JPH11114839A - 油圧エレベータのプランジャ研磨装置 - Google Patents

油圧エレベータのプランジャ研磨装置

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Publication number
JPH11114839A
JPH11114839A JP28565397A JP28565397A JPH11114839A JP H11114839 A JPH11114839 A JP H11114839A JP 28565397 A JP28565397 A JP 28565397A JP 28565397 A JP28565397 A JP 28565397A JP H11114839 A JPH11114839 A JP H11114839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
peripheral surface
outer peripheral
support frames
polishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28565397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Uenishi
真二 上西
Hisanori Maeda
壽則 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP28565397A priority Critical patent/JPH11114839A/ja
Publication of JPH11114839A publication Critical patent/JPH11114839A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の研磨装置は油圧ジャッキに固定した状
態で前記ジャッキを昇降させ研磨するものであったた
め、その昇降速度により研磨仕上げ精度にばらつきを生
じるという問題点があった。 【解決手段】 本発明によれば上記問題点を解決するた
め、研磨材46をプランジャ20の外周面に沿って回動
可能とするハンドル部47を備え、このハンドル部47
を操作することにより手作業にて研磨作業を行うように
研磨装置24を構成したため、精度の良い研磨を行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧エレベータの
プランジャ研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧エレベータの欠点の1つに乗かご内
に振動が生じ、乗り心地を悪化させるというものがあ
る。そしてこの振動の一要因としては、油圧エレベータ
の駆動源である油圧ジャッキのプランジャ外周面の仕上
げ精度が悪い点が挙げられる。
【0003】すなわち、プランジャ外周面の仕上げ精度
が悪いと、このプランジャの昇降摺動抵抗を受けるパッ
キンとの間にびびり振動が発生し、このびびり振動がエ
レベータの固有振動と共振することにより乗かごを大き
く振動させ、乗かご内の乗客に著しい不快感と不安感と
を与えていた。
【0004】よって従来では、前記びびり振動を防止す
るためプランジャ外周面を研磨し、その仕上げ精度を高
めるようにしていた。
【0005】なおその装置は、油圧ジャッキのシリンダ
上部にプランジャの周囲を覆うように円型の枠を固定
し、この枠の内周面に前記プランジャ外周面に当接する
研磨材を配設するものであった。
【0006】なお、このような研磨装置の一例として
は、特開昭60−146664号公報にその開示がみら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来技術
は、シリンダ上部にプランジャの周囲に当接する研磨材
を固定し、油圧ジャッキの昇降に応じてプランジャの外
周面を研磨していたため、油圧ジャッキの昇降速度に応
じて前記仕上げ精度にばらつきが生じ精度の良い研磨が
できないという問題点があった。
【0008】また、油圧ジャッキのグランド部に研磨装
置を固定して研磨作業を行うため、グランド部へ強固に
固定せねばならず、装置全体が大型で高価なものとなる
という問題点があった。
【0009】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡易な構成にて精度の良いプランジャ
外周面の研磨を可能とする油圧エレベータのプランジャ
研磨装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、シリンダとシリンダ内の作動油圧の変化によ
り昇降するプランジャとからなる油圧ジャッキと、この
油圧ジャッキにより駆動される乗かごとを備えた油圧エ
レベータのプランジャ研磨装置において、前記プランジ
ャ外径より微少寸法大きな内径を有し、二分割された支
持枠と、これらの支持枠を分割可能に連結する連結材
と、前記支持枠の内周に取付けられるとともに、前記プ
ランジャの外周面に当接する研磨材と、前記支持枠に取
付けられ前記プランジャに対し前記支持枠を回動可能と
するハンドル部とを備えて構成したことを特徴とする。
【0011】本発明は上記のようにプランジャ研磨装置
を構成したため、二分割した支持枠をそれぞれその内周
面がプランジャの外周面に当接するよう配設するととも
に、これら2つの支持枠を連結材にて連結し、ハンドル
部にてプランジャ外周面に沿って装置全体を回動させれ
ば、支持枠の内周面に配設した研磨材にてプランジャ外
周面を研磨することができる。
【0012】なお、この研磨作業は手作業にて行うため
ばらつきなく精度良く研磨することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図3を用いて説明する。
【0014】ここで図1は本発明の一実施形態である研
磨装置の設置状態を示す側断面図、図2は本発明の一実
施形態である研磨装置の設置状態を示す斜視図、図3は
