JPH11114113A - ゴルフパターヘッド - Google Patents
ゴルフパターヘッドInfo
- Publication number
- JPH11114113A JPH11114113A JP9303729A JP30372997A JPH11114113A JP H11114113 A JPH11114113 A JP H11114113A JP 9303729 A JP9303729 A JP 9303729A JP 30372997 A JP30372997 A JP 30372997A JP H11114113 A JPH11114113 A JP H11114113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- main body
- center
- weight
- head main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Golf Clubs (AREA)
Abstract
向性も優れたものとする。 【解決手段】 ボールBをヒットするフェース面2を有
するヘッド本体1にウェイト10を設けたゴルフパター
ヘッドにおいて、ウェイト10の容積の大半がフェース
面2の中心Oを通る水平面Hの上方に配分され、ウェイ
ト10の形成材料の比重がヘッド本体1の形成材料の比
重よりも高くヘッド全体の高重心化を図った。
Description
生のグリーン上にあるボールを打って転動させカップに
入れる際に用いられるゴルフパターのヘッドの構造に関
する。
で安定したストロークが行えるようにするために、一般
にパターのヘッド本体(ホーゼル部を除く)の重心は、
打撃面となるフェース面に対して低い位置に設定されて
いた。特に、グリーンの芝生が短く地盤が固くて球足の
速い場合には、ヘッド本体のソール面側に重心があるパ
タークラブを時計の振り子状にストロークして打球する
ことで、正確なパッティングが容易にできるとされてい
る。
な従来の低重心パターでは、パッティング(ヘッドのフ
ェース面でボールを打って転動させること)の際に、振
り子状にストロークされたヘッドのフェース面はボール
の中心よりやや下方を打撃し勝ちであり、またボールに
当接したフェース面の下方に重心が存在してストローク
によるエネルギーはボールの中心より下側に加えられる
傾向となる。この結果、ボールは前方への転がりを一瞬
抑制された状態でグリーン上を滑動するように押し出さ
れるので、パッティング初期において芝生面から大きな
制動力を受け易くボールの転動距離が短くなる(即ち、
球足が伸びない)傾向がある。また、極端な場合には、
パッティングによってボールが小さく飛びはねてボール
の到達距離と方向性を狂わす惧れがあった。
ところは、球足の伸びが良く、しかも打球の方向性に優
れるゴルフパターヘッドを提供することである。
めこの発明は、ボールをヒットするフェース面を有する
ヘッド本体にウェイトを設けたゴルフパターヘッドにお
いて、ウェイトの容積の大半がフェース面の中心を通る
水平面の上方に配分され、ウェイトの形成材料の比重が
ヘッド本体の形成材料の比重よりも高くヘッド全体の高
重心化が図られたものである。
図面を参照にして説明する。
ッド本体1の正面図であり、このヘッド本体1はトウ3
とヒール4に重量を多く配分した所謂ピンタイプと呼ば
れるものである。ヘッド本体1のトウ3側及びヒール4
側の上方に比重の大きい(約19.0)タングステン合
金からなる、角柱状のウェイト10が配置されている。
ヘッド本体1は、長さ115mm、幅28mm、高さ(フェ
ース面高さ)25mmのもので、形成材料は銅合金で比重
8.0である。前記ウェイト10は、長さ20×幅7mm
×高さ10mmの角柱が、ソール面5から10.5mmの高
さで、しかも、図2の平面図に示す如く、ヒール3及び
トウ4側に偏在されている。ウェイト10の容積の大半
はフェース面2の中心Oを通る水平面Hの上方に配分さ
れることとなる。また、ヘッド本体1の上部にはシャフ
ト挿入用のホーゼル6を設けてある。
例のヘッドから成るゴルフパターを用いて、一般ゴルフ
ァー3名による試打を実施した。比較例のゴルフパター
としては、従来品のようにウェイト10を取付けずその
他の寸度・材質を前記実施例と同一としたものを使用し
た。結果は、フィーリング評価で、球足の伸びと方向性
において、実施例のパターが比較例のパターより良好と
判定され、本発明の効果が実証された。上記の結果は、
実施例ではヘッドの上方にウェイト10が付設されてい
るので比較例の従来品より高重心となって、ボールを打
った際にバックスピンが減少し、グリーン上での滑動が
抑制されて、ボールのオーバスピン(ボール進行方向の
回転)が早期に開始されるためと思考される。また、前
記ウェイト10がヘッド本体1のヒール4側とトウ3側
に配置されているのでヘッド本体1の長さ方向でフェー
ス面2の芯が外れてボールBが打撃された場合にも、タ
ーゲット方向に対しフェース面2がスクエアに保たれて
正確なパッティングがなされる。
の実施例では、ヘッド本体1の幅方向の断面が逆三角形
型とされている。この結果、ヘッド本体1の高位置に配
置されたウェイト10の作用・効果に加えて、ヘッド本
体1自体が上下の容積配分の結果によって高重心化され
ているために、前記ウェイト10と同様な効果が追加さ
れる。
ド本体1を形成する材料を銅合金、ウェイト10を形成
する材料をタングステン合金としたが、ステンレス、ア
ルミニウムやその合金、ニッケル、軟鉄などの材料も使
用でき、比重の大小は、ヘッド本体<ウェイト、の関係
にあればよい。また、フェース面2に非金属材料を埋設
することもできる。さらに、各実施例ではウェイト10
をヘッド本体1に上面を残して埋設したが、ヘッド本体
1のヒール4側とトウ3側の両側面や上面に嵌合などの
手段で設けることもできる。さらにまた、ヘッド本体1
