図3】脱輪回復マットを配設した状態における左前輪
の側面図である。
【図4】同状態の正面図である。
【図5】左前輪のタイヤを脱輪回復マットに押し付けな
がら自動車(図示せず)を前進させ始めた状態における側
面図である。
【図6】同状態の正面図である。
【図7】自動車を前進させて脱輪を回復した状態におけ
る左前輪の側面図である。
【図8】同状態の正面図である。
【図9】脱輪回復タイヤを装着した左前輪の斜視図であ
る。
【図10】同左前輪を有する自動車が脱輪した状態を表し
た一部破断斜視図である。
【図11】左前輪のタイヤを側溝の壁面に押し付けながら
自動車(図示せず)を前進させ始めた状態における側面図
である。
【図12】同状態の正面図である。
【符号の説明】 1 脱輪回復マット 2 摩擦力発生面 3 案内条 4 自動車 5 左前輪 6 ホイール 7 タイヤ 8 側溝 9 路面 10 サイドウォール 11 摩擦部位 12 新しい摩擦部位 13 脱輪回復タイヤ 14 凹凸パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図8】
【図10】
【図11】
【図12】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路脇の側溝等に脱落した自動車の車輪
    を路面上に復帰させる際に、車輪を構成するタイヤと側
    溝等との間へ該タイヤ及び側溝等双方に対して高い摩擦
    力を示す摩擦力発生手段を配設し、タイヤを前記摩擦力
    発生手段に押し付けるように自動車を前進又は後退させ
    て車輪を路面に乗り上げ、自力で車輪を路面上へ復帰さ
    せることを特徴とする自動車の脱輪回復方法。
  2. 【請求項2】 道路脇の側溝等に脱落した自動車の車輪
    を構成するタイヤと側溝等との間へ一時的に配設するマ
    ットで、タイヤ及び側溝等双方に対して高い摩擦力を示
    す摩擦力発生面を表裏面それぞれに形成したことを特徴
    とする自動車用脱輪回復マット。
  3. 【請求項3】 マットがゴム製であり、タイヤに対して
    高い摩擦力を発生させる摩擦力発生面が凹凸パターンで
    あることを特徴とする請求項2記載の自動車用脱輪回復
    マット。
  4. 【請求項4】 車輪を構成するタイヤのサイドウォール
    片面又は両面に、側溝等に対して高い摩擦力を生み出す
    凹凸パターンを形成したことを特徴とする自動車用脱輪
    回復タイヤ。
JP9279086A 1997-10-13 1997-10-13 自動車の脱輪回復方法と自動車用脱輪回復マット及びタイヤ Pending JPH11115697A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230162A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Toyo Tire & Rubber Co Ltd タイヤ加硫成型用金型及びそれにより製造された空気入りタイヤ
JP2009040391A (ja) * 2007-07-18 2009-02-26 Jtekt Corp 電気式動力舵取装置

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