本発明の一実施形態である研磨装置の設置する油圧エレ
ベータの全体構成図である。
【0015】まず本発明の一実施形態である研磨装置が
設置される油圧エレベータの全体構造を図3を用いて説
明する。
【0016】図に示すように油圧エレベータ10は、ピ
ット12内にシリンダ14が立設してあり、油送管16
を介して油圧ユニット18から作動油をシリンダ14内
に送ることができるようになっている。
【0017】またシリンダ14には、このシリンダ14
内の油圧の変化によりシリンダ14内を上下動するプラ
ンジャ20が設けられており、このプランジャ20とシ
リンダ14とで油圧ジャッキを構成している。
【0018】そして前記シリンダ14の上部にはこのシ
リンダ14内の作動油の漏洩を防止するグランド部22
が設けられている。
【0019】またプランジャ20の上端には、綱車26
が固定してあり、この綱車26に巻き掛けたロープ28
の両端には緩衝用のスプリング30、32が取付けてあ
る。
【0020】このロープ28に取り付けた一方のスプリ
ング30は、ピット12に設けたスプリング押さえ34
により上方への移動を抑制され、また他方のスプリング
32は乗かご36の下部に位置している。
【0021】次に本発明の一実施形態である研磨装置の
構成を図1及び図2を用いて説明する。
【0022】研磨装置24の構成は、図に示すように、
前記プランジャ20の外径寸法よりも微少寸法大きな内
径を有し、二分割可能に2つの部材41、42から形成
される支持枠と、これらの支持枠41、42を着脱可能
に連結するボルト43とナット44とからなる連結材4
5と、前記支持枠41、42の内周面に、前記プランジ
ャ20の外周面に当接可能に配設されるサンドペーパー
等からなる研磨材46と、前記支持枠41、42に取り
付けられるハンドル部47とを備えて構成されている。
【0023】次にこの研磨装置24を用いたプランジャ
20の研磨作業について説明する。
【0024】まず、前記支持枠41、42を、その内周
に配設した研磨材46がプランジャ20の外周に当接す
るように配置し、この状態で支持枠41、42を連結材
45にて連結する。
【0025】そして図示しない作業員がハンドル部47
を持ち、研磨装置24全体をプランジャ20の外周に沿
って回動させれば、前記支持枠41、42の内周に配設
した研磨材46にてプランジャ20外周面を研磨するこ
とができる。
【0026】本実施形態によれば、以上のように手作業
にてプランジャ外周面の研磨作業が可能であるため微妙
な力加減を行うことができ、精度の良い研磨ができる。
【0027】また、同様に手作業にて研磨作業を行うた
め装置全体を必要最低限の部材数で、低コストで形成す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば以上のように構成したた
め、簡易な構成にて精度の良いプランジャ外周面の研磨
を可能とする油圧エレベータのプランジャ研磨装置を提
供するにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である研磨装置の設置状態
を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施形態である研磨装置の設置状態
を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態である研磨装置の設置する
油圧エレベータの全体構成図である。
【符号の説明】
14 シリンダ 20 プランジャ 24 プランジャ研磨装置 41、42 支持枠 45 連結材 46 研磨材 47 ハンドル部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダとシリンダ内の作動油圧の変化
    により昇降するプランジャとからなる油圧ジャッキと、
    この油圧ジャッキにより駆動される乗かごとを備えた油
    圧エレベータのプランジャ研磨装置において、 前記プランジャ外径より微少寸法大きな内径を有し、二
    分割された支持枠と、これらの支持枠を分割可能に連結
    する連結材と、前記支持枠の内周に取付けられるととも
    に、前記プランジャの外周面に当接する研磨材と、前記
    支持枠に取付けられ前記プランジャに対し前記支持枠を
    回動可能とするハンドル部とを備えて構成したことを特
    徴とする油圧エレベータのプランジャ研磨装置。
JP28565397A 1997-10-17 1997-10-17 油圧エレベータのプランジャ研磨装置 Pending JPH11114839A (ja)

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JP28565397A JPH11114839A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 油圧エレベータのプランジャ研磨装置

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JP28565397A JPH11114839A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 油圧エレベータのプランジャ研磨装置

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JPH11114839A true JPH11114839A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17694330

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JP28565397A Pending JPH11114839A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 油圧エレベータのプランジャ研磨装置

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