の形状も図示する実施例に示す以外のL型、カマボコ型
などにすることができる。
ば、ヘッド本体よりも高比重のウェイトが、その容積の
大半がフェース面の中心を通る水平面の上方に配設され
てヘッド本体に設けられ、ヘッド本体が高重心化される
ので、球足の伸びが良くなり、また打撃直後のボールの
跳ね上がりが発生せず転動方向に狂いの少ない方向性に
優れたパッティングが可能となる。
なるウェイトをヘッド本体のトウ側及びヒール側に配置
したものにあっては、ヘッド本体が高重心化されると共
に、ヘッド本体のトウ側及びヒール側の慣性モーメント
が大きくなる。この結果、パッティングでボールを打撃
した際、フェース面の芯(中心)を多少外した場合で
も、フェース面のターゲット方向に対する角度(正常
時、直角)の歪みが起こり難く、前述の効果に加えて、
方向性、到達距離共に正確度が一段と向上する。
フボールに対して、パッティング時パターをストローク
する際には、ヘッド本体のソール面が芝生面と接触しな
いように、芝生面とソール面との間には経験的に約5mm
程度の間隔(図4参照)が必要とされる。従って、ソー
ル面よりゴルフボールの半径(21.5mm)−前記間隔
(5mm)≒16mm以上の高さに前記ウェイトが配置され
たものにあっては、前記ウェイトは常にボールの中心よ
り上方に配置されることとなり、前述の高重心化の作用
と効果を確実に実現することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボールをヒットするフェース面を有する
ヘッド本体にウェイトを設けたゴルフパターヘッドにお
いて、 ウェイトの容積の大半がフェース面の中心を通る水平面
の上方に配分され、 ウェイトの形成材料の比重がヘッド本体の形成材料の比
重よりも高くヘッド全体の高重心化が図られたことを特
徴とするゴルフパターヘッド。 - 【請求項2】 前記ウェイトがヘッド本体のトウ側及び
ヒール側に配置されていることを特徴とする請求項1に
記載のゴルフパターヘッド。 - 【請求項3】 前記ウェイトがソール面より16mm以上
の高さに配置されていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のゴルフパターヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9303729A JPH11114113A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ゴルフパターヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9303729A JPH11114113A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ゴルフパターヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114113A true JPH11114113A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17924575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9303729A Pending JPH11114113A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ゴルフパターヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114113A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008543375A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-12-04 | ルイス ペドラザ | ゴルフクラブ |
JP2012523912A (ja) * | 2009-04-15 | 2012-10-11 | ナイキ インターナショナル リミテッド | 複数のフェースインサートを有するゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置 |
JP2014018211A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Hitoshi Saito | ゴルフクラブヘッド |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9303729A patent/JPH11114113A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008543375A (ja) * | 2005-06-10 | 2008-12-04 | ルイス ペドラザ | ゴルフクラブ |
KR101246111B1 (ko) | 2005-06-10 | 2013-03-20 | 루이스 페드라자 | 골프클럽 |
JP2012523912A (ja) * | 2009-04-15 | 2012-10-11 | ナイキ インターナショナル リミテッド | 複数のフェースインサートを有するゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置 |
JP2014018211A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Hitoshi Saito | ゴルフクラブヘッド |